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ベトナム:2018年の輸出目標を340億米ドルに設定

ベトナムの繊維・アパレル産業は、2018年の輸出額で対前年比10%増となる340億米ドルを目標としている。

VinatexLe Tien Truong社長によると、国内外の市場の厳しさにも関わらずこの目標が設定されたという。

ハノイで火曜日に開催された、Vinatexの生産・ビジネスの結果を報告する会議にて同氏は語った。繊維輸出諸国が世界の繊維市場で市場シェアの維持・拡大を計画している中、2018年、ベトナムの繊維・アパレル産業はより厳しい競争に直面するであろう。

国内の繊維・アパレル産業はアンチダンピング措置に慎重にならなければならないと同氏は述べた。

2018年に10%以上の成長を達成すべく、繊維・アパレル産業は労働者の生産性を高めるソリューションに注力しなければならないという。

ベトナムの繊維・アパレル産業は世界の繊維市場で良いポジションにあると同氏は述べた。

世界の主要バイヤーはベトナムを供給の中心地とみなしており、繊維製品の供給元としてベトナムを優先している。

「メンズ・レディーススーツの世界最大生産国はベトナムです」とTruong氏はVietnamplusに語った。

「さらに、ベトナムは加工だけであった生産方法をFOB(本船渡条件)とODM (自社オリジナルデザイン供給)に切り替えて行っています。現在、加工生産は30-35%のみにとどまっており、FOB55-60%、デザインから生産までを手がけるODM10%を占めています。」

加えて、繊維・アパレル産業の発展における安定性と持続可能性、そして効率性を高めるために、技術開発も継続していかなければならないと同氏は述べた。



2017年の輸出

昨年、繊維・アパレル産業の輸出額は対前年比10.23%増となる310億米ドルに達し、年初頭に設定した目標の300億米ドルを大きく上回った。

アメリカ、EU、日本、韓国などの主要市場は安定した成長を続け、中国、ロシア、カンボジアなどその他の市場でも飛躍的な進展があった。

2017年、韓国市場は日本市場に次ぐ第4位に浮上し、輸出額は27億米ドルに到達した。また中国向けの繊維・アパレル輸出は日本向けの輸出額と同じ32億米ドルに到達している。

一方Truong氏によると、国内の繊維・アパレル市場も対前年比10%増となっていると言う。

繊維・アパレル産業にとって、国内市場と輸出市場の成長バランスは従業員の雇用確保と事業発展の維持の上でも重要な点であると言う。



Vinatexの総収入の増加

2017年の総収入が対前年比10.7%増である455500億ベトナム・ドン(202000万米ドル)となる見込みであることをVinatexは会合中に報告した。

この内、国内の売り上げは総収入の22.8%を占める103900億ベトナム・ドンに達しており、2016年の売り上げよりも10.6%増加している。

同グループによると、2017年の税引前利益は14300億ベトナム・ドンに到達しているとう。

2018年、Vinatexは売り上げ目標を対前年比6.5%485000億ベトナム・ドン、 税引前利益の目標を14500億ベトナム・ドンに設定している。

なお首相の決定によると、今年同グループは部門売却にも乗り出す予定である。商工省はVinatexの株式の53.5%を保有しているが、今年中にこの投資からも撤退する見込みである。



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最終更新:2018年01月10日

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