インドシナニュース

ベトナム:テト(旧正月)に向けて、オンラインショッピングへ移行する人が増加

多くのオフィスワーカーにとって、テトの準備で混雑しているスーパーで買い物をする時間を捻出することは難しい。

オンラインショッピングは多くの消費者、特にテトに必要な商品を満載に詰め込んだショッピングカートで混雑するスーパーのカウンターで、長時間を待つことができない忙しいオフィスワーカーに支持されている。

215日に始まるテト前夜に向け、国民はみな休日の準備のためにいくつか買い物を行うが、前年同期と比較してオンライン売上高は急増しており、オンライン広告会社のCriteo社によると、特にファッション分野で86%、食料品や雑貨分野で51%も増加しているという。

「旧正月までの期間、人々は新しい洋服やお祭りに必要なご馳走を買いだめるなど、特定分野での売上増加が見られます。」とCriteo社のAlban Villani東南アジア・香港・台湾統括部長は述べた。

「現在消費者は、特にモバイルアプリでのオンラインショッピングを嗜好しており、事業者は適切なプラットフォームに適切なタイミングでデジタル予算を集中して投下する必要があります。」

スーパーマーケットで買い物をする時間的余裕がない多くの人々、特にオフィスワーカーは、食品、飲料、衣料品や桃の花に至るまで、テトに必要なものが何でも揃うオンラインショッピングを選択する。

「私はeコマースサイトで花と果物を買いましたが、数時間もすると商品が届きました。」とハノイのHai Ba Trung 地区で事務員として働くNguyen Thu Ngaさん(30歳)は言った。「果物は新鮮で、素敵なラッピングがされていましたが、花はウェブサイトで見たほど良いものではなかったので、返品しました。」

「数回クリックするだけで、テトに必要なものはすべて手に入れることができ、非常に便利です。」と述べ、一方で何百人もの人々が混雑した店のカウンターで何時間も待っていたようだと続けた。多くの人々は支払いの順番が来るのを待つことができず、ショッピングカートから離れざるを得なかったという。

ベトナムでは、インターネットの利用とスマートフォンの所有が急増している上、大手小売業者が大規模な投資を実施してきたことにより、電子商取引が急速に拡大した。

ホーチミン市、ダナン、カントーだけで、2016年の小売市場におけるオンラインショッピングの浸透率は5.4%から8.8%に増加し、オンラインでの買い物は伝統的小売の3倍の価値となった、と市場調査会社のKantar Worldpanel社は最近のレポートで明らかにした。

 

巨大な成長可能性

他の新興市場同様、ベトナムは伝統的小売から電子商取引へ商流が移行しつつある。

ほとんどのオンライン客は代引きで購入し、中央銀行のデータによると、ベトナム国民約9500万人のうち、59%が銀行口座を保有しているという。

経済学者らによると、このことは長期的に電子商取引の発展を阻害し、特に高額商品購入の制約となるという。大半のベトナム人消費者はまた、実際に購入する前に製品を見ることを好む。

それでも中間所得層とスマートフォンユーザーの拡大を背景に、電子商取引分野の成長可能性は膨大である。

Nielsen Vietnam社の発行するSmartphone Insights Report 2017によると、全国の携帯電話所有者の中でスマートフォンを利用する人の割合は、2017年に84%にも達し、前年の78%から大幅に増加した。

Reutersは昨年、ベトナムには現在5200万以上のアクティブアカウントがあるとするソーシャルメディアのWe Are Social and Hootsuiteの発表を紹介した。これは、約9200万人のベトナム人口の半分以上がオンラインユーザーということを意味する。

「ベトナムの電子商取引市場の成長率は、日本の2.5倍となる約35%と推定されます。」とこの分野の専門家であるDuc Tam氏は、最近開催されたVietnam Online Business Forum 2017で述べた。

ベトナムのオンライン売上は近年急速に拡大し、国内小売市場の3.39%を占めるようになった。小売市場全体では、前年比10.9%増となる17327000万米ドルの売上となった。

世界銀行は、現在2000億米ドル規模のベトナム経済は2035年には1兆米ドルにも達すると予測している。一日15米ドル以上の消費を行う中産階級は現在11%に過ぎないが、そうなれば人口の半分以上が新たに中産階級に加わると予想されている。

ある推計によると、2020年には人口の約30%がインターネットを通じて商品やサービスを購入し、年間平均350米ドルを支出することになるという。



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最終更新:2018年02月19日06:31

ベトナム:賃金未払いの600人の労働者がホーチミン市でストライキ

報道によると、この会社では約135万米ドル相当の賃金と社会保険料の債務を負っていたという。

ホーチミン市にあるアパレル縫製会社で働く600人以上の労働者が、韓国の雇用主が姿を消した後、賃金支払いを求めて1週間以上ストライキを行っている。

ホーチミン市北部のCu Chi地区にあるNam Phuong 社の労働者らは、当局職員と面会はしたものの、全額支払いを受けるまでは仕事に戻ることを拒否した。

Cam Giangさん(25歳の従業員)は12月分の給料として、同僚らと各700万ベトナム・ドン(308米ドル)以上の支払いを待っていると訴えた。

彼女は、この会社の役員が2週間以上も「姿をくらまして」おり、資産も押収されている兆候があると言った。

Giangさんはこの国最大のお祭りである旧正月を1ヵ月先に控え、国中の労働者が休暇ボーナスを心待ちにしている中、自分は「惨めな」気分であると言った。

「私は生後9ヶ月の赤ちゃんを持つシングルマザーです。大家は家から退去するよう要求してきており、保育園も支払いをしなければ赤ちゃんを預かることはできないと言っています。」と彼女は明かした。

彼女は8年間も会社のために懸命に働いたのに対し、受けた仕打ちはあんまりだと言った。彼女は12月だけで73時間も残業したという。

彼女の同僚の多くは貧しい移民で、同様の窮状に陥っている。

同じ会社で働いていた何組かの夫婦は、余分な出費を避けるために子供らを工場に連れて行っていた。

また別の労働者のPhu My Thanhさんは、会社からは12月分の給与支払いと、仕事に戻れば年末ボーナスを支給すると約束した書面が提示されたと明らかにした。「しかし、我々はそれを一切信じていません。」と彼は言った。

ジュニアマネージャーのVuong Duy Lamさんは、企業幹部は何日も姿を見せていないと言った。

この会社では現在、総額40億ベトナム・ドン(176140米ドル)以上の未払賃金負債を負っていると彼は推定している。

市の社会保険事務所の担当者は、同社では266億ベトナム・ドン(約117万米ドル)の社会保険料を滞納しており、同市で2番目に大きな債務者であると明らかにした。

多くの女性労働者は、こうした巨額の滞納金のために社会保険事務所から妊娠手当を受けることができないでいる。

ホーチミン市労働連合によると、2017年以降少なくとも5つの事業所が未払賃金と社会保険料の負債を負ったままで、約900人の労働者が金欠により、216日に始まる旧正月(テト)を祝うことはできないだろうと推測されている。

また別の200の企業でも財政状況が逼迫しており、休暇ボーナスを支払うことが難しいと主張している。

ホーチミン市北東のThu Duc地区にあるFenix Knitting社も、200人以上の労働者に未払賃金と社会保険料債務約135億ベトナム・ドン(約60万米ドル)を負って、昨年11月に倒産を申請した。

「他の人々が旧正月のボーナスを心待ちにしている間、我々は仕事を探さねばなりません。」とHungと名乗る労働者の一人は言った。

ベトナム経済は2017年に6.8%も成長し、10年ぶりの最高水準となったが、誰にも利益をもたらしていない。

ベトナムは昨年最低賃金を7.3%引き上げて月額375万ベトナム・ドンとし、名目最低賃金引き上げ率は記録的な水準となった。政府は2018年中頃から、さらに6.5%の引き上げすることについて承認した。

ベトナム労働組合研究所が昨年調査した2600人の労働者のうち3分の1は、所得水準が生活していくのに十分ではないと回答し、12%は残業代なしには基礎的な生活費でさえカバーできないと答えた。



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最終更新:2018年01月18日05:50

ベトナム:国内市場で後れをとる現地ファッション企業

デザイン力やマネージメント力、さらには資金力が弱いことから、ベトナムの現地企業は外国競合企業との競争で後れをとっている。

Le Thu Haさんは自らをファッション通と称している。Haさんは月の給与の半分を自らの衣服に費やし、ウェブサイトや店舗で次に買う洋服を何時間もかけて探す。

しかしながら、例え50%70%の割引があったとしても彼女が国内ブランドを選ぶことはない。

ハノイ出身の会計士である35歳の彼女によると以前は国内製品を購入していたそうだが、今では中国やタイ、韓国の衣料品が大量に流入しており、外国の様々なファストファッションブランドがベトナムで展開しているという

「ローカルブランドのものはここ数年一度も買っていません。」ウェブサイトに表示された外国ブランドZaraの新デザインに釘付けになりながら彼女は語った。「(ローカルブランドは)デザイン性に欠け質も良くありません。」

Haさん同様、現地の多くの買い物客が現地で生産された服に背を向けており、国内のファッションブランドは顧客の獲得に苦戦している。

Viet Fashion Companyがその一例だ。2009年から2010年にかけての絶頂期には年間平均30%の成長を遂げていたこの企業は、国内全土に200以上の店舗を展開していた。カジュアルアクティブやハイエンドの商品に焦点を当て、デザインから生産、さらにはマーケティングや小売といったバリューチェーンの全ての段階に関わっていた。

しかしながら、顧客数の減少により生産数は減り、現在では62店舗だけが残っている。

Fociブランドを抱えるアパレル企業Nguyen Tamの状況もこれによく似ている。同企業は60あった店舗全てを閉店し、オンライン販売に完全に移行した。

Saigon Garment CompanyLe Quang Hung社長によると、業界関係者はこうした状況を何年も前に予測しており、外国のファッションブランドが市場に参入すれば競争が激化し現地企業は困難に直面するだろうと見込んでいた。

H&MZaraStradivariusPull & BearMassimo DuttiMangoNine WestOld Navyといったブランドはは全て、潜在顧客数9000万人を超えるベトナム市場に参入を果たしている。

ベトナムには約200の国際ブランドが参入しており、市場シェアの60%以上を占めている。

マネージメント力や資金力といった面で劣る現地企業は、外国競合企業との競争に負けてしまっているとHung氏は述べた。

BluePT 2000Sea CollectionSandingDan Chauといった現地企業は全て生産量を減らし事業を縮小させている。

小売面積の資金調達も現地企業が直面している大きな課題の一つであると同氏はいう。

国際的な衣料品の店舗スペースの平均が20003000平方メートルであるのに対し、現地の衣料品企業が払えるのは3001000平方メートルほどのスペースだけである。ZaraH&Mは、サイゴン市内にいずれも2000平方メートル以上の店舗を借りている。

現地企業が直面するその他の問題としては、急速に変わりゆくファッションの様相がある。

Viet Fashion Companyの代表によると同社では毎年400以上の新デザインを発表しているそうだが、Zaraの新デザイン発表数は1万以上となっている。

マーケティング力の低さも凋落に起因していると産業関係者は語った。

ベトナム繊維協会のLe Quoc An前会長は、現地企業も生産コストを抑えたビジネス戦略を採用すれば長期的に持ちこたえることができるだろうと述べた。



国際市場の開発

国内市場の厳し競争と消費の低さから、多くの現地繊維企業は自国市場の開発に興味を抱いていない。

ベトナム繊維公団(Vinatex)の会員の内20%は国内市場に関与しているが、生産の大半が輸出に回され、国内の販売向けとしては生産キャパシティの25%ほどしか運用されていない。

年間350億米ドルの生産キャパシティがある現地繊維企業にとって年間45億米ドルしかない国内の繊維消費はちいさすぎるのだと、70社の会員企業を要するVinatexCEOLe Tien Truong氏は述べた。

現地企業は外部委託契約に基づく輸出製品の生産に焦点を当てている。

ベトナム繊維協会の発表によると、ベトナムの2017年の繊維製品輸出高は305億米ドルとなる見込みである。

世界第5位の衣料品輸出国であるベトナムは今年10ヶ月間の衣料品輸出高が215億米ドルとなっており、昨年同時期より9.5%増加しているとベトナム統計局は発表している。



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最終更新:2017年12月05日06:01

ベトナム:中国からの偽造品が国内市場を席捲(後)

(前編より)

しかしベトナムのシルク会社であるKhaisilkにおいて進められている犯罪捜査は、別の側面を明らかにした。この30年以上の歴史を持つ有名なベトナムの高級ブランドは、中国製のシルクスカーフに「ベトナム製」のタグを付けることを認めていたという。

この件においてさらに事態を悪化させたのは、あるハノイの企業がKhaisilkブランドから購入した商品について、実際にはそれらは中国産であることについてFacebook上で抗議したのが、このスキャンダルの発端となったことである。

ベトナム繊維協会のVu Duc Giang会長は地元メディアに対し、国内で流通している「ベトナム産」衣料品のほとんどは、実際には中国から密輸された偽造品であると述べた。

政府系のアンチ密輸団体の国家運営委員会389のメンバーであるLe Hong Son氏は次のように述べた。

「密輸業者はしばしば中国から商品を持ち込み、「ベトナム産」のラベルを貼った後、何の疑いも持たない消費者に密輸品を販売しています。」

「こうした偽造品は、お菓子、化粧品から電球、衣料品まで多岐に亘っています。」

中国製品につきまとう悪名が、信頼性の高い原産国にタグを置き換えるよう多くの企業に動機付けてきた。

ベトナム当局は今年上半期に約9万件の密輸品を摘発したが、この委員会によるとこれらの事案のうち1200件しか裁判にはかけられなかったという。

ハノイスーパーマーケット協会のVu Vinh Phu会長は、国内市場に蔓延する偽造品が消費者の地元製品に対する信頼を失墜させたと述べた。

Phu会長同様に、ビジネス研究・支援センターのVu Kim Hanh所長も、中国からの偽造品流入によって、多くの手工業村や企業が倒産の危機に瀕していると指摘した。

地元企業はまた、偽造品によって毎年数十万米ドルもの収益が失われていると訴えている。

専門家によると、国境警備部隊が貧弱であるために、偽造品がベトナム国内に流入可能となっているという。そのため国境警備の強化が必要であるが、中国との国境が長いために困難な状況となっている。

当局は偽造品がいったん地元市場に入ってしまうと追跡に多くのコストがかかるため、それらが国境を越えないようにする必要がある。

政府機関が状況を打破するのを待つ一方で、一部の企業では自衛する方法を見つけだそうとしている。

ハノイにある衣料品会社のオーナーであるNguyen Hong Nhung氏は、偽造品に立ち向かう唯一の方法は自社の製品を改善し続けることだと述べた。多くのアパレル製品のライフサイクルは短く、市場には数カ月以内に新しいデザインが登場すると彼女は指摘する。

「偽造業者よりも早く変革を起こすことです。デザイナーに資金を投じることに躊躇してはなりません。それがあなたを市場ゲームで勝利させる方法なのですから。」とNhung氏は言った。



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最終更新:2017年11月22日12:04

ベトナム:中国からの偽造品が国内市場を席捲(前)

ベトナムでは今、シルクブランドKhaisilkの中国からの偽造品が犯罪捜査の対象となっている。

ベトナム企業は、中国からの偽造品が毎年数十億米ドルにものぼると指摘している。

発がん性物質で染色された衣類、化学物質を含む果実、凍結防止剤の成分に汚染された歯磨き粉、重要な安全部品の欠落したタイヤ等々。

多くのベトナム人消費者は中国製品の安全性について懸念しており、どんなに安くともこの隣国から来た製品を避けようとしているが、問題なのはそれが不可能に近いということである。

中国製品は、ドイツ、フランス、イタリア製のラベルで偽装されている物の他にも、中国からベトナムに密輸された多くのベトナム小物の偽造品が、近代店舗と伝統市場の両方にわたり、全国的に氾濫していると考えられている。

サイゴンにある従来の市場で販売されている果物や野菜の最大70%は中国から輸入されているが、その多くはベトナム製と表示されていることが、地元メディアの調査によって明らかになった。

世界銀行が今年発表したベトナムの食品の安全に関する報告書では、「食品の安全に対する国民の疑念は、常に中国製品に向けられている。しかしこのことは、信頼に足るデータとテスト情報による十分な裏づけがない。」と指摘した。

中国からの商品供給は公式には記録されていないと銀行が説明していることからも、サンプルに有害物質が含まれていると判明した場合であっても、その野菜の供給源を辿ることはほとんど不可能である。

こうした状況を鑑みると、買い物客らにほとんど選択肢は残されておらず、危険な偽造品を避けるために、友人や家族の助言を求めたり、自身の直感や経験に頼ったりするほかない。

ハノイ在住の主婦であるNguyen Thu Huyenさんは言う。

「中国産の食べ物、果物、野菜、衣料品に対し、地元消費者は警戒を強めています。私たちは中国産とベトナム産を見分ける方法を皆で話し合ったりしています。」

「皆が中国産の果物を避けています。」と彼女はハノイの近代スーパーの生鮮食品売り場に並ぶ、数多くの種類のオレンジをチェックしながら言う。

ハノイに住む30歳のNguyen Vu LeさんはHuyenさんに呼応し、「今や多くの消費者にとって、ベトナム製の商品、特に家庭用品、食料、衣料品は最善の選択肢とされています。ベトナム製は良質で価格も合理的だからです。」と言った。



(後編につづく)



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最終更新:2017年11月22日06:04

ベトナム:北部の製靴工場で駐輪場の廃止に抗議、8000人が職務放棄

工場が自転車やバイクでの入構を禁じ、近隣の駐輪場の料金は2倍にはね上がった。

10月2日、タインホア省の製靴工場で、工場内での駐輪を禁じられた労働者およそ8000人が職務を放棄する事態が発生した。

労働者らによると、Venus Vietnam Footwear Ltdは創業2年で、これまでは一部の労働者にバイクや自転車の工場敷地内への駐輪を許可していた。

それ以外の労働者は近隣の民間駐輪場に月額5万ベトナム・ドン(2.2米ドル)で駐輪していた。

しかし、同社は最近、工場構内への駐輪を禁止すると発表した。それに伴い、近隣の民間駐輪場では料金を月額4.4米ドルへと倍増させた。

VnExpressの取材に対し、ある労働者は「給与は低いのに、こうして次々と出て来る新たな出費には対応できない」と答えている。

この新たな駐輪場問題に加え、夜11時までの残業があっても夕食のための休憩が許されていないと指摘する労働者もいる。

同社の食堂もひどい状況にある。天気のよい日には暑すぎ、雨の日には雨もりがするという。

このストライキにより、同社近くを通る国道1A号線では昼ごろまで渋滞が発生した。

Ha Trung地区の労働局は事態解決のため、会社側、労働者側双方と協議を行うことを予定している。

先月には、タインホア省Thach Tahnh地区のS&H Vina Co. Ltdの労働者6000名が理不尽な就業規則に反発し、ストライキを起こした。

このストライキは5日間にわたって続き、工場側は最終的に労働者らの要求事項の半数以上を認めた。その中には、忌引取得3日前の申請の廃止などが含まれる。

ベトナムではストライキに関する法案の通過が度々遅れ、法律がまだ成立していない。そのため、労働者らによる抗議活動はすべて非合法ストライキとみなされる。

ベトナム労働総合連盟によると、2017年の1月から5月末まで、賃金の増額、労働条件の改善や残業拒否などを巡り全国で133回のストライキが発生している。

昨年の同時期と比較するとストライキの回数は24%減少したものの、ストライキに関与する労働者の数は増えたという。

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最終更新:2017年10月05日12:56

ベトナム:就業規則の緩和に合意、5日間にわたる北部縫製工場のストライキが終了

数千人の労働者にとって、家族の死去で忌引を取ると給与を減らされるという理不尽はもう終わった。

ベトナム中部タインホア省の工場の6000人以上の労働者が5日間にわたる違法ストライキを終えた。工場側は忌引でも3日前の申請を必要とする社内規則の撤廃など、労働者の要求事項の半数以上を受け入れた。

Thach Thanh地区の縫製企業S&H Vina Co. Ltd., の従業員らは、9月11日午前中に業務を再開した。

労働組合関係者は、給与、休暇や賞与についての16の要求事項のうち、工場側は10項目を認めたと述べた。

その他の要求事項に関しては、業績次第で検討されるという。

工場の労働者Nguyen Thi Tamによると、工場側は病気や家族の葬儀による急な休暇の取得を認めたという。

Tamをはじめとする数千人の労働者らは、理不尽な就業規則と、管理職による「非人道的」な扱いに反発しストライキを始めた。

同社はストライキ前には月1日の有給休暇しか認めていなかった。病気、事故や家族の死去による休暇でも、3日前までに申請することとなっていた。もし3日前までに申請できなかった場合、こうした理由は認められないとし、給与が減額された。

労働者らによると、証拠として死亡証明書を提出しても給与が削減されたという。

9月6日、労働者らが昼食後の休憩中に古い布を床に敷いて座ろうとしたところ、工場監督者がこの布を没収し、硬い床にそのまま座るよう命じたことで、不満が最高潮に達した。この工場監督者はその後解雇された。

S&H Vinaは2015年9月からタインホア省で操業し、輸出用衣類を生産している。

ベトナムではストライキに関する法案の通過がたびたび遅れ、法律がまだ成立していない。そのため、労働者らによる抗議活動はすべて非合法ストライキと見なされる。ベトナム労働総合連盟によると、2017年の1月から5月末まで、賃金の増額、労働条件の改善や残業拒否などを巡り全国で133回のストライキが発生している。

昨年の同時期と比較するとストライキの回数は24%減少したものの、ストライキに関与する労働者の数は増えたという。

 

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最終更新:2017年09月15日12:00

ベトナム:北部タインホア省の縫製工場で労働者6000人がストライキ

ベトナム北部タインホア省の縫製工場でおよそ6000名の労働者が就業規則を巡りストライキを開始したと9月7日に国内メディアが報じた。

Thach Thanh地区の縫製企業S&H Vina Co. Ltd.の労働者らは、同社の従業員に対する非人間的な扱いに抗議し、就業規則も理不尽で労働者の負担となっていると訴えている。

ストライキは9月6日の午後勃発した。労働者らによると、昼食後、地面に古い布を敷いて座っていたところ、監督者がそれを没収し、硬い床にそのまま座るように命じたと言う。

それに対し、2000名以上の労働者が仕事を中断し抗議のため集まった。その後さらに4000名ほどが集まり、会社の就業規則変更を求めストライキを始めたという。

ストライキは翌日も続き、労働者らは会社側に14項目の要求事項を提出した。要求事項には基本賃金の増額、子ども手当、勤続手当や交通費の支給などが含まれる。また、適切な産休、常識的な勤務時間、病気や緊急時の欠勤に対する罰則の廃止も求めている。

従業員らは同社の尋常でない就業規則にも反発している。現在、従業員は病欠や忌引きでも3日前に申請する必要がある。また、有給休暇も月1日のみである。

Thanh Hoa労働総合連盟とThach Thanh地区の行政関係者が問題解決に乗り出し、7日午前中に労働者と経営者側の協議の機会が設けられた。

7日午後までに、同社は6日の問題の端緒となった監督者を解雇し、労働者らの要求の一部を検討することに同意したとTui Tre紙は報じている。

ベトナムではストライキに関する法案の通過が度々遅れ、法律がまだ成立していない。そのため、労働者らによる抗議活動はすべて非合法ストライキと見なされる。ベトナム労働総合連盟によると、2017年の1月から5月末まで、賃金の増額、労働条件の改善や残業拒否などを巡り全国で133回のストライキが発生している。

昨年の同時期と比較するとストライキの回数は24%減少したものの、ストライキに関与する労働者の数は増えたという。

 

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最終更新:2017年09月12日11:13

ベトナム:国営繊維企業での6100万ドルの巨額損失をめぐり元幹部に逮捕状

問題の人物は昨年、査察で会社の違反が明らかになる前に出国したという。

ベトナム警察は26日、国営繊維企業の巨額損失の責任を問い、元企業幹部の逮捕状を全国に発行した。

容疑者であるVu Dinh Duy(42)は数ヶ月前にすでに出国していると報道されている。

2009年から2014年にかけ、Duyは国有の石油・ガス会社PetroVietnamと繊維大手Vinatexの共同出資企業であるPVTexのCEOを務めた。PVTexはベトナム北部ハイフォンでDinh Vuポリエステル工場を建設、操業していた。

政府の査察官は昨年末、様々な投資及び建設に関わる違反により工場の操業が非効率となっていたと結論づけた。PVTexは1兆4000億ベトナム・ドン(6160万米ドル)以上の損失を出し、操業からおよそ1年後の2015年9月に廃業した。

先週、警察はDuyとその他4人の元幹部に対する刑事告訴のための捜査を開始した。

たいした実績がないにもかかわらず、Duyは華々しいキャリアを積み重ねてきた。およそ5年間にわたりPVTexのCEOを務めた後、2014年にハイフォンの商工局の副局長に任命されている。

Duyはその後、商工省の下部組織である工業・環境安全局に移動した。

昨年10月に出国、逃亡する前にはDuyは国有の大手化学企業Vinachemの取締役であった。

本件はPetroVietnamの建設部問PVCに1億5000万米ドルもの損失を生み逃亡したTrinh Xuan Thanhのケースと非常に似た展開をたどっている。Thanhに対しては昨年9月に国際逮捕状が発行されている。

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最終更新:2017年06月30日12:02

ベトナム:繊維工場の巨額損失をめぐり国営石油会社の元幹部を立件

操業開始から1年で閉鎖を余儀なくされた繊維工場の元幹部らが非効率的な操業の責任を問われている。

繊維工場での巨額損失をめぐり、公安省は国営石油会社PetroVietnamの5人の元幹部を刑事告訴した。

5人はDinh Vuポリエステル製造工場で「意図的に経済管理に関する国家規制に違反し、深刻な結果を招いた」責任を問われている。

政府の監査によると、PetroVietnam及び国営繊維企業Vinatexは7兆ベトナム・ドン(3億800万米ドル)を投資しベトナム北部のハイフォンでポリエステル繊維・糸工場を建設した。PetroVietnamが株式の74%を保有していた。

しかし、投資や建設に関連する数々の違反により、工場の操業が非効率になったと政府は主張している。

PVTexとも呼ばれるこの会社は、操業開始からおよそ1年後の2015年9月に閉鎖されるまでに1兆4000億ベトナム・ドン(6160万米ドル)以上もの損失を発生させた。昨年のメディアの報道によると、工場は競争力のない製品と高額なコストで財政難に落ち込んだという。

PVTexはベトナム国内のステープルファイバー需要の40%、糸需要の12%の生産を目標としていたが、その期待を裏切る結果となった。PVTexの製品は競合製品よりも高額で、品質も安定しなかった。

工場閉鎖時には9400トンのステープルファイバーと糸の在庫が残された。

製造コストも非常に高額だった。工場の年間電気代は当初の予測470万米ドルを大きく上回る1200万米ドルに達したとされる。従業員数も当初計画の2倍以上の1000人以上に膨らんだ。

この工場は2009年から2011年までPetroVietnamの会長であったDinh La Thang氏の政治的キャリアを実質的に終わらせた数々のスキャンダルの一つである。Thang氏はこの4月、共産党の意思決定機関から外され、ホーチミン市の党主席の地位も解任された。

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最終更新:2017年06月23日06:03

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