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タイ:Thai Acrylic Fiber社が初の持続可能性報告書を発表

タイのアクリル繊維製造企業Thai Acrylic Fiber(TAF)は同社初となる2014年持続可能性報告書を発表した。この報告書は2014年の同社の持続可能性に関する取り組みとその結果を公開することを目的としている。

持続可能性報告書は地球的規模報告イニシアチブ(GRI)G4ガイドラインに基づいたもので、TAF社が経営陣、内部及び外部の関係者と実施した詳細な評価を含んでいる。原材料面での持続可能性という観点の導入に関連する情報も含まれている。

持続可能性に関する取り組みとして、TAF社ではエネルギー消費の削減、リサイクル原材料使用の増加、水消費の削減、排出削減のための方策を実施した。TAF社はまた、労働者の人権面での法的遵守について監理、監査が求められる社会的責任基準(SA-8000)の認証を受けている。報告書では従業員が組織の核であるとし、従業員の福祉に関する取り組みも詳細に記述されている。2014年度には6回の関係者会合が開催され、様々な関係者の懸念事項や要求事項についての話し合いが持たれた。

報告書によると、同社は監査の回数を増やし、持続可能性に関する問題についてサプライチェーン全体に組織的に関与していくことを予定している。持続可能な事業形態の遵守について、納入業者にも可能な限り推奨する予定であるとしている。

報告書が対象とする期間中、製品情報や表示、製品の提供や使用に関する基準違反は報告されていない。また、プロジェクトの種類や段階により持続可能性の観点を取り入れたプロジェクト評価の枠組みが開発された。

持続可能性報告書の発表について、TAF社のAK Maheshwari最高経営責任者は、「最初の持続可能性報告書を公表できることを嬉しく思います。TAF社は持続可能な事業プロセスとその成果において、2020年までに業界の基準点となることを目指しています。持続可能性を事業の中心とすることで、競争力を維持し、より清浄な世界を構築することに貢献する方策をみつけることができると確信しています。この報告書はTAF社の倫理的で責任ある、持続可能な事業を追求するたゆみない努力によるものです」とコメントしている。

 

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最終更新:2015年12月18日12:19

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