インドシナニュース

タイ:Thanulux社、アパレル製品取引の先を見据える

Saha Group傘下のアパレルメーカーThanulux Plcは、タイのファッション情勢の急速な変化と技術的な混乱に対応するため、アパレルメーカーのトータルファッションソリューションプロバイダーへの転換を試みている。

同社のSuchart Layluxsiri副社長は、タイのファッション情勢はここ数年で変化しており、ヨーロッパやアジアの多くの国際的なファストファッションブランドが市場に参入しているとBangkok Post紙に語った。

デジタル技術はまた、消費者行動に劇的な変化をもたらした。

「従来の小売チャネルでの製品販売はもはやもう機能しません。マルチプラットフォームチャネルを通してトータルファッションソリューションを提供するために、自社製品の生産から既存の販売方法での販売まで調整しなければなりません」とSuchart氏は述べた。

Thanuluxは、今やSaha Groupや外部企業向けのファッションブランドを生産するだけでなく、独自にブランドを市場に輸入している、と同氏は語った。

同社は、ドイツの人気シャツブランド、Olympの輸入を開始し、タイ市場で販売し顧客基盤を拡大した。

Olympは先月からThanuluxが輸入販売した最初のファッションブランドです。将来的には、新しい顧客グループ、特にミレニアル世代をターゲットにしたブランドをラインナップに加えていく予定です」とSuchart氏は語った。

アパレル製品取引で数十年の経験を持つ同社は、B2Bを介してビジネスを拡大し、組織向けユニフォームの生産と試みた。「我々はこの市場の他の企業とは異なる製品の開発を目指しています」とSuchart氏は述べた。

Thanuluxは最近、プラスチックボトルの再生糸で作られたArrowシャツ製品を発売開始した。

「このシャツは着心地が良いだけでなく、環境保護にも役立ちます。消費者の反応が期待通りの良いものであれば、今後、環境に優しい男性用のズボンとTシャツの生産を開始予定です」とSuchart氏は述べた。

同社は、Arrowコレクションから3000万タイバーツの売上を見込んでいる。

Thanuluxは、管理効率を高めるためにビッグデータにも注目している。当初、ソフトウェアを除く2000万タイバーツを費やしており、サプライチェーンやオペレーションを調整してデジタル化し、顧客データのすべての側面に到達できるようになっている。

「我々はタイの高賃金に対処するため、ミャンマー、ベトナム、インドネシアにてアパレル生産パートナーを探しています。同計画は来年確定する予定です」と同社がタイで予想される高賃金に対処するための生産プロセスを再検討しているとSuchart氏は述べた。

Thanulux2018年、17億タイバーツの売り上げを記録したが、不利な経済状況と消費者行動の変化により、今年は横ばいの数字になると予想されている。

2018年の売上の約70%は国内市場によるもので、残りは輸出で占められている。

「バーツ高のため、輸出ビジネスは良くない傾向です。したがって、今年は国内市場に焦点を移します」とSuchart氏は述べた。

 

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最終更新:2019年08月15日11:28

タイ:Pomelo、アジア全域での飛躍的な展開に向けて

タイを本拠地とするオムニチャネルファッションブランドPomeloはアジア地域での大幅な拡大を計画している。2023年までに現在の8店舗から150店舗を新規開店し、同地域で最低5000万人の顧客数を目指している、と 同社の共同創設者兼最高経営責任者David Jou氏は述べた。

 

現在、同社はタイ、シンガポール、インドネシア、マレーシア、フィリピン、香港、オーストラリア、アメリカ、ヨーロッパに約200万人の顧客を抱えている。 同氏によると、事業拡大はタイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、香港などのアジア諸国に集中するという。Jou氏は昨日、本日行われるシンガポールでのフラッグシップストアの開店式前に、「フラッグシップショップとPomeloのピックアップショップを組み合わせた新店舗にそれぞれ平均約2000万タイバーツを投資します」と述べた。

同社は積極的な投資計画を推進するための資金調達を計画している、と同氏は述べた。バンコクには7つの店舗があり、シンガポール店はタイ国外初の支店である。同社はサマセットにあるシンガポールのフラッグシップ店に6000万タイバーツを投資した。Jou氏はまた、今年第3四半期には約6000万タイバーツの投資の下、プーケットにフラッグシップ店を開店予定であるとも語った。

同社は今年タイ国内に5つの新店舗を開店予定である。店舗規模にもよるが、一店舗あたり平均2000万から3000万タイバーツの支出となる、と同氏は述べた。33歳になるJou氏および同氏の友人はタイの女性に向けたオムニチャネルファッションスタイルの可能性を見出した2014年にバンコクでPomelo設立を決意した。

「タイのFacebook利用者は東南アジア地域でも世界でも最も多いのです。B to BビジネスやB to Cビジネスによる電子商取引利用も、タイは東南アジア地域の他の国々よりも高い。それが私たちがタイに事業を設立した理由です」とJou氏は語った。

タイの電子取引開発機構(ETDA)による最新の報告によると、タイの電子商取引は昨年、アセアン地域で消費者行動の変化により最も成長し、その価値は3.2兆タイバーツに達すると予想されている。

ETDAは、2014年以来これらの統計を収集している。過去10年間のインターネットユーザー数を比較すると、2008年のインターネットユーザー数はわずか1610万人であったが、最新の情報によると、2017年のユーザー数は4520万人であった。Jou氏は、タイのファッション市場の価値は、オンラインでもオフラインでも、2018年には最大1500億タイバーツ、オンライン市場からは最大15%まで上昇すると推定している。

また、毎年2桁の成長を見せており、2023年にはファッションオンライン市場が最大40%の成長を遂げるとも予測している。

「ファッション市場は競争が激しいですが、それらのほとんどは伝統的なシステム上で行われています。 私たちは、この事業を行うためにデジタル技術とプラットフォームを組み合わせていきます。タイでの創業以来、年間平均200%の成長を続けています」とJou氏は語った。

同社はタイ、インドネシア、中国で500人の従業員を雇用しており、そのうち70%がタイで勤務している。同社はまた、製品の製造、倉庫、物流システムなどのサプライチェーン内で1000社以上の企業と協力している。

「私たちには3000点以上の女性用ファッション製品があります。 今後は男性用ファッション製品も開始し、生産拡大します。 これが顧客を増やし、長期的に事業成長を推進する方法です」とJou氏は語った。

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最終更新:2019年06月15日09:09

タイ:EU協定がベトナムへのシフトを促進

今年のEU-ベトナム自由貿易協定(EVFTA)が施行されれば、タイの自動車、コンピュータ、アパレル、電気回路産業のベトナムへの移転が可能になる、と商務省は警告している。

商務省の下にある戦略局の調査によると、EUとのFTAで武装したベトナムはタイを凌ぐであろうと貿易政策局長のPimchanok Vonkorpon氏は語った。

2015122日、3年間の交渉の後、EUはベトナムとの二国間FTAに署名した。この協定は、双方による批准を待っており、今年中に発効する予定。EVFTAは、商品とサービスの貿易、政府調達、持続可能な開発などの関連問題を自由化する。輸入製品の99%以上の関税EVFTAが有効になると、ベトナムは直ちにEUの輸入製品の65%について関税を引き下げ、残りの品目については10年以内に関税を徐々に引き下げる。

調査の結果、特に自動車や部品を中心とした一部のタイの輸出品の競争力は急激に低下することがわかった。

「これにより、影響を受けた特定の輸出製品がベトナムに工場を移転する可能性がある」と語った。タイの自動車メーカーは、産業の変革を加速し、電気自動車生産に移行する必要があると述べた。

ヨーロッパ市場向けのベトナムの繊維・アパレル製品の分野でも、ベトナムはまた、より安い賃金とより高い労働力という点で有利である。タイは、その熟練した労働力を磨き、製品に価値を付加し競争力を維持するために、より近代的な技術と革新を適用する必要があるという。

2017年のベトナムとヨーロッパの貿易額は11.6%増の504億米ドルで、輸出は386億米ドル(12.6%増)、輸入は121億米ドル(8.7%増)。一方、タイとヨーロッパの二国間貿易 2017年の総収入は11%増の445億米ドル。全体のうち、タイからの輸出は8%増の237億米ドルで、輸入は148億米ドル(14.5%増)であった。



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最終更新:2019年04月21日13:30

タイ:プラスティック廃棄物から繊維製品再生に向け強力なタッグ

タイに本拠地を置く投資会社Saha Pathana Inter-Holding PlcSPI)は、プラスチック廃棄物を再利用して繊維製品の生産するために、石油精製のPTT Global Chemical PLCGC)と覚書に署名した。この協業は繊維製品の基準を国際レベルに向上させることに焦点を当てている。

両社はタイの廃棄物削減の課題に高い基準をもたらす一方で、環境への有害性の少ない製品の開発に注力する、とタイのメディアはプレスリリースを引用して報じている。この契約を基づき、SPIGCから技術支援を受け、廃棄物から革新的な繊維製品の開発を手掛ける。

SPIは、繊維産業への投資の重要性を認識し、廃棄プラスチックからの繊維製品再生は面白いビジネスと理解しています。世界が持続可能性と環境保護へ傾きかけていて、消費者間で上昇し続けていますから」とSPI会長兼社長Vichai Kulsomphob 氏は述べた。

この協業で、両社は、国内レベルでの強力に市場を掴むと同時に、国際市場への事業拡大を期待できる。

「今回の提携では、GCは画期的な技術を組み入れることで、石油化学事業とプラスチック樹脂の製造に専門知識をもたらすでしょう。この両社の協業の強みは、世界中の環境ビジネスの趨勢に呼応しつつ、長期的なビジネスを確実に約束しますし、同時に、タイ企業のための潜在力を最大化することです」とVichai 氏は付け加えた。



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最終更新:2018年10月02日12:01

タイ:新時代のテクノロジーと伝統的な織物の融合

タイの科学サービス局、タイの天然染色された手織り布を販促するアプリを開始

 

先月末開始されたQuaint on Sukhumvit Soi 61でタイの繊維産業の向上を目指す新しいアプリが、オンラインカタログの一種として機能することで、王国の布に抵抗できない人々を魅了し始めている。

The Colour ID Labellingアプリは、科学サービス局が運営する「天然色手織り布へ付加価値をもたらそう」プロジェクトの一部である。

「私たちの目標は、特にタイの生地以外からアパレル製品を作りたいデザイナーの間に天然色の手織り生地を広めていくことでした。織物メーカーは、生地織りおよび染色で独自の方法を持っているため、このアプリでは国際的なカラーコード形式で陰影を示す科学技術を使用しています。これにより、同アプリユーザーは、必要な色をより簡単に選択し、アプリに用意されている製造現場の1つから直接注文することができます。このアプリがタイの繊維企業の能力が上がり、世界的に認知度を高めることを願っています」と、Umaporn Sukmoung局長は述べた。

このアプリは、Sakon Nakhon、Nakhon Phanom、Mukdahan、Chaiyaphum、Buriram、Surinの6県の20の最良の原料から天然染色の手織りの織物を提供している。

各カテゴリーは、着色過程で使用される材料および成分に従って異なる色合いで識別され、静止画および動画形式の両方で製造プロセスを表示するQRおよびARコードテクノロジーと組み合わせられる。

生産者の大部分はSakon Nakhon県から来ており、Phuthai Runniの繊維村Ban Lao Yai、女性のコミュニティ企業Moo 8、Ban Choeng Doyの藍染のコミュニティ企業、Mae Thongsiriの第2の女性繊維織物グループ、 Ban Nong Krongの藍染グループ、Ban Nakhamの藍染グループ、Ban Panna天然色繊維グループ、Ban Na Nguaの織機織布グループなども含まれる。

ナコーンパノム県の情報源はBan Na Koy自給自足の村落学習センターおよびBan Khok Saadの女性の綿織物グループとして掲載されている。

MukdahanにはMae Wiang Ban Kam Aa-Haunグループ、Ban Khun Ya手織り布繊維グループ、Ban PhuとSurinのシルクコミュニティエンタープライズグループには、古典的な天然色のMudmee Hol、Banduの天然色シルク、Ban Rangoシルクを提供している。

チャイヤプーム県出身のグループは、天然色繊維のNong Bua DaengCommunity Enterpriseと、Ban Kwao subDistrictの養蚕村、ブリーラムのNa Pho Districtハンドクラフトセンターである。

それは、流れる川とタイ北東部の光のボートパレード・フェスティバル (ライルアファイ)に触発されたNadiya JadynIsaan氏のデザイナーでクリエイティブディレクターのNattiya SooksathanIsaan氏による、花びらと心材を染料として使用した「青い航海と花びらの道」コレクションのファッションショーとともに絶妙な天然染色タイ繊維の展示が行われた。

同コレクションの特別な衣装も展示会の一部であり、コレクションの他の服と同様に、幾何学的な形状とプリーツの組み合わせによって川の流れを表現した。

天然リネン布を使用して手触りを加えたもので、毎日の着用に理想的であり、アンサンブルは伝統的なタイのショールで完成した。

Nattiya氏の作品はPattarat Ardwong、Pimsiri Nakswasdi、Arisa Aswanichakorn、Amata-Pasara Chittasenee、Yuwared Sarutanond、Dr Thitiporn Sanguanpiyapan、Nattakorn Choonhavan、Natprapa Choonhavan、Karuna Vatchanaphukka、Pavenelak Limpichart、Siripa Intavichein、Wanchana Eiampikul、Pattaporn Salirathwipak、Pattapan Salirathwipak、Chaninthida Chantarubeksa、Kittinan Tungsirimanakul、Pipatchara Kaeojinda、Vichada Poolpholなどのデザイナーやセレブリティからの大きな喝采を受けた。

「私はイーサーンの人々の生活様式を体験する機会を得て、織り手がどのように伝統的なタイの知恵と精巧な職人技を守っているかをこの目で見ました。私は、私の好きな織物を使用してモダンなスタイルでこの経験を表現たいのです。

私はインドに行った際、Mudmee布製のピンクのドレスを着ていたら多くの褒め言葉や写真撮影を求められました」と、ファッショニスタPearypieとして知られているAmata氏は語った。

Chaninthida氏もまたタイ繊維をこよなく愛しており、長い間研究している。「私のお気に入りは、泥で発酵した布です。とても着心地が良いのです。

タイの布を使用してズボンやスカートを作ってベーシックなトップスと合わせたり、タイの生地からヘッドバンドやショールなどのアクセサリーを作ります。私は特に独特の柄の布に興味があります。

私は、宗教的な行事や高齢の親戚と会う時などの特別な日にはいつもタイの生地の服を着ます。人々から誉め言葉をもらう時にとても誇りに感じます。」と彼女は言った。

Yuwared氏は、タイ繊維のユニークな魅力は、それが適切かつ洗練されているからだと言う。

「私は最近、タイの最高齢僧侶、サンガラージャに会った際、タイ生地の衣装を着ました。私のお気に入りの繊維は、様々な柄のmudmeeシルクです。この布生地は非常に用途が広いので、シルクのスカートとシックなシャツを合わせることで、ファッショナブルなスタイルに仕上げることができ、タイの布生地から作られたバッグでスタイル完成できるのです。」

「私は母親(Pimpawan Limpichart)がいつもタイ背にの服を身に着けていたので、タイの織物と共に育ちました。私は彼女のように、タイの生地をカジュアルで着やすい服に使用しました。私はズボンには無地でシンプルな自然色の織物が好きです。それらをノースリーブのトップスとシルバーアクセサリと合わせて着ます。

私はこのスタイルの衣装をイギリスのファッションショーで着用し、多くの外国人はタイの織物に非常に関心を持ち始めました。」とPavenelak氏は語った。

 

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最終更新:2018年09月14日06:03

タイ:Bischoff Gamma、刺繍と繊細な生地で成功を繕う

この家族経営の繊細な生地サプライヤーは、Victoria’s SecretMarks & SpencerHobbsReissDiane von Furstenbergなどの企業を顧客としている

 

手の込んだドレスからカジュアルなアパレル製品や優美なランジェリーまで、繊維産業は劇的な動向と必要性への不断の対応に直面している。刺繍、レース、ニット、他の繊細な生地に特化すると、Bischoff Gamma(タイ)は世界トップサプライヤーの1つとしてこの分野を牽引している。

Gamma Textileとスイス企業のBischoff Textileの合弁事業として、Bischoff Gamma1995年つつましやかに始まった。それ以降、この家族経営の企業は、ファッションと繊細な生地でアジアと世界市場を席巻してきた。

垂直統合されたシステムを最大限に活かすことで、Bischoff Gammaは繊維に対して完全なソリューションを提供し、独自のデザインを創造、高品質の商品のみを出荷している。同社はブランドの優位性を確立するため、厳しい品質管理のプロトコルに従い、環境への適合を実施している。最先端のスイスの技術の活用は、同社の専門性の向上に重要な役割をはたしている。

「染めと仕上げを含め、すべての生産ラインを管理しています」とBischoff GammaTheprit Srichawla社長は述べ、また、「糸から完成品まで、当社繊維グループがすべて管理しています」と付け加えた。

同社は、Victoria’s SecretMarks & SpencerHobbsReissDiane von Furstenbergなどのヨーロッパ、米国、アジアの数々の有名ブランドを顧客としている。また、地元タイの複数のデザイナーとのコラボレーション、アフリカの大衆市場で卸売販売なども行った。

Bischoff Gammaのスイス企業との良好な協力関係は、繊維産業のみでなく土地開発部門でも、その後同社の限界を広げる推進力となっている。

革新を続けることで、Bischoff Gammaは従来の生地の使用を超えた事業の展開を目指し、関心のある顧客とパートナーに門戸を開いている。

Bischoff Gammaのマーケティング部長のSaloni Narula氏は「当社はファッションアパレルだけに制限していません」と話し、「当社の製品がどこに置かれるかの制限はありません」と付け加えた。



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最終更新:2018年08月20日14:29

タイ:テキスタイルとトンネル

タイ南部のヤラー県は、魅力的な伝統を豊富に有している

 

西、北、東をそれぞれパッターニー県、ナラーティワート県、ソンクラー県に接し、南部には、マレーシアとの国境が広がる。内陸のヤラー県はマレー、タイ、中国文化の真のショーケースである。県庁所在地は、Sri Yala Batikのオーナーである名職人Phiya Sawanpruk氏の愛する故郷である。2005年、彼はヤラー鉄道駅からわずか10分のところにある自宅をアートスタジオに改装した。ここで彼のbatikファッションの衣服や家具を誇らしげに展示している。

 

彼の最も誇り高い功績の1つは、pa la ngingとして知られる古代の生地を復活させたことである。タイ最南端の3つの県で一度有名になった、豪華なyok dokの錦織のシルクで、ゴールドの葉と地元の花をモチーフにしている。絞り染め、プリント、batikの技法が融合している。

「私はまず、祖母の部屋で生地を見つけました。過去には、公務員はサロンやターバンを作るためにpa la ngingを使用しましたが、新しい世代が養蚕からゴムの木やその他の商品作物を栽培することになってからは、ほぼ一世紀近く消えていました。」とラチャモンコン工科大学ラッタナコーシン校で美術工芸を専攻し卒業したPhiya氏は述べた。

Khon KaenChonnabot地区の熟練した機織り職人たちと協力し、私たちの伝統を守るために手織りの金糸シルクと綿のデザインを開発しました。Khon Kaenの綿は柔らかい質感で有名で、染色後滑らかになり、batikに最適です。」

すべての生地は地元の植物の抽出物を使用して有機的に染色されている。染色に使用しているバナナからは茶色と緑、インディアンアーモンド、クレイオレンジと赤、ピンクを抽出できる。Phiya氏はまた、タイル、バラスター、サバ・バナナ、khao tom mad(バナナの葉で包まれた蒸し米)など、200以上の異なるパターンをプリントするために自分の木版を彫刻している。

Phiya氏は、「生地を一枚一枚染め、ユニークな作品に仕上げています」と話し、次世代へ知識を残すために全国のいくつかの大学で講義を行う、とも付け加えた。

彼のスタジオの訪問者は、男性と女性のファッション、トートバッグ、ショール、スカーフ、キーリング、ティッシュボックスのコレクションに魅了される。一方、pa la ngingテキスタイルは、トップリゾートのKing Powerとタイ・スマイルフライトで購入できる。

「私は地域社会の女性がより多くの収入を得ることを手助けしたいと考えており、メンバーは少なくとも月に5000タイバーツ以上の収入を得ることができます。また、観光客がこの地域の暴力に焦点を当てるのではなく、ムスリムとタイの中国の仏教徒の村人たちが一緒に暮らしているのを見ることができるよう私の家に招待したいです。」とPhiya氏は付け加えた。

ヤラー県を出発して、タイの最南端の町、Betongに向かって美しいBang Lang国立公園をドライブする。

小さな町を徒歩で探索し、多くの壁を覆う素晴らしいストリートアートを賞賛する。それらのストリートアートには古いコーヒーショップ、点心ショップ、八百屋、Betongの象徴的な郵便ポストなどタイの中国ライフスタイルが描かれている。

時計台周辺は、人気のあるショッピングと食事の場で、ブティック、理髪店、中国とタイのレストラン、麺屋やパン屋がある。ここでも、我々は、軍のボランティアグループに強く推奨された、2人の少女たちによって運営されるローティーの屋台を見つける。その人気は長い列によって証明されているが、すぐに、外はパリパリ、中はやわらかで、卵、バナナ、ココアパウダーがかかったローティーをムシャムシャ食べる。

翌朝、Betong5時に出発して、San Kala Khiri山の頂上に向かう。タイ人や外国人観光客が集まっている。美しい霧の海を眺めるには最高の立地であるが、天候が悪かったせいで、霧の1%しか見えなかった。

かつてはマラヤ共産党の拠点であったTano Mae Ro地区のPiyamitトンネルに続く。このトンネルは山の下に1キロメートル以上広がっていて、1976年に、空襲避難所や食糧を貯蔵するために複数の入り口をつくり建てられた。

熱帯雨林に囲まれたPiyamit Histories博物館は、古い武器、自己製作された義足、白黒写真、台所用品、楽器の希少なコレクションを誇っている。また、中国の神社と粘土で作られた模造の無煙ストーブをみることができる。

「民主化のために戦いたいと思っていた約1000人のメンバーがいました。戦争は50年間続けられ、1987年、タイ政府が農業のために家族1戸につき15ライの土地を提供した後、私たちの党は分裂しました」と、ツアーガイド役のSue Chongおじさん、68歳は言う。

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最終更新:2018年08月04日06:01

タイ:徹底的に現代的且つ伝統的スタイル(後)

(前編より)

 

Theera氏もまた、タイ織物を改良し復活させるという課題に立ち向かい、より現代的で価値の高いものにした。彼の最初の課題は、地元の生産者がよりグローバルに考え、ファッションやライフスタイル業界を理解するよう促しながら、タイ織物が時代遅れでオシャレでは無いという先入観を変えることであったと説明した。

昨年、文化省の支援を受けた彼のブランドT-Raは、地元の織り手のグループと密に協力し合い、斬新で現代的な製品のコレクションを作り出し、称賛を浴び、人気メディアの注目を集めた。 彼のデザインはシンプルさに重きを置き、ドレープの技術を披露している。

それはT-Raに対する世間の認識でもあり、Khon Kaen県のJutatip地域の手織りおよび自然染料染めを誇っている。

ファッションショーはPrapakas氏の作品で終了した。Prapakas氏は常に同ブランドのガウンにタイシルクを使用しており(Hook's by Prapakasブランドの下で販売)、彼の3人の仲間と同様に、全てのタイのデザイナーは名誉にかけてタイのシルクを再び適切に評価されるようにするべきだと感じている。

「私たちの多くからタイシルクを着用することを妨げている偏見や先入観は置いておき、タイシルクを他のすべての国の他の生地と同様に独自の特性を持つ素材の一つとして見るべきであり、そこから始めてみることである」と彼は述べた。

また彼は色、色の組み合わせおよびトレンドに対する理解を地元の織り手に伝えることで、幅広いクライアントのニーズに応えられる織物をデザイン・生産できるようにしたいと考えている。

Prakasas氏のコレクションへのインスピレーションは彼の最近のタイ北東部への旅から触発されたものであり、彼はそれをKalasin県のRoikhaen Sarasinグループによるシルク生産者によって作られたガウンで表現した。

ステージパフォーマンスでのデザインにおける長年の経験で、彼のユニークなスキルをステッチ、レイヤー、刺繍で適用し、テクスチャーや太さの点で異なる様々な生地をエレガントで徹底的にモダンなガウンにもたらしている。

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最終更新:2018年07月28日12:03

タイ:徹底的に現代的且つ伝統的スタイル(前)

手織りシルクが4人のタイ有名デザイナーによって現代的な改革をもたらす

タイのシルクは近年世界中に知れ渡るようになったが、この伝統的な手織り物に注目を集めるための様々な開発にも関わらず、現代の既製服ではほとんど使用されていない。その理由として、このデリケートな生地は一般的に成熟した大人や裕福な人が着用するのが最も良いと認識されているからである。

しかし、そのような認識もHook’s by PrapakasPrapakas AngsusingEk ThongprasertPlatt Pladhi、そして最近サイアムパラゴンでのイベント“Thai Textile for Contemporary Ready-to-Wear”にてユニークな衣装のショーケースを行ったTheera Chantasawat4人の有力デザイナーによって変わっているところである。

このコレクションは、今年5月にスペインのバレンシア市でRoi Kaen SarasinNakhon Chaiburin およびRoyal Peacock ブランドのコミュニティによって織った布を使用した合計86の衣装で構成され、彼らのデビューを飾り喝采を浴びた。

タイのシルクを最大限丁寧に扱うという助言はこれまで通りである中、これらを通常の服として着用するという考えはまだ進化過程である。

地元の織り手に知識を共有し協力するだけでなく、織物製造過程を視察するために農村部へ出向いているPlatt氏は「タイ織物はファッションが絶えず変化するのと同じように発展しなければならない」と述べた。

「タイシルクは私たちの遺産である。タイシルクは私たちすべての人々に属し、私たちの日々の生活の一部として存在しているべきである。コレクションは洗練されたカッティングとエレガントなドレープを誇示するだけでも色の暴動でも無く、衝突するように見えるが調和して見事に見えるようになるとイメージ出来るだろう」と語った。

「このコレクションでは、Nakhon RatchasimaPak Thong Chai地区で生産され、Peacock Emblemを授与したシルクにカラフルなプリントを描いたものである。この織物はパターンや構造を通して現代的なライフスタイルを反映しており、私のRealistic Situationブランドのユニークな特徴である。」と説明した。

Ek Thongprasert氏は「私のアドバイスはプリント地にプリント地を重ねて着ることで、それがどう見えるかは心配しないこ、とである。オシャレは楽しむことであり、ミックスしたりマッチすることで色が際立つのである」と語り、タイ織物のパターンや色のユニークさはそのエッセンスとなるが、それらはまだタイの現代社会と融合していないことを残念に感じている。

「タイでの伝統的な知識やノウハウを継承する事は、デザインにおける革新を妨げる厚い壁を作ってしまう。」と彼は嘆いた。「しかし、過去2、3年の間、私は新しい世代の地元の織り手が地元に戻り家業を継ぎ、デザイナーと地元の織り手の協力関係を支援するために多くの政府プロジェクトが導入されてきたのを見ている。これらの要因は業界に迅速かつインパクトのある発展へと導き、現地のタイ織物が今日の人々のワードローブに加わることを可能にしている」

彼のコレクションは、現代文化を徐々に地域の伝統に置き換えていく手法により触発されており、タイ織物を現代的な形で導入していくことを農村部と都会の習慣の会話とみなしている。

Nakhon Chai Burinグループの生地を用いて、Gold Silk Sarenによって生産されている新種のデニムシルクやBuri Ram県で製造されたthe pa sin teen daeng、そして有名なmudmeeシルクなど様々なパターンをミックスしたりマッチさせ、現代的なスポーツウェアを通してそれらを表現している。

タイのキックボクシングまたはムエタイはこのThailand 4.0コレクションのメインテーマである。キャッチーなイーサーン地方の挨拶で“Pen-jang-dai”または “Sam-bai-dee-bor”(元気ですか?という意味)の言葉が誇りを持ってスクリーンに映し出され、また衣装に刺繍された。



(後編につづく)



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最終更新:2018年07月28日06:03

タイ:糸に込められた伝統(後)

(前編より)

 

Nature to Wearコレクションの共同デザイナーであるJirat氏とTheera氏は、ファッション愛好家にタイ織物の美しさと心地よさを組み合わせた日用製品を提供することを目指している。Theera氏は織物と天然繊維の色の美しさを徹底的に研究した後、ファッション業界での彼の10年にわたる経験をうまく活用しており、またJirat氏は、自然の素朴さを彼のインスピレーションから描き出し、シンプルで着やすく、カジュアルでありながら、現代の感覚も取り入れたコレクションを生み出している。

「DoiTungの衣服は、綿、リネン、麻のような天然素材から手織りされているだけでなく、タマネギの皮、マカダミア、炭、コーヒー殻、カメリアシネンシス(ツバキ)、樹木、漆、スオウやインディゴなどを使って染色されています。こうして商品に活用することにより、森の周辺に住む村人に現金収入をもたらし、地元の植物や民族伝来の知恵を保全するだけでなく、「ゼロ廃棄」原則を通して環境保護にもつながっています。 DoiTung Nature to Wearコレクションの衣服・アクセサリーのパターンやデザインは、Doi Tung地域の民族の物語そのものなのです。」とJirat氏は言った。

最近になってこの財団の仕事に戻ったTheera氏は、16年前の当時と多くの変化が見られると述べた。「当時私は若かったですし、タイ織物に関する経験はさほどなく、たくさんのアイデアは持っていたものの、この市場についてほとんど知りませんでした。今私はファッションデザインの講師をやりながら、多くの地元の織物職人たちと共に仕事をしています。今がDoiTungに戻るのに一番良い時期でした。私は主にスカーフを担当していますが、その91%が飛ぶように売れていると聞いてうれしく思います。これは私たちが流行発信し、財団が専門的に実施しているマーケティング活動によって、デザイナーがターゲットとしているグループをよく理解できるおかげです。正直なところ我々世代のデザイナーが何もしなければ、どんなタイ織物もこうして活用するのは困難だったでしょう。若い世代のデザイナーにはそういった取り組みを期待できません。DoiTungは軽くて快適で、非常に柔らかい手織綿とその美しい模様で本当に有名となりました。」とTheera 氏は言った。

Mae Fah Luang財団の製品デザイナーであるJackrayu Kongurai氏は、夜明けの太陽の美しさに触発され、新しい始まり、フレッシュと希望をシンボルとするFirst Lightという彼の新しいホームウェアコレクションを誇りに思っている。彼はタイ北部の民族文化に見られる模様や形を組み合わせ、DoiTung Lifestyleの2018年春夏コレクションにおけるインテリア商品や陶器のデザインに落とし込んだ。「First Lightコレクションは、革新的な製織工程から陶器の着色や焼成など、生産のあらゆる段階における職人の喜びが注ぎ込まれています。それは波打つ水面や窓、身の周りに映る朝の光を見た時にわき上げるあなたの気持ちを表しています。より重要なのは、我々が人類や地球の未来を守るためのサステイナブル・デザインという考え方に基づいており、製造プロセスや使用する原材料が人類や地球の未来にマイナスの影響を与えないという点です。」とJackrayu氏は説明した。これらの製品は、DoiTungのプロデザイナーの創造性とともに、天然素材と民族の知恵を何世代にもわたって伝承することになる。その結果として、目を引くと同時に環境にも優しいユニークな特徴を持つ高品質の製品コレクションが生まれた。

Mae Fah Luang財団の代表である ML Dispanadda Diskul氏は、DoiTung Lifestyleのゴールは会社の新人のように若い世代を引き付けることだと強調した。「我々は若者がタイの服を着用するようにしたいと思います。彼らはデザインに関心がある上、DoiTung Lifestyleを作った財団の真の目的を理解くれれば、強固にブランドをサポートし、ソーシャルメディアを通して意識向上を働きかけてくれるでしょう。それは本当に強力なメッセージとなります。」と彼は言った。

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最終更新:2018年06月22日12:03

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