インドシナニュース

ベトナム:2019年の最低賃金、8%上昇

例年のごとく、2019年の初めに地域の最低賃金を引き上げることは、当局、雇用者、従業員代表者間の熱い議論のテーマである。

国民給与評議会は、最低賃金の引き上げについての大きな議論をもう一度見直している。

79日、国家給与評議会は、2019年の地域の最低賃金の引き上げについて議論するための会合を開催した。この会合では、地域の賃金を引き上げるために8%の増加と中止を含む賃金オプションが2つ推奨された。

特に、ベトナム一般労働組合連盟(VGCL)は、2019年に月間22万ドン-33万ドン(9.55-14.32米ドル)に相当する地域の最低賃金を8%引き上げるよう提案した。

VGCLの一員である労働組合研究所所長のVu Quang Tho氏は、提示された数字は、価格変動、労働生産性の伸び、最低賃金と最低生活の必要性の差に基づいて計算されると述べた。

また、150社の3万人の従業員を対象とした当該機関の調査によると、平均賃金は過去数年間、特に2017年に増加したと付け加えた。最低賃金要件を満たすだけの賃金を受け取っている従業員数の増加と同様に、受け取った賃金の一部を貯金することができる従業員数も増加している。

最低賃金は、地域に応じて、201811日から正式に18万ドン-23万ドン(8.07米ドル-10.13米ドル)上昇した。

しかし、最低限の生活必需品の下で賃金を持っている従業員の数はまだ改善されていない。これらは、VGCLが最低賃金を引き上げる提案で検討したい対象である。

「国家は安定した経済成長の道を歩み続けており、新設会社は事業を停止している企業よりも多い。これは最低賃金の提案にも含まれています」とTho氏は述べている。

一方、ベトナム商工会議所(VCCI)のホアン・クアン・フォン副会長は、2019年のほとんどの企業団体が最低賃金の引き上げを奨励していると述べた。雇用者は、賃金を上げる前に技能を向上させるために訓練を受ける従業員にお金を費やすことを望んでいる。

VCCI代表の意見に応えて、最低賃金と最低生活の差を相殺するために企業が賃金を引き上げることを望まない場合、企業は少なくとも、インフレの変動を相殺するだけでなく、労働生産性の伸びを犠牲にして7%の総額を増加させるために、少数の従業員の賃金を引き上げなければならない。

政府代表者のDoan Mau Diep労働災害救済大臣は、決議第27号によれば、2020年までに地域の最低賃金は従業員の最低生活ニーズを満たす必要があると述べている。現在のところ、最低賃金は最低生活必需品の93%にしか達していない。その差は今後2年間で相殺される。

2020年までに食料需要と消費者物価指数が8.4-14%上昇することに基づいて、当局は最低賃金と最低生活ニーズの差を解消するために最低賃金スケジュールを計算しなければなりません 」とDiep氏は述べている。

彼は、最終的な増加は、雇用者と従業員の間の妥協でなければならないと付け加えた。

計画によると、VGCLVCCIは、承認のために政府に提出する最終案を発行する前に、もう一度会合して賃金を議論する予定である。

201712月、政府は労働契約下で雇用されている労働者の地域最低賃金を改正し、Decree No.141 / 2017 / ND-CPを発行した。したがって、最低賃金は、地域に応じて、201811日から正式に18万ドン-23万ドン(8.07米ドル-10.13米ドル)上昇した。



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最終更新:2018年07月18日06:03

ベトナム:世界的に急成長する綿市場

ベトナムの糸輸出の増加は、特に世界最大の糸輸入国の中国への輸出が顕著となり、綿の世界的急成長市場となった。より大量の綿をアメリカから東南アジアの国へ輸出するチャンスを促進するとアメリカ合衆国農務省(USDA)の海外農業局が公表した。

「ベトナムでのアメリカ市場のシェアは3年で3分の1から半分以上に成長した。アメリカからの綿の急激な輸入は、ベトナムの記録的な2018年~19年の消費量を支え、2017年~18年に記録された輸入と使用への予測を上回る見込みである」と最新のアメリカ合衆国農務省(USDA)の報告書「綿:世界市場と貿易」で発表された。

日本や韓国に比べ低コストなベトナム紡績工場への新規または既存の外国投資は続いている。結果として、中国やインド、パキスタンなど他の輸出国は、2012年~13年と比較して実質5倍になった中国へのベトナムの糸輸出に取って代わり、これらの国の繊維産業間のリンク拡大を示している。

ベトナムは2016年~17年と2017年~今日まで、アメリカの綿の主要な輸出国であり、綿は同期間におけるベトナムへの最も価値あるアメリカの輸出農産物で、総輸出農産物額の40%以上に上る。報告書によると、8月~6月のアメリカからベトナムへの輸出記録より、この傾向は2017年~18年も続く見込み。

2017年~18年、2018年~19年の予想される第2位の輸入国であるベトナムのパワーは、20187月時点で2017年~18年のアメリカの輸出をさらに押し上げ、この10年で最も高くなった。



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最終更新:2018年07月17日12:03

ベトナム:世界トップ5の繊維輸出大国にランクイン

ベトナムは、2018年上半期に繊維・アパレル製品の輸出総額が160億米ドルに達し、前年比で14%以上増加し、世界の5大繊維生産輸出国の1つとなった。

専門家によると、ベトナムは、加盟国との間で締結された数々の自由貿易協定のおかげで、市場拡大の機会に恵まれている。

2018年のEU-ベトナム自由貿易協定(EVFTA)の署名は、ベトナムの繊維・アパレル産業がこの市場にさらに参入することに一役買うことを期待されている。

アメリカが中国からの繊維・アパレル製品の輸入関税を引き上げる可能性が高いため、ベトナム企業が繊維製品の主要市場であるアメリカへの輸出シェアを拡大するための好都合な条件が生まれるだろう。

ベトナム繊維協会(VITAS)のVu Duc Giang会長によると、2018年の世界経済は2017年よりも高い成長が見込まれ、国内マクロ経済は安定しているため、年末に向けての2四半期に繊維産業は良好な結果を生み出すと報告している。

この間、天然糸からの生地生産は27460万㎡に達し、前年比9.7%増加し、合成織物生産は52590万㎡と推定されている。Giang氏によると、アパレルの販売数は前年同月比21.1%増の23500万点となった。

アメリカ、環太平洋パートナーシップ協定(CPTPP)加盟国、EU、韓国、中国、アセアンといった主要市場への輸出は、 20171月から6月の期間よりも高い成長を示した。

しかし、Giang氏は、需要の停滞と世界の繊維市場での激しい競争の中で、この分野が2018年の現時点以降数年間に多くの困難に直面するだろうと述べた。

同氏によると、世界の繊維・アパレル需要はわずか12%しか増加しないと予測されている。

もう一つの難点は、アメリカとEUがそれぞれベトナムの繊維製品に対して17.5%と9.6%の関税を課している一方で、カンボジアやミャンマーのような他の発展途上国のものは0%であるということである。

Giang氏は、繊維・アパレル企業の輸出を促進するため、ベトナム繊維協会(VITAS)は引き続き貿易促進プログラムを実施し、CPTPPEVFTAが提供する機会を活用するための措置を導入する予定である。

Giang氏は、商工省と協力して、第4次産業革命への対応方法、企業が持続可能な発展を促進する計画を策定するための訓練コースを開催すると述べた。

企業は、生産のいくつかの段階のデジタル化要件を満たすために人材を訓練することに焦点を当てなければならない、と彼は指摘する。

アメリカ、EU、日本、ロシアなどの主要輸出市場に加えて、ベトナムの繊維・アパレル企業もまた、中国やアセアンなどの他の市場の活用に注力している。

2017年には、繊維・アパレル部門が輸出額が312億米ドルとなり、前年比10.23%増加した。

昨年、ベトナムの繊維・アパレル製品輸出は、アメリカ、EU、日本、韓国、ロシアなどの主要輸出市場へはそれぞれ7.2%、9.23%、6.1%、11.8%、56%と増加した。



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最終更新:2018年07月16日06:02

ベトナム:ホーチミン市にて第20回国際靴皮革展示会開催

20国際靴皮革展示会11ホーチミン市で始まり、さまざまな靴用の刻印やなめしに使用する機械やテクノロジー、化学薬品、革や他の素材、靴の部品や小物、完成品が展示されている。

本展示会の出展者は26の国と地域から700以上あり、ブラジル、中国、香港、インド、イタリア、韓国、マレーシア、パキスタン、台湾などホスト国のベトナムのほかに16のパビリオンがある。

インドの革製品輸出協議会は、30を超える会員企業と出展し製品を宣伝している。

イタリア貿易促進部とイタリア履物・皮革・なめし機械製造者協会(ASSOMAC)が主催するパビリオンは、デザイナー、革製品製造用機械設備の製造者、革製品、革と履物製造用化学薬品で構成され、26のイタリア企業が参加している。

ホーチミン市イタリア貿易促進事務所所長Paolo Lemma氏は、ほとんどの参加企業はサプライヤーや代理店、駐在員事務所をすでにベトナムにもっていると話した。

Paolo Lemma氏によると参加企業は、この新興市場でのさらなる機会とベトナム企業との提携を模索しているとのこと。

「ベトナムはイタリア企業にとって重要な市場となった」。

ベトナムの履物と革産業への機械設備の輸出は昨年、3000万ユーロ(3549万米ドル)を超え2倍になったとPaolo Lemma氏は述べた。

バッグや履物産業向けCNC切断機納入業者のComelzで極東エリア担当マネージャーを務めるFabrizio Bellagamba氏は、ベトナムでの同社機械の売上は昨年40%増加し、すべての市場と比較して最高の伸びであったと話した。

ASSOMACの委員長Gabriella Marchioni Bocca氏は、過去23年、他にはない能力を持つイタリア企業が、ベトナムの革と履物産業の発展に貢献してきたと述べ次のように語った。

「イタリア企業の強みは製品の質だけでなく顧客の要求に応える柔軟性である。これは、イタリア企業の市場での競争力を増す」

展示会は第7地区のサイゴン展示会議場(SECCで国際靴皮革製品展示会やベトナム国際ミシン展も同時に3日間開催される。

革と履物製品はベトナムの主要な輸出品であり、昨年の輸出額は179.3億米ドルに達した。

今年の輸出額は195億米ドルもしくはそれ以上の増加が見込まれる。



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最終更新:2018年07月14日09:08

ベトナム:繊維製品での韓国とのパートナーシップに明るい見通し

ベトナムと韓国は繊維部門において、技術と人材を補完する協力体制を整えることで成功を収めた。

ホーチミン市の韓国総領事館貿易参事官のAhn Seong Ho氏によれば、ベトナムと韓国の経済協力は長年に渡り実りが多かった。2017年の二国間貿易は年間で20%以上伸び640億米ドルに達した。Vietnam-Korea Free Trade Agreement VKFTA)はまもなく発効され、二国間貿易にさらなるチャンスをもたらすとみている。

韓国は技術分野に強みを持ち、ベトナムには労働力が豊富にある。これが二国間貿易の代替要因であるとAhn Seong Ho氏は述べた。

韓国企業は2017年、ベトナムの44の繊維プロジェクトに投資し、総登記資本金は17816万米ドルであった。これらのプロジェクトは最新技術を使い、特定のデザインに焦点をあてている。

韓国国際貿易協会の統計によると、ベトナムの繊維製品は2018年の当初3カ月、金額では韓国市場で34.05%を占め年率2.33%伸びた。これにより、ベトナムは繊維輸出で中国を上回りトップになった。

ベトナム繊維協会(VITAS)会長のVu Duc Giang氏は、韓国はベトナムへの海外直接投資が最も多い国の1つであり、繊維部門への投資が顕著だと述べた。

また、繊維産業におけるベトナムと韓国の協力強化のため、ベトナム繊維協会と韓国産業技術研究院(KITECH)は、数々の輸出を促進する活動、技術移転、人材育成を過去3年間共に企画してきた。

Vu Duc Giang氏は、ベトナム繊維協会と韓国産業技術研究院は今後、両国協力強化に向けた計画を策定したと話した。

韓国を拠点とするE-Land GroupFashion Sales Researchの所長であるNam Seung Il氏は、衣類の素材や機能に注視し韓国市場でのシェア拡大を目指すベトナム企業にアドバイスした。

それによれば、衣類はしわになりにくく、速乾性があり、着心地が重要で、韓国消費者は暖かさが増すので羽毛付きの商品を好むと提案した。

専門家は、ファッションは季節的傾向から流行のライフサイクルが45週間の周期的傾向に変わりつつあると説明した。結果として、製造時間短縮のため繊維製品の自動化技術が必要になった。これにより、商品を店舗に早く陳列することが可能になる。



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最終更新:2018年07月13日12:01

ベトナム:Vinatex、14%の利益増

ベトナム繊維公団Vinatexは、今年上半期の税引き前利益が3940億ベトナムドン(1730万米ドル)に上り、対前年度比で14%増加したと発表した。

売上高は7%増の9.3兆ベトナムドン。

Vinatexの今年度の目標は利益が5%増の7870億ベトナムドン、売上が10%増の20.3兆ベトナムドン。

2018年の配当は6%を計画している。

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最終更新:2018年07月11日12:23

ベトナム:繊維企業が環境にやさしい製品に重点

オーガニック商品は一般の商品より値段が張るので、価格に敏感なベトナムの消費者にとっては魅力的な選択肢ではないが、ある企業はこだわりを持っている。

Phong Phu Textile and Garment Companyは昨年12月、ベトナム製の環境にやさしいタオルブランドを立ち上げ、オーガニックな繊維製品を製造したベトナム企業の1つとしてメディアの関心を集めた。

Mollis Organicのタオルは100%オーガニックコットンから作られており、遺伝子組み換え生物、化学肥料や農薬などを一切使用していないと同社は強調した。

Phong Phu Textile and Garment CompanyCEO Pham Xuan Trinh氏は、オーガニック製品は製造費用が高く利益が不安定でも、当社オーガニック製品をお客様にお届けできるよう努めております」と述べた。

同社のオーガニックタオルの価格は、サイズにより6万ベトナムドン~25万ベトナムドン(2.62米ドル~10.91米ドル)。一般的なタオル製品よりも約20%高い。一方、中国製のタオルは15000ベトナムドン(0.65米ドル)で販売されている。

ベトナム消費者の大多数はオーガニック製品の重要性や利点をあまり認識していないので、同社は国内でのオーガニックタオル販売に苦闘している。

「いつかベトナム消費者がオーガニック製品の真の価値に気づいてくれることを願い、利益は低くても当社はオーガニック製品に投資し続けます。」とPham Xuan Trinh氏は話した。

同社は昨年、40億ベトナムドン(174600米ドル)をオーガニック製品の研究開発に投資した。

現状ベトナムでの綿栽培は難しいので、同社はバングラデッシュ、インド、イスラエルから原料を輸入している。

現在、同社はオーガニックタオルを日本や韓国の高所得者層向けに輸出している。

2018年上半期で同社は、1490億ベトナムドン(65万米ドル)の利益を計上し、前年同期より7%増加した。利益のほとんどは、オーガニックでない一般的なタオル製品やデニムジーンズによるものだった。



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最終更新:2018年07月10日12:00

ベトナム:ロッテ免税店、ベトナム第2号店をオープン

ロッテグループの子会社であるロッテ免税店は、ベトナム企業と協力して、現地での足場を固める計画の一部として含まれる、ニャチャンのカムラン国際空港に新しい空港免税店を開設する予定であると、Koreaheraldがニュースレターで報じた。

新店は、ベトナム、そして東南アジアでは第2号店となり、海外全体では第7号店となる予定である。

同社は、2028年までの店舗運営の独占権を獲得しており、その規模はカムラン国際空港の新ターミナルの1680平方メートルを占めると公式に発表されている。

同事業は、ロッテが60%の株を保有する地元の合弁企業Phu Khanh Duty Freeによって運営される。Phu Khanh Duty Freeは、今後10年間で7000億ウォン(約64400万米ドル)の売上高を達成する見込みである。

ニャチャンは最近、ベトナム中部最大の観光地となり、昨年は120万人の外国人が訪れたため、その収入目標は実現可能であると見なされている。

ロッテ免税店のJang Sun-wook最高経営責任者(CEO)は、今後3年間、ハノイやホーチミン市などのベトナムの主要都市にも店舗を開設すると目標を述べた。

さらに、ダナン国際空港にある、第1号店の良好な実績もまた、彼らの自信へ追い風となっている。

ロッテ免税店は、昨年11月、ダナン国際空港でベトナム初の店舗を開設したほか、5月にパイロット貿易事業を開始した後、Phu Khanh Duty Freeとの合弁事業を開始した。これは、韓国によって運営・設立された、ベトナムで最初の免税店だった。

当時ロッテ免税店のJang Sun-wook CEOは、ベトナム市場では店舗の繁栄に、異なったサービスの提供が必要であると述べた。

The Investorのニュースレターでは、214日、ダナン国際空港のロッテ免税店が純利益で463,649米ドルを売り上げたと報じられた。

免税部門の地元企業では、南部空港サービスJSCSASCO)が25年間にわたり、ベトナムの空港サービスの分野では最も有力であると認められている。

5月現在、同社は有名海外ブランドの12000点を超える商品を販売する、国際基準にあたる20の免税店を経営していた。ショッピングエリアは、空港で最も商業的に魅力的である。伝統的な手工芸品や地元のベトナム料理など、計3万点以上の商品を誇るSASCO Shopは、観光客に楽しい買い物の場を提供している。

昨年の第3四半期の財務諸表によると、免税チェーンはSASCOの連結売上高の大部分を占めている。特に昨年の最後9ヶ月間で、同社は免税店からの収入が8180億ベトナムドン(3564万米ドル)で、月910億ベトナムドン(396万米ドル)の収益を上げた。



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最終更新:2018年07月10日05:58

ベトナム:繊維・アパレル産業、輸出目標を350億米ドルに引き上げ

繊維・アパレル産業は、外国パートナーからの大量の受注、国内外の経済の明るい見通しのおかげで、2018年に輸出総額で年初の目標を上回る350億米ドルを見込んでいる。

ベトナム繊維協会(VITAS)副社長Truong Van Cam氏は、国内企業は今年第3四半期までの全受注を完了し、2019年に向けての長期契約を確保するための交渉を進めていると述べた。

南部経済拠点ホーチミン市の多くの繊維・アパレル企業は、今年末まで注文を受けている上、すでに2019年の最初の数か月の注文さえ受けていることを明らかにした。

「価格が下落する可能性はあるものの、今年は特に大企業からの受注が急増しています」と同氏は指摘する。

ホーチミン市縫製・繊維・刺繍・ニット協会Pham Xuan Hong会長によると、今年は一定数の注文のおかげで、今年の繊維・アパレル産業には数多くの見通しが立っている、という。

しかし、中国、ミャンマー、カンボジアなどの地域諸国との競争激化など、現地企業が直面する課題が残っていると指摘した。

輸出目標を実現するため、ベトナム繊維公団(VinatexLe Tien Truong社長は、合理的な価格で高品質の製品を創出し、時間内配達を確実にすることが、同産業の最も基本的な解決策であると述べた。

ベトナムの繊維・アパレル産業は、安価な注文を受けるべきではなく、高いスキルと技術を必要とする注文を適正価格で受け取るべきである、と彼は言う。

この問題に対する解決策は技術への適切な投資を行うことであり、労働者のスキルだけでなく、生産システム、運営管理、コンピュータ化を各段階ごとに管理し自動化することで労働生産性を向上させることが可能となる。

Truong氏は、多くの輸入業者がベトナムで大量発注を行い、ミャンマーやカンボジアなどの小規模注文を回している。ベトナム企業は生産性と競争力を高めるために新しい技術を投入していると言う。

さらに、自由貿易協定によってベトナムは輸出市場を多様化させ、原料不足の問題に取り組むことができる、と彼は言った。

Truong氏は、生産用原材料の大部分を輸入する一方で、今年繊維・アパレル産業は30億米ドル以上の糸、約10億米ドルの織物、4億米ドル相当の服飾資材を輸出していると述べた。

特に、第4次産業革命(インダストリー4.0)は、技術投資に関して企業の考え方を変えてきたとのこと。

繊維・アパレル企業は、人材育成とODMOriginal Design Manufacturing)やOBMOwn Brand Manufacturing)などの高付加価値製品を選択することによって、高品質の製品を創出する技術を使用することに注意を払ってきた。

2017年には、繊維・アパレル産業が輸出額から312億米ドルとなり、前年比10.23%増加した。

ベトナムの繊維・アパレルの輸出は、アメリカ、EU、日本、韓国、ロシアなど主要市場向けにそれぞれ7.2%、9.23%、6.1%、11.8%、56%と増加した。



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最終更新:2018年07月09日05:58

ベトナム:若手デザイナーが伝統工芸を推進

ブリティッシュ・カウンシル主催の工芸デザインコンテストで、ソンラー省北部の山岳部出身のVi Thi Thu Trang氏が1位に輝いた。Trang氏は2014年のハノイオープンカレッジで建築学の学位を取得し、タイの民族グループの1人でもある。彼女は2015年から、タイの刺繍とモン族の蜜蝋を使った藍染めについて研究している。

工芸デザインコンテスト2017は、工芸デザインやそのビジネスを手がけた経験のある人だけでなく、工芸デザインに興味を持ったベトナムのデザインを学ぶ学生、若手デザイナー、起業家のために開かれた、これまでにないイベントだった。

Nguyen Thuy Binh氏は、6000万ベトナムドン(2600米ドル)の賞金を獲得したTrang氏に、彼女のプロジェクトである「Indie Hand」についてインタビューを行った。

 

Binh:あなたのプロジェクトについて詳しく教えていただけますか?

Trang:「交差(Giao Thoa)」というタイトルのコレクションは、コンテストに出したものが全てではありません。このコンテストでは、革新的かつ持続可能な方法を用いてベトナムの工芸部門を保存、開発するプロジェクトの立ち上げを目的としており、デザイナーと民族グループの職人を繋ぐことで一貫した生産を保証することを目指しています。

私のプロジェクトは、ベトナムの北西部のモン族の伝統的な亜麻の布と蜜蝋を復元することです。私はラオカイ省北部のSa PaにあるTa Phin Brocade Textile Co-operativeの職人と一緒に、ハノイの展覧会で展示された「交差」コレクションを制作しました。コレクションの中には、シンプルで実用的なデザインのアクセサリーや家庭用の装飾品もあります。

 

Binh:コレクション制作時、どのような困難に直面しましたか?

Trang:伝統的な模様には意味がありますが、それらを使用しませんでした。Hang Trongの民族画を見て思い浮かんだ模様をデザインしたいと思ったのです。しかし、職人たちは伝統的な技術に慣れているので、描画技術を変更するときは多くの困難に直面しました。新しい模様作りには時間がかかります。創造性も制限されてしまうのです。

Hang Trongの民族画は、昔のハノイの典型的な芸術です。私はこの種の絵に一目惚れしました。すばらしい材料と技術によって制作されています。 ベトナム紙(楮の樹皮を漉いて製した紙)は非常に薄いですが丈夫で、木彫りの技法は洗練されており、羽ペンのラインはしなやかです。明るい色と暗い色の組み合わせも美しいです。

コレクションのアイデアは自然と思い浮かんできました。優雅なHang Trongの民俗画と、シンプルな亜麻布を組み合わせたアイデアです。私は「交差(Giao Thoa)」というコレクション名を付けました。

 

Binh:国際的にも名が知られたベトナムの有力なベテランデザイナーであるMinh Hanh氏の刺繍は、伝統的な素材を使っており、革新的だとは言えませんが、あなたのデザインはどこがユニークで、どこが他と違いますか?

Trang:私のデザインは、新しいものでも古いものでもないと思います。伝統的な素材は何千年も存在しています。人々は多くのアイデアを持っていますが、そのアイデアをいかに現実のものとするかがより大切なことです。まず、創造性はコピーすることから育まれると思います。私はそれを「継承と開発」と呼んでいます。

私の作品は、常に伝統的な素材と自分のアイデアから作られています。それが私の個性だと思います。

 

Binh:タイ人の伝統的な素材をコレクションに使用することはないのですか?

Trang:タイ人の中でも、モン族と同じような織り方をする習慣があります。しかし、タイの素材は綿で、亜麻の布よりも柔らかく、滑らかで弾力性があります。綿で作られた衣服は風通しが良いのです。モン族の人々は普通の布を織り、蜜蝋と刺繍で模様を描きますが、タイの人々は織機で布を織っている間に模様を作ります。繊維の処理やそのプロセスは異なるのです。私はタイとモン族の両方の民族が住む、ソンラー省で生まれました。

だから、タイとモン族の両方の民族の素材を使っています。

 

Binh:コンテストの主催者は、受賞者に対して、プロジェクト実行のサポートを約束していますが、今後どのようにプロジェクトを進めていきますか?

Trang:私は、特に北部の山岳地方の伝統的な布織物や民族の錦織物に特別な思いがあります。地元の人々のために、雇用創出と安定した収入を目指して、消えつつある伝統工芸品を保存し、発展させたいと思っています。ブリティッシュ・カウンシルやその他の関連機関からの支援を受けて、自分の夢を現実に変えていくつもりです。

来月には自分のブランドを立ち上げ、ハノイで店がオープンする予定です。また、現在ソンラー省のVan Ho村で、綿花を栽培するタイ人とのプロジェクトを進めており、手工芸品を制作しています。自分の作品を作るために、協力関係を築いていきたいと思っています。

 

Binh:あなたがコンテストに参加したのはこれが初めてですか?

Trang:はい。工芸デザインコンテストに出場したのは初めてです。ベトナムの伝統工芸の将来について話を伝える 「工芸とデザイン」プログラムに携われることを誇りに思います。私のような若いデザイナーにとって、非常に意味があるものです。

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最終更新:2018年07月07日10:47

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