インドシナニュース

2014年07月 のニュース一覧

ベトナム:ドンナイ省、履物輸出で11億ドル超の外貨収益

南部ドンナイ省は、今年年初から7ヶ月で履物輸出により11億ドル以上の外貨収益を得た。対昨年同期比では12.8%増。

同省商工部部長Le Van Danh 氏によれば、7月単月でも履物輸出は1億6700万米ドルを同省にもたらし、これは、対先月比で16.4%増、対昨年同期比で5.5%増である。

すべての市場が伸びており、輸出先第1位は韓国で3億2300万米ドル、第2位は米国で3億900万米ドルである。次いで、ベルギー9800万米ドル、中国5000万米ドル、イギリス7500万米ドルという。

同省の企業の成長の背景には、EUがベトナムに付与した一般特恵関税制度(GSP)がある。加えて、EU及び米国を含む、多くの市場で経済が回復してきたことも大きい。

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最終更新:2014年07月31日14:09

Vinatex、PetroVietnamとポリエステル繊維生産・供給で協議

ベトナム石油ガスグループ(PetroVietnam)社長Do Van Hau氏はこのほど、ベトナム繊維・縫製グループ(Vinatex)のオフィスを訪問し、今月初め社長に昇進したVinatexのLe Tien Truong氏と面会した。両社はともにベトナムの大手国有企業。

PetroVietnamの代表らはまず新社長就任の祝辞を述べ、その後Vinatexの代表らとともに、今年上半期(1~6月)の商況について協議を行った。

両社はまた、輸入依存度を減らすために、今後、製品の大量消費を促し、特に繊維の生産において連携を図り、繊維産業へポリエステル繊維の供給を促すための、相互の解決策についても話し合いを行った。

Vinatexでは今後、輸出向け繊維製品の製造において、国産原材料の量的拡大を図り、現地調達率を徐々に高めていく方針。またこうすることで、国益や外貨の流入につながるものと期待している。

Vinatexはここ数カ月、環太平洋経済連携協定(TPP)やその他の協定が将来的に締結される可能性を踏まえて、原材料生産への投資を行ってきた。これらの協定が締結されれば、原糸基準の原則が適用されることになり、衣料品の輸出において非関税というメリットを利用することができる。

ベトナムは年内にも、自由貿易協定(FTA)の交渉で、欧州連合(EU)と合意する見通しを示しており、また自由貿易協定(FTA)が始動することによって、特に繊維製品の輸出で大きな利益を得るものとみられている。さらにベトナムと、ロシア、ベラルーシ、カザフスタン3カ国による関税同盟との間で、自由貿易協定(FTA)が締結される可能性もある。

Vinatexによる輸出高は昨年29億ドルに達した。同社では2020年までに50億ドルの達成を目指す。

また国内においてもVinatexは過去5年間にアパレル市場へ進出を果たすなど、業績を拡大している。同社による2010年の収益は国内事業だけで157億4000万ドン(75万米ドル相当)に達し、その後11年には前年比18%増の185億1800万ドン(88万米ドル相当)、12年には前年比6.4%増の197億ドン(94万米ドル相当)、さらに13年には前年比6.0%増の200億8000万ドン(96万米ドル相当)にまで達した。

一方、同社による今年上半期の収益は、国内事業だけで前年比10.0%増の110億8600万ドンに達する見通し。

 

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最終更新:2014年07月31日06:00

Nikeや Adidas、ベトナム市場へ生産をシフト

今年上半期、Nike、Adidas、Pumaなど、世界の有力靴メーカーが生産を中国やバングラデシュからベトナムにシフトを進めている。

ベトナム皮革履物協会(Lefaso)は、世界的な小売業者Target Sourcing Services及びDansuグループがベトナムで調査を行ない、各メーカーがベトナムでの生産を増やそうとしていると報告した。

他にも、LancasterやSequoia Parisのように中国に頻繁に製造依頼している企業でも、リスク回避のためにベトナムへの投資を視野に入れているという。

ベトナム皮革履物協会(Lefaso)は、Timberland やPumaはベトナム生産を拡大して、中国からのシフトの受け皿としたいと考えているという。

労働コストや環境コストの上昇に加え、最近の中国の産業政策の動向から、世界的メーカーの間には不安感が広がり、すでにいくつかのメーカーはベトナムを含めた東南アジアに製造拠点をシフトしている。

ベトナムは履物輸出で世界のトップ10に入り、成長市場の米国向けの履物輸出では第2位である。

商工省軽工業局局長Phan Chi Dung氏は、最近ホーチミン市で開かれたアパレル及び履物産業の展望についてのセミナーで、自由貿易協定(FTA)から得られるメリットを享受しようと、多くの外国企業がベトナムの履物分野でのサポート産業を開発しはじめており、同産業の将来はますます明るいと述べた。

 

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最終更新:2014年07月30日14:00

ベトナムの今年上半期のアパレル輸出93.8億ドル超

2014年上半期(1~6月)におけるベトナム・アパレル製品の輸出高は、前年同期比で19.8%増の93億8000万米ドル超となった。これはこの期間の同国輸出額全体の13.2%を占める。

ベトナム税関総局が22日にホームページで発表した最新の統計データによれば、同国の輸出高は6月単体で、前月比22.4%増の18億9000万米ドル超だった。これは今年1月、アパレル製品の輸出高が携帯電話および携帯電話向けアクセサリーを上回り、同国輸出高の第1位となって以降初めてのことである。

同局によれば、当該の半年間におけるベトナム・アパレル製品の最大の市場は米国で、輸出高は前年同期比15.8%増の45億7000万米ドル。これはベトナムのアパレル製品市場全体の48.7%を占める。

一方、米国に次ぐ第2の市場は欧州連合(EU)で、輸出高は前年同期比27.7%増の14億9000万米ドル。これはベトナムのアパレル製品市場全体の15.9%を占める。

ベトナムではここ数年、アパレル製品の輸出高が毎年、国の輸出高全体の約15%を占めてきた。この結果ベトナムは、アパレル製品を輸出する世界153の国と地域において、上位5位にランクインする国となった。

だが、いくつかの国内問題にも直面している。ベトナム商工省が発行するオンライン紙「商工ニュース」の最近の発表によれば、こうした問題には例えば、繊維製品の多くを輸入に頼っていることや、CMT形式の契約で安価な労働力に頼っていることなどが挙げられるという。

また現地専門家らの言葉を引用し、同産業が将来的に発展し安定した基盤を築くには、今後、アパレル製品の輸出業者が企画力やマーケティング力を養い、これまでのCMTから、資材を自ら調達しFOB形式の輸出向け製品の製造やOEM(相手先ブランドの製品の設計・生産)、OBM(オリジナル・ブランドの製品の設計・生産)といった事業形態に転換していくよう勧めた。こうすることで各製品の利益は増加し、原材料の調達においても、より多くの調達先が必要となってくるだろう。

さらにベトナムのアパレル企業は今後、ベトナムの民族衣装や、織物など伝統工芸品の輸出量を増やすことで、製品の多様化を図り、競争力を高めると同時に、「メイド・イン・ベトナム(ベトナム製)」というブランドの認知度を高めるべきだとしている。

 

 

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最終更新:2014年07月29日06:00

ベトナム:工業団地と輸出加工区、大規模外国直接投資案件を誘致

ホーチミン市の工業団地や輸出加工区は今年上半期、前年同期と比べ55%増加し、3億3347万米ドルの投資を呼び込んだ。

ホーチミン市輸出加工区管理委員会(HEPZA)によると、外国企業は前年同期比80%急上昇し、総額2億6,467万ドルを投資した。

HEPZAの投資管理部長Tran Viet Ha氏によると、同期間中の繊維産業の総額は2億米ドル近くで、外国直接投資総額の82%を占めるという。

Ha氏は、繊維産業における外国直接投資(FDI)案件の急増は、環太平洋経済連携協定へのベトナムの加盟に起因すると考えている。

特に、Worldon Viet Nam社は、Dong Nam工業団地に縫製工場を建設するために1.4億ドルを投資し、Sheico Viet Nam社は、生地及びアパレル製品生産のための工場に5000万ドルを投資した。

繊維部門の多くの案件は、おそらく今年ホーチミン市の工業団地(IP)と輸出加工区(EPZ)に多くのお金を注ぐだろうと、昨日開催された記者会見でHa氏は述べた。

今年上半期、国内企業は前年比1.2%増加し、合計6880万ドルを投資している。

さらに、工業団地(IP)と輸出加工区(EPZ)の企業の輸出売上高は4.5%上昇し23億ドルに達した。

ホーチミン市輸出加工区管理委員会(HEPZA)は、機械・電気・情報分野での投資を呼び込むよう支援産業とともの工業団地を開発すると、ホーチミン市輸出加工区管理委員会(HEPZA)管理事務所長Ho Xuan Lam氏は語った。

Hiep Phuoc工業団地第2期約590haおよびLe Minh Xuan第3工業団地の230haが、支援産業の開発のために確保されると、Lam氏は言った。

前年同期に比べ3570人増加し、27万1800人以上の労働者が工業団地(IP)と輸出加工区(EPZ)の企業で働いている。

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最終更新:2014年07月28日01:03

ベトナム:2014年7月3日から2013年7月10日までの繊維輸入実績例

繊維原材料輸入価格は下降

今週、各市場からの綿輸入価格は対前週比で下降したが、1,591-2,337USD/tで推移している。具体的には、米国からの綿輸入価格は、対前週比0.5%下降し、2,091USD/tである。インドからの綿輸入価格は、対前週比0.2%下降し、1,951USD/tである。イギリスからの綿輸入価格は、対前週比1.3%下降し、2,067USD/tである。スイスからの綿輸入価格は、対前週比1.4%下降し、2,023USD/tである。マカオからの綿輸入価格は、対前週比2.2%下降し、2,249USD/tである。日本からの綿輸入価格は、対前週比5.7%下降し、2,164USD/tである。2013年同期と比較すると、これらの市場からの綿輸入価格は0.6~3.2%減となった。他の各市場からの綿輸入価格はオーストラリア2,337USD/t、ブラジル1,997USD/t、中国2,309USD/t、フランス2,000USD/t、香港2,056USD/t、スウェーデン2,121USD/tである。

各市場からのポリエステル糸(コード:54023300)の輸入価格は対前週比で下降したが、0.5 -5.14 USD/kg で推移している。そのうち、マレーシアからの輸入価格は、対前週比0.4%下降し、1.54USD/kg である。スイスからの輸入価格は、対前週比0.8%下降し、1.81 USD/kgである。韓国からの輸入価格は、対前週比6.2%下降し、2.25USD/kgである。タイからの輸入価格は、対前週比10%下降し、0.98USD/kgである。台湾からの輸入価格は、対前週比22.1%下降し、1.59 USD/kgである。これらの各市場からの綿輸入価格は2013年同期比で1.0~5.5%減となった。他の市場から綿輸入価格は、オーストラリア0.5USD/kg、中国1.6USD/kg、香港2.1USD/kg、インド1.1USD/kg、日本5.14USD/kgである。

ナイロン100%、生地巾58/59inch(コード:54071090)の中国からの輸入価格は4.71USD/ydで、韓国からの輸入価格は4.95USD/yd(CIFカットライ(HCMC))である。

綿100%、生地巾61/62 inch (コード:55091900) の中国からの輸入価格は1.31 USD/yd;香港からの輸入価格は1.71USD/yd(CIFカットライ(HCMC))である。

ポリエステル100%、生地巾59/60inch(コード:54076100)の韓国からの輸入価格は0.6 USD/ydで、中国からの輸入価格は2.38 USD/yd(CIFカットライ(HCMC))である。

ビスコース95%、スパンデックス5%生地巾58/60inch (コード:60062200)の中国からの輸入価格は2.96USD/ydで、韓国からの輸入価格は4.1USD/yd(CIFカットライ(HCMC))である。

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最終更新:2014年07月27日12:27

ベトナムからEUへのシャツ輸出は31.5%増と急拡大

統計データによると、2014年上半期におけるシャツの輸出数量は約8260万枚で、輸出金額は5億5700万USDに達し、対2013年同期比で、輸出数量は16.4%増、輸出金額は18.4%増となった。予測では、2014年下半期におけるシャツの輸出金額は6億6000万米ドルで、対昨年同期比で20%増となると見られている。

2014年年初5ヶ月間における主な市場へのシャツの輸出は大幅に増加し、9.9%-31.5%増で推移している。

具体的には、米国へのシャツ輸出は安定した成長率を保ち、2014年年初5ヶ月間におけるシャツの総輸出金額の40.7%を占め、輸出数量は約3040万枚で、輸出金額は1億8790万USDに達し、対2013年同期比で、輸出数量は1.7%増、輸出金額は9.9%増となった。

EUへのシャツ輸出は回復しているが、輸出数量は約1680万枚、輸出金額は1億1720万USDで、対2013年同期比で、輸出数量は42.2%増、輸出金額は31.5%増となった。そのうち、EU加盟国の中で一部の国への輸出は、ドイツ26.4%増、スペイン95.8%、オランダ37.8%増など、対2013年同期比で急成長している。EUへ輸出されている繊維製品は規模を拡大し続けている。それに従って、ベトナムはベトナム-EU間の自由貿易協定の協議に間もなく決着をつけようとしている。これらの協定が成立すると、ベトナムからEU市場への輸出される繊維製品は、現行の12%の税率で受けず、関税0%で輸出できることになる。それは繊維企業が今後この市場への輸出を強化するため良いチャンスである

日本と韓国へのシャツ輸出は、対2013年同期比で26%以上と大幅に増加しているが、それぞれ、8900万米ドルと2110万米ドルに達した。

一方、各企業はオーストラリア、メキシコ、カナダ、イスラエル、アラブ首長国連邦という、他の市場への輸出を強化し続けている。

 

2014年上半期6ヶ月間におけるベトナムからシャツの輸出価格は、対2013年同期比で1.7%増となり、FOB単価は6.74 USDだった。

2014年年初5ヶ月間におけるベトナムから米国へのシャツの輸出価格は、対2013年同期比で8.1%増、FOB単価は6.18 USDだった。2014年5月単月の価格は、対先月比で2.0%減、対2013年同期比で6.6%増となり、FOB単価は5.98 USDだった。

逆に、2014年年初5ヶ月間におけるベトナムからEUへのシャツの輸出価格は、7.5%減となり、FOB単価は6.96 USDだった。そのうち、EU加盟国の中で一部の国向けのシャツの輸出価格は対2013年同期比で下降していた。例えば、イギリス1.7%減、FOB単価7.03 USD、スペイン17.4%減、FOB単価4.67 USD、フランス1.7%減、FOB単価7.7 USD、オランダ4.9%減、FOB単価8.77 USDだった。

一方、2014年年初5ヶ月間におけるベトナムから日本へのシャツの輸出価格は、対2013年同期比で7.2%減となり、FOB単価は8.56 USDだった。

2014年5月単月では、対先月比7.4%増、対2013年同期比1.7%減となり、FOB単価は8.46 USDだった。

 

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最終更新:2014年07月25日06:00

マークス&スペンサー、今夏ホーチミン市にベトナム1号店をオープン

衣料雑貨や食料品などを販売する英国の有名小売店マークス&スペンサー(M&S)が、ベトナム・ホーチミン市Dong Khoi 通りにあるVincom Centerに今夏、同国初となるショップをオープンする。

新店舗の運営は、長年にわたってマークス&スペンサーとフランチャイズのパートナーを組むセントラル・グループ社が行う。セントラル・グループ社は、東南アジア地域最大の複合小売企業。M&Sが国際戦略を進める上で、パートナーとして適した会社だ。

新店舗では、1200平米の売り場面積に、レディスファッション、メンズファッション、肌着、アクセサリー、靴、パジャマなど、高品質で洗練された製品を、幅広く取りそろえていく。

同店舗ではまた、最近流行りの商品陳列に着目。流行を取り入れたディスプレイで客を魅了することで、集客力を上げ、購買意欲を高める計画だ。

同店では、マークス&スペンサーが展開するプライベート・ブランドの衣料品を扱う。そのユニークで個性的なデザインは人々の間で人気だ。来店者は店内で、どのブランドが自分の好みに合うのかを、気軽に見て買い物することができる。

また取り扱いブランドには、本場英国のモダンで上品な「Indigo Collection」や、人気デザイナーによる高価格帯のブランド「Autograph」などがある。

執行委員会委員長兼セントラル・グループ社CEOのTos Chirativat氏は、「ベトナムでは現在、人口9000万人のうち約60%が高い購買力を示している。従って今後の成長が期待される有望な市場であり、同時に小売業界の投資家にとっても、将来性のある投資先と言えるだろう」と話す。

同氏はまた、「首都ハノイやその周辺地域の成長は、健全で堅調な伸びを示している。平均収入も上昇傾向にあるようだ。さらに東南アジアの市場拡大を支持する目的でベトナムに殺到する海外投資家も、ベトナム経済の急速な成長を後押ししている。こうした経済動向は、過去数年にわたって、ターゲットとする消費者の消費パターンにも良い結果をもたらした」と続けた。

マークス&スペンサーとセントラル・グループ社では、ベトナム国内で2020年までに20店舗を展開する見通し。

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最終更新:2014年07月24日06:00

ベトナム:Hanosimex、ゲアン省にて大規模2案件を展開

ハノイ繊維株式総会社(Hanosimex)によれば、2014-2015年の投資計画で、同社はゲアン省Nam Danで進めている6000億ベトナム・ドン規模の2つの投資案件の手続きが完了し、建設開始を予定より早める。

Nam Dan 2縫製工場投資案件では、投資総額8020億ベトナム・ドン、年間生産量510万点、予想建設期間は8ヶ月。

Nam Dan - Nghe An紡績工場建設投資案件は、総投資額4102億ベトナム・ドン、36000錘規模、コーマ糸を生産、年間生産量4600トン、建設期間は12ヶ月。

上記2案件はいずれも、ベトナム繊維公団(Vinatex)が承認し、投資主体であるHanosimex社が調査・計画・基礎設計・予算を実施した。現在は工事設計の段階に入っている。

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最終更新:2014年07月23日14:00

台元紡織、北部ハナム省への投資許可受ける

7月18日、台湾の紡織メーカー台元紡織が北部ハナム省で工場建設の投資許可を受けた。

Duy Tien県Dong Van II工業団地の24haの土地に1億5000万米ドル投じて工場を建設する。

工場は1年後に稼働予定、700名の従業員を雇用する。

台元紡織では省人民委員会に工場の生産のための安定した給水設備を要望した。第1期は、1日1500㎥、その後、2500㎥まで必要となる。

省人民委員会主席Mai Tien Dung氏は、同省では常に海外の投資家に最良の環境を整え、とくに、先進の環境にやさしい技術には協力を惜しまないと述べた。

新工場はベトナムの環境基準に従い廃水処理を実施する。

台元紡織は、自動車及び紡織の製造に関わる裕隆集団傘下の企業である。ハナム省の案件は、このグループのベトナムでの最初の投資となる。

 

 

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最終更新:2014年07月22日14:00

繊維・アパレル投資家、ベトナム市場に期待

今年1~6月期にベトナム・ホーチミン市の輸出加工区と工業団地へ投資された外国資本投資および国内設備投資においては、全体の70.62%が繊維・アパレル事業に対するものだった。

ホーチミン市輸出加工区および工業団地当局(HEPZA)によると、高機能繊維への累積投資額は2億米ドルの大台を超え、これは同輸出加工区および工業団地における外国直接投資全体の82.44%に相当する。HEPZA投資部部長Tran Viet Ha氏によれば、海外投資家らはかつてない速さで、これらの工業団地の繊維・アパレル事業に多額の投資を行っているという。

繊維メーカーらは、世界貿易機関(WTO)の方針と2015年の環太平洋経済連携協定(TPP)締結を踏まえて、ベトナム政府が市場の完全開放を行うよう期待している。また工業団地への外国投資が急増するかどうかは、こうした市場の開放に大きく依存している。

これらの事業には、Worldon Vietnam Co., Ltd社による1億4000万ドル規模の高級衣料製造工場の建設や、Sheico Vietnam Co., Ltd.社による5000万ドル規模の高品質繊維製造工場の建設が挙げられる。

Ha氏の見解では、多くの繊維関連の投資工場が今後さらに、南東Cu Chi工業団地や北西Cu Chi工業団地といったホーチミン市の新工業団地に建設されるものとみている。

HEPZAは今後も、投資の拡大、および産業支援、ハイテク産業への資本投下を目指して、Vinh Loc工業団地、Tan Tao工業団地、Tan Thuan工業団地など、特別工業団地の開発を急ぐ考えだ。

HEPZA事務長のHo Xuan Lam氏の話では、当局は現在、日越産業支援フォーラムの開催企画に取り組んでおり、日本の中小企業がベトナムの重点分野へ投資を行うよう呼び込む計画だという。

HEPZAの報告によると、6月30日現在、ベトナムで新規または追加登録された投資資本は総額3億3347万ドルに達し、前年同日を55.49%上回った。

 

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最終更新:2014年07月22日06:00

ベトナムからEUへのジャケットの輸出、27.7%増

統計データによると、2014年上半期におけるジャケットの輸出数量は約9680万点で、輸出金額は14億8000万USDに達し、対2013年同期比で、輸出数量は19.8%増、輸出金額は22.6%増となった。予測では2014年下半期におけるジャケットの輸出は、繊維製品の需要が増加しているため大きく増加していくと見られている。さらには、季節的な要因も影響して、対2013年同期比で、輸出額は34億万USDに達し、27%増となると見られている。

2014年年初5ヶ月間における、米国、韓国、EUへのジャケットの輸出金額は対2013年同期比で大幅に増加している。具体的には、2014年5月における、米国へのジャケット輸出金額は2014年年初からこれまで最も増加し、輸出数量は765万点で、輸出金額は1億800万USDに達し、対前月比では、輸出数量は32.7%増、輸出金額は35.3%増、対2013年同期比では、輸出数量は12.2%増、輸出金額は9.4%増となった。2014年年初5ヶ月間におけるこの市場へのジャケットの輸出数量は約2680万点で、輸出金額は3億5260万USDに達し、対2013年同期比で、輸出数量は23.3%増、輸出金額は25.1%増となった。現在、米国の失業率はこの6年間で最低レベルまで下がった。これにより米国経済が大きく回復し、USドルを押し上げるとして市場の明るい兆しと見られる。予測では今後ジャケットの輸出はさらに順調に成長とすると予想される。

ベトナムからEU市場へのジャケット輸出は2014年年初5ヶ月間に大きな成長のスピードを維持し、輸出数量は1820万点、輸出金額は2億8980万USDで、対2013年同期比で、輸出数量は23.7%増、輸出金額は27.7%増となった。そのうち、EU加盟国の中で一部の国への輸出は、ドイツ18%増、スペイン47%増、オランダ50.2%増、イタリア87.9%増など、対2013年同期比で大きく増加している。現在、輸出している主な市場の経済が回復し、特に、EU市場の回復によりベトナムの輸出は成長している。現在、多くの企業は第3四半期末まで注文を持ち、年末までいっぱいのところもある。

予測では2014年下半期におけるこの市場へのジャケットの輸出額は繊維製品の需要が増加し、これに季節的な要因が加わって、大きく増加すると見られている。

特に、韓国などの新興成長市場へのジャケット輸出額は大幅に増加し、輸出数量1210万点で、輸出金額は2億3240万USDに達し、対2013年同期比で、輸出数量は45%増、輸出金額は42.4%増となった。

さらに、各企業はブラジル、カナダ、チリ、オーストラリア 、ロシア、メキシコ、アラブ首長国連邦など、他の市場にこの製品の輸出を強化している。

 

2014年上半期のベトナムからのジャケットの輸出価格は、対2013年同期比で2.4%上昇し、FOB単価は15.36USDだった。

2014年年初5ヶ月間におけるベトナムから米国へのジャケットの輸出価格は、対2013年同期比で1.4%上昇し、FOB単価は13.13USDだった。特に、2014年4月における、対先月比で1.9%とやや上昇したが、対2013年同期比で2.5%下降し、FOB単価は14.13 USDだった。

2014年年初5ヶ月間におけるベトナムからEUへのジャケットの輸出価格は、対2013年同期比で3.3%上昇し、FOB単価は15.91 USDだった。そのうち、ドイツ5.2%増、スペイン8.0%増、イギリス1.1%増となった。

2014年年初5ヶ月間における日本へのジャケットの輸出価格は、対2013年同期比で34%上昇し、FOB単価は15.94USDだった。2014年5月単月のジャケットの輸出価格は、対先月比で0.1%下降し、対2013年同期比で5.7%下降し、FOB単価は14.51USDだった。

2014年年初5ヶ月間におけるベトナムから韓国へのジャケットの輸出価格は、対2013年同期比で1.8%下降し、FOB単価は19.12 USDだった。そのうち、2014年5月における、韓国向けのジャケットの輸出価格は、対前月比で19.5%下降、対2013年同期比で22.8%下降し、FOB単価は12.9 USDだった。

 

 

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最終更新:2014年07月21日06:00

FIDe´ Fashion Weeks、ベトナムMultimedia JSC社と提携

ファッション・イベントを主催するFIDe´ Fashion Weeksはこのほど、年末にホーチミン市で行われる「ベトナム・インターナショナル・ファッション・ウィーク(VIFW)」について、Multimedia JSC社と共同開催する旨を発表した。

ベトナムで今年12月、ファッション・ウィークとしては最大規模のVIFWが開催される。ベトナムのテレビ番組「Project Runway Vietnam」や「Vietnam’s Next Top Model」の製作総指揮者でもある、Multimedia JSC社のLe Thi Quynh Trang氏は、彼女の率いるチームとともに、世界的に有名なFIDe´ Fashion Weeks主催者とパートナーを組み、それぞれが持つ豊富な専門知識や独創的なアイデアで、今後VIFWを共同企画・運営していく。VIFWではこのパートナー関係を通じて、ベトナムのファッション業界を新たなレベルに押し上げる計画だ。

VIFWでは、ベトナムでも特に優れた、世界的にも一流のファッション・デザイナーに焦点を当て、これまでベトナムで目にしてきたデザインの中でも最も大胆で刺激的なコレクション・ラインを披露する。またこのショーにはVIFWらしく、「斬新で広い視野を持った」「最先端で先進的な」新時代を築くデザイナーを発掘する目的もある。そうすることでベトナムは、アジアで最も活気のある刺激的な国としての地位や、長い歴史の中で培ってきた独創力、急成長しているベトナムのファッション業界などについて、世界の注目を集めたい考えだ。

VIFWはアジアをより広い視点で捉え、アジアの優れたデザイナーの発掘・育成を目的とする非営利団体、アジア・クチュール協会 (ACF)とも提携。これにより、協会メンバーである優秀なデザイナーらが、VIFWのステージに登場することになる。同様にパリ随一のファッション専門学校、アトリエ・シャルドン・サヴァールとも提携関係を結び、開催期間中のイベントに、その若く、活気に満ちたエネルギーを取り入れていく。またこの関係によって、アジアとヨーロッパのつながり強化も狙う。

VIFWの開催は、ファッショニスタやファッション・リーダー、同業界の評論家などに対して、今後アジアで開催されるファッション・イベントの見通しが明るいことを示している。FIDe´ Fashion WeeksとMultimedia JSC社はともに、こうした国際的な取り組みが世界のファッション・シーンにおけるベトナムの地位を高めることになるものと期待している。

 

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最終更新:2014年07月18日13:15

ベトナム:Vinatexの新規株式公開(IPO)、2ヶ月延期に

ベトナム繊維公団(Vinatex)は、投資家らに同社の運営の調査の時間をあたえるために、新規株式公開(IPO)の期日を2ヶ月延期すると発表した。

今年6月の政府首相の承認を受け、新規株式公開(IPO)形式で最初の一般公開を行うと発表し、7月2日にハノイ、7月4日にホーチミン市で「Vinatex株への投資機会」と題した2度のセミナーを開催した。

2度のセミナーの後、投資家らとの交流や反応を通じて、投資そのものや投資の決定を行うプロセスを理解し、評価するのに、入札期間が充分でないとわかった。

投資家らにVinatex株への投資評価し、詳細を検討する時間をあたえるため、Vinatex運営委員会と政府首相は2014年9月22日まで入札期間を伸ばすことに合意した。

これにより、新たな差入期日は9月12日となり、入札日は9月22日となると同社は発表した。

 

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最終更新:2014年07月16日12:49

ベトナム:繊維大手各社「チャイナ・プラス・ワン」で脱中国依存へ向かう

ベトナムの繊維・アパレル企業が、同国最大の原材料供給国である中国からの脱依存を目指して、「チャイナ・プラス・ワン」政策を推進している。

「チャイナ・プラス・ワン」は、過去何年にもわたって日本の投資家が進めてきた戦略でもある。原材料の供給で主導権を握ろうとしているベトナムの繊維・アパレル企業は、こうした日本の先例に倣おうとしている。

同産業において、これまでのところ少なくとも5社の大手企業が、脱中国依存への取り組みを公言してきた。これらの企業には、Thanh Cong繊維、Garmex Saigon社、Gia Dinh繊維、Saigon 2社、およびSaigon 3社が挙げられる。

このうちThanh Cong繊維については、ベトナムが環太平洋経済連携協定(TPP)に加盟した場合、輸出において非関税特恵の適用を受けることのできる数少ない企業の1つである。TPPでは、原糸原則とともに、加盟国から調達した原材料で製品の製造を行う企業に対してのみ特恵関税を適用することになっている。

ベトナムにはユニット生産方式を導入している企業が2社あるが、同社はそのうちの1社としても知られている。原材料で輸入に頼っているものは繊維製造に必要な綿のみで、50%は米国から、残りの50%はTPP加盟国によるもの。同社会長Phan Thi Hue女史は、「原材料の供給で主導権を握るのは間違いなく当社」だと言う。

一方、Gia Dinh繊維、Saigon 2社、Saigon 3社、Garmex Saigon社の4社は依然として、原材料の調達を中国に大きく依存している。だが今後は、その使用量を減らすよう努める方針だ。

製品の販売を海外のパートナー企業にのみ委託しているGarmex Saigon社は現在、FOBで出荷する、輸出向け製品の製造に注力している。同社上級管理者によれば、2011年までは原材料の70%を輸入に頼っていたが、現在では50%にまで減少しており、今後も引き続き減らしていく見通しだという。また同社会長Le Quang Hung氏は、「当社は2年前、ある米企業を説得してパートナーとなり、ベトナム製繊維で作られた製品の販売委託に成功した」と話し、「それ以来当社では100万平米の繊維を購入してきたが、調達先はベトナム国内だ」と続けた。

Gia Dinh繊維もまた、FOB出荷の輸出向け製品で成功した企業である。

同社はこのほど紡績工場の建設に4000億ドンを投資したが、今後はシャツやスポーツTシャツなどを製造する国内の企業に対して、綿繊維を供給する計画だ。

一方、Saigon 2社およびSaigon 3社は、繊維の調達を国内でまかなおうとしてきた企業の先駆けである。Saigon 2社は現在、Vung Tau市にある日本企業が出資した企業数社から繊維を購入しており、Saigon 3社については、中国産原材料の使用量を20%にまで減らすことに成功した。

だがアナリストらの見解では、ベトナムの繊維・アパレル企業に対して、短期的な視点で脱中国依存を期待するのは無謀であるとし、段階的なアプローチが必要だとしている。

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最終更新:2014年07月16日11:29

ベトナム:繊維製品の国産化率65%を目指す

2012-2013年の繊維業界の国産化率48%には多大な努力が滲んでいる。

ベトナム繊維輸出は、本年度上半期にも業界別輸出金額上位のポジションを維持している。ベトナム繊維製品のシェアは主要市場で引き続き拡大し、自由貿易協定の追い風を受け今後数年は増加の一途と推測される。

しかしながら、原材料の多くを輸入に頼っていることから、輸出金額の増加だけでなく、一部の固定した市場からの原材料の輸入をいかにして徐々に減少させ、資材の手配を自ら行い、製品の付加価値を高めることが、繊維業界の今日の課題となっている。

 

「ベトナムの声」紙ではベトナム繊維協会総書記Dang Phuong Dung女史にこの課題についてインタビューした。

記者:今年上半期の繊維輸出は目覚ましいものがありますが、具体的な数字を教えていただけませんか?

Dung女史:年初4ヶ月で非常に伸びましたが、この2ヶ月東シナ海問題で減少しています。けれども、全体としては上半期6ヶ月で輸出は104億米ドルに達し、対昨年同期比で18%増加しています。

今年の輸出市場は非常にいい状況です。米国市場が恢復し、EU市場も伸びていますし、、、繊維業界はどの輸出市場も好調です。

記者:とはいえ、多くの人が、海外からの輸入資材に頼っているため、繊維業界の発展は万全とはいえないと言っています。この点に関して、どう認識されていますか?

Dung女史:実際、国産化率引上げの問題は、輸出向けの繊維製品の付加価値を上昇させるためにずいぶん以前から叫ばれていました。これは長期的な発展戦力でして、実現までの道筋もついています。以前の国産化率は40%ほどでしたが、2012-2013年にはこれが48%まで上昇しています。これは多大な努力の結果です。

しかし、現在の具体的状況と照らし合わせると、もっと考えていかなければなりません。輸入先のバランスがとれていません。現在は46%の生地を中国から輸入しており、これは他の市場と比べると群を抜いています。

数字を見ると、ぞっとしますね。中国からの資材に大きく頼りすぎており、もし中国市場になにかあれば、ベトナム繊維産業は影響を受けるのですから。そのため、現実を直視し、この問題の解決方法を考えなければなりません。

記者:繊維業界は、なんとかして輸入資材頼みから抜け出し、早急に自ら資材の手配をできるようなる必要があるということですね。

Dung女史:現在、もしインドやパキスタン、アセアン諸国などの他の市場にシフトしたいなら、そこからの資材の調達を増やすことはできますが、原材料の研究をし、それらにあった製品の生産にシフトする必要も出てきます。

他にも、周辺産業への投資促進を強化しなければなりません。とくに、染織及び整理分野を伸ばして資材の自給自足が可能となります。国産化率を伸ばせば、原産国問題にも対応でき、環太平洋経済連携協定(TPP)などの自由貿易協定(FTA)によるチャンスを活かせます。

現在、縫製メーカーと発注の決定に参画する企業が連携して、国内でのサプライチェーン作りのための協力関係を作っていくことで、発展のために主体的に動けるようになります。ベトナム繊維産業では目標として、まずは2020年までに国産化率を60-65%まで上昇させます。

もちろん、100%供給できるわけではありません。実際、そんなことができる国は他にもありません。自由貿易協定の時代に際して大切なことは、競争力ある価格で品質の良い最終製品を作り出すことで協定参加のメリットを活かすことです。

記者:ありがとうございました。

 

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最終更新:2014年07月15日12:49

ベトナムからの履物輸出、一般特恵関税制度により急増

今年上半期のベトナムの履物輸出金額は、対昨年同期比21.9%増加し、48億米ドルに達した。

今年1月からベトナム輸出業者に対して適用された欧州連合(EU)の一般特恵関税制度(GSP)により輸出が急増した。

同期間に米国、日本、ベルギー、ドイツといった従来市場への履物輸出の金額は急増し、チリ、ギリシャ、ポーランドといった一部の他の市場への輸出高も激増した。こうした新規ビジネスの開拓による注文の増加で、2014年の業界の輸出目標110億米ドルは達成できる見込みとなった。

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最終更新:2014年07月14日18:51

ベトナム:TPP協定、履物業界は歓迎

ベトナムの履物輸出業者は、従来の輸入業者から受け取った多数の受注品を完納するために時間と闘っている。

注文の増加は、ベトナム履物業界が環太平洋経済連携(TPP)協定締結後に生じる多くの恩恵をすでに享受し始めていることを示している。

しかしベトナム皮革履物協会(Lefaso)は、履物輸出業者がこの機会を最大限に活用したいなら、市場と製品に関して何が利点なのかを認識する必要があると警告している。国内履物メーカーの多くは、TPPの加盟国の要求に従って、優れたデザインを備えた高品質の製品を提供することができない。

ホーチミン市に本社を置くVinh Thong 履物会社最高責任者Nguyen Quoc Tuan氏は、彼の会社は今年10月までの注文を受け、期限通りに受注品を完納するためにフル操業していると述べた。

同社は今年、ヨーロッパへ輸出する靴やサンダルを300万足製造することを目標としている。同社は現在、年間計画の90%に達している。

Lien Phat履物会社取締役Truong Thuy Lien女史は、同社が年末までの受注があると「投資」紙に語った。この冬物の受注は、4月から8月までで80万足に達した。

受注の増加は、差し迫ったTPP協定やベトナム―EU自由貿易協定、ベトナム―ベラルーシ・カザフスタン・ロシアの関税同盟の積極的な影響の結果であると、彼女は考えている。

Lien女史によると、将来的にベトナム履物業界は近隣諸国から多くの恩恵を享受することになる。これはすでに、世界的な生産業者が中国からベトナムへ生産基地をシフトしていることにつながっている。

実際に、EU、日本、米国からの輸入業者は、発注をベトナムへ移し、彼らの要件を満たす適格な履物メーカーを探し始めた。これらの契約が正式に締結された場合、輸入業者らはすぐに受注を増やすと見られている。

商工省軽工業部長Phan Chi Dung氏は、台湾と中国本土の企業が国内の原料生産の開発に投資するため、ベトナムに資本を注ぎ込んでいると述べた。「国内の生産業者がこれをフルに活用しないと、彼らはチャンスを失うことになるでしょう。」と彼は語った。

Dung氏によると、ベトナムがWTOのメンバーであることから、すべての輸出方針は輸入業者によって厳重に監視される。

ベトナムは、人材の育成、研究開発、技術の紹介、工業地帯での環境汚染の対処に支援することができる。

ベトナム皮革履物協会(Lefaso)副会長Diep Thanh Kiet氏は、この機会を十分に活用するためには、国内の輸出業者は各輸入業者の特性を十分に認識する必要があると言った。

Kiet氏によると、例えば、国内の輸出業者が米国に輸出したければ、年間1.5億足以上の履物生産能力に焦点を当てなければならない。EU市場の輸出業者はヨーロッパの様々な地域間のデザインの違いにもっと注意を払わなければならない。一方、日本は非常に高品質の製品を必要としている。

 

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最終更新:2014年07月11日10:59

海外アパレル企業、ベトナムTPP参加で投資促進に期待

ベトナムの環太平洋経済連携協定(TPP)参加にあたり、それによってもたらされる潜在的な利益を求めて、ベトナム繊維・衣料部門への海外投資が急速に増加している。

「財政時報」誌は、中国本土、香港、台湾、日本、米国、韓国などの企業は既に、同部門に多額の投資を行っていると報じた。

TPPに加盟することにより、最も恩恵を受ける産業は、繊維・衣料部門だと言われている。例えば、原材料を自国内またはTPP加盟国で調達した場合、これらの原材料で製造された製品が加盟国に輸出される際には、関税がかからなくなる。ベトナム繊維協会(VITAS)副会長Le Tien Truong氏によれば、同国の繊維・衣料の輸出においては、その輸出先の約60%がTPP加盟国だという。

またアナリストらは、ベトナムがTPPに参加することによって、ベトナム製衣料の平均税率が現行の17~18%から非課税になるのではないかと予測している。

これが現実になれば、2013年に86億米ドルだった対米輸出の輸出高は、20年には3倍の200億米ドルにまで達する可能性がある。

現在、多くの海外企業がベトナムの繊維・衣料産業へ投資を行っており、同部門への投資にますます関心が高まっている。

韓国のDong-IL社は今年6月、ドンナイ省のLong Thanh 地区に、5200万米ドル規模の製糸工場の建設を開始した。同工場は2015年半ばの稼働を目指しており、年間の繊維生産能力は9000トンを見込んでいる。

一方、ホーチミン市では、台湾Sheicoグループ傘下のForever Glorious社が、高級スポーツウェアの染織と製造を行う5000万米ドル規模の生産チェーンを設立すると発表した。

また市当局は今年3月、中国Shenzhou International社傘下のGain Lucky社に投資許可書を発行し、ファッション・デザインと衣料品生産を行う、1億4000万米ドル規模の産業複合施設の建設を許可した。同社では、ナイキやアディダス、プーマなど大手ブランド製品の製造を行っている。

さらに同3月には香港のEsqualグループが、ベトナム北部のホアビン省に2500万米ドル規模の衣料品工場を竣工した。

さらにベトナム北部のナムディン省は先ごろ、中国の江蘇裕綸紡織集団に対して投資許可書を発行し、同省Bao Minh工業団地に6800万米ドル規模の染織と製糸を行う工場の建設を許可した。

新たな投資のほか、既に投資を行っている海外のアパレル企業もまた、その多くが投資量を増やしビジネスを拡大している。

ベトナム繊維協会(VITAS)副書記Dang Phuong Dung女史は、繊維・衣料部門へ流入する大量の海外投資について触れた後、集中投資、経験、技術、労働力など、染織部門で慢性的に続いている問題について指摘した。

アナリストらは、繊維・衣料産業への海外投資が増加するにつれ、ベトナム政府はTPP交渉を早急にまとめようとするのではないかと予測している。またTPPへの参加は、同産業の発展につながるだけでなく、関連産業や、ひいては経済全体の発展をもたらす可能性があるとし、明白な利点として雇用の創出などを挙げた。

 

 

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最終更新:2014年07月10日10:55

ベトナム:Vinatex、IPOに向け準備

ベトナム繊維公団(Vinatex)は依然として、新規株式公開(IPO)成功に向け、周囲のプレッシャーを受けている状態だ。

上場申請が承認され、Vinatexは今月22日、ホーチミン証券取引所へIPOを果たす見通しとなった。売り出し株数は保有株式5億株のうち約1億2200万株で、額面価格1万ドン(0.47米ドル)で公開入札を行う。

ベトナムでは近年、国有企業によるIPOが相次いでいるが、これらの企業では公開株が大量に売れ残ったままだ。

VinatexによるIPOの実施後、国は、資本金5兆ドン(2億3470万米ドル)のうち51%を保有する。さらに0.6%にあたる約300万株を従業員の持ち株とし、24%にあたる1億2000万株は戦略的パートナーが保有する。

公開当初の株価は1株あたり1万1000ドン(0.49米ドル)で、IPOにより総額約1兆2200億ドン(5800万米ドル)が調達されるとみられている。

「昨日の会議で、わが社の戦略的パートナーに対しVinatexへの投資の機会について説明したが、最終合意には至らなかった」とVinatex副社長 Le Tien Truong氏は話す。

一方、Vinatex社長Tran Quang Nghi氏によれば、3年後には上場を目指す考えだ。

だが例えば、環太平洋経済連携協定(TPP)の早期妥結など有利な条件が整えば、こうした上場は、より早い段階、場合によっては1、2年のうちに実施される可能性もある。

証券部門における行政処分を定めた「法令第108号(2013年11月発効)」によれば、IPOを実施した企業は、その後1年以内に上場しなければならないという決まりがあり、1年を超えた場合には、最大1億5000万ドン(7140米ドル)の罰金が科される。

だが一方で、IPOを実施した企業や、上場資格要件を満たしていない企業にとって有利な条件を生む策として、国家証券委員会は先週、未上場株式登録システム(UpCoM)市場への登録を認める草案を公表した。

Vinatexは、輸出売上高において、2015年までに36億ドル、さらに2020年までには50億ドルにまで達するものと予測されている。

今月25日には、ベトナム植物油工業総公社(Vocarimex)社もまた、IPOを実施する予定だ。

同社の計画によれば、資本金31.1%にあたる約3790万株を売り出し株数とし、1株あたり1万1300ドン(0.49米ドル)で公開入札を行う。

これにより、国は資本金の36%、戦略的パートナーについては32%相当の3900万株を保有することとなっている。

 

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最終更新:2014年07月09日10:02

ベトナムファッションブランド、艱難辛苦の時

ベトナムファッション企業は脆弱な購買力という大きな困難に直面するだけでなく、生き残るためには中国製の低価格製品と激しく競わなければならない。

レストランShabu Kichooは昼休み、顧客のほとんどが会社員でいっぱいだった。日本スタイルのレストランチェーンは、これまでにホーチミン市でオープンした3店舗を見ると、非常に盛況であることが分かる。

チェーンのオーナーはファッション業界ではよく知られている人物で、15年前、ベトナムで有名なファッションブランドFociを設立した。

中間階級の顧客をターゲットに1999年に登場したFociは、2007年までに60店をオープンし非常に急速に成長してきた。しかしFociの店舗網はこの2年間で徐々に縮小している。同社はかつての50%まで売上高を下落させている。

2012年の暮れから2013年の初めにかけて、ホーチミン市のHai Ba Trung 通りにあるFociのショップオーナーは、目抜き通りから別の場所へ店を移さなければならなかった。

FociブランドのオーナーであるNguyen Tam 社社長Ngo Thi Bau女史は、自身の事業をレストランやインターナショナルスクールにシフトすることを決めた。

Bau女史は、KumhoとVincomビル、また最近第7地区にオープンした店舗を含め、これまでに3店舗のレストランを開業している。

Bau女史はまだファッション業界でも仕事を続けている。Fociは現在、これ以上小売販売網を広げるためにお金を費やすことはないが、取引先から外注委託された制服を作り、製品をインターネット販売しようとしている。

Fociに大きな困難を与えたように、店舗の賃料は急速に上昇してきているが、投資家は常に流行商品を販売する大規模店舗を必要としていると、彼女は述べた。

特にFociは、他の多くのファッション企業のように、低品質の中国輸入品や偽造品と激しい闘いを演じなければならない。国境を通ってベトナムに入る密輸品は、驚くほどの低価格のおかげで非常によく売れている。

「中国製品が公式ルートを通じて輸入された場合、ベトナム製品と競うことはできないでしょう。」と彼女は言う。

Viet Tien縫製株式総会社の上級幹部も、Viet Tien社の売れ行きが鈍いため生産を縮小しなければならないことを認めた。

同社はブランド認識の仕組みづくりに資金を投じ、関係機関の介入を求めてきたが、偽造品に負けたと、彼は述べた。

「我々は国内小売販売網を狭めなければなりません。」と言い、Viet Tien社は同社の模造品を販売している店を毎年150店舗見つけることができると補足した。

一方、ベトナム最大のアパレルグループであるベトナム繊維公団(Vinatex)副会長Le Tien Truong氏は、景気停滞の中、購買力が弱くなっていると訴えた。

国内市場の成長率は、2013年、前年の成長率30%よりもはるかに低く、15%だった。

販売不振は多くのファッションブランドを苦境に陥れている。

2011年には、The Blueはサイゴン縫製会社(Garmex Saigon)との契約を締結し、それによりサイゴン縫製会社が作った製品を販売している。しかし、販売不振のため、The Blueはサイゴン縫製会社から多額の借り入れをしている。

 

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最終更新:2014年07月08日08:02

ベトナムからのTシャツ輸出、12.8%増

統計データによると、2014年年初5ヶ月間におけるジーンズの輸出数量は約373万点で、輸出金額は2230万USDに達し、対2013年同期比で、輸出数量は12.8%増、輸出金額は0.1%増となった。現在、2014年年初から今まで、ベトナムから繊維製品輸出は大幅に成長し続けている。予測では、2014年年初6ヶ月間におけるジーンズの輸出金額は3500万米ドルで、対昨年同期比で15%増となったと見られている。

2014年年初4ヶ月間におけるEU市場へのジーンズの輸出は対2013年同期比で大きく増加したが、米国と日本は共に減少した。

具体的には、米国へのジーンズ輸出は、対2013年同期比で輸出数量3.2%減となり、輸出金額は9.2%減となり、ジーンズの輸出数量は約130万本で、輸出金額は934万USDに達し、ジーンズの総輸出金額の65.3%を占めた。

現在、米国連邦準備銀行は、2014年おける米国国民総生産の成長スピードについて、4月に発表した2.9%より低い2.2%に調整した。ただし、米国連邦準備銀行は今後の見通しに関しては楽観視していると述べた。そのため、米国連邦準備銀行は、米国国内総生産の成長率予測について、2015年は3.1%、2016年は2.7%のままとした。米国中央銀行は7月1日から量的金融緩和第3弾(QE-3)を10億米ドル削減し、350億米ドル/月にしている。この金額は信用及び投資促進のための低金利維持を目的として、長期債権を買い戻すのに使われる。労働者市場の改善は、連邦準備銀行の評価と決定に影響を与える積極的な要素の一つである。最近の米国における失業率は、今年末までに6%となり、来年は5.4%、再来年は5.1%となると見られている。現在の失業率は6.3%だが、数年前の10%と比べると、大きく下がっている。予測では、さらに安定的に進むと見られている

日本市場へのジーンズ輸出は数量も金額もやや減少し、輸出数量は8.4%減、輸出金額は3.2%減で、対2013年同期比で、ジーンズの輸出数量は約16万5900点、輸出金額は162万USDに達した。

特に、EUへのジーンズ輸出は、この地域の回復によって好調で、輸出数量は約23万100点、輸出金額は138万USDに達し、対2013年同期比で輸出数量71.6%増、輸出金額は79.9%増となった。

一方、対2013年年初5ヶ月間比で、ペルー 、アルゼンチン 、イスラエル、ブラジルという他の市場への輸出は大きく増加している。

2014年年初5ヶ月間におけるベトナムからのジーンズの輸出価格は、対2013年同期比で11.3%下降し、FOB単価は7.44USDだった。

2014年年初4ヶ月間におけるベトナムから米国へのジーンズの輸出価格は、対2013年同期比で6.2%下降し、FOB単価は7.16 USDだった。特に、2014年4月における、対先月比で19.5%下降し、対2013年同期比で17.3%減となり、FOB単価は5.94 USDだった。

2014年年初4ヶ月間におけるベトナムから日本へのジーンズの輸出価格は、5.7%上昇し、FOB単価は9.77 USDだった。そのうち、2014年4月における、日本向けのジーンズの輸出価格は対前月比で2.5%下降、対2013年同期比では24.4%下降し、FOB単価は7.23 USDだった。

一方、2014年年初4ヶ月間におけるベトナムからEUへのジーンズの輸出価格は、対2013年同期比で3.4%上昇し、FOB単価は6.0 USDだった。そのうち、イギリスへのジーンズの輸出価格は4.1%上昇、チェコ共和国へのジーンズの輸出価格は0.3%上昇した。

 

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最終更新:2014年07月07日06:33

ベトナム:2014年6月10日から2013年6月19日までの繊維輸入実績例

今週、各市場からの綿輸入価格は対前週比で逆行したが、1,810-2,401 USD/tで推移している。具体的には、中国からの綿輸入価格は、対前週比1.0%下降し、2,195 USD/tである。米国からの綿輸入価格は、対前週比6.9%以降し、1,998 USD/tである。フランスからの綿輸入価格は、対前週比1.7%以降し、2,021 USD/tである。ただし、スイスからの綿輸入価格は、対前週比1.1%上昇し、2,038 USD/tである。インドからの綿輸入価格は、対前週比1.6%上昇し、1,945 USD/tである。シンガポールからの綿輸入価格は、対前週比2.4%上昇し、2,071 USD/tである。マカオからの綿輸入価格は、対前週比2.9%上昇し、2,308 USD/tである。日本からの綿輸入価格は、対前週比4.6%上昇し、2,401 USD/tである。2013年同期と比較すると、これらの市場から綿輸入価格は0.4~7.5%減となった。他の各市場からの綿輸入価格はブラジル2,015 USD/t、香港1,810 USD/t、オランダ2,163 USD/t、オーストリア2,157 USD/t、パキスタン1,830 USD/tである。

各市場からのポリエステル糸(コード:54023300)の輸入価格は対前週比で上昇したが、0.61 -2.81 USD/kgで推移している。そのうち、中国からの輸入価格は、対前週比8.1%上昇し、1.37 USD/kg である。香港からの輸入価格は、対前週比10.1%上昇し、2.13 USD/kgである。タイからの輸入価格は、対前週比12.9%上昇し、1.37 USD/kgである。これらの各市場からの綿輸入価格は対2013年同期比で0.5~7.2%上昇している。ただし、他の市場から綿輸入価格は、韓国2.81 USD/kg、台湾1.67 USD/kg、マレーシア1.48 USD/kgである。

ナイロン100%、生地巾56/58inch(コード:55133900)の台湾からの輸入価格は2.45 USD/ydで、韓国からの輸入価格は2.6 USD/yd(CIF ハイフォン)である。

綿100%、生地巾57/58 inch (コード:55121900)の中国からの輸入価格は3.78 USD/ydで、香港からの輸入価格は4.21USD/yd(CIFカットライ(HCMC))である。

ポリエステル100%、生地巾58/60inch(コード:55151900)の台湾からの輸入価格は1.6 USD/ydで、日本からの輸入価格は3.6 USD/yd(CIFカットライ(HCMC))である。

ポリエステル65%、綿35%、生地巾55/60inch (コード:55142300)の台湾からの輸入価格は2.46 USD/ydで、韓国からの輸入価格は4.45USD/yd(CIFカットライ(HCMC))である。

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最終更新:2014年07月06日06:00

べトナム:皮革製品の安全基準見直し

ベトナム皮革・履物協会(VLFA)はこのほど、同産業における製品の品質と安全基準の見直しを行い、生産レベルの向上を目指す計画を明らかにした。

計画の目的は、メーカーがこれまで以上に質の高い製品を生産できるよう、その基準を提示することと、海外の企業と対等な条件で戦うことのできる環境を作り出すことである。

VLFA 会長のPhan Thi Thanh Xuan女史は、ベトナム商工省が発行する広報紙において、ベトナムの皮革製品・履物産業は、その原材料を輸入に大きく依存しているにも関わらず、危険な化学物質の取り扱いに関しては、いまだに独自の管理基準を有していないことを指摘した。

VLFAによれば、同産業では年間22万~25万トンの皮革を使用し、うち約10万トンが国内企業からの供給によるものだという。

Xuan女史は、皮革製品や履物の製造に使用する原材料について、それらの検査を専門的に行うことのできる試験センターは、現在のところベトナムに数カ所しかないと話す。従って、履物メーカーは、輸出の条件を満たすために、自社で原材料や製品の検査を行わなければならない。

Thuong Dinh履物会社のNguyen Bich Thuy女史は、同社では大量注文を受けた場合、製造を開始する前に、製品のサンプルを海外の検査機関へ送ると言う。その後、検査結果が顧客の条件に合致しないものだった場合には、原材料の変更を行う。

またLadoda皮革製品製造・サービス・貿易会社の社員は、製品検査に使用する薬品などに、年間1万ドルを費やすと言う。

「皮革製品に使用される化学物質の取り扱いにおいて、それらを管理するシステムが存在しないということは、ベトナムのメーカーが、相手や状態によって基準を変更する、いわゆる『ダブル・スタンダード』を用いているとみなされてしまうのでは」とベトナム皮革・履物研究所所長Nguyen Hai Trung氏は話す。

これまでのところ、ベトナムに輸入される皮革製品や履物類に、大きな輸入障壁は課されていない。従って今後、関税撤廃を掲げる主な貿易協定にベトナムが加盟することになれば、ベトナムのメーカーは、国内の市場シェアを失う可能性も含め、さらに大きな課題に直面することになるだろう。

ベトナム商工省の科学技術局局長Nguyen Dinh Hiep氏は、現在、皮革製品や履物類を扱うベトナム企業の多くが海外企業の委託先となっており、国際基準を満たすよう求められていると話す。

また同氏は、ベトナム政府や技術的障害によって要求される一連の基準は、同国に輸入される原材料や製品について、今後これらを管理する能力を高めるために必要なものなのだと強調した。

欧州(EU)では2007年以降、「欧州化学品規制(REACH)」を施行し、化学物質がもたらす危険性から人間の健康と環境を保護するよう努めている。同規制は同時に、EUにおける化学産業の競争力を高めることにもつながった。

だがHiep氏は、このように基準の見直しを行う場合には、それが国内の企業にどのような影響を与えるのか、またそれに対して各企業がどのように適応するのかを観察することが重要だと話す。

ベトナムの皮革製品・履物産業は同国の主導産業であり、2008年に約47億ドルだった輸出高は、今年96億ドルにまで上る見通しだ。

 

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最終更新:2014年07月05日16:17

韓国の繊維輸出先、ベトナムが中国を超し、第1位へ

韓国産業研究院(KIET)は29日、同国の衣料品・繊維分野における、今年1~5月期の対中貿易赤字が、14億3000万米ドルに達したと発表した。

韓国産業研究院(KIET)によれば、同期間の韓国による衣料品・繊維製品の輸入額は24億7000万米ドルで、輸出額は10億4000万米ドルだった。

これにより貿易収支は14億3000万米ドルの赤字となり、この額は、対中輸入額が63億2000万米ドルだった昨年1年間の赤字額(35億9000万米ドル)の約39.8%にあたる。韓国では2002年以降、こうした対中貿易赤字が続いている。

韓国産業研究院(KIET)によれば、長引く貿易不均衡の原因は、安価な中国製品が韓国国内市場へ流入してきているためだという。また別の理由としては、かつて中国で事業を展開していた韓国の衣料品メーカーが、生産拠点を東南アジア諸国へシフトしたことが挙げられる。こうした変化によって、韓国による原糸や繊維、半製品などの対中輸出は減少している。最終製品は中国以外の第三国へ輸出される。

またこの結果、韓国による繊維製品の輸出先はベトナムが最大となった。今年5月までの間で、同分野における韓国の対越輸出は全体の16.5%を占め、中国の15.6%を上回る結果となった。ベトナムが対韓貿易で、中国に取って代わり最大の輸出相手国となったのは今回が初めてのことだ。

だが韓国産業研究院(KIET)によれば、近年の傾向にも関わらず、中国市場は依然として成長性の高い、魅力的なものであるという。

「韓国企業は、繊維素材や原材料ではなく、最終製品の中国輸出に目を向けるべきだ」と話した。

中国のファッション市場は2012年、前年を10%上回る2868億米ドルの売上を記録した。また今後は、年平均8~9%の成長目標を掲げ、17年までには4287億米ドルの達成を目指す。

韓国産業研究院(KIET)はまた、中国と自由貿易協定(FTA)を結ぶことにより、衣料品においては、中国政府による20~30%の高関税率が今後、韓国製品には適用されなくなる可能性があることを指摘。諸外国との競争優位につながるだろうと予測した。

 

 

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最終更新:2014年07月04日06:00

ベトナム:Vinatex、株式公開価格は11,000ベトナム・ドン

ベトナム繊維公団(Vinatex)は7月22日、1株11,000ベトナム・ドンで1億2199万9150株を市場に公開する。VINATEXをよると、戦略的投資家は最多で3社となり、そのうち金融分野の投資家が1社、生産・流通分野の投資家が2社となる。

2013年末までで、VINATEXの生産能力は、原糸10万600トン、生地1億6140万㎡、縫製品210万点で、所有する土地は49万㎡以上に昇る。2013年末までの公団の連結総資産は11兆8300億であると確定しており、所有する資本は4兆9640億ベトナム・ドン、売上高は11兆6080億円、税引後の純利益は2720億ベトナム・ドンとなっている。

ベトナム植物油工業総公社(Vocarimex)も3790万1500株を7月25日に1株あたり11300ベトナム・ドンで新規株式公開(IPO)すると見られている。ベトナム植物油工業総公社(Vocarimex)は1兆2180億ベトナム・ドンの定款資本を持ち、国は36%の株式を保持するが、従業員に0.88%を販売、企業の戦略的投資家に32%を販売し、31.12%を市場に公開する。

 

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最終更新:2014年07月02日14:53

ベトナム、TPP交渉にて原糸原則適用の見合わせを要求

ベトナムが現在交渉中の環太平洋経済連携協定(TPP)が締結された場合、同国に対する衣料・繊維産業の原糸原則(yarn-forward rule)の適用については、一時見送られる可能性がある。

ベトナム商工大臣Vu Huy Hoang氏は、6月上旬に首都ハノイで開かれた半期に1度のベトナム・ビジネス・フォーラムで、TPP加盟国に対し、同国の衣料・繊維産業に適用される原糸原則や原産地規則の「実行計画案」を提出した。

同氏は「本計画案は、おおむね受け入れられた」と述べ、TPPが締結されれば同計画案も承認される可能性があることを示した。

「つまり、裾野産業であるベトナムの衣料・繊維部門が、5年後もしくはそれ以上先もまだ発展が遅れているようであれば、非加盟国から原糸や繊維を調達していながら、TPPの下で引き続き税の優遇措置を受けることについて、他の加盟国も何も言わないだろう」と続けた。

同計画案を提出した背景には、他の加盟国と比較してベトナムは発展が遅れていることから、原糸基準をただちに採用するのは極めて困難であることが挙げられる。

TPPとは現在12カ国によって交渉が行われている自由貿易協定であり、この12カ国には米国、オーストラリア、マレーシア、ニュージーランド、シンガポール、日本、メキシコおよびベトナムが含まれる。

TPPの要求する原糸原則では、加盟国内に輸出する原糸、繊維および衣料品は、各加盟国で製造されたものでなければならないという決まりがある。同計画案が承認されれば、ベトナムの衣料・繊維企業は、中国などの非加盟国から調達した原糸や繊維で製造した衣料品を、米国やその他加盟国に対して非関税で輸出することが認められる。

確かに原糸原則の適用は、非加盟国にTPPの恩恵を与えないようにするために必要な措置だ。しかしベトナムにはもう少し準備期間が必要である。

同計画案を進めるにあたり、ベトナム政府は、衣料・繊維産業の支援を急速に後押しする必要がある。同氏は「海外投資家に、ベトナムの原糸・繊維製造における一大プロジェクトについて知ってもらう良い機会」と話す。ベトナムでは、同国に興味を示す海外投資家はすべて受け入れる方針だ。

安価な労働力という強みもあり、ベトナムは世界でもトップクラスの繊維製品の輸出国である。またナイキやアディダスなど多くのアパレル・ブランドにとって、ベトナムは重要な製造拠点だ。

ベトナムがTPP交渉を開始して以来、米国やその他加盟国への輸出が非関税になることから、海外投資家の多くが、同国の衣料・繊維産業に対する投資額を増やす見通しだと発表した。

例えば、世界最大手のスパンデックスのメーカーである韓国のHyosung社は、ベトナム南部のドンナイ省において、さらに5000万米ドルを投資し生産拡大を図る予定だと発表した。一方、中国の天虹集団は、TPPによる恩恵を見込んで、ベトナム北部のクアンニン省に3億米ドル規模の繊維工場を建設した。

 

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最終更新:2014年07月01日07:02

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