インドシナニュース

タイ:ミャンマー人縫製労働者から暴利をむさぼるブローカー達

移民労働者権利ネットワーク(MWRN)によると、タイ国内で「ピンクカード」を保持するミャンマー人達は、母国の身分証明書の入手のため、ブローカー達に7000タイバーツを支払うことを余儀なくされているという。

「法を遵守している様な規模の大きい工場では移民労働者の費用で暴利をむさぼる様なことはありませんが、規模の小さな工場ではそれが起こっています。市民カード(CI)申請を理由に、ブローカーや工場役員達が労働者達から6000〜7000タイバーツを回収しているのです。」とMWRNのU Aung Kyaw副会長がThe Myanmar Times紙に対し語った。

またタイ拠点の移民運動グループによると、CIの申請過程が複雑であるため、ピンクカードや一時書類を保持するミャンマー人のCI取得希望者達は、ブローカーを利用しなければならないという。

CI申請のサービス費用を名目に、ピンクカード保持のミャンマー人移民労働者の多くは6000〜7000タイバーツをブローカーに支払うよう言われている。

「ミャンマーの移民労働者達は、CIを取得すればタイ国内の移動や帰国を自由に行えると知っているため、CIの取得を強く希望しています。そこでブローカー達が工場役員達と結託して暴利を貪っているわけです。」とU Aung Kyaw氏は述べた。

ミャンマー政府が2月に発表したところによると、市民カードの発行はタイ国内でピンクカードを保持するミャンマー人移民者を対象に行われており、現在(3月3日)タイに6つある発行センターで300タイバーツの申請料金で取得が可能であるという。

またミャンマー政府は、余分な料金の支払いを避けるため、ブローカーを利用しないよう移民者達に呼びかけている。

しかしながら、移民者達にとってCIの申請プロセスは複雑であり、ブローカーに頼らざるをえない状況にあるとU Aung Kyaw氏は述べた。

「ミャンマー人移民者達は、家に帰りたいがためCIの申請に熱心です。しかしながら、雇用者の書類が必要な上、ブローカーの手助けも必要で、労働者達がCIを取得することは容易ではないのです。」とタイの繊維工場で働く移民労働者はThe Myanmar Timesに語った。

また移民労働者運動活動家によると、CIを取得したタイ国内のミャンマー人労働者達はパスポートも申請しなければならないため、二倍の料金を支払わなければならないという。

彼らはまた、ミャンマー政府は CIよりも利便性の高い仮パスポートをピンクカード保持者に対して発行すべきだとも述べた。

タイには400万人のミャンマー人労働者がおり、内170万人がミャンマー政府の発行する仮パスポートを、80万人がタイ政府の発行するピンクカードを所持していると推定されている。

ピンクカードは、タイに不法に入国した移民労働者達を対象に発行されており、制限区域内で一時的に居住し労働することが認められている。なお彼らは、各管理機関の許可なしに制限区域外に出ることは禁止されている。

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最終更新:2017年03月07日06:02

タイ:アパレル輸出最大手のNiceグループがEvolveを導入

タイ最大のアパレル輸出企業Nice Group Holding CorpがFast Reactの計画管理ツールEvolveを導入した。Evolveの導入で原材料管理が容易となり、最終的には生産性の向上につながることが期待されている。EvolveはNice Groupが既に導入しているLEAN縫製システムのさらに効率的な活用にも役立つ。

「当社の現行のITシステムはまだ新しい技術要件に100%適合しておらず、サプライチェーン管理や生産計画の面で完全なサポートを行うことができていない。Fast Reactのツールは広く知られておりその効果も証明されていることに加え、彼らは縫製産業の知見があり経験を積んだチームであることから導入を決めた」とNice GroupのPrasop Jirawatwong CEOは話す。

Nice Groupはタイ、中国、カンボジアの8工場でおよそ1万6000人を雇用し、5000万着を製造する。今年はベトナムへの進出を計画している。同社はAdidas、Nikeをはじめとするブランドのサッカー、ゴルフ、バスケット等様々なスポーツウェアを受託生産している。

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最終更新:2017年03月03日15:35

タイ:国王逝去により前例のない黒服の争奪戦が勃発

服喪期間中にタイ国内の黒服の在庫が大幅に枯渇し、カンボジアの縫製工場では不足分を補うために残業を強いられている。

先月Maha Vajiralongkorn Bodindradebayavarangkun皇太子がタイの王位に就き、ほとんどのタイ国民にとって唯一無二の絶対君主であった彼の父の逝去によって悲しみに包まれる国民の次の君主となった。昨年10月にBhumibol Adulyadej国王が逝去した夜、タイ国民はこの国独特の寡婦向けのカラフルな喪服を着用しようとしたため、与党は国中を黒にする服喪宣言を行った。しかし国民が市場に向かってみると、この国のアパレル産業では70年の在位期間により喪服の手当てがまったくできないことが判明した。

そこで、哀悼者の中から自らの手で積極的にこの問題に取り組む者が出始めた。Bhumibol国王が逝去した数週間後地元のメディアは、倉庫が大勢のカラフルな衣服を抱えた哀悼者らに無料で黒色に染色するために開放されていることを報じた。タイ北東部では、スーパーマーケット大手のTesco Lotusが、無料で5万5000枚の黒いTシャツを配布した。

だがその他業者は、この悲報に際して慈善活動を行おうというところは少なかった。国王逝去の翌朝国内貿易部のNanthawan Sakuntanark部長は、服喪に必要な黒色商品を不当に吊り上げる業者の取締りを目的に、部門の職員が国内市場を監視すると発表した。彼女は価格を不当に吊り上げた業者について、最高7年の服役、または約4000米ドルの罰金を科すと述べた。

「黒シャツの供給が数日間遅延しているかもしれませんが、アパレル製造業者らは欠品しないと言っています。」と彼女はNation紙に述べた。

こうした見通しにもかかわらず専門家らは、タイ国民のほとんどが喪服の手当てをしようと奔走することになると予想している。チェンマイ東南アジア研究所のPaul Chambers研究主席は、タイのアパレル販売業者は伝統的な喪服に対する急激な需要増にまったく準備ができていないと述べた。

「多くのタイの女の子らはショート丈かシースルーの黒服を着ています。」と彼はSoutheast Asia Globe誌に述べた。「結果、彼女らは葬式とディスコの服装を組み合わせたような病的な格好となってしまいました。」

国営銀行を通じて黒いTシャツを低所得層に配布するという財務省の緊急措置にもかかわらず、タイ社会の最も貧しい人々の多くは、国王逝去による服喪の義務に従うことすらできずにいる。ロンドンのQueen Mary大学で国際関係の上級講師を務めるLee Jones氏は、服喪できなかったことによる悲劇が多く見られたと述べた。

「喪服を着ていないため、こうした人々は国家や社会から多くの圧力を受けました。」と彼は述べた。「集団ヒステリーを想起させる、喪服を着ていない精神病の女性が顔を殴打される様子が収められた恥ずべきビデオが公開されたりしました。」

Jones氏によると、服喪期間の初期にこうした行動が誇示された背景には、一部の王党派による制裁に対する恐怖心があったという。

「多くの貧しい人々は新しい黒服を買う金銭的余裕がなく、典型的なYellowshirtのエリート主義に迫害されました。そのためボランティアらは人々の服を無料で黒く染め直したのです。」と彼は言った。

タイのアパレル産業が突然の急激な需要増に応えるために苦戦する中、カンボジアとの国境沿いのバイヤーらは、カンボジアのアパレル業者に黒服の大量注文を開始した。

プノンペンに近いカンダル州にある小さな縫製工場の経営者であるVichara Kosal氏は、10月にPhnom Penh Post紙に対し、国王逝去後単価2.10米ドルで7万枚以上の黒色Tシャツを受注したと述べた。「タイではコットンの在庫がなくなりつつありますが、数百万人もいるタイ人からの需要はなお非常に強いものがあります。」と彼女は述べた。 Southeast Asia Globe誌に対してKosal氏は、国王の逝去後11月中旬まで国境を越えたライバル達の供給力不足を補うため、タイからの黒服の受注は何週にも亘って続いていることを認めた。

カンボジア縫製業協会(GMAC)のKen Loo書記長は、カンボジアのアパレル産業が最近の国王逝去により利益を得ているという報道は大きく誇張されているとし、タイの黒服特需はアパレル業界にとって特定の地域のブームに過ぎないと述べた。

タイからの受注増に関する質問を受けた際に、彼は次のように述べた。「(今回のような突然の需要増は)驚くべきことではなく、起こりうることです。ですが、物事の大局観からするとそれは重要なことではありません。もちろん個々の工場にとっては一大事かもしれません。ただそれは業界全体にとって、またGMACのメンバーにとってもまったく重要な事象ではないのです。」

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最終更新:2017年01月19日09:58

タイ:「黒いTシャツは今朝すべて売り切れました」

プミポン・アドゥンヤデート国王の崩御後、政府が国民に1年間の服喪を要請したことを受け、タイ国民はこぞって黒い服を買っている。そのため黒い服への需要は高まり、売り切れも出ていると報道されている。

全国の商店で黒い服が店頭に並べられている。

「卸から黒い服を仕入れるのが少し遅かったため、今のところ出ているものしかありません」と市場の売り子Piyada Sripiachaiは話す。明るい色の衣類は店の奥に隠してあるという。

「黒いTシャツは今朝すべて売り切れました。今日の午後はもう白いシャツしかありません」と別の売り子Pornthep Charoenkulsakも話す。

白、そして灰色などの暗い色も黒に次ぐ服喪の色とされている。

「原材料が通常の注文分にも足りないので、仕事に影響が出ています」とバンコクのある工場はdpaに話した。

「黒と白の素材への高い需要は衣類用だけでなく、装飾用でも必要とされているからです」とThai Textile Industry Public Companyは説明する。同社では国王の肖像を装飾するための黒い布地の注文が急増している。

国家的に追悼の気持ちが高まるにつれ、報道によると、黒い服を着ない人が批判されるという事態も起こっている。

政府高官は国民に対し冷静な対応と黒い服を買うことのできない人への理解を求めた。

「黒や白の服を着ることができない人は黒いリボンやタイのような喪章をつけることもできます」と政府のSansern Kaewkamnerd報道官が述べたとバンコクポストは報じている。

最新の動向としては、喪服を買えない国民に対し、国営銀行が800万着の黒いTシャツを配布するという計画をSomchai Sujjapongse財務事務次官が17日に地元メディアに語ったという。

Somchai次官は、これは低収入者支援という政府の方針に沿ったものだと述べた。

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最終更新:2016年10月21日00:00

タイ:国王追悼のための喪服の価格吊り上げに政府が警告

商業省は製造業者と協調し喪服の安定供給を目指す

タイ政府は敬愛されたプミポンアドゥンヤラデート国王を悼む国民が喪服を購入していることから、全国的に黒い衣服が不足するだろうと予測した。

商業省は、喪服の安定的な供給のため製造業者と協調しており、販売業者による価格の吊り上げは厳しく罰せられるであろうと発表した。

70年に及ぶ在位期間にわたって神同様に畏敬されたプミポンアドゥンヤラデート国王が10月13日に崩御し、タイは悲しみに包まれている。

様々な公的活動はキャンセルされ、テレビ番組や歓楽街も11月まで喪に服するためトーンダウンするよう要請されている。

こうした要請による経済の停滞が懸念される一方、少なくとも喪服の売り上げは急増している。

商業省のNuntawan Sakuntanaga国内貿易部長は消費者に対し、製造業者が需要に対応できるまで喪服の購入を延期するよう呼びかけている。

Nuntawan部長は「今後数日間は黒いシャツの供給は少ないかもしれませんが、縫製業者は不足することはないと主張しており、また価格も通常通りです」と述べたとNation紙は報じている。

Nuntawan部長によると、国王の崩御以来、黒い衣類が通常の倍の価格で販売される例があったという。

価格吊り上げをした者は14万バーツ(3900米ドル)以下の罰金及び禁固7年以下の罰則を受ける可能性があるとNuntawan部長は述べている。

プミポン国王はほとんどのタイ国民の知る唯一の国王であり、道徳的に清廉潔白なイメージの国父的存在であった。国王の崩御はタイ国民に深い悲しみをもたらした。

国王が88歳で亡くなった病院からバンコク市内の王宮へと遺骸を運ぶ車列の通り道には14日、肖像画を掲げ国王を追悼する数十万の臣民が詰めかけた。

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最終更新:2016年10月18日06:00

タイ:韓国ファッション業界による国内縫製企業へのアドバイス

バンコクのアセアン韓国センターで最近開催されたワークショップで、タイの縫製輸出企業は韓国の企業トップやファッション産業専門家からの助言を受ける機会を得た。ワークショップではブランドや製品のプロモーション戦略、モバイルコマースの活用、マーケティングの強化、アジアにおける最新のファッショントレンドや今後の見込みなどが取り上げられた。

「ファッション業界における世界的な競争力の強化:中小企業のためのブランドマネジメント戦略」と題されたこのワークショップはファッション分野のタイ企業のブランドマネジメント能力強化を目的として開催された。また、タイの製造・輸出企業に対し、韓国やその他の海外市場へのアクセスや、韓国人専門家とのネットワーク作りの機会を提供することも目的の一つであった。

アセアン韓国センターのKim Young-sun事務局長は「タイは自国ブランドの開発によりアジアのファッションの中心地となることが期待できます。このワークショップがタイのファッション分野の中小企業の競争力強化、特にブランディング、マーケティングやイーコマース戦略策定の面で貢献し、韓国市場へのアクセスを増やすことができればと思います」と述べた。

このワークショップにはタイの縫製分野中小企業の代表者らが出席した。

近年、最低賃金の上昇や労働力不足によりタイのアパレル製品輸出は減少している。

 

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最終更新:2016年10月14日14:41

タイ:伝統工芸をバッグに表現

シリキット王妃テキスタイル博物館で長年館長を務めるSuttirat "Jo" Kaewaporn氏は、手織り織物から加工されたバッグのコレクションで女性達を魅了している。

シリキット王妃テキスタイル博物館の館長としての経験が、タイの繊維製品のユニークな特性をいかに引き出すのか、Suttirat "Jo" Kaewapornという才能溢れるデザイナーを育ててきた。彼はその知識を使い勝手の方にも活かし、エレガントで洗練されているだけでなく、現代的でカジュアルな様々なサイズのバッグを生産している。

Joのバッグが3年前に発売開始されて以来、手織りの織物と革から作られた彼の魅力的なバッグは、政府高官、外交官夫人、企業幹部、有名人やオフィスワーカーらが皆一つは彼の作品を所有したいと考えるほど評判となっている。彼の得意客にはPrayut 首相の妻であるNaraporn Chan-o-cha夫人や、女優のSinjai HongthaiやMyria "Nat" Benedetti、歌手のJennifer Kimなどがいる。

「多くの著名なお客様が海外旅行に私のバッグを携行し、帰国した後にこのバッグがいかに人々から賛辞を受けたかを私に知らせてくれます。どうやら私のバッグは、ブランドのトートバッグなどよりもはるかに多くの外国人女性の目を惹き、タイの織物や文化に関する会話に花を咲かせるのに役立っているようです。私は好んでお客様に知識を共有したり、情報発信したりしています。なぜならこうしたお客様は、タイの芸術品や工芸品を世界に発信して下さるからです。」と彼は述べた。

「Khun Nong (Naraporn Chan-o-cha)夫人は、ゴージャスなタイシルクの衣装を身にまとう姿がよく知られています。彼女はよく彼女自身で生地を選び、彼女に似合うようなハンドバッグを制作するよう、私に依頼します。一般に9インチのバッグが最も人気がありますが、Khun Nong夫人は持ち物が多いため14インチのサイズを好みます。彼女はタイ織物の素晴らしいアンバサダーなのです。」とSilpakorn大学の考古学の卒業生であるJo氏は述べた。Jo氏はタイ織物の熱心なコレクターであり、生地からバッグを生み出すアイデアは、友人や同僚のために個人的な贈り物を制作する彼の嗜好から始まった。

「私は山岳民族による刺繍のほどこされた織物のコレクションを多く持っており、それらを新年の贈り物としてiPadのケースに利用したら、いかに素晴らしくなるだろうと考えました。そうしたところ誰もがそれを気に入り、皆からもっと多くの商品を制作して販売すべきだと提案されました。iPadケースを皮切りにハンドバッグに着手したところ、それらは飛ぶように売れ、4年前Facebookで商品のインターネット販売を開始することにしました。そして私は1年後に自分の店をオープンすることにしたのです。」と彼は経緯を説明した。

Chatuchakウィークエンドマーケット隣のJJモールにある彼の店では、mudmeeシルクやpraewaシルク、刺繍を施した山岳民族の生地、オーガニックのkram(タイの藍染)、特有のパターンや色みを出すために異なる技法で織られた綿布などで制作された様々なデザインのバッグコレクションを提供している。Jo氏は、タイ芸術や工芸品を保存し、村人がより多くの収入を得られるようにする目的でシリキット王妃により創設された支援財団から複雑に織り込まれた織布を調達している。彼の店ではトータルでコーディネートするためにデザインされたドレス、スカート、シャツ、Tシャツ、スカーフ、靴なども提供している。

「シリキット王妃テキスタイル博物館での仕事のおかげで、全国の織物職人らに出会い、各人から独特な性質の繊維や異なる織り技術について学ぶことができました。」とJo氏は述べた。

Jo氏はまた彼の製品において、古来の模様に新しい特質を加えることにより伝統工芸を再構築している。例えば鋸歯模様やランタンのようなデザインを大きく強調したり、lai kled tao(べっ甲柄)を経糸と緯糸にそれぞれコットンとメタリックなレーヨン糸を使用して交互に織ったりして、きらびやかな印象を与えるなどしている。rajawatと呼ばれるまた別の魅力的な模様では、小さな正方形の内側に一段高い模様を出すために、緯糸に追加のストランドを使用して織っている。その模様はなだらかに傾斜し、正方形に向かって広がっている。

 

すべてのハンドバッグにはストラップが付属されている。

「バッグはすべて手作りで、その生地、革からバックルやジッパーまで、最高の品質の素材を使用しています。それらは軽量で、防水性に優れ、ウェットティッシュやドライクリーニングなどで簡単にきれいにすることができます。人々になぜ私のバッグが高級ブランドのものと同じくらい高いのかと尋ねられると、私は少し困惑します。彼らは村人による骨の折れる機織り工程から素晴らしいカッティングなど、細部まで行き届いた生産プロセスに思いも至りません。」

迷彩柄はもともと若い世代のバイヤーを惹きつけるためにコレクションに追加されたが、軍の人々にも人気が高いことが判明した。新しいコレクションは2ヶ月ごとにリリースされており、Jo氏は現在旅行者のニーズに合ったバックパックに取り掛かるのに忙しい。

 

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最終更新:2016年10月08日06:02

タイ:最低賃金引上げ前に新最低賃金算出方法の検討を決定

9月14日、労働省のPuntrk Samiti事務次官は、最低賃金引き上げに関する決定を下す前に、中央賃金委員会に新たな最低賃金算出方法を検討するための小委員会を設けることを発表した。

この決定はPuntrik事務次官が議長を務める中央賃金委員会の会合の後に発表された。

Puntrik次官によると、新たな算出方法を決定するにあたっては、少なくとも10の要素が考慮されるという。

生活費指標、インフレ率、国内総生産、企業側の支払能力、労働生産性、近隣諸国の最低賃金などが検討内容として含まれる。

従前の算出方法が決定されてから10年かそれ以上が経過しているため、新たな算出方法が求められているとPuntrik次官は説明する。

小委員会は国家経済社会開発委員会、タイ銀行、商業省の代表者らにより構成される予定である。

この小委員会は新たな最低賃金算出方法を作成し、10月末までに中央賃金委員会に提出する。

提出された算出方法は、各県からの賃金提案とともに学術関係者や審査委員会による検討を受けることとなる。

Puntrik次官は、最低賃金はタイの経済実勢に立脚したものでなくてはならないと述べた。

中央賃金委員会で経営者側を代表するAtthayut Leeyawanich氏は、県により生活費は異なるため、新たな最低賃金は幅がある可能性もあると話した。

Atthayut氏は、新たな算出方法は来年初めから使えるように決定されるだろうと述べた。

労働者側を代表するSombat Noywa氏は、中央賃金委員会は賃上げを遅らせているのではなく、経営者と労働者が共存できる適切な最低賃金を制定するため様々な要素を検討しようとしているのだと説明した。

最低賃金を360バーツへと引き上げる提案について、Sombat氏は企業の支払能力も考慮する必要があると述べた。経営者が支払うことができなければ事業は崩壊し、雇用も失われ、さらには事業移転の可能性も出てくる。

Sombat氏は新たな最低賃金算出方法は来年初めには決定されるだろうと話した。

9月14日、Chalee Loysoong氏が率いるタイ労働連帯委員会のメンバーと産業界の労働者代表らが労働省前に集まり、中央賃金委員会に日額最低賃金を300バーツから360バーツへと引き上げることを求めた。

日額300バーツは生活費が高いプーケット、バンコク及び首都周辺の県の大企業産業で2012年に採用された。その他の県でも2013年に日額300バーツが導入されている。

 

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最終更新:2016年09月23日06:01

タイ:縫製輸出は今後も減少傾向

タイ企業がより低賃金で関税条件のよい近隣諸国への進出を進めるにつれ、タイからの縫製輸出は今後も減少していくことが予想される。

タイ縫製業協会のVallop Vitanakorn顧問は、過去4年間、カンボジアとベトナムへの投資が拡大し、タイ縫製企業の今年の海外での売り上げは6億米ドル(210億バーツ)に達すると話す。

その結果として、タイからの縫製輸出は約7%減少し25億5000万米ドルと見込まれているが、危惧する必要はないとVallop顧問は話す。

「縫製産業の輸出は近隣国、特にカンボジアとベトナムから顕著に伸びるでしょう。こうした近隣国からの輸出も考慮に入れるのであれば、タイ縫製輸出はまだ伸びており、今年の輸出額も31億5000万米ドルを下回ることはないでしょう」とVallop顧問は話す。

今年の海外からの売上予想額である6億米ドルはカンボジアとベトナムに進出した33のアパレル企業の貢献による。これら企業の初期投資額は40億バーツであった。

今後もますます多くの企業が近隣国に事業を拡大するであろう、もし安定したインフラ開発がなされればミャンマーも選択肢となるであろうとVallop顧問は話す。

今後も、タイからの縫製輸出額は伸びないが、他国で操業するタイ企業による輸出額の増加が予想される。

しかし、縫製業者はタイ国内への投資も継続するだろうとVallop顧問は話す。その理由の一つはタイ人熟練労働者の存在である。

近隣国での事業が創出する収入は来年には縫製輸出総額の40%に上ると予測されている。

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最終更新:2016年09月21日12:00

タイ:繊維産業の未来(後)

(前編より)

 

上流への転換とブランド化という2つの方法のどちらでも、とくにファッション業界においては、サプライチェーン(生産)とデマンドチェーン(流通、販売、マーケティング、ブランディング)の改善が必要となる。高級衣料品は高品質の布地と高度な縫製、生産技術なくしては長期的に生き残ることができないため、こうした包括的な視点が不可欠である。

タイが必要とするのはブランドのデザイナーが求めるような技術力のある中流(布地)、下流(縫製)の製造業であろう。高品質の布地、特にデザイナーの指定に見合うものが適切な価格で十分に豊富に揃う必要がある。高い縫製・製造技術もまたハイエンドファッションにおいては不可欠である。政府とブランド経営者らは世界のファッション業界のシステムを理解する必要がある。世界的なファッションショーで高品質のタイブランドを紹介し、世界の主要なファッション都市そのブランドのスタイルを伝えるコンセプトストアを開設することもできるだろう。

事業規模という側面から見ると、タイの繊維産業には様々なタイプと規模の企業が存在する。スポーツウェアではNikeやAddidasといった世界的ブランドの製造企業があるが、中小企業もまた数多い。

ブランドとライセンス契約を結ぶ企業もある。こうした企業は世界的ブランドバイヤーの要求を満たす製品を製造でき、LacosteやGuy Laroche等のブランドの名前で製品を製造する権利を持つ。そして、低・中価格帯製品の製造企業がある。こうした企業は移り変わりの早いファッションの流行を素早くコピーし、卸売業者に販売する。Bo-bae MarketやPlatinum Department Store等で販売されるこうした製品は、アセアン市場、とくに近隣諸国でも販売を伸ばしている。

こうした製品において認知と市場アクセスを更に向上させるためには、品質と一貫性が鍵となる。その点が達成できれば、地域内でブランドを確立させることが可能となる。タイ企業にとってのブランド確立はハイエンドファッションに限らないのである。

繊維産業は斜陽産業ではない。しかし、改善と発展が必要である。政府は民間セクターによる戦略的な動きを支援していく必要がある。労働集約的・低付加価値産業から高付加価値産業への適切な転換で、タイの繊維産業は世界的な地位を得、タイの収入向上と雇用創出につながっていくはずである。

 

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最終更新:2016年09月16日12:02

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