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2011年の日本への繊維製品輸出状況や2012年の輸出期待

2011年:日本への繊維製品輸出金額、40%増・16億USD

  2011年は、ベトナム各企業にとって日本市場への輸出が好調であった年であり、その輸出品目の中には、繊維製品輸出がある。2011年初めに日本では地震・津波などの困難があったものの、ベトナムにおける日本市場への繊維製品輸出は非常に上昇した。統計資料によると、2011年ベトナムの日本への繊維製品輸出金額は、2010年同期比40%増・16億USD、ベトナムの繊維製品輸出総金額の12%を占めた。

  ベトナムの日本市場への主要輸出品目は、パンツ、ジャケット、Tシャツ、シャツ、バスタオルなどである。2011年各品目の輸出は、2010年と比較すると非常に上昇した。

  将来的にもこれら品目の日本市場への輸出需要が高まりつつあることを示し、バスタオルやパンツなどの輸出は継続的に増加するだろう。

 

年間別日本への繊維製品輸出金額(単位:100万USD)

 

 

  2011年のベトナムの日本への繊維製品輸出は、市場多様化・市場シェア拡大・輸出金額向上などが、ベトナム各企業を成功へと導いた。

理由

  ・ 各市場への繊維製品輸出上昇率は30%、その中で日本市場への上昇率は40%である。

  ・ アメリカへの繊維製品輸出上昇率はわずか14%である。2011年、第一世界の消費需要は非常に減少した。現在アメリカ経済は、リストラの減少と貿易財政赤字が縮小しており克服傾向にある。

    アメリカの失業手当受給者は、2011年4月から現在(11月)に至るまでで最も少なく38万8000人であった。

    10月、新規建設許可証申請数が増加した。また、最近4ヶ月間の中で、アメリカ消費者物価指数は0.1%減となった。

  ・ ベトナムにおける日本への繊維製品輸出割合は、10%から現在12%に増加した。アメリカへの繊維製品輸出割合は、ベトナムの繊維製品輸出総金額51%を占めており、前回60%と比較すると減少している。

予測

  2012年ベトナムの繊維製品輸出は、引き続き上昇する。理由は下記の通りである。

   - 2011年のベトナムの繊維製品輸出上昇速度は、引き続き繊維業界の市場シェアを拡大していく勢いがある。

  - ベトナムは、日本市場への繊維製品提供国第2位に位置し、市場シェア4.5%を占めている。(中国は82%を占めている)

  - 日本の経済発展は、徐々に増加傾向がある。日本の消費者物価指数は、ここ最近4ヶ月間で増加した。

  - 失業率は、8月4.8%から9月4.1%に減少した。

  - 予測では、工業生産は10月2.3%増、11月1.8%増になる見通しである。

    + ベトナム製品の品質・単価は、日本の消費者に適している。

    + 日本の各輸入業者は中国やインドから、ベトナムへオーダーを移動している。

      世界各国の経済危機下で、ベトナムの日本市場へ繊維製品輸出は引き続き上昇する。このことは、世界経済が回復後、ベトナムの繊維製品輸出上昇にとって非常に大切である。

    + ベトナム各企業は、為替優勢を利用している。USD通貨は、世界各国の主要通貨より下がっている。中でも、VNDとUSDは、継続して調整している。このことは、ベトナムの輸出競争力を高める。2011年初め、USDは円より6.93%減、VNDはUSDより7.7%減となった。

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最終更新:2011年12月24日

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