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ベトナム:オンライン決済のブームが来るか(後)

(前編より)

 

オンライン決済の始まり

理想的には、Eコマースの台頭は現金には頼らず、オンライン決済とセットになることであるが、現実には必ずしもそうはならない。

ベトナムは依然として現金主義であると言われているが、スマートデバイスを使用した入金またはオンライン決済の使用率は、Visa消費者支払い方法調査によると、近隣諸国で91%と最も高くなっている。

「スマートデバイスが利用できるようになれば、消費者はその場で物事を要求できるようになり、それ以下のサービスは欠陥と見なされます」

Visaによると、接続性の向上と新しい支払い方法やフォームの要素が相まって商取引における消費者の経験を変えた。

Visaのコンタクトレス決済、Visa チェックアウト、Visa トークンサービスなど様々な支払いソリューションの導入により、ショッピングやタクシーの予約から、あらゆるレストランでの食事の注文や支払いまで、消費者の日常生活の仕方が変わった。

「これらの技術により、スマートフォンを使用していつでもどこでもスマートデバイスで支払い可能になり、消費者はよりシームレスで信頼性が高く安心な支払い方法を選べるようになった」とVisaは述べた。

一方、ベトナムのスタンダードチャータード銀行のリテールバンキング部門責任者Harmander Mahal 氏によれば、ベトナムのEコマース市場の拡大はオンライン決済の発展の道を切り開いているという。

「非常に高いスマートフォンおよびモバイル機器の普及と、1人当たりのソーシャルメディアでの滞在時間が東南アジアで最長な背景により推進されており、Eコマース/カード不介在(CNP)プラットフォームはベトナムにおけるオンライン決済の成長における最大のエンジンだと私は思います」とMahal氏は言った。

Mahal氏は、顧客がモバイル決済ソリューションを求めており、スタンダードチャータード銀行がこの分野で非常に積極的に活動していることから、英国の融資担当者はベトナムの顧客に魅力的な提供するために、LazadaTikiAgodaAdayroiShoppe.vnなどの主要Eコマース企業と提携している。

「当社は、グローバルネットワークを通じた国際的なEコマース企業と提携し、クレジットカードおよびデビットカード所有者に特化したEコマースの提案をしています」とMahal氏は述べた。 「現在、カード取引の50%以上がCNP取引であり、それは素晴らしい顧客体験を提供し、ビジネス成長を促進するのに役立ちます」

Mahal氏は、ベトナムの支払いビジネスの生態系は発行時と買収時の両方で加速ペースで発展しているとコメントした。

支払い方法やアプリが普及している一方で、世界的に何らかの統合が行われていると彼は「投資」紙に語る。「より速い相互運用可能なプラットフォームが規制当局によって推進されており、グローバルEMVCO QRコードの支払いがあり、オフラインおよびオンラインで使用可能なスキームベースの(Visa / Master)カード支払いがあります。ペイメントアプリは様々な用途に適用され、顧客体験を向上させています」

Mahal氏は小売の支払いに関して、革新はあらゆる場所で起こっていると指摘した。世界的に起こっている大きな変化の1つは、24時間365日の即時決済の国内P2P (通信を行うコンピュータがサーバを介さずに直接通信を行う方式)、P2M (個人からお店)、 B2B (企業間取引)、 B2C(企業から個人)決済などがあるが、自動化された決済機関(ACH)の早期化に伴い、銀行が国境を越えて送金するモードとしてインターナショナルACHを使用するため、国際決済がより迅速になる。

Mahal氏は、P2M決済を高速化できるため、コンタクトレス決済は拡大していると指摘した。

通過支払いはカードのような既存の支払い方法の閉ループからオープン標準へ移行し、英国とシンガポールの発展を模倣していくだろう。

OEMおよび巨大な国内ペイメント市場はモバイルペイメントを促進するために拡大されると見られている。

Mahal氏は、支払いシステムは目標達成手段であり、誰もが個人、企業、ビジネス間のより大きい生態系の一部として取引のシェアを望んでいる、と述べた。



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最終更新:2018年08月03日

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