インドシナニュース

2015年03月 のニュース一覧

タイ:ミャンマー人移民労働者に新たな難題

タイのターク県で働くミャンマー人移民労働者(許可証保有者)が新たな難題に直面していると伝えられている。タイ政府が労働者の子供にも許可証(ピンク・カード)の保有を義務付ける措置を発表したためだ。

「タイ政府は意図的にミャンマー人労働者の子供にも許可証の保有を義務付ける措置を発表しました。ミャンマー人労働者からさまざまな手段でお金を巻き上げるつもりなんです」とMae Sot近くの縫製工場で働く労働者Soe Naingさんはこぼす。

子供の許可証を取得するのは不可能とほとんどの移民労働者は言う。タイ当局者によれば、タイには400万人のミャンマー人移民労働者が働いているという。

 

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最終更新:2015年03月20日14:23

タイ:輸出業者は2015年のアパレル輸出縮小を予想

世界的な景気低迷と為替差損により、アパレル輸出業者は2015年に0-2%の売上増ではなく、4%の売上減を覚悟しなければならない状況である。

タイ縫製業協会のVallop Vitanakorn顧問は先週、バーツの下落とEUにおけるデフレが縫製業界に大きく影響していると話した。

また、2015年初頭にはEUでのタイ産アパレル製品に対しての無関税措置が終了している。

多様な不安要因が世界的な景気低迷を招く中、タイ縫製業協会も2015年の目標輸出額を削減することとなった。

縫製製品輸出の減少は2011年の大洪水以降、過去数年で初めてのことである。

2014年の縫製製品輸出額はおよそ29億米ドルで前年と同額であった。

タイ産縫製製品の主要市場である米国経済の復調があまりにも遅く、一方で輸入業者らがベトナムや労働力の安い他国にさらに集中するようになった。

米国は太平洋戦略的経済連携協定(TPP)によりベトナムと自由貿易関係となるため、タイの代わりにベトナムと取引することを選ぶ輸入業者も出てきた。

政府はバーツが輸出競合国の通貨と同程度に推移するよう注意すべきであろう。今のところ、アジア各国通貨のうちバーツの下落は最低限に抑えられている。

輸出業者は為替差損により米ドル建てで10%、ユーロ建ての場合は20%もの利益減に直面してきた。

為替変動の影響を最も受けているのが一般衣料であるが、スポーツ用衣料とブランド衣料については、輸出業者がすでに為替変動による損失を防ぐための先渡取引の契約を結んでいたため、比較的小さな影響で済んでいる。

タイ縫製業協会によると、タイ産縫製製品の主要市場は現在も米国であり、輸出の約30%を占める。その後に26%のEU、13%の日本、7%のASEAN諸国が続く。

 

 

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最終更新:2015年03月12日14:01

タイ:小売大手セントラルグループ、近隣諸国への展開に11.4億ドル投資

タイ最大の小売グループセントラルグループは2015年に370億バーツ(11億4000万米米ドル)を投資し、タイ国内及び東南アジア隣接諸国で越境貿易の活性化を目指し新規モールの開設と買収計画を進めることを計画している。

タイで最も豊かな一族が所有する非上場のセントラルグループは、2月23日の記者会見で2015年の収益について、2014年の前年比6.6%増を上回る、前年比15%増の2870億バーツを目指すと発表した。

セントラルグループは海外、特にベトナム、インドネシア、マレーシアでの買収に積極的なタイの主要企業のひとつである。中産階級消費者の購買力が強いこれらの国での事業はタイ企業にとっては収益源を多様化し、母国での弱い消費を相殺するものとなる。

「今年中に400億バーツまで投資する可能性があります。約80%が新しいショッピングモールの開設と買収、残る約20%が既存施設の改善に充てられます」とTos Chirathivat会長兼経営最高責任者は記者会見で説明した。

セントラルグループは1927年に中国海南省から当時のシャム王国に移民したTiang Chirathivatにより創業された。現在タイにおける小売業の最大手に成長したこの家族経営の企業グループはショピングモールの開発会社Central Pattana Pcl、ホテルとファストフードチェーン経営のCentral Hotel Plaza Pcl等の複数の事業を展開している。

セントラルグループは今年6箇所のショッピングモールの開業を予定している。そのほとんどがタイとラオス、ミャンマー、マレーシアそれぞれの国境地域にあり、越境貿易への大きな需要に対応するものとTos会長は説明する。

セントラルグループはまた、タイ国内で300箇所の食料品店、タイ及びトルコ、ベトナム、インドネシアのバリ島で総計1800室以上、9軒のホテルの開業を目指している。

また、最近ベトナムの電気機器チェーンNguyen Kimの株式の49%を購入し、昨年はジャカルタでグループ初の百貨店Grand Indonesia Mallを開業している。

Tos会長はまた、イタリアの高級百貨店チェーンLa Rinascente SpAの新店舗をローマに今年開業予定であると発表した。セントラルグループは2011年にLa Rinascente SpAを2億500万ユーロ(2億3300万米ドル)で買収しており、これは同グループのヨーロッパ進出第1号となった。

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最終更新:2015年03月03日14:03

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