インドシナニュース

ベトナム:台湾企業Quang Viet社が新工場設立予定

縫製企業Quang Viet Enterprise Co(廣越)は9月21日、生産量拡大のためベトナムに新たな工場を設立する予定であると発表した。既存の工場では生産目標を達成できないという。

同社が来月予定している台湾証券取引所への上場を前にした収支報告会議で、Quang Viet社のCharles Wu(吳朝筆)社長は、ベトナムの新工場は年末までに完成する予定であると述べた。

Wu社長はまた、同社は来年、ベトナムの既存2工場にさらに15の生産ラインを追加し、顧客からの発注に備える予定であると述べた。

同社はベトナムでNike、Adidas、Patagonia、The North Faceといった世界的スポーツウェアブランドの高価格帯ダウンジャケットを主に生産している。

Quang Viet社のデータによると、同社は中国浙江省嘉興市の工場も含めると305の生産ラインを持ち、月間85万着の生産能力がある。

台北に本社を置く同社は、競争力強化のためベトナムの自由貿易協定による無関税特権を活用したいと明かした。

環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に加盟予定のベトナムは、中国、EUとも自由貿易協定を締結している。

ベトナムでの人件費が高騰する中、Quang Viet社は自動縫製、羽毛充填機への投資増加を予定している。同社によると現在の総生産量のうち自動化生産が占める割合は15%程度に過ぎない。

先月のQuang Viet社の売り上げは15億台湾ドル(4770万ドル)で、外貨レートの変動により前年同月から1%減少した。

「将来の売り上げ、利益を拡大していくため、毎年3-5ブランドを顧客として追加していく予定です」とWu社長は話す。

Quang Vietは来年、Aigle、Moncler、Under Armourといった新顧客の製品製造を開始する予定である。

同社はラグジュアリーブランドとの提携により、特にヨーロッパでの販売促進を希望している。また、製品の多様化を進めるため、来年には新製品の立ち上げも計画しているという。

「現在機能性ニットウェアの研究開発を進めています」とWu社長は述べた。

同社によると、昨年の売り上げのうちダウンジャケットが55%、中綿ジャケットが32%を占めている。

» 続きを読む

ベトナム ジャンル:
最終更新:2016年09月27日06:00

台湾・南緯實業、TTPを睨んで、ベトナムにて工場建設

台湾のアパレルメーカーTex-Ray Industrial Co Ltd(南緯實業)は、ベトナムの環太平洋経済連携協定(TPP)参加後の、米国への衣料輸出で関税免除のメリットを享受できる可能性を睨んで、月産8万~10万ダースの衣類生産のためにベトナムの工場を建設していると昨日発表した。

新工場は、来年第1四半期に稼働する予定で、ベトナムでの生産能力を月産11万~13万ダースまで増強し、その総生産能力は月産48万~50万ダースまで増加すると会社は述べている。

Tex-Ray社はNikeやAlfred Dunnerなどの世界的なファッションブランド向けに衣料を生産しているが、米国の顧客が販売全体の60~70%を占めているので、新工場を建築していると発表した。

同社はまた、月産14万1000ダースの生産能力を持つスワジランドの工場と月産3万ダースの生産能力を持つメキシコ工場も有している。両工場は米国のアフリカ成長機会法および北米自由貿易協定により、無税で米国に輸出できると同社は言う。

「それでも、私たちは、技術と研究のため中国やベトナムより高い台湾で機能素材を開発するためにまだ開発部を置いています。」と同社の生地本部長Simon Fan(范振超)氏は言う。

同社は、1月から先月までで、昨年の52億9000万NTドルの売上から3.69%増の54億8000万NTドル(1億9000万米ドル)を上げた。

「今年の売上は昨年より良いでしょう。」とFan氏は言う。

成長を続けるベトナムの経済の利益を得ようとする別の台湾メーカーは、Singtex Industrial Co Ltd(興采實業)で、機能素材の供給会社として、ベトナムに月産3万ダースの衣類生産能力を持つ工場を今月から10年リースで契約したと昨日発表した。

「私たちは、12ライン開いて、600~700人を雇う計画でいます。」とSingtex社会長Jason Chen(陳國欽)氏は言う。

工場は来年から会社の収支結果に影響しはじめ、同社では成長目覚しいS.Café事業部の利益を当て込み、今年少なくとも15%の収益の成長を目標に掲げているとChen氏は言う。同事業部では、廃棄するコーヒー粉から速乾・UVケア・防臭などの効果を持つ繊維を作り、織り込んだ素材を開発・生産している。

年初から9カ月で、同社は、前年売上9億3721万NTドルから18.77%増の11億1000万NTドルの売上目標を掲げている。

S.Cafe事業部の売上は全体の25%を占め、9カ月間で、対前年比35%になったとChen氏は言う。

現在、台湾、中国、日本、米国でコーヒー糸を販売しながら、Singtexはコーヒー糸から衣料品を作るために世界中でパートナー探しはじめ、先月、中国の上海で戦略的提携「SPIIN」を立ち上げた。

» 続きを読む

ベトナム ジャンル:
最終更新:2013年10月28日10:26

«前のニュース || 1 | 2 || 次のニュース»
このページのトップへ戻る