インドシナニュース

一部の大企業は第3四半期まで受注

    縫製業でも一部の企業は10月まで注文を持っているが、ベトナム繊維協会(Vitas)によれば、第3四半期まで注文を持っている企業は多くないという。

    サイゴン縫製商業生産株式会社(Garmex Saigon)取締役会副会長Nguyen An氏によれば、現在、Garmex Saigon社は2012年10月までの縫製品の注文を持っており、そのうち60%がアメリカ市場向け、40%がEU市場向けである。昨年来、同社では、欧州の人々が財布の紐を引き締める状況下で縫製注文が大きく減少してきたことから、アメリカ市場向けに集中してきた。

     An氏によれば、一般的に言って、アメリカ向けの縫製品輸出の状況は欧州向け輸出よりかなりいいとのことである。アメリカ市場への同社の輸出は、同国市場が上向き状況ではないにしても、まずまずなのは、同社が顧客に選ばれており、同社のジャケット類は、シャツやカジュアルパンツのような競争にそれほど晒されていないからだという。

     ThangLoi国際縫製会社取締役会会長Ngo Duc Hoa氏は、ThangLoi社は10月までの注文を持っており、大企業は、大方、注文の心配はいらないが、中小企業は非常に厳しい状況にあるという。

      ベトナム繊維業界の主要輸出市場であるアメリカ、EU、日本がいずれも厳しい市況にある。各国の住民は財布の紐を引き締め、在庫が減らず、そのため、繊維製品の追加の注文もわずかずつしか出てこない、とHoa氏は言う。

      そのため、上記のような10月まで注文を持っている企業は多くない。ベトナム繊維協会(Vitas)副会長兼総書記Dang Phuong Dung女史によれば、繊維業界の繁忙期である第2四半期までの注文は持っているにしても、第3四半期の注文まで持っている企業は多くない。Dung女史によれば、注文のあるなしは、それぞれの市場だけでなく、各企業の輸出品目にもよる。

      予想では、春夏注文は秋冬物に比べて注文数が少ないので、春夏物生産の年末まで、注文の状況は厳しくなる一方と見られる。加えて、その時期まで多くの国々の経済状況は引き続き悪化の一途の可能性もある。

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最終更新:2012年06月28日

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