インドシナニュース

2015年09月 のニュース一覧

タイ:縫製・製靴企業がベトナムへの投資を加速

タイ企業はベトナムへの投資を加速しており、縫製繊維、製靴産業など自由貿易協定の恩恵が予測される分野に投資が集中している。

近い将来、40社ものタイ企業がベトナムの共同事業者とともに縫製、アパレル原材料、ファッション、皮革等の事業に直接投資を行うことを予定している。

ベトナム投資の優位性として、タイ商務省の国際貿易促進部の代表者はタイが締結している自由貿易協定がいまだ数少ないことを挙げる。

そのため、タイ製品の競争力強化のためには、ベトナムでの投資・開発機会の発掘は非常に重要な意味を持つ。

ベトナムを含む多数の国が自由貿易協定に調印し、関税撤廃に動きつつあることも非常に重要な要素である。

ベトナムを主要投資先として選択すれば、タイ企業も貿易協定による関税率低減というチャンスを最大限に活用することができる。

さらには、ベトナムは豊富な労働力を擁し熟練労働者も多く、特に同国南東部、西部は開発可能な土地も豊富である。

ベトナム繊維協会は、ベトナムとタイには科学技術、消費者の嗜好といった共通点があると話す。

タイ企業は織物、デザインに強みがあるため、ベトナム・タイ両国間の協力で両国ともにアパレル原材料の他地域からの輸入を減らし、製品の付加価値向上と競争力強化が可能となる。

ベトナムは近年数多くの自由貿易協定に調印しており、韓国、日本、中国の多くの縫製企業がベトナムに投資している。

繊維分野でのベトナム・タイ間の協力は2015年末までに設立が予定されるアセアン経済共同体(AEC)の設立準備の面でも非常に重要である。

タイ政府代表者らは両国の産業界の協力体制を強化するのみならず、タイはベトナム人労働者の受け入れ数を現在の5万人から将来的には50万人まで増やしたいと話している。

 

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最終更新:2015年09月23日14:01

タイ:Thai Acrylic、インターテキスタイルにおいてAmicor とPilblocを展示予定

アクリル繊維生産において世界第5位の位置をしめるThai Acrylic Fibreは、2015年10月13-15日に開催されるインターテキスタイル上海アパレル. ファブリックスにおいて幅広い自社の機能繊維を展示する予定だ。

420億米ドルを売り上げるAditya Birla Groupの一部門であるThai Acrylicは性能の高い繊維ブランドであるAmicorとPilblocを用い、高品質のニットウェアやアパレル部門をターゲットとする予定だ。

展示会でThai AcrylicはAditya Birla Groupのグループ企業であるBirla Celluloseとも連携する予定である。Birla Celluloseは特別なビスコース繊維を生産しており、環境にやさしい繊維であるBirla Modal やSpunshadesを展示する予定だ。

Thai Acrylicの最高マーケティング責任者であるBiswajit Chaudhuri氏は、「世界のニットウェアやアパレル市場は性能の高い繊維製品へいち早く移行しました。」

「インターテキスタイルではAmicor とPiliblocのブランドを両方使用し、Birla Celluloseの環境にやさしい繊維と組み合わせて、機能繊維のコンセプトを強化する方針です。」と氏は付け加えた。

Thai Acrylicのプレスリリースによれば、Amicor fibreは1990年代の英国Acordisによる発明以来、抗菌繊維において世界を牽引するリーダー的立場にある。

「長い年月をかけてAmicorは下着、デニム、スポーツウェア、部屋着、靴下、ポロシャツ、赤ちゃん用の洋服のニットウェアやアパレル業界において存在感を高めてきました。」と同社は付け加えた。

Amicor Fibreは様々な細菌の生育による体臭やかゆみを防ぐことにより、顧客に対して長持ちする鮮度と快適さを提供する。

Amicorはまたかびの生育を防ぎ、すべての年代の消費者に対して衛生やケアを提供し、インテリジェントな「遅延注入技術(late injection technology)」を使用する。

「この技術は機能的な添加物を繊維芯に閉じ込め、抗菌の耐久性を洗濯回数100回まで耐えることができるようにし、さらにお肌にとっても安全とやさしさを提供することができるのです。」と繊維製造業者は言う。

品質の高い下着やスポーツウェア部門の要望に応えるために、Pilblocブランドのマイクロデニール・アンチピリング繊維が特別につくられた。

Pilbloc繊維は織物に卓越した柔軟性を提供し、上質なアンチピリングの性能が洗濯する度に衣類を清潔かつ新品のように保ってくれるのだ。

Pilblocはマイクロクロスにより保温性の高い下着に最適な、下着の生地に暖かさを与えることができる。

Pilbloc繊維は綿、毛糸やその他の合成製品と比較すると重さがはるかに軽く、さらに優れたウィッキング材料により衣服を素早く乾燥する機能も付け加えられた。

「AmicorやPilbloc繊維は色のついたドープ塗料で色付けされたビスコーズのBirla Spunshadesとよく調和し、環境にやさしい状態を作り出すことができます。」とThai Acrylicは語る。

「性能とファッションの革命的な調和は今後必ず大きな影響を与えるでしょう。」とBirla Celluloseの部長であるSachin Malik氏は語った。

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最終更新:2015年09月08日13:49

タイ:縫製・製靴メーカーはベトナム市場でのシェア拡大を目指す

タイの縫製・繊維、製靴・皮革、アクセサリー企業の関係者ら約40人が8月27日、ベトナムでのタイ製品の市場シェア拡大を目的とした貿易促進活動の一環として、ベトナム企業関係者らとホーチミン市で面会した。

このベトナム-タイ・ビジネスマッチング会議に参加したタイ企業関係者らの中には、ベトナムでの販売代理店や共同事業者を求める繊維、紳士用・婦人用衣料、繊維原材料、スーツケース、バッグ・ハンドバッグ等のメーカー関係者もあった。

このイベントはベトナム商工会議所のホーチミン市支部とタイ商務省が共同で主催したもので、在ホーチミンタイ総領事館もタイ企業がベトナムで適切な投資機会を得られるよう支援を行う予定である。

ホーチミン市のタイ総領事館でタイ貿易センターの所長を務めるMalinee Harnboonsong商務担当官は、このプログラムは今年末に予定されるアセアン経済共同体(AEC)創設を前にタイ政府が実施している事業機会拡大準備の一環として実施されたと説明する。

アセアンはインドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ブルネイ、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムの10カ国が加盟する地域連合である。

タイの縫製・繊維企業は事業戦略を再構築しており、米国やEUへの輸出に至らない縫製企業が多いため、タイ企業が直面する限界を補完するためにベトナムが選ばれたとHarnboonsong商務担当官はスピーチで述べている。

ベトナムとEUは、2012年6月から2015年8月までの長期にわたった協議を経て、8月4日に大筋で自由貿易協定に合意した。この協定は両者の貿易投資関係に望ましい環境を作り上げることを目的としている。

この貿易協定には、双方向でのほとんど全て、99%以上の関税の撤廃が含まれる。ベトナムは10年間、EUは7年間、関税を自由化する。

ベトナムはまた、アジア太平洋地域の12カ国で協議が進められている環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への加盟も予定しているが、TPPは関税を廃止し、非関税障壁を緩和することを目的としている。

TPPへの加盟を予定しているのはオーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、日本、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポール、米国とベトナムであり、これら諸国を合わせると、全世界の総生産額の約5割、また世界の貿易額の4割以上を占めている。

ベトナム多国間貿易政策局によると、ハワイでの公式閣僚会合に出席した商工省のVu Huy Hong大臣は、2大経済国である米国、日本とのTPPに関する二国間交渉を8月の始めに終えたという。

7月28日から31日まで開催されたハワイ閣僚会合では、Hoang大臣は11カ国の担当大臣らとTPP最終合意を前に残る課題についての交渉を行った。

タイは繊維産業開発、特に織物とデザインの面では先進的な国の一つであるとHarnboonsong商務担当官は話す。

Harnboonsong担当官によると、タイは今後20年間でアジアのファッションの中心地となるべく、ロードマップも作成しているという。

一方で、タイの大企業は、ベトナムの自由貿易協定と安価で豊富な労働力を活用して製品を外国に輸出するためにベトナムに生産基地を作ろうと、今後5年間でのベトナムへの投資強化を計画していると担当官は話す。

多くのタイ企業は取引、投資でのベトナムの可能性を認め、ベトナム企業と協力してベトナムの縫製・繊維、製靴産業の活性化に一役買いたいと考えていると担当官はベトナムニュースエージェンシーに語った。

今回のベトナム訪問で、タイ企業関係者らは南部のホーチミン市、ビンズオン省、ドンナイ省などで複数の縫製・繊維工場、製靴産業を訪問する予定である。

ベトナム商工会議所ホーチミン市支部のNguen The Hung副支部長は、タイ製品はベトナムで人気があり、また、より多くのベトナム製品がタイ市場に参入しつつあると話す。

ベトナム、タイ、そして他のアセアン加盟国がアセアン経済共同体の設立への準備を進める現在、タイ・ベトナム両国の経済界は、特に縫製・繊維、製靴セクターにおける協力関係を強化し、可能性と優位性を生かすべきである。

ベトナム・タイ間の貿易額は2014年に106億米ドルに達し、前年比で12.5%増加している。2015年上半期の貿易額は52億米ドルで、昨年同期を8%上回っている。

ベトナム・タイ両国は二国間貿易額を2020年までに200億米ドルとすることを目標としている。

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最終更新:2015年09月03日05:55

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