インドシナニュース

2017年04月 のニュース一覧

ベトナム:3月のカバン及び傘の輸出、大きく伸びる

ベトナム税関総局によると、3月のカバン及び傘の輸出は前年同期比80%増の3億300万米ドルとなり、3カ月間の輸出総額は7億4700万米ドルに達し、2.8%増となった。

輸出先28カ国のうちで、輸出額が最大なのは米国で3億550万米ドル(5.4%増)、次いで、日本9540万米ドル(1.1%増)、オランダ7000万米ドル(4.2%増)、ドイツ3900万米ドル(3.4%増)、韓国330万米ドル(9.7%減)となった。

一般に、大部分の市場への輸出は伸びているが、特にデンマーク(122.5%増)とメキシコ(40%増)の伸びは大きかった。一方で、一部の市場は、チェコ共和国(67.5%減の60万米ドル)、ノルウェー(37%減の140万米ドル)、台湾(21.6%減の390万米ドル)、タイ(25%減の350万米ドル)のように大きく後退した。

 

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最終更新:2017年04月29日18:53

ベトナム:障害はあるものの、繊維輸出はなお拡大

ベトナム国内の繊維産業は、欧州連合(EU)やアメリカ等主要市場への輸出で多くの困難に直面したが、今年の輸出目標に到達する可能性はまだ残っていると専門家は言う。

第一四半期の数字がこの予想を裏付けている。ベトナムでは今年の第一四半期に、繊維・縫製の輸出額が68.4億米ドルに達した。ベトナム繊維協会(VITAS)によると、これは昨年同時期と比べて11.2%増だという。

ベトナムの繊維・アパレル部門は、合計輸出収入額300億米ドル以上となる、対2016年7%増を目標と定めている。

現在、ベトナムの繊維・アパレル製品は、アメリカ、日本、韓国、中国、EUなどの主要市場を含む、40の国や地域で流通している。VITASは企業に対し、設備を最大限に活用し、生産コストを引き下げ、高品質製品の注文を求めるよう呼びかけている。

 

EUの制限

VITAS諮問委員会のBui Dang Phuong Dung氏によると、EUに対する輸出額・輸出量の成長率は低く、現地メーカーが受けた注文量はごく少数であったという。ベトナムのアパレル産業はデザインといった面でも発展しておらず、多くの繊維・アパレル企業がこの市場での競争が難しいと感じている。

EU市場に対する8-12%の高い税率もまた、この市場に対する繊維製品輸出が直面する障害の一つである。

ベトナム繊維製品にとってEUは2番目に大きな輸出市場ではあるが、EUの輸入額から見れば1.9%のシェアしかなく、協会によれば、拡大のチャンスはあるという。

しかしながら、優遇税率に関するベトナム-EU自由協定の原産地規則に見合うことは、ベトナム繊維製品輸出にとって最大の難関となるだろうとDung氏は言う。

ベトナムを含むアセアン諸国が、アセアン地域とEUの間でFTAに署名することを繊維産業界は望んでいる。そうなれば、現地繊維企業が他のアセアン加盟国から繊維製品生産の原料を入手するオプションが広がり、FTAの原産地規則をクリアできることになる。

税関総局のデータによると、繊維・アパレル部門の2016年の輸出額合計は238億米ドルであり、対前年4.6%増であった。とりわけ、アメリカが繊維輸出額合計の48%を占め、ベトナム繊維製品にとって最大の輸出市場であり続けている。繊維・アパレル製品のアメリカに対する輸出額は近年、毎年12-13%の割合で増え続けている。

協会によると、予定されていた環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に向けて生産・ビジネスチャンスを拡大するため、多くの企業が大規模かつ集約的なスケールで繊維・染織工場の建設に投資を行った。

アメリカを含むTPPはもはや実現しそうにはないが、こうした施設は、ベトナム-EUのFTAやベトナム-韓国のFTAなど、その他のFTAによる大きなチャンスに焦点を当て、繊維・アパレル産業が生産プロセスを完結し、積極的に原料を調達することを助けるだろうと専門家は述べた。

 

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最終更新:2017年04月27日12:41

ベトナム:製靴業界、韓国、ロシア、ヨーロッパに向かう

環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)が頓挫した背景で、ベトナム革製履物企業は新たな方向性を探っている。すなわち、 韓国、ロシア、カザフスタン、ベラルーシ、さらにはヨーロッパという新市場に向かっている。

ベトナムの製靴業界は、2016年、ベトナムがTPPに参加する12カ国の一つであるという情報を前に期待に沸いていた。協定が実行された場合には、靴業界は、米国や日本など輸出市場を手に入れ、大きな利益をあげられることになる。このことから、多くの企業が、工場を拡張し、機械を輸入し、TPPの準備のための新しいパートナーを見つける計画を練っていた。

しかしながら、TPPに新たな情報がない今、製靴業界は新しい方向性を見いだした。Binh Tan消費材生産会社(Bita’s)の代表によれば、韓国、ロシア、カザフスタン、ベラルーシ、さらにはEUといった国々との二国間及び多国間自由貿易協定(FTA)により、BITA’Sだけでなく、ベトナムの製靴業界の輸出製品は、TPP同様の優遇税率を享受でき、多くの市場に参入できるチャンスを手にするという。

KPMGベトナムのNguyễn Công Ái副社長によると、TPPが実行されればベトナム製靴業界は米国市場をターゲットにする。しかし、TPPが機能しなくても、日本、オランダ、ドイツ、韓国といった他の市場を開拓する道は残っているという。

Ba lô Túi Xách株式会社Võ Thị Thu Sương社長はまた、ベトナムの製靴業界はまだ新しい市場開拓の機会を持っていると述べた。「重要なのは、どの輸出市場にもデザインを持って駆けつけることができるように準備をすることです」とSuong社長は語る。

現在、ベトナム製の履物・カバン製品は、米国市場を含む40の市場に輸出されているが、最大市場の米国向けは41%を占める。ベトナム皮革製靴カバン協会のDiệp Thành Kiệt副会長、TPPなしでも、ベトナム製菓業界は、経済の安定基盤があり、良質の労働力豊富ため、競争上の優位性を失うことはないという。ベトナムは現在アジアで3番目、世界で4番目の靴生産国で、世界市場の10%を占める。

アセアン経済共同体(AEC)の形成は、地域諸国に比べて利点が大きいことから、ベトナム履物産業の発展を推進することになる。「特にAECで、ベトナムは他の国々と協力し原料調達先を見つけ出し、新しいサプライチェーンを開発するできるようになります。各企業は投資コストを削減し、原料輸入を減らし、付加価値を高め、輸出市場で競争力を維持することが可能です」とKiệt副会長は言う。

ここにおいて、ベトナムは東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の交渉も行なっている。が、協定の内容と目的はTPPほどではないが、アジアの貿易を促進し、新しいサプライチェーンへの投資を誘致し、地域の魅力を高めるという重要な役割を果たす。

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最終更新:2017年04月26日20:52

ベトナム:繊維・縫製産業では資本流入復活の流れ

低迷の後に繊維・縫製産業への資本流入が再開し、既存輸出市場の開拓をさらに進めることに焦点を当てつつ、既存プロジェクトの拡大が続いている。

ビンズン省にある、台湾のPolytex Far Eastern Groupのポリエステル繊維製品の生産工場の拡大が、繊維・縫製産業における今年最大の増資であった。

プロジェクトに対する初回投資から2年も経たないうちに4億8580万米ドルの追加資本が投資者に認可され、投資額合計は7億6000万米ドル近くとなった。

ベトナムにおける投資が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)のビジネスチャンスに乗じようとするものであることは明白だったが、Far Eastern社は、例えTPPが保留となろうとも資本増加計画に変更はないと明言している。

先立つ2015年6月、同社は工場建設に対する投資証書を受け取っている。第一段階として施設は2億7400万米ドルの投資額で99haをカバーする。

ベトナム繊維協会(VITAS)によると、多くの韓国系投資企業もまた、近い将来に輸出市場を開拓しようという野望のもと、ドンナイ省やビンズン省での生産量を増加する計画を立てているという。

繊維・縫製輸出が厳しい年を乗り切ったばかりであるにも関わらず資本を増加するという決定に至ったのは、同産業に対する外国人投資者達の信用の表れである。

ベトナム繊維公団(Vinatex)がPhu Cuong自治体にあるPhu Cuong繊維工場の第二段階の建設を開始するなど、国内企業もまた、規模拡大のトレンドに乗り遅れてはいない。

プロジェクト規模は第一段階と変わらず、年間の計画紡績糸生産量5000トン以上、合計投資額は4600億ベトナム・ドン(2185万米ドル)以上となる予定だ。

加えて、合計投資額3億ベトナム・ドン(1425万米ドル)以上となる、輸出製品供給のNam Dinh繊維工場の、建設第二段階もまたVinatexの2017年投資計画に含まれている。

Vinatex投資部門長のCao Huu Hieu氏によると、投資はTPPの運命如何にかかわらず行われる予定だという。こうしたプロジェクトは、繊維・縫製産業の付加価値を高め、縫製計画を減らし、投資資本を生み出す。

VITASのVu Duc Giang会長によると、2016年後半のベトナムの繊維・縫製産業の購入・販売取引には減速の兆しが見られたという。

しかしながら、2017年第一四半期の輸出実績が、企業を大きく勇気付けた。

前期比12-13%増となる輸出売上高67億米ドルの結果が、ベトナム繊維・縫製輸出企業の度量に対する外国輸入企業の信頼が未だに無くなっていないことを示している。

第10縫製のThan Duc Viet副社長はVIR誌に対し、ベトナムでは繊維・縫製分野がグローバルサプライチェーンに参与最初の産業であり、関連企業は各期とも市場状況に非常に敏感であったと語った。

「TPPが無くともベトナム企業には輸出市場があります。実際Garment 10 Corporation JSCは、困難に直面すればするほど、開発投資、機械・設備獲得、さらには弱小企業からの工場買収などで、より攻勢に出ていきます。」と彼は述べた。

VITASによると、TPPが経ち消えた場合やアメリカ不参加のまま始まった場合も、日本、韓国、ヨーロッパ連合等他パートナーとの、補完的かつ安定的な成長を成し遂げる自由貿易協定(FTA)のホストが繊維・輸出産業にはあるという。

同産業の輸出高は、EUにおける繊維・縫製輸入額合計の3%のみ、アメリカの合計額の11%を占めるに留まっている。

ベトナム企業がこうした市場を十分に活用できた場合、2018年-2020年の期間に飛躍的な成長を遂げる可能性がある。

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最終更新:2017年04月25日06:01

ベトナム:ロンアン省の縫製工場労働者ら300名がストライキ

4月18日14時、外資系縫製会社ホンズン・インターナショナル有限会社(ロンアン省Ben Luc郡My Yen町)は、労働者の人権問題の解決を要求するストライキを続けている。

労働者代表によれば、会社はこれまで時間契約の形で労働契約を締結したが、現在、契約未了にもかかわらず、契約を出来高制に変更したい意向だという。しかしながら、変更内容の詳細は発表されていない。

これに先立つ4月14日、同社の労働者約300名はストライキに入っていた。Ben Luc郡労働連盟が直接和解交渉に入り、同社の代表は4月14日から17日までの3日間を有給休暇とすることで同意した。

しかし、4月17日になると、会社は、「4月18日以降、通常の操業に戻る。仮に5日以上の休暇を取得する工員とは労働契約を打ち切る。退職したい工員は退職届を提出すること。会社は規定通り手続きを進める」と通告した。この通告に工員は反発し、ストライキを継続することになった。

 

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最終更新:2017年04月22日12:25

ベトナム:国際ファッションウィーク開幕イベントは越系オランダ人デザイナー

フランス・パリを本拠とするブランドXuanのデザイナーであるベトナム系オランダ人Xuan-Thu Nguyenがベトナム国際ファッションウィーク春夏2017の開幕を担当する。ファッションウィークはホーチミン市で4月25日から28日に開催される。

Nguyenはフランスのオートクチュール連盟に加盟する初のベトナム系デザイナーである。オートクチュール連盟にはアルマーニ、エリー・サーブ、ヴェルサーチ、ヴァレンティノ、ベアトリス・デミュルダー・フェラン、エルヴェL・ルルー、ジョージ・ホベイカ、ズハイル・ムラド等の著名デザイナーが加盟している。

Xuanはアムステルダムファッションインスティチュートを卒業後2005年からフランスで活動しており、2008年7月のパリファッションウィークからオートクチュールコレクションを発表している。Xuanのデザインはポエティックな側面も併せ持つ現代的なカットと、幾何学的な形、手刺繍の文様などを特徴とする。

ファッションウィークでは国内外のデザイナーによる20のファッションショーが予定されている。ファッション愛好者にはショーのチケットが当たるチャンスがある。一般招待チケットの数は限定されている。詳しい情報はhttps://ticketbox.vn/を参照。

ファッションウィークはホーチミン市第1区のGem Center(8 Nguyen Binh Khiem Street)で開催される。

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最終更新:2017年04月21日06:03

ベトナム:北部タインホア省にて縫製工場労働者らが賃上げ求めストライキ

4月17日朝、Van Ha縫製有限会社の労働者数百人らは会社が保証しているはずの権利を求めストライキに入った。

Van Ha縫製有限会社(タインホア省)の工員らは、自分たちの権利のためにストライキを行なった。賃金が低すぎる、残業代がきちんと支払われていない、仕事が忙しい、保険給付が保証されていない、などと主張している。

これは2回めのストライキで、これ以前の2017年4月15日に最初のストライキを行なっているが、問題は収拾していない。当日朝、タインホア省労働・傷兵・社会部代表、省警察PA83室、Thieu Hoa県労働・傷兵・社会課は、質問、要望を聞き、解決策を提示するために労働者の集団との対話を行なった。

報道によると、Van Ha縫製有限会社では、繊維分野で生産活動に従事する労働者が約1200名が働いている。2015年10月、会社側が約束した賃上げ、労働時間短縮、残業時の食費支給を求めて労働者数百人がストライキを行なった。ストライキは、深刻な交通渋滞を引き起こし、地方労働連盟と当局が協調して事態を解決した。

Thieu Hoa県人民委員会事務局長La Van Tien氏は、ストライキ労働者の対話と解決は県の労働・傷兵・社会課に委ねられていると述べた。

「県は今朝の対話の結果内容の報告を待っています。Van Ha縫製有限会社は労働者との約束や法律規定を守らなければなりません」とTien氏は述べた。

 

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最終更新:2017年04月20日06:02

ベトナム:フエで職人300人以上が参加する伝統的工芸イベント

「サイゴン解放」紙の報道によると、ベトナム中部沿岸トゥアティエン・フエ省のフエ市は先週ハノイで会議を開催し、4月28日から5月2日まで第7回フエ伝統的手工芸村を開催することを発表した。このイベントには全国からおよそ350人の職人が招かれる予定。

このイベントはベトナムの手工芸村の精神を顕彰するために行われるもので、ハノイ市、ハイズオン省、ホーチミン市、クアンナム省から編物、織物、手工芸、陶芸、木工、ジュエリー制作の職人およそ350人を招いて開催される。日本の高山市、西条市、静岡市、韓国の東莱区、釜山市などの姉妹都市も参加する。

フエ市人民委員会のNguyen Dang Thanh副市長は、このイベントでは職人が作品を展示、販売できるスペースを設け、国内、海外の参加者との交流を促進すると述べた。

イベントの一環として、手工芸村の先駆者らを慰霊し、ベトナムの伝統的な手工芸村を顕彰する式典が開催される。特別な作品のコレクションの展示やコミュニティによる展示なども行われる。

4月30日に開催されるベトナムの伝統服アオザイのフェスティバルは見所の一つとなる。デザイナーMinh Hanhによると、アートとアオザイというテーマの下、フエ市のTruong Tien橋に設けられるステージでMinh Hanh、Vu Viet Ha、Viet Baoによる最新のコレクションが発表されるという。フエの学生200人が参加するパレードも行われる。

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最終更新:2017年04月19日12:28

ベトナム:国際ファッションウィークで外国人デザイナーに注目

第4回ベトナム国際ファッションウィーク2017(VNIFW)が今月ホーチミン市で開催され、8人の外国人ファッションデザイナーと12人のベトナム人デザイナーが参加する予定となっている。

今回のイベントでは、フランスからXuan Haute Couture、オーストラリアからBetty Trần、ポルトガルからJoão Rolo、ドイツからTata Christiane、イスラエルからIsraeli Fashion、タイからBoy of Bangkok、そして韓国からTHIRDとLee-Chung-chungがコレクションを発表する。

ファッションウィーク開催中には、国内外デザイナーが独創的なコレクションを発表するために20のファッションショーが企画されているが、その中には新進気鋭のĐỗ Long、Chung Thanh Phong、Hoàng Minh Hàも含まれている。

またホーチミン市のデザイナーであるSandy Doanによるブランド、21 Six and Xitaも紹介される。

今回初めて参加するデザイナーのHà氏は、「VNIFWはベトナムのファッションイメージを一新し、高級ファッションブランドやデザイナー、そして顧客を呼び込むことに成功しました。」と述べた。

「このイベントは若手デザイナーに世界への扉を開いてくれます。」

モデル業とテレビのリアリティショーの制作の大手代理店であるMultimedia JSCによって、VNIFWは地方のイベントから一流レベルにまで引き上げられた。

3日間にわたるVNIFW 2017は、4月25日に第1区Nguyễn Bỉnh Khiêm通り8にあるGem Centerで開催される。

 

若い才能

VNIFW 2017で開催される20のファッションショーでは、Phong氏、Hà氏、Hà Linh Thư氏によって最新コレクションとなる150以上の作品が、100人ものファッションモデルを起用して発表される。

Phong氏は、高品質なベトナムの素材で作られた男性向け高級既製服をデザインしている。彼のコレクションには地元の職人によって制作されたアクセサリーも含まれている。

「今年のイベントでは、若手デザイナーにブランド名のプロモーションと販売のチャンスが訪れることを願っています。」と7年間で2つのブランドを立ち上げたPhong氏は言った。

Hồng Bàng大学でグラフィックデザインと広告を学んだ後、Phong氏はソロシンガーとしてエンターテイメント業界に転向した。彼はベトナムテレビによって制作されたベトナム・アイドル2007(歌唱コンテスト番組のアメリカン・アイドルのベトナム版)でトップ10にランクインした。

それから3年後、彼はファッション業界に再び参入することを決心した。

Phong氏は一般の人々に多くの選択肢を提供することができれば、地元のデザイナーはもっと成功するだろうと考えている。

「もし我々デザイナーが日常向けにファッションを提案できないのであれば、この業界はアマチュア止まりになるでしょう。」とこの29歳のデザイナーは言った。

2015年に彼は、国内有数のファッション・デザイン誌の1つであるFファッション誌から、ベスト・ニューデザイナー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞した。

彼は質の高いベトナム素材で男性と女性向け衣料品を取り扱うRINとChung Thanh Phong Bridalのオーナーで、ホーチミン市とダナン市に店を持っている。

彼のデザインした赤、ロータスピンクのベルベット、タフタ、サテンなどの素材を使ったウェディングドレスはベストセラーとなっている。

また、若くて才能豊かなHà氏は米国テレビ番組プロジェクト・ランウェイのベトナム版であるプロジェクト・ランウェイ・ベトナム2013で優勝した経歴を持つが、VNIFW 2017では女性向けに最新春夏コレクション「ドリームガール」を発表する予定としている。

彼の発表する30種類のデザインは、鮮やかな色使いで、クロップトップスとオーバーサイズスタイルが中心となっている。

Hà氏はシルクとコットンを使用し、青と白の色合いで若きから年配まで、現代女性の美しさをクローズアップしている。

「私は日常生活とかけ離れたきらびやかなステージにする代わりに、新しく、機能的なデザインの作品をお客様に発表したいと考えていました。」とHà氏は言った。

彼の仕事仲間であるThư氏は、40歳以下の男女のためにデニムで作られた20種類の衣服のコレクションを紹介する予定となっている。彼女はシンプルで高級感あふれるスタイルにデニムとカーキを組み合わせた。

Thư氏は、彼女のコレクションが男女平等や児童虐待などの社会問題に対してメッセージを送っていることを明らかにした。

「ファッションウィークは単なるショーではなく、ファッションデザイナーと顧客の両方がそれぞれ独自の方法で自分のアイデアを披露する場でもあるのです。」とThư氏は述べた。

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最終更新:2017年04月19日11:28

ベトナム:カントー市の縫製工場で再び火災発生

4月16日午前、台湾資本Kwong Lun-Mekong社のカントー市の縫製工場で火災が発生した。この工場では15日前にも火災が発生している。負傷者は報告されていない。

消防車6台と消防士およそ50名が消火作業にあたり、30分後には鎮火した。

火災は午前9時頃に1階で発生した。当時、数十人の作業員が3月23日から27日にかけて発生した火災の後片付けをしていた。

初期捜査によると、この火事は作業員が1階で鉄枠の溶接作業を行っていた火花が近くで貯蔵されていた綿や羽毛に引火したことが原因とみられるという。

この台湾資本の工場はTra Noc工業団地にあり、縫製製品を製造している。

3月23日午前に発生した火災は同日夜には鎮火したものの26日に再び出火した。この火災による損害額は原材料の損失だけで100万米ドルに上り、関係者数百人と同工場の従業員およそ1200人に影響を及ぼしている。

 

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最終更新:2017年04月18日12:30

ベトナム:国内企業は地方小売市場に注目

外資系ライバル企業との競争が熾烈化する中、国内企業は、地方小売市場を発展させる道を模索している。

外資系企業は小売市場のうち、トレードセンターやスーパーマーケットで17%、コンビニエンスストアで70%のシェアを占めていることが商工省の統計により明らかになった。

ベトナム小売業協会のDinh Thi My Loan会長が「商工」紙に語ったところによると、自由貿易協定に署名し、顧客にとって魅力的な政策を実施したことにより、ベトナムでは小売市場がより魅力的になったという。

外資企業の中には、小売市場を制するためにベトナムでの店舗数を増やしているところもある。

例えば、日本の小売大手イオンはベトナムに4つの商業施設を開設しており、2020年までに20に増やす計画を立てている。

日本のコンビニチェーン・セブンイレブンもまた、ホーチミン市に店舗を開設する計画を昨年2月に発表している。

韓国のロッテやタイのセントラル・グループなど、その他の国際グループもベトナムにおける市場シェアを拡大し、数年以内に店舗数を2倍〜3倍に増やす計画を立てている。

そのため、地方における商品流通の拡大が国内企業の競争力を高める方法であると考えられている。

実務研修・支援センターのVu Kim Hanh会長は、地方には高い可能性があると語った。

もし国内企業がこのセグメントを制圧するチャンスを逃してしまえば、外国企業が入り込んでしまうだろうと彼女は述べた。

商工省国内市場部のVo Van Quyen部長によると、黄金の人口構成や増えつつある地方収入が、地方市場の魅力となっているという。

地方の平均購買力は近年15%増加しており、ベトナム小売業者は商品を正当な価格で販売すれば地方市場を守ることができるだろうと彼は述べた。

この市場を制するべく、Vingroupは地方にスーパーマーケット70-80店舗と商店1500店舗を追加で設置する計画を立てている。

一方、サイゴン商業共同組合連合(Sai Gon Co.op)は、生活必需品をスーパーマーケットやコンビニエンスストアで販売することにより地方市場に介入する戦略を立てている。

 

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最終更新:2017年04月18日11:30

ベトナム:繊維・縫製品輸出は10%増の見込

ベトナム繊維公団(Vinatex)によると、世界市場で不利な変動がなければ、ベトナム繊維・縫製品の今年の輸出は10%増となる可能性があるという。

VinatexのPham Minh Huong常務によると、繊維・縫製産業の昨年の輸出高は285億米ドルで、前年比5.2%増であったという。

ベトナムは中流顧客層向けの商品生産に強みを持つ。世界市場で近年長らく続いている財政難から、中間層の注文も落ち込み、輸入業者は安価な商品の輸入へとシフトした。

これが、昨年産業の伸び率が落ち込んだ理由であるとHuong氏は述べた。

「しかしながら、今年1月にはオーダー数が大幅に増加しており、業界にとって良い兆候だと言えます。」

幅広い商品、高めの品質、そして似た発展レベルの国々よりもスキルの高い労働力など、ベトナムの繊維・縫製産業は幾つかの強みを持っている。

加えて、安定した生産力、確実な品質、輸送時間、サービス、安定した政治状況などから、ベトナムは繊維・輸出製品の主要仕向地と見なされているとHuong氏は述べた。

ホーチミン市織物・刺繍・繊維協会(AGTEK)のPham Xuan Hong会長がViet Nam News紙に語ったところによると、第二四半期までは多くの企業から注文があったという。

企業は大型注文を履行するための横のつながりを持っている、とサイゴン3縫製株式会社の社長でもあるHong氏は述べた。

日本を最大の輸出先国として持つサイゴン3縫製は、今年10%の伸び率となる見込みであるという。

Hong、Huong両氏は、設計能力が低く輸入原料に頼る、外国バイヤー向けの下請け業を企業が主に行う為、今までは産業の付加価値が低かったと考えている。

生地の国内供給は多くなく、国内需要に見合う為に国内外の企業が生地生産にさらなる投資を行ったとHuong氏は述べた。

最近開かれた繊維・アパレル会議では、製品に付加価値をつけるべく、企業が生産方法をFOBやODM(相手先ブランド名製造)にスイッチするようにと、多くの参加者が主張した。

「商品の付加価値を高めるため、より高い生産方法に移行するのは避けることのできないトレンドです。」とベトナム繊維協会副会長Nguyen Dinh Truong氏は述べた。

企業は、原料の市場調査や提携企業からのオンデマンド生産などにフォーカスし、より高い生産方法に対する徹底的な準備を行なうべきだと言う。

熾烈な競争の中、繊維・アパレル産業業界は今年の輸出額目標に到達しないのではとの恐れを抱いていると何人かのセミナー出席者は語った。

加えて、労働コストの増加がビジネスの競争力に影響を与えているとGarmex Saigon株式会社会長 Le Quang Hung氏は言う。

Huong氏によると、企業は競争力を保つために、自動化機能で生産性を高め、エネルギー消費を抑え、環境を守ることのできる、最新技術により多くの投資を行う必要があるという。

加えて、一定の商品に強みを持つ国に対し競争できる、類似商品を開発すべきだと彼女は述べた。

サプライヤー選定時、大手バイヤーは価格や品質の他にも、商品の環境要件に注意を払うという。

 

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最終更新:2017年04月17日10:27

ベトナム:需要に追いつけ、手工芸業界

4月11日、ホーチミン市で開かれたセミナーの参加者によると、ベトナムの手工芸企業は外国人バイヤーの要件を満たすために、より一層の努力をしなければならないという。

「ベトナム手工芸業界における製品輸出に向けた業界の基準・技力の改善」と題されたセミナーにてベトナム手工芸品輸出協会(Vietcraft)のLe Ba Ngoc会長は、品質や企業の社会的責任、環境基準などを達成するよう、外国輸入業者がサプライヤーに対し要求を強めていると語った。

オーストラリア政府助成の下、国際バイヤー100名に対しVietCraftが行った調査によると、75%の輸出業者がサプライヤーに対し、5年以内に基準に達成して欲しいと希望しているという。

「基準に達成することができなければ、我々の商品を輸出するのが難しくなります。」

アジア財団の国の副代表であるFilip Graovac氏は、「費用を低く保ちつつもバイヤーの新しい要件を満たす方法を考え出さなければならないため、こうした要件は手工芸生産者にとって大変なプレッシャーとなります。同時に、国際基準に達成するために生産率を上げなければならないため、生産者にとってはチャンスにもなります。」と説明した。

オーストラリア政府助成の下、アジア財団は業界の基準や技力を引き上げるプロジェクトを実施した。

このプロジェクトは、国際基準の研究、セラミック、漆器、籐、竹に特に焦点を置いた国際コンプライアンス基準のマニュアル作成、デザインやマーケティングなどの改善案による手工芸企業へのサポート、輸出業者・商業組合・関連政府機関のその他手工芸製品のさらなるコンプライアンスのイニシアチブに対する政策による権利擁護など、様々な活動を通して実行された。

「一連の基準はすでに冗長で複雑なものですが、国際コンプライアンスの数は時間とともに増え続けており、中小規模の企業が自身の状況を判断し改善案をデザインするのに大変な困難をもたらしています。」とGraovac氏は述べた。

アジア財団はVietCraftをサポートし、国際コンプライアンスや業界基準をビジネスコンプライアンスソフトウェアにデジタル化した。ソフトウェアのコンテンツは、手工芸業界の実業家でもあるプロジェクトの専門家によって集められた国際コンプライアンスや業界基準の総合的なライブラリーである。

ソフトウェアはユーザーフレンドリーで、手工芸企業が自社の状況を判断するオンラインツールとして使用するだけでなく、彼らが他の専門家や実業家と相談し、技術的な補助を得る機会を作り出すこともできる。

Ngoc氏によると、協会では定期的にトレーニングコースを開催したり、企業が基準を遵守できるようアドバイスを与えたりしているという。

基準の遵守に関する難しさに関しては、70%近くの企業が専門スタッフが十分にいないことを理由として訴えている。「そのため、彼らが一番にしなければならないことは人材の養成なのです。」とNgoc氏は述べた。

「コンプライアンスを実行する資金が足りないことも問題となっています。」

手工芸企業Ngoc Dong Ha Nam Co LtdのNguyen Huy Thong副社長は、火災防止や労働者の健康診断、ゴミ処理などに資金を当てなければならず、コンプライアンスには沢山の費用がかかると述べた。

セミナーの参加者は、ビジネスコンプライアンスの新ソフトウェアを利用して現在のコンプライアンスのレベルを測る方法を学んだ。

本講習会は、VietCraftが能力を強化し業界の基準や技力を上げるプロジェクトとして行われた最後の活動である。

ベトナムは今年最初の三ヶ月間、手工芸品の輸出で6億5000万米ドル以上の収入を得ている。

年間の数字は21億米ドルを超えると見込まれている。

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最終更新:2017年04月14日10:55

ベトナム:6月に第2回デニム・ジーンズ展示会

ベトナムのホーチミン市で6月7日・8日に第2回目となるデニム・ジーンズ展示会が開催される。この展示会は主要なジーンズや布地メーカーに加え、デニムのサプライチェーンで必要とされる薬品、アクセサリやその他素材のサプライヤーが一堂に会するものとなる。

ベトナム、中国、インドネシア、香港、インド、パキスタン、バングラデシュ、ブラジル、イタリア、スイス、日本、タイ、台湾などから50社以上の参加が予定されている。

展示会のテーマは「ストリートスタイル」。ストリート系のファッションにおけるデニムの重要性に焦点を当てることを目的としている。展示ブース、展示会全体の雰囲気もストリートファッションでのデニムの重要性を反映したものとなる。

ベトナムは世界で最も急速な成長を遂げつつあるアパレル輸出国である。ベトナムの2016年のアパレル・繊維製品輸出額は270億米ドルに達し、2017年には300億米ドルに到達すると予測されている。間もなく発効するヨーロッパとの自由貿易協定やその他地域との貿易協定により、ベトナムのアパレル輸出はさらなる成長が期待されている。

2017年、ベトナムの繊維・縫製分野は7-8%の成長を目標としている。米国と欧州と日本がベトナムの繊維・縫製製品の主要輸出先である。

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最終更新:2017年04月11日11:56

ベトナム:皮革・履物製品の輸出額、2020年までに最大260億米ドル到達を目標

皮革・履物産業の、2035年を見据えた2025年までの発展に関する改正計画では、ベトナムの皮革・履物の輸出額が2020年までに240億米ドル〜260億米ドルに到達することを目標としている。

4月7日、商工省はホーチミン市内にてセミナーを開催し、専門家や企業から改正計画に対する意見を募った。

改正計画の全体的な目標としては、皮革・履物産業が急速に成長を遂げることで国の主要輸出産業としての現在の地位を維持し、賃金の上昇と雇用の増加を促すことを掲げている。

その他、大企業の社会的責任の実行や熟練労働者数の増加も計画の目標となっている。

また改正計画では、年間生産額が2016年〜2020年の間に11.62%、2021年〜2025年の間に8.87%、2026年〜2035年の間に6.04%増加することを見込んでいる。

加えて、輸出の年間成長率が2016年〜2020年の間に10-15%、2021年〜2025年の間に8-9%、2026年〜2035年の間に4-5%を記録し、輸出収入が2020年までに240億〜260億米ドル、2025年までに350億〜380億米ドル、2035年までに500億〜600億米ドルに到達することを目指している。

さらに、履物製品の現地調達率が2020年までに45%、2025年までに47%、2035年までに55%に達することも目標としている。

ベトナム皮革履物協会のNguyen Manh Khoi副会長は2010年に承認されたベトナム皮革・履物産業の開発基本計画を評価し、計画実行後5年間でベトナムの皮革・履物産業が力強く発展し、国の経済に貢献を果たしたと述べた。

国有企業の民間化や、あらゆる産業間での合同事業や提携による事業発展の円滑化など、基本計画で掲げられた目標の幾つかは成功を収めている。

同産業は設備のアップグレードに対する投資を行い、生産能力を上げるべくより水準の高い設備や技術を導入した大規模工場を新しく建設したと同氏は述べた。

企業の多くがISO 9000、ISO 14000、SA 8000準拠のマネジメントシステムを導入し、企業の社会的責任を実行している。

しかしながら、目標の幾つかは達成できていないという。

例えば、現地調達率は約35%-40%と低いままであり、商品のデザインや開発の自動化を導入している企業はまだ多くない。

製品構成の転換や、特に皮なめしなどの同産業の特別産業ゾーンの整備といった目標はまだ達成されていないと同氏は説明した。

また原材料に対する需要が急増する可能性があるため、同産業に対する支援体制が近いうちに整わなければ輸入に頼らざるをえなくなり、目標を達成することは難しくなるだろうとセミナーの参加者は述べた。

ベトナムの皮革・履物産業には約1700社あり、その内800社が大規模企業である。また、外国投資の企業が輸出額の80%を占めている。

皮革・履物製品はベトナムの主要輸出品目であり、昨年はベトナムの全輸出額の10%となる163億米ドルに到達、今年は178.8億米ドルを突破することを目標としている。

ベトナムは履物生産国として第3位であり、世界最大の輸出国である。

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最終更新:2017年04月11日07:56

ベトナム国際ファッションウィークを前に新デザインが発表される

ホーチミン市で4月25日から28日にかけて開催されるベトナム国際ファッションウィーク2017春夏を前に、新たなデザインが発表された。

ベトナムの著名デザイナーNguyen Cong TriやChung Thanh Phong、そしてスペインのJoao Rolo、ドイツのTata Chrietiane、韓国のLee Chung Chungなど多くの外国人デザイナーが参加し、20のファッションショーが開催される。

ベトナムで定期開催される唯一の国際的なファッションイベントであるベトナム国際ファッションウィークを心待ちにする人は多い。過去4年の成功を経て今年、ベトナム国際ファッションウィークにはドイツやフランスといったファッション先進国からさらに多くのデザイナーが招聘されている。

デザイナーのDevon Nguyenは、ファッションウィークはデザイナーとファッション愛好者が交流し、世界へのさらなる進出を図る良い機会であると話す。

ファッションウィークを主催するMultimedia JSCはプレス発表会で今年のイベントのGEM Centerでの開催を正式に発表した。今年はイタリア版ヴォーグ、韓国版ヴォーグ、シンガポール版ハーパースバザールを始めとするファッション界の有名な組織や雑誌の代表者も参加することが決定している。

ベトナムのオートクチュールデザイナーNguyen Cong Triがファッションウィークの開幕を飾る予定。

 

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最終更新:2017年04月10日19:49

ベトナム:東アジア地域包括的経済連携は縫製産業の追い風になる

16か国が参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)は発効すればベトナムの繊維・縫製産業に様々な利益をもたらすと予測される。ベトナムも交渉参加中のRCEPにはアセアン加盟10か国と中国、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドとインドが含まれる。

環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)とは異なり、RCEPは地理的な近さと文化的な同質性を特徴とする。こうした特質はRCEPの交渉と締結プロセスに有利に働くのではないかとベトナム繊維協会(VITAS)のVu Duc Giang会長は話す。

RCEPはベトナムの繊維・アパレル分野にとっては貿易障壁の撤廃を意味するのみならず、原材料調達、コスト、市場スケールの面でも有利に働くとベトナムメディアはGiang会長のコメントとして報じている。

Giang会長は2017年のベトナムのアパレル・繊維輸出成長率は13-14%と予測している。2016年の成長率は9.2%であった。

ベトナム統計総局のデータによると、2017年1-3月のベトナムのアパレル・繊維輸出は56億ドルで前年同期比10.2%の伸びとなった。一方で生地輸入は23億米ドルで5.5%の増加であった。

 

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最終更新:2017年04月07日13:38

ベトナム:火災被害の台湾系縫製工場の従業員に再就職支援

火災で大きな被害を受けたカントー市の台湾資本Kwong Lung-Meko縫製工場のおよそ1300人の労働者に再就職の支援を行うとカントー市労働組合が発表した。

ベトナム南部、カントー市労働組合のHuynh Ngoc Thach会長は4月3日、労働組合、カントー市労働局とカントー工業団地管理委員会は3月23日に発生した火災への対応として縫製労働者への支援を行うことで合意したと述べた。

Thach会長によると、労働者1300人のうち、Kwong Lung-Meko社がすでに200人の再就職を手配した。Viet Tien Garment Companyも150人分の職を申し出ている。残る950人もカントー市内の縫製工場で再就職できる見込みとなっている。

Kwong Lung-MekoのLam Van Loi人事部長は、使用可能な機材の可能な調査が済み次第、出来る限り早く、出来るだけ多くの労働者を再雇用する意向であると述べた。

4月3日、カントー市労働組合を始めとする団体が労働者に920人分の寄付品を贈呈した。その中には現金50万ドン、米やその他の日用品が含まれる。

この火災はカントー市Tra Noc工業団地の5階建てビルの最上階、Kwong Lung-Mekoの布地倉庫で3月23日午前中に発生した。労働者数百人が避難したが、負傷者は報告されていない。この火災の4日後、日曜日の夜には同工場で再び出火している。

Kwong Lung-Mekoは羽毛加工と縫製を専門としている。

Kwong Lung-Mekoの工場はカントー市中心部からおよそ15キロ離れたTra Noc工業団地にあり、延床面積は1万7000平方メートル、およそ1300人の労働者を雇用していた。

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最終更新:2017年04月07日06:03

ベトナム:繊維産業展示会SaigonTex 2017に1200社が参加

SaigonTex 2017は、4月5日にホーチミン市で開催され、20以上の国や地域から1,200社の企業が取引先やパートナーシップを求めて参加した。

商工省軽工業課のPhan Chi Dung課長は開会式で、この産業展示会は繊維産業の年次重要イベントであり、国内外の企業がパートナーを見つけるための信頼できる場所になると語った。

このイベントの参加メーカーや企業がさらなる資材供給源や新しい技術や機器を求めて、現地の生産を向上させ、製品の価値を高めるためにようになるだろう、と彼は述べた。

ベトナムにとって繊維産業は国で最大の外貨収入をもたらしているが、工賃取引を主体としており、サプライチェーンが整備されていないため、付加価値が低い。

2016年のベトナムの繊維輸出総額は前年比5.2%の増加で285億米ドルとなった。主な市場は米国、日本、韓国である。

第29回目を迎えるSaigonTex 2017は4月8日まで開催される。

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最終更新:2017年04月06日18:34

ベトナム:Hoa Tho Thang Binh製糸を完成

Hoa Tho繊維株式総会社はクアンナム省のHoa Tho Thang Binh製糸工場を落成、工事の完成とベトナム繊維産業の記念日を祝した。

Hoa Tho Thang Binh製糸工場の投資建設案件は、2015年末に始まった。21600錘の生産規模で、160名を雇用する。欧州や日本の最新自動設備を導入し、第1期はCVCを年間5000トン生産する。

本案件には、ベトナム工商銀行(Vietinbank)からの融資があり、ヨーロッパと日本からの注文を確保している。操業が始まると、年間売上2600億ベトナム・ドン、1200万米ドル以上の輸出金額があがると見込まれる。

 

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最終更新:2017年04月05日11:53

ベトナム:現時点での上場を躊躇するアパレル企業

ベトナムのアパレル企業にとって、市場経済における株式売買は避けられない動きにはなりつつあるが、計6000社の内、これまでに上場しているのは30社のみである。

仮に上場した場合、外国人投資家が株の大部分を買い占めるか、場合によっては敵対的買収に踏み切るかもしれないと、多くの国内繊維企業が懸念しているとアナリストは言う。

また繊維業界は多くの課題に直面しているため、もし今上場すれば公正な価値評価を受けられないのではと考えている企業も多い。

昨年の結果は、輸出額が対前年比5.6%増となる283億米ドルのみと予想より低く、特に厳しいものであった。

加えて、アメリカ、EU、日本などの主要輸入国における繊維・アパレル製品の需要が落ち込んだことを受け、年間目標が310億米ドルから290億米ドルに下方修正されている。

こうした低迷は上場企業であっても避けることはできなかった。Soi The Ky株式会社の税引き後利益は60%急落し、290億ベトナム・ドン(128万米ドル)となった。Thanh Cong繊維衣料投資株式会社の税引き後利益も25%下落し、1140億ベトナム・ドン(506万米ドル)となっている。

EU・ベトナム自由貿易協定や環太平洋戦略的経済連携協定などの主要な貿易協定のいくつかが発効されないため、税制支援の欠如など、繊維業界は今年もまた多くの課題に直面する見込みだ。

優遇税制や為替レートの恩恵を受けて、周辺諸国が抜け出してきたために、競争が激化する一方である。そのうえ、不安定なEU経済も影響すると予想されている。

 

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最終更新:2017年04月05日06:00

ベトナム:Far Eastern、新規工場は上半期に稼働開始予定

Far Eastern New Century Corp(遠東新世紀)はベトナムでの布地や縫製製品のサプライチェーン開発のため、今後3年間で7億6000万米ドルの予算を確保した。

繊維メーカーFar Eastern New Century Corpは3月20日、ベトナムの新縫製工場は2017年上半期に稼働開始予定だと発表した。この工場では年間100万ダース以上の生産を見込んでいる。

「十分な人員が確保できれば、新工場の生産能力は来年には200万ダースに到達すると考えている」と同社幹部は電話インタビューで述べた。

Far Eastern Group(遠東集團)の子会社である同社は、ベトナム工場で衣類年間230万ダースの生産能力を持つ。

現在進行中の拡張計画は同社のベトナムでの投資計画の一部で、布地や縫製製品のサプライチェーン開発のため、今後3年間で7億6000万米ドルの予算が計上されている。

台北に本社を置く同社は、ポリエステル系繊維、ニット生地やアパレル製品など、多様な石油化学製品、繊維製品を生産している。

匿名を希望する同社幹部によると、2017年の下半期にはベトナムでニット生地を生産する別の工場が稼働開始予定という。

同社は新工場での今年のニット生地の生産量を6000トンと見込んでいる。

上流製品については、高い建設コストを考慮し、来年、ポリエステル製品製造工場をいくつか新規に稼働させる見込みという。

同社は今年の事業環境を楽観的と見ており、エチレングリコールの世界的な価格上昇でポリエステル繊維の価格上昇が見込まれるため増益を予測している。

「中国でのエチレングリコール不足が完全には解決していないため、短期的にはエチレングリコール価格は比較的高いレベルを推移すると予測される」と同社幹部は述べる。

同社はまた、いくつかの世界的ブランドに環境に優しい製品を売り込んでおり、今年はリサイクル繊維による収益が高まると予測している。

2016年、同社の統合収益は世界的な縫製市場の低迷により前年比0.92%下落、2158億7000万台湾ドル(70億7000万米ドル)であった。

同社データによると、同社の売り上げの5割以上をポリエステルや繊維事業が占める。

同社の2016年の監査済み決算はまだ発表されていない。

 

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最終更新:2017年04月04日12:02

ベトナム:FTAにより国内履物産業の見通しは明るい

2018年にEU・ベトナム間自由貿易協定(EVFTA)が発効すれば、ベトナムの履物輸出には明るい展望が開けると見られている。

ベトナム皮革履物鞄協会(Lafaso)のDiep Thanh Kiet副会長は、このFTAによってヨーロッパに輸出される約50種類のベトナム製履物に対する関税が撤廃される見通しであると述べた。この新しい環境下においては、ベトナムからヨーロッパに対する2019年履物輸出売上高が大幅に増加すると予想されている。

自由貿易協定(FTA)によってコード6402に規定される本底と甲がゴム製またはプラスチック製の履物に対する輸出関税は0%に引き下げられ、コード6403の甲が革製の履物も約半分の品目が関税免除を受けられる予定となっている。また、他のタイプの履物に対する関税は、今後3〜5年かけて徐々に0%にまで引き下げられる。

さらにEUは一般特恵関税制度(GSP)に基づき、多くのベトナム原産の商品に優遇措置を与えている。「この優遇措置はFTAによって得られる関税引き下げと共に、EU市場においてベトナムの履物が中国製品よりも競争力を持つのにとても有効です。」とKiet副会長は述べた。

Coats Vietnamのマネージング・ディレクターであるBill Watson氏によると、EUは韓国や日本とも貿易協定を締結しているが、この貿易協定が締結された後に、両国からEUへの輸出は劇的に増加したという。

Watson氏は、EVFTAがベトナム履物産業にとって今後5年間の主要な成長推進力になるだろうと述べた。特にスポーツウェア分野は、免税措置により最大の成長産業になると予測されている。

実際のところ、ベトナム製ブランドはヨーロッパ顧客の信頼獲得に成功している。低コストとインフラ整備により、ベトナムは外国人投資家にとって理想的な投資先となるであろう。

Watson氏は、EVFTAによって得られるメリットを享受するために、さらに多くの外資系履物メーカーが中国からベトナムへ生産移管を行うことになるだろうとした。毎年世界では220億足以上の履物が生産されているが、ベトナムは中国に次ぐ第2位の生産国となっている。

計算上、中国からベトナムへ履物生産が1%移管されるごとに、ベトナムの履物産業は10%拡大していくことになる。

最近ではイタリアがLefasoに設備、ソフトウェアそしてノウハウを提供し、ベトナムに履物研究開発センターを設立するのを支援した。

イタリア貿易協会はイタリアの履物製造者協会と提携し、ベトナムで国際履物展示会を開催する。9月17〜20日にFiera Milanoで開催予定のMICAMは、国際履物メーカーの協力を得ることが期待されている。

LefasoのKiet副会長は、イタリアには高級ファッション業界における高い名声と、最先端の設備を備えた約5000の履物企業と600以上の有名なメーカーが存在するが、ベトナムの履物メーカーはイタリアを見習い、ヨーロッパ市場で確固たる地位を確立するよう目指すべきであるとした。

Kiet副会長氏はまた、「ベトナム製履物の平均単価は過去数年間で上昇し、中国製よりも高くなりました。2016年にベトナムはイタリア製皮革を輸入するのに約1億8000万米ドルを費やしましたが、これはベトナムの履物輸出がバリューチェーン上、より高付加価値な方向へシフトしていることを示しています。ベトナムが付加価値を重視するのであれば、こうした流れはさらに続くでしょう。」とした。

2週間前にホーチミン市で開催された履物・皮革輸出促進会議において、商工省(MoIT)軽工業部のPhan Chi Dung部長は、MoITでは2025年を見据えて、2020年までの開発基本計画を策定していることを明らかにした。この計画において、ベトナムは2025年までに2016年の生産量の2倍となる20億足の履物を生産し、輸出売上高を300億米ドルにする予定となっている。

履物産業は生革と補助材料に対する大きな需要を有しているが、もしベトナムのサポート産業が成長しなければ、皮革・履物産業は輸入材料に大きく依存することになるであろう。

「そのためベトナムでは企業に対し、皮革、資材、アクセサリーを生産する工場を建設することを奨励しています。MoITでは具体的に、ベトナム皮革・履物産業向け原材料の生産に特化した工業地帯の建設を政府に提案しようとしています。」とDung部長は述べた。

Dung部長によると、ベトナムの履物製品は、米国、EU、中国、日本などの主要市場を含む50の国と地域に輸出されている。またベトナムにおける皮革・原材料の現地生産率は、40〜50%まで達している。

2016年現在、ベトナムの履物産業には800の大企業を含む1700の企業があり、合計120万人以上を雇用している。ただし大規模輸出企業の80%は合弁か、完全な外資系企業となっている。

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最終更新:2017年04月04日06:00

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