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2014年11月 のニュース一覧

ベトナム:2014年11月5日から2014年11月13日までの繊維輸入実績例

今週、各市場からの綿輸入価格は対前週比で下降し、1,610-1,972USD/tで推移している。具体的には、ブラジルからの綿輸入価格は、対前週比0.1%下降し、1,702USD/tである。スイスからの綿輸入価格は、対前週比1.1%下降し、1,782USD/tである。香港からの綿輸入価格は、対前週比1.0%下降し、1,714USD/tである。シンガポールからの綿輸入価格は、対前週比2.0%下降し、1,726USD/tである。フランスからの綿輸入価格は、対前週比2.1%下降し、1,972USD/tである。オーストリアからの綿輸入価格は、対前週比 2.5%下降し、1,852 USD/tである。マリからの綿輸入価格は、対前週比9.8%下降し、1,730USD/tである。インドからの綿輸入価格は、対前週比17.9%下降し、1,600USD/tである。

2013年同期と比較すると、これらの市場からの綿輸入価格は6.1~18.5%下降した。他の各市場からの綿輸入価格は、米国1,724USD/t、イギリス1,904USD/t、パキスタン1,610USD/t、中国1,727USD/t、台湾1,972USD/t、ギリシャ1,673USD/t、アルゼンチン1,833、タンザニア1,670USD/tである。

各市場からのポリエステル糸(コード:54023300)の輸入価格は綿輸入価格と同傾向で、1.08-6.96USD/kgで推移している。そのうち、台湾からの輸入価格は、対前週比6.3%下降し、1.71USD/kgである。中国からの輸入価格は、対前週比14.8%下降し、1.27USD/kgである。香港からの輸入価格は、対前週比15.7%下降し、1.41USD/kgである。インドネシアからの輸入価格は、対前週比11.2%下降し、1.08USD/kgである。2013年同期と比較すると、これらの市場からの綿輸入価格は1.5~12.9%下降した。他の各市場からの綿輸入価格はタイ1.18USD/t、韓国1.89USD/t、スイス1.81USD/t、日本6.96USD/tである。

 

綿100%、生地巾57/58inch(コード:52091900)の韓国からの輸入価格は1.48USD/ydで、中国からの輸入価格は6.96USD/yd(CIFハイフォン)である。

レーヨン100%、生地巾58/60inch(コード:54074200)の韓国からの輸入価格は0.76USD/ydで、中国からの輸入価格は2.33USD/ydで、台湾からの輸入価格は2.3USD/yd(CIFハイフォン)である。

ポリエステル100%、生地巾58/60inch(コード:54076900)の中国からの輸入価格は0.95USD/ydで、韓国からの輸入価格は1.89USD/yd(CIFハイフォン)である。

ポリエステル95%、スパンデックス5%生地巾58/60inch(コード:54074190)の中国からの輸入価格は1.25USD/ydで、韓国からの輸入価格は1.57USD/yd(CIFカットライ(HCMC))である。

 

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最終更新:2014年11月30日06:00

ベトナムとタイが電子商取引分野で協力

電子商取引を利用した貿易振興を目的にベトナムとタイの協力を促進するためのワークショップが11月20日にホーチミン市で開催された。

ベトナム貿易振興局(DTP)のDo Kim Lang副局長によると、ベトナムのウェブサイトbuyvietnam.com.vnは会員のうち300企業を掲載し、それら国内企業の製品や投資計画の紹介を支援することで企業にさまざまな利益をもたらしているという。

Lang副局長によると、IT技術と電子商取引を活用した貿易振興、事業パートナー探しと市場拡大について増加の一途にある需要に対応するため、貿易振興局はアセアン日本センター(AJC)と協力の上、このウェブサイトを立ち上げたという。

貿易振興局では今後さらに海外の貿易振興団体と協調し、会員企業に事業、投資機会を提供することを目指すという。

Buyvietnam.com.vnとタイのThaitrade.comの相互リンクは両国の企業にとって協力を前進させるよい機会であるとLang副局長は言う。

タイ国際貿易振興局(DITP)のSuwipan Thisyamondol副局長はThaitrade.comのウェブサイトは現代の技術を活用してタイの貿易を振興するための最も効果的な手段のひとつであったと強調する。

なお、このウェブサイトに掲載されている企業は一流企業ばかりであり、ベトナム企業にとって信頼できるパートナーとなるであろうとThisyamondol副局長は付け加えた。

この機会を利用して、ベトナム貿易振興局とタイ国際貿易振興局は近い将来に両国企業双方を利する両国間の貿易振興についての協力協定にも署名した。

 

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最終更新:2014年11月29日14:00

ベトナム:デザイナーVo Viet Chungが国際的な賞を受賞

ベトナム人デザイナーVo Viet Chungは最近アメリカのカリフォルニア州で発表された第7回Leonardo Simpson’s 10 Best Dressedにおいて、アジアから唯一の受賞者となった。

Chungのデザインは流行への確かな目と確立した独特のスタイルで世界各地の有名イベントやテレビ番組を飾ってきた。

彼はグラマラスかつエレガントで洗練された作品で知られるが、これは古典的、伝統的なベトナムのデザインとダイナミックで生き生きとした現代の文化の融合から産まれたものである。

2013年にベトナム環境保護基金はVo Viet Chungをブルーオーシャンワールドプロジェクトの責任者に任命した。彼はまた、ベトナムミスオーシャンビューティーコンテストの創始者でもある。

彼は年間ベストデザイナー賞を複数回受賞している。

選考基準はファッション評論家と主要なファッション雑誌の記者による、ロンドン、ミラノ、パリ、ニューヨークでの4回の国際的なショーの評価に基づいている。

Leonard Simpsonは国際的に著名なファッション制作会社Fashion Forwardの創業者として知られており、スタイル性の高いファッションショーの制作、テレビ番組やブロードウェイ方式のショーの制作に20年以上の歴史を持つ。

 

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最終更新:2014年11月28日14:00

ベトナム:日本市場向けシャツの輸出、価格下がり、数量21.8%増

統計資料によれば、2014年10ヶ月におけるベトナムからのシャツの輸出は、数量1億3900万点、金額は9億5140万USDで、対2013年同期比では、数量14.7%増、金額15.3%増である。従来市場における繊維製品の輸出は大幅に増加し、各企業の注文数量は年末まで十分にあり、米国市場のみならず、EU市場や日本市場も大きく成長している。予測では、2014年も残り2ヶ月の輸出金額は2億3000万USDで、対昨年同期比で19%増加すると見られている。

2014年9ヶ月間でベトナムから主要市場へのシャツの輸出は対2013年比でかなり順調で、10.5~21.8%増加している。

具体的には、米国向けシャツの輸出は、2014年9ヶ月のベトナムからのシャツの輸出は、数量5870万点、金額は3億6470万USDで、対2013年同期比では、数量5.9%増、金額10.5%増で、この品目の総輸出額の42.6%を占める。現在、米国の失業率は6年間で最低水準を記録し、5.8%である。求人データから、米国経済は回復中で、米連邦準備局の政策展望にも大きな変更はなく、よって、市場での変化も限定的である。米国商務省の報告では、世界最大である同国の経済の第3四半期におけるGDPの伸び率は3.5%となり、これは政府や専門家の予想した3%を上回っており、第2四半期の伸び率4.6%に及ばなかっただけである。従い、今年上半期のおける米国のGDPは2003年以来最高水準であり、これは各企業の投資と消費支出の増加が主な原因である。これらの積極的な兆候から、今後、米国市場へのシャツの輸出はさらに成長とすると見られている。

EU向けのシャツの輸出の伸びは数量3000万点、金額2億1780万USD、対2013年同期比、数量25.9%増、金額18.7%増となった。この伸びは、主に、EU諸国のうちの一部の国、スペイン37.4%増、イギリス21.8%増、オランダ155.2%増、ポーランド106.8%増などによる。

日本と韓国への輸出は大幅に成長し、対前年同期比で、それぞれ1億4370万USDと3620万USDに達し、21.8%~27%増加している。

この他、各企業は他の市場にもこの品目の輸出を強化し、メキシコ82.6%増、カナダ74.4%増、オーストラリア18.2%増、ノルウェー54.7%増、チリ55.2%増、アラブ首長国連邦 110.1%増などとなっている。

 

2014年10ヶ月のシャツの輸出価格は、対前年同期比で0.5%とやや上昇、FOB価格6.84USDである。

2014年9ヶ月のアメリカ向けシャツの輸出価格は、対昨年同期比4.3%上昇し、FOB価格6.21USDである。2014年9月単月では、輸出価格は対前月比で2.4上昇、対昨年同期比で2.2%下降し、FOB価格6.34USDである。

2014年9ヶ月のドイツ向けシャツの輸出価格は、対昨年同期比5%上昇し、FOB価格9.74USDである。2014年9月単月では、輸出価格は対前月比で3.8%下降し、対昨年同期比で5.5%やや上昇し、FOB価格9.66USDである。

2014年9ヶ月の日本向けシャツの輸出価格は、対昨年同期比6.2%下降、FOB価格8.55USDである。2014年9月単月の日本向けのシャツの輸出価格は、対前月比6.6%下降し、対昨年同期比でも10.5%下降し、FOB価格8.23USDである。

 

 

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最終更新:2014年11月28日06:00

Hanesbrandsがベトナムで3カ所目の自社工場を設立

世界的なアパレルメーカーであるHanesbrandsのベトナム子会社であるHanesbrands Vietnamは先週、北部フンイン省で同社3番目となる工場の操業を開始した。

同社の拡大は来年に控えるベトナムの環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への加盟を前に、その恩恵を享受することが動機のひとつとなっている。

Kim Dong県に立地する1500万米ドル規模の新工場は、同社のKhoai Chau工場から10キロの位置にあり、8万5000平方メートル近い敷地面積を持つ。工場ではすでに2000人の従業員を採用し、工場全体の操業が開始すれば5500人から6000人まで地元雇用が拡大することが期待されている。年間で6700万点の生産量を持つこの新工場ではブラジャー及び織素材のボクサーショーツの生産に特化しており、これらはベトナムにおけるHanesbrandsの新規生産商品となる。

HanesbrandsはHanes、Champion、Playtex、DIM、Bali、Maidenform、Flexees等の世界的に知名度のあるブランドをアメリカ、アジア、び欧州で展開しており、企業の社会的責任に敏感な、基礎アパレル製品の主導的な生産流通企業である。同社は世界的規模で構築した低コストのサプライチェーンでTシャツ、ブラジャー、パンティー、体型補正下着、紳士用・子供用下着、靴下、ストッキング、運動用衣類を生産し、販売している。

2007年のベトナムでの創業以来、Hanesbrands Vietnamは安定した成長を続け、フンイエン省及び中部トゥアティエン-フエ省フーバイの2カ所の生産拠点を持つ。投資総額は4500万米ドルに達し、年間4億点の生産量を持つ。

2014年末までに、同社のベトナムでの従業員は約1万人に達することが見込まれ、これは全世界のHanesbrands従業員の約2割にあたる。Kim Dong県の新工場は同社の前向きな経営戦略とベトナムでの同社の明るい先行きを象徴するものとなる。新工場はベトナムでの同社の生産拠点の拡大のみならず、Hanesbreands社のアメリカ、日本、カナダ、中国といった先進国市場での需要拡大に対応するものである。

「ベトナムは当社のアジアにおけるサプライチェーンの要です。ベトナムで3カ所目となる工場設立は当社のベトナムとの長期的な強いつながりを意味しており、キムドン県の新工場が当社の存在感の強化とベトナムにおけるさらなる成長に貢献することを希望しています」とHanesbrands世界展開担当Javier Chacon上級副社長は話す。

Hanesbrandsフンイン工場のTuan Phan工場長は、Hanesbrandsは世界35カ国に100以上の生産拠点を持ち、自社生産を行う数少ないアパレル企業の一つであると言う。

「世界及びアメリカ市場で販売されるHanesbrandsのアパレル製品の9割以上が自社工場または独占契約工場で生産されたものです。アジアにおけるサプライチェーンの要となるベトナムの3つの生産拠点での操業ができることを嬉しく思います」とTuan Phan工場長は話した。

 

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最終更新:2014年11月27日06:00

ベトナム:現地アパレル各社、海外企業との戦いに備える

ベトナムのアパレル企業は現在、海外企業に国内市場のシェアを奪われるのではないかと不安を抱いている。と言うのも、多くの海外企業がベトナムに殺到し、各種自由貿易協定(FTA)の恩恵を最大限に活用しようとしているからだ。

ベトナム企業のなかでも特にアパレル企業は、環太平洋経済連携協定(TPP)の恩恵を最も受けるビジネスだと考えられている。こうしたなかTPP交渉は現在、最終局面を迎えているが、多くの企業が交渉は成立しないものとみている。

ベトナム繊維協会(Vitas)のPham Xuan Hong副会長によれば、アパレル企業が懸念しているのは、外国投資が繊維産業に「押し寄せて」いることだという。一方、中国の投資家については、ベトナムで繊維・染色工場だけでなく衣料品工場までも建設しようとしているとし、「このままでは、国内企業が倒産に瀕する可能性がある。我が国が海外投資家に期待しているのは繊維・染色工場の建設であって、衣料品工場ではない。既存の衣料品工場は生産能力も高く、何の問題もないからだ」と述べた。

Garmex Saigon社のLe Quang社長は、海外投資家らがベトナムに工場を建設し、原材料の供給など、自社の工場間でのみ取引を行えば、海外発注の取り合いをしているようなベトナム企業よりも、はるかに高い利益を得られるものとみている。またこの場合、資金や技術の面で不利なベトナム企業は、戦いの単なる「こま」でしかなく勝ち目はないとし、各種FTAのメリットも十分に受けられなくなる可能性があると付け加えた。

Phong Phu Textile株式会社のPham Xuan Trinh社長によれば、深刻な資金不足に陥っているベトナム企業にとって、海外企業が導入しているような2~3億ドルもの生産ラインを備えるのは、ほとんどの企業が不可能だという。

あるアナリストによると、ベトナムがTPPの恩恵を最大限に享受できるのは、国内の繊維・染色産業へ外国直接投資を呼び込むことができた場合だけだという。この場合、“原糸基準”の原則が、国の主要産業である繊維・衣料品産業に適用されるからだ。だが一方で、こうした投資家らをオープンに受け入れチャンスを与え過ぎても、TPPのメリットを受けられなくなる可能性が出てくると述べた。

こうした状況下、ベトナムの企業らは依然としてどう対処すべきなのか悩んでいるという。Thang Loi Garment JSC 社のNgo Duc Hoa社長は、成長産業である原材料の分野に資本投下すべきかどうか決めかねている企業が多いと話す。また「繊維製品の工場や染色工場を建設するには数千億ドンの建設費が必要になる。一方でベトナム製繊維がこの先、外国製のものや海外企業が製造したものと競合していけるかどうかはまだ分からない」と話した。

首都ハノイを拠点とするあるアパレル企業の社長によれば、同社ではある繊維工場を開発し、既存のアパレル工場に対して繊維を供給する計画を策定しているが、実行するかどうかについては検討中だという。そして「判断が難しい。われわれに海外からの注文を請け負うだけの能力があるのかどうか分からないからだ。だが実行するとなれば、成功の保証はないが、多額の投資を行うつもりだ」と述べた。

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最終更新:2014年11月26日06:00

ベトナム:Garco 10がタンザニアから綿を輸入へ

第10縫製株式会社 (Garco10) がタンザニアからの綿の輸出を受け入れるとのVu Duc Giang会長の談話をTanzania Daily News紙が報道した。

ハノイに本社を置くこの縫製会社は現在ベトナムにおいて首位にあるアパレル会社のひとつである。

Giang会長によると、Garco10社は米国およびインドから綿を輸入しており、今後タンザニアからも輸入する準備が整ったという。

Giang会長はベトナムを2日間公式訪問していたタンザニアのJakaya Kikwete大統領に対し、ベトナム繊維協会(VITAS)の会長としての影響力を行使し、タンザニア綿をベトナムの成長中の繊維産業に供給すべく働きかけることを保証した。

既存顧客との緊密な関係を維持し続けることに加え、Garco10は国内および国外のパートナーと双方の利益のために新規事業や合弁事業を立ち上げることに前向きであるとGiang会長は語った。

ベトナム商工会議所のHoang Van Dung副会長は、両国において通商および二国間関係を強化する必要性を強調した。昨年のベトナム・タンザニア間の輸出入は1億500万米ドルである。

Garco10は東南アジア諸国各地に19の工場があり、年間3000万点の生産能力を持ち、欧州連合諸国、米国および日本を主要な市場としている。Pierre Cardin、Burton、Ben Sherman、Zara、Van Heusen、DKNY、Camelといった世界的ブランドを主要顧客としている。

繊維アパレル産業はベトナムのさらなる繁栄に大きな役割を果たしている。3800社以上を擁するベトナムの繊維産業は国家の主要な外貨獲得源のひとつとなっている。ベトナム全体で国営企業の占める割合は0.5%に過ぎず、75%以上が合資会社または有限会社となっている。

ベトナムは繊維アパレル輸出で世界第5位にある。繊維縫製産業は200万人以上に雇用を提供している。

 

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最終更新:2014年11月25日14:00

ベトナム:靴・履物産業発展にさらなる期待

今月10日ホーチミン市で開催されたセミナーによると、ベトナム靴・履物産業は今後、裾野産業の発展、労働者の育成 製品の改善、および持続可能な発展を実現するためのマーケティングなどにおいて、さらに注力していく必要があるという。

ベトナム皮革履物鞄協会(Lefaso)のNguyen Duc Thuan会長は、ベトナム靴・履物産業は近年目覚ましい発展を遂げており、その結果国内で第2または第3の輸出産業となったと述べた。

ナイキやアディダス、プーマといった世界の大手靴メーカーのほとんどが現在、ベトナムを生産拠点としている。

同産業には今後輸出を押し上げる可能性があるとされており、特に現在交渉中の自由貿易協定がその後押しをするものと考えられている。これらの自由貿易協定には、環太平洋経済連携協定(TPP)、EUとの自由貿易協定(FTA)、ロシア、ベラルーシ、カザフスタンとの自由貿易協定(FTA)などが挙げられる。

Thuan氏やその他多くの代表者らの話では、協定の恩恵を受けるには、特に現地調達率など一定の条件を満たさなくてはならず、同産業は、その実現に向けて裾野産業を発展させていく必要があるという。

LefasoのDiep Thanh Kiet副会長は、靴や鞄に必要とされる皮革はその70%が海外から輸入されているもので、金属製のアクセサリーおいては、わずか50%しか国内で調達できていないと話す。従って裾野産業の発展に伴い、皮革、PVC(ポリ塩化ビニル)、PU(ポリウレタン)、生地などの各部門へも注力する必要があり、こうした活動が今後の優先事項となる予定だと話した。

Kiet副会長によれば、同産業はまた、デザインや研究開発の分野で人材育成にも力を入れる方針としており、生産能力の向上や職場環境の改善を目指すことで、国内外からの投資を促進していく。

一部の開発においてはすでに出資者を募っており、これには皮革製造の経済特別区が2区、合成皮革の工場、すべてのタイプのアウトソール(靴底)を製造するベトナム南部の経済特別区、金属製のアクセサリーを製造する小規模の経済特別区などが含まれるほか、150~200人のデザイナーとパタンナー、200~250人の製造マネジャー、80~100人のエンジニア、および300~500人のラインマネジャーを収容できるトレーニング・センターが含まれている。

米国靴流通小売業協会のMatt Priest会長によれば、米国が昨年輸入した靴・履物は23億2000万足(1人当たり平均7.32足)だったという。全体の81%を占めたのは中国で、ベトナムのシェアは10%だった。だが中国のシェアは減少気味だという。

ベトナムからの輸出は過去13年間で急激に増加し、今後5年の間には12%にまで成長するとみられている。またTPPが締結されれば、その成長率はさらに高くなる見込みだ。一方、中国のシェアは70%まで減少すると推測されている。

Priest氏は、政情が安定している点や、受け入れやすい文化、他国を凌ぐ生産面での強みなどを挙げ、「靴・履物の生産拠点としてベトナムは最高の場所」と評した。

一方セミナーでは、多くの靴メーカーが生産拠点を中国からベトナムに移転している現状について話し、理由として中国での労働コストの高さや元高・ドル安などを挙げた。

Ever Rite Group社のOliver Ng氏は、同社もまた中国からベトナムへ製造拠点を移転した企業の1つだと話す。理由として挙げているのは、ベトナムでは通貨が安定しており、労働コストも安い点だという。その他、生産力も他の国と変わらず、中国のサプライ・チェーンも地理的に近く、既存の貿易協定のほか将来的に締結予定の貿易協定(ASEAN、EUの一般特恵関税制度、TPP)からも恩恵が受けられる点だと話した。

ベトナムによる靴・履物および鞄の輸出額は昨年100億4000万ドルに達したが、今年は先月14日の時点ですでにほぼ同額を達成した。

セミナーは、Lefasoと米国靴流通小売業協会との共催。

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最終更新:2014年11月24日06:00

ベトナム:2014年10月29日から2014年11月06日までの繊維輸入実績例

今週、各市場から綿繊維輸入単価は、前週と比較すると下降し、1,566~2,100USD/tで維持している。具体的には、繊維輸入単価前週比、イギリスとマリは7.7%下降し、1,815~1,919USD/tである。中国は7.7%下降し、1,663USD/tである。スイスは2.1%下降し、1,801USD/tである。ブラジルは4.8%下降し、1,704 USD/tである。パキスタンは4.3%下降し、1,566USD/tである。香港は8.5%下降し、1,742USD/tである。アルゼンチンからの繊維輸入単価は、前週と比較すると変動なく1,587USD/である。2010年同期と比較すると、これらの市場からの輸入単価は7.3~24.1%下降した。その他市場では、米国1,708USD/t、オーストリア1,899 USD/t、インド1,950 USD/t、オランダ1,802 USD/t、日本1,952 USD/t、フランス1,769 USD/t、台湾1,913 USD/t、マレーシア2,100、ニュージーランド1,800 USD/t、ウルグアイ1,664 USD/tとなっている。

 

各市場からのポリエステル糸(コード:54023300)の輸入価格は綿輸入価格と同傾向で

0.6-5.9USD/kgで推移している。そのうち、パキスタンからの輸入価格は、対前週比1.4%下降し、7.55USD/kgである。マレーシアからの輸入価格は、対前週比3.5%下降し、1.46USD/kgである。中国からの輸入価格は、対前週比6.3%下降し、1.49USD/kgである。台湾からの輸入価格は、対前週比17.5%下降し、1.83USD/kgである。香港からの輸入価格は、対前週比19.6%下降し、1.67USD/kg である。2013年同期と比較すると、これらの市場からの綿輸入価格は1.5~16.7%下降した。他の各市場からの綿輸入価格は米国0.6USD/kg、インドネシア1.22USD/kg、スイス1.81USD/kg、日本5.9USD/kgである。

 

レーヨン100%、生地巾56inch(コード:600690)の韓国からの輸入価格は0.96USD/ydで、中国からの輸入価格は1.54USD/yd(CIFカットライ(HCMC))である。

綿100%、生地巾56/58inch(コード:52093900)の韓国からの輸入価格は1.49USD/ydで、インドからの輸入価格は2.01USD/yd(CIFカットライ(HCMC))である。

綿94%、スパンデックス6%、生地巾(コード:6006220)の香港からの輸入価格は1.21USD/ydで、中国からの輸入価格は1.50USD/ydで、マレーシアからの輸入価格は1.72USD/yd(CIFカットライ(HCMC))である。

ポリエステル100%、生地巾58/60inch(コード:590390)の中国からの輸入価格は1.5USD/ydで、日本からの輸入価格は1.98USD/ydで、台湾2.1USD/yd(CIFカットライ(HCMC))である。

 

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最終更新:2014年11月23日06:00

ベトナム:2014年の米国アパレル輸入、2桁の成長率

2014年11月に米国商務省繊維アパレル局(OTEXA)が発表した統計によると、2014年の米国市場においてはベトナムからのアパレル輸入が拡大し、2013年始めから9ヶ月間の総輸入に占める割合が10%であったのに対し、2014年の同期間は11.2%となり、1.2%シェアを拡大させた。

2014年9月には、ベトナムからの米国へのアパレル輸入額は9億1400万米ドルに達し、昨年同月と比較すると22.7%の増加となった。年初来、現在までの輸入額は70億ドルに達し、15.6%の伸びを記録した。

過去と比較すると、ベトナムは米国へより高額なアパレル製品を輸出するようになっており、年初来、企業毎の単価は2.2%上昇している。ベトナムの主力商品は婦人用綿ニットトップ、婦人用・紳士用綿ボトム、婦人用化学繊維ニットトップ及びワンピース、綿下着である。

中国にとって2014年は大幅なシェアの低下となった。米国のアパレル総輸入に占める割合は37.1%から36.2%へと低下した。しかし、9月には中国からの輸入はわずかに上昇傾向を取り戻し、5%にあたる34万9000ドルの増加となった。企業単価は12.4%上昇したが、商品の平均単価は3.5%低下した。

中国の主力商品は婦人用綿ニットトップ、婦人用・紳士用綿ボトム、婦人用化学繊維ニットトップ及びワンピース、化学繊維靴下、化学繊維ブラジャーである。

バングラデシュが僅差でインドネシアより上位につけ、輸入金額、単価ともに米国におけるアパレル輸入先第3位となった。しかしながら、両国ともに今年はシェアを低下させている。

インドは今年現在までのところ米国アパレル輸入においてわずかにシェアを上昇させた。主力商品は紳士用・婦人用綿及び化学繊維ニット、織物トップである。

2014年の年初から9ヶ月間でのアパレル輸入総額は昨年同時期より2.8%増加し、620億ドルとなった。平方メートルあたりで計算される総単位体積は3.1%上昇したが、企業あたり単価は0.2%低下した。

 

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最終更新:2014年11月22日14:00

ベトナム繊維産業、オーストラリアのウールに期待

ベトナム繊維産業によるサプライチェーン投資の拡大に伴い、ベトナムが新たな競争相手の一員として、オーストラリアのウール産業の競り市場に登場する日も間近のようだ。

ベトナム繊維産業による視察団は今月オーストラリアを訪問。Australian Wool Innovation(AWI)(ウールマークの認証や羊毛工業の技術指導などを行う非営利組織)、およびザ・ウールマーク・カンパニーの案内で、繊維への理解をさらに深めた。ザ・ウールマーク・カンパニーは現在ベトナムで、53社のメーカーとパートナー関係を結んでいる。

第1の視察団となったのはウールマーク社のパートナー企業らで、ウールについて学んだほか、先週はダボ市でウールの講座に参加した。講座では、Tourle一家が経営するメリノウールの会社にも訪問した。

15組のグループは今週シドニーに到着し、AWIの技術担当チームから製造パイプライン全体について学び、ウールの炭化、トップ工程、仕上げ、染色などの講義を受けた。

一方、第2の視察団も今週オーストラリアに到着。同視察団にはモデルやベトナム小売大手のCanifa社を取材するテレビクルーも参加し、2014~15年秋冬のテレビ番組として、オーストラリア産のメリノウール製ニットウェアを宣伝する農場でのキャンペーンを撮影する。

Canifa社はウールマークのライセンス認可会社で、ベトナムに約40店舗を展開している。

またファッションデザインをテーマにしたテレビ番組Project Runway Vietnamのメインスポンサーも務めており、番組ではデザイナーに対してメリノウールを使ったデザインを課題として与えていた。

Project Runway Vietnamのプロモーション撮影はシドニーのMrs Macquarie's Chairで行われ、オーストラリアの農場風景をオペラハウスのシーンとともに紹介する。

Canifa社は昨冬、2万5000着のメリノウール製衣料を製造しテスト販売を行った。結果は完売となり、同社は今冬ニットウェアの宣伝キャンペーンを強化している。

また今月末には、ベトナムのニットウェアメーカーの一団が訪豪し、メルボルンで開催されるAustralian International Sourcing Fairに参加する。同展示会は地元のバイヤーと世界各国のサプライヤをつなぐ役割を果たしており、各ニットウェアメーカーもオーストラリアの小売業者を対象に、自社のメリノウール製衣料を出展する。

 

新たなサプライチェーン

AWIの製品開発・商品化部門で統括マネジャーを務めるJimmy Jackson氏によれば、AWIのベトナムでの最終目標は、脂分の付いた生ウールが衣料品になるまで、オーストラリア製ウールのサプライチェーンを全面的に構築することだという。

Jackson氏は「まずニットウェアの分野から着手して、アクリル素材のニットからウール素材へと転換を図る。この方法は特に設備投資も必要なく、比較的正攻法と言えるだろう」と話す。

ウールマーク社とパートナーを組む53社のベトナムメーカーは昨年、中国とヨーロッパの紡績業者から、オーストラリア産ウールの原糸を約100万キロ輸入した。

Jackson氏はまた「われわれは衣料品メーカーとのつながりもあるし、最近では原糸に対する需要も高い。次に必要なステップは、メリノウールの原糸を製造できるサプライヤをベトナムに作ることだ」と述べた。

現在AWIの技術担当チームは2社の企業に対して、指導を行っている。これら2社は長年にわたりアクリル100%の原糸とウール原糸の混紡を専門にしてきた会社である。

新会社のLen Viet(ベトナム・ウールの意味)社は工場設立の承認を受けており、最新設備を備えた梳毛紡績工場を新設する。同工場の竣工および稼働開始は2015年後半の予定。

技術担当チームは「われわれは工場の設計・設立において助言を行っているほか、ウールの紡績と染色に関する基本知識を教えている」と話す。

一方Jackson氏は、現在ウール原糸には強い需要があるとし、「ベトナムに必要なのはウールトップの国内のサプライヤ。ウール紡績を行う企業が今後、ベトナムに現れればいいのだが」と述べた。また「ウールトップ加工の工場設立に興味があり、投資を行いたいという人が現れることを期待している。そうすればベトナムでの製造サプライチェーンは完全なものとなり、バイヤーが脂付きのウールをオーストラリアから直接買い付けることも可能になる。最終目標としているのは、より多くのバイヤーをオーストラリアの競り市場に呼び込むことだ」と話した。

さらにベトナムの視察団が今回の渡航費用を自費で負担していることから、彼らはみなオーストラリアのウールに対して強い関心を示しているとの見解を示し、「多大な時間とお金を費やしてウールについて学ぼうとしている。その姿勢が何よりの証拠」と述べた。

Jackson氏の話では、投資に依存している以上、現段階でベトナム企業がどれだけのウールを買い付けるのかは分かっていたとし、だがオーストラリア産のウールに関心を示す他の企業を連れて来ることで、何か良い影響が生まれるのではないかと期待していたという。またAWIとパートナーを組んでいるベトナム企業のほとんどが衣料産業に従事しており、恐らく18.5~23ミクロンのウールを中心に、ベーシックデザインの衣料品を製造しているようだと話した。

 

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最終更新:2014年11月21日06:00

ベトナム:日本市場向けのTシャツの輸出、18.9%増

統計データによると、2014年年初10ヶ月間におけるTシャツの輸出数量は約8億6430万枚で、輸出金額は35億3000万USDに達し、対2013年同期比で、輸出数量は9.9%増、輸出金額は13%増となった。

予測では、2014年年末2ヶ月間におけるTシャツの輸出金額は7億3500万米ドルで、対昨年同期比で15%増加すると見られている。

Tシャツはベトナムから一番多く輸出されている繊維製品の一つである。

2014年年初9ヶ月間における大市場へのTシャツ輸出は順調で、対2013年同期と比較すると大きく増加している。

具体的には、2014年年初9ヶ月間における米国へのTシャツ輸出数量は約5億1760万枚で、輸出金額は20億2100万USDに達し、対2013年同期比で、輸出数量は8.3%増、輸出金額は8.7%増となった。特に、2014年9月における、対先月比の輸出数量は3.7%増、輸出金額は0.5%減となり、対2013年同期比で輸出数量は約5680万枚で、輸出金額は2億4170万USDに達し、輸出数量は12.6%増、輸出金額は11.4%増となった。

2014年第3四半期では、公共の支出が増え、貿易赤字が削減したことで、米国経済は予想以上に伸びている。2014年第3四半期国内総生産は対2013年同期比で3.5%増となったが、2014年第2四半期国内総生産も4.6%増で、6ヶ月で見ると、過去10年間で最高水準を記録した。製造業部門は、特に石油・ガスが大きく成長しているのが、好調の要因のひとつで2014年第3四半期では中国とEUという大市場の成長が鈍化している一方で、米国経済は大きく成長している。さらに、労働市場の改善のみならずガソリンの値下げによって米国消費者の信頼を強化している。4週間の失業手当支給の平均申請者数は28万1000件と減少し、2000年以来最低水準である。今後、米国市場へのTシャツの輸出はさらに成長とすると見られている。

EU市場の経済は成長に陰りが出ているが、2014年年初9ヶ月における、ベトナムからEU市場へのTシャツ輸出は大幅に成長し、輸出数量は5610万枚、輸出金額は2億6130万USDに達し、対2013年同期比で、輸出数量は15.5%増、輸出金額は23.8%増となった。イギリス18.1%増 、オランダ23.9%増 、スペイン86.6%増 、ベルギー15.4%増、イタリア24.8%増などEU加盟国の中で一部の国への輸出は対2013年同期比で急拡大している。

一方で、効率的な経済政策によって日本経済が徐々に回復している。そのため、2014年年初9ヶ月間における日本へのTシャツの輸出数量は8460万枚で、3億5620万USDに達し、対2013年同期比で、輸出数量は18.9%増、輸出金額は14.8%増となった。

スリランカ、チリ、メキシコなどの市場へのTシャツ輸出は対2013年同期比で、大きく増加しているが、輸出金額は低い。

 

2014年年初10ヶ月間におけるTシャツのベトナムの輸出価格は、対2013年同期比で2.8%上昇し、FOB単価は4.09USD/枚だった。

2014年年初9ヶ月間におけるベトナムから米国へのTシャツの輸出価格は、対2013年同期比で1.2%とやや上昇し、FOB単価は3.9 USD/枚だった。特に、2014年9月における輸出価格は、対先月比で4.1%下降し、対2013年同期比で1.1%下降し、FOB単価は4.25 USDだった。

2014年年初9ヶ月間におけるベトナムからEUへのTシャツの輸出価格は、7.1%上昇し、FOB単価は4.66USD/枚だった。そのうち、ドイツ25%増、ベルギー2.2%増などEU加盟国の中で一部の国向けのTシャツの輸出価格は対2013年同期比でやや上昇している。

一方、2014年年初9ヶ月間におけるベトナムから日本へのシャツの輸出価格は、対2013年同期比で3.5%下降し、FOB単価は4.21USD/枚だった。2014年9月単月では、対先月比では0.1%下降したが、対2013年同期比では0.7%上昇し、FOB単価は4.51USDだった。

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最終更新:2014年11月20日06:00

ベトナム:Coats社、国際繊維サービス事業を開始

業界でも主導的な地位にある産業用糸、布製品販売会社であるCoats社が、ベトナムにおける操業26年目を目前に控え、ベトナムから全世界を対象としたサービスを開始すると発表した。

新規事業では、縫製業界を対象として、サプライチェーンの効率化を目指し、専門家の知見、技術面での指導と現実的な解決法を提供する。

Coats Global Servicesは、生産者とブランドに無駄のない生産、作業現場での訓練、カラーマネジメントシステムを含む生産性向上のための方策や過程の改善により業務に変革をもたらすことに注力する。

ベトナムでのCoats創業25周年を祝うイベントでは、ベトナムでも主導的な繊維会社であるPhong Phu 社との合弁事業の成功についても評価された。

Coatsグループの最高責任者であるPaul Forman氏は、「ベトナムには非常に高い可能性があり、私たちの事業が成し遂げてきた成功と生産性の高さを大変誇りに思っている。25周年は会社にとって意味のある道標であり、合弁パートナーであるPhong Phu社との緊密な支援と強い結びつきがなければここに至ることはできなかったであろう。」と述べた。

Coats Vietnamの責任者であるBill Watsonは、「今日の成功は、才能ある、献身的な人々のチームワークによりできた基礎の上に築き上げられたものです。これこそがCoats社とPhong Phu社がベトナムで創り上げたもので、さらに次の25周年を祝うことを楽しみにしています。」と語った。

ベトナムでの事業はCoats社にとって実質的に重要なものとなっている。世界規模でのアパレル調達における東南アジア地域の重要な要であり、長期的な大きな流れであるアジア地域の中流階級の成長とともに、アジア地域は単なる生産拠点から世界でも有数の規模の市場へと変貌しつつある。

ベトナムにおいては、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)、EU・ベトナム間の自由貿易協定など、飛躍的な自由貿易協定の恩恵に浴することができるため、輸出の増加、国内投資の増加、国際的なサプライチェーンへの連携、生産性の向上等を享受できる。

 

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最終更新:2014年11月19日14:00

ベトナム:ドンナイ省の履物輸出先首位は韓国

ベトナム南部ドンナイ省からの履物の最大輸出先は韓国であり、2014年初頭から10ヶ月間で4億7800万米ドルの輸出高となった。

ドンナイ省商工局のLe Van Danh局長によると、韓国の後には輸出高3億8100万米ドルの米国、1億8300万米ドルの台湾が続く。

また、Danh局長は、ベトナム・韓国間の自由貿易協定が2015年に発効することから、韓国への輸出は今後も伸びてゆくであろうと述べた。

2014年初頭からの10ヶ月間、ドンナイ省では履物輸出により17億米ドル以上の収益を上げており、これは年率に換算すると13.3%の伸びとなる。

現在、フランス、ニュージーランド、香港および台湾の企業がベトナムからの輸入品目数を増やそうと計画しており、具体的には衣料品、建設資材、衛生用品、食品等が含まれる。地元企業にとってこれら海外市場への輸出を拡大するよい機会であるとDanh局長は述べた。

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最終更新:2014年11月18日14:00

ベトナム:原材料の調達でインドとの関係構築に加速

ベトナム繊維衣料産業によると、原材料の調達先としてインドの地位が高まりつつあるという。

ベトナム繊維産業では、Vinh Phu Textile(Vifutex)社やDong Xuan Knitting社、Phu Bai Fibre社などトップ企業数社の幹部がこのほど、原材料の供給業者として有望な企業を探す、インドでの市場調査を完了させた。

一方、調達先としての課題に加え、ベトナム企業はその多くがこれまで、原材料の生産において自国の権利を守ろうとインドとの取り決めを検討してきた。

Dong Xuan Knitting社のPham Ngoc Diep副社長によれば、インドには繊維・衣料品の素材や副資材を製造する民間企業が非常に多く、そこで顧客からのさまざまな要求に応えているという。こうした理由から、インド企業とパートナーを組み、それぞれの国に原材料の工場を建設するのが将来的に良い方法なのではないかと考えている。またこの案について「実現の可能性は高いのです。と申しますのも、ベトナムの繊維・衣料品輸出は世界でもトップレベルにあり、インドでもこれらの製造において年間1000億ドルの利益を上げているからです」と述べ、「原材料の生産で協力関係を深めれば、競争力の強化につながる可能性があります。実行するなら早いに越したことはありません」と続けた。

インドは現在、繊維・衣料品の生産国として主要な地位を占めており、綿やその他原材料では世界市場で年間約25%の供給量を誇るなど、大きく優位に立っている。

だがベトナムの繊維衣料産業がインドから調達している原材料はわずか3%だ。

ベトナムへの供給量拡大を目指して、在ホーチミン市インド総領事館は先ごろイベントを開催し、「メイド・イン・インド」キャンペーンをスタートさせた。イベントの目的は、インドを繊維・衣料品および資材の生産・供給において世界的に主要な国へ押し上げることである。

インドでの市場実態調査を通じて、Vifutex 社のBui Phuong Ngoc社長は、インドの繊維の染色工程と生地の最終工程の技術が、非常に優れたものであることに気が付いた。そして「弊社は現在インド企業数社と交渉しており、共同出資および先進の染色技術をベトナムへ移転する件について話し合っている」と述べた。

一方、インドには、SRF社やSupreme Nonwovens社、Century Enka社、Techfab India社、Pacific Non Woven社など、ベトナム企業とのパートナーシップを望む大手繊維会社もある。

ベトナムのPhu Bai Fibre社は、インドでのパートナー企業探しを強化することで、生産力と競争力の向上を目指している。同社は7社の系列会社を持ち、繊維の生産能力は年間3万2400トンである。

同社社長のBui Nguyen Tien氏は、同社とインドの企業がそれぞれ繊維製造と先進の染色技術で優れた技術を有している点を挙げ、両社がベトナムの特別工業地区で合弁事業会社を設立すれば、双方にとって有益になるだろうとの見方を示した。また「染色分野は現在、ベトナムの繊維衣料産業にとって障害となっている。われわれが期待しているのは、この分野に優れたインドの企業とパートナーを組み、今後取引を行うことだ」と述べた。

 

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最終更新:2014年11月18日06:00

ベトナム:ペトロベトナムの紡績工場が生産拡大

国有原油・ガス会社であるPetrovietnam Groupが株式の81%を所有するDinh Vu ポリエステル工場が、国内需要に対応するため、今年末までに糸生産量を3倍の75,000トンまで拡大するとの同工場幹部の話をVietnam Economic Timesが報じた。

同工場は、ベトナム最大の縫製企業であるベトナム繊維公団(Vinatex)が株式の残る19%を保有しており、最大で年間175,000トンの生産量を持つ。報道によると、最大生産量で糸および繊維の国内需要の約4割を賄うこととなる。2014年5月に操業を開始し、現在まで25,000トンを生産している。

商工省によると、ベトナムでは年間45万トンの糸および繊維の需要があり、現在までその7割を主に中国から輸入している。

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最終更新:2014年11月17日14:00

ベトナム:2014年10月22日から2014年10月30日までの繊維輸入実績例

今週、各市場からの綿輸入価格は対前週比でやや下降し、1,587-1,946USD/tで推移している。具体的には、米国からの綿輸入価格は、対前週比1.0%下降し、1,702USD/tである。オーストラリアからの綿輸入価格は、対前週比2.9%下降し、1,785USD/tである。スイスからの綿輸入価格は、対前週比6.1%下降し、1,839USD/tである。マリからの綿輸入価格は、対前週比2.9%下降し、1,946USD/tである。アラブ首長国連邦からの綿輸入価格は、対前週比0.9%下降し、1,853USD/tである。

オランダからの綿輸入価格は、対前週比6.2%下降し、1,756USD/tである。シンガポールからの綿輸入価格は、対前週比1.6%下降し、1,758USD/tである。日本からの綿輸入価格は、対前週比9.0%下降し、1,904USD/tである。但し、インドとブルガリアからの綿輸入価格は、前週と変わらず、1,740~1,950USD/tを維持している。

2013年同期と比較すると、これらの市場から綿輸入価格は6.2~22.4%上昇している。他の各市場からの綿輸入価格は中国1,802 USD/t、香港1,905 USD/t、ブラジル1,790 USD/t、ウルグアイ1,664 USD/t、アルゼンチン1,587 USD/t、ギリシャ1,722 USD/t、イギリス1,840 USD/tである。

各市場からのポリエステル糸(コード:54023300)の輸入価格は対前週比で逆行したが、0.65-2.95 USD/kgで推移している。そのうち、香港からの輸入価格は、対前週比3.0%下降し、2.08 USD/kgである。スイスからの輸入価格は、対前週比0.3%下降し、1.8USD/kgである。日本からの輸入価格は、対前週比16.8%下降し、2.95USD/kgである。韓国からの輸入価格は、対前週比31.2%下降し、1.19 USD/kgである。タイからの輸入価格は、対前週比33.8%下降し、0.71 USD/kgである。但し、マレーシアからの輸入価格は、対前週比8.8%上昇し、1.51 USD/kgである。中国からの輸入価格は、対前週比10.4%上昇し、1.6 USD/kgである。台湾からの輸入価格は、対前週比12%上昇し、2.22 USD/kgである。これらの各市場からの綿輸入価格は2013年同期比で4.5~9.6%下降している。

 

綿100%、生地巾145/152 inch (コード:5212130)のインドからの輸入価格は2.35 USD/ydで、中国からの輸入価格は2.89USD/yd(CIFカットライ(HCMC))である。

ポリエステル100%、生地巾58inch(コード:55129900)の中国からの輸入価格は0.79USD/ydで、韓国からの輸入価格は1.58USD/yd(CIFハイフォン)である。

綿97%、スパンデックス3%生地巾55/58inch  (コード:52083900)の中国からの輸入価格は1.84 USD/ydで、香港からの輸入価格は2.29USD/yd(CIFハイフォン)である。

綿57%、スパンデックス5%ポリエステル38%の韓国からの輸入価格は1.26 USD/ydで、香港らの輸入価格は2.01USD/ydで、((CANDFカットライ(HCMC))である。

 

 

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最終更新:2014年11月16日06:00

ミャンマー市場に大きな可能性を見るベトナムのアパレル輸出業者

ベトナムの縫製繊維産業の代表者らが11月19日から22日にミャンマーを訪問し、取引および投資の可能性について探るとともに、市場調査を行うことを予定している。

この一団は、ミャンマーで開催される初の国際的な業界イベントである、2014年ミャンマー国際繊維縫製産業見本市(MTG2014)に参加することを発表した。

同様に、縫製繊維刺繍編物協会(Agtex)も多数の縫製業者、卸売業者とともに訪問予定であることを明かした。

この見本市はベトナムの輸出業者にとって、ミャンマーでの取引及び投資の機会について貴重な見識を得、理解を深める機会となるだろう。

ベトナム繊維アパレル協会(Vitas)の統計によると、2014年初頭からの10ヶ月間で、ベトナム・ミャンマー両国間の取引出来高は3億2000万米ドルとなり、年率にして13%の増加となった。

新興市場であるミャンマーへの輸出額は、過去3年間、年間平均64.65%の飛躍的な上昇を示している。

 

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最終更新:2014年11月14日14:00

ベトナム国際ファッションウィーク開催

ホーチミン市で12月1日から6日にかけて国際ファッションウィークが開催される。期間中、多数の世界的有名デザイナーを含むアジアや世界のデザイナーがコレクション発表会を行う。

今回のイベントでは、イタリアのAntonio Grimaldi、フランスのLivia Stoianova やYassen Samouiloyといった有名デザイナーの作品がショーで発表される。

アジアクチュール連盟の総裁で、著名な紳士服デザイナーでもある韓国のZio Songが閉会のショーを行う。

シンガポールのFrederick LeeとベトナムのNguyen Cong Tri、招聘デザイナーである日本の廣川玉枝(SOMARTA)、タイのRoi Singhakul(ISSUE)、モンゴルのTsolmandakh Munkhuu (Tsolo Munkh)も最新のコレクションを発表する。

このイベントを企画したFIDe Fashion WeekのFrank Cintamani会長は、今回のファッションウィークがベトナムの若い才能ある新進デザイナーを世界に紹介する機会となることを願う、またこのイベントがベトナムのファッション産業が新たな高みへ飛躍する転機となることを希望すると語った。

Adrian Anh Tuan、Chung Thanh Phong、Thanh Ngaら8人の才能あるデザイナーがベトナムを代表する。

Multimedia Joint Stock Companyの創業者であるLe Thi Quynh Trang氏は、「このイベントはベトナムの比類ない才能あるデザイナーを紹介するまたとない機会となります。こうした真に国際的な発表の場で、ベトナム人デザイナーの芸術性と技量への認識がさらに高まるでしょう。」と話す。

ACFのEmily Hwang副社長は、近年のベトナムの急激な成長と拡大と、国内ファッション産業の発展により、ベトナムはデザイナーらにとって非常に魅力ある市場となっていると話す。

ファッションウィークはFIDe Fashion WeekとMultimedia Joint Stock Companyにより企画され、ACFとフランスの服飾専門学校Atelier Chardon Savardが後援している。

イベントは12月6日まで開催される。

 

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最終更新:2014年11月14日06:00

ベトナム:アパレル産業拠点としてのホーチミン市の将来像

ホーチミン市商工局は11月3日に開催したセミナーにおいて、2030年へ向けた展望を含む、2020年までの縫製繊維産業の開発計画を発表した。

この開発計画では、縫製繊維産業が市の代表的な産業となり、ベトナム南部地域におけるアパレル関連サービス供給の中心地、ベトナムのファッション産業の拠点となることを目指している。

計画によると、2015年までに縫製繊維産業がもたらす収益は37兆8,500億ベトナムドン、2010年実績の1.5倍となる。2015年以降も収益はさらに増加し、2020年には1.3倍の47兆6,700億ドン、2020年以降の5年間でさらに1.33倍の63兆7,260億ドンに達する。

ホーチミン市には2015年までに6つの繊維工場が立地し15万トンを生産、2020年までには7つの工場が20万トンを生産することになる。

市は2015年までに5億メートルの生地の生産能力を持つ3つの織物工場を設立する。2020年までには、5工場体制で増産する。

染色工場は市中心部から工業団地へと移転する。縫製繊維産業の原材料生産工場も工業団地へと移転する。

セミナーに出席した代表者らは、繊維産業の発展のためには、ホーチミン市は技師、専門技術者およびデザイナーの訓練のための政策を作成すべきであると語った。

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最終更新:2014年11月13日06:00

ベトナム縫製業界がインドからの原材料調達の可能性を探る

多くのアパレル業者が現在アセアン諸国及びインドの原材料調達先を探している、とベトナム繊維公団(Vinatex)会長Tran Quang Nghi氏は語る。

ベトナムとインドの縫製産業は双方の利益のために協力関係を強化していくことが可能であるとNghi氏は言う。ベトナムは現在世界の主要なアパレル輸出国の第5位にあり、インドは繊維及び縫製原材料の生産に強みを持つ。

Vinatex市場部長Tran Viet氏も同意見で、Narendra Modi首相の下、インド総領事館では「メイド・イン・インド」キャンペーンを立ち上げ、インドを世界の生産工場に仕立て上げようとしている。

インドはベトナムの縫製繊維業の原材料生産工場となるべきであろうとViet氏は考えている。

2014年10月にインドのアーメダバードで開催された国際縫製見本市には多くのベトナム企業が参加し、その多くが原材料供給源としてのインドに特別な関心を示していたとViet氏は付け加えた。これら企業はまた、いくつかの工場の現地調査およびインド企業と協力の可能性について話し合う機会があった。

Dong Xuanニット社副社長Pham Ngoc Diep氏は、ベトナムは染色技術が弱いのに対し、インド企業はその点に優れているため、両国の企業は染色技術の移転のために協力すべきであろうと話した。

加えて、ベトナムは原材料供給地として綿の栽培についてもインドの協力が必要である。両国企業は環太平洋連携協定(TPP)の利点を最大限に活用するためにも、綿生産に積極的に取り組む必要があるだろう。

Nghi氏はまた、今後1-2年の間にベトナム・インド間の経済活動はさらに拡大し、ベトナムの縫製企業が安価に良質な原材料を確保することにつながるであろうと話す。

アセアン・インド間の自由貿易協定により、アパレル製品は双方において関税免除となる製品のひとつである。ベトナムにとって、生産モデルを再構築し、輸出振興につなげるために、原材料供給地の多様化をはかるよい機会であると言える。

 

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最終更新:2014年11月12日14:00

海外投資家、ベトナム繊維衣料産業への投資に加速

ベトナムの衣料産業では、約20の海外企業が過去10カ月間で何億ドルもの投資を行っている。

10月上旬、香港のTAL Group社はハイズン省Dai An工業団地に、6億ドル規模の工場を建設する認可を取得した。稼働後は、繊維製造、編立、染色を行っていく。同社がベトナム衣料産業に投資を始めたのは2004年のこと。投資先となったタイビン省の工場では、米国向け製品を製造している。

またシンガポールのTAL Apparel Limited社は4日、ベトナム北部ヴィンフック省当局から投資証明書の発給を受け、Binh Xuyen地区のBa Thien 2工業団地に5000万ドル規模の繊維工場を建設する認可を得た。このプロジェクトはこれまで同省が承認した海外投資案件のなかでは最大のもので、稼働後は3500人の雇用を創出し、年間400億ドンの利益を国家予算にもたらすと想定されている。竣工は2015年9月の予定。

さらにナムディン省では以前、中国系企業・江蘇裕綸紡織集団に対して、Bao Minh工業団地で6800万ドル規模の繊維・製織・染色事業に着工する案件を認可した。操業開始は2016年半ばの予定である。

一方ベトナム南部では、台湾系および香港系企業による繊維衣料産業への投資活動が盛んになっている。

10月上旬、香港のHaputex開発会社とベトナムのViet Huong投資開発株式会社は、1億2000万ドルを投じてビンズーン省に合弁事業会社を設立した。会社名をNam Phuong Textile Limited社と称し、製織を専門としている。操業開始予定は2016年初頭で、3000人の従業員を雇用する。年間生産量の予測を生地9600万メートル、繊維1万5000トン、衣料品1000万着としており、主に米国およびヨーロッパ向けに出荷する。

加えて、ホーチミン市の南東Cu Chi工業団地では、海外企業2社が合計約2億ドルを投じ、2つの案件を進めている。

Worldon Vietnam社は1億4000万ドルの投資で、年間8000万着の高級衣料を製造する工場を設立している。工場の竣工は2015年6月の予定。

またSheico Vietnam社が建設しているのは5000万ドル規模の繊維製織と衣料品製造の工場で、竣工は今月の予定としている。

海外企業による投資は工場建設だけではない。ベトナム企業と提携関係を結んだり、その株式を購入したりする企業も多い。

Nikkei Asian Review誌はこのほど、伊藤忠商事によるベトナム繊維公団(Vinatex)の株式取得を報じた。同社は近日中にもVinatex株式の約5%(約10億円)を取得し、非金融企業かつ大企業として初のベトナム国営企業の株主となる。この件についてはTuoi Tre紙もVinatexのTran Quang Nghi社長にインタビューを行い、事実関係を確認している。それによると伊藤忠商事は、Vinatexの株式を、戦略的投資としてではなく公開買付によって取得したという。

ベトナム国営繊維最大手のVinatexは現在、国内で200件の工場を操業しているが、そのうち約30件が伊藤忠商事との業務提携下にあり、衣料の縫製に携わっている。一方、伊藤忠商事は現在、ベトナムで約100社の繊維企業と取引関係にある。原材料の調達から縫製まで取引内容は多岐にわたり、また製造した製品はスーツやシャツを中心に、日本、米国、ヨーロッパなどに出荷されている。ベトナム繊維産業では最大の日系企業だ。

ベトナム有数の大企業、Phong Phu社もまた、多くの海外企業を惹きつけてやまない。4月下旬、同社と日本の廣瀬商会は業務契約を締結し、合弁事業会社Linen Supply Services Company Ltd(LSS)の設立を発表した。新会社では今後、綿タオルやまくら、ブランケット、カーテンといった繊維製品を製造するほか、ホーチミン市とその近郊の5つ星ホテルや高級アパートに対して質の高いランドリー・サービスを提供していく。

工場はベトナム南部ドンナイ省のGiang Dien工業団地に位置し、初期の投資額は合計約300万ドル。建物は3168平米で、内部には日本から輸入した最新設備を備える。同工場の1日あたりの洗濯能力は18トンだが、第2段階ではその能力を50トンまで引き上げ、主にホーチミン市とその近郊にサービスを提供していく。一方、製造の中心となる製品は、テーブル・クロスや制服、病院向けの製品などである。

廣瀬商会の廣瀬慶太朗社長は、ベトナムでの合弁事業会社設立について、Phong Phu社や同国の繊維産業と今後、長期的な関係を築いていきたいとしている。また首都ハノイやダナン、ニャチャンで投資の実証分析を行い、将来的にはベトナム全土にわたり新会社の認知度を高めたいと述べた。

ベトナム計画投資省によれば、繊維産業に投資する対越海外直接投資(FDI)企業の数は、急速に増加しているという。今年だけでも、約20の新規案件がFDI企業によって提起され、各自治体の承認を受けた。

だがベトナム繊維協会(Vitas)は、産業内でFDI企業と国内企業とに格差が生じることに懸念を示している。Vitasのある職員は、同産業でのFDI企業の数は少ないが、その規模は非常に大きいと話す。同産業の年間総輸出額は約200億ドルだが、そのうち約120億ドルがFDI企業によるものだ。

Phong Phu社社長Pham Xuan Trinh氏は、繊維衣料産業に外国資本の流入が増加している背景には、環太平洋経済連携協定(TPP)への期待によるものではないかとの見方を示している。

中国への投資は現在、困難に直面しているが、その一方でベトナムへの投資は有望視されるようになった。だがこれは国内の企業にとっては、大きな悩みの種でもある。

だがVitas副会長Pham Xuan Hong氏は、こうした状況を絶好のチャンスとみており、国内企業が自社技術を開発したり、安価な原材料を入手したりする良い機会になればと考えている。

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最終更新:2014年11月12日06:00

ベトナム:縫製産業は技能労働者の不足に直面

ホーチミン市は2020年までにベトナム南部地域におけるアパレル製品供給の中心地、ベトナムのファッション産業の拠点となろうとしている。

11月3日に開催された会合においてホーチミン市通商産業局が発表した、2030年へ向けた展望を含むホーチミン市縫製産業開発計画の一部が、この大きな構想である。

しかし、会合の参加者らは、技能労働者の不足が縫製産業に損失をもたらしかねないと懸念を表明した。

開発計画によると、ホーチミン市の産業は2015年までに1万9500人、2020年までに2万250人の追加の労働力を必要とする。技師、技術専門家、デザイナーといった技能労働者が約500人から1000人必要となる。

ホーチミン市技術大学(HUT)機械工学部の縫製技術学科のBui Mai Huong 学科長は、HUTがベトナムに2校ある縫製繊維技術の学科を持つ大学のうちの1校であるが、1年に80人の縫製繊維技術者を訓練することしかできないと話す。

縫製産業開発計画においては、ホーチミン市は2015年までに縫製産業の生産額を37兆ベトナムドン、米ドルにして17億ドルに増加させることを目標としており、これは2010年の生産額の1.5倍以上の額となる。

同計画では、2015年の平均成長率を8.5%と想定している。

この開発計画を実施するためには、ホーチミン市は競争力のあるデザイン、サービス、質と価格を持った環境にやさしい製品の生産に重点を置き、市中心部の業績不振の工場を産業集積地に移転統合させ、縫製業界におけるバリューチェーン及びサプライチェーンを構築することに今後も集中して取り組むこととなる。

2015年の縫製業界への投資額は10兆ベトナムドン(4億7000万米ドル)以上と推定されており、そのうち工場施設への投資が2兆7000億ドン(1億2600万米ドル)以上を占める。

 

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最終更新:2014年11月11日17:00

ベトナム:繊維機械の需要が高まる

先週、繊維原料・設備の第14回国際展示会(VTG 2014)がホーチミン市タンビン展示場にて開催された。

展示会には、国内外の企業170社が300のブースを出展した。

展示会に参加した企業の声によれば、ベトナムでの繊維機械・設備の消費需要は今後2-3年は勢い良く伸び続けることだろうという。

ホーチミン市第1区のTam Phu Hiep社社長Ngo Thanh Hiep氏は、2013年初めから同社では丸編機が60台売れ、今年は80台に達するという。

Hiep氏によれば、韓国企業や日本企業が多くの工場を建設しているので、2015年の工業用繊維機械の供給業者への可能性は非常に大きい、特にニット機の需要が大きいと見られるという。

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最終更新:2014年11月11日12:00

ベトナムから日本市場への子供服の輸出、急増中

統計データによると、2014年年初9ヶ月間における子供服の輸出数量は約2億7580万点に達し、輸出金額は8億4960万米ドル、対2013年同期比で、輸出数量は29.6%増、輸出金額は32%増となった。予測では、2014年第4四半期における輸出金額は3億3500万米ドルで、対昨年同期比で35%増加すると見られている。

2014年年初8ヶ月間における主要市場への子供服の輸出は、対2013年同期比で大幅に増加している。

具体的には、2014年年初8ヶ月間における、米国への子供服輸出額は子供服の総輸出額の64%を占め、輸出数量1億7330万点、輸出金額4億8620万米ドルで、対昨年同期比で、輸出数量39.3%増、輸出金額31.9%増となった。

現在、米国経済は労働者市場を見ても工業生産高を見てもかなり回復の兆しが見える。失業手当支給の申請者数は減少し、2000年以来最低水準である。2014年9月単月では、工業生産高は1.0%増となった。これは予想外の伸びで、工業生産高は2012年11月以降で最高水準である。これらは米国経済が順調に回復している証拠である。2014年第3四半期における米国の国内総生産(GDP)の伸びは3.0%となると見られ、4.2%と跳ね上がった第2四半期につづいて高い水準である。今後、米国への子供服の輸出はさらに増加すると予想される。

2014年年初8ヶ月間におけるEU諸国市場への輸出額は好調で、輸出数量1510万点、輸出金額8960万米ドルで、対昨年同期比で、輸出数量33.5%増、輸出金額46.9%増となった。EU加盟国の中で一部の国向けの子供服の輸出急増により成長率が伸びた。たとえば、対2013年同期比で、ドイツ56.7%増、スペイン78.1%増、イタリア 64%増、イギリス56.3%増である。

注目すべきは日本と韓国への子供服の輸出の伸びで、輸出額は対昨年同期比で34.6%~98.8%増と急増し、輸出金額はそれぞれ3800万米ドル、3430万米ドルである。

その他に、オーストラリア、南アフリカ、キューバ、アラブ首長国連邦、チリ、ノルウェー、ウルグアイという他の市場への子供服の輸出額は対昨年同期比で急増している。

 

2014年年初9ヶ月間における子供服の輸出価格は、対2013年同期比で、1.9%とやや上昇し、FOB価格3.08米ドルである。

2014年年初8ヶ月間における米国への子供服の輸出価格は、対2013年同期比で、5.3%下降し、FOB価格2.81米ドルである。2014年8月単月では、米国市場向けの輸出価格は、対前月比で9.3%上昇したが、対2013年同期比では2.7%上昇し、FOB価格3.32米ドルである。

2014年年初8ヶ月間における日本への子供服の輸出価格は、対2013年同期比で、5.7%上昇し、FOB価格3.59米ドルである。2014年8月単月では、日本市場向けの輸出価格は、対前月比で47.2%上昇したが、対2013年同期比では0.6%やや下降し、FOB価格5.49米ドルである。

2014年年初8ヶ月間におけるEUへの子供服の輸出価格は、対2013年同期比で、10%上昇し、FOB価格5.38米ドルである。そのうち、EU加盟国の中で一部の国向けの子供服の輸出は、対2013年同期比でオランダ10.5%、スペイン11.8%、ドイツ1.7%とそれぞれ上昇している。

 

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最終更新:2014年11月11日06:00

ベトナム:TAL、北部ヴィンフック省に5000万米ドル投資

TALグループ(香港)はシンガポールの子会社を通じて、ベトナム北部ヴィンフック省において輸出向けの縫製工場建設に投資することを決定した。TALでは2日前に総投資額5000万米ドルの投資許可を受けたばかり。計画では、工場の敷地は8ha、2015年9月に操業を開始し、年間約1200万着のシャツを輸出、3500名の安定雇用を生み出す。

TALは2004年にベトナム進出。総投資額4000万米ドルにて、タイビン省Phuc Khanh工業団地にViet My繊維工場を建設した。同社は、香港最大の繊維グループで、ブルックス・ブラザーズ、バナナ・リパブリックなどのブランドを手がけ、製品の90%を米国市場に輸出している。

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最終更新:2014年11月10日14:00

ベトナム繊維衣料産業、生産方式の改革へ

ベトナムの繊維衣料産業が、世界有数のアパレル生産国としてその地位を保持するため、生産方式の改革に取り組んでいる。こうした動きは、環太平洋経済連携協定(TPP)参加によって得られるメリットを踏まえたもので、同時に世界の地域貿易圏と締結したその他の貿易協定も視野に入れている。

ベトナム繊維公団(Vinatex)会長Le Tien Truong氏によれば、長年、委託製造に携わってきた結果企業は、製造、経営、労働の面で多くの経験を得たという。またこうした企業がFOB(製品販売)契約での輸出やODM(委託元ブランドで設計から製造まで請け負うこと)事業にシフトする場合、これまで培ってきた経験が役立つと考えている。

これに伴いVinatexもまた、できるだけ早急にODM方式を導入しようとしている。ODMにシフトすれば、染色、生地製造、縫製といった一連の業務を統合的に行うことができるほか、ビジネスの有効度指標の改善にもつながる。併せてオペレーションの見直しと改善も行い、国内外の市場で生産目標の達成を目指す。

Hung Yen縫製株式会社取締役会長Nguyen Xuan Duong氏は、ODM方式での生産を可能にするには、染色、生地製造、縫製など各当該部門が、同じレベルで発展していかなければならないと話す。

一方、問題となっているのは、繊維衣料産業が「製品開発」「マーケティング」「サプライ・チェーン統合」の3つの分野で、知識や経験を有していないことだ。ODM事業を進めるにあたり、企業は特にマーケティングを中心に、これらの弱みを克服していかなければならない。またターゲットを明確にするほか、素材産業の開発計画を策定する必要もある。

ベトナム商工省によると、同国の衣料品輸出は今年1~9月、前年比19%増の180億米ドルを達成した。輸入額は110億米ドルで、この結果、貿易黒字は62億米ドルとなった。

だがベトナム繊維協会(VITAS)会長Dang Phuong Dung女史は、輸出額の大きさの割に、付加価値のある製品はごくわずかだと話す。

原因として、同産業が輸入原材料に依存していることが挙げられる。例えば綿を例に挙げると、国内で供給できるのは総需要のわずか1%で、繊維産業が必要とする量の20.2%しかまかなえない。

同産業では年間600万の繊維束を生産できるが、品質基準の基準値を下回る製品が多く、実際に使用できるのはそのわずか30%のみである。

Dung女史によれば、グローバル・サプライ・チェーンの利用は「受動的」とみなされるという。ベトナムの繊維衣料産業が携わっているのは主に委託製造で、製品を設計・デザインする者はほとんどいない。よって委託製造を行う企業もまた、市場ニーズを探り市場の拡大を図ることにおいて「受動的」だと話す。

Ho Thi Kim Thoa商工副大臣は、アパレル業界における近年の世界的な傾向について、サプライ・チェーン構築におけるソリューション・パッケージの導入や電子商取引を挙げ、ベトナムにとってはどちらも依然として課題の領域にあると述べた。

こうした状況に伴い、ベトナム商工省は昨年4月、2020~30年にかけて実施する繊維衣料産業の開発計画を承認した。同計画では、繊維衣料産業を主要な輸出産業へ押し上げることを目指すほか、国内需要の高まりに対応し、より多くの雇用を創出し、競争力を高め、地域経済および国際経済にしっかりと融合していくことを目標としている。

過去数年にわたり、繊維衣料産業は、投資環境の改善、特恵制度の適用、協力支援の拡大、資本の呼び込みなどに必死に取り組んできた。Thoa商工副大臣は、ベトナムが欧州連合(EU)やユーラシア関税同盟(ロシア、ベラルーシ、カザフスタンとの間で結成された同盟)と締結したそれぞれの自由貿易協定やTPPは、同産業が今後、世界市場への進出を促進する際、大きなチャンスとなって役立つだろうと述べた。

 

 

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最終更新:2014年11月10日06:00

ベトナム:2014年10月15日から2014年10月23日までの繊維輸入実績例

今週、各市場からの綿輸入価格は対前週比でやや上昇し、1,673-2,093USD/tで推移している。具体的には、中国からの綿輸入価格は、対前週比1.6%上昇し、1,779USD/tである。シンガポールからの綿輸入価格は、対前週比0.6%上昇し、1,785USD/tである。スイスからの綿輸入価格は、対前週比1.0%上昇し、1,959USD/tである。米国からの綿輸入価格は、対前週比0.7%上昇し、1,720USD/tである。マリからの綿輸入価格は、対前週比11.7%上昇し、2,005 USD/tである。ブラジルからの綿輸入価格は、対前週比0.3%上昇し、1,693USD/tである。インドからの綿輸入価格は、対前週比0.4%上昇し、1,740USD/tである。日本からの綿輸入価格は、対前週比6.9%上昇し、2,093USD/tである。2013年同期と比較すると、これらの市場から綿輸入価格は2.9~21.8%下降した。他の各市場からの綿輸入価格はオーストリア1,848 USD/t、フランス1,837 USD/t、イギリス1,827 USD/t、オランダ1,873 USD/t、香港1,819 USD/t、タンザニア1,700 USD/t、アラブ首長国連邦1,870 USD/t、ブルガリア1,950 USD/t、ギリシャ1,673 USD/tである。

各市場からのポリエステル糸(コード:54023300)の輸入価格は対前週比で逆行したが、0.61 -3.55 USD/kg で推移している。そのうち、ベリーズからの輸入価格は、対前週比0.5%下降し、2.03 USD/kg である。韓国からの輸入価格は、対前週比2.3%下降し、1.73USD/kgである。タイからの輸入価格は、対前週比3.1%下降し、1.07 USD/kgである。インドネシアからの輸入価格は、対前週比20.2%下降し、0.92 USD/kgである。但し、台湾からの輸入価格は、対前週比7.9%上昇し、1.98 USD/kgである。マレーシアからの輸入価格は、対前週比14.3%上昇し、1.39 USD/kgである。香港からの輸入価格は、対前週比26.1%上昇し、2.14 USD/kgである。

これらの各市場からの綿輸入価格は2013年同期比で1.4~7.7%下降している。他の市場から綿輸入価格は、中国1.45 USD/kg、日本3.55 USD/kg、スイス1.81 USD/kgである。

 

綿100%、生地巾72/74 inch (コード:6006220)の中国からの輸入価格は1.58 USD/ydで、韓国からの輸入価格は2.05USD/yd(CIFカットライ(HCMC))である。

ポリエステル100%、生地巾56/57inch(コード:5210290)の韓国からの輸入価格は1.75USD/ydで、中国からの輸入価格は1.98 USD/yd(CIFカットライ(HCMC))である。

レーヨン94%、スパンデックス6%生地巾58/60inch  (コード:60063290)の中国からの輸入価格は2.01 USD/ydで、韓国からの輸入価格は2.17USD/yd(CIFカットライ(HCMC))である。

ポリエステル100%、生地巾60inch (コード:6006900)の台湾からの輸入価格は1.19 USD/ydで、タイらの輸入価格は1.62 USD/ydで、香港からの輸入価格は2.35 USD/ydで、((CIFカットライ(HCMC))である。

 

 

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最終更新:2014年11月09日14:31

ベトナムから欧州へのジーンズ輸出、21.8%増

統計データによると、2014年年初9ヶ月間におけるベトナムからのジーンズの輸出数量は674万点、輸出金額は4870万USDで、対2013年同期比で、輸出数量は0.5%減、輸出金額は2.7%減となった。現在、各企業は年末までの注文を完成するために生産を強化している。予測では、2014年第4四半期のベトナムからのジーンズの輸出金額は1740万USD に達し、対2013年同期比で10%増となる。

2014年年初8ヶ月間における、対2013年同期比で米国と日本向けのジーンズの輸出は減少したが、EUへのジーンズの輸出は大きく成長した。

例えば、米国へのジーンズの輸出額は対2013年同期比で、輸出数量0.2%減、輸出金額1.9%減で、数量4320点、金額3120万USDとなり、ジーンズの総輸出額の74.8%を占めた。

現在の米国経済はほとんどの産業分野と地域で成長を続け、先週の失業手当支給の申請者数は減少し、この14年間で最低水準である。同時に、米連邦準備制度理事会(FEB)によると、9月の工業生産高は目標を1%上回った。予測では、米国市場へのジーンズの輸出額輸出額は大幅に成長する見込みである。

ベトナムから日本へのジーンズの輸出数量は2億2844点、輸出金額は260万USD で、対2013年同期比で、輸出数量は30.4%と大きく減少した。

一方、ベトナムからEUへのジーンズの輸出は成長し続けて、輸出数量は約5億1610万点、輸出金額は3430万USD に達し、対2013年同期比で、輸出数量は17.2%増、輸出金額は21.8%増となった。この成長は、対2013年同期比でイギリス72.5%増、ドイツ75.7%増、デンマーク450.7%増という一部の市場から輸出金額の増大によるものである。

これ以外に、一部の他の市場へのジーンズの輸出金額は、対2013年同期比で、急激に上昇し、イスラエル113.4%増、ブラジル71.4%増、ペルー190.1%増となった。

 

2014年年初9ヶ月間におけるジーンズの輸出価格は、対2013年同期比で2.2%下降し、FOB単価は7.23USDだった。

2014年年初8ヶ月間における米国へのジーンズの輸出価格は、対2013年同期比で、1.7%下降、FOB単価は7.22USDだった。2014年8月単月では、輸出価格は、対前月比で1.4%下降、対2013年同期比で8.8%上昇し、FOB単価は7.67USDだった。

2014年年初8ヶ月間における日本へのジーンズの輸出価格は、対2013年同期比で、6.1%下降、FOB単価は9.15USDだった。2014年8月単月では、この品目の輸出価格は、対前月比で5.5%下降、対2013年同期比で33.3%下降し、FOB単価は7.62USDだった。

2014年年初8ヶ月間におけるEUへのジーンズの輸出価格は、対2013年同期比で、3.9%上昇し、FOB単価は6.65USDだった。そのうち、イギリスへの輸出7.1%、デンマーク2.4%とそれぞれ上昇した。

 

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最終更新:2014年11月06日06:00

ベトナム:イオン・モール、ビンズン省に開業

ビンズン省ベトナム・シンガポール工業団地の近隣6haの土地に9500米ドルをかけて建設されたイオン・モールが11月1日開業した。

数百の専門店、ブティック、娯楽施設、レストラン、小売店がモール内に出店し、珍しさもあってか、平日でも30,000人から週末には70,000人もの客が訪れた。

この日本スタイルの大型ショッピング・センターは、この地域の商業、サービス、小売業の刺激となるだけでなく、今後国内調達にも活気をもたらすものとして期待されている。

イオン・グループでは、イオン・ビンズンに続いて、2015年にはハノイに次のモールを開業予定している。同グループは2020年までに、ベトナムに20のショッピング・モールを開業する予定である。

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最終更新:2014年11月05日14:00

ベトナム:ドイツのネットショップ「ラザダ」がサービス拡充

ドイツのベンチャーキャピタルが設立した、東南アジア最大級のネットショップ「ラザダ(Lazada)」が、ベトナムの首都ハノイにオフィスおよび倉庫を設置し、Eコマースサービスの拡充を図る。

ラザダ・ベトナムは新オフィスに約50人の従業員を配置し、同社ネットショップを利用する何百万人もの利用者に対してサービスを提供していく。またハノイの販売業者に対してはプラットフォーム・サービスの運営を行う。同オフィスでのこれらのサービスの開始は、今年末をめどとしている。

ハノイにオフィスを設置することで利用者は今後、豊富な品揃え、低価格、安い料金で速くて安全な配達といったメリットを受けられるようになる。一方、販売業者は充実したサポート体制を通じて、同社のプラットフォームをこれまで以上に利用しやすくなるという。

さらに、ベトナム北部の人々と特にハノイの人々に対して、「ラザダ」ブランドの信頼性や知名度が向上することが期待されている。

同社はハノイの販売業者とパートナーシップを組みその関係を発展させることで、新たな市場での成功を目指している。現地企業をパートナーにすれば、地域の市場特性を理解しかつ順応することができ、また国内各地の購買慣行を最適化させ統一させるのにも役立つ。

ラザダ・ベトナムCEOのAlexandre Dardy氏によれば、過去数年にわたりベトナムでEコマース市場が急成長した背景には、通信インフラの整備が挙げられるという。また自宅でタブレット型コンピュータやスマートフォンを使う人が増えたことで、同社サービスの会員数も増加した。

配送料の引き下げだけでなく、新オフィスでは現在、利用者に対して「セルフ・ピックアップ」のサービスを提供している。これは注文した商品(ラザダからの直接配送の商品に限る)をラザダのオフィスで受け取りたい場合には、自分でピックアップすることのできるサービスである。このサービスを利用すると、配送料が無料になるかまたは大幅に値引きされる。

さらにハノイに住んでいる利用者に対しては、今年末をめどに「速達」サービスを開始する。同サービスを利用すると、注文した時間や配送地域にもよるが、基本的に注文確定当日または翌営業日までに商品を受け取ることが可能になる。手数料は1万ドンとしている。

ベトナム事業の開始から約3年が経ったが、Dardy氏は、今回の事業拡大に伴い、ラザダ・ベトナムは今後も革新的なソリューションを提供し、ベトナムEコマース業界の第一線で同社の地位を確立していきたいとしている。商工省(MoIT)電子商取引情報技術局によれば、ベトナムのEコマースは昨年、前年比300%増の22億ドルにまで拡大し、2015年には40億ドルに達するものと予測されている。

ラザダはこれまでに、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイおよびベトナムで事業を展開してきた。親会社は、ドイツを拠点とするロケット・インターネット社で、インターネット・サービスへの投資を専門とする会社である。ラザダが提供するEコマースサービスでは、約1000のブランドから30万点の商品を取り揃え、利用者の購買ニーズに応えている。またベトナムでは大手通販サイト5社のうち唯一の外資系サイトで、1日あたりの訪問者数は約150万人と伝えられている。

 

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最終更新:2014年11月05日06:00

ベトナム:2014年の繊維アパレル輸出高は250億米ドルに達する見込み

ベトナム繊維協会によると、2014年のアパレルおよび繊維製品の輸出高は15-16%の増加となり、245億~250億米ドルの売上高となる見込みである。

ベトナム繊維協会副会長Nguyen Dinh Truong氏によると、年初からの9ヶ月間の輸出高はすでに180億ドル近くなっており、年率にして19%の増加となった。業界として今年度の目標値を5億から10億ドル上回る売上げを達成できると見込んでいる。

しかしながら、同じ9ヶ月間のアパレル繊維原材料の輸入に110億ドルがかかっている。

ホーチミン市で10月29日に開催された第14回ベトナム国際繊維産業展示会の開会式典においてTruong氏が語ったところによると、企業は原材料を輸入から国産に切り替えつつあり、原材料の売り上げが18%伸びたことにより、繊維業界は12%収益が増加したという。

また、輸出市場に関しては2015年の売り上げについても第一四半期における注文の急増という明るい兆しが見えつつある、とTruong氏は語った。

ベトナムとEU、韓国との自由貿易協定、ロシア、ベラルーシおよびカザフスタンとの関税同盟、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の締結は繊維業界にとって非常に大きな機会をもたらすものである。しかし一方で、業界全体で新技術や設備の革新への投資を行うことで、生産性や品質や競争力を向上させていく必要がある、とTruong氏は話した。

展示会には中国、インド、日本、シンガポール、台湾、トルコ、米国等10の国と地域からの200以上の企業が参加し、最新の機械、設備、技術を展示している。

展示されている製品には、紡績、織り、刺繍、蒸気処理、漂白、洗浄のための機械、設備、付属品等、また化学薬品、染色剤等が含まれる。

縫製・繊維・刺繍・編物協会では、現在の流行と業界における最新の技法、技術についてのセミナーを展示会と同時に開催する。

 

 

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最終更新:2014年11月04日14:00

中国からベトナムへ、生産拠点シフトで繊維機械の輸入台数にも変化

中国は2013年まで、繊維・製糸機械の投資において世界最大の投資国だった。だがTextiles Intelligence社(英国を拠点に世界の繊維・織物・衣料産業に対して市場分析・ビジネス情報を提供する会社)がこのほど発表した調査報告書「世界の繊維機械市場動向(第1章 製糸)」によると、2013年に中国の繊維産業向けに輸出された繊維・製糸機械の出荷台数は、前年までの台数を下回るものだった。それと引き換えに、これらの機械を積極的に輸入するようになったのがベトナムだ。

中国への出荷台数の減少は、これまで中国で生産を行ってきた海外企業が製造拠点を別の国へシフトした結果と言えるだろう。またこれにより短繊維紡績機、長繊維紡績機、オープンエンド型ローターの仮撚機、およびダブルヒーター式の仮撚機の出荷台数も減少した。

オープンエンド型ローターの仮撚機について言えば、中国への出荷が減少したことで他の国々への出荷は大幅に増加したものの、世界的にみると従来を下回る出荷台数となった。

例えばベトナムでは繊維・製糸機械の輸入台数は4桁増となり、短繊維紡績機およびダブルヒーター式の仮撚機に関しては3桁増の伸びを見せている。

こうした傾向が示しているのは、繊維・衣料の生産拠点が、中国から主にベトナムなどアジア諸国にシフトされたということだ。

とは言え、中国は2013年まで繊維・製糸機械の投資において世界最大の投資国であり、そして今なお繊維・衣料分野においては、世界最大の製造国であり輸出国である。

さらに同分野における中国の昨年の市場シェアは前年の36.1%を1%上回る37.1%で、輸出高に関しては11.3%増の成長を示した。一方、衣料分野のみでは前年の37.8%を0.8%上回る38.6%で輸出高は11.2%増だった。

だがこうした成長の裏で中国の衣料産業は現在いくつかの問題に直面しており、そのため衣料品輸出は今年8%の減少となる見通しだ。また将来的にはこの輸出減速がさらに加速するものと予測されている。これらの問題には、コストの上昇や環境規制の厳格化などが挙げられる。

一方、ベトナムの衣料品輸出は2013年、前年比19.3%増となり、2014年1~3月期には前年同期比20%以上の成長を示した。また今後も引き続き健全な速度で成長することが予想されている。政府はこうした成長により2025年までには2倍にまで達すると予測している。

ベトナムの衣料産業は今後、現在交渉中の貿易協定から恩恵を受けることを望んでおり、同時にバングラデシュやカンボジアなどからの生産移転も期待している。と言うのも、これらの国々では、中国同様、安全面や信頼性の問題が競争力の低下を招いているためである。

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最終更新:2014年11月04日06:00

ベトナムから韓国へのジャケットの輸出、大きく伸びる

統計データによると、2014年年初9 ヶ月間におけるジャケットの輸出数量は約2 億330万点で、輸出金額は36億USDに達し、対2013年同期比で、輸出数量は24.1%増、輸出金額は32.5%増となった。

年末までの数ヶ月間は、休日もあり、多くの市場で買物需要が増えてくる。多数の繊維企業が成長するチャンスである。予測では2014年第4四半期ジャケットの輸出は、金額が15億USDに達し、対2013年同期比で、29%増となると見られている。

2014年年初8ヶ月間における米国、EU、韓国という主要市場へのこの製品の輸出額は対2013年同期比で好成長を見せているが、日本への輸出の成長は鈍化している。

具体的には、2014年年初8ヶ月間における米国へのジャケット輸出は、輸出数量が6800万点で、輸出金額は9億4680万USDに達し、対2013年同期比では、輸出数量は23.7%増、輸出金額は29.4%増となり、ジャケットの総輸出金額の32.3%を占めた。2014年8月単月では、これらの市場への輸出数量は1530万点で、2億2350万USDに達し、対前月比で、輸出数量は3.7%増、輸出金額は9.5%増となり、対2013年同期比で、輸出数量は26.7%増、輸出金額は34.2%増となった。現在、米国経済は回復し、10月9日に公表されたばかりの数字によると、10月初旬における失業手当支給の申請者数は30万件以下を維持している。これで4週連続、米国の労働者市場がこの結果を維持しており、2006年以降で最も安定した時期として記される。これは米国の労働者市場の改善を如実に表したデータである。今後、米国市場へのこの製品の輸出はさらに成長とすると見られている。

2014年年初8ヶ月間におけるベトナムからEU市場へのジャケット輸出は順調で、輸出数量は4140万点、輸出金額は7億 6740万USDで、対2013年同期比で、輸出数量は20.3%増、輸出金額は28.1%増となった。そのうち、EU加盟国の中で一部の国への輸出は、ドイツ24.2%増、スペイン28.5%増、オランダ81.2%増、イタリア54%増、イギリス22.2%増などと大きく増加している。

注目は、韓国などの潜在市場へのジャケット輸出額の大幅増加で、輸出数量は2300万点、輸出金額は5億7370万USDに達し、対2013年同期比で、輸出数量は44.1%増、輸出金額は55.6%増となった。2014年、ベトナム-韓国の間の貿易で重要な前進となったのは、韓越自由貿易協定(FTA)の署名で、今年度末までに協定を完了し、両国が貿易金額で20億米ドルを超えるという目標を掲げていく。予測では今後ジャケットの輸出は大きく増加すると見られている。

さらに、各企業はカナダ、チリ、オーストラリア、アラブ首長国連邦、ロシア 、ベネズエラなど、他の市場へのこの製品の輸出を強化している。

 

2014年年初9ヶ月間におけるベトナムからのジャケットの輸出価格は、対2013年同期比で6.7%上昇し、FOB単価は17.72USDだった。

2014年年初8ヶ月間におけるベトナムから米国へのジャケットの輸出価格は、対2013年同期比で4.6%上昇し、FOB単価は13.91USD だった。2014年8月単月では、輸出価格は対前月比で5.6%上昇したが、対2013年同期比で6.0%上昇し、FOB単価は14.58 USDだった。

2014年年初8ヶ月間におけるベトナムからEUへのジャケットの輸出価格は、対2013年同期比で6.4%上昇し、FOB単価は18.51 USDだった。そのうち、ドイツ6.0%増、スペイン4.8%増、イギリス9.5%増、オランダ8.6%増となった。

2014年年初8ヶ月間における日本へのジャケットの輸出価格は、対2013年同期比で20%上昇し、FOB単価は16.64USDだった。 2014年8月単月のジャケットの輸出価格は、対前月比で14%上昇し、対2013年同期比で12.3%上昇し、FOB単価は19.16USDだった。

2014年年初8ヶ月間におけるベトナムから韓国へのジャケットの輸出価格は、対2013年同期比で8.0%上昇し、FOB単価は24.93USDだった。そのうち、2014年8月における、韓国向けのジャケットの輸出価格は、対前月比で0.9%減、対2013年同期比で17.1%増し、FOB単価は32.95 USDだった。

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最終更新:2014年11月03日14:00

ベトナム:2014年10月8日から2014年10月16日までの繊維輸入実績例

今週、各市場からの綿輸入価格は対前週比で逆行し、1,641-1,992USD/tで推移している。具体的には、中国からの綿輸入価格は、対前週比0.1%下降し、1,749USD/tである。シンガポールからの綿輸入価格は、対前週比1.5%下降し、1,747USD/tである。イギリスからの綿輸入価格は、対前週比2.4%下降し、1,847USD/tである。香港からの綿輸入価格は、対前週比3.8%下降し、1,858USD/tである。ブルガリアからの綿輸入価格は、対前週比1.0%下降し、1,950USD/tである。リヒテンシュタインからの綿輸入価格は、対前週比6.8%下降し、1,770 USD/tである。パキスタンとインドからの綿輸入価格は、前週と変わらず、それぞれ1,641USD/t及び1,732 USD/tである。但し、米国からの綿輸入価格は、対前週比0.5%とやや上昇し、1,716USD/tである。スイスからの綿輸入価格は、対前週比0.7%上昇し、1,954USD/tである。日本からの綿輸入価格は、対前週比1.7%上昇し、1,992USD/tである。2013年同期と比較すると、これらの市場からの綿輸入価格は4.0~21.9%下降した。その他の市場からの綿輸入価格は次の通り。ブラジル1,868USD/t、アラブ首長国連邦1,800USD/t、リヒテンシュタイン1,770USD/t、オランダ1,873USD/t、スワジランド1,755USD/tである。

各市場からのポリエステル糸(コード:54023300)の輸入価格は対前週比下降し、0.97-3.1 USD/kg で推移している。そのうち、台湾からの輸入価格は、対前週比11.9%下降し、0.97USD/kg である。インドネシアからの輸入価格は、前週と変わらず、1.15USD/kgである。他の各市場からの綿輸入価格は中国1.45USD/kg、インド1.39USD/kg、香港1.74USD/kg、トルコ2.08 USD/kg、スイス1.8 USD/kg、韓国1.9 USD/kgである。

綿100%、生地巾56inch(コード:5515900)の中国からの輸入価格は2.38USD/ydで、香港からの輸入価格は2.9USD/yd(CFRハイフォン)である。

ナイロン100%、生地巾58/59inch(コード:54071090)の中国からの輸入価格は4.55USD/ydで、韓国からの輸入価格は4.72USD/yd(CIFカットライ(HCMC))である。

裏地ポリエステル100%、生地巾64/66inch(コード:58013390)の香港からの輸入価格は1.1USD/ydで、台湾からの輸入価格は1.29USD/yd(CIFカットライ(HCMC))である。

レーヨン95%、スパンデックス5%、生地巾58/60inch(コード:60062200)の中国からの輸入価格は2.54USD/ydで、韓国からの輸入価格は3.0USD/yd(CIFカットライ(HCMC))である。

 

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最終更新:2014年11月02日06:00

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