インドシナニュース

2016年04月 のニュース一覧

ベトナム:中国向けのアパレル輸出、4ヶ月で25%の伸び

ベトナムから中国市場へのアパレル製品輸出は高い伸びを続け、年初も加速している。統計データによれば、2016年4ヶ月のベトナムから中国市場へのアパレル製品の輸出は1億8600万米ドルで、対2015年同期比で25%伸びた。2016年4月単月では、輸出金額は5000万米ドルに及び、対前月比で10%、対昨年同期比で38%増加している。

予測では、ベトナムから中国へのアパレル製品輸出は2016年第2四半期及び通年にわたって高成長を維持するとみられる。第2四半期の中国へのアパレル輸出金額は、第1四半期比で8%増の2億米ドルと推定される。

その根拠は、中国経済が安定成長しているため、輸出及び国内消費ともに増加していることである。中国のその他の経済指標も回復基調にある。

中国税関の統計データによれば、中国の2016年3月の輸出は9ヶ月減少が続いていた後、ようやく増加に転じ、対昨年同期比で18.7%の増加であった。データでは輸入も好調で、輸入減少の速度も減退している。

中国の購買担当者景気指数(PMI)も2016年3月は49ポイントから50.2ポイントに上昇した。2015年7月以降でこの指標が50ポイントを超えるのは初めてである。

また、新規発注数量が2016年2月の48.6ポイントから2016年3月には51.4ポイントと大きく伸びた。これも2014年11月以来最高である。

とくに子供向け商品など、消費者に対する安全面において国産品の品質に関する不安から中国では「舶来品志向」の流れが強まっている。

生活水準が上がり、経済が安定すると、中国の中流階層の人々の多くが舶来品に大枚を払うようになっている。現在、中国は原材料の輸入だけではなく、消費財の輸入需要も伸びている。これはベトナムの輸出製品にとってもチャンスであり、そのうちの一つとして、アパレル製品が挙げられる。

 

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最終更新:2016年04月30日14:31

ベトナム:国内のプーマ製造業者は低金利融資が可能に

世界的スポーツブランドであるプーマのベトナム国内の製造業者は、プーマの環境、健康、安全及び社会的基準に適合すれば国際金融公社(IFC)から低金利の融資を受けられることとなった。

世界銀行グループの一員であるIFCとプーマが最近調印した協定により、プーマの新興市場の製造業者が環境や社会的基準を改善させればIFCは金銭的なインセンティブを提供する。

このプログラムは第一段階としてバングラデシュ、カンボジア、中国、インドネシア、パキスタンとベトナムで立ち上げられる。

IFCは短期運転資本の段階的な評価による金融制度を適用し、プーマの社会環境基準への準拠に基づく製造業者評価で高評価の企業には低金利が適用される。

IFCの製造業・アグリビジネス・サービス部門のSergio Pimenta部長は、今回の協定は中小企業が財政面で高い実績を上げつつ環境的、社会的持続可能性を向上させるためのIFCの取り組みをさら前進させるものであると述べた。

IFCはグローバルトレードサプライヤーファイナンス(GTSF)プログラムにより、国際的な企業への売掛金を担保に縫製・製靴企業に運転資金の融資を行っている。

 

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最終更新:2016年04月28日13:49

ベトナム:TPP各国へのジャケット輸出価格3.94%上昇

2016年第1四半期の統計データによれば、ベトナムからのジャケットの輸出は、数量4500万点、金額6億8000万米ドルで、対昨年同期比で、数量0.7%、金額1%増加した。

2016年2ヶ月の実際のデータではベトナムからのジャケットの輸出は、TPP各国向けは減少し、EU向けは安定していて、韓国及び台湾向けは大きく伸びている。

ベトナムからのTPP各国向けのジャケット輸出は、対昨年同期比で数量が7%、金額が3.18%減少し、数量は1450万点、金額2億380万米ドルとなっている。主要市場である米国、日本、カナダ、ニュージーランド、メキシコなどはいずれも減少したが、ペルーとマレーシアは対昨年同期比で数量がそれぞれ53%と82%と大きく増加している。

ベトナムからEU向けのジャケット輸出は、対昨年同期比で、数量はほぼ変わらず、金額は0.58%減少し、数量770万点、金額1億890万米ドルとなっている。そのうち、ドイツ、スペイン、ベルギー、フランスなどは増加し、イギリス、イタリア、スウェーデンなどは減少している。

ベトナムから韓国へのジャケット輸出は、対昨年同期比で数量は4.34%、金額は4.49%増加している。

台湾への輸出は数量で35%増加している。

世界の物価が大きく変動している中で、ベトナムからのジャケット輸出の平均価格は若干上昇傾向にあり、対昨年同期比で0.23%上昇し、15.6米ドルである。そのうち、TPP各国への輸出価格は3.94%上昇し14.04米ドルで、EUへの輸出価格は4.8%下降し14.09米ドルである。また、韓国向けは0.14%上昇し、21.79米ドル、中国向けは12.14%下降し、17.39米ドルである。

TPP各国、EU、韓国はベトナムからの主要ジャケット輸出先であり、輸出金額の比率はそれぞれ46%、24%、20%となっている。対昨年同期比では、ベトナムからのジャケット輸出金額の比率は米国向けが減少し、EUと韓国向けが増加している。

 

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最終更新:2016年04月28日10:18

ベトナム:Vinatex、南部繊維総会社を新設

投資速度を上げる戦略を実現するために、ベトナム繊維公団(Vinatex)は南部繊維総会社を新設した。新会社の法定資本は5200億ベトナム・ドン、本社はホーチミン市第1区Nguyen Hue通10番。

南部繊維総会社は、Dong Phuongニット一人有限会社、先染め生地生産工場、Kien Giang縫製工場などを含む、南部の企業からなり、Phu Cuong製糸工場案件、Can Tho縫製工場案件、Bac Lieu縫製工場案件などの南部の新規案件5件も掌握する。

Vinatex取締役副社長Pham Phu Cuong氏が新会社の取締役会会長兼社長を務める。

 

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最終更新:2016年04月27日12:01

ベトナム:AlibabaによるLazada買収で電子商取引企業に商機

ベトナムの電子商取引業界は、AlibabaがLazadaを買収したというニュースに懸念を示すどころか、むしろ沸き立っている。

Bibomart 社eコマース部門のLe Thiet Bao部長は、ベトナム市場におけるこの巨大企業の出現を心配する必要はなく、今国内企業がすべきなのは自分の仕事を全うすることである、とコメントした。

Bao氏は、Alibabaの事業戦略やeコマースチェーン運営に関するノウハウをもってすれば、Lazadaはもはや多額の損失を出すことはないだろう、と考えている。

Lazadaは子会社や巨額のマーケティング予算を持つ必要がなくなり、ただ事業コストの最適化さえ考えれば良い。このことは、まだ初期段階にあるベトナムの電子商取引市場にとっても良いことであり、今後ビジネスを拡大しようとしているhotdeal、tiki、cungmuaやnhommmuaといった新規参入企業にビジネスチャンスをもたらす。

「そのため私は、この買収が市場にとって弊害よりもメリットをもたらすものとして歓迎しています。」とBao氏は言った。

今でも中国製品が溢れかえっているベトナム市場に対し、Alibabaがさらに多くを持ち込むではないかという懸念について、Bao氏は、Alibabaがなくとも中国製品は長期間ベトナム市場の一角を占めてきた、とした。

「ベトナムの電子商取引は市場全体のわずか1%未満しか占めておらず、Lazadaはそれらの電子商取引企業のうちの1社に過ぎないのです。そのため、今回の買収が市場に大きな影響を与えることはないでしょう。」とBao氏は述べた。

ビジネスライバルとしてのAlibabaについてコメントを求められた際、ウェブサイトのchodientu.vnを運営するPeacesoft社のNguyen Hoa Binh CEOは、もしアリババがJack Ma氏の言うように「揚子江のワニ」であるならば、Peacesoft社はベトナム市場で対等に競い合うために手ぐすねを引いて待っているピラニアである、と述べた。

今まさに市場に参入しようとしている40tencuop.com というeコマースサイトでは、「Alibabaとの宣戦布告」を行った。

Bao氏はこの「宣戦布告」についてコメントを求められた際、「水位が上がればボートは水に浮かぶことができる」と例え、市場が改善すればすべての市場参加者に利益がもたらされるため、何もAlibabaに対峙する必要はないとした。

同様にThanh Nien紙も、Alibabaの参入によりベトナムに利益がもたらされるだろう、としたアナリストの言葉を引用した。

専門家らは皆、ベトナムでの電子商取引は多くの資金を必要とすると指摘している。そしてもしAlibabaがLazadaのために「山のような資金」を投じることにした場合、それは良いニュースとなるであろう、とした。

またAlibabaは、ベトナムで未だ「未解決」の課題となっている豊富な商品の供給をベトナムにもたらすことになる。ベトナムの電子商取引企業は、その商品の調達において依然として輸入に大きく依存している。

つまり、今回の買収により、ベトナムの電子商取引に必要とされる二大要素である資金と商品が、Alibabaによってもたらされるということを意味する。

電子商取引に対する監視機関であるVecitaは4月14日に、ベトナムの電子商取引に関するレポートを発表した。 Lazada.vnは、10の電子商取引ウェブサイトの中で最高位の売上を誇っている。

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最終更新:2016年04月27日06:02

ベトナム:中国銀行がベトナムの繊維企業に1億300万米ドルの融資

新華社通信の報道によると、中国銀行ホーチミン市支店は4月20日、中国の主力糸生産業者Texhong Textile Groupのベトナム子会社に1億300万米ドルの協調融資を行うことを発表した。

この融資は、ベトナム北部クアンニン省に3億ドルを投じて設立されたTexhong Galaxy Technology Companyの生産増強に使われる予定となっている。

世界的な綿繊維メーカーであるTexhong Textile Groupはベトナムに4箇所の生産拠点を持つ。

20日夕に行われた協調融資の調印式典で、中国銀行ホーチミン市支店のWang Hao支店長は、中国企業によるベトナムへの投資拡大と関係者の関与により、中国銀行はベトナムでの金融サービス実績を拡大し、中国・ベトナム間の経済関係に貢献してきたと述べた。

Wang支店長によると、中国・ベトナムの二国間貿易額は今年1000億米ドルを超え、ベトナムがマレーシアを超えて中国の東南アジアにおける最大の貿易相手国となる見込みであるという。

ベトナムと中国は「一帯一路」と「二帯、一経済回廊」の建設を進めており、ベトナムは多くの地域・二国間自由貿易協定を締結中または今後締結予定であるとWang支店長は述べた。

Texhong Galaxy Technology CompanyのHuang Yiyong社長は、Texhongはベトナム人により多くの雇用を提供し、ベトナムの国家予算により多額の貢献をし、技術移転を進めると述べた。

Huang社長によると、ベトナムのTexhong工場は現在125万紡錘を擁し、これはベトナムの全紡錘の15%に相当するという。Texhongは毎年、ベトナムの全繊維生産の43%にあたる30万トンの繊維を生産している。

 

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最終更新:2016年04月26日11:55

ベトナム:電子商取引の売上、2015年に37%急騰し40億米ドルに

ベトナムにおけるB2C(企業の個人向け)電子商取引の売上は昨年、前年の37%増となる40.7億米ドルに達した。

またこれが国内の総小売売上高とサービス消費の約2.8%を占めたことが、最近、商工省電子取引IT庁(Vecita)が公表した2015年ベトナム電子商取引報告書で明らかとなった。

報告書では合わせて国内の電子商取引が目覚ましい成長を遂げる段階に突入したことが示され、購買客の年間の購買額は160米ドルと予測されることも判明した。

電子取引IT庁は昨年、電子商取引の利用に関する調査を1000人近くに対して実施した。

この結果オンラインで最も多く購入されたものは衣服、靴、化粧品(64%)で、これに工業製品・電気製品、家庭用電化製品、本、文具品、花、贈答品が続いた。オンラインで買い物を行うほとんどの人は支払いを現金で行うことを選択し、回答者のうち91%が実際にこの方法を利用した。これに銀行振替を利用する人が48%と続いた。

調査に参加した20%の人がペイメントカード(クレジットカード・デビットカード等)を利用したと回答した。

報告書ではあわせて昨年ウェブサイト・電子商取引の取引もともに急騰したことが示された。

昨年の1-10月の839の電子商取引企業の総収入は11.6兆ベトナム・ドンと推定されている。

一方2014年の1-10月の875の電子商取引ウェブサイトの総収入は8兆ベトナム・ドンと推定される。

報告書によれば収益の大きい企業の電子商取引のサイトの多くは航空券、冷凍庫、家具、家庭用電化製品、電気・デジタル製品、オーディオ機器の取引を行っていた。

ウェブサイトのオーナーの37%は電子商取引で購入されるものの最多価格帯は10万ベトナム・ドンから5万ベトナム・ドンにあると述べた。

電子商取引において収益の高いトップ10のウェブサイトは以下の通りである:vietnamairlines.com、thegioididong.com、esale.zing.vn、fptshop.com.vn、lazada.vn, nguyenkim.com、pico.vn、dienmaycholon.vn、hc.com.vn、phucanh.vn。

電子取引IT庁は安定した成長を達成するために企業が昨年電子商取引の重要性や傾向を認識し、2014年と比較して電子商取引を行うウェブサイトに平均30%増の投資を行ったこと述べた。

 

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最終更新:2016年04月26日05:54

ベトナム:ハイフォンの台湾系靴工場のストライキ収拾、2000人が職務復帰

ハイフォン労働連合法務部のVu Ngoc Thuc副部長によると、ベトナム北部ハイフォン市の台湾の靴メーカーKai Yang Shoes Co.Ltd.の約2000人の労働者は、同社の役員会が要求に応じることを決定したため、4月20日に職務に復帰する。

同社の役員会は業務量を減らすこと、受注量が少なく従業員を一時的にレイオフする際には失業手当てを支給すること、テト(旧正月)のボーナスを増額することに合意した。

しかし、1ヶ月分の給与を余計に支給することについてはまだ検討中である。

「労働連合はハイフォン市全体と特に外資系企業での給与、手当やボーナス支給についての査察をより頻繁に行い、労働者の申し立てを聞き、彼らの権利を保護しストライキを防止していきます」とThuc副部長は述べた。

4月14日、Kai Yang Vietnam Shoes Co.Ltd.の2000人近い労働者が同社経営側から求められる過大な業務量に抗議し、ストライキを開始した。

ストライキ参加者は業務を継続する従業員らに腐った卵や臭いの強いエビの塩辛を投げ付けたりしたことで緊張状態が発生した。

労働者によると、業務量は非常に多かった。朝7時から夜7時まで12時間継続勤務しても経営側が掲げた生産目標に達しないこともあったという。加えて、受注が少なく工場の操業を止めるため従業員を一時的にレイオフする際も、同社から失業手当が支払われることはなかったという。

労働者らは同社が労働時間を削減し、失業手当を支払うことを提案したが、役員会はその提案を無視した。市当局は労働者が腐敗した卵やエビの塩辛を投げつけるのを阻止するために警察を動員したが、それも失敗に終わっていた。

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最終更新:2016年04月25日11:52

ベトナム:外国アパレル投資誘致向けに環境整備

ベトナム政府とアパレル産業は、環太平洋経済連携協定(TPP)へのベトナム参画の機会を活用するため、低い労働生産性や、深刻な繊維・染色材料不足の問題を克服しようと考えている。

ベトナム繊維公団(Vinatex)の推計によると、原材料調達に関してTPPが求める原産地規則に沿って、ベトナムのアパレル産業が国内からの調達を可能とするような原材料工場や染色工場を設置するのに、最大150億米ドルもの投資を必要とするという。外国人投資家はアパレル部門に資金を投入することについて意欲を示している上、専門家らは様々な取り組みが適切な方向に向かっていると考えており、ベトナムの原材料供給に関する制約は急速に解消されつつある。

「確かに原糸の調達は非常に容易になってきています。」とホーチミン市にあるThai Son SP縫製会社のChris Walkerマーケティングマネージャーは言った。 「これは国内に、より供給能力の高い工場が設置されたため、ということは皆の共通認識です。」

ベトナムの法務コンサルタントらは、当局が近隣地域の中でも最もリベラルな市場参入環境を提供することにより、重要な外資アパレル投資に対して道を開いたことは賞賛に値するとした。

「法制の面において、ベトナムは繊維・衣料品産業に対して素晴らしい環境を提供しており、例えば100%外国資本による企業や、通常のVAT(付加価値税)の経理処理と比較して管理負荷が大きく軽減されるVAT免除の輸出加工企業(EPE)の設立を認めています。」とRdl & Partner Vietnam Legal のStefan Ewersアソシエートパートナーは述べた。

「全体の投資環境を考慮すると、ベトナムはTPPに対する準備は整っています。」

さらに、Duane Morris Vietnam LLC のジェネラルディレクターであり、在ベトナム欧州商工会議所の法務委員会の委員長であるOliver Massmann氏は、ベトナムでは現在の法律に対し、特に直接アパレルビジネスに影響を与えるような、重要な法改正に取り組んでいる、とした。

「我々は、通関手続の簡素化、税の削減、外国人投資家のために健全で競争力のある投資環境の提供、多くの投資インセンティブなど、政府の懸命な取組みを見てきました。」と、Massmann氏は述べた。

投資に関する2014年法や、企業に関する新法を例にとると、両法律とも2005年の法律が改正されたものであるが、税金だけでなく、関税や行政手続きに関するガイドラインが最近公表された。だがMassmann氏は、ベトナムが完全にTPPの求める要件に適合するために、この取り組みはまだ道半ばであると強調した。

一方で外国人投資家は、ベトナムが正しい道を進んでいると見ている。ベトナムに対する最近の主要な外資系アパレル投資計画のロングリストでは、日本からは合成繊維メーカーのクラレや、商社の伊藤忠商事、繊維メーカーの東レ、紡績会社のシキボウに加え、台湾の原糸メーカーであるPolytex Far Easternと韓国コングロマリット企業のHyosungグループが名を連ねる。

ホーチミン市縫製・繊維・刺繍・編物協会(AGTEK)は、ベトナムの繊維・衣料品産業では、小規模の国内企業において、その資本上の制約から需要に十分に応えることができないため、最近M&Aの流れが起きている、と指摘した。Vinatexによると、ベトナムにおいて繊維や染色分野への新規参入するためには、縫製労働のためには3000米ドルしか要しないのに対し、そのスタッフや技術投資のために最大20万米ドルを必要とするとしている。

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最終更新:2016年04月25日06:00

ベトナム:ファッションポータルZaloraが撤退

TechCrunchによればRocket Internetはベトナム・タイ両国において採算性の無いアジアのファッションポータルであるZaloraのビジネスを撤退、売却する動きだ。

TechCrunch によれば、Rocket Internetのファッションに特化したサイトであるZaloraは2012年に立ち上げた際2億5000万米ドル以上の資金を株式の発行により調達したが、コストの削減を目指して国内の2つの事業から撤退することが明らかとなった。

Rocket Internetは2012年にLazada とZaloraを立ち上げた際、AmazonやeBayのサービスを受けていない5億5000万人以上の人口を持つ東南アジア地域の電子商取引における隙間を埋めるべく、大きな方向転換を行った。

両社ともに2015年までに利益をあげることを目標としていたが、当初の目標が高く掲げられたことや市場の成長性が低いことも相まって昨年は大きな損失を出し続けた。

Rocket InternetのZappos的な商売であるZaloraはタイとベトナムにおける事業は過剰と考えており、Rocket Internetに近い情報筋がTechCrunchに伝えたところによれば、現在両社を売却する動きに入っているという。

Zaloraの広報担当者によるコメントを差し控えられた。

Zaloraはインドネシア、台湾、オーストラリアを含むアジア太平洋地域における11カ国で事業を展開している。

情報筋よれば同社は「採算性がぎりぎりの」国に重点的に取り組んでおり、タイとベトナムはその計算に見合わないと言う。Zaloraはある時点で支出をさらに効率化するために他の事業の売却も視野に入れている。

Lazadaと同様、Zaloraはしばらくの間投資家や潜在的な買い手となる可能性のある人に売られてきたとTechCrunchの情報筋は述べる。しかしながらRocket InternetがLazadaはそっくりそのまま手を引きたいと模索する一方、Zaloraは特定の市場向けに小分けに売却したいと考えている。

TechCrunchによればまだ商談が完全にまとまってはいないものの、地元のコングロマリット企業がタイのZaloraをわずか1000万米ドルで取得することに合意したことを把んだ。ベトナムの同社の潜在的な取得者については現在明らかになっていない。

東南アジアは長い間中国やインドといった市場の陰になって目立たない存在であったが、今や5億人以上の消費者と中産階級の拡大により大変重要な市場となる可能性がある。

しかしながらオンラインで行われる商取引が3%にとどまり、物流システムに一貫性がなく、域内に異なる文化が存在するなか、電子商取引の成功事例を築くことは大変困難であるうえ、資金が必要となる。

 

 

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最終更新:2016年04月21日06:00

ベトナム:第3回国際ファッションウィークを開催

ベトナム国内外の最も優れたデザイナーが第3回ベトナム国際ファッションウィークでコレクションを発表する。

Nguyen Cong Tri、Hoang Minh Ha、Thuy Nguyen、Le Thanh Hoa、Ly Giam Tien をはじめとするベトナム人デザイナーがフランス、シンガポール、マレーシア、タイ、英国のデザイナーとともに4月23日から26日まで開催されるファッションの祭典に参加する。

2回の開催を経て、今回からファッションウィークは1年に2回の開催となる予定。

春夏シーズンのショーは今月ホーチミン市で開催される。秋冬シーズンのショーはハノイで10月に開催予定となっている。

ベトナム国際ファッションウィークのLe Thi Quynh Trang会長は、ベトナムのファッション産業は世界の基準にますます近づいていると話す。

「ファッションウィークの人気は上昇しています。ベトナム人は人気ファッションデザイナーによる衣類を着るようになっています」とTrang会長は話す。

「ファッション産業は急速に変化します。四季それぞれにデザインを発表するようになったブランドもあります。そのため、1年に春夏シーズンと秋冬シーズンの2回の開催となりました」

ベトナム国際ファッションウィーク春夏2016の開催準備として、主催者らは4月5日、ハノイ市のクレセントモールとガーデントレーディングセンターでショーに参加するモデルの雇用を開始した。

今回のファッションウィークはデザイナーNguyen Cong Triが最近東京のAsian Fashion Meets Tokyoで発表した「No.9: Lua(田)」コレクションのショーで開幕する。このコレクションには田圃とベトナム人の伝統的価値観にインスピレーションを得た41の作品が含まれる。

 

 

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最終更新:2016年04月20日12:02

ベトナム:繊維産業はFTA向けに仕立てられるべし(後)

(前編より)

 

TPP、EVFTA、その他FTAにおけるビジネスチャンスと課題

(TPPでは16~17%の関税がゼロに、またEVFTAでは12%がゼロになるなど)、ベトナム製品に対する関税撤廃はより多くの製品需要を誘発する可能性がある。(この点について)多くの外国人投資家が着目しており、原材料工程などバリューチェーン上未発達の工程に参入するため、ベトナムのアパレル生産に投資しようと検討している。これらの分野への投資は、ベトナム製品に対する需要増に対応するためにその生産能力を高めるのに寄与するだけでなく、現在担っている(バリューチェーン上の)機能を拡張するのにも貢献する。実際、過去数ヶ月にわたりベトナムは、台湾、韓国やインドの投資家による多くの大規模な繊維・衣料品プロジェクトから、かなりの新規直接投資(FDI)を受け入れてきた。これらの投資を通じて(外国資本との)貴重なパートナーシップが形成され、ベトナム企業は外国人専門家の助言に従い、多くの利益を得ている。さらにこれらのパートナーシップは、ベトナム企業がバリューチェーン全体に亘る機能を拡張するために、より多くの人々を雇用し、トレーニングする余力をもたらす。今のところベトナム企業にとって、例えば賃金やトレーニングに多くの支払いを要する染色技術者などよりも、はるかに給料が低く抑えられる裁断・縫製労働者を雇い続ける方が容易である。だが、ベトナム企業と国内外の投資家との間にパートナーシップが結ばれれば、ベトナム企業にとって自社サービスを拡大する資金的余裕が生まれることとなる。

 

その他のハードル

ベトナム製アパレル製品に対する低い関税率(の適用)は、TPP加盟国に対する輸出の拡大に寄与するが、その中でも特に、米国と日本は現在ベトナムにとって最大の輸出市場となっている。綿などの投入原材料に対する輸入関税の撤廃も、ベトナムが生産コストを削減するのに役立つ。しかしTPP加盟国市場に対する非課税でのアクセスを得るためには、ベトナムはTPP加盟国によって生産された糸などの原材料を使用することが求められる(ヤーンフォワード原産地規則)。現在ベトナムは生産に使用する糸の40%をTPP非加盟国である中国から輸入しており、この依存度を下げていくことはアパレル業界にとって実務的、政治的な課題となる。(同じくTPP非加盟国である)インドなどの諸外国は、ベトナムのアパレル部門に資金を投じることにより、ヤーンフォワード原産地規則に沿ったベトナムの(原材料供給)能力が増強されること、また同時に、予想される輸出の急増による利得を期待し、この機に乗じようとしている。業界企業はまた、市場原理の下で稼動する必要があるため、Vinatex、Dong Xuanやその他国営企業にとってその生産効率性を向上させる必要が生じる。アパレル産業において同条件の下では、民間企業の方がより多くの成長機会を得ることになるであろう。

 

ベトナム企業は対処の必要

ベトナムのアパレル産業は岐路に立っている。市場とビジネス環境はこの産業に対して変革することを求めており、適時に適切な対応を取る企業が勝ち残り、巨額の利益を得ることになる。外資系と国内企業は共に、FTAが導入される前の期間を利用して、一旦立ち止まって今後の成長のために取るべき選択肢を評価すべきである。

国内企業にとってそれは、(増加する)需要に応えるためだけでなく、持続的な成長を実現するためにその機能拡張に取り組むことを意味する。一方外国人投資家にとってそれは、最良の対応方法を選択するために、市場、及び現在のビジネスチャンスや課題に対する深い洞察を得ることを意味する。アパレル業界で進められているすべての開発において、国内外の企業は本質的な変容が求められている。

 

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最終更新:2016年04月20日06:02

ベトナム:繊維産業はFTA向けに仕立てられるべし(前)

2015年、ベトナムは環太平洋パートナーシップ協定(TPP)および欧州・ベトナム自由貿易協定(EVFTA)の交渉を妥結したが、この二つの主要な自由貿易協定は、おそらくベトナムの経済構造を変革させていくことになるであろう。

欧州委員会のJose Manuel Barraso会長は、2015年度の経済白書公表のためにヨーロッパ商工会議所(EuroCham)のメンバーに向けてプレゼンテーションを実施する中で、「ベトナムは東南アジアの中で、GDPにおける輸出依存度が最も高い国の一つである」と指摘して、「TPPやEVFTAを通じた先進国との自由貿易は、ベトナムの新興経済に大きな発展をもたらすだろう」と述べた。

これまでFTAの効果について多くが語られてきたが、多くの予想はベトナム経済に対する将来的なインパクトについてのものであり、多くのアナリストは自由貿易協定の最大の受益者としてベトナムを捉えている。Bloomberg Businessの調査員らは、自由貿易協定発効から10年以内に、輸出が28%も増加すると予測している。

農業分野とともにアパレル産業は、輸出主導型経済によりベトナムが頭角を現すのに大きく貢献してきた。 2014年時点でアパレル産業は、ベトナムのGDPの12%以上を生み出している。アパレル製品は、ベトナム経済にとっておそらく最もよく目にされる代表産業であり、米国、欧州、日本や韓国など他のアジア諸国の市場において現在広く流通している。

ドイツとスペインのアパレル輸出が合わせて10億米ドルのところ、ベトナムは既に単独で100億米ドル相当もの繊維・衣料品を米国へ輸出しており、その額はベトナムアパレル産業の総輸出額の50%を占めている。TPPが完全に発効した際には、米国との関税が現在の16~17%からゼロに削減され、またEU諸国との関税もEVFTA発効7年以内に12%からゼロになるため、今後この金額はさらに増加する可能性が高い。このように計算上では、ベトナムの輸出業者はFTAから多くの利益を得るとされるが、問題は彼らが実際どのようにこれらのFTAによるビジネスチャンスから恩恵を受けるのかということである。

ベトナムのアパレル産業に積極的に参画している企業や人々の数は、それぞれ6000社と250万人以上と多いが、これらのうち約70%が輸出向けに生地から衣服を生産する工程を担う「裁断-縫製-仕上げ」(CMT)サービスなど、労働集約的で付加価値の低い作業に従事している。この作業モデルにおいて、綿、糸や繊維などの原材料は中国、韓国、インド、台湾などの他国から輸入されており、現在ベトナムでは、アパレル生産に使用する原材料の65%以上が輸入に頼っている。この「裁断と縫製」工程という労働集約的な性質の仕事は、廉価な人件費による多くの労働力を活用し、ベトナムを先進国向けのアパレル工場に変貌させることによって、かつてはこの国に大きなメリットをもたらした。

ベトナム繊維協会(Vitas)のDang Phuong Dung副会長は、ベトナムが発展するために必要なのは、多様化と拡張である、と指摘した。「ベトナムの繊維・アパレル産業の付加価値は非常に低いものです。グローバルサプライチェーンにおいてベトナムは、重要な役割を担っていません。ベトナムが他国を凌いでいる唯一の優位性は、安価な労働力だけなのです。」 この優位性は当面機能するかもしれないが、バングラデシュやミャンマーなどアセアン地域の他国もまた、低い人件費によって外国投資を誘致している。

ベトナムでは現在、原材料工程について最小限の機能しか備えていないため、アパレル産業は輸入に大きく依存しており、バリューチェーン上のこの機能の開発で大きく出遅れている。また衣料品生産において重要な付加価値の源泉であり、バリューチェーン最初の工程となる衣料品デザインは、その多くがベトナムからではなく、国際的なプレイヤーから提供されている。ベトナムのアパレル企業は、TPPによって供されるビジネスチャンスをつかみ、衣料品生産工程におけるより重要で、利益の多い工程を取り込むためには、こうした空白部分に対処する必要がある。

 

投資規模 投資国
プロジェクト概要

2億7400万米ドル(第1フェーズ)

10億米ドル
(第2フェーズ)
台湾 ビンズン省は台湾のFar Easternグループのアパレル生産設備の開発計画に対し、投資証書を授与した。この工場では、ベトナムのバリューチェーンにおける空白を埋めるため、アパレルのサポート製品を生産する予定である。
3億米ドル インド インド政府はベトナムとの間のパートナーシップを発展させるため、ホーチミン市近郊に3億米ドルを投じて工業団地を設立する計画を発表した。ベトナムでは近年需要に応えるだけの綿を生産することができていないが、インドではベトナムのアパレル部門を支えるために、多くの綿を輸出している。
未開示 香港 2015年末に公表されたところによると、香港のTexhong Textileグループは世界最大級の二層構造糸のメーカーであるが、その拡張計画の一環として、ベトナムに繊維産業拠点を設立する予定としている。

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最終更新:2016年04月19日12:01

ベトナム:ロッテマートがベトナム製品を求めてVietnam Expo 2016に参加

ロッテグループの小売部門ロッテマートが海外市場に売り出すベトナム製品を求め、第26回ベトナム国際トレードフェア(Vietnam Expo 2016)に参加した。

ロッテマート韓国から販売マネージャー10名、ロッテマートベトナムからも販売マネージャー7名が参加し、競争力のある商品とサプライヤーの調査を行った。製品は8月に韓国に輸出され、韓国全土117店のロッテマートで行われる「ベトナム製品展示会」と銘打ったイベントで韓国の消費者のもとに届けられるという。

「Vietnam Expo 2016はロッテマートにとってベトナムのビジネスを知るまたとない機会となりました。現地で直接調達することでベトナムの生産者も高い利益を得ることができます」とロッテマートのHong Eun Bee主任マネージャーは話す。

2015年、ロッテマートは生鮮食品、加工食品、衣料品等多様な製品をベトナムから韓国に輸入し、およそ400万米ドルの利益を上げた。今年、ロッテマートはベトナム製品による利益が500万米ドルとなることを予測している。

韓国市場への注力に加え、ロッテマートは自社の流通網を通じて中国及びインドネシアへのベトナム製品の輸出も促進している。

ロッテマートはベトナムで第1号店となるハイパーマーケットを2008年にホーチミン市の南サイゴンで開店した。現在までに、ベトナム全土で12店のロッテマートが営業している。

Vietnam Expo 2016は世界23の国・地域から500以上の業者が参加し、4月13日から16日までハノイで開催された。

今年は韓国からは71の業者が参加し、化粧品、食品・飲料、繊維製品、消費財、薬品・医療機材、電気機器、電気製品、産業用機械といった製品を展示する。

Vietnam Expoに韓国企業が参加するのは今回で18回目となる。ここ数年、特に小売部門において、ベトナムは韓国製品の潜在市場であるとみなされている。

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最終更新:2016年04月19日06:01

ベトナム:繊維公団が新会社Northern Corporationを設立

ベトナム繊維公団(Vinatex)は4月11日、新会社Northern Corporation (VNC Corp)を設立した。

新会社は5000億ベトナム・ドン(2240万米ドル)の登録資本で繊維公団傘下の4会社、Dong Xuan Knitting一人有限会社、Vinatex Hong Linh株式会社、Ha Noi Textile and Garment株式会社、3月8日 Textile有限会社を統合する形で発足した。

新会社のDang Vu Hung社長は設立式典で、新会社の戦略はハノイ、フンイン省市場でニット・織物製品に注力することであると語った。

ベトナム繊維公団のTran Quang Nghi会長は、新会社は収益面で年間成長率15-20%、輸出売上で年間成長率20-30%の達成を目標とすると語った。

2020年までにVNC Corpは繊維公団の中核的組織となり、規模、利益率の面で繊維公団グループの上位3社の一角を占めることを計画している。

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最終更新:2016年04月18日12:06

ベトナム:日系企業、小売市場で奮闘中

9000万人強ともされるベトナムの巨大消費市場の中で利益を掘り起こそうと、ベトナムの小売市場に進出する日系企業の数はますます増大している。

日本でコンビニエンスストア第3位のファミリーマートは2013年に操業を開始し、2014年には千葉県千葉市美浜区に本部を置くイオングループもこれに続いた。

一方大手デパートである高島屋と日本を拠点とするセブンイレブンの店舗のはじめての出店も2016年初旬から中頃にホーチミン市で予定されている。

しかしこれら日系の小売業者らはベトナムにおける事業で必ずしも成功を収めているわけではなく、多くの著名な経済専門家は小売業者らが生き残ることができるかに対して疑問を持っている。

アジアにおける地元の小売業者らは家族経営から本格的な営利事業に変化してきているとイオンベトナム代表の尾山長久氏は語る。

今後数年で地元企業との競争は激化すると十分に予測はしており、イオンは競争に勝つために店舗を多くの強力なプライベートブランド商品で埋め尽くす準備を整えていると尾山氏は言う。

また尾山氏によれば数多くの困難や問題のあるビジネスのやり方を経験し、すべての地元ベトナムでのパートナー関係を解消したと述べた。

ファミリーマートもまた多数の問題があったために地元のビジネスパートナーとの関係を解消している。ファミリーマートは地元企業と協力関係を進める際には提案されているパートナーを詳細に調査することが必要だと忠告する。

両日系チェーンともに当初発表したベトナムでの拡大計画の数には達していない。

日系スーパーのイオンは地元の製造業者らと協力し2017年度までに関連する自社で開発するプライベートブランドの品目をおよそ2300点にまで伸ばす計画を明らかにした。

日系の巨大小売業者であるイオンは世界中で減退している売上と利益を好転させようとベトナム市場に大きく賭けている。昨年12月にはイオンはマレーシアで初めての店舗の閉鎖を発表している。

イオンはベトナムを成長の源泉と頼りにしており、ベトナム内での店舗を4倍の200店舗にまで拡大させようと大きな期待を寄せている。

ブルームバーグが発表した最近の記事によれば、イオングループはBig C Vietnamの買収において提案価格8億米ドルを提示している主要な入札者であるという。

フランスの小売りグループであるCasinoも、同グループに近い情報筋によればBig C Vietnamの売却に対して第2ラウンドの入札を計画しているという。

 

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最終更新:2016年04月18日05:58

ベトナム:2016年3月22日から2016年3月30日までの繊維輸入実績例

先週、各市場からの綿輸入価格は大部分が対前週比で下落し、1,279.22~1,625.02USD/tで推移した。具体的には次の通りである。中国からの綿輸入価格は対前週比で19.69%下落、1,492.25USD/tだった。インドは30.26%下落、1,454.06USD/t、日本は32.62%下落、1,657.23USD/t、韓国は8.18%下落、1,449USD/t、マカオは70.13%下落、1,627.73USD/t、ニュージーランドは3.5%下落、1,624.02USD/t、米国は8.55%下落、1,534.47USD/t、であった。2015年同期と比較すると、これらの市場からの輸入価格は1~18%下落した。

一方、各主要市場からの輸入価格は対前週比で引き続き上昇し、2.36~8.37USD/kgで推移した。このうち、中国からの輸入価格は、対前週比で24.25%上昇して5.54USD/kg、韓国は6.69%上昇、4.85USD/kg、マカオは29.81%上昇、7.49USD/kg、マレーシアは141.03%上昇、2.36USD/kg、シンガポールは123.64%上昇、4.9USD/kgとなった。2015年同期と比較すると、これらの市場からの同原料の輸入価格は7~60%上昇した。その他の市場からの輸入価格は、香港42.07%下落、6.47USD/kg、インド33.56%下落、2.37USD/kg、日本60.86%下落、などとなった。

 

各市場からのポリエステル糸(コード:54023300)の輸入価格は対前週比で下落し、0.68~5.1USD/kgで推移した。このうち、インドネシアは12.8%下落、0.69USD/kg、韓国は27.04%下落、2.07USD/kg、マレーシアは11.77%下落、0.68USD/kg、シンガポールは17.39%下落、1.2USD/kgとなった。一方で、中国と香港からの輸入価格は大きく上昇し、中国34.17%上昇、1.52USD/kg、香港200%上昇、5.1USD/kgに達した。2015年同期と比較すると、これらの市場からの同原料の輸入価格は7~45%下落した。

 

ポリエステル100%、生地巾58/60inch(コード:54076900)の米国からの輸入価格は1.4USD/ydで、韓国からの輸入価格は1.89USD/yd、台湾からの輸入価格は0.85USD/yd(CIFカットライ(HCMC))である。

綿100%の伸縮生地(コード:60062200)の中国からの輸入価格は3.61-3.62USD/lbs、香港からの輸入価格は3.02USD/ydで、(CIFカットライ(HCMC))である。

綿95%、スパンデックス5%(コード:60062200)の香港からの輸入価格は3.2-4.06USD/lbsで変動し、中国からの輸入価格は3.58-3.68USD/lbsで、(CIFカットライ(HCMC))である。

ポリエステル92%、スパンデックス8%、生地巾58/60inch(コード:55151900)の台湾からの輸入価格は2.85USD/yd、韓国からの輸入価格は2.00USD/ydで、(CIFカットライ(HCMC))である。

 

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最終更新:2016年04月17日05:55

ベトナム:Mコマースが始動(後)

(前編より)

 

準備は万端か?

ベトナムの消費者はショッピングサイトにアクセスし、YouTubeやFacebookの広告ビデオを視聴し、製品やサービスを購買するのに日々携帯電話を使用し、長時間それに耽っている一方で、多くの企業にとってMコマースは新しいチャネルである。

需要は急上昇しているものの、多くの企業では課題を棚上げしたままで、準備が整っていないようである。

ごく少数の企業がモバイルアプリケーションを開発している。

Lazadaはモバイルデバイスを通じた需要増に対応するため、App 2.0バージョンを開発したと明らかにした。

Long氏は、アプリケーションを開発するのに必要な資金は小さくなく、そのことが多くの企業がMコマースへの投資をしり込みする理由だと考えられるとした。

しかし彼は、Lazadaのようなパイオニアが市場に現れれば、他の企業も追随して市場が盛り上がるだろう、と楽観的な見通しを示した。

Gajria氏はベトナムの企業に対し、次のように語った。「ユーザーが望んでいるものに常に目を光らせるのです。人は世界中からベストプラクティスを探し出し、このベストプラクティスをただ適用しようとします。しかし、それをやみくもに適用しようとせず、ベトナムのユーザーのためにそれをカスタマイズすべきと考えます。」

「ただ西洋市場で行われていることを採用するのでは、我々の発展途上マーケットでは通用しません。」

「ユーザーが望むものを理解することが重要です。そしてたまらなく、素晴らしい体験をユーザーに提供するのです。」

 

 

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最終更新:2016年04月15日11:52

ベトナム:Mコマースが始動(前)

携帯電話や高速インターネット普及の恩恵を受け、モバイル電子商取引、別名Mコマースがまもなくベトナムで普及していくだろう、と専門家らは予測している。

Googleベトナムのレポートによると、モバイル端末は消費者行動に大きな変化をもたらしてきた。

平均的なベトナム人は1日に携帯電話を150回も閲覧し、その回数は1時間に10回以上にもなるという。

さらに、35歳以下の人々はPCよりもスマートフォンを多く使用する。

このことはユーザーが特定の情報やコンテンツを求めていることを意味し、Mコマースに大きな影響を与える、とGoogle社は述べた。

4月6日水曜日ホーチミン市で開催されたMコマースに関する会議の控え室にて、GoogleのベトナムカントリーマネージャーのNitin Gajria氏は、ベトナムにおけるMコマース(の発展)について楽観的な見通しを持っていると、Việt Nam Newsに対して述べた。

「我々の事業にとって本当に心強いのは、通信インフラが既に整備されているため、非常に迅速に事業を成長させられるということです。 3G通信網はベトナム全土をカバーしており、電話料金もどんどん安くなっています。」

「データ(通信費用)は、地域の他の市場と比較してすでに安価となっており、こういったことは、インターネットの浸透を劇的に、迅速に進めるのに重要な条件となります。そして、そのことは、Mコマースを含むインターネットに関する我々のすべての取り組みにおいて、大きな励みとなります。」

MasterCardによる最新のモバイルショッピング調査によると、調査に協力したベトナム人の51%以上が昨年スマートフォンを通じてショッピングを行っており、2014年の45.2%から上昇を示した。

この調査は昨年の10月~12月の間に、アジア太平洋地域における14の市場から18~64歳の8500人に対して実施されたインタビューに基づいており、ベトナムからは500人の回答が含まれている。

市場にはタイ、中国、日本、韓国、オーストラリア、マレーシア、ニュージーランド、台湾、ベトナム、香港、インドネシア、シンガポール、インド、フィリピンを含んでいる。

衣料品、ファッションアクセサリー、ギフト、おもちゃやモバイルアプリなどが、ベトナムにおけるモバイルショッピングで多く購入された商品である。

この調査ではまた、スマートフォンでショッピングを行った人の数が2年前から29.3%増と、インドがその成長率において地域のトップであり、シンガポール(17.1%増)、ベトナム(16.8%増)がそれに続いたと明らかにした。

オンライン市場LazadaベトナムのLê Xuân Longマーケティングディレクターは、「日々より多くのお客様が、携帯電話でインターネットを利用するようになっています。」と述べた。

技術が進歩し、携帯電話で閲覧するウェブサイトは、モバイルアプリケーションに適合していくでしょう。」と彼は付け加えた。

「Lazadaでは売上高の60%が携帯電話を通じて行われています。この数字は2020年までに80%になると考えられます。」

 

(後編へつづく)

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最終更新:2016年04月15日05:51

ベトナム:アジアシルク文化祭が開催される

ベトナム国内の報道によると、第1回ベトナム・アジアシルク文化祭がホイアンのシルクビレッジで開催され、アジアのシルク産業拠点にチャンスを提供した。カンボジア、中国、フランス、インド、日本、ラオス、ミャンマー、タイの工芸家、デザイナー、バイヤーや専門家、そしてベトナム国内の7つのシルク生産村がこのアジアのシルク業界最大規模のイベントに参加した。

アジアシルク同盟のDilip Barooah会長によると、ベトナム・アジアシルク文化祭はシルク生産者、デザイナー、輸出入業者、仲介業者、シルク産業振興に関係する政府機関が一同に会し、今後のシルク産業開発について経験を共有する貴重な機会となったという。

「この文化祭はまた、アジアと世界のシルク生産拠点が、生産と輸出の関係を強化する機会を提供しています」とBarooah会長は話す。ベトナム・アジアシルク文化祭の目的はカンボジア、中国、日本、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムのシルク貿易を活性化することにあるという。

京都絹協会の渡邊隆夫会長は、今後シルク貿易が速やかに成長し、500年前のような豊かな産業となることを望むと述べた。

2日間の文化祭期間中にはファッションショー、シルクの歴史と開発、収量向上、ブランディングやマーケティング、輸出開発、品質基準、認証、規制に関するディスカッションや発表などのセミナーが開催された。

文化祭ではまた、フランス人デザイナーによる作品や、独特な文様のミャンマーシルク、インドのカシミアシルク、中国の南充銀海シルク、杭州Jiaheシルク、日本の西陣織が展示された。

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最終更新:2016年04月14日12:01

ベトナム:国内企業は縫製原材料事業に興味無し

ベトナム繊維協会(Vitas)が最近開催した会合で、繊維・縫製原材料の分野は利益率が低く、償還期間も長いためベトナム企業は興味を示さないとある経済専門家は述べた。

ベトナムには現在5028社の縫製・繊維企業が存在するが、原材料供給企業は604社にすぎない。結果として、すでに数年にわたって原材料不足の状態が続いており、この状態は今後5年間では解決しそうにもないと予測されている。

原材料不足は企業にとって大きなビジネスチャンスのはずであるが、ほとんどの新規投資は海外直接投資企業によるものであった。

ベトナム繊維協会のデータによると、縫製・繊維産業への海外直接投資は2015年末までに20億米ドルに達した。国内企業は資金不足であり、サプライチェーン強化のためには支援メカニズムが必要である。

Hoan My社の代表者は、同社はファスナー工場の設立に250億米ドル、そしてそれ以上の金額を織布機械設備に費やしていると話した。

一方で、多くの省や市が環境汚染防止のため、縫製産業に不可欠な二分野である紡績・織布事業の許可数に制限を設けている。そのため、多くのベトナム製品が原産地規則に適合せず、自由貿易協定による優遇策を享受できずにいるとも彼は述べた。

ベトナムの中小企業の6割以上は5-10年の期間での投資を選ぶが、これは日本企業の50年とは対照的である。これは政府の投資家誘致・支援政策の不安定さも一因となっている。

加えて、現在の規制にまつわる多くの問題が明らかとなっており、企業の投資・開発戦略の妨げとなっている。そのため、ベトナム企業は償還期間が20年以上となる原材料事業に進出しないのである。

 

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最終更新:2016年04月13日12:02

ベトナム:ファストファッションからエシカルファッションへの変革(後)

(前編より)

 

原点回帰

ベトナムはここ数十年間、Zara、Mango やH&Mのような巨大ファッション企業向けに、可能な限り短納期で、低コストの衣料品を大量生産する大規模縫製工場の中心拠点としての役割を担ってきた。

この数十億米ドル規模の産業は、目覚しい経済成長を後押ししたものの、環境問題や労働者の権利侵害で批判を集めている。

ベトナムの伝統的な紡績機で作られた製品は、強い化学薬品や化学繊維ではなく、天然染料や天然繊維から生産されており、本質的に環境に優しい。またそこには労働搾取工場は見あたらない。

「最初はただ、これらの伝統的な技術を保全していきたいという思いでしたが、次第に(ファッションの)環境、倫理的な面に関心を払っていくべきで、さもなくば手遅れの事態になってしまうと気がつきました。」とThao氏は言った。

このデザイナーはすでに各地から賞賛を集めており、国際的なデザイン賞を受賞したり、高級ファッションを扱うバイヤーに作品を販売したりしている。

Luong Thi Kimさん(40歳)のように、彼女と一緒に働く地元の女性らもまた、この協業による恩恵を受けていると言う。

「以前は個人的に使うために織っていましたが、今は私たちの織物製品を他国に販売することもできます。それで私は、子供達を育てるためのお金を稼ぎたいと思っています。」と、KimさんはAFP通信に言った。

ベトナム中部のフエはかつて阮朝の首都であったが、そこでまた別のブランドが世界のファッション業界に対し、地元の職人のスキルを売り込むことを支援している。

Fashion4Freedomの創設者LanVy Nguyen氏は、ベトナム戦争後に木製のボートで逃れた難民であったが、ウォールストリートで成功を収めた後1998年にベトナムに戻り、彼女のベンチャーキャピタルに関する見識を、地元の昔ながらの職人の技術を受け継ぐために活用することにした。

「我々はこれらの人々が十分なスキルを持っていると分かっていました。我々と同じように、市場がその真価を評価できるよう、我々はただそれを市場に開放しさえすればよかったのです。」とLanVy氏はAFPに語った。

Fashion4Freedomは、パゴダや地元の家の華美な柱を彫刻していた伝統的な木工職人が、一足約600米ドルの厚底靴を作る方法を学ぶのを支援した。

大工のDo Quang Thanhさんは、靴を生産するというアイデアは、最初は“奇妙だ”と考えたが、試してみて良かったと言った。

「以前私は伝統的な木造家屋を彫刻していましたが、今ではモダンな靴を彫っており、この仕事に満足しています。」と彼は言った。

 

海外バイヤーの熱意

米国の高級衣料品を扱うNanette LaporeのJimmy Lepore Hagen戦略担当副社長は、Fashion4Freedomと提携し、高級ジュエリーやアパレルを販売することを検討している、と述べた。

「ブランドのアイデア(と)デザインセンスに、素晴らしい文化や歴史を持った人々をマッチングさせ、米国市場のために新しいエキサイティングな何かを生み出すことは、我々にとって素晴らしい試みとなるでしょう。」と彼は言った。

ベトナム手工芸品 輸出業者協会(Vietcraft)のLe Ba Ngoc書記長は、より洗練されたデザインを取り入れるため、海外のファッションデザイナーとベトナムの職人達を結びつけることを模索している。彼は手工芸品業界における相互の結びつきの弱さについて指摘している。

「それは、海外及び国内の販売をみすみす逃している主な原因です。」と彼はAFP通信に述べた。

安定した品質を確保することもまた課題である。

彼の組織では民族グループと協働し、独自のスタイルに忠実でありつつも、インディゴパウダー染料の開発など、彼らの持つ技術を近代化する方法を見出そうとしている。

 

 

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最終更新:2016年04月13日06:02

ベトナム:ファストファッションからエシカルファッションへの変革(前)

安価で短サイクルのファストファッションの生産拠点-デザイナー達による新しい潮流が、そんなベトナム製のイメージを払拭し、この国の豊かな民族の伝統にスポットを当てようとしている。

首都ハノイから約300 km北に位置するカオバンの人里離れた丘で、ベトナム人デザイナーのThao Vu氏は、発酵した藍の葉が入った大きなバケツに手紡ぎ綿の束を嬉々として漬け込んでいる。

彼女のブランドであるKilomet 109は、環境への悪影響を最小限に抑えつつ、地域社会に最大限の利益をもたらすことを志向する、ベトナムの新しい“エシカルファッション”トレンドの最前線にいる。

この38歳のデザイナーは、独自の繊維や伝統的な衣料デザインを持つベトナムの54の少数民族グループの一部と協力し、世界的に次第に拡大しつつあるエシカルファッショントレンドに取り組み始めた。

「私は今、彼女らから技術を学んでいるところです。」Thao氏はAFP通信に対し、天然染料を使用し、手織機で織るPhuc Sec村のNungの女性達から、いかにインスピレーションを受けてきたかを説明しながら語った。

彼女は、ベルリンやニューヨークなどのファッション中心都市にいる顧客にアピールするスタイルとするため、(そのような伝統的デザインに対して)“よりモダンで、現代的なタッチ”を加える。

しかし両者の差を埋めるのは必ずしも容易なことではない。

Thao氏は村の伝統的なダークインディゴカラーと異なる色彩を試しに提案した際、Nungの女性達はショックを受けたようだったと述べた。

「彼女らは、“いったい何?”というように私を見て、こう言いました。“もしあなたがここに住んでも、きっと夫となる人は現れないでしょうね。”と。」Thao氏は、完璧なダークインディゴカラーの染料を作ることが、そのコミュニティにおいて結婚のための前提条件なのだ、とAFP通信に説明した。

Thao氏はそれでも粘り強く、原材料から生産したオーガニックのシルク、綿、ヘンプを深いインディゴカラーから薄いグレー、自然なオレンジやブラウンに染色するのに、伝統的な木の根や葉を使用して行っている。

 

(後編へ続く)

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最終更新:2016年04月12日12:02

ベトナム:アパレル業界の研修に対し資金援助

政府は今年、繊維・アパレル業界の労働者らに対する研修に関してベトナム繊維公団(Vinatex)に対する資金援助の提供を申し出た。

「投資」オンラインによれば資金は教育や研修活動に使用される国家予算から捻出され、金額は635億ベトナム・ドン(290万米ドル)にのぼる。グエン・タン・ズン前首相はVinatexに対して現行の規制のもと予算を管理・使用するよう要請した。

今回の動きは2008年に前首相が承認した2015年まで、また2020年に至るベトナムの繊維・アパレル業界の開発戦略のもと展開された。

この戦略で財務省が商工省と協力し、織物生産のプログラムの導入、綿花の育成、繊維・アパレル業界の人材育成を支援するための金融メカニズムや政策の確立を目指している。

 

生産の拡大

一方多くの地元アパレル企業は今年、生産の拡大や輸出市場を大きな戦略として立てている。

Đồng Nai 縫製株式会社 (Donagamex)は今年主要な工場において生産規模を拡大するための投資を確保するため、配当性向を30%から20%に引き下げる予定だ。

Donagamex会長Bùi Thế Kích氏は同社が繊維・アパレル業界をターゲットとしたHưng Lộc工業地帯内の生産開発に資本を集中させる計画であると述べた。

同社はまたĐịnh Quán縫製株式会社、Đông Bình株式会社、 Đồng Phước社の各社における生産拡大をめざすプロジェクトにおいても投資を拡大する予定だと言う。

Kích氏によれば今年生産とビジネスをさらに進展させるための多くのチャンスが同社にあったという。米国、EU、日本、韓国のような大きな輸出市場は同社に対する輸出注文を拡大したため、生産規模を拡大させるための投資を展開する必要があるという。

Thế Kỷ Fiber株式会社はTrảng Bàng 4工場で年間の繊維生産量6万トンに増加し対応する設備を購入するために2740億ベトナム・ドン(1250万米ドル)を投資した。

ベトナム繊維協会(Vitas)によれば国内の繊維・アパレル企業では小規模から大企業に至るまで今年の初めから多くの投資活動が行われているという。

三月にはThuận Phương縫製刺繍会社が繊維・染物・衣料品に関する事業にロンアン省で着手した。総投資額は第一段階で6000億ベトナム・ドンにのぼる。

同事業は今年終わりには第一段階を完了する予定だとThuận Phương社長Mai Đức Thuận氏は語る。同社は第二段階における投資額が1.3兆ベトナム・ドンから1.4兆ベトナム・ドンになるよう資本を調整すると言う。

 

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最終更新:2016年04月12日06:00

ベトナム:縫製企業Viet Tienが1870万ドルの資本追加

Viet Tien Garment Joint Stock Corporation(VGG)は140万社債を転換し1株あたり10万ベトナム・ドンで1400万株を発行、4200億ベトナム・ドン(1870万米ドル)を資本に追加した。

Viet Tienは社債を1:10の比率で転換したため、1社債は10株に相当する。4月5日の同社株の終値は6万4500ベトナム・ドンで、社債はおよそ64万ベトナム・ドンの価値となった。

2012年末に同社の株主を対象に発行された社債は利率5%で満期日まで3年、2016年2月末までに株式に転換されることとなっていた。

同社の2015年上半期財務報告書によると、これらの社債は1570億ベトナム・ドンに相当する長期貸付として記載されていた。

Viet Tien社は3月10日に未上場公開会社株式市場(UPCoM)に登録されている。

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最終更新:2016年04月11日12:02

ベトナム:アパレル業界が自由貿易協定に向け準備を開始 

ベトナムのアパレル会社は、かつてない成長と繁栄の時代を迎えることを望み、数々の自由貿易協定(FTA)に対する準備を行っている。

ベトナム繊維公団(Vinatex)は国内最大のアパレル会社であるが、ベトナム南部のキンザン省に3.7ヘクタールの敷地を誇る第二工場を建設するために、9100万米ドルを投資する計画である。

この工場は2017年の春までにオープンする予定で、32の生産ラインを持ち、年間1200万着の衣料品を生産する能力を持つ。

これにより同社では、3700万米ドルの輸出売上を上げることが期待されている。

ベトナム繊維公団の第一工場は、2015年に同省に設立された。ホーチミン市に近い臨海地区にあるキンザン省は、FTAのおかげでアパレル産業のための新しい中心拠点として急速に発展しつつある。

環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)のような貿易協定は、一旦発効すると多くの分野で関税を撤廃することとなるが、原則として“原産地規則”と呼ばれる規制により、12カ国からなるTPP加盟国のコミュニティ内から原材料を調達する場合に限って、縫製会社はそのメリットを享受できる。

現在、ベトナムに輸入される縫製用原材料のほとんどは、TPP交渉に加わらなかった中国から調達されている。

その結果、原材料や中間材料の地元調達に対する需要がベトナムで増えていくという期待によって、アパレルのサプライチェーンや関連活動に対する先行投資が後押しされている。

別の繊維会社であるAn Phuoc社は、ベトナム中部のタインホア省にシルク工場を建設するため、2820万米ドル(6280億ベトナムドン)を投資する計画で、建設は2016年4月にも着手され、来年2月には開業する予定である。

海外資本も早期に投資に着手することを画策しており、化学繊維を生産する米国資本のKraig Biocraft Laboratories社も3月、ベトナムに研究所と製品テストを行う施設を持つ子会社を設立しようとしていることを明らかにした。

この会社ではまた、革新的な新素材製品やカイコに関する研究をベトナム政府と協力して行うこととしている。

2015年の6月に台湾のFar Easternグループは、ベトナム南部のビンズン省に2740万米ドルの総工費予算で新工場の建設に着工した。この工場は、台湾、中国に次いで、会社の第3の生産拠点となり、合成繊維、紡績、染色を行う生産ラインを備える。

昨年、韓国のRio Industries社は、ベトナム中部のクアンナム省に600万米ドルの初期投資で年間4400トンの合成繊維を生産可能な工場を立ち上げた。

外国直接投資とベトナムの大規模な繊維企業にとって、ベトナムの経済見通しは明るい兆しを見せる一方で、地元の中小企業はFTAにそれほど期待を寄せていない。

このような中小企業は、ベトナムのアパレル市場やその関連企業の約80%を占めている。

彼らは生産能力を増強したり、国内で原材料生産を行うための新しい施設を建設したりするための資金が不足しているため、FTAからほとんど恩恵を受けられないばかりか、多くはFTA発効後に苦戦する可能性さえあるとされている。

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最終更新:2016年04月11日06:02

ベトナム:インドの伝統衣装サリー、アオザイとともに注目浴びる

ベトナムの伝統的な長い丈のガウンとインドの民族衣装の組み合わせを一つにしたファッションイベントがホーチミン市で4月1日金曜日に企画された。

アオザイ・サリーファッションショーはホーチミン市のインド総領事館によりアオザイ博物館で開催された。

総領事館はプレスリリースのなかで、イベントが綿織物輸出促進評議会 (Texprocil)、合繊織物輸出促進評議会 (SRTEPC)、その他いくつかのインドの企業がスポンサーとなり開催されたと述べた。

ファッションショーはベトナムとインドの衣装であるアオザイとサリーの美しさに対する理解の向上を図るとともに、両国のファッションデザイナーが共同で制作を行う機会を作り出すことを目的としていた。

イベントにはDuc Hai、Le Quyen、Mai Ngoなど著名なベトナムのモデルをはじめ、2013年のミスユニバース・ベトナムTruong Thi Mayなど美人コンテストの優勝者らが出席した。

イベントはベトナムのファッションデザイナーであるLe Sy Hoang氏により文字通り「統合」を意味し、インドの生地を使用したアオザイを紹介した「Giao Thoa」コレクションに着目した。

「インドのサリーには多くの異なるスタイルがありますが、ベトナムのアオザイに似ているものもあります」と氏はコレクションに対する考えを述べた。

ベトナムとインドは文化、芸術、美的価値において多くの共通項があると氏は言う。

ベトナムのシルクを用いたインドのサリーも両国のモデルにより披露された。

「今日は両国の創造的なエネルギーの融合を記念する大変特別な日です」と在ベトナム総領事のSmita Pant氏はイベントで語った。

Pant氏は自身が身につけているサリーのデザインに感謝するとともにHoang氏を称えた。

「手工芸品であり、何世紀もの歴史を持つ伝統的な刺繍のある手織りのサリーは、その色や模様だけでなく、耐久性や強度の面でもよく知られています」と氏は言う。

今回のイベントはファッション分野における文化交流とビジネスチャンスを目的として行われた。ファッションに対する意識が高い中産階級の出現を受け、インドはベトナムのデザイナーが可能性を探るための場所を提供できるとPant氏は言う。

氏はベトナムのデザイナーに対し、インドの生地の美しさを探し求めたいと考えた際にはいつでも総領事に申し入れるよう促し、両国の小売ファッションチェーンに対して協力し合うよう呼び掛けた。

ファッションショーに合わせてインド製の生地、インド製の生地を使用してデザインされたアオザイ、またインドの女性用・男性用ドレスもアオザイ博物館で4月1日から6月30日まで展示される。

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最終更新:2016年04月10日06:02

ベトナム:2016年年初のアパレル・皮革靴製品の原材料輸入、漸増

統計データによれば、2016年2月のベトナムのアパレル・皮革靴製品の原材料輸入は、2億8794万米ドルで、対前月比で16.3%減少したが、対2015年同期比では、0.21%と漸増した。2016年2ヶ月のベトナムのアパレル・皮革靴製品の原材料輸入は、6億4140万米ドルで、対2015年同期比で、2.3%減少した。

予測では2016年3月は、ベトナムのアパレル・皮革靴製品の原材料輸入は、4億5000万米ドルに達し、対前月比で56.3%増、対2015年同期比で、4.8%増加すると見られている。2016年3ヶ月のベトナムへのアパレル・皮革靴製品の原材料の輸入は10億9100万米ドルで、対2015年同期比で0.5%増となるだろう。

2016年2月のベトナムへのアパレル・皮革靴製品の原材料輸入先市場の上位国が輸入金額において減少あるいは微増に転じる中、イタリアと日本の2市場については、対前月比並びに対前年同期比においても大幅に伸びている。具体的には、イタリア市場からの原材料の輸入は1661万米ドルに達し、対前月比で66.92%増、対昨年同期比で83.15%増、日本市場からの原材料の輸入は1579万米ドルに達し、対前月比で47.87%増、対昨年同期比で40.31%増となっている。

2016年2月のベトナムへのアパレル・皮革靴製品の原材料輸入先で注目は、カナダとポーランドの2市場で、対前月比及び対前年同期比でいずれも急増している。カナダからの輸入は251万米ドルで対前月比1,070.2%、対昨年同期比で9,119.78%、ポーランドからの輸入は87.5万米ドルで対前月比1,092.51%、対昨年同期比で307.02%と増加している。

2016年2ヶ月のベトナムへのアパレル・皮革靴製品の原材料輸入は、主力市場が0-22%ほど減少し、イタリアだけが37.06%増加し、2970万米ドルに達した。

 

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最終更新:2016年04月09日06:02

ベトナム:オンラインフライデー2016への期待は低調

第2回目であった昨年の「オンラインフライデー」では前年のほぼ倍となる30万件の注文が集まり、その8割がテクノロジー、ファッションアイテム、家電製品の購入であった。

ベトナム電子商取引・情報技術庁のTran Huu Linh長官は、4月5日にハノイで開かれた報道発表の場で、昨年のイベントには2271件の業者が6万3500点の商品を出品したと話した。

しかし、Linh長官によると、今年のイベントについて、情報技術庁は期待値を下げ、出品点数も昨年を下回る5万点程度になる見込みであるという。

「コンピューター、モバイル通信機器、携帯アプリケーションなど多様なデバイスに対応した、よりよいユーザーインターフェースの開発と改良に取り組んでいます。また、先進ツール等を含むより多くの機能を追加し、個人アカウントの設定、製品・価格の比較、カスタマーフィードバックや評価システムを導入する予定です」とLinh長官は話す。

加えて、情報技術庁はインテル、サムソン、LG、Nguyen Kim、The Gioi Di Dong、FPTShop、VittelStore等の企業に働きかけ、これら企業がイベントに参加し、値引きや特別価格を提供するよう呼びかけているという。

また、Linh長官によると、イベント参加企業や顧客のコスト低減のため、VnPost やVittelPostに配送料の値引きを働きかけているという。

 

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最終更新:2016年04月08日12:02

ベトナム:米国への水着輸出で第3位から第2位へランクアップ

2016年第1四半期ベトナムの水着の輸出は6000万米ドルで、対昨年同期比で10%増加した。昨今の低成長の背景を鑑みると、これはかなり高い成長率と言える。繊維製品、とりわけ、アパレル製品の成長率が低いのは、季節要因のためで、気候の変動による悪影響や発注方法の変化にも左右される。

2016年のベトナムの水着輸出は2015年に比べ大きく増加するだろう。夏の到来が早く、平年より長いと見られているからである。さらに付け加えると、主要消費国、なかでも米国市場がベトナムの水着輸出を押し上げる原動力となるだろう。

米国税関の統計データによれば、2016年第1四半期の同国の水着各種(カテゴリ:359/659-S)の輸入は、数量27%増、金額17%増で、数量は570万点、金額は1億5500万米ドルとなった。そのうち、中国、ベトナム、カンボジアからは増加、スリランカ、バングラデシュからは減少している。具体的には、米国の中国からの水着の輸入は、対昨年同期比で、数量は42%、金額は33%増加している。ベトナムからの輸入は、数量、金額とも20%増加。カンボジアからの輸入は、数量は40%、金額は11%増加である。結果を見ると、米国のベトナムからの水着の輸入価格は安定しており、一方で、中国及びカンボジアからの輸入価格は大幅に下落している。

ベトナムは、米国への水着輸出で第3位から中国に次ぐ第2位へ上昇した。2015年は中国、インドネシアに次ぐ第3位だった。ランクは上昇したものの、ベトナム製水着の米国市場でのシェアは対昨年同期比で低下しており、13.19%を占めるにすぎない。昨年の13.98%から微減している。

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最終更新:2016年04月07日12:01

ベトナム:繊維輸出は好調と外資系銀行が報告

ANZ(オーストラリア・ニュージーランド銀行)は最近報告書Greater Mekong Outlookを発表し、メコン川流域諸国における繊維産業の重要性を分析した。

「繊維・アパレル産業は労働集約的でありながら高付加価値の部門であり、低付加価値産業と特徴付けることはできない」と同報告書は述べている。

報告書によると、すべての製品カテゴリーにおいて中国が主要生産国であることに変わりはないが、グローバリゼーションの進行とともにまだ他国にもチャンスが存在するとしている。

投資家が中国から生産拠点の移転を進めていることも、ベトナムを含む諸国に好機となっている。

2000年から2014年までの期間、ベトナムの年平均成長率(CAGR)が最も高く、18.3%であった。

ベトナムは現在世界のマーケットシェアの3.8%を占め、2000年の21位から2014年には6位に上昇している。

靴製品において、ベトナムは世界第5位の生産国で、EUへの輸出の7.8%を占めている。

EUとベトナム間の自由貿易協定の批准はベトナムのアパレル産業をさらに利することとなるが、協定に含まれる厳格な原産地規則に適合し便益を最大化するためには、ベトナムには繊維・縫製産業の縦断的な再編成が求められるだろう。

2014年の時点で、ベトナムのアパレル・靴製品輸出の20.9%がEUに輸出されている。

中国の賃金面での競争力が低下するにつれ、ベトナムがアパレル部門での中国のマーケットシェアを少しずつ奪うことができるだろう。

米国の輸入の16.6%をアセアン諸国が占めており、アパレル製品、皮革製品、靴製品のカテゴリーでベトナムが首位を占めている。

米国はベトナムのアパレル・靴製品の最大の輸出市場であり、アパレル・靴製品輸出の36%が米国向けである。

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最終更新:2016年04月07日06:02

ベトナム:繊維業界、TPP活用への準備着々と

ベトナム繊維業界は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)発効後の今までにない成長の機会を見据え、TPP活用のための準備を進めている。ベトナム最大の繊維企業であるベトナム繊維公団(Vinatex)では、9100万米ドルを投じて南部キンザン省の3.7ヘクタールの土地に2番目の工場を建設し、来年春までに操業を開始することを計画している。

新工場は32の生産ラインを備え、洋服またはリネン製品1200万アイテムの生産能力を持つ予定である。年間売り上げは3700万米ドルに上る見込みである。

キンザン省での繊維公団最初の工場は2015年始めに操業を開始した。海路へのアクセスがあり、経済的首都であるホーチミン市にも比較的近いことから、キンザン省は自由貿易協定でさらなる成長が見込まれる繊維産業の新たな拠点となりつつある。

現在、ベトナムの輸入縫製原材料のほとんどが中国産だが、中国はTPPに加盟しない。そのため、国内原材料への需要が高まることが期待されており、投資も増えている。

別の繊維企業An Phuoc社も、ベトナム中部タンホア省のシルク工場建設に6280億ドン(2820万米ドル)を投資する予定である。4月にも建設を開始し、来年2月の操業開始を予定している。

米国に拠点を置く化学繊維製造企業のKraig Biocraft Laboratoriesはベトナムで子会社及び研究所とテスト製品製造のための工場設立に向けた投資を行っている。同社はベトナム政府の支援を受け新素材と蚕開発のための共同研究も行う予定となっている。

2015年6月、台湾のFar Eastern Groupは南部ビンズン省に2億7400万米ドル規模の工場の建設を開始した。この工場は同社の台湾、中国に続く第3の製造拠点となる。新工場は合成繊維生産、製糸、染色等の多様な施設を備える予定となっている。

2015年、韓国のRio Industriesは中部クアンナム省で600万米ドル規模の工場の操業を開始した。同工場では年間4400トンの合成繊維を生産することができる。

TPPによって多くの地域で関税が廃止されるため、ベトナムの繊維業界はTPPへの準備を進めているが、少なくとも原則においては、TPPの恩恵を被ることができるのは原材料もTPP加盟国から調達された場合のみという「原産地規則」が適用される。

世界銀行はTPPに加盟する12カ国のうち、ベトナムがTPPにより最も大きな利益を得ると予測している。

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最終更新:2016年04月06日12:04

ベトナム:EUへのTシャツの輸出、大幅増

2016年2ヶ月のベトナムのTシャツの輸出は1億9490万点、7億3350万米ドルに達し、対2015年同期比で数量が9.5%増、金額が7.6増となった。米国市場へのTシャツの輸出は同製品の総輸出額の63.7%を占めた。2016年2か月間の輸出価格は対昨年同期比で1.7%下落し、FOB価格3.76米ドルとなった。

統計データによれば、2016年2ヶ月のベトナムのTシャツの輸出は1億9490万点、7億3350万米ドルに達し、対2015年同期比で数量が9.5%増、金額が7.6増となった。3月のTシャツ輸出は対昨年同期比で10.5%増の3億9500万点に達する見込みである。

2016年年初、対昨年同期比で主要市場へのTシャツの輸出はいずれも増加した。

具体的には次の通りである。

米国市場へのTシャツの輸出は同製品の総輸出額の63.7%を占め、対2015年同期比で数量は7880万点、金額は2億7600万米ドルに達し、数量で12.9%増、金額で7.2%増と増加した。現在、米国経済は安定し、労働市場は改善され、インフレ率もこの先上昇する見込みである米国市場へのアパレル製品の輸出は今後も伸びるだろう。

注目すべきは、EU市場へのTシャツの輸出の回復で、対前年同期比で数量が19%増、金額が28.3%増となり、928万点、4030万米ドルに達した。このうち、いくつかの国への輸出が対前年同期比で増加し、イギリス48.4%増、オランダ12.3%増、ベルギー62.2%増、イタリア100.6%増、フランス269.1増、デンマーク54.9増、エストニア897.4%増、等であった。

日本市場へのTシャツの輸出は、対前年同期比で数量が2.7%、金額が1.1%増となり、1100万点、4830万米ドルだった。

韓国市場へのTシャツの輸出は、対2015年同期比で数量が22.3%増、金額が16.8%増とかなり増加し、388万点、2200万米ドルに達した。

各企業はその他の市場へのTシャツの輸出も増加しているが金額は小さい。ナイジェリア26.4%増、ペルー221.7%増、ノルウェー32%増、トルコ49.1%増、ヨルダン37.2%増、スイス33%増、等となった。

 

2016年2ヶ月のTシャツの輸出価格は、対前年同期比で1.7%とわずかに下落し、FOB単価は3.76米ドルだった。

2016年1月の米国市場への輸出価格は、対前月比で5.9%下落し、対前年同期比で5.0%下落し、FOB単価は3.50米ドルだった。

2015年1月の日本のTシャツの輸出価格は、対前月比で8.4%下落し、対前年同期比で1.6%下落し、FOB単価4.38米ドルだった。

2015年1月のEU市場へのTシャツの輸出価格は、対前年同期比で7.9%と上昇し、FOB単価は4.34米ドルだった。そのうち、いくつかの国への輸出価格が対前年同期比で上昇しており、ドイツ20.1%、ベルギー7.4%、イタリア16.1%、フランス18.1%、スウェーデン4.9%、ギリシャ110.9%、フィンランド30.7%などである。

 

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最終更新:2016年04月06日05:56

ベトナム:世界を主導する繊維生産拠点への矜持

ベトナムで急速に成長する繊維産業は近い将来、世界を主導する立場となるであろうと業界通は話す。

ベトナム繊維公団のLe Tien Truong社長によると、ベトナムの繊維産業は生産量において中国、インド、バングラデシュといった主要国に続く第4位の地位にあるという。

その中でもベトナムは繊維産業の成長率2桁を維持し続けている唯一の国であるとTruong社長は話す。これは世界の繊維市場におけるベトナムの競争力を示すものであり、世界の中心的生産地となる可能性を証明しているという。

2015年、ベトナムの繊維産業は273億米ドル相当の縫製製品を輸出し、ベトナム国内の新規創出雇用の5分の1にあたる250万人を雇用した。

世界の中心的生産地となるためには、どのような国であれ世界の需要量の10%以上を供給することができ、20-30年にわたる安定した持続可能な成長が可能で、50-60%の原材料を国内で調達できるサプライチェーンを確立しており、比較的規模の大きい国内市場を有し、最短時間での製品輸出を可能とするための海上交通網へのアクセスがあることがまず必要であるとTruong社長は話す。

こうした要件に言及しつつ、Truong社長は、ベトナムは世界の繊維製品生産拠点となるために求められるすべての前提条件を満たしていると評価する。

こうした評価に加えて、Truong社長は、今後10-15年の間に繊維産業でさらに500万人を雇用することができるであろうとも話した。

さらに、すでに繊維産業の原材料の35%を国内のサプライチェーンが支えており、その割合を今後5年間で50%まで向上できることから、ベトナムは繊維生産で世界の主導的な地位を占めるようになるであろうと予測する。

ベトナムの潤沢で増加しつつある9000万人の人口と、世界で最も混み合った海上交通路の交差地点という地理的条件も、製品の海上輸送に好ましいとTruong社長は付け加えた。

しかし、ベトナムが実際に世界の繊維生産拠点となるためには、ベトナムは労働生産性を改善し、2020年までに国内供給率を60%まで高め、人材の質を高め、全国の縫製企業に供給するため10-15件の原材料生産・デザインセンターを設立するための投資を行うか、投資を集める必要があるという。

加えて、Truong社長は輸出入、税務、通関手続きにかかる時間を最小限にするための行政改革の緊急性についても述べた。

 

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最終更新:2016年04月05日12:02

ベトナム:石油大手ペトロベトナムが所有する繊維工場PVTex、倒産の危機

ペトロベトナムグループは倒産危機に陥っている繊維工場PVTexを支援するよう、政府と協議している。

計画以上の高コストと製品の競争力不足が、ベトナムエネルギー大手ペトロベトナム社が所有するポリエステル繊維と糸を生産する工場を倒産の瀬戸際まで追い込んでいる、と地元メディアが報じた。

北部のハイフォン市にあるDinh Vu 工場は、PVTexとしても知られているが、1年超操業した後、昨年9月から閉鎖されている。この創業費用は3億2500米ドルで、その74%はペトロベトナムが出資した。

PVTexは昨年末、1兆2500億ベトナム・ドン(5524万米ドル)の損失計上と、5040億ベトナム・ドン(2227万米ドル)の減資を行った、とウェブサイトのVnExpressがペトロベトナムの公表数値を引用して報じた。

今週初めにリリースされた財務諸表によると、ペトロベトナムの肥料・化学品を扱う子会社であるPVFCCo社は、PVTexの株式の26%を保有しているが、すでに減損処理を行ったと明らかにした。

VnExpressによると、この子会社の投資評価額は昨年始めには1980億ベトナム・ドン(875万米ドル)あったが、2014年の終わりには64.7%低下した。

ペトロベトナムは政府に書簡を送り、PVTexの製品を地元の衣料品メーカーに販売するのを支援するよう求めた、とニュースサイトのSaigon Times Onlineが3月31日に報じた。

石油大手ペトロベトナムがPVTex社のために、減税やその他のインセンティブを受けるよう多くの無駄な努力を尽くした後に、この書簡は送られることとなった、とこのサイトは明らかにした。

地元の繊維需要の40%と、糸需要の12%を満たすことを目指したものの、PVTex社はその期待に応えることができなかった。Saigon Times Onlineによると、同社の製品は他のどの生産者や輸入品よりも高く、品質のばらつきもあり、問題はさらに悪化した。

昨年の工場閉鎖に際し、計画投資省のウェブサイト「投資」が報じたレポートによると、PVTex社は9400トン以上の繊維と糸の在庫を積み上げていたという。この工場では一日500トンの生産能力の半分以下で稼動していたことを考慮すると、この在庫量は異常であった。

地元メディアは、その生産コストは非常に高かったと報じた。例えば年間電気料は、当初見積もりでは470万米ドルであったのに対し、1200万米ドルもかかっていた。従業員数は予定数の2倍以上の1000人以上にも達していた。

 

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最終更新:2016年04月05日06:04

ベトナム:繊維企業はバリューチェーン参加にまだ受動的

ベトナムの繊維・アパレル分野は世界のバリューチェーンの中においていまだ受動的であると商工省のNguyen Cam Tu副相は3月29日にハノイで開催されたワークショップで述べた。

このワークショップでは繊維・アパレル分野でAPECの中小企業(SME)が世界のバリューチェーンに参加していくための方策が協議された。

このイベントの目的は、中小企業がAPEC地域により深く、効果的に参画するための支援を行うこと、そして中小企業の世界的バリューチェーン、特にアパレル分野でのバリューチェーンへの参加を促進することであるとTu副相は話した。

バリューチェーンは物質的な変換、様々な製造サービスの投入、製品の消費者への流通、消費後の廃棄等、製品やサービスの製造にかかる様々な過程を指すと副相は説明した。

これらの活動は企業内で行われることもあれば、特定の地域内の複数の企業が担うこともある。

「実際、世界のバリューチェーンは国際的な労働分担についての新しく、より包括的なアプローチであると言えます。製造プロセスに携わるいかなる企業も、バリューチェーンに参加していると考えられるわけです」とTu副相は話す。

しかし、バリューチェーンの考え方に基づく国際的労働分担で企業は自社の国際的マーケットにおける地位をよりよく理解することができるため、能動的に利益を最大化するために最適な生産過程を選択することもできるとTu副相は続ける。

企業全般、そして特に中小企業は、直接的にせよ間接的にせよ、能動的にバリューチェーンに参加していかなければならないのは明確であるとTu副相は結論づけた。

商工省の多国間貿易政策部のPham Quynh Mai副部長は、繊維・アパレル分野がその急速な成長にもかかわらず直面する問題について言及した。アパレル分野はいまだに材料・原材料を外国、主に中国からの輸入に依存している。

「原材料の輸入への依存は、市場に好ましくない変化があった場合、ベトナムの繊維・アパレル分野が大きな影響を被る可能性があることを意味します」とMai副部長は話す。

ワークショップに参加した中小企業開発の専門家Nguyen Huong Tra氏は、企業には戦略と知識が必要であり、また中小企業も大手企業とデザイン・外注製造契約を締結し大手企業の経験から学ぶべきであると話した。

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最終更新:2016年04月04日06:03

ベトナム:2016年3月8日から2016年3月16日までの繊維輸入実績例

今週、各市場からの綿輸入価格は対前週比で下落し、1,235~1,704USD/tで推移した。具体的には次の通りである。中国からの綿輸入価格は対前週比で2.1%下落、1,554USD/tだった。米国は1.3%下落、1,530USD/t、インドは3.1%下落、1,458USD/t、オーストラリアは1.5%下落、1,704USD/t、マカオは13.6%下落、1,638USD/t、シンガポールは0.8%下落、1,496USD/t、フランスは15.6%下落、1,235USD/t、オランダは7.1%下落、1,637USD/t、香港は11%下落、1,564USD/tであった。2015年同期と比較すると、これらの市場からの輸入価格は5.6~17.6%下落した。その他の市場からの綿輸入価格は、スイス1,490USD/t、イギリス1,500USD/t、日本1,672USD/t、ブラジル1,555USD/t、スワジランド1,420USD/t、台湾1,612USD/tとなった。

各市場からのポリエステル糸(コード:54023300)の輸入価格は対前週比で下落し、0.61~8.0USD/kgで推移した。このうち、台湾からの輸入価格は、対前週比で31%下落して1.03USD/kg、インドネシアは39.4%下落、0.61USD/kg、マレーシアは2.1%下落、0.92USD/kg、中国は23.1%下落、0.86USD/kg、韓国は43.3%下落、1.42USD/kg、シンガポールは3.5%下落、1.09USD/kgとなった。2015年同期と比較すると、これらの市場からの同原料の輸入価格は9.3~46.8%下落した。その他の市場からの輸入価格は、タイ0.89USD/kg、インド2.06USD/kg、香港7.16USD/kg、日本8.0USD/kg、ベリーズ1.55USD/kgとなった。

 

綿100%、生地巾61/62inch(コード:52091900)の中国からの輸入価格は下落し、1.30USD/mで、香港からの輸入価格は1.48USD/m(CIFカットライ(HCMC))である。

ナイロン100%、生地巾200/204cm(コード:54071090)のタイからの輸入価格は上昇し2.45USD/mで、日本からの輸入価格は5.0USD/m(CIF カットライ(HCMC))である。

ポリエステル100%、生地巾58/60inch(コード:55161300)の韓国からの輸入価格は下落し0.71USD/ydで、香港からの輸入価格は1.28USD/yd(CIF カットライ(HCMC))である。

綿97%、スパンデックス3%、生地巾56/58inch(コード:52093900)の台湾からの輸入価格は上昇し2.35USD/m、中国からの輸入価格は2.47USD/ydで、(CIFカットライ(HCMC))である。

ポリエステル95%、スパンデックス5%、生地巾58/60inch(コード:55129900)の米国からの輸入価格は1.35USD/yd、中国からの輸入価格は2.05USD/ydで、(CIFカットライ(HCMC))である。

 

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最終更新:2016年04月03日07:56

ベトナム:TPPがアパレル産業の障壁に

環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)が2月初旬に締結され、ベトナム企業、特に繊維・アパレルや履物分野にビジネスチャンスがもたらされることになるが、同時にそこから利益を得るために、克服せねばならない障壁も発現する、と専門家らは指摘した。

KPMG監査法人のNguyen Cong Aiパートナーは、3月24日にホーチミン市で「投資」誌により開催されたセミナーにおいて、「TPPと繊維・アパレル・フットウェア部門」と題した講演を行い、ベトナムは現在原材料を過度に輸入に頼っている、と参加者に対して述べた。

「投入原材料の60〜70%が主に中国、韓国、台湾から輸入されていると推定されます。」とし、特に中国からの輸入は、アパレル産業で使用される原材料の48%も占めていると指摘した。

アパレル業界では、生産に必要な綿のわずか2%しか国内で調達することができず、その品質も安定していない。

ベトナムのアパレル業界のその他の課題として、デザイン力に弱みがあるとし、ベトナム縫製企業のほとんどが外資系企業の下請けとなっているのは、自社のブランドをデザインし、開発する能力を持っていないためである、と彼は説明した。

「ODM(オリジナルデザイン製品)は、ベトナムからの輸出品のほんの2~3%しか占めていません。」と、生産者によりデザインから完成工程まで完結される製品について例示した。

アパレル部門の生産性は低く、香港の3分の1、中国の4分の1であることがその競争力を損なっており、ベトナムのアパレル製品は世界平均よりも15~30%高い。

さらにマーケティングや物流が弱いことが問題をさらに悪化させている、と彼は指摘した。

履物産業ではベトナムでの付加価値は45%未満で、革、なめし用化学薬品、靴底やバックル、合成ゴムなどは台湾、中国、タイ、ブラジルなどから80~100%輸入しなければならない。

国内皮なめし業は需要のわずか10%しか満たすことができず、原材料の不足により、その生産能力の25%しか稼動できていない、と彼は述べた。

この業界も同様に、デザインやマーケティング、流通に関する、繊維・アパレル業界全体の弱点を共有している、とした。

彼は、繊維・衣料品、および履物に特化した一連の産業群の計画、開発を通して、企業間におけるバリューチェーンの連携が促進されるべき、と提案した。

この2つの業界では原材料、織物や染色への投資を増やす必要があり、サポート産業、その中でも特に国内企業は、信用が容易に供与されるようにすべきである、と彼は述べた。

このような企業では、自社製品に付加価値をつけるためのデザイン能力を高めるため、近代的な技術を採用なければならない、とした。

ベトナム外資系投資企業協会の会長であるNguyen Mại教授は、Aiパートナーに賛同し、ベトナム繊維協会がメンバー間の協力関係を強化し、業界専用の工業団地の設立を支援すべきと述べた。

Mai教授はまた政府に対し、工業団地設立を促進し、困難に直面した企業を支援するよう呼びかけた。

計画投資省のDang Huy Dong副相は、TPP加盟国全体で世界のGDPの40%、世界貿易の30%を占めるようになるため、新たなサプライチェーンが構築されれば、TPPにより多くのビジネスチャンスがもたらされるだろう、と述べた。

「TPPへの参加は、ベトナムにおける投資やビジネス環境をアップグレードする機会をもたらし、外国投資を惹き付けるとともに、産業の再構築プロセスをスピードアップさせ、その成長モデルを変革させることになるでしょう。」

「またベトナムは経済成長を誘発させる多くのビジネスチャンスを得て、TPPによるメリットの助けも得ながら、その国際競争力や重要性を高め、輸出を増加させることが可能となります。」

ベトナムは繊維・アパレル産業で6000の企業を擁し、250万人以上の労働者を雇用している。昨年の輸出は270億米ドルで、国の総輸出額の16.6%を占めた。

ベトナムは、中国、EU、トルコ、バングラデシュ、インドに続く、世界第6位の衣料品輸出国となった。

履物の輸出は120億米ドルにものぼり、2014年から16.3%上昇した。

 

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最終更新:2016年04月02日06:03

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