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ベトナム:Hyosung(暁星)が60億ドル投入予定

韓国の大手繊維メーカーHyosung(暁星)は211日、ベトナムを世界展開における戦略的基地とし、60億米ドルまで投資する計画であると発表した。

2007年以降、同社はホーチミン近郊ドンナイ省にスパンデックスとタイヤコードの生産工場を15億米ドルを投入し建設、操業してきた。新たな投資計画ではHyosungは繊維に加え、ベトナムで化学・重工業に進出する予定であると同社のベトナム事務所は述べた。

この計画は28日のHyosung会長とベトナムのグエン・スアン・フック首相の会談で明らかにされた。

「世界70ヶ国に輸出するHyosungは韓国企業としてはベトナム最大の投資企業であり、北部、中部、南部で様々な事業を展開している。Hyosung Vietnamは同社の世界展開における戦略的拠点である」とHyosung CorporationCho Hyun Joon会長兼CEOは述べた、とこの会合に同席した官僚は述べた。

「スパンデックスとタイヤコードのみならず、化学、重工業分野への参入も計画している」

同社のプレスリリースでは、ベトナム中部クアンナム省に新たな生産ラインの設置を検討していることを明らかにしているが、どのような分野での投資を予定しているのかについては不明である。昨年以来、同社は南部バリア・ブンタウ省でポリプロピレン製造施設、より純度の高いプロピレン生産のための脱水素化施設、液化石油ガス貯蔵タンクの建設に13億米ドルを投資している。

ベトナムで計画中の工場はHyosungの韓国のポリプロピレン製造ラインを代替するものとなる。同社は価格競争力の観点から、韓国の蔚山工場ではより高付加価値のポリプロピレンパイプの製造を計画している。

ベトナム国内での報道によると、首相はHyosung会長に対し、ベトナムの電気変圧施設への戦略的投資を持ちかけた。

電力プロジェクトにおけるHyosungの技術とノウハウで、同社はベトナムの変圧器メーカーとの関係を構築し、ベトナムが関連製品の輸出国となるまでの技術移転ができるだろうとCho会長は述べた。

Cho会長は、電子支払い、フィンテック、自動支払機(ATM)など情報技術におけるHyosungの実績についても説明した。

Cho会長がベトナム首相と面談を行うのは2016年以来2度目となる。

同社の発表によると、2000年代半ば以降、Cho会長はHyosungの中核製品の戦略的生産国としてベトナムへの進出を先頭に立って進めている。



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最終更新:2018年02月17日06:06

韓国の繊維輸出先、ベトナムが中国を超し、第1位へ

韓国産業研究院(KIET)は29日、同国の衣料品・繊維分野における、今年1~5月期の対中貿易赤字が、14億3000万米ドルに達したと発表した。

韓国産業研究院(KIET)によれば、同期間の韓国による衣料品・繊維製品の輸入額は24億7000万米ドルで、輸出額は10億4000万米ドルだった。

これにより貿易収支は14億3000万米ドルの赤字となり、この額は、対中輸入額が63億2000万米ドルだった昨年1年間の赤字額(35億9000万米ドル)の約39.8%にあたる。韓国では2002年以降、こうした対中貿易赤字が続いている。

韓国産業研究院(KIET)によれば、長引く貿易不均衡の原因は、安価な中国製品が韓国国内市場へ流入してきているためだという。また別の理由としては、かつて中国で事業を展開していた韓国の衣料品メーカーが、生産拠点を東南アジア諸国へシフトしたことが挙げられる。こうした変化によって、韓国による原糸や繊維、半製品などの対中輸出は減少している。最終製品は中国以外の第三国へ輸出される。

またこの結果、韓国による繊維製品の輸出先はベトナムが最大となった。今年5月までの間で、同分野における韓国の対越輸出は全体の16.5%を占め、中国の15.6%を上回る結果となった。ベトナムが対韓貿易で、中国に取って代わり最大の輸出相手国となったのは今回が初めてのことだ。

だが韓国産業研究院(KIET)によれば、近年の傾向にも関わらず、中国市場は依然として成長性の高い、魅力的なものであるという。

「韓国企業は、繊維素材や原材料ではなく、最終製品の中国輸出に目を向けるべきだ」と話した。

中国のファッション市場は2012年、前年を10%上回る2868億米ドルの売上を記録した。また今後は、年平均8~9%の成長目標を掲げ、17年までには4287億米ドルの達成を目指す。

韓国産業研究院(KIET)はまた、中国と自由貿易協定(FTA)を結ぶことにより、衣料品においては、中国政府による20~30%の高関税率が今後、韓国製品には適用されなくなる可能性があることを指摘。諸外国との競争優位につながるだろうと予測した。

 

 

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最終更新:2014年07月04日06:00

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