インドシナニュース

ベトナム:ハノイでクラフトフェア2017を開催

119日から13日にかけて、ハノイでベトナムクラフトフェア2017CraftViet)が開催される。

このイベントには24省・都市から250のブースが出展し、Chu DauBat Trangの陶器、Dong Hoの絵画と刺繍織物など、代表的な工芸品を展示する。

このフェアは手工芸事業を拡張するための投資誘致、文化ツーリズムや農村交易の振興、手工芸の保全・開発、新たな農村振興政策に基づく国のアイデンティティの確立などを目的として開催される。

加えて、貿易促進、工芸産品の市場拡大と付加価値向上も目的としている。

今年のフェアにはベトナムの茶産地も出展する。北部タイグエン省、ソンラ省の著名な茶生産者や加工業者が参加し、最上級のお茶とともに、お茶を楽しむ文化も紹介する。

ベトナム農業貿易振興センターのDao Van Hoセンター長は、不正を防ぎ、出展製品の水準を確保するために、フェアの実施委員会は出店者に品質確保を求めていると述べた。

加えて、実施委員会は農業・農村開発省や各地の品質管理機関に協力を求め、出展製品の品質管理を行うことを予定している。

農業・農村開発省が企画したこのフェアはハノイ市のCau GiayHoang Quoc Viet通りNo.489 Exhibition Fair, Economic Transaction and Commercial Areaで開催される。



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最終更新:2017年11月03日12:03

ベトナム:警察がカイ・シルクの『中国製』スキャンダル調査に乗り出す

一流シルクブランドの高級『ベトナム製』スカーフの半分が、実は中国製であった事が発覚し、ベトナムのシルク産業を大きく揺り動かしているスキャンダルについて、警察が調査に乗り出す見通しだ。

月曜に開かれた極秘会議を受け、商工省は本案件の書類をハノイ警察の刑事警察部門に引き渡す様命令したことを、公式ホームページ上で発表した。その後、全ての書類は警察に送付された。



タグの取り外しか

一流ベトナムシルクブランドであるカイ・シルクのスカーフの一つに『中国製』・『ベトナム製』の二つのラベルがつけられていることが発覚し、産地偽装の疑いが生まれたことが先週のニュースで大体的に取り上げられた。

フェイスブックユーザーのDang Nhu Quynh氏によると、当該のスカーフは彼女の兄弟がカイ・シルクに注文した1つ64万4000ベトナム・ドン(28米ドル)のスカーフ60点のうちの一つであったという。

Quynh氏の最新の情報では、残りの『ベトナム製』スカーフにも『中国製』のタグが切り離された跡が残っていると説明されている。

ブランドのオーナーであるHoang Khai氏はそれを受け、同社のシルクスカーフの50%が中国製であり、ベトナム製を装って販売されていたと告白している。

ハノイの市場監視局が日曜日に発表した報告書によると、シルクスカーフの供給が需要に追いつかなかったため、カイ・シルクの店舗従業員がいつからともなくタグを変えていたという。

ホアンキエム地区のハンガイ通り113番にあるショップはNguyen Thi Thu Ngaの名で登録されており、ホアンキエム当局の事業許可を受けている。

先週末以降、ハノイ店及びホーチミン市にある2店舗は店を閉めている。

商工省のTran Tuan Anh大臣はハノイ警察に対し、Nga氏のビジネスに違反がなかったかを調査する様命じている。

捜査グループには警察、税関、税務署員などが参加し、カイ・シルク製品に対する徹底的な調査が行われるという。

Anh大臣はハノイとホーチミン市の人民委員会に対し、各所でのカイ・シルクの活動を詳しく調査するよう要請した。

商工省のChu Xuan Kien副大臣によると、ハンガイ通り113番のカイショップの代表はNga氏であるという。

最終的な調査は管轄官庁が引き継ぐため、ハノイの市場監視役の報告書がカバーするのは初期成果のみであると役員は述べた。



信頼性の低い報告書

ホーチミン市に拠点を置くLP繊維カンパニーのV.A.営業部長によると、市場調査期間の報告書は信頼性が低く、容認することはできないという。

プロトコールに従えば、店舗で販売される全ての商品と収益は日々会社に報告されなければならないとA氏は述べた。

需要が高まった場合、店舗マネージャーは追加商品を供給するよう本社に連絡し、全ての商品がどこから供給されているのかをチェックしなければならない。

カイ・シルクの元パートナーによると、カイ氏はブランドオーナーとして、店舗経営のすべての段階を監督し、従業員による偽装が起こることを防がなければならないという。

こうすることにより企業の不正行為を軽減することができるだろうと元共同経営者は述べた。

ベトナム国際仲裁センターのTran Huu Huynh所長は、どんな場合であってもビジネスオーナーが全ての責任を負わなければならないとも付け加えた。

1990年代後半の発売開始以降、カイ・シルクスカーフはベトナム人富裕層や外国人観光客に人気がある高級製品と位置付けられている。

カイ・シルクでは財布、バッグ、ネクタイ、その他衣料品アイテムも取り扱っている。



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最終更新:2017年11月03日06:00

ベトナム:繊維・縫製産業への投資プロジェクトは再開、しかし新たな問題も

環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)からの米国の離脱を受けて一時的に延期されていた紡績、織物、染色等の複数のプロジェクトが再開した。しかし、繊維・縫製産業にはまだ困難も残る。

ロンアン省のTan Duc工業団地で染色・織物工場を操業するブルネイ資本のTrillions Enterpriseは、工業団地に対し事業拡張用地として5ヘクタールを申請した。

韓国のLong Thai Tu Yarnはドンナイ省のLong Khanh工業団地で5000万米ドルを投じて工場を拡張することを決定した。

ビンズン省では台湾のFar Eastern48580万米ドルの資本追加を行い、操業開始から2年でBau Bang工業団地への総投資額は76000万米ドルとなった。

Far Eastern Groupの代表者は、2015年に開始したベトナムへの投資はTPPによる便益を見越してのものであったと認める。しかし、米国の離脱後も計画を変更しないという。

外国投資庁によると、Far Eastern のプロジェクトは2017年の1月から8月までに投資許可が下りた案件のうち最大規模の5案件のひとつであるという。

3年前とは異なり、今年は繊維・縫製産業の大型海外直接投資案件は多くはない。しかし、既存事業は規模を拡大しつつある。

ベトナム企業も投資を拡大させつつある。Bao Minh Textileはナムディン省で高級衣料品製造工場の建設に7500万米ドルを投資した。20183月の操業開始を予定している。

ベトナム繊維協会(Vitas)のVu Duc Giang会長によると、繊維・縫製産業での今年のこれまでの投資額は20億米ドルであった。現在、企業は関税の完全撤廃を期待してはいないが、ベトナムが世界的規模の縫製輸出国であることに変わりはない。

今年1月から7月までの繊維・縫製輸出額は前年同期比9.94%増の170億米ドルに達する。

原材料輸入が18.76%増加し、111億米ドルに達していることを考慮すると、2017年の総輸出額は目標額の300億米ドルを上回る可能性があると繊維アパレル協会は予測している。

また、TPPに加え、ベトナムの繊維・縫製産業はEU、韓国や日本との自由貿易協定の恩恵も享受することができると繊維アパレル協会は指摘する。

現在、EUでのベトナムの市場シェアは3%にとどまることを考慮すると、今後輸出が増加する可能性がある。

商工省は海外市場でのベトナム製品に対する関税が高まりつつあると注意を促している。 インドではエラストマーフィラメント糸の関税が3545%に達する。

 

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最終更新:2017年11月02日12:03

ベトナム:香港ファッションショーでベトナム製品を紹介

ベトナム製品を購買する海外バイヤーの数が増えるに伴い、国内で生産される衣料品のサプライチェーンが急速に改善され、さらに多くの企業が自由貿易協定に参加するようになっている。

若くてスキルの高い労働力が利用できることもまた、海外バイヤーを惹きつける要因となっている、とホーチミン市投資貿易促進センター(ITPC)のPhm Thiết Hòa所長は、ベトナムニュース誌の最近のインタビューにおいて述べた。

Hòa所長は、香港で1027日から31日まで開催されたB2Bファッション・トレードショーについて言及した。ショーではアパレル関連企業から高級衣料品、織物、製品やサービスが展示された。

アパレル製品、繊維、ファッションアクセサリーおよび関連産業に従事する27のベトナム主要メーカーも、このGlobal Sources Fashion Showにおいて製品を紹介した。

ITPCはその使命の一環として、ホーチミン市のビジネスを支援し、ベトナムへの外国人投資を誘致するために、ベトナムの展示ブースのほとんどをサポートしている。

「ベトナムは、海外バイヤーにとってより魅力的なアパレル供給源になっています。台湾、香港、シンガポールなど、ますます多くの多国籍企業が、完成品だけでなく、繊維、織物、糸、プラスチック、印刷物やその他アクセサリーなどを調達しています。彼らはベトナムにおける生産能力を拡大し、税制優遇やその他メリットを享受するために生産拠点をベトナムに移そうとしています。」とHòaディレクターは述べた。

このファッションショーに先立ち、ITPCは香港のB2Bメディア企業であるGlobal Sources社と協力し、企業の専門性を高め、バイヤー・サプライヤー間のコミュニケーションを促進するための、効果的なB2B輸出マーケティングをテーマとしたワークショップを開催した。

Global Sources 社のVũ Ngc Khiêm代表は次のように述べた。「ITPCと協力し、ラベルやタグ、芯材から繊維、ファッションバッグ、帽子、キャップ、宝飾品まで、糸や織物、完成品のワンストップな調達プラットフォームを創設しました。これによりバイヤーは遠隔においても調達を行うことができます。」

Khiêm代表によると、ベトナムからの出展企業は生産能力を向上させてきており、市場を拡大して新しいビジネスパートナーを探し出すことによって、輸出を伸ばそうとしている。

ベトナム製のアパレル製品は中国サプライヤーの代替になり得るが、その高い価格競争力も重要なポイントだ、と彼は続けた。

「我々のトレードショーの目的は、バイヤーがその場で最高品質のベトナム製品を提供可能な輸出業者と出会い、商談を行うのを支援することです。」

「我々は多くの輸出注文がベトナムに向かっているのを目撃しましたが、これは中国が高付加価値産業にシフトしているからだけではなく、ベトナムのメーカーがFOB輸出における新たな能力を強化しており、もはやコスト優位性だけでなく製品の差別化と優れたサービスを通じてライバルと競争できるようになっているからです。」とKhiêm代表はベトナムニュース誌に対して述べた。

Khiêm代表によると、多くのベトナム製品がファッションパレードや新市場展示館で紹介された。

主要バイヤー、デザイナーや購買の専門家が読み、評価する信頼性の高いコラムの「Analysy's Choice」も、こうした製品の多くに注目したという。

ベトナム繊維公団(Vinatex)のPhm Minh Hươngディレクターは、次のように述べた。

VinatexGlobal SourcesB2B見本市に出展したのは3回目です。Vinatexでは少量から大量生産まで、幅広い生産規模の商品をバイヤーに提供することを目指しています。また、織物からニット製品まで、ワンストップでの商品供給を我々の開発したODMサービスとともに提供致します。」

「垂直統合された生産体制の下での当社の材料供給能力は、バイヤーに好印象を与えています。」と彼女は言った。「このトレードショーは、我々にとって新規顧客との協業やグローバルなトレンドをつかむ絶好の機会であるだけでなく、バイヤーがこの便利なイベントを通じて、ベトナムにある当社グループや他の技術力の高いメーカーについて学ぶチャンスでもあります。我々はショーの前に既に数人のバイヤーと直接会いましたが、商品供給についての議論をさらに深めるために再び会って話をする予定としています。」

4日間のトレードショーではベトナム、中国、韓国、インド、フィリピンから、1800ブースにおいてアクセサリー、織物、アパレル品が出展された。

このイベントは、米国、EU、香港、日本などの150の国や地域から12000人以上のバイヤーを迎えることとなった。

会場で行われるファッションパレードにおいては、トートバッグ、バッグ、ジュエリーなど、ベトナムで作られた多くの製品が紹介される。このトレードショーは、バイヤーがあらゆる種類のアパレル製品、繊維、ラベル、ブラカップやファッションアクセサリーなどを提供するベトナムのメーカーを見つけることができる、ユニークなワンストップの商談の場を提供している。

その他注目すべきとして、講演会プログラム、ファッションパレードやトレンドフォーラムなどがFashion Snoops社とPantone社によって開催された。

Global SourcesB2Bメディア企業であり、統合されたオンラインおよびオフラインサービスを使った大手の世界貿易促進企業である。ベトナムにおいてもGlobal Sourcesは、オフラインイベントを通じてバイヤーとサプライヤーのマッチングを支援している。



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最終更新:2017年11月01日06:01

ベトナム:ファッション・ウィークに国内外のデザイナーが参加

10月31日から11月3日にかけてハノイで開催されるベトナム・インターナショナル・ファッション・ウィーク(VIFW)では、デザイナーのNguyen Cong Tri氏がオープニングを務める。

実行委員を代表するMultimedia Company社のLe Thu Trang社長は先日、この情報が正しいということを認めたが、Tri氏のコレクション詳細についてはショー当日まで明らかにされないという。

Tri氏は5年間連続でVIFWのオープニングを務めており、2014年にはアジア・クチュール・フェデレーションに参加する初のベトナム人デザイナーとなった。彼の新コレクションは毎年、VIFWで暖かく迎えられている。

またTri氏は世界中のファッションイベントにも参加しており、今年、歌手のリアナやケイティ・ペリーがTri氏デザインの衣装で雑誌やステージに登場している。Tri氏の作品はベトナムのファッション業界を世界中で普及させる原動力であると考えられている。

今年のVIFWでは、レバノンのTony Ward、フランスのAtelier Chardon Savard Fashion Academy、コロンビアのJorge Duque、韓国のA.AV and D.gnakなど、国際的なファッションデザイナーが複数登場する予定だ。

Tri氏の他にベトナム・ファッションウィークに参加するベトナム人デザイナーは、Thuy Nguyen、Nguyen Tien Truyen、Le Ha(Canifaブランド)、May Cortazi(Eva De Eva)、Phoenix Vブランド、Sandy Doan(21six)、Hoang Quyen(Tiny Inkブランド)、Claret Giang Le、Cory Tranなどである。

VVIFW Fall/Winter 2017はベトナム国際コンベンション センターで開催される。

チャンティエンプラザ脇の歩道はベスト・オブ・ストリート・スタイルとして、モデルやファッショニスタがお気に入りの洋服を披露するキャットウォークになる。

プロジェクト・ランナウェイ・ベトナム2015の勝者であるTruyen氏は、材料処理に特に強みを持つ、若くクリエイティブなデザイナーとして知られている。

Truyen氏は「ユーザーフレンドリーで毎日の暮らしに取り込みやすい」デザインの既製服コレクションを発表する予定だ。このコレクションでは、クラシックなデザインに現代的な機能が取り込まれる。

「独立したデザイナーとしてファッションイベントに参加するのはこれが初めてとなります。」

「初めての経験ですが、キャリアアップのチャンスになると考えています。」と同氏は述べた。

 

代表作品

10月28日、国際コンベンションセンターではベトナムの有名ファッションブランドIvy Modaのデザイナーによるファッションショー『セルフ・ポートレイト』がVIFWに先立ち開催された。ショーのプロダクション・ディレクターPham Hoang Linh氏によると、秋冬コレクションとして80のデザインが発表されたという。

ショーには、Kikki Le、ミス・ベトナム2014のKy Duyen、ベトナム・ネクスト・トップ・モデル2011の勝者Hoang Thuy、ザ・フェイス2016コンテストの勝者Phi Phuong Anh、女優Hoang Thuy Linhなどのトップモデルが参加した。またべトナム・ネクスト・トップ・モデルの審査員やモデルのThanh Hang、Xuan Lan、Vo Hoang Yenなどもイベントに出席した。

デザインには木の葉柄などの芸術的なものが含まれるが、着やすいものになっている。

本イベントには、Marchesa、Roberto Cavalli、Ralph Russo、Zuhair Muradなどの有名ブランドともコラボレーションしているイラストレーターEris Tran氏が協力している。また同氏は、サッカー選手メッシーの妻のウェディングドレスを製作するデザイナーにも参加した。

Ivy ModaのLe Ngoc Linh氏は、今年のコレクションでは人々が衣服を通じて自らのパーソナリティーを強調できるようにしたいと語った。

「私たちのファッションショーを通じて、全てのお客様が今シーズンのトレンドを知り、自分にあったデザインを選べるようにしたいのです。」

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最終更新:2017年10月31日11:54

ベトナム:カイ・シルク、中国製スカーフを国産製として偽装販売していたことを認める

「中国製」「ベトナム製」、2つのタグを持つカイ・シルク製品が見つかる

ベトナムの高級シルクブランド、カイ・シルクのオーナーが、同社製品の半分は中国で生産されており、ベトナム製を装って販売されていることを認めた。

同社の売り出すスカーフの一つに「中国製」「ベトナム製」と、2つのタグがつけられていることが先週初めに発覚して以降、ベトナムのソーシャルメディアではカイ・シルクのスカーフが注目トピックになっている。

発覚以降、カイ・シルクに批判を持つ者達は、同社が中国製品に紛らわしいラベルをつけることで、顧客を故意に騙していると申し立てている。

1990年代後半の発売開始以降、カイ・シルクスカーフはベトナム人富裕層や外国人観光客に人気がある高級製品と位置付けられている。

カイ・シルク製品の中には、1点200万ベトナムドン(88米ドル)以上の価格で販売されているものもある。

ブランドのオーナーであるHoang Khai氏は25日の遅くまで沈黙を保っていたが、「青年(Thanh Nien)」紙のインタビューで不正表示の疑惑が真実であることを認めた。

Khai氏はさらに、同社のシルクスカーフの少なくとも50%が中国製品であり、50%が国内で生産されていることも明かした。

しかしながら、同社製品は全てベトナム製として広告・販売されている。

 

ラベルのすり替え

カイ・シルクの製品に2つのラベルがつけられているという話は、ベトナム人フェイスブックユーザーのDang Nhu Quynh氏によって10月23日に初めて報じられた。

Quynh氏によると、彼女の兄弟がベトナムシルクのスカーフを60点、贈答品としてハンガイ通りにあるカイ・シルクのハノイ本店にて購入しようとしたという。 スカーフ一点あたりの値段は64万4000ベトナムドン(28米ドル)であった。

10月17日に商品が配送された際、購入者は商品の一つに「中国製」「ベトナム製」と2つのラベルがつけられていることを発見したという。

「その他59点のスカーフでは「中国製」のラベルがぞんざいに取り除かれ、「ベトナム製」のラベルが付け加えられたことが明白でした。」とQuynh氏は書き記した。

購入者は本件を記録に残すことを希望し、後にカイ・シルク社に対し正式に苦情を訴えたという。

Quynh氏の投稿詳細によると、同社の返答は、スカーフ60点は全て「シルク100%」で作られているというものであった。

カイ・シルクハノイ店のTran Van Cuong店長は、60点の注文に対して店側では商品を59点しか確保することができず、「別口の顧客向けに発送予定の生産途中のスカーフをよく確かめることなく同梱した。」と説明している。

Cuong氏の説明によると、問題のスカーフは香港の顧客向けに配送予定の350商品の注文の一つであり、顧客の希望で「中国製」のラベルがつけられていたという。

Quynh氏はカイ・シルクの返答にコメントすることは避け、記事を読んだ人たちに判断を任せると投稿した。

Quynh氏の投稿は拡散され、26日の朝までに「いいね」が1100つけられ、125回シェアされている。

カイ・シルク社は同氏に投稿の削除を求めたが、同氏はその訴えを退けたと「青年(Thanh Nien)」紙に対し語った。

 

沈黙を破ったブランドオーナーHoang Khai氏

カイ・シルクの社長で不動産王でもあるHoang Khai氏は、同紙とのインタビューで、「当社の製品のポジショニングが不明確なことをお客様に謝りたい」と語った。

1990年代、ベトナムのシルク部門が下降気味になった際に、ベトナム製と見間違うような見事な製品を中国市場から仕入れることを余儀なくされたという。

Khai氏はそれが一般的なやり方であると確信していたと説明し、ZaraやH&Mなどのブランドも中国から製品を仕入れ、世界中の顧客に対し同社製品として販売していると訴えた。

商品の品質が保証されてさえいれば、この方法は倫理に適っていると同氏は述べた。

そのため、カイ・シルクの店舗在庫の最大50%が依然として中国からの輸入製品であることをKhai氏は同紙に対し明かした。

Khai氏は現在ホーチミン市に拠点を置いており、ハノイで別の事業者が運営を行っているカイ・シルクについては、彼には監督の責任がないという。

カイ・シルク・グループは不動産やレストラン、貿易センターなどに事業を拡大しているため、シルク事業については注意を怠っていたと同氏は認めた。

また同氏は、この問題の根源として、店舗で中国製品とベトナム製品を分けていなかったことにもあるとした。

「中国製の商品を全てリコールし、ブランドを強化して製品管理のシステムを改善します。」

「リコール後は、他の大手ブランドと同様に商品ごとにラベルをつけることをお約束します。」

この「二重ラベル」のスキャンダルがブランドの評判に大きな影響を与えていることを認識し、「支払わなければならない代償です。」とKhai氏は述べた。

「変われるよう努力し、お客様の信頼を取り戻します。」と同氏は語った。

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最終更新:2017年10月31日06:02

ベトナム:アパレル付属資材業者らが技術革新を披露

1027日にHCM市で開催された「トリムテクノロジーデー」には、400人以上の繊維・アパレル産業の業者、実務担当者、マーチャンダイザーらが参加した。

このイベントは、Avery DennisionGunzetalFreudenbergVilene Internationalという付属資材サプライヤー3社がベトナムで初めて開催した。 その目的は、小売業者、ブランド所有者、アパレルバイヤーおよび工場からの専門家のためのネットワーキングを促進するためのプラットフォームを提供することだった。

アパレル製品の付属資材に焦点を当てた一連のセミナーや展示会を開催した。

技術開発とファッショントレンドにおける最新の創造性と革新性、技術ノウハウ、品質、性能、付属資材の機能が紹介された。

このイベントはこれまで、香港で12回、中国で7回、米国で1回、台湾で1回開催されている。

将来、トリムテクノロジーデーの成果は新興市場を探求し、業界に新たな洞察力とインスピレーションをもたらすだろう。



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最終更新:2017年10月30日12:01

ベトナム:アパレル産業は新しい糸を紡ぐべき

ベトナムの繊維・アパレル業界において原材料や補助材料を輸入に頼り続けていることが、国が締結した数々の自由貿易協定の恩恵を享受するのに障害となるだろう、と業界関係者は述べた。

またそのことは、業界の競争優位性を妨げる要因となると続けた。

商工省(MoIT)の2016年報告書によると、昨年はアパレル産業で使用される綿の99%に当たる103万トン、約17億米ドル相当が輸入されており、前年比数量で2%、価格で2.5%も増加した。

2016年の糸輸入高も、数量は8.8%増の86100トン、金額は5.9%増の16億米ドルとなった。また生地の輸入は、前年比で3.2%増の105億米ドルにも達した。

 

弱い国内供給能力

現在ベトナムでは国内の綿花需要量の0.3%、糸需要の40%しか供給できないため、残りは主に米国、中国、台湾から輸入されている。

逆説的なことであるが、ベトナムのアパレル産業は、国内糸生産量140万トンのうち70%以上を輸出する一方で、中国、韓国、台湾から年間約10万トンもの高品質繊維を輸入している。

MoITによると、業界では毎年繊維・アパレル輸出によって何百億米ドルも稼ぐものの、原材料の輸入に稼ぎの半分以上を費やしているため、その利益はわずか20億米ドル以下にしか過ぎないという。

MoITのポータルサイトにおいて輸出入局のTrn Thanh Hi副局長は、アパレル産業が国内生産した原材料や補助材料ではなく輸入に依存しているため、ベトナムの国際競争力と付加価値が大幅に削がれていると指摘した。

国内の繊維会社では毎年約28億メートル相当の生地を生産しており、国内総需要の30%を満たすが、ベトナムではなおも年間61億メートルについて、環太平洋戦略的経済連携協定、EU・ベトナム自由貿易協定、日本・ベトナム経済連携協定のような主要なFTAに参加していない国からも輸入しなければならない。

補助材料についても、ミシン糸、綿シート、ボタン、ジッパー、包装ラベルなどの生産設備はベトナムにあるものの、国内需要を満たせる品質のものはほとんどないため、大量に輸入する必要があるという。

ベトナム繊維協会(VITAS)の2016年報告書によると、アパレル業界はサプライチェーンの中で最も付加価値の低いセグメントとして位置付けられており、輸出の70%は外国企業の一部業務の下請作業、20%は完成品の直接販売、2.9%が自社デザインによる製品販売、そしてわずか1%がオリジナルブランドでの販売となっている。

 

中間工程作業に甘んじる

ベトナム綿紡績協会(VCOSA)会長のNguyn Văn Tun会長は、2016年ホーチミン市で開催されたベトナム繊維サミットにおいて、ベトナムのアパレル産業は例えば糸や最終製品の生産といった生産性が高い工程の中間部分につなぎ止められており、織物やその他の素材の生産は衰えつつあると述べた。

業界の年間成長率を約8%とすると、2025年までに必要な繊維は180億メートルに倍増することになるが、国内生産に対する投資をしなければ、ベトナムはその内の150億メートルを輸入せざるを得ないだろうとTun会長は述べた。

彼はまた、ベトナムでは750万の紡錘によって糸の年間生産量は約130万トンあるが、そのうち80万トン以上が中国、トルコの2大市場に輸出されていると指摘した。

 

窮地に陥る産業

さらに悪いことに、多くの国々ではベトナムからの貿易に対し、防衛措置を強化してきた。商工省(MoITによると、2007年以降ベトナムの糸や撚糸の輸出についてトルコ、EU、インド、ブラジルから7件の訴訟を受けており、そのうち5件のアンチダンピング、1件の補助金規定違反、1件のセーフガード措置となっている。

そのため、綿花価格がまだ比較的高いのもあって、ベトナム糸の約80%が中国に輸出されているが、この国は安定した市場ではない。ひとたび中国が倉庫にある1100万トンの綿を放出すると決定すれば、ベトナムのこの国における市場シェアは大幅に縮小するだろうと、ベトナム綿紡績協会(VCOSAは分析している。

 

サポート産業

一部の市場関係者は、ベトナムの繊維・アパレル産業は、サポート産業の発展を通じてその生産性と現地生産比率を継続的に高めることができるだろうと指摘した。

VITASVũ Đc Giang会長は数ヶ月前にベトナム通信社に対し、FTAは成長の原動力となるが、繊維・アパレル産業はそれに備えて行かなければならないと述べた。

Giang会長は、第4次産業革命が近づく中、国内企業は染色工程に投資し、堅実な人材育成戦略を実行し、国内での統合されたバリューチェーンの構築に重点を置くべきと提言した。

VinatexHoàng V Dũng副会長は、20178月のVinatexとベトナム石油・ガスグループの会合において、行政が繊維業界団体と協力して原材料や完成品の購買・生産プロセスにおける適切な方針を定めるべきだと述べた。

MoITによると、2017年上半期の繊維・衣料品の輸出額は、こうした問題にもかかわらず2016年同期比で11.3%増の1455000万米ドルに達したという。

しかし業界関係者は、上半期のような売上高の伸びは長くは続かないだろうと述べている。

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最終更新:2017年10月26日06:05

ベトナム:国内外のデザイナーを迎え国際ファッションウィーク秋冬2017を開催

国内外からおよそ20名のファッションデザイナーを迎え、ハノイのナショナルコンベンションセンターで10月31日から11月3日までベトナム国際ファッションウィーク秋冬2017が開催される。

Multimedia JSC Vietnamはハノイで10月17日、報道関係者を前にイベントの概要を発表した。

参加デザイナーと開催されるファッションショーのスケジュールも発表された。ベトナムからはCong Tri、Thuy Nguyen、Cory Tran、Canifa by Le Ha、Eva De Eva、I hate fasion、Phoenix – X、21six by Sandy Doan、Vu Thu Phuong、Thao Nguyen、Nguyen Tien Truyen、Hoang Quyen、Claret Giang Leが参加する。

外国人デザイナーはフランスのTony Ward、同じくフランスのAtelier Chardon Savard Fashion School、コロンビアのJorge Duque、韓国からはA.AV、D.gnakをはじめとする複数のブランドが参加する。

これらデザイナーの個性的で印象的なコレクションはベトナムの人気モデルにより発表される。今年秋冬のベトナムのファッションに新しい流行をもたらすことが期待されている。

加えて、ファッションショー直前にはハノイのTrang Tien Plaza Shopping Mallで「ベストストリートスタイル」と題されたイベントの開催が予定されている。

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最終更新:2017年10月25日12:02

ベトナム:韓国・京紡(Kyongbang) の繊維工場、移転は延期に

韓国の大手繊維メーカー京紡(Kyungbang.Co.,ltd.)はリベラル寄りの文在寅大統領の就任以降、人件費高騰への懸念から工場の移転を示唆していたが、その計画を無期限で延期することを決定した。

京紡幹部が16日、匿名でMaeil Business Newspaperの電話インタビューで語ったところによると、同社は韓国全羅南道光州市の工場をベトナムに移転する計画を延期することを決定した。

京紡のKim Joon 社長兼CEOは7月に光州工場の生産ラインの半分を2018年末までにベトナムへ移転するかもしれないと述べていた。

この発言は、大統領の主導による来年度最低賃金の16.4%の大幅な賃上げを政府が発表した後になされた。文大統領は選挙中に今後5年間で法定最低賃金を二桁引き上げ、1時間あたり1万ウォン(8.84ドル)とすることを公約している。

同社は光州工場の5万5000の紡績ラインの半数近い2万5000をベトナムに移転することを検討していた。2013年に創業を開始した京紡のベトナム工場では現在2万5000の紡績ラインがある。ベトナムは人件費、電気代が安価であることから韓国企業の間で評判が高い。ベトナムの人件費は韓国の10分の1、電気代は韓国の半分であるとされる。

京紡幹部は、最低賃金の上昇で移転を計画したわけではないと強調する。世界的な市場トレンドを詳細に調査したのちに最終的な決定を行うとしている。

京紡は人件費のみならず、原材料調達や輸送費などさまざまな要素を考慮し、海外移転を計画したと背景を知る関係者は話す。しかし、Kim社長の発言が最低賃金引き上げへの反発であるとの誤解を受けてしまった今、海外移転を進めるのは困難になったという。

Kim社長は自身の発言の影響を懸念し、8月に通商省で行われた会合で、賃金引き上げの部分のみ取り上げられるのはフェアではないと抗議した。Kim社長は声明を発表し、この計画は外国人労働者雇用に関する規制や工業用電気代の高騰をはじめとする数多くの要素を検討した結果作られたものであると強調した。

京紡(京城紡Kyung Sung Textile から改称)は1919年に創業した韓国初の上場企業である。同社の昨年の営業利益は連結ベースで434億ウォン、売上高は3774億ウォン、税抜後利益は295億ウォンであった。

京紡社株の17日の終値は13,950ウォンで前日からの動きはなかった。

 

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最終更新:2017年10月24日12:01

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