インドシナニュース

バッグ輸出30%増に期待

中国からベトナムへとバッグ発注が移転していることから、2012年にはベトナムのバッグ輸出金額が25~30%増になると期待されている。

2010年・2011年と2年連続して、バッグ輸出金額は100億USD以上となった。2011年には、輸出金額130億USDとなり、2010年と比較すると33%増となった。2012年1月、バッグ・スーツケース各種輸出金額は1億2000万USD、2011年同期比14.2%増となった。

このような結果を得ることができたのは、これまで20年にわたり履物輸出生産を行ってきたThai Binhグループ(TBSグループ)は、1000万USDもの投資金をかけてBinh Duong省にバッグ生産工場を建設した。工場を建設する前、2011年にTBSグループは、アメリカの5大バッグメーカーであるCOACH社のバッグ製造を受託し、1000万USDの契約書を交わした。

TBSグループ会長兼代表取締役社長であるNguyen Duc Thuan氏は、「COACH社のパートナーとして、TBSグループでは、Binh Duong省Song Than工業団地に、デザインやサンプル部門を含める、工員3000名規模のバッグ生産工場建設のプロジェクトを証明することで、財政力を証明し、機械設備や社員能力の厳格な水準を満たす必要があった。その結果、2011年末にTBS グループは、COACH社アメリカへ2万点を輸出を果たした。」と話した。

2012年初旬、TBS グループは、COACH社とバッグ180万点輸出の契約書を交わし、5000万USD相当の生産を開始している。

TBS グループによると、1人あたりのバッグ生産の売上高は、履物生産よりも30~40%高くなっているという。(バッグ輸出平均単価30~50USD/点、履物20~25USD/足)

ベトナム革靴協会(Lefaso) 副会長Diep Thanh Kiet氏は、「中国からベトナムへと世界各国の輸入業者の発注は移動しており、今後ともバッグ輸出は上昇していくことが期待される」と話している。

Lefasoによると、中国でバッグを生産している有名なバッグ10ブランド中、50%以上のバッグ業者は、バッグ生産地をベトナムへと移動する予定があるという。ベトナム各企業は、生産設備に投資し、パートナーとなる輸入業者の技術開発の援助するなどの機会得ることができれば、バッグ輸出業界は今後さらに発展する。

2011年、ハノイ市の革製品会社は、輸出金額1000万USD以上と、ここ数年間バッグ輸出が最も上昇している。

Dinh Quang Bao氏によれば、「バッグ生産先は、著しく変化している。以前は、アメリカ、ヨーロッパ、南アメリカなどの主要国からの輸入は、中国からがほとんどであったが、近年は生産地がベトナムに移動している。各ベトナム企業は、この機会を逃さなければ、輸出金額を向上することができるだろう。」

このように市場が好調なのは、お客様がいるからである。しかし、原材料や付属の国内提供率20%程度でしかない点、デザインやパターン能力が不足している点などが、ベトナムのバッグ生産の足を引っ張っている。

Diep Thanh Kiet氏は、各主要な輸入業者が中国からベトナムへと発注を移動し、過去最高の輸出上昇機会を得るためには、「各ベトナム企業は、投資や対象となるお客様に応じ、自社の財力を見据える必要がある。」と話している。

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最終更新:2012年02月09日

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