インドシナニュース

2016年11月 のニュース一覧

ベトナム:アメリカ式のブラックフライデーが流行

アメリカでポピュラーなブラックフライデーを倣い、ベトナムでも多数の店が大規模なセールを実施した。いくつかのブランドがこれを機に儲けを出すことはできたものの、ベトナムの状況はアメリカほど熱狂的で期待値の高いものではなかった。

ビンコムショッピングモールの高級店からノーブランドの服を売る格安店に至るまで、ハノイのあらゆる目抜き通りでは「ブラックフライデー 最大50%割引セール」の看板が掲げられた。多くの店はバーゲン目的の顧客で溢れかえった。最も多くの顧客を引き付けたのは、Emigo、IVY Moda、Charles and Keith、Aldo、Canifaなどの、最大70%に及ぶ割引を掲げた中上流や中流のブランドであった。

「我が社がブラックフライデーを実施し大成功を収めたのはこれで2年目になります。お客様が店に詰めかけ、我が社のニットウェアが、低価格の商品もカシミアでできた高級品も共に、通常と比較し記録的なスピードで売れました。」とBa Trieu通りのショップCanifaの従業員はベトナム・ニュース紙に語った。

セール商品は家庭用品から服まで様々な種類に及んだが、最も期待が高かったのはアパレル分野だった。大学生や会社員、主婦など、その殆どが女性であった買い物客は、25日朝早くから様々なモールや路面店に押し寄せた。

しかしながら、割引に正しく取り組まない店も多くあった。時に全商品が50%割引されるアメリカでのブラックフライデーの慣例とは対照的に、ベトナムの幾つかの販売店では偽りの宣伝が行われ、商品に応じて10〜70%の割引率をつけられた。また店側は完全には認めなかったものの、売れ残り商品に惹きつけられるような値付けがされた。

多くの顧客が不必要なものに散財するよう見受けられたため、購入には慎重で慎ましくあるよう勧告された。多くの店がこのセールを、前シーズンの売れ残り商品を処分したり、品質の良くない商品を混ぜこんだりする機会と見たのである。

アメリカでは、ブラックフライデーは感謝祭の翌日である11月の第4金曜日に当たる。顧客の大きな期待に応えるべく多くの小売店で大幅割引のセールが実施される一方、ブラックフライデーはクリスマスのショッピングシーズンの始まりと広く見られている。

週末割引のみの場合もあるが、セールのタイムリミットは通常11月25日〜28日である。顧客呼び込みのため、割引と同時にクーポンやその他の特典がつけられる。

 

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最終更新:2016年11月28日11:49

ベトナム:島精機製作所が現地法人を開設

日本のニット編み機メーカー、島精機製作所はベトナムにおける販売、サービス、同社製品のデモンストレーション強化のため、2016年11月、ホーチミン市に現地法人を開設した。島精機本社と直接繋がる子会社の設立はベトナム国内の数多くの顧客に安心をもたらすだろう。

人件費の優位性と豊富な労働力、そしてEU・ベトナム間の自由貿易協定が2018年に発効することに注目した香港、台湾や韓国からの投資を背景に、ベトナムは繊維産業の発展を図っており、島精機のコンピュータ横織機や自動裁断機への需要も伸びている。

現地法人の開設を記念して、島精機は11月25日と26日に展示会を開催する。島精機の革新的なデジタルステッチコントロール(DSCS)やスプリング式可動型シンカーシステムを搭載した代表的なコンピュータ横織機SVR122、コンパクトで経済的なコンピュータ横織機SSR112、自動車産業向けの積層式自動裁断機P-CAM182、サンプル作成のコスト、時間や資源を削減するリアルなシミュレーションでバーチャルサンプル作成ができる3DデザインシステムSDS-ONE APEX3などを展示する。

この展示会では島精機の新たなウェブベースのファッションアーカイブサービス「staf」、ニット製品のライフサイクルマネジメント用ソフトウェア「Shima KnitPLM」、また最上級のフィット感、着心地とドレープを実現する革新的なシームフリーホールガーメントニットなど最新のコンピュータ横織機で製造されたニットウェアも展示される。

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最終更新:2016年11月23日12:01

ベトナム:TPPの有無にかかわらず統合を続行予定

ベトナム商工省のTran Tuan Anh氏によると、アメリカ次期大統領ドナルド・トランプ氏が環太平洋経済連携協定(TPP)に反対しようとも、ベトナムは企業を支援しその他の協定の交渉を行う、事業・投資環境の改善に向けた改革を続行する予定であるという。

TPP貿易協定に反対するトランプ氏がアメリカ大統領選で勝利したことを受け、共和党が貿易協定に終止符を打つ可能性があると多くの専門家が考えている。

これに対し、ベトナムの国際経済統合に対する見解と方針に変更はないことを、Ann氏は進行中の国会に合わせて報道に伝えた。TPPはベトナムが参加に合意した自由貿易取引の一つではあるが、ベトナムはビジネスチャンスを作り出し、経済成長を加速させるその他の自由貿易協定(FTA)も推し進める予定である。

TPPの未来を予測するには時期尚早であり、TPPの有無にかかわらずともベトナムは統合に向けた準備を整えているとAnh氏は述べた。

もしTPP協定が順調に導入されれば、ベトナムの様々な部門に多くの利益をもたらすことになる。繊維、衣料、履物、海産物などの主要輸出製品の輸出額はアメリカ、日本、カナダ向けに大きく拡大するであろう。一方で例えTPPが承認されなくとも、ベトナムにはまだ別の輸出市場があるとAnh氏は加えた。

副首相・外務大臣のPham Binh Minh氏は、今月初めにホーチミン市で開催されたベトナムサミット2016において、ベトナムはTPP協定に参加することにより、アジア・パシフィック諸国との貿易関係を強化し、ベトナムやその他TPP加盟国に対するビジネスチャンスを作り出すことを望んでいると明言した。

従って、ベトナムはアメリカを含めたすべての加盟国による貿易協定の批准を期待しているという。

ベトナムが交渉過程に費やした時間や努力を考慮すれば、何らかの理由によりTPPが承認されない場合は失敗とみなされるであろうとMinh氏は述べた、しかしながらTPPとは別に、ヨーロッパ連合やユーラシア経済連合など、ベトナムはその他の多くの提携国とFTAを結んでいることにも言及した。

ベトナムやその他アセアン諸国は東アジア地域包括的経済連携のFTAの準備を進めており、加えてアジア太平洋経済協力フォーラムでは地域内でのFTAを交渉中である。

さらにベトナム商工省のDo Thang Hai副相は、ベトナムが加盟国となっている10のFTAがすでに施行されており、1つのFTAが発効予定、そして複数のFTAが交渉中であることを説明した。

Hai氏は、貿易協定の有無にかかわらず、国際統合に対するベトナムの経済政策に変更はないことを強調した。

TPPの交渉以前にも、ベトナムは世界貿易機関(WTO)など様々な政府間国際機関に参加してきたことをHai氏は述べた。国内のビジネス環境は改善されており、ベトナムは持続的な成長を遂行すべく、投資環境の再構築や民間分野の開発、公債管理の強化を加速させてきた。

経済学者のNgo Tri Long氏によると、国際化により他国との協調は必須のものとなっており、ベトナムは最悪の事態に備え、TPPに依存しない最善策を準備すべきであるという。

その他の展開としては、日本の衆議院でTPP協定承認案と関連11法案が可決された。

バラク・オバマ大統領は、経済に対する中国の影響力が高まる中、アメリカに国際的な貿易の政策を設定させたとして12カ国間の交渉を擁護した。

日本とアメリカの他に、TPPにはオーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポール、ベトナムの10カ国が参加している。もしTPPが完全に施行されれば、世界経済の40%を占める見込みである。

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最終更新:2016年11月23日06:03

ベトナム:PVTexの夢砕かれ、巨額損失が明らかに

多くの外国企業がベトナムに投資を行う中、ベトナム企業による繊維事業が数多く破綻し、ベトナム繊維産業の将来に懸念を投げかけている。

数兆ドン規模の損失を負った大規模ポリエステル工場PVTexのVu Dinh Duy社長は数年にわたって業務を放棄しており、連絡がつかない状態である。2008年に創業した同工場はベトナムの輸入ポリエステルへの依存度を30%低下させることができると期待されていた。どのようにしてこの巨額の損失が発生したのか調査が行われる予定である。

PVTexをはじめとする失敗企業はベトナム繊維産業の発展を阻害する恐れがある。

繊維産業向けの染料や化学薬品に特化した米国企業Huntsmanが所有するHuntsman Textile Effectsの租税倉庫は創業から日が浅いにもかかわらず、すでに一杯である。ベトナムでの新規繊維企業の同社製品への需要は非常に高い。

環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への期待から、日本、韓国、中国やインド企業からの投資でベトナムに数多くの繊維工場が開設された。

日本の総合素材メーカー、シキボウは中国工場の生産量を減らし、ベトナムでの生産量を増やすことを計画している。クラレ大阪本社は251億米ドルを投資しダナン市にスポーツウェア生産ラインを設置した。伊藤忠は2014年、ベトナムに月間50万メートルの生産能力の布地工場を設立した。

繊維産業分野への外国直接投資(FDI)は2015年末までに過去最高となる20億米ドルを記録したという。

その反面、輸入原材料への依存度低下を目的として繊維製造、染色や繊維事業に大規模な投資を行っているのはベトナム企業ではVinatexのみである。

VinatexとPetroVietnamが共同開発したPVTexはそうした事業のひとつであった。設計上1日50万トンの繊維生産能力があり、年間16億米ドル分の輸入ポリエステルを安価な国内産に転換できると期待されていた。

PVTexは当初計画から2年遅れた2012年に操業を開始した。しかし操業開始からたった2年で1兆4720億ベトナム・ドンの損失を計上した。

Vinatexは2014年にPVTexの売却を決定した。2015年初めに、工場は操業を停止した。その後操業は再開されたものの、製品1トン当たり334万ベトナム・ドンの損失を出し続けた。

インドのIndorama GroupとシンガポールのFortrec ChemicalsがPVTex買収に関心を示しているが、最終的な決定はまだなされていない。

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最終更新:2016年11月22日18:03

ベトナム:門外漢がトップデザイナーに(後)

(前編より)

 

Inner Sanctum: あなたは新しいコレクションを発表するたびに、常に見る者を驚かせています。一体どこからインスピレーションを得ているのですか?創造的なアイデアが浮かばない時もあったりするのですか?

 

ファッションを含むどんな芸術であっても、私たちを取り巻く鮮やかな生活そのものが不朽のインスピレーション源です。部屋の中に閉じこもっていてはいかなるアイデアも得られません。外に飛び出して生活の流れに身をゆだねる必要があるのです。そうすれば日々の生活の中で、仕事において新鮮なアイデアと変わり得る「手がかり」を得ることができるのです。

私は通常では無視されるような非常に単純なことからインスピレーションを得ています。例えば私の9番目のコレクションであるLúaはその真の意味は「米」ですが、同時にこの言葉は田舎から出て来て、純真で素朴な個性を持っている人々を指しているのです。

私は田舎の女性、特にbà ba(南部地方の女性用ブラウス)に美を感じます。これに触発されて、私は南部地方の伝統的な手織りのシルク、シフォン、オーガンザ、リネン、ベルベットからなるlãnh Mỹ Aを使ったコレクションを開発しました。このコレクションは3月の東京ファッションウィークで発表されました。

また6番目のコレクションであるNấm(キノコ)は、すべてが絶滅してキノコだけが生き残ったという世界の絶滅を扱った話に触発されました。

最近のハノイ国際ファッションウィークで発表された最新のコレクションであるCô Gái Của Kẻ Lạ và Tôi(異国の女の子と私)は、私の外国の友人らがベトナムの大都市で過ごした生活で経験した、愛すべき混乱についての話から思いつきました。私はこの混乱を、良い面と悪い面両方のキャラクターを持ち合わせている魅力的な女の子に見立て、彼女の性格のあらゆる面が露呈した場合に、彼女はどのように見えるのかを表現しました。

 

Inner Sanctum: あなたは自身のコレクションの中でどれが一番好きですか?

 

正直なところ最初から8番目のコレクションまでそれらを発表するたびに、私はいくつかの細部やその他の点に不満を抱いていました。私はこれまで自分のアイデアをすべて作品に投影しようとしていました。ですが振り返ってみると、自分の考えが明確であれば、3つか4つの異なるコレクションに投影するのは1つのアイデアでよかったのにと考えています。ごちそうがあまりに豪華すぎると食事をする人々は満足しません。このことが、これまでに私が学んだ最も大きな教訓です。

グラフィックデザイナーとしてのキャリアをスタートさせた時、私は毎年コレクションを制作するという10年計画を立てました。これまで私は9つのコレクションを制作しました。 10番目のコレクションの後は番号を付ける代わりに、春夏と秋冬シーズンのコレクションをデザインする予定です。また10番目のコレクションを発表した後、私は展覧会を開催する予定です。この展覧会は、私の10年間にわたる最初の旅の「卒業論文」となる予定です。

 

Inner Sanctum: 毎日何時間仕事をしているのですか?

 

毎日午前9時から午後12時まで働くのは私にとって普通のことです。大きなショーの準備をする時はいつでも、20時間は働くことができます。

私は自分がデザイナー兼マネージャーを勤めるKIN Concept、Nguyen Cong TriとCong Triの3つのファッションブランドを持っています。さらに、私はいつも高い精度を要求するため、仕立工程において職人を指揮する必要もあるのです。

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最終更新:2016年11月18日12:01

ベトナム:門外漢がトップデザイナーに(前)

ホーチミン市建築大学グラフィックデザイン科の卒業生であるNguyễn Công Trí氏は、彼の持つすべてのエネルギーを「愛する」ファッションに捧げている。わずか10年の間にTrí氏はファッションの門外漢から、上得意に大物セレブを抱えるベトナムのトップのオートクチュール・デザイナーとなった。 彼はアジア・クチュール協会唯一のベトナム人会員である。この才能溢れたデザイナーはThúy Hằng氏に対し、最初は(ベトナムのファッション界を代表する)Minh Hạnhにインスピレーションを受けたと明らかにした。

 

Inner Sanctum: あなたはどういったきっかけでファッション業界に入ったのですか?

 

実際、私は幼い頃からファッションデザイナーになるという夢を抱いていました。1990年代初頭にファッションに真剣に向き合い始める前、私は9年間スケッチのスキルを磨いていました。当時Minh Hạnh氏は、伝統的なブロケード織りを使った独創的な作品でベトナム唯一のデザイナーであり、ベトナムのファッション業界に新たな「一面」をもたらしました。彼女が成し遂げたことを見て私は自分にこう言いました。「私は彼女のように、プロ意識が強く、情熱的で創造性に満ちたデザイナーになりたい。」 私はハノイ工業美術大学とホーチミン市建築大学の入学試験を受けました。しかし当時ハノイ工業美術大学はファッションデザイン学部を持つ唯一の大学だったのですが、私はその入学試験に失敗してしまったのです。

他に良い選択肢がなかったので、私はホーチミン市でグラフィックデザインの学生になりました。私はファッションの分野に戻るチャンスはきっとある、と自分自身を慰めていました。当時私は、グラフィックデザインのスキルが私の後のキャリアに非常に役立つことになることを知りませんでした。実際のところグラフィックデザインのスキルは、より良いアイデアやコンセプトを私にもたらし、レイアウトに統一感を出すことなどに役立っています。

グラフィックスの知識によって、私は色を効果的に使ったり組み合わせたりすることができます。精密性はグラフィックが私にもたらした一つの特長です。違いがわずか1mmであっても、私は2枚のシャツのフラップの差異を識別できます。

2000年に私はベトナム・コレクション・グランプリに出品するため、「青葉」コレクションを送ったところ、このコレクションは新アイデア賞を受賞しました。また翌年、私の「土と水の極致」コレクションは、アジア人デザイナーのためのシンガポール・ファッション・コネクションで第2位となりました。

この2つのコンテストの後、私はグラフィックとファッションの仕事の両方を追求し続けました。私はスタイリスト兼ファッションデザイナーとして、ショービジネス界で働くクライアントを獲得し始めました。私はそれらの仕事と同時に、彼らの世間からのイメージを構築するのを支援しました。 「エンターテイメントの女王」である歌手のHồ Ngọc Hà、スーパーモデルのThanh Hằng、女優のTăng Thanh Hàなどが私のクライアントに名を連ねていました。

 

Inner Sanctum: 門外漢とされているにもかかわらず、なぜあなたは成功できたのでしょうか?

 

正式なトレーニングを受ける機会が得られなかった分野に対し、それでも大きな情熱を抱き続けている人は他の人よりも多くを学ぼうとするでしょう。私も狂ったようにデザインやファッションに関するすべてのことを学びました。

目標に到達したいと願うのであれば、情熱、勤勉、向学心が必要です。

 

(後編へつづく)

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最終更新:2016年11月18日06:00

ベトナム:2017年の繊維産業の輸出予測

世界の繊維需要が減速すると予想される中で、中国、インド、バングラデシュ、パキスタンを含む他の主要輸出国との激しい競争のために、ベトナム繊維産業は2017年に引き続き厳しい局面に直面するだろう。

ベトナム繊維公団(Vinatex)のLê Tiến Trường社長は、イギリスのEU離脱とTPP貿易協定に反対している米国のドナルド・トランプ大統領の影響として、米国とEUへの繊維輸出もマイナスの影響を受けるだろうと述べた。

したがって、適切な政策がなければ、繊維産業は輸出の伸び率はわずか5〜7%に留まるとTrường氏は述べている。

ベトナム繊維協会(Vitas)のVũ Đức Giang会長は、産業界の国内外の投資プロジェクトの管理強化を含む、地場産業の支援について、最低賃金上昇と労働時間に関する方針を見直すよう商工省にいくつかの提案を行ったと述べた。

同協会はまた、繊維産業の人材育成支援の発展と支援に対する調整を求めた。

また、Vitasは、商工省に対し、衣料品および繊維事業の困難を引き起こす法的文書を見直し、改訂するよう提案した。企業が生産を促進するのを助けるために毎月余分な労働時間の制限を廃止するよう求めた。

Vinatexによると、ベトナムの繊維・衣料品の輸出金額は、当初10ヶ月間で前年比4.8%増の233億米ドルに達した。

今年の目標である280〜290億米ドルに達するためには、繊維製品輸出は、今年の最後の2ヶ月間に月平均25億米ドルに達する必要がある。

米国はベトナムの繊維・衣料品の輸出先のトップで、昨年と比較して4.37%増の100億米ドルで、ヨーロッパは約2.9%増の30億米ドル近くとなった。

日本と韓国も、ベトナムの繊維製品の主要市場である。

 

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最終更新:2016年11月17日10:23

ベトナム:韓国暁星グループがバリア・ブンタウ省で12億ドルの工場建設計画

韓国の暁星グループ(Hyosung Group)はバリア・ブンタウ工業団地管理委員会に対し、ポリプロピレン生産及び液化石油ガス(LPG)貯蔵施設の開発のための許可申請を行った。企業フォーラム誌の報道によると、この施設建設のための総投資額は12億米ドルに上る。

この施設はTan Thanh県カイメップ工業団地の60ヘクタール規模で建設される予定である。

総事業費12億米ドルのこの事業は2期に分割して実施される。まず第1期にLPG貯蔵施設(1億3300万米ドル)とポリプロピレン工場(3億3600万米ドル)が建設される。この工場は年間3億トンのポリプロピレン生産能力が見込まれる。

第2期にはプロパン脱水素(PDH)工場(4億9600万米ドル)と新たなポリプロピレン工場(2億2600万米ドル)が建設される予定である。

暁星グループは韓国大手企業15社のひとつで、タイヤコード、スパンデックス、配電機材、繊維原料の製造に特化している。アジア、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカで事業を展開する。暁星の高品質繊維は米国やヨーロッパ、アジアの複数の繊維原料市場で50%のシェアを誇る。

2007年にベトナムに進出して以降、暁星は南部ドンナイ省に繊維工場を3工場建設している。2015年5月、暁星は4工場めとなる6億6000万米ドル規模の繊維製造工場の投資許可を受け、現在までのベトナムへの投資額は10億米ドルに達する。

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最終更新:2016年11月16日12:02

ベトナム:繊維産業の2017年は前途多難か

ベトナム繊維産業は中国、インド、バングラデシュやパキスタン等縫製輸出国との苛烈な競争と予測される世界的な需要の低迷により、2017年も困難に直面することになるだろう。

ベトナム繊維公団(Vinatex)のLe Tien Truong社長は、米国とEU向けの繊維縫製輸出は英国のEU離脱とTPP反対派のドナルド・トランプの米国大統領当選による負の影響が予測されると話す。

政策的支援がなければ、繊維産業の輸出額増加率は5-7%に止まることが予測されるという。

ベトナム繊維協会(Vitas)は国内繊維縫製産業の支援のため、国内及び外資企業による投資事業の管理能力強化や、最低賃金の賃上げや労働時間に関する政策の見直しなど、商工省に複数の提案を行った。

繊維協会はまた、繊維産業開発への支援と人材教育への支援も要請した。

繊維公団によると、今年1月から10月までのベトナムの繊維輸出は前年同期比4.8%増の233億ドルであった。

今年の輸出目標額である280-290億米ドルに到達するためには、残る2か月で月間平均輸出額25億米ドルを達成する必要がある。

ベトナム製繊維製品の最大市場である米国への輸出額は前年比4.37%増の100億米ドル、続くヨーロッパは前年比2.46%増でおよそ30億米ドルであった。

日本と韓国もベトナム製繊維製品の主要市場となっている。

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最終更新:2016年11月16日06:02

ベトナム:履物企業がFTAに向け調整

ベトナムの皮革・履物企業は、自由貿易協定(FTA)によって得られる、特にユーラシア大陸とのチャンスに向け、新たな生産・ビジネス戦略を導入している。

ベトナムのユーラシア経済連合(EAEU)との協定が先月発効された。

Ladoda JSC社の担当者は、インドから皮革や設備・機械を関税率ゼロで輸入しており、メキシコを含む外国提携先を探していると述べた。Ladoda社はハンドバックやバックパックをEAEU加盟国向けに輸出しており、担当者によると2017年市場に向けて既に20の新デザインを制作済みであるという。

ベトナム皮革履物鞄協会(Lefaso)会長Phan Thi Thanh Xuan氏は、履物製品の価格の内、材料費が占める割合が68%〜75%であるのに対し、皮革・履物部門の現地化率は約40%〜45%である事を説明した。

全てのFTAが施行されれば、外国投資者は製品の原産地規則に従って得られる関税利益を享受すべく、原料生産に焦点を当てることとなる。その間ベトナム企業は現地化率を引き上げ、輸入依存率を引き下げるものと予測されている。国内の皮革・履物企業は、生産性を上げ品質を向上すべく、事業を拡大しつつも生産操業を改良してきた。

同時に、中国本土、日本、台湾などの国や地域の投資者も、FTAによって得られる契機を享受すべく、ベトナムに工場を建設している。今や皮革・履物産業の輸出取引高の70%以上を占めている外国直接投資(FDI)事業は、FTAから多くの利益を得ていると言われている。

アパレル産業と同様、ベトナム履物産業はFTAが実施されれば、EUやEAEU市場で7年間の関税撤廃を享受することができる。しかしながら、一度市場が解放されれば市場の要件を満たせばどの企業も協定から利益を得ることができるとXuan氏は述べた。

見込まれる好機とは別に、協定はベトナムの皮革・ハンドバック部門に新たな課題を投げかけている。皮革製品やハンドバックの70%と言う高い賃金率は利益を引き下げ、事業を停滞気味にしてしまっている。その上、EUやEAEUによって課される技術的障害や社会的責任・環境保護・税制優遇措置享受のための手続きと言った公約が事業費を引き上げる事になる。

こうした背景に対抗すべく、LEFASOは地元企業に、国内市場でしっかりとした地盤を作り外国市場でライバル企業と競争することができる様な、品質の高い製品を大量生産するための戦略や解決策を展開するよう提案している。協会はまた、部門に更なる投資を呼び込む、税制や土地の追加優遇措置を要請している。

 

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最終更新:2016年11月15日09:21

モスクワにベトナム軽工業団地が開設

ロシアのモスクワ地域のSerpukhov市にベトナム軽工業団地が完工した。ここには縫製・繊維企業が入居しており、労働者280人を雇用している。労働者のほとんどがベトナム人である。

軽工業団地はおよそ2ヘクタールを占め、将来拡張される予定である。毎月、団地内の工場は6万製品、4000万ルーブル(62万7741ドル相当)を出荷している。

この事業は不法労働の問題を解決し、ロシアとベトナム間の友好促進に寄与すると期待されている。

モスクワ地区Denis Butsaev副知事は落成式でモスクワは2013年にはじまったこの事業を支援し、ベトナムとのパートナーシップ強化を図りたいと述べた。

モスクワ郊外では様々な分野でベトナム企業が活発に展開しており、多くの投資プロジェクトが進行していると副知事は述べた。

また、この工業団地の落成は海外事業を透明で法にかなったものとするベトナム人投資家の努力を反映したものであるとも副知事は述べた。

Nguyen Thanh Son在ロシアベトナム大使はモスクワ地域の指導者らにベトナム企業への支援を感謝した。

この工業団地事業はベトナムの地方自治体とモスクワの協力の一環であると大使は述べた。

2015年、モスクワ地域とホーチミン市の指導者らは軽工業団地設立のための行政手続きの完了を発表し、軽工業団地の設立に関する合意書に調印した。

大使はベトナム人コミュニティに向かって、工業団地の入居企業はロシアの法律を遵守し、両国の友好に貢献することを呼びかけた。

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最終更新:2016年11月14日08:01

ベトナム:労働争議回避のための施策の必要性

労働争議はここ数年間で増え続けており、労働者と雇用者の関係性を改善するために必要な関連規制や施策の調整の必要性から、ますます複雑なものとなってきている。

労働傷病兵社会省によると、ベトナムでは過去3年間、全国40か所で3146のストライキを記録している。今年の前半6か月間では、132ものストライキが報告されている。

同省法務局の代表がTin tuc紙に伝えたところによると、労働市場で進行中の改変により、両者の利益に関連する論争は避けることができないものとなっているという。

「ストライキを中心とした労働争議は、とりわけ賃金と社会保障に関する方策の変更に関してより複雑になってきています。今年初めのいくつかの事例でこの傾向が見られました。」と彼は述べた。

ハノイのメリン県にあるInkel社では、最低賃金が規定通りに引き上げられず手当が減らされたことを受け、数百人もの労働者が2月にストライキを起こした。争議はハノイ当局の助力のもと従業員と雇用社が交渉を行った上でようやく解決に至り、同社は労働者の賃金を現在の規制通りに引き上げ、手当を維持し、労働環境を改善することに合意した。

6月には、クアンガイ省中部にあるベトナム国営繊維企業グループの支店で、適切な給与支払いを求めて350名以上の労働者がストライキに入った。両者の話し合いの後に、雇用者側が賃金を調整し労働時間をより適切にすることと引き換えに労働者が作業に復帰することを認めた。

雇用者と労働者が関連政策を理解し、互いの話し合いの場を増やさなければならないと専門家は言う。これが現在の労使関係の弱点となっており、ストライキにつながり、事業や労働者に問題を引き起こしている。

ハノイ輸出加工区管理委員会副会長Nguyen Chi Hung氏は、労働者自身が自らの利権と責任を理解していないという。

「ハノイの多くのストライキは賃金や労働時間、食の安全性や衛生に関連しています。しかしながら、その結果起きたストライキは法手続きをきちんと踏まえたものではないのです。」と彼は述べた。

労働争議やストライキが起こった際には、地方当局が介入し処理しなければならない。

「調査によると、労働法によって定められた労働協約に署名しているのは500企業のうち160企業のみです。労働者は企業で働いている間の、自らの権利や利権を知らないのです。」と彼は述べた。

法務局長Dang Duc San氏によると、労働争議に対処する仕組みはあるものの、この手続きが踏まれることはなく、労働者がストライキを行う際には規定通りに行われていないという。

ベトナム労働総同盟労働友好局次長のLe Dinh Quang氏は、すべてのストライキが2012年労働法を遵守したものでなかったと説明した。これは、労働争議やストライキを処理する規則を中心とした、幾つかの法規制が無効であるか、十分に有効ではないことを指す。

「雇用者と従業員の話し合いや交渉に関する仕組みを増やすよう法律を調整しなくてはなりませんが、それは労働者の利権を減らす変更であってはなりません。」と彼は述べた。

関連法に対する労働者の認識を高めるために情報を普及し、さらには違反に対する罰則を増やすことが必要とされていると彼は述べた。

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最終更新:2016年11月09日05:53

ベトナム:トゥアティエン・フエ省、Trieu Phu縫製工場建設案件に投資

トゥアティエン・フエ省人民委員会は、Trieu Phu縫製株式会社(Quang Dien県)のTrieu Phu輸出縫製工場建設案件に投資する方針に従う決定をした。

それによれば、総投資金額は208億ベトナム・ドン。縫製ラインは12ラインで、年間29.2万点のジャケットを生産する。

敷地面積は9333平米で、工場・倉庫の家屋建築面積は5150平米(建蔽率55%)。建設場所はQuang Dien県のSia町。同案件は2016年12月より2017年6月までに工場建設及び設備搬入を終え、2017年7月より工場稼働の予定。

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最終更新:2016年11月08日11:53

ベトナム:国際専門家が国内デザイナーに向けマーケティング講習会

フランスのジュリアン・フルニー・オートクチュールハウスのCEO Jean Paul Cauvin氏は11月4日、コレクションやブランドにとって、新作を有名人に着てもらう事がいかに広告効果が高いかを、ベトナムのデザイナー達に向けて説明した。

Joe Chia (マレーシア)、 Frederick Lee (シンガポール)、Chung Chung Lee (韓国)などの、ベトナムのファッション専門家や外国人デザイナー達が参加する2日間の講習会に、ファション業界で40年以上働くCauvin氏が参加し、グローバル化におけるベトナムの織物、アパレル、ファッション業界に関して議論した。

この講習会は、ハノイで11月1日から6日にかけて開催されたベトナム・インターナショナル・ファッション・ウィーク(VIFW)の一環である。

参加者はベトナムのファッション業界の概要を述べ、グローバル統合に向けた可能性や問題の解決策を話し合った。

ベトナム繊維協会(VITAS)のDang Phuong Dung前副会長によると、ベトナムのファッション業界には6000以上の企業があり、国の労働人口の5%を占める250万人の雇用者を抱えていると言う。

アパレル輸出153カ国中、ベトナムは中国、香港、インド、台湾、パキスタンに次ぐ6位であるものの、ベトナムのデザイナーやブランドの知名度は比較的低いと彼女は説明した。

「国際的なファッションショーで自らのコレクションを披露する機会を持ったベトナム人デザイナーはとても少ないのです。」

ファッション業界の発展の基盤として繊維業界を発展させることの重要性をDuang氏は強調した。

「デザイナーやスタイリストとは、ここではまだ珍しい概念です。もっとプロフェッショナルになり、明確で系統的な成長戦略を持たなくてはいけません。」と彼女は述べた。

国際的な評価を得るためには効果的な経営方法を通じてデザイナーの才能を育てる必要があり、ファッション業界と文化のつながりをより強固なものにしなければならないと彼女は説明した。

また講習会に参加する外国人デザイナーやブランドオーナーは、販促におけるソーシャルネットワーク利用の必要性に言及した。

VIFW会長Le Thi Quynh Trang氏によると、「See now, Buy now(いま見て、いま買う)」の流行が初めてハノイのVIFWで採用されたという。

VIFWに向け、See Now Buy Nowショールームがハノイのチャンティエンプラザに開設されている。

主に直販型の企業によって採用されているSee Now Buy Nowモデルは、シーズンに先駆けてコレクションをチェックしているファッション好きの消費者にうまく機能するという。

「デザイナーは、配送や報道の計画がタイミングよく行われるよう、実際のショーの数ヶ月前から専売バイヤーやメディアに対してコレクションを披露することができます。」Trang氏は述べた。

「消費者行動は劇的に変化し、消費者はファッションショーの直後に最新のコレクションを購入することがでるようになりました。デザイナーはソーシャルメディアでコレクションを広告するキャンペーンを立ち上げることで、これに対応する準備をすべきなのです。」

「効果的で効率的な供給網を確立し、ショップのデコレーションを改善するよう気を配らなければなりません。」と彼女は加えた。

Cauvin氏はプロのショーにおける音楽や特殊効果の重要性を強調した。

「ジュリアン・フルニーでは、ファッションショーのための音楽を注意深く選曲します。」と彼は述べた。

「音楽は観客を感動させる重要な要素です。我々は消費者の感情を揺さぶり、コレクションのメッセージを伝えるために音楽を使っています。」

「ファッションショーで大切なのは服だけはなく、観客の感情を揺さぶり、好印象を与え、感動させることです。もしコレクションを好きになってくれれば買ってくれます。そして音楽には、観客の心に反響を残す重大な役割があるのです。」

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最終更新:2016年11月08日07:21

ベトナム:アセアン繊維部門のサプライチェーン強化のための会議

11月1日、アセアン繊維部門の持続可能な発展のためのサプライチェーン強化についての国際会議がハノイで開催された。

このイベントはベトナムが主催したアセアン繊維産業連合2016(AFTEX)の一環として開催された。

この会議で、ベトナム繊維協会(VITAS)のVu Duc Giang会長は、ベトナムが縫製輸出でアセアン諸国中首位にあることを指摘しアセアン地域におけるベトナムの繊維アパレル産業の戦略的役割の重要性を強調した。

繊維部門はベトナム最大の外貨収入源のひとつであり、ベトナムは世界の縫製輸出国上位5か国の一角を占めるまでになったとGiang会長は述べた。

2015年のベトナムの繊維輸出は270億米ドルに及び、2016年の輸出額は290億米ドルに到達すると見込まれている。

アパレル企業は6000社に及び、250万人もの労働者が雇用されている。

ベトナムは2040年の姿を念頭に、2020年までに縫製分野開発のためのマスタープランを作成する必要があるとGiang会長は話す。縫製分野は海外企業をさらに誘致するためのインセンティブを導入すべきであり、そして企業は独自の企業ブランドを確立すべきであるとも述べた。

ベトナム繊維協会は2001年にAFTEXに加盟した。AFTEXは東南アジア諸国間の自由貿易地域形成と2015年のアセアン経済共同体(AEC)設立のために多大な貢献を果たしている。

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最終更新:2016年11月07日12:12

ベトナム:オンラインショッピングの台頭によりEカードの利用が増加

オンラインショッピングの普及により、ベトナムにおけるクレジットカードの人気が高まっている。

商工省の報告によると、ベトナムにおける2015年のeコマース収益は、2014年から37%増となる40億米ドルであった。消費者は一回のオンラインショッピングで平均106米ドル使っていたという。

オンラインショッピングの人気の高まりから、この数字は次数年間でますます高まるものと予想されている。ホーチミン市の33歳会社員Tuyet Thanhさんは、eコマースの利用により買い物の利便性が増したという。

「外が雨だろうと晴れだろうと、家にいようと職場にいようと、いつでもインターネットサーフィンをして、商品、航空券、ホテル予約と、必要なものは何でも買うことができます。「いつでも」「どこでも」という言葉はまさにこのことです。」とThanhさんは述べた。.

また消費者は、国際的なブランド製品をブラウズし、いつでも購入することができる。

しかしながら、オンラインショッピングを安全に行うためにはクレジットカードのセキュリティに注意しなければならないのも事実である。オンライン詐欺が横行しつつあるベトナムでは、金融の安全保障が需要な課題であることは消費者も留意している。

「オンラインショッピングで利用するクレジットカード選びには注意していて、確かな小売店と提携を結ぶ信頼性の高い銀行から発行されたカードを選ぶようにしています。」28歳のメディア専門家Thanh Huongさんは述べた。

消費者を誘導するために銀行は、ターゲット層に魅力のあるキャンペーンを行い、高水準の製品やサービスを提供するブランドと提携すべきである、と彼女は加えた。

Visa提携のShinhan銀行のEカードは、ベトナムの中でも人気が高い。Shinhan銀行によると、同行発行のEカード利用者は、週末のオンラインショッピングでのカード利用で、月間最大30万ベトナムドン、年間最大300万ベトナムドンのキャッシュバックを受け取ることができる。

またShinhan銀行のEカードは1000ベトナムドンの利用につき、平日のオンライン購入利用で2ポイント、オンライン以外の購入利用で1ポイントのShinhanポイントを付与している。このポイントは3年間有効で、現金に変換することができる。

「一番の魅力は、Tiki、Zalora、Lazada、Uber、Grab、Ciao Floraといったショッピングサイトやアプリなど、Shinhanの提携200企業で特典を受けれることです。また、CGV シネマ、Lotteシネマ、Hollys Coffee、Vpresso Coffeeでは一つ購入で一つ無料の特典もあります。」Shinhanの代表は説明した。

ShinhanのEカード利用者はまた、Tiki、Lazada、Yes24、Vivavivu、Nguyen Kim、Piaggio、SAPA、Xuan Cau、など多くの人気店で金利0%の分割払いオプションを利用することができる。2016年12月31日までの新規Eカード顧客先着888名は、Lotte.vnでの30万ベトナムドンのプロモーションコードを受け取ることもできる。

Eカードに平行しShinhan銀行は、オンラインの請求書払い、オンラインの貯蓄サービスといった、インターネット銀行サービスの提供も開始した。

同行はベトナム全土でのネットワークも急速に拡大している。2016年だけでも、ハノイ、ヴィンフック、ホーチミンに4支店を開設し、現在では国内で18の支店・処理センターとなっている。

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最終更新:2016年11月07日06:09

ベトナム:アセアン地域における繊維・アパレル輸出を主導

ベトナム繊維協会(VITAS)のVu Duc Giang会長によると、アセアン加盟国の繊維・縫製分野で首位になるためには、企業が自らモチベーションを高め、外国投資家を惹きつけなければならないと言う。

ハノイで昨日開かれた、「持続可能な発展に向けたアセアンの繊維分野におけるサプライチェーンの強化」をテーマにした会議でのGiang氏の演説によると、ベトナムは2015年より20億米ドル高い、290億米ドルを今年の輸出総取引高として目標に掲げているという。ベトナム国内には6000以上の繊維企業があり、259万名以上の安定した雇用市場を提供している。

「ベトナムは、アセアン地域における最大の繊維・アパレル輸出国です。この生産部門は、地域や世界との幅広く深い融合により発展しました。主に国内消費市場向けであった部門が、今では国の輸出取引高における主戦力となっているのです。」とGiang氏は述べた。

また、ベトナムは世界の繊維・アパレル輸出国トップ5に入っているという。

ベトナムは2001年より、繊維産業アセアン連盟(AFTEX)の加盟国である。アセアンサプライチェーンの提携と専門技術基準という、AFTEXが創始した2つのプログラムは地域に多くの利益をもたらしているものの、ベトナム、インドネシア、タイ、マレーシア、カンボジア、ミャンマーのサプライチェーンにおける協力体制は、期待通りには発展していない。

ベトナムとアセアン諸国間の物品輸出取引高は2005年の150億米ドルから、2015年には420億米ドルにまで増加しているが、アセアン加盟国との繊維・縫製取引高は2005年の4万5100億米ドルから2015年の17万3000億米ドル(輸出額9万6500米ドル、輸入額7万6700米ドル)と、増加はごく控えめである。

自由貿易協定により、ビジネス環境や世界の繊維・アパレルのサプライチェーンに大きな変化があったとGiang氏は述べた。

「2017年以降に適用されるAECとアセアンのワンドア・メカニズムは、新しいチャンスと挑戦を引き起こします。そのため、AFTXの今後の活動は、各アセアン加盟国が地域と世界のための持続可能なサプライチェーンにより良い形で参加するための条件を作り出すでしょう。」とGiang氏は述べた。

Giang氏によると、上述のターゲットを達成するためにベトナムは、2040年をビジョンに据えた2020年開発計画の目標通りに発展することに注力する必要があるという。

「同時に各企業は自らのブランドを確立するために、独自の特徴を見つけ出さなければならないのです。」とGiang氏は述べた。

会議は、ベトナム主催の繊維産業アセアン連盟2016(AFTEX)の国際会議の一環であった。明日終了する3間のAFTEXカンファレンスでは、繊維サプライチェーンの持続可能な解決法、環境管理の経験共有、ベトナム国内における国際ブランドの供給源探索などにも焦点が当てられる。

また、テキスタイル原材料の展覧会も同時に本日開催されている。このイベントは毎年開催されており、ベトナム、ドイツ、日本、韓国、パキスタン、タイ、中国などの15か国・地域から190社以上が参加している。

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最終更新:2016年11月04日06:03

ベトナム:韓国資本工場で労働者が倒れ操業停止に

女性労働者66名が高温の工場で数時間働いたのちに倒れた。

10月27日と28日、ベトナム中部クアンナム省の韓国資本の縫製工場で数十人の労働者が高温により倒れ、工場はその後一時的に操業を停止している。

ソウルに本社を置くPanko社のPanko Tam Thang工場は今回女性66名が倒れた原因の究明のため関係当局に協力している。

10月27日、まず労働者23人が疲労と呼吸困難を訴えたのちに倒れた。翌日にはさらに43名が倒れた。

倒れた労働者らは病院に運ばれ、ほとんどがすでに回復している。

現在警察、環境部局、健康及び労働部局の関係者らが生産ラインと労働環境の見直しをしている。

同社の報告書によると、新規に導入した機械により工場内が高温になったため労働者らが倒れたのだという。

クアンナム省のHuynh Khanh Toan副市長は、工場には扇風機や換気システムがなかったと話す。

労働者の1人は、27日には強い異臭があり、その異臭は28日まで続いたと話している。

多くの労働者を受け入れた私立病院のPham Ngoc Hoa Binh院長は、この事態はヒステリーによるものだと述べた。

工場は29日まで閉鎖される予定である。

Tam Thang工業団地のPanko Tam Thangはクアンナム省でも最も大規模な工場のひとつで2015年末に操業を開始し、およそ1万5000人を雇用している。

7月には、同社のおよそ1000人の労働者が低賃金に抗議して数日間のストライキを行っている。

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最終更新:2016年11月02日12:02

ベトナム:国内小売業者はEコマースに希望を託す

ベトナムでは最低限の費用で事業を拡大しようと、小売業者が次々に大手Eコマース企業と手を結んでいる。

業界専門家はベトナムでEコマースが急速に発展し、ウェブサイト、モバイルアプリやソーシャルネットワークが立ち上がりつつある中、こうした動きは不可避のトレンドだと話す。

電子商取引・情報技術部の報告書によると、2016年には34%の企業が製品をソーシャルネットワークで販売している。スマートフォン用アプリケーションを開発した企業や小売店も多い。

2014年には、スマホ用アプリを持つウェブサイトの割合は15%に過ぎなかった。2015年にはそれが21%まで伸びている。

しかし、すべての小売業者がこうした投資を行えるわけではない。小規模企業には特に困難である。

ウェブサイトやモバイルアプリの開発に多額の資金を注ぎ込む代わりに、大手Eコマース企業と提携し、そうした企業のプラットホームと売り場を利用して製品の管理や販売を行う企業も多い。

最低限の投資で販路を拡大できるこうした提携は賢い選択だと言える。

現在、最大のオンラインショッピング企業Lazadaはウェブサイトで商品を販売する契約を40社と交わしている。この提携は消費者、Lazada、小売業社のすべてを利するものだとLazadaは述べる。

Lazada VietnamのAlexandre Dardy CEOは、Lazadaとの提携により、その強力なネットワークを利用して小売業者は遠隔地を含むベトナム全土へと販路を拡大することができる、小売業者にとってはLazadaの4700万人の消費者に出会うチャンスとなると話す。

モバイルショッピングアプリShopeeも公式に事業を開始し、多くの小売店を集めている。

昨年、Eコマース企業SendoはBizwebと共に小売店主らに売り場を提供するアプリを開発した。

Zaloも消費者が自らの商品を販売できるサービスを立ち上げた。

Kid Plazaの代表者は、こうした提携の効果について、同社は全国で55店舗のスーパーマーケットを展開しているが、現在はEコマースに注力していると述べる。

Lazada.vnとの提携開始後3か月で、同社は月間200%の売上向上を記録するに至った。

Shopeeと提携するアマチュアの店舗オーナーNguyen Hong Phongは、事前に何の知識もないままEコマースに参入したと話す。

「Shopeeの支援、特に商店主が特に重要なスキルを学べる教育プログラムであるShopee Universityのおかげで事業は成功し、現在では1日に100以上の受注があります」とPhongは話す。

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最終更新:2016年11月02日06:02

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