インドシナニュース

ベトナム:給与遅配に不満、スポーツアパレル縫製工場で労働者約1000人がストライキ

縫製会社Minh Hoang 2では給与遅配が頻繁に起こり、保険もなく、出産のサポートもないことに抗議して、約1000人の労働者らがストライキに入った。

5月16日朝、Minh Hoang 2縫製有限会社(クアンナム省Dien Ban町Dien Ngoc地区)の労働者ら約1000人が給与遅配の不満から次々に仕事を抛り出し、会社の敷地内に集まって会社経営陣に抗議した。

「私たちはここで働いていて、すべての生活費は給料頼みです。でも、会社は給与支払日になって、月末まで支払いを待ってほしいと言います。お金がなくて、どうやって暮らせというのですか。子供を食べさせ、学校に行かせないといけないのに」とある工員はストライキの理由を説明した。

工員らによれば、給与の支払いは規定では毎月15日となっているが、同社では29-30日になってやっと支払われるとのこと。この状況は、1年近く続いている。

同社では給与遅配が恒常化しているだけでなく、他の点でも工員らの不満がくすぶっている。旧正月のボーナスの支給が完了してなかったり、製品納期に間に合わないときには深夜の残業を強制したり、労働者の食事を保証していなかったりといろいろと問題があるという。

「会社は労働者に対する労働保険制度を実行しません。具体的には、労働契約で決められた、労働者の出産休暇取得時の給付がありません」と 労働者らは言う。

昼までに、同社経営陣と労働・傷兵・社会局の検査班は、労働者との直接話し合いを持った。

対話の中では、労働者の権利として規定通りの支払日に給与を支払うことに会社が同意すべきと労働者らは主張し、その他の問題に関しても意見が出された。

結局、会社の代表は5月17日に給与の80%を支払い、5月29日に残りの20%支払うと約束した。

ベトナム ジャンル:
最終更新:2017年05月18日12:26

ベトナム:スポーツシューズ輸出で世界第2位に

ベトナムは以前から履物製造で世界上位20か国のひとつとされていたが、業界団体によると、ベトナムは現在世界の履物輸出上位10か国の一角を占めている。

ベトナム履物・ハンドバッグ協会(LEFASO)は、世界履物協会が最近公表した統計によると、ベトナムは中国に次いで世界第2位の履物輸出国であると発表した。

ベトナム国内では現在、様々な種類の履物を年間10億足以上生産しており、世界で7.3%のシェアを占める。

ベトナムはまたスポーツシューズでは世界第2位、革靴では世界第3位の輸出国である。他種類の履物では世界第7位となっている。

「ベトナムは全カテゴリーの製品で中国製品よりも平均で1.35倍から2.8倍高い価格で販売しています」と履物ハンドバッグ協会のDiep Thanh Kiet副会長は話す。

Kiet副会長によると米国が靴類を世界で最も多く輸入しており、年間およそ24億8000万足を輸入している。一方、世界で最も多く靴を消費しているのは中国で、年間230億足が購入されている。

 

» 続きを読む

ベトナム ジャンル:
最終更新:2017年01月19日11:57

ベトナム:オンライン仕立てサービスがブームに(後)

(前編より)

 

オンライン仕立てサービス

ホーチミン市のデザイナーであるMinh Tam 氏は、4年前3区で仕立てショップを経営していたが、現在はPhu Nhuan区の自宅賃貸アパートでビジネスをしている。

彼女が趣味よくデザインした「Tam Fashion」というFacebookアカウントで、Tam 氏は自身がデザインしたドレスを展示し、顧客に対してどのように採寸し、適切なスタイルや生地を選ぶと良いか、カウンセリングや指導を行っている。

「私は、お客様に自身の写真や体の寸法、身長と体重やその他身体的特徴を尋ねるだけで、イブニングドレス、ウェディングドレスやアオザイまで、体にぴったり合う衣服を作ることができます。」とTam 氏は言った。

彼女の顧客は地元の人から外国人、ベトナム人の外国居住者まで幅広い。

今日のインターネットブームで、小さな路地にあるささやかなテーラーであってもサービスをデジタル化し始めている。

これらの店では通常、事前に衣服価格の50%の保証金を要求している。

そして、商品のサイズが合わなかったり、見た目が良くなかったりする場合は、何回でもテーラーのところに返送され、再調整できることを保証している。

» 続きを読む

ベトナム ジャンル:
最終更新:2016年10月13日12:04

ベトナム:オンライン仕立てサービスがブームに(前)

ホーチミン市のある起業家カップルは、オンラインでの仕立てサービスを本業とするかたわら、カスタムTシャツを注文することができるスマートフォンアプリを始めた。

「このスーツはどこかがおかしくて、着れたものではないよ。」とTran Dam Minh Phuong氏(33才)の外国人上司は、買ったばかりの服について不満を述べた。

それを聞いたPhuong氏は、ホーチミン市のファッション愛好家の間で人気のテーラーをこの上司に紹介した。

外国人と共に数年間働いた後、Phuong氏は外資系企業のエグゼクティブがその自信や個性を強調するのに高品質のスーツを活用することの重要性について認識し始めた。

こうした起業家の多くは、ボタンの留め方、スーツのジャケットの脱ぎ方、椅子の肘掛の上にどのように置くのか、さらにはネクタイの結び目の緩め方まで、細かい点に細心の注意を払っていることにPhuong氏は気が付いた。

彼女はこの上司に起きた困った状況を見て、一流のカスタムメイドの服と既製服の間に所有者に自信と快適さを提供できるようなソリューションがあるのではないかと考えた。

このことがPhuong氏とその夫が、注文のうるさい顧客でさえも満足させるような西洋スタイルのスーツに特化した小さなお店をオープンすることを決意するきっかけとなった。

だが完全に体にフィットする衣服は、プロの仕立屋による正確な採寸を必要とするため、テーラーに出向く時間的余裕がある人がほとんどいない中、この点がかなりの問題となった。

 

瓢箪から駒

当初Phuong氏と彼女の34歳の夫であるNguyen Ngoc Lam氏は、自宅に近い顧客については採寸に訪問していたが、郊外、他の州や外国などに住んでいる顧客については取り扱うことができなかった。

そうした中Phuong氏は、アメリカ人によって開発されたインターネットによるオンライン計測アプリを見つけた。

開発者の男性は、このアプリが30秒以内で計測することができ、さらには従来の方法よりも正確な測定が保証できると主張していた。

このアプリでは数学や空間幾何学の公式を利用していることにLam氏は気がついた。

数日間アプリのアルゴリズムやプログラミングを研究し、彼は最終的にある公式に辿り着いた。

さらに踏み込んで調べてみるとこのアプリの開発者は、異なる体型、骨格、身長や体重の約1,000人を雇って、このツールと人手の両方によって計測した結果、どちらがより精緻で、両者の違いは何かについて比較するために、データベースを作成していたことをLam氏は知った。

同じ身長と体重の人々でも異なる骨格を持っているため、そのデータベースに基づいて測定基準ではさらに別の区分を設けた。

それから1年以上経て、Lam氏のオンライン測定アプリは完成し、UKYSという名で発売された。

「このアプリを開発した後、アルゴリズムを最適化するために数千人もの異なる体型の人々でテストしました。我々は、UKYSが直接会うことのない人に対して熟練のテーラーサービスを提供することを可能にする画期的な手段であると信じています。」とPhuong氏はこの立ち上げたばかりのプロジェクトについて述べた。

アプリの説明書に従って撮影した顧客の写真を利用して、UKYSはベテランのテーラー同様、体全体の測定値にデータを変換する。

測定の後、ユーザーは生地やシャツの形についても選ぶことができ、さらに襟やカフスなどもカスタマイズすることができる。測定データとユーザーの好みのスタイルを受け取った後、英国で15年来テーラービジネスを営むファミリー企業などから成る生産チームが、アプリによって計測された情報に基づきシャツを仕立て上げる。

アプリは現在、iOSデバイスでのみ利用可能である。このアプリは当初、クラウド資金調達サイトのIndiegogo(米国)で注目を集めた。

2016年8月にLam氏とPhuong氏は、iPhone / iPadユーザー向けスマートフォンアプリにおける「アンバサダー起業チャレンジ賞(AEC)」で最優秀賞を受賞した。

ベトナムの米大使館が主催するこのコンテストは、地元の若い起業家が事業を立ち上げ、健全な収益体制をスタートさせることを支援するために企画されたものである。

このカップルによるアプリは、AlbiniやDormeuilといったアパレル産業における有名企業をも惹きつけ、彼らは自社にそれを導入するため、小さな路地にあるPhuong氏のショールームにスタッフを派遣した。

「我々はこのアプリがこれだけの注目を集めるとは思いませんでした。我々の外国人パートナーらは、このアプローチによってアパレル産業に新しい未来を実現することができるだろう、と言いました。」とPhuong氏は述べた。

Phuong氏とLam氏は今、自身の仕事に身を打ち込んでいる。

ある日本人男性がこのカップルのところにやって来て、かつて彼がスーツを数度に亘って調整することを執拗に求めたため、有名なテーラーに追い出されたことがあると言い、Phuong氏と彼女の夫が彼の非常に細やかな嗜好を満足させることができるかどうかについて疑問を呈した。

するとPhuong氏は、彼女と彼女の夫で何千万ベトナムドン(100万ベトナムドンは約44米ドル)もするインポートスーツを買い、その縫製を細かく調べてみる、と言った。

多くのベトナム人のお針子は技術的に要求項目の多い外国の製法について知らないわけではないが、時間がかかりすぎるために価格が上がってしまい、あまり採用したがらず、いずれにせよ顧客も本当の違いが分からないことの方が多いと指摘する。

Phuong氏はどんなに彼女と彼女の夫が再調整を行う必要があろうとも、すべての顧客に満足して衣服を家に持ち帰って頂くことを請け負っている。

 

(後編につづく)

» 続きを読む

ベトナム ジャンル:
最終更新:2016年10月13日06:04

ベトナム:アパレル産業がアジア域内における最低賃金遵守率で首位

ベトナムのアパレル産業における最低賃金違反は、アジア域内の7つの衣料品輸出国の中で最低であった、と国際労働機関(ILO)は新しく公表したレポートで明らかにした。

国際労働機関(ILO)は1919年に設立された国連の専門機関であるが、国連加盟国と共に「労働基準や労働政策を開発、制定し、すべての人々にとって働きがいのある人間らしい仕事を実現するプログラムを促進する」ために活動している。

この「アジア太平洋地域の衣料品・履物部門」に関するリサーチ第5版は、国際労働機関(ILO)により8月に発行され、アジアのアパレル産業における最低賃金の遵守率について取り扱っているが、ベトナムはアジア7カ国の衣料品輸出国の中で、最高の遵守率であると指摘した。

このレポートによると、最低賃金は雇用主が労働者に対して支払う報酬の合法的な最低金額水準を設定しているが、その根源的な目的は不当に低い賃金から労働者を保護することにある。

ベトナムの最低賃金の遵守違反率は6.6%でアジア7カ国の衣料品輸出国の中で最低であり、違反率が高い方からフィリピン、インド、インドネシア、タイ、パキスタン、カンボジアの順となっている。

この数字は、アパレル部門における100人の賃金労働者のうち、6.6人が国の定める最低賃金を稼ぐことができていないことを意味する。

ベトナムの遵守違反率は第2位のカンボジアの25.6%と比較してもはるかに低い数字であり、7か国中最下位のフィリピンの53.3%と比較すると約9分の1であった。

最低賃金に対する遵守意識はアジアのアパレル産業全般において弱いものの、その程度は国によって異なる。

ベトナムではまた、最低賃金の5分の4未満しか支払われないような悪質な違反が3.8%しか発生しておらず、この点においても良い方に際立っている。

また、最低賃金の80%以上100%未満しか支払われていないのはベトナムの縫製労働者の2.8%のみであり、その違反の程度は穏やかなものとなっている。

対照的に、フィリピン、インド、タイ、パキスタン、インドネシアでは、約25~38%超のアパレル部門労働者が最低賃金をはるかに下回る賃金しか支払われていない。

「最低賃金違反の程度は大変重要な評価基準です。(同じ違反であっても)最小賃金の99%が支払われている労働者と、最低賃金の半分だしか受け取れない労働者とでは全く異なる状況にあるためです。」 ILOのグローバル・サプライチェーン部門の労働基準主任テクニカルアドバイザーであり、このレポートの執筆リーダーであるMatthew Cowgill氏のこの発言がILOニュースにおいて紹介された。

ILOレポートで調査したすべての国において、アパレル部門で最低賃金を下回る支払いを受けた女性の割合は男性よりも多かった。

ベトナムはまた、こうした最低賃金違反の男女比率のギャップが5.7%と調査対象国の中で最も小さく、それにカンボジア、インドネシアが続いた。最もギャップが大きいのはパキスタンで60.4%であった。

「ベトナムは近隣諸国と比較して際立っていますが、最低賃金の遵守違反率についてはどのような水準であっても問題とすべきであり、こうした課題は今後もしっかりとモニタリングを続けていかねばなりません。」とのCowgill氏の発言が報じられた。

「もちろん最低賃金の遵守率が唯一の着眼点ではありません。最低賃金の水準も問題です。近隣諸国のアパレル部門における標準賃金レベルと比較して、ベトナムの最低賃金は比較的低いのです。」とCowgill主任テクニカルアドバイザーは続けた。

ベトナムでは現在4つの地域で240万~350万ベトナム・ドン(108~157米ドル)の最低賃金を設定している。

年次最低賃金は、政府、経営者、および労働者団体の代表で構成される全国賃金審議会によって提示される。

ベトナムの成長著しい繊維・衣料品・履物部門における最低賃金の遵守率を賞賛する一方で、ILOのベトナム担当ディレクターのChang-Hee Lee氏は、統計データの解釈は慎重に行われるべきであると警告した。

Lee氏は、リサーチに必要な国の統計データの集計が開始された2013年以降、ベトナムにおける最低賃金の高い遵守率が「大幅な」改善と共に継続されていることを検証するには新しいデータが必要であると述べた。

ベトナムの地域最低賃金は2014年から2016年の間に毎年約12~15%増加しており、来年は7.3%の上昇が予想されている。

» 続きを読む

ベトナム ジャンル:
最終更新:2016年09月22日06:00

ベトナム:2016年の綿花輸入は19%増

世界第5位のアパレル輸出国ベトナムは今年120万トンの綿花を輸入することになると7月6日繊維産業界の情報筋が明らかにした。

対2015年比では19%増となる。これは繊維産業における綿花の需要の急増に見合った動きで、ごくわずかの国内供給はまったく間に合わない。

最大の輸入先は米国で、以下、インド、ブラジル、オーストラリアと続くとベトナム綿紡績協会副会長Nguyen Son氏がロイターに述べた。

ベトナム商工省によれば、携帯電話に次ぐベトナムの外貨獲得産業である繊維製品の輸出は今年36%増しの310億米ドルを目標としている。

» 続きを読む

ベトナム ジャンル:
最終更新:2016年07月11日14:36

ベトナム:ホーチミン市外国人富裕層地区のパークソンが閉店

ホーチミン市の富裕層地区で営業していたマレーシア資本の百貨店パークソンが業績不振により5月16日に開店から5年で閉店となった。

ホーチミン市第7区のパークソンパラゴンの運営会社Thuy Duong Co., Ltd.によると、店舗は閉店し、移転を予定しており、関係者には閉店について2ヶ月前に通知されていたという。

同社によると閉店及び移転はベトナム国内の他のパークソンの店舗の営業には影響しないという。パークソンパラゴンで作成されたメンバーシップカードはチェーン店でそのまま利用できる。

Phu My Hung地区のNguyen Luong Bang通にあったパークソンパラゴンは、以前はParagon社が運営するサイゴンパラゴンとして、ベトナムの財閥2社が所有していた。

2011年4月、マレーシアのパークソンが19年契約で運営管理を引き継ぎ、パークソンパラゴンと改名された。当初は外国人居住者の多いこの地域の富裕層を引きつけることが期待されていた。

当時、第7区での開店はベトナム市場への進出を進めるパークソン社にとって意義あるステップであると考えられていた。

2015年1月には、パークソンベトナムは業績不振を理由にハノイ市の72階建てのKeangam Hanoi Landmark Towerの店舗を閉店している。

マレーシアのセランゴール州に本社を置くパークソン社は、同社ウェブサイトによると2015年1月31日時点で123店舗を擁する。パークソン社はマレーシアに41店舗、その他中国、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、スリランカの都市部に店舗を持つ。

パークソンパラゴンの閉店に伴い、ベトナム国内のパークソンの店舗はホーチミン市に5店舗、ハイフォン、ハノイ、ダナンにそれぞれ1店舗ずつの計8店舗となる。

» 続きを読む

ベトナム ジャンル:
最終更新:2016年05月23日12:02

ベトナム:小売店がホーチミン市のショッピングモールから続々撤退(後)

(前編より)

 

長期投資?

Viet Fashion Corp.のNguyen Huu Phung社長は、多額の損失や高額の賃料にもかかわらず地元の小売業者は商圏を拡大し、自社ブランドの販売を促進するため、ショッピングモールで店舗運営を維持するよう最大の努力を払っている、と述べた。

「一方で良い立地に店舗を構えるために必要な、豊富な資本を有する外国人投資家にとっては、ベトナム経済に春がもどってくるのを待つのはそう難しいことではありません。」と彼は述べた。

ホーチミン市不動産協会(HoREA)のLe Hoang Chau会長は、人口1000万を超える大都市は、ショッピングモールにとって安息の地であると主張した。

しかし、住民が低所得であることによりその購買力は閉塞しており、モールでの買い物から足を遠ざけさせている。

こうした大きなハードルがあるにもかかわらず、多くの企業が長期的な成長のためにモールでのショップ運営を継続している。

「多くの国内外の小売業者は、最高の小売スペースを獲得するために競ってきました。そしていくつかのブランドが、それはほとんどが外国ブランドなのですが、小売市場を支配するようになってきました。」とChau会長は強調した。

ショッピングモール併設のアパートは、併設なしの建物より高い価格で販売されている。

最近では多くの商業施設が今日の消費者購買のトレンドに合わせるため、リニューアルを行っており、その中でも幅広いアイテムや娯楽サービスを提供する大規模なショッピングモールが優勢となっている。

新しい商業プロジェクトでは顧客をひきつける主要な分野として、レストラン、カフェ、ゲームエリア、および電機ショールームを拡充してきた。

2区に位置するVincomメガモールでは、ホーチミン市初のアイススケートリンクを運営している。

また、Tan Phu地区にあるイオンモールCeladonは、ハイテクゲームで若い顧客をひきつけている。

 

2015年第4四半期にホーチミン市のリテール市場は、Pearl Plaza、Coop Mart Van Thanh、Coop Mart Nguyen Binh、Vincom Mega Mall Thao DienとEmartという5つの新規参入者を受け入れた。

ホーチミン市の総小売面積は、2015年末には約100万平方メートルとなり、都心エリアの供給は2015年第3四半期と比較して18%も増加したものの、ダウンタウンエリアでは同期比12%の減少となった。

» 続きを読む

ベトナム ジャンル:
最終更新:2016年05月17日12:01

ベトナム:小売店がホーチミン市のショッピングモールから続々撤退(前)

Binh Thanh区に最近オープンしたショッピングモールSaigon Pearlにある店舗も苦戦している。

このショッピングモールは好立地にあるにもかかわらず、3棟にわたる1階(ショッピングゾーン)にいくつもの空スペースが目立っている。

目を引くジュエリーショップや、衣料品、スポーツショップがあるものの、ウィンドウショッピングを楽しむ人々に気付かれさえしない。

Vincom A、Vincom B、Diamond Plaza、Parkson Ly Tu Trong、Parkson Truong Son、そしてCrescent Mallなどの既存のショッピングモールにある店舗はにぎわっているものの、ほとんどの顧客は映画館か食事目的である。

その賑やかな外観にもかかわらず、1区に点在する投資家Vさんのショッピングモールチェーンも、多くの空き店舗が見られる。

 

原因

投資家や店舗オーナーらによると、2月上旬に終了する今年のテト(旧正月)の前にわずかな改善が見られたものの、ショッピングモールのさえない売上は2015年半ばから続いている。

T化粧品チェーンの投資家は、この状況はバレンタインデーと国際女性デー(3月8日)にのみ大いに活気づいたが、テト以来週末も含めて顧客の数は減少し続けている、と続けた。

前年同期と比較して、売上高は20〜30%急落しているという。

庶民的なショッピングモールのオーナーらは、顧客からの債権を回収する目的のためだけに不採算事業を継続しているのだ、と訴えた。

Now Zoneショッピングモールにある化粧品店は、月間売上高が7000万ベトナム・ドン(3097米ドル)~1億4000万ベトナム・ドン(6193米ドル)の間に低迷し、前年比10~20%も減っている、と嘆いた。

しかし、ショッピングモールで販売される商品の品質は、必ずしも保証されたものではない。

投資家によると、よほど高潔な店舗オーナーは別として、かなりの数の店舗オーナーは粗悪品や模造品を海外ブランド品と同価格帯で不正に販売しているという。

長年ショッピングモールに対して衣料品卸を行ってきたKha Tuさんは、多くの店舗オーナーが国内や中国の生産者から有名なブランドのラベルを付ける前の粗悪品を調達している、と明らかにした。

法外な価格帯も豪華なショッピングモールから顧客離れを引き起こしてきた。

Tuoi Tre(Youth)紙が各所のショッピングモールで行った調査によると、これら豪華なモールでディスプレイされている商品は、他の場所に比べて10~20%か、さらに高くで販売されていることが明らかになった。

法外な賃貸料もまた、小売業者が豪華なショッピングモールを敬遠する原因となっている。

Tuoi Tre紙の調査によると、店舗オーナーは都心エリア内では店舗スペース1㎡あたり、付加価値税を除いて月額20~37米ドルの賃貸料を支払う必要があるが、郊外では10米ドルほどである。

TファッションブランドのセールスマネージャーであるTran Thuy Khanh氏は、家賃の急騰と販売の下落により、彼女の会社は1区にあるVincomモールの店舗の営業を続けることをついに断念した、と述べた。

「我々は80m²の広さの店舗に月々5000米ドル支払っていましたが、それでは店舗に粗利益合計の5分の1も残りませんでした。」と彼女は説明した。

「それでも我々は、最終的に断念するまで1年間も耐え忍びました。」とKhanh氏は続けた。

またK.N.家具ブランドのTuong Viオーナーは、テト以来耐えがたいほどの販売不振に襲われており、都心エリアのショッピングモールの賃料値下げをオーナーに訴えようと検討している、と述べた。

このブランドは最近国内8店舗を売却したが、ホーチミン市のVincom Bモールにある最高売上店舗においても赤字営業が続いているという。

 

(後編へつづく)

ベトナム ジャンル:
最終更新:2016年05月17日05:57

ベトナム:インドの伝統衣装サリー、アオザイとともに注目浴びる

ベトナムの伝統的な長い丈のガウンとインドの民族衣装の組み合わせを一つにしたファッションイベントがホーチミン市で4月1日金曜日に企画された。

アオザイ・サリーファッションショーはホーチミン市のインド総領事館によりアオザイ博物館で開催された。

総領事館はプレスリリースのなかで、イベントが綿織物輸出促進評議会 (Texprocil)、合繊織物輸出促進評議会 (SRTEPC)、その他いくつかのインドの企業がスポンサーとなり開催されたと述べた。

ファッションショーはベトナムとインドの衣装であるアオザイとサリーの美しさに対する理解の向上を図るとともに、両国のファッションデザイナーが共同で制作を行う機会を作り出すことを目的としていた。

イベントにはDuc Hai、Le Quyen、Mai Ngoなど著名なベトナムのモデルをはじめ、2013年のミスユニバース・ベトナムTruong Thi Mayなど美人コンテストの優勝者らが出席した。

イベントはベトナムのファッションデザイナーであるLe Sy Hoang氏により文字通り「統合」を意味し、インドの生地を使用したアオザイを紹介した「Giao Thoa」コレクションに着目した。

「インドのサリーには多くの異なるスタイルがありますが、ベトナムのアオザイに似ているものもあります」と氏はコレクションに対する考えを述べた。

ベトナムとインドは文化、芸術、美的価値において多くの共通項があると氏は言う。

ベトナムのシルクを用いたインドのサリーも両国のモデルにより披露された。

「今日は両国の創造的なエネルギーの融合を記念する大変特別な日です」と在ベトナム総領事のSmita Pant氏はイベントで語った。

Pant氏は自身が身につけているサリーのデザインに感謝するとともにHoang氏を称えた。

「手工芸品であり、何世紀もの歴史を持つ伝統的な刺繍のある手織りのサリーは、その色や模様だけでなく、耐久性や強度の面でもよく知られています」と氏は言う。

今回のイベントはファッション分野における文化交流とビジネスチャンスを目的として行われた。ファッションに対する意識が高い中産階級の出現を受け、インドはベトナムのデザイナーが可能性を探るための場所を提供できるとPant氏は言う。

氏はベトナムのデザイナーに対し、インドの生地の美しさを探し求めたいと考えた際にはいつでも総領事に申し入れるよう促し、両国の小売ファッションチェーンに対して協力し合うよう呼び掛けた。

ファッションショーに合わせてインド製の生地、インド製の生地を使用してデザインされたアオザイ、またインドの女性用・男性用ドレスもアオザイ博物館で4月1日から6月30日まで展示される。

» 続きを読む

ベトナム ジャンル:
最終更新:2016年04月10日06:02

«前のニュース || 1 | 2 | 3 | 4 || 次のニュース»
このページのトップへ戻る