インドシナニュース

タイ:韓国ファッション業界による国内縫製企業へのアドバイス

バンコクのアセアン韓国センターで最近開催されたワークショップで、タイの縫製輸出企業は韓国の企業トップやファッション産業専門家からの助言を受ける機会を得た。ワークショップではブランドや製品のプロモーション戦略、モバイルコマースの活用、マーケティングの強化、アジアにおける最新のファッショントレンドや今後の見込みなどが取り上げられた。

「ファッション業界における世界的な競争力の強化:中小企業のためのブランドマネジメント戦略」と題されたこのワークショップはファッション分野のタイ企業のブランドマネジメント能力強化を目的として開催された。また、タイの製造・輸出企業に対し、韓国やその他の海外市場へのアクセスや、韓国人専門家とのネットワーク作りの機会を提供することも目的の一つであった。

アセアン韓国センターのKim Young-sun事務局長は「タイは自国ブランドの開発によりアジアのファッションの中心地となることが期待できます。このワークショップがタイのファッション分野の中小企業の競争力強化、特にブランディング、マーケティングやイーコマース戦略策定の面で貢献し、韓国市場へのアクセスを増やすことができればと思います」と述べた。

このワークショップにはタイの縫製分野中小企業の代表者らが出席した。

近年、最低賃金の上昇や労働力不足によりタイのアパレル製品輸出は減少している。

 

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最終更新:2016年10月14日14:41

タイ:伝統工芸をバッグに表現

シリキット王妃テキスタイル博物館で長年館長を務めるSuttirat "Jo" Kaewaporn氏は、手織り織物から加工されたバッグのコレクションで女性達を魅了している。

シリキット王妃テキスタイル博物館の館長としての経験が、タイの繊維製品のユニークな特性をいかに引き出すのか、Suttirat "Jo" Kaewapornという才能溢れるデザイナーを育ててきた。彼はその知識を使い勝手の方にも活かし、エレガントで洗練されているだけでなく、現代的でカジュアルな様々なサイズのバッグを生産している。

Joのバッグが3年前に発売開始されて以来、手織りの織物と革から作られた彼の魅力的なバッグは、政府高官、外交官夫人、企業幹部、有名人やオフィスワーカーらが皆一つは彼の作品を所有したいと考えるほど評判となっている。彼の得意客にはPrayut 首相の妻であるNaraporn Chan-o-cha夫人や、女優のSinjai HongthaiやMyria "Nat" Benedetti、歌手のJennifer Kimなどがいる。

「多くの著名なお客様が海外旅行に私のバッグを携行し、帰国した後にこのバッグがいかに人々から賛辞を受けたかを私に知らせてくれます。どうやら私のバッグは、ブランドのトートバッグなどよりもはるかに多くの外国人女性の目を惹き、タイの織物や文化に関する会話に花を咲かせるのに役立っているようです。私は好んでお客様に知識を共有したり、情報発信したりしています。なぜならこうしたお客様は、タイの芸術品や工芸品を世界に発信して下さるからです。」と彼は述べた。

「Khun Nong (Naraporn Chan-o-cha)夫人は、ゴージャスなタイシルクの衣装を身にまとう姿がよく知られています。彼女はよく彼女自身で生地を選び、彼女に似合うようなハンドバッグを制作するよう、私に依頼します。一般に9インチのバッグが最も人気がありますが、Khun Nong夫人は持ち物が多いため14インチのサイズを好みます。彼女はタイ織物の素晴らしいアンバサダーなのです。」とSilpakorn大学の考古学の卒業生であるJo氏は述べた。Jo氏はタイ織物の熱心なコレクターであり、生地からバッグを生み出すアイデアは、友人や同僚のために個人的な贈り物を制作する彼の嗜好から始まった。

「私は山岳民族による刺繍のほどこされた織物のコレクションを多く持っており、それらを新年の贈り物としてiPadのケースに利用したら、いかに素晴らしくなるだろうと考えました。そうしたところ誰もがそれを気に入り、皆からもっと多くの商品を制作して販売すべきだと提案されました。iPadケースを皮切りにハンドバッグに着手したところ、それらは飛ぶように売れ、4年前Facebookで商品のインターネット販売を開始することにしました。そして私は1年後に自分の店をオープンすることにしたのです。」と彼は経緯を説明した。

Chatuchakウィークエンドマーケット隣のJJモールにある彼の店では、mudmeeシルクやpraewaシルク、刺繍を施した山岳民族の生地、オーガニックのkram(タイの藍染)、特有のパターンや色みを出すために異なる技法で織られた綿布などで制作された様々なデザインのバッグコレクションを提供している。Jo氏は、タイ芸術や工芸品を保存し、村人がより多くの収入を得られるようにする目的でシリキット王妃により創設された支援財団から複雑に織り込まれた織布を調達している。彼の店ではトータルでコーディネートするためにデザインされたドレス、スカート、シャツ、Tシャツ、スカーフ、靴なども提供している。

「シリキット王妃テキスタイル博物館での仕事のおかげで、全国の織物職人らに出会い、各人から独特な性質の繊維や異なる織り技術について学ぶことができました。」とJo氏は述べた。

Jo氏はまた彼の製品において、古来の模様に新しい特質を加えることにより伝統工芸を再構築している。例えば鋸歯模様やランタンのようなデザインを大きく強調したり、lai kled tao(べっ甲柄)を経糸と緯糸にそれぞれコットンとメタリックなレーヨン糸を使用して交互に織ったりして、きらびやかな印象を与えるなどしている。rajawatと呼ばれるまた別の魅力的な模様では、小さな正方形の内側に一段高い模様を出すために、緯糸に追加のストランドを使用して織っている。その模様はなだらかに傾斜し、正方形に向かって広がっている。

 

すべてのハンドバッグにはストラップが付属されている。

「バッグはすべて手作りで、その生地、革からバックルやジッパーまで、最高の品質の素材を使用しています。それらは軽量で、防水性に優れ、ウェットティッシュやドライクリーニングなどで簡単にきれいにすることができます。人々になぜ私のバッグが高級ブランドのものと同じくらい高いのかと尋ねられると、私は少し困惑します。彼らは村人による骨の折れる機織り工程から素晴らしいカッティングなど、細部まで行き届いた生産プロセスに思いも至りません。」

迷彩柄はもともと若い世代のバイヤーを惹きつけるためにコレクションに追加されたが、軍の人々にも人気が高いことが判明した。新しいコレクションは2ヶ月ごとにリリースされており、Jo氏は現在旅行者のニーズに合ったバックパックに取り掛かるのに忙しい。

 

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最終更新:2016年10月08日06:02

タイ:最低賃金引上げ前に新最低賃金算出方法の検討を決定

9月14日、労働省のPuntrk Samiti事務次官は、最低賃金引き上げに関する決定を下す前に、中央賃金委員会に新たな最低賃金算出方法を検討するための小委員会を設けることを発表した。

この決定はPuntrik事務次官が議長を務める中央賃金委員会の会合の後に発表された。

Puntrik次官によると、新たな算出方法を決定するにあたっては、少なくとも10の要素が考慮されるという。

生活費指標、インフレ率、国内総生産、企業側の支払能力、労働生産性、近隣諸国の最低賃金などが検討内容として含まれる。

従前の算出方法が決定されてから10年かそれ以上が経過しているため、新たな算出方法が求められているとPuntrik次官は説明する。

小委員会は国家経済社会開発委員会、タイ銀行、商業省の代表者らにより構成される予定である。

この小委員会は新たな最低賃金算出方法を作成し、10月末までに中央賃金委員会に提出する。

提出された算出方法は、各県からの賃金提案とともに学術関係者や審査委員会による検討を受けることとなる。

Puntrik次官は、最低賃金はタイの経済実勢に立脚したものでなくてはならないと述べた。

中央賃金委員会で経営者側を代表するAtthayut Leeyawanich氏は、県により生活費は異なるため、新たな最低賃金は幅がある可能性もあると話した。

Atthayut氏は、新たな算出方法は来年初めから使えるように決定されるだろうと述べた。

労働者側を代表するSombat Noywa氏は、中央賃金委員会は賃上げを遅らせているのではなく、経営者と労働者が共存できる適切な最低賃金を制定するため様々な要素を検討しようとしているのだと説明した。

最低賃金を360バーツへと引き上げる提案について、Sombat氏は企業の支払能力も考慮する必要があると述べた。経営者が支払うことができなければ事業は崩壊し、雇用も失われ、さらには事業移転の可能性も出てくる。

Sombat氏は新たな最低賃金算出方法は来年初めには決定されるだろうと話した。

9月14日、Chalee Loysoong氏が率いるタイ労働連帯委員会のメンバーと産業界の労働者代表らが労働省前に集まり、中央賃金委員会に日額最低賃金を300バーツから360バーツへと引き上げることを求めた。

日額300バーツは生活費が高いプーケット、バンコク及び首都周辺の県の大企業産業で2012年に採用された。その他の県でも2013年に日額300バーツが導入されている。

 

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最終更新:2016年09月23日06:01

タイ:縫製輸出は今後も減少傾向

タイ企業がより低賃金で関税条件のよい近隣諸国への進出を進めるにつれ、タイからの縫製輸出は今後も減少していくことが予想される。

タイ縫製業協会のVallop Vitanakorn顧問は、過去4年間、カンボジアとベトナムへの投資が拡大し、タイ縫製企業の今年の海外での売り上げは6億米ドル(210億バーツ)に達すると話す。

その結果として、タイからの縫製輸出は約7%減少し25億5000万米ドルと見込まれているが、危惧する必要はないとVallop顧問は話す。

「縫製産業の輸出は近隣国、特にカンボジアとベトナムから顕著に伸びるでしょう。こうした近隣国からの輸出も考慮に入れるのであれば、タイ縫製輸出はまだ伸びており、今年の輸出額も31億5000万米ドルを下回ることはないでしょう」とVallop顧問は話す。

今年の海外からの売上予想額である6億米ドルはカンボジアとベトナムに進出した33のアパレル企業の貢献による。これら企業の初期投資額は40億バーツであった。

今後もますます多くの企業が近隣国に事業を拡大するであろう、もし安定したインフラ開発がなされればミャンマーも選択肢となるであろうとVallop顧問は話す。

今後も、タイからの縫製輸出額は伸びないが、他国で操業するタイ企業による輸出額の増加が予想される。

しかし、縫製業者はタイ国内への投資も継続するだろうとVallop顧問は話す。その理由の一つはタイ人熟練労働者の存在である。

近隣国での事業が創出する収入は来年には縫製輸出総額の40%に上ると予測されている。

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最終更新:2016年09月21日12:00

タイ:繊維産業の未来(後)

(前編より)

 

上流への転換とブランド化という2つの方法のどちらでも、とくにファッション業界においては、サプライチェーン(生産)とデマンドチェーン(流通、販売、マーケティング、ブランディング)の改善が必要となる。高級衣料品は高品質の布地と高度な縫製、生産技術なくしては長期的に生き残ることができないため、こうした包括的な視点が不可欠である。

タイが必要とするのはブランドのデザイナーが求めるような技術力のある中流(布地)、下流(縫製)の製造業であろう。高品質の布地、特にデザイナーの指定に見合うものが適切な価格で十分に豊富に揃う必要がある。高い縫製・製造技術もまたハイエンドファッションにおいては不可欠である。政府とブランド経営者らは世界のファッション業界のシステムを理解する必要がある。世界的なファッションショーで高品質のタイブランドを紹介し、世界の主要なファッション都市そのブランドのスタイルを伝えるコンセプトストアを開設することもできるだろう。

事業規模という側面から見ると、タイの繊維産業には様々なタイプと規模の企業が存在する。スポーツウェアではNikeやAddidasといった世界的ブランドの製造企業があるが、中小企業もまた数多い。

ブランドとライセンス契約を結ぶ企業もある。こうした企業は世界的ブランドバイヤーの要求を満たす製品を製造でき、LacosteやGuy Laroche等のブランドの名前で製品を製造する権利を持つ。そして、低・中価格帯製品の製造企業がある。こうした企業は移り変わりの早いファッションの流行を素早くコピーし、卸売業者に販売する。Bo-bae MarketやPlatinum Department Store等で販売されるこうした製品は、アセアン市場、とくに近隣諸国でも販売を伸ばしている。

こうした製品において認知と市場アクセスを更に向上させるためには、品質と一貫性が鍵となる。その点が達成できれば、地域内でブランドを確立させることが可能となる。タイ企業にとってのブランド確立はハイエンドファッションに限らないのである。

繊維産業は斜陽産業ではない。しかし、改善と発展が必要である。政府は民間セクターによる戦略的な動きを支援していく必要がある。労働集約的・低付加価値産業から高付加価値産業への適切な転換で、タイの繊維産業は世界的な地位を得、タイの収入向上と雇用創出につながっていくはずである。

 

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最終更新:2016年09月16日12:02

タイ:繊維産業の未来(前)

タイでは近年縫製・繊維工場の閉鎖や製造施設の近隣諸国への移転が相次いでいる。高い人件費、労働力不足と一般特恵関税制度(GSP)の適用終了が労働集約的な縫製産業の低迷の原因である。一般特恵関税制度の適用を受け、かつ安価で豊富な労働力を擁する近隣諸国と比較するとタイの縫製製品の競争力は低いとされる。

繊維産業は一般的に斜陽産業とみなされている。タイ開発研究所(TDRI)の研究チームは、商業省の貿易政策・戦略局の支援を受け、繊維産業の問題についての研究を行った。縫製産業は現在もタイで多くの労働者を雇用しており、そして国内市場で付加価値を上げていくことは可能だからである。その結果、適切な調整と改善がなされれば縫製産業が生き残っていくことは可能で、さらに国際的な経済環境の中でも繁栄していくことも可能であるという結論に至った。

タイ以前にすでに縫製産業に参入していた日本、韓国、台湾といった他国の経験を見ると、繊維産業が労働集約的な産業から高付加価値産業への転換を遂げる過渡期には同様の問題を経験している。こうした国々では高い人件費と労働力不足から労働集約的で低付加価値の縫製産業を、より上流のテキスタイル、ファイバー、産業機械へと転換することで資本集約的かつ高付加価値な産業に変えていく必要があった。

私たちが高度な技術製品から連想する国々、例えば台湾や日本、そしてドイツでも、今日でも繊維製品を製造している。しかしこうした国々の産業はタイの縫製産業とは大きく異なる。台湾は熱・湿度を透過させる布、耐火布、そして産業用、建設用、医療用の特殊な布など、高度な技術を要する布地に特化している。

暗闇で発行する布や電導性のある布などもあり、こうした製品は最終的に様々な高付加価値製品の製造に活用できる。日本では、自動車産業、電子工学やその他の高度な技術製品における優位性に加え、縫製産業ではさらに一歩上流に進み、繊維産業向けの織機やニット機材を製造し、世界でも有数の繊維機材輸出国となっている。ドイツは世界でも最先端の自動車を製造しているが、驚くべきことに、自動車産業向けや医療用などの先進技術を要する繊維製品の世界一の輸出国でもある。

縫製製品からより上流のテキスタイルやファイバー、産業機械などの高付加価値製品に転換することはタイが直面する労働力不足や高賃金という問題への対応策となり得るのである。

ブランディングやマーケティング活動も高付加価値をもたらす方策となり得る。タイブランド経営者らへのインタビューを通じて、世界のファッション業界でタイブランドは独特でモダン、高品質と捉えられている印象を受けた。ブランドとは無形のものであるが、製品に高い価値を付与することができる。4000バーツ程度のシャネルのジャケットの小売価格は5万バーツほどである。

しかし、ブランドの構築は容易ではない。国のイメージ構築とも関連しており、とくに政府と民間企業(ブランド経営者)を始めとするすべての関係者の協力が必要である。まずはタイ国内でブランド化を図り、そしてアセアン諸国の地域に拡大していくことであろう。その過程でタイブランドの経営者は最終的には世界へと展開させていくために必要なノウハウや技能を蓄積することができるだろう。

 

(後編につづく)

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最終更新:2016年09月16日10:27

タイ:民族意識高揚のために首相が伝統的衣装の着用を呼びかける

タイの首相がタイの民族意識高揚のため伝統的衣装を着るよう呼びかけた。

タイのプラユット・チャンオチャ首相は30日、政府庁舎で行われた伝統的衣装を振興するためのイベントに出席した。伝統的衣装にはタイ女性が着る巻きスカート状のシンなどが含まれる。このイベントは首相府が実施している、タイ人としての民族意識振興のため職員に伝統的衣装の着用を呼びかけるキャンペーンの一環として行われた。

首相は、ローイエット県を訪問した際に子供たちがシンを着ているのを嬉しく見たこと、そしてタイの一般大衆にも、必ずしも高価なものや装飾的なものでなくとも、もっとタイの伝統的衣装を着ることを呼びかけたいと話した。

その後、首相は8月31日から9月4日にノンタブリのIMPACTエキシビションセンターで開催される第13回全国ハーブ展示会に先駆けて行われた主要なタイハーブの展示を視察した。このイベントは公衆衛生省が主催するもので、首相は、政府はタイハーブにより多くの具体的な支援を行うべきであると述べた。

公衆衛生省と内務省はすでに一村一品(OTOP)運動の商品としてハーブ製品のブランド化を検討しており、ハーブ製品を新たな事業として振興するため食品医薬品局は認証を発行している。

こうした促進策の結果、幾つかのハーブ製品はすでにタイの航空会社の機内販売でも購入できるようになっている。

 

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最終更新:2016年09月05日12:01

タイ:デザイナーAkarasantisookが「タイシルクの芸術」コレクションを披露

タイのデザイナーWisharawish Akarasantisookはタイの文化からインスピレーションを得、それを反映させた靴から洋服に至るまでの最新コレクションを披露した。

ロサンゼルスのFIDM美術館で8月9日に開催されたタイシルクの芸術をテーマとするレセプションとファッションショーで、34歳のAkarasantisookはシルクのドレスや洋服、それらにあわせ様々な素材で製作された履物を発表した。

タイ北部の出身であるAkarasantisookは、これらスタイルは北部イサーン地方の鮮やかな色彩とパターンから生み出されたものだと話す。

「このコレクションはタイの私の出身地から生み出されました。北部の人たちは陽気で祝い事好きです。現実の生活には困難もありますが、だからこそ祝祭は大事なのです」とAkarasantisookはフットウェアニュースの取材に答えた。「伝統的なものを現代の生活に合うように変換したのです」

今回のコレクションで披露されたAkansatisookによるクラシックなシルエットのアレンジのうち最も素晴らしいのはオックスフォードシューズであろう。カットアウトとバックベルトのデザインで、素材はスムースレザー、打ち込みレザー、スエード、レースアップ部分には光沢のあるプラスチック素材を使用している。

「形と色で遊び、錯覚効果を加えましたが、シルエットは普通のオックスフォードシューズです」と彼は説明する。

このファッションショーとレセプションは8月12日に84歳となるタイのシリキット王妃の誕生日を祝い、王妃が関与してきたタイ伝統織物の保全活動を記念するものとして開催された。

 

原文に写真多数あり。

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最終更新:2016年08月19日12:05

タイ・ミャンマー:循環移民政策は両国の繁栄の鍵(後)

(前編より)

 

長期契約における解決策は、「循環移民」の概念にある。

二国間合意の下で、タイはミャンマー移民の入国緩和という現在の政策を強化することができる。人材エージェントは、虐待や搾取を防止するために規制されねばならない一方で、新たに到着した労働者の技能をトレーニングし、向上させるために奨励されるべきである。また、このようなトレーニングの機会は、数千もの難民にまで拡張される必要がある。またミャンマーでは、検査手続きを改善し、帰国した移民の仕事の斡旋や中小企業向け融資など特別なサービスの提供を用意する必要がある。循環移民政策は欧州の移民危機の解決策として広く喧伝されているが、タイの経済はミャンマーの数十年先を行っているため、ここでも適用可能である。隣接する両国の労働市場では、新着の移民だけでなく帰国も受け入れることで、異なる成長ステージにある両国産業にメリットがもたらされるはずである。ただしこれらを実行に移すには、両国はまずそれを可能にする環境を(以下のような施策により)構築する必要がある:

-             循環移民を促進させる双方向への資本フロー循環を整備するために両国協力すること。送金はミャンマーの貧困を減らすが、その資金の多くが闇市場に消えるため、マクロ経済に好影響をもたらしていない。その結果、ミャンマーは多額の潜在的な所得を失い、一方で「マフィア」がコントロールする資金の流れがミャンマーの未熟な為替レートの均衡を不安定化させようと脅かしている。

金融リテラシー、移民に対するマイクロファイナンス、モバイルマネーなど、2014年に採択されたアセアン金融統合議案に含まれているこれらの取り組みは、移住前後の労働者に利益をもたらすことができる。

-             クロスボーダーの議論の焦点は貿易の促進であるべきであり、人道支援ではない。いずれの国も交易に関する協力関係を議論するチャンスを拒絶するべきではない。ミャンマーは現在、EUの貿易のための一般特恵関税システム(GSP)に再び組み込まれており、米国もそれに続こうとしている。タイは、ミャンマーの未熟な衣料品、履物、加工食品や青果部門がこれらの高級市場へ参入する手助けをするため、より高い付加価値商品を担うことが可能である。この貿易特権からの利得は、両国が友好的に利益を分け合うのに役立つはずである。

タイはミャンマーの移民労働者を、スー・チー氏の重要な立ち寄り訪問先であるSamut Sakhonのような場所で自国産業を構築するのに用いてきた。時は今、これらの産業を移民労働者と共にミャンマーに移転させ、隣国の貿易特権を有効利用する時期にきている。この点、米国におけるGSP特権の回復は貿易についてのみの議論ではなく、人道支援に関するものでもある。

-             両国のリーダーは、ダウェイ経済特区(SEZ)の道路、電車や港について検討する前に、「ヒト」の面に焦点を当てるべきである。ダウェイSEZやいくつかの他の国境沿いの経済特区は、帰郷した労働者の利益のために彼らに優先権を与えるべきである。ダウェイSEZのビルにおける商業戦略においては、タイがその役割の先陣を切っているが、ミャンマーはその開発における潜在的利益を最大限に利用する必要がある。両国の商業と開発に対する目的を合致させることができれば、両者にとってWin-Winの結果となるであろう。(これらの取り組みによる)第3の勝者として、投資を拡大するために「Thailand+1」の戦略を描いている日本政府となるであろう。その開発目標は、より能力の高い投資家や国際金融機関を惹きつけることとなるため、ダウェイSEZはボーナスを提供できる可能性がある。

私はより良き日々が近づいていることをモン州の友人に保証している。もし10年にも及ぶ隣国間の会話によって移民交渉に金字塔が打ち建てられれば、素晴らしい時代の到来にさほど時間はかからないであろう。

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最終更新:2016年06月30日12:02

タイ・ミャンマー:循環移民政策は両国の繁栄の鍵(前)

ミャンマーでは2014年に30年間で初めての包括的な国勢調査を実施した際、数百万の市民が行方不明であることが判明し、ショックが広がった。1年後、タイとの国境沿いにあるモン州で調査を実施したところ、ここの約半分の世帯では家族の一員をタイに送り、そこで就労させている、という憂慮すべき動向を検知した。

この大量移住はモン州経済に強い影響を与えている。主力の農業は縮小し、製造、食品加工工場では閉鎖が相次ぎ、家族が分断されるにつれ社会構造が崩壊しつつある。

それでもなお、私が話したすべての若者はタイで働くという夢を抱いている。海外就労からの所得に依存する世帯のほとんどで、海外送金によって所得が潤うという恩恵を受けている。親達は、紛争地帯を抜け、人身売買の危険から逃れ、悪名高き国境警備隊から身を隠し、売春産業の網をかいくぐり、ついにミャンマーの3倍の所得を得られる仕事にありつくという、生涯で最も危険な旅をする若い息子や娘を誇りに思っている。彼らが苦労して稼いだ送金は、モン州の黄金のパゴダの輝きをなしており、それを証拠にこの地域は、今ではミャンマーの他のどの地域よりも裕福となっている。しかし、その表面的な輝きは、人々が貧困→出稼ぎ→帰郷→再びの貧困といった悪循環から抜け出すのに役立つのであろうか?

一方でこのミャンマーの危機は、その「中所得国の罠」から抜け出すのに苦労しているタイにとって有利な状況をもたらしている。何十年もの間、国境を越えてやって来る安い労働力がタイの産業を支えてきた。ミャンマーのサービス労働者らはまた、絶え間なく増加するタイのビーチリゾートでの労働需要を満たしている。

悲しいかなこれらの低賃金移民の存在はまた、タイ人のためだけの最低賃金制など、大衆主義的政策を推し進める政治家らを後押ししてきた。

タイでは最終的に移民労働者に対していくらかの権利を保障することとし、2011年にミャンマーはそれらを正式に文書化することで合意した。国際機関は健全な移住をもたらすものとして、このパートナーシップを称えた。しかしこの安価な労働力の安定供給の一方で、その他の社会階層と溶け込めない二流市民との生活からタイは抜け出せるのだろうか?

ミャンマー国家顧問のアウン・サン・スー・チー氏が継続的な訪問を行うことにより、今までの二国間協定における短期利益主義を改め、改善していく機会が模索されている。両国の政府では世界的な移民危機から教訓を得て、こうした危機をもたらすリスクを未然に防止するような長期的な合意を構築しようとしている。タイの指導者らは何百万人もの移民や難民らが強く帰国を熱望する原因に対処することを確約しているミャンマー首脳陣に対して、現実的な解決策を提示しなければならない。しかしタイが支援しない限り、彼らを帰郷させることは現在のミャンマーの開発レベルにおいては実現可能でも実用的でもない。

 

(後編につづく)

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最終更新:2016年06月30日06:02

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