インドシナニュース

ベトナム:ファストファッションがブーム

ベトナム国内での最近のファストファッションの流行は国内繊維・アパレル企業にとってはチャンスである反面、課題も提示している。

繊維・アパレル産業の専門家は、ベトナムのアパレルメーカーはこの機会を活用し、世界で拡大するファストファッションのトレンドを掴み、突破口としなければならないと話す。

Zaraを熱狂的に迎えたのち、スウェーデンの格安衣料小売業者HMがホーチミン市に登場すると国内市場は再び熱狂した。近年ベトナムに進出した世界的ブランドは消費者の熱烈な歓迎を受けたが、国内メーカーへのプレッシャーは高まることとなった。

価格面では格安から中間寄りにあるZaraH&MTopshopは若いベトナム人消費者には非常に魅力的である。ファストファッションとはハイファッションのデザインを廉価に衣料品やアクセサリーで再現し、巨大市場を有する小売業者が低価格で提供するビジネスモデルである。ファストファッションという言葉が示す通り、ファッションのトレンドは四季ごとではなく、週ごとに変遷する。

ホーチミン市で若者が何時間も行列して開店を待ったという事実は、外国製の廉価な製品に対する消費者の熱狂を示している。海外ファッションブランドの流入が相次ぐ中、ベトナム国内のメーカーは消費者を引き止める方策を考えなければならなくなった。

制服の製造に特化するSu Tu Vang社のDu Huu Thanh社長は、ファストファッションの流行は、新たなトレンドを市場により早く、より安価に届けるために生産プロセスが迅速化されたファッション産業の動きを反映していると話す。その結果、企業はデザイン、発注、納品にかかる時間の面で課題に直面するようになった。

国内企業は迅速なデザインの紹介で消費者の心を掴む海外ブランドのやり方を学んできた。国内企業は急速に変わりつつあるライフスタイルと消費者のファッションや衣類品への志向を把握できる多数の優秀なデザイナーを必要としている。

需要に対応し、海外ブランドと競争していくためには、国内企業は現代的な設備により多くの投資を行い、より多くの熟練労働者を集める必要がある。

ベトナム繊維協会(VITAS)のNguyen Thi Tuyet Mai副会長は、ベトナムへの外国ブランドの登場はプレッシャーをもたらしたが、生産、ビジネス面での変化のきっかけをももたらしたと話す。消費者にはより多くの選択肢がもたらされたこととなる。

国内企業は長年、海外直接投資企業による下請契約に慣れてきた。しかし、ファストファッションの時代に適応するためには、国内企業も自社の製品を作り出さなくてはならない。

繊維協会は世界での新たなトレンドに関する情報を提供し、企業を支援している。

シンガポールに本拠を置くアパレル産業向けテクノロジー企業ThreadSolSaurav Ujjain東南アジア事業部長はベトナムのアパレル産業に同社の革新的な技術を紹介している。同社は最適な素材購入を可能にするintelloBuy、最適な裁断計画を作るintelloCutなどの製品で、メーカーの収入と利益の向上を支援している。intelloCutはメーカーの収入を平均30%改善し、毎年1000万米ドルの利益につなげているという。



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最終更新:2017年12月12日05:55

ベトナム:国内企業のファストファッションに対する課題

ベトナム繊維協会(VITAS)によると、ベトナムのアパレルメーカーは新技術を取り入れ、世界的に高まるファストファッションのトレンドに対応していかなければならないという。

1123日、ホーチミン市で開催された『ベトナムのアパレル産業はファストファッションに対応できているか?』と題されたセミナーでベトナム繊維協会(VITASNguyen Thi Tuyet Mai副会長が講演し、ファストファッションの分野が過去数年間で急速に成長を遂げていることを説明した。

持続可能性という点でファストファッション製品にはいくつかの問題が残っているものの、消費者の人気は爆発的に高まっているという。

ファストファッションとは、大量消費市場を手がける小売業者が、低いコストでファッション性の高いデザインを安価な衣料品やアクセサリーに素早く取り入れることを言う。

「ファストファッション」という言葉が示すように、スタイルは従来通りの四季シーズンではなく、週ごとに発表されていく。

シンガポールに拠点を置くアパレル産業のテクノロジー企業、ThreadSol社のSaurav Ujjain東南アジアビジネス部門長によると、スタイルは世界的に年平均成長率17.9%の割合で増加しているという。

ファッションブランドの多くがファストファッション戦略に移行しており、多様なバラエティ、少量生産、短納期の需要が高まっていると同氏は説明した。

それが故、アパレルメーカーには生産過程のスピードアップに対する強いプレッシャガーがあるという。

ベトナム企業は外部委託契約の形式を長らく採用してきたが、多くの企業がファストファッションの外部委託で問題に直面するだろうとMai氏は述べた。

若年の人口層が大きいこと、そして所得が高まっていることから、多くの主要国際ファッションブランドが近年ベトナム市場に参入している。

そのため、ZaraH&MTopshopMangoといったブランドが競うようにして国内に多くの店舗を開店させていると同氏は述べた。

ZaraH&Mといったアパレルファッションブランドのニーズを満たし、競争の激しいファッション業界で先手を打つべく、メーカーは新しい生産技術を取り入れ効率と生産性を高めなければならないのです。」

セミナー期間中、ThreadSol社はベトナムのアパレル産業向けに同社が提供している新技術のソリューションを紹介した。これには材料管理のモデルも含まれている。

ソリューションにはintelloBuyを使った正確な生地の購入からintelloCutを使った生地裁断の緻密なプラニングまで含まれており、売上や利益の増大という点でメーカーのサポートを行うとUjjain氏は説明した。

Mai氏によると、ベトナムのアパレル産業は2010年から2015年にかけて大幅に成長しており、年間17%のペースで拡大しているという。

今年9ヶ月間の繊維・織物製品の輸出は230億米ドル規模になっており、対前年ベースでは9.3%の成長となっている。年間の数値は305億米ドルを超える見込みであると同氏は述べた。

Golden Lion Workwear社のDo Huu Thanh社長によると、同社は世界中の750顧客向けに毎月少なくとも200種類のデザインを生産する必要があり、各注文を15-30日の期間で完成させなければならないという。

生産を正確に計画し廃棄率を最小化する技術を取り入れなければならないと同氏は説明した。

2017年ベトナム国際繊維・アパレル産業展示会に合わせてVITASThreadSolが開催した本セミナーではパネルディスカッションも行われ、メーカーが品質やコストで妥協することなく、商品をタイムリーに提供するための技術やベストプラクティスを取り入れることで、ファストファッション市場に順応していく方法についても論じられた。



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最終更新:2017年11月30日11:13

ベトナム:革新が求められる国内ファッションブランド

多数の海外ファッションブランドのベトナム市場への参入により、国内のファッションブランドは苛烈な競争に直面している。

KK FashionLe Viet Thanh CEOは多くの同業者とは異なり、海外ファッションブランドがベトナムブランドを死に至らせることはないと考えている。

「国内ファッション市場には多様な顧客層と多様なニーズが存在する。海外ブランドは強力だがすべてのニーズに対応することはできない。ベトナムブランドでもしっかりした製品があれば市場に居場所はあり、ニッチマーケットを見つけることもできる」と彼は述べる。彼はまた、国内ブランドはベトナム人の好みを把握しており、ベトナム人に向いた製品デザインが可能だと述べた。

例えば、Michikoが対象とするニッチなマーケットは30歳以上の女性の、1点あたり150-250万ベトナム・ドンの高級衣料だ。この層の顧客は特別で個性的なスタイルを求める。

ElisaLuu Nga CEOは、ベトナムのファッション産業は顧客の求める品質とデザインを提供することができ、ベトナムブランドは海外ブランドとも競合できると話す。

Viet Tien Garment 650店舗にまで拡大しており、An Phuoc115店舗に拡大した。Blue Exchange200 店舗、Elisa100店舗である。

これらブランドは店舗数の拡大に比例して利益も拡大してきている。K&K50%An Phuoc15-17% Garment No 1022-25%の成長率を記録している。

CashewLabellaKelly BuiMarcDottyCamelliaMoraなどの国内ブランドは中流層から富裕層のニッチマーケットをターゲットとした自社デザインの製品で成功を収めている。

MoraのオーナーであるHoang Thanh Tuは、多くのベトナムファッションブランドは海外市場に参入するだけの自信をつけてきており、米国、韓国や日本でのファッションウィークに参加していると述べた。

ニャチャンとダナンにあるMoraのショールームはすでに数多くの安定した顧客層を持つ。

高級ファストファッションを展開するIVY ModaIVY Menを立ち上げ、さらに間もなくIVY Kidsも展開する予定である。

一方、NEMの代表者は、同社の優位性は10工場と優れた技能を持つ労働者によるものだと話す。

CanifaDoan Bich Ngoc CEOは、海外ブランドは色やパターンに注力しているのに対し、Canifaは高品質な原材料により長持ちする製品の開発に注力していると話す。

ベトナムブランドはブランディングの面でも優位性がある。Elisaはビューティーコンテストのスポンサーであり、CanifaProject RunwayVietnam Next Top Modelといったテレビ番組のスポンサーを務める。MarcFashion In Meコンクールを支援している。



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最終更新:2017年11月06日12:01

ベトナム:繊維・縫製産業への投資プロジェクトは再開、しかし新たな問題も

環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)からの米国の離脱を受けて一時的に延期されていた紡績、織物、染色等の複数のプロジェクトが再開した。しかし、繊維・縫製産業にはまだ困難も残る。

ロンアン省のTan Duc工業団地で染色・織物工場を操業するブルネイ資本のTrillions Enterpriseは、工業団地に対し事業拡張用地として5ヘクタールを申請した。

韓国のLong Thai Tu Yarnはドンナイ省のLong Khanh工業団地で5000万米ドルを投じて工場を拡張することを決定した。

ビンズン省では台湾のFar Eastern48580万米ドルの資本追加を行い、操業開始から2年でBau Bang工業団地への総投資額は76000万米ドルとなった。

Far Eastern Groupの代表者は、2015年に開始したベトナムへの投資はTPPによる便益を見越してのものであったと認める。しかし、米国の離脱後も計画を変更しないという。

外国投資庁によると、Far Eastern のプロジェクトは2017年の1月から8月までに投資許可が下りた案件のうち最大規模の5案件のひとつであるという。

3年前とは異なり、今年は繊維・縫製産業の大型海外直接投資案件は多くはない。しかし、既存事業は規模を拡大しつつある。

ベトナム企業も投資を拡大させつつある。Bao Minh Textileはナムディン省で高級衣料品製造工場の建設に7500万米ドルを投資した。20183月の操業開始を予定している。

ベトナム繊維協会(Vitas)のVu Duc Giang会長によると、繊維・縫製産業での今年のこれまでの投資額は20億米ドルであった。現在、企業は関税の完全撤廃を期待してはいないが、ベトナムが世界的規模の縫製輸出国であることに変わりはない。

今年1月から7月までの繊維・縫製輸出額は前年同期比9.94%増の170億米ドルに達する。

原材料輸入が18.76%増加し、111億米ドルに達していることを考慮すると、2017年の総輸出額は目標額の300億米ドルを上回る可能性があると繊維アパレル協会は予測している。

また、TPPに加え、ベトナムの繊維・縫製産業はEU、韓国や日本との自由貿易協定の恩恵も享受することができると繊維アパレル協会は指摘する。

現在、EUでのベトナムの市場シェアは3%にとどまることを考慮すると、今後輸出が増加する可能性がある。

商工省は海外市場でのベトナム製品に対する関税が高まりつつあると注意を促している。 インドではエラストマーフィラメント糸の関税が3545%に達する。

 

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最終更新:2017年11月02日12:03

ベトナム:労働集約型産業ではデジタル化工場が普及していく見込み

第4次産業革命により生産性は劇的に向上することが見込まれているが、インテリジェントな工場の出現に伴い製品サイクルは短くなる。

現在の繊維・縫製工場は10年間の内に姿を消し、86%の労働者が職を失うと専門官は予測している。

労働集約型である繊維・縫製産業は、人間の手によって現在行われている仕事に代わり、AIやロボット、IOTなどの新しい技術を利用するだろう。

第10縫製(Garment 10)株式会社のNguyen Thi Thanh Huyen最高責任者によると、ベトナムのような国には第4次産業革命によって多大なチャンスがもたらされるが、ロボットや最新機械の出現により、繊維・縫製産業の労働者の大部分が職を失うという。

その革命はベトナムにすでに影響をあたえはじめていると地元新聞は報じている。ハノイのとある企業では、ロボットの導入により80%の労働者を解雇している。

革命は労働集約型の産業だけではなく、いわゆる社会経済と言われる分野にも大きな影響をあたえることが見込まれている。

「我々はこれまでの3つの革命を逃しました。第4次革命でも同じことが起こるのではないかと考えています。」Son HaグループのHoang Manh Tan最高責任者は語った。

Tan氏によると、ベトナムの現在の工業生産はその多くが原材料の輸出であり、ほとんどが高い付加価値を生み出さない一次生産であるという。

「ベトナムの生産コストは近隣諸国と比較して随分と高くなっています。」中国では最新技術を使用し、大規模生産を行なっているため製品を低いコストで生産できるのだとTan氏は述べた。

商工省のNguyen Phu Cuong氏は、ベトナム企業の最大の障害は時代遅れの技術だとコメントした。そのため、技術のデジタル化には多大な時間と努力を要する。

「もし世界や地域の開発ペースに追いつくことができなければ、ベトナムは生産性の低下や過剰雇用などの様々なリスクに直面することになるでしょう。」とCuong氏は述べた。

またCuong氏は、ベトナムなどの発展途上国へは開発国から時代遅れの技術の波が来るかもしれないとも警告した。

産業革命の影響はプラス面もマイナス面も共に避けることができない。

ベトナム企業ができるのは、チャンスをフルに活用して課題に対峙することだけである。別の言葉で言えば、彼らは「第4次産業革命の波」を逃すことができないのだ。

Ho GuomグループのPhi Ngoc Trinh最高責任者は、10年間の内に労働者が完全にロボットによって取り替わることはないが、いくつかの分野で徐々に取り替わっていくだろうと考えている。

「その時までに、ベトナム企業は機械導入の費用を準備しておかなければなりません。」とTrinh氏は述べた。

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最終更新:2017年10月12日06:04

ベトナム:速達サービスがeコマース小売業者の強みに

消費者の財布を握るための競争では、配達サービスが小売業者の「切り札」となっている。

企業収益や増益の23%を固定客が占めている一方で、満足度の低い顧客が一人でもいれば収益を減らす場合もあるとギャラップ調査レポートは指摘している。オンライン小売プロセスの最終段階となる配達サービスは重要な役割を担っているのだ。

配達はできるだけシンプルに行い、様々な選択肢を提供し、顧客にとって利便性の高いものであるべきだとDHL eコマースのCharles Brewer CEOは述べた。商品を確認し、もし気に入らなければ返品できることで顧客は満足に感じる。

大半の決済取引を現金で行なうベトナム市場においては、代金引換払いもまた良いオプションである。しかしながら、代金引換払いは配達プロセスをより複雑なものとするため、オンライン小売業者としては理想的なオプションではない。小売業者は信頼の置ける配達業者と提携を組み、配送過程をスムーズに行い、顧客を獲得できるようにしなければならない。

昨年ベトナムのeコマース部門に飛び込んだイオンモールやロッテマートなどの外国スーパーマーケットチェーンにとって、速達サービスは強みがある。

大きな小売チェーンは全国にある多数の小売店に商品を置いているため、商品を素早く配達することができるのだとアナリストは述べた。

配達員は中央倉庫まで取りに行かずとも小売チェーンに加盟する小売店で品物を受け取り、近くの顧客に受け渡せば良いのである。ショップやスーパーマーケットの大きなネットワークがオンライン販売の倉庫となるのだ。

ロッテやイオンはeコマース事業の競争力を高めようと、携帯電話流通チェーンのThe Gioi Di Dong と同じ手法を取り入れている。

Thegioididong.comはオンラインで注文した顧客に対し、もし配送先が実店舗から5-10km圏内にある場合は60分以内に商品を配達すると約束している。

Lazada.vnやTiki.vnは大型倉庫を所有しているが、そのほとんどがハノイやホーチミン、ダナンなどの大都市部にある。

多くの倉庫を設置し配達時間を短縮し経費を削減することがオンライン販売の重要な要素となるが、多額の投資資本を必要とするため多くの企業ではこれを行うことができない

ただしイオンやロッテは最近になってeコマース部門に参入したばかりであるため、配達活動は幾分か制限されている。イオンEショップは、最初の段階では商品の配達をホーチミン市内にとどめており、カンザーやクチなどの郊外は対象地域としていない。

しかしながら、イオンチェーンは配達対象地域をハノイやヴィンフック、ハイフォンなど北部の省や都市に拡大する計画を立てている。

Lotte.vnは配達時間を月曜日から金曜日の午前8時から午後5時までとしている。

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最終更新:2017年09月25日06:01

ベトナム:オンライン消費者急増で小売業に大きな商機

スマートフォンを利用する若い消費者が新たなビジネスチャンスとして注目されている。

市場調査会社の最近の報告書はすべて、消費者は買物の方法を変えつつあると指摘している。実店舗に足を運ぶ代わりに、オンラインで買物をするようになったのだ。

9月7日にNielsenが発表した報告書は、企業は新たな成長のチャンスである、インターネットに常時繋がっていて、多額の消費を求めている層により注意を払うべき時だとしている。

NielsenとDemand Instituteが行った調査によると、2025年までにそうした「コネクテッド・スペンダー」は世界人口のおよそ4割を占め、世界の消費の5割を担うようになるという。

急速なデジタル技術の発展により、ベトナムはインドネシア、フィリピンやタイ同様、こうした消費者が最も多い国のひとつになると予測されている。

ベトナムにはこのタイプの消費者がすでに2300万人存在すると推定され、この数は2025年までに4000万人に増加すると予測される。デジタル技術に造詣のある消費者は多額の消費に抵抗がなく、所得以上に消費することすらある。

Nielsen Vietnamによると、こうした消費者のうち34%が21歳から34歳である。76%が高所得者で、62%が中間所得層、43%は低所得層である。

彼らはあらゆる経路で買い物をすると考えられている。80%はオンラインでの買い物を最も便利であると考えているが、実際に購入を決めるまでにセールサイトやソーシャルネットワーク上でのコメント、実店舗など、2つ以上の情報源から情報収集をしている。

実店舗で商品を見て、それから割引やプロモーションを活用してオンラインで購入する人々もいる。

シンガポールのeコマースマーケティング会社Criteoの調査によると、ベトナム人の50%がインターネットを使い、世帯の44%にスマートフォンがあり、2011年から2015年までの間に、オンラインで買い物をする人口は129%増加した。

今後3年間でオンラインショッピング人口はさらに1000万人増加すると予想されている。

ベトナム企業はこのビジネスチャンスをどのように活用してきたのだろうか。Kantar Worldpanelによると、ベトナムのeコマースは爆発的に成長したが、収益の43%はFacebookのファンページ、57%が公式オンラインショッピングサイトを経由したものだという。

2016年にはオンラインでの売り上げは小売業総売上の0.4%にまで成長したが、この割合は2025年までに2.2%に達し、消費者の26%がオンラインショッピングを利用するようになると予測されている。

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最終更新:2017年09月21日09:32

ベトナム:2017年の年間アパレル輸出は305億ドルに達する見込み

ベトナム繊維協会(VITAS)と米国国際綿花評議会(CCI)が9月12日にホーチミン市で開催したCotton Dayのイベントで、ベトナム繊維協会のVu Duc Giang会長は、2017年のベトナムの繊維・アパレル輸出は305億米ドルに達する可能性があると述べた。

2017年1月から8月までの実績は前年比9.9%の伸びで輸出額は198億米ドルに達したとGiang会長は述べた。

依然として米国が最大市場であり、輸出の51%を占めた。しかしベトナムでは国内の綿農家が大幅に減少し、国内繊維セクターの需要の0.04%しか供給できていないため、繊維の60%を輸入に頼っている。

ベトナムで初めて開催されるCotton Dayについて、Giang会長は米国の綿セクターがベトナム市場の可能性を評価し、そして米国政府に対しベトナム繊維・アパレル業界への支援を訴える良い機会となるのではないかと述べた。

米国国際綿花評議会 のWilliam Bettendorf会長は、近年の市場の成長からベトナムが今回のイベント開催国として選ばれたと述べた。ベトナムは現在米国綿花輸出の最大市場となっている。

また、国際綿花評議会は今年から 米国綿を使うベトナムブランドの支援を行なっている。米国市場において、Cotton USAラベルはベトナム製品の付加価値となるだろうとBettendorf会長は述べた。

このイベントでは、CANIFAとJohn Henryブランドの最新のコレクション、さらにCotton USAファッションデザインコンテストの受賞者5名の作品も展示された。

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最終更新:2017年09月14日11:55

ベトナム:ファッション市場は国内外のブランドにとって十分な規模

一部の国内ファッションブランドは「海外ファッションの襲来」の中にあっても、地元の利がある上、国内の市場規模も増加しているため、依然として十分な需要があると落ち着き払っている。

Chanel、Giovanni、Salvatore Ferragamo、Mango、ZaraやH&Mなどを含む、ハイストリートからラグジュアリーまで、多くの外国ブランドがベトナムに上陸しており、日本からはユニクロの参入も予想されている。

旺盛な需要に応え、Zaraは2016年9月ホーチミン市にショップをオープンさせた。さらにこのスペインのファッションブランドは、2017年4月5日にオンラインでの商品の販売を開始し、続いてハノイで2店目のショップをオープンさせる予定としている。

2017年9月にH&Mは、Vincom Dong Khoi内のZaraショップのすぐ隣に、ベトナムで最初となる店舗をオープンさせる計画としている。このスウェーデンのファッションブランドは、ターゲットとする5つの主要市場にベトナムが含まれていると述べた。

日経は、ZaraやH&Mの新規市場開拓の計画において、ベトナムは戦略的なターゲット市場であると報じた。

Zaraチェーンを運営するInditex社は、2017年度に280店舗をオープンさせるが、特にニュージーランドやベトナムを含む5つの新興市場にフォーカスし、その地域に93の新しい店舗をオープンさせると発表した。

一方でH&Mは、カザフスタン、コロンビア、ベトナムを含む複数の市場で、今年430店舗をオープンさせる予定としている。

ラグジュアリーブランドが次々とベトナムに参入する中にあっても、ベトナムの地元ファッションブランドは平静であるが、ZaraやH&Mなどハイストリートブランドについては、その存在に懸念を示している。

ラグジュアリーブランドは少数の高所得者向けであるが、ハイストリートブランドは中流階級をターゲットとしており、ベトナム国内ブランドのライバルとなり得る。報道によると、Zaraはベトナムでのオープン初日に55億ベトナムドンの売上を計上したという。

アナリストは、Nguyen Tam社のブランドであるFoci、Thoi Trang VietのNinoMaxx、Xanh Co Ban FashionのBlue Exchange、Pham Tuong Garment 2000のPT2000、Hoang Duong Trade & ServiceのCanifaといったブランドが、海外ハイストリートブランドと同じ客層をターゲットにしていると指摘した。

国内オンライン業者にとっても、海外高級ブランドの参入は脅威となっている。ハノイCau Giay地区のVu Thuy Hanh氏は、Zaraがベトナムに参入する前はその製品をオンラインで販売して月商1億ベトナムドンの売上を上げており、税金を支払う必要もなかったと述べた。

しかし国内ブランドNEMのNguyen Tiep氏は、同社の業績について楽観視している。彼は、企業が適切な市場セグメントをターゲットにしさえすれば、全市場参加者が成長していくのに十分な需要があると述べた。

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最終更新:2017年09月07日05:58

ベトナム:巨大ポリエステル工場、操業再開に向けて

投資家の強い意志により、近日、ベトナム初のポリエステル繊維製造工場が生産を再開させる可能性がある。

国営の大手石油企業PetroVietnam及び国営繊維企業グループVinatexの代表が先日、同繊維工場の製品の消費再開について話し合うために集まった。

工場は北部湾岸都市ハイフォンのディンブー経済区に位置し、合計投資額は7兆ベトナム・ドン(約3億2500万米ドル)近くあり、繊維生産のためにベトナム中部クアンガイ省にあるDung Quat製油所のフィードを使用する予定であった。PetroVietnamは工場の75%を所有している。

この面談は、商業運転初年の損失により2015年10月に生産を中止していたディンヴーポリエステル繊維工場(PVTEX)の運転再開の可能性を意味している。

PetroVietnamの最高責任者Nguyen Vu Truong Son氏によると、同グループは繊維工場の早期運転再開に向けて関連団体と積極的に協力しているという。

PVTEXは、無駄と非難される商工省(MoIT)運営の12の悪名高いプロジェクトの一つである。

バイオ燃料製造工場のエタノール Phu Tho、エタノール Binh Phuoc、バイオ・エタノール Dung Quat、Dung Quat造船所、PVTEXなど、12のこうしたプロジェクトのうち5つがPetroVietnam運営である。

検討の後、MoITは2つのプロジェクト(Dung Quat 造船所及びエタノール Phu Tho)の倒産をPetroVietnamに許可した。

PVTEXについては、PetroVietnamはいくつかの起こりうるシナリオに基づいて働いているという。

工場のリース提供や提供など、提示されたシナリオの中でも運転再開のシナリオが最善であるように思われる。

PetroVietnamと面談した後のVIRとの対談で、 繊維に対する国内繊維・衣料品産業の総需要が年間500-600万トンあり、Vinatexだけでも6万トン必要としているとVinatex投資部門長のCao Huu Hieは述べた。

2014年-2015年の期間中PVTEXの繊維製品を使用したVinatexのいくつかのメンバー・ユニットによると、製品の品質は総じて良好であるものの、ロットごとに品質のばらつきがあったという

紡糸工程や関連機械の技術パラメータ調整の必要性から、繊維の安定した品質は紡績企業にとって極めて重要である。

「そのためPVTEX製品の消費増加を維持する他にも、Vinatex及びベトナム繊維研究機関は工場の製品品質に対して最大限の支援を行います。」とHieu氏は述べた。

PVTEXは2014年5月に運転を開始した。運転開始時点から不安定な品質が原因で製品がほとんど売れず、工場は常に困難に直面していた。

これまで工場は2年間近く運転を中断しており、損失は約1.5兆ベトナム・ドン(6800万米ドル)に累積している。

2015年に運転を中断するまでに、PVTEXは様々な種類の繊維や細糸を10万トン以上生産し販売した。

Vinatexのメンバー・ユニットが消費したのはこうした製品のうち2万トンほどである。

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最終更新:2017年08月24日06:06

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