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ベトナム:脱中国依存を進め、インドとの関係を深化

ベトナムは中国経済への依存の軽減を望んでいるため、ベトナムの首相は今月末にインドの地に足を踏み入れる予定である。3ヶ月連続で政府高級レベルの訪問を実現することで、両国間のこれまでにない相互関係の強さを示している。

ベトナムのNguyen Tan Dung首相は10月28日にブッダガヤに到着し、その後正式に実質的会議に参加するためにニューデリーを訪問する予定である。

会議はPranab Mukherjee大統領が9月14日に4日間の国内訪問をしたちょうど1ヶ月後に行われる。8月にはSushma Swaraj外務大臣がインド政府としてベトナムとの最初の約束を交わした。

以前は防衛関係が両国にとって支配的なテーマであったが、今回の雰囲気は明らかに経済である。

関係者によると、ベトナム首相の訪問は原材料の調達でインドとの関係を作り、中国への依存度を減少させることに焦点を当てている。ベトナムがインドに対し特に目を向けているのは繊維部門である。

南シナ海の紛争をめぐる緊張がエスカレートして、ベトナムでは中国ビジネスを標的とした暴動が発生し、後にその損失の補償を行わざるを得なかった。中越間の貿易バランスは著しく不均衡で、ベトナムは特に伸長する繊維において原材料のほとんどを中国から輸入している。原糸や織物の50%が中国企業から輸入されているのは周知の事実である。

繊維製品は現在ベトナムにとって重要な輸出産業であり、ベトナムは経済に影響を与える可能性のある中国への依存度を弱めたいと考えている。

「ベトナムはポリエステル織物や糸のインドからの輸入を増やそうとしています。中国企業からのリードタイムが短いのですが、調達先を多様化するというだけのためインドに目を向けています。」と関係者は述べている。

ちなみに、ベトナムと中国の2013年の貿易金額は500億米ドル前後で、インドとの貿易は約80億米ドルだった。加えてインドとの貿易量は急増しており、対昨年比の増加率は30%を超えた。今回のベトナム首相の訪問に先立って、インドは初めて、南シナ海の紛争や平和な地域での法の原則に関して、米国との二国間協議文書で声明を発表したが、これに対して、中国は第3者には関係のないことと強烈な反論を発表した。

 



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最終更新:2014年10月15日

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