インドシナニュース

ベトナム繊維企業、自由貿易協定(FTA)に備え、準備着々

ますます増加する外国の繊維投資家らは、今後の自由貿易協定(FTA)を見越してベトナムに工場を建設している。

コスタリカの新聞によると、アメリカのアパレル・ブランドHanesBrands株式会社は利益の最大化を目指して、ベトナムに生産設備を外部委託し、コスタリカの下着工場Cartex Manufacturaを閉じることを決定した。

「私たちはアジアでのサプライチェーン生産能力を拡大し、少数に統合し、世界中の低コストの国々に大きな施設を設けることで、大きな進歩を遂げています。」と、HanesBrands社の最高経営責任者(CEO)Richard A. Noll氏は、同社のウェブサイトで語った。

同社は現在、北部フンイン省と中部フエ省に2つの工場を持っている。

HanesBrands社は世界中に5万人の従業員がいて、1世紀以上にわたって運営されている世界的な衣料品会社である。同社は、Tシャツ、女性用・男性用・子供用下着、靴下、カジュアルウェア、アクティブウェアなど、幅広いブランドや製品を揃えている。

聯泰控股(Luenthaiホールディング)と三水佳利达紡織染有限公司 の香港企業2社と、国内Vinatex投資合資会社の共同事業は、ナムディン省の地方当局との会議で、3.5億ドルの繊維工業団地の構築に関心を寄せた。共同事業は投資と設計に関する事務処理を来月までに完了させる予定である。また、投資家たちを引き付けるために、遅くとも2015年の第2四半期までにインフラを完成させることを約束している。

「この共同事業開発3社は、事業で均等な株式を保有することを計画しています。」ナムディン省工業団地管理局は「投資」紙に語った。

この案件は実行されると国内最大の繊維工業団地になり、すべて含まれたサプライチェーンの開発、皮革部門の発展への貢献、産業の支援を目指すだろうとされている。稼働すれば毎年30〜40億米ドルの工業的価値を持ち、3億~4億米ドルの税収を提供することとなる。また、16万人の従業員を採用することが予測されている。

6月上旬中国の江蘇裕綸紡織集団は、ナムディン省に6800万ドルのプロジェクトを構築するための投資証明書を受け取った。

業界アナリストによると、ますます多くの外国企業が繊維部門へ投資していることにより、ベトナムはEU―ベトナム自由貿易協定(FTA)や環太平洋経済連携協定(TPP)などの保留中の貿易協定の最終的な交渉を速く締めくくるよう追い詰められるだろう。一方、経済学者でありベトナム商工会議所(VCCI)元副会長のPham Chi Lan女史は、ベトナムの繊維部門は、旧式生産設備、低レベルの製造および技術、貧しい環境汚染処理施設を持つ非競合企業が排除されるという状況に直面していると述べた。

Garmex Saigon社会長Le Quang Hung氏によれば、政府は高い技術と高品質の生地、編物、裾野産業の引き入れに焦点を当てるべきであるという。

 



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最終更新:2014年10月09日

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