インドシナニュース

ベトナム:暁星グループ、繊維・IT部門の最大生産基地に

暁星グループ(Hyosung)は9月11日、趙顕俊戦略本部長(社長)がDinh La Thangホーチミン市共産党総書記及びLe Van Khoaホーチミン市副市長と9月9日にソウルのロッテホテルで面会したと発表した。Dinh総書記はベトナム共産党の最終決定を行う権限を持つ一人である。

ベトナム人高官との面談で趙社長は「暁星グループが世界最大のシェアを持つスパンデックスやタイヤコード等の生産において、暁星はベトナム南部に投資を集中し、ベトナムを世界最大の生産基地としてきました。暁星はATMを含む情報技術(IT)分野、石油化学、電力、給排水といったインフラ分野でも緊密な協力を続けていきます」と述べた。

それに対しDinh総書記は、暁星はベトナムで質の高い雇用を創出しており、ホーチミン市の発展のために韓国企業がさらなる投資を行うことを希望すると述べたと暁星グループは発表した。

暁星は2007年以来、ホーチミン市から車で1時間ほどの工業集積地におよそ12億米ドル(累積で約1兆3270億ウォン)の投資を行い、同社の輸出用製品の主要生産基盤を構築した。同社はおよそ6000人のベトナム人を雇用し、同国の年間輸出額の約0.7%を占めるなど、ベトナム経済に大きく貢献している。

 

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最終更新:2016年09月15日12:03

カンボジア:政府の希望する最低賃金引上額は月額8米ドル

カンボジア政府は、技術作業部会の会合中に衣類・履物産業における2017年の新最低賃金の目安額を発表し、5%のみの上昇となる月額8米ドルの引き上げを目指す事を出席者に告げた。

事業者や工場オーナーの翌年の最低賃金に対する希望上昇額が4米ドルであるのに対し、労働組合は月額40米ドルの引き上げを要請していた。労働省の発表によると、技術作業部会は先週金曜日に、事業者代表、労働者代表、政府関係者がそれぞれ16名ずつ出席のもと、企業、労働組合、政府の三者間交渉で開始したが、会合中の合意には至らなかった。

9月26日に再度三者間による会合が開かれる予定である。

労働組合連合(NTUC)のFa Saly議長は、三者とも、まだ最低賃金額の提示とその根拠を説明する、交渉の初期段階にある、と説明した。

「会合中、労働者と事業者の代表がそれぞれの提示額に関して議論していた所、5%または8米ドル以上の引き上げであるこの金額を政府関係者が提示し、検討するよう両者に告げたのです。」

Saly氏によると、この金額は交渉の開始点であり、政府側関係者からもその点が明確に説明されたため、組合側からも企業側からも、これに対する特別強い反応はなかったという。しかしながら、組合側は最低賃金額を可能な限り引き上げるべく戦い、今月後半の休日(Pchum Ben Day)までの金額合意を目指すことを伝えた。

「労働者の利益のために、ベストを尽くします。」と彼は述べた。

労働組合は金曜日の午後に労働省と個別面談し、企業側は9月12日に面談予定である。

労働組合と事業者代表は先週、新最低賃金に対するそれぞれの希望額を発表した。労働者側が180米ドル、企業側が144米ドルと、交渉開始時点の隔たりは大きい。

カンボジア縫製業協会(GMAC)は、繊維・履物部門は「カンボジア国内で様々な変化を経験している」ため、最低賃金の上昇率は3%のみとするべきだと、提示額をインフレーションに結びつけて説明した。

GMACは、バイヤーやブランドオーナーからの受注額の減少や労働生産性の下降、そして輸出や産業成長率のただならぬ低下を憂慮していると説明し、また、工場の閉鎖数が新規開業数よりも多い事を指摘した。

労働組合は、彼らの提示額はアメリカ国際労働連帯センター(ACILS)、インダストリオール・グローバルユニオン(IndustriALL)、FES財団と協力し、カンボジア国内の社会や経済状況に基づいて算出したものであると説明した。労働者行動組合共同体(CUMW)のPav Sina代表が先週Khmer Timesに伝えたところによると、労働組合は、労働者の消費動向や、多くの労働者に関する経済的な成功や失敗のその他の要因を調査している。

「我々が決定した提示額には論拠があり、他の労働組合からもこの金額に対する承認を受けているのです。」と彼は述べた。

カンボジア救国党のSam Rainsy代表は週末、月額180米ドルを要求する労働組合側を支持するとFacebookに投稿し、討論に飛び入った。

「現在の賃金である月額140米ドルは生活可能な金額ではなく、これは正当な要求です。カンボジア国内の生活費は著しく高いため、近隣国の労働者とカンボジアの労働者の賃金は比較するべきではないのです。」と彼は書いた。

カンボジア人労働者は「人間として生き残るため」に、月額180米ドルをフルに受け取るべきだったのだと続けた。

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最終更新:2016年09月15日06:03

カンボジア:逃亡する工場オーナーに支払いを(後)

(前編より)

 

今年だけでも何十もの工場が従業員に対して何の通達もなく閉鎖し、多くの労働者は、労働省から注意を向けてもらうためだけに抗議活動をせざるを得ない状況に陥っている。一般的に労働者側は事業者のカンボジアにおける資産の売却を要求しており、労働省は保護令状やその他の法的手段を通して処理を開始することが時にあるものの、事例はしばし複雑な裁判システムの中で躓いてしまい、すぐに忘れ去られてしまう。

プノンペンのChung Faiニット工場やGlobal Apparels Limited工場、コンポンスプー州のVictcoハンドバック工業工場は、閉鎖の可能性を従業員に対して通達していなかった工場の一部で、閉鎖から数日あるいは数週間と言ったごく短期間の通知か、もしくは全くの通知なしで閉鎖している。

プノンペン市Meanchey地区のChung Faiニット工場の200名の労働者を代表するPhann Sophorn氏は、彼女らの雇用主が最終月の賃金やボーナス、退職金を支払うことなく、2ヶ月以上も前に国外に逃亡したことを説明した。彼女はSamheng氏の声明を全く信用しておらず、このような状況に陥った後も、労働者たちが自分自身の力に頼らざるを得ないままとした事を厳しく非難した。

「労働省にコンタクトした際も私たちの訴えをたらい回しにて、もう彼らのことは全く信用できません。」

彼女の労働者グループは、6月27日に中国人オーナーとその側近が逃亡した際に、労働省にコンタクトを取った。工場に残された原料や機械を売却する様地元の関係当局に主張し、懇願したものの、2ヶ月経った後も政府からは何の反応もないままである。オーナーやその関係者が工場に戻り、工場内を空にしてしまう恐れから、彼らは何ヶ月にも渡って工場前での集会を続けている。今では、生活の為に親戚からお金を借りざるをえなかった労働者の多くが、補償を巡る戦いを諦め、新しい仕事を探さざるを得ない状況に置かれている。

「昨日ミーティングを開き、当局に事態の収拾を要請する工場での集会を取りやめることが決定しました。」と彼女はKhmer Timesに述べた。

「2ヶ月以上も集会を続け、何も結果が得られなかったのです。」

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最終更新:2016年09月13日12:01

カンボジア:逃亡する工場オーナーに支払いを(前)

カンボジア労働省は、経営者が国外に逃亡したことで見殺しにされた工場労働者に対する金銭的救済となる様な規則の制定を予定している。

従業員への通達や最終賃金の支払いをしないまま工場を去る経営者の数は増え続け、度重なる工場の閉鎖が数ヶ月に及ぶ抗議運動に発展した。

労働省のIth Samheng大臣は事の重大さを理解しておらず、先週集まった人々には、工場閉鎖後もほとんどの経営者が国内に留まっている、と説明することによって暗黙のうちに事態の弁明を図った。

「工場の閉鎖時には常に、従業員の利益や賃金問題と言った、解決までに時間かかる問題の発生が伴います。しかしながら労働省は法的・行政措置によって、労働者の利益を守るための努力を続けていきます。」と彼は述べた。

Samheng氏はカンボジア国内における工場の閉鎖数は新規開業数より少ないと主張したが、カンボジア縫製協会(GMAC)の関係者が先月Khmer Timesに伝えた所によると、今年8ヶ月間で70の工場がすでに閉鎖している一方、新規オープンは20工場だけであった。

「工場の新規開業数は閉鎖数より多く、縫製産業は好調と言えます。労働省は本案件を調査し、あらゆる状況下の労働者の利益や賃金を保証する規定の制定に関して労使関係局と相談します。」と述べ、また、工場閉鎖の原因は貧弱な経営管理や財政難が原因の可能性があると説明した。

このように、労働省のコメントは多くの人々が憂慮するカンボジアの縫製産業の状況とは対照的である。

GMACのLy Tek Heng事業部長は先月、幾つもの要因が国内の工場数や生産量増加に制限をかけていると述べた。

「私は、政治状況が事業者と投資家の両方に影響を与えていると思います。国内の情勢が不安定な場合、投資を行うことは難しく、特にバイヤーからは懸念の声が上がっています。」 「政治問題、違法デモ、更にはベトナムやバングラデシュ、ミャンマーと言った他の衣料・履物輸出国との競争が、投資家によるカンボジアへの投資を遠ざけ、バイヤーのカンボジアに対する製品発注を押し留めています。」

一般への声明発表後も、Samheng氏は、経営者に見捨てられた労働者のためにどのような規制が制定されるかに関する詳しい説明は行わなかった。

多くの労働組合は、経営者が工場を買い入れ又は借り入れる前に、保証金の支払いを強制する事で、国外退去の際もある種の補償金として補填できるような仕組みを政府に陳情している。9月6日の会見で労働組合連合(NTUC)のFa Saly議長は、そのアイディア自体は歓迎したものの、時に労働組合や労働者の多くと敵対関係にあるSamheng氏には期待できない、とした。「労働省がもし、雇用者に逃げられた労働者を本当に助けられるとすれば、私はそれを喜ぶだけではなく、カンボジア人民党に投票だってします。」

雇用主の逃亡という厳しい状況下に置かれた労働者たちの、Samheng氏の声明に対する反応は冷たく、労働省は状況を軽視していると厳しい批判の声が上がっている。何十年にも渡って働いてきた場所がある日突然消えてしまい、生計を立てることができなくなってしまう痛みをSamheng氏は理解していない、と多くの労働者は言う。

 

(後編へつづく)

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最終更新:2016年09月13日06:01

カンボジア:絹市場の苦悩

カンボジアでの絹製品の売り上げは順調であるにもかかわらず、技能労働者の不足に加えて安い輸入品の流入により、すでに窮地に立っているカンボジアの国内生産にさらなる圧力をかけていると、官庁職員や業界関係者は話す。

カンボジアでの伝統的な絹生産を奨励しようとする近年の政府の努力は多少成功したものの、ベトナム製あるいは中国製の絹および絹綿混合の廉価製品が入ってくるため、数世紀続いたカンボジアの手織り産業がさらに発展していくのは容易ではない、と商業省書記官で絹委員会会長のMao Thora氏は述べた。

「国内のいくつかの地域、特にバンテイメンチェイ州のPhnom Srok地区で現在、絹生産者の大半が近隣諸国で働くために移住したことで労働者が不足しているため、絹産業は衰退しています。絹生産の市場は大きな課題ではありませんが、我々が今やっていることは絹生産者を増強することです」とThora氏は話した。

委員会は絹についてのクメール語の資料を作成して、蚕の最適な育て方や蚕が育つのに最も健康的で有効な環境、そして絹生産が国内市場および輸出市場に見合う品質保証の方法を国内の絹生産者に教育することで絹織物産業を後押ししようと励んでいると彼は述べた。

カンボジア職人協会の事務局長Men Sinoeun氏は、Thora氏の産業への懸念を繰り返した。短期的な懸念を解消するため、絹の輸入は近年増加してきたと彼は述べた。カンボジアは年におよそ2トンの絹しか生産できないのだが、現在のカンボジアの需要は300トン近い。

「もしも生産チェーンに供給する国産の絹がないのなら、協会は打撃を受けます。そのため、我々の生産作業を行うために、外国から輸入することにしました」とSinoeun氏は述べた。

国内生産が不足しているのは、アパレル工場が地方に拡大し、女性の雇用機会が提供されていることにも拠ると女性問題省の次官Nhem Morokak氏は説明した。

「絹生産ではごくわずかな賃金しか稼げないので、それゆえ大多数の人はこの仕事を諦めています」とMorokak氏はクメールタイムズに話した。彼女は、かつて多くの絹を生産していたタケオ州では近年、高い賃金を支払うアパレル生産工場が建設されたことで絹産業が著しく衰退しているという例を挙げた。

「我々はタケオ州の絹職工のために、できれば彼らが産業を維持するために市場を作り出そうと一生懸命頑張っています」と彼女は述べた。

衣類やアクセサリーに絹を使用しているWatthan Artisans Cambodiaの経営者であるTaing Phireak氏は、国内企業はむしろカンボジアの絹を使用したいのだが、競争力を維持するには価格が高すぎるとクメールタイムズに話した。これが国内企業にタイやベトナムの絹を使わせることになったのだ、と彼は述べた。

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最終更新:2016年09月03日11:47

カンボジア:上場アパレル企業Grand Twins第2四半期は増収減益

カンボジア証券取引所(CSX)上場企業であるGrand Twins International(GTI)の2016年第2四半期は前年同期比74%増の大幅な増収だったが、税抜後利益は前年同期を45%下回る結果となった。

8月29日に証券取引所に提出された決算報告書によると、カンボジアで縫製工場を経営する台湾資本GTIの第2四半期売上高は2500万米ドルを越え、前年同期を74%上回った。一方で、第2四半期の税抜後利益は200万米ドルを少々上回る程度で、前年同期から45%のマイナスとなった。

決算報告書ではこの減益は事業拡大のための支出によるものと説明している。

「GTIは顧客の要望に応えるべく生産チェーンを拡大したため、これが第2四半期決算に反映しました」とYang Shao Six取締役会長は説明する。

6月にGTIは2015年度の配当性向は純利益の50%とすると発表した。配当金は今月末に支払われる予定。また、GITは2015年度の一株あたり利益は54リエル(0.013米ドル)で、2014年度の177リエル(0.043米ドル)から減少したことも発表している。

 

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最終更新:2016年09月02日12:03

カンボジア:裁判所が繊維工場の資産の競売を命じる

8月24日、カンダル州裁判所は政府関係者に対し、所有者が放棄したSaang地区のGreat Honour Textile Factoryの資産の売却を命じた。困難な状況に追い込まれていた従業員らはいくらかの補償を得られることとなり、この裁判所の決定は従業員らにとってはよい知らせとなった。

政府のカンボジア全国労働組合評議会(CCNU)のSom Aun会長によると、裁判所はGreat Honour Textile Factoryが所有するすべての資産を接収し、競売に掛けるとする保護令状を発出した。競売の売り上げは900人以上の労働者に分配される。

「今朝、政府の関係者とともにGreat Honour Textile Factory従業員らの問題解決に立ち会いましたが、裁判所は従業員に支払いができるよう工場の資産をすべて接収、売却する令状を発出しました。工場所有者は賃金を支払わずに逃げたのです。この工場で20年近くも働いていた従業員もいました」と会長は説明した。

Aun会長は労働組合を代弁し、所有者は「従業員に対し不当で非誠実であった」として、所有者側による競売を拒否した。

「利益が出ているときはそれをすべて自国に持ち帰り、利益が出なくなると労働者を考慮せずすべての義務を政府に押し付けて逃げたのです」とAun会長は24日、Khmer Timesの取材に対して答えた。

2日前、従業員らはHun Sen首相の自宅前に二度集まり、この問題への介入を訴えていた。

この工場で16年近く働いた31歳の元従業員Srey Maoは、やっと問題が解決して嬉しいと話す。

「私だけでなく、従業員はみな喜んでいます。この知らせを何ヶ月も待ちわびていました。時には絶望的に感じてあきらめそうになることもありました」と彼女は話す。

競売の売り上げによる補償を受け取れるのがいつになるのか、またその金額についてはまだ知らないと彼女は言う。

Great Honour Textileの元従業員らはこの勝利に沸いたものの、別の工場の従業員らは昨日さらなる困難に見舞われた。プノンペン市のPor Senchey地区のTop Summit Garment Factoryの従業員約40名ちかくが24日の昼食時に倒れた。従業員2人が幽霊や精霊に体を乗っ取られたとして不調を訴えたことがきっかけであった。

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最終更新:2016年08月30日12:03

カンボジア:アパレル研究所を2017年に開設

近年カンボジアはバングラデシュ、ベトナムなどの国々同様、低賃金、高スキル労働者を求める企業から、自国縫製工場に対する定期的な受注をつなぎとめるのに四苦八苦している。

しかし来年初めに開設される予定のカンボジアアパレル研究所(CGTI)は、そうした状況を変えようとしている。

その創設団体であるカンボジア縫製業協会(GMAC)によると、この研究所では国際標準レベルのファッションデザイン、パターン制作、品質確認管理方法を教育することにより、アパレル産業全体の競争力を高めることとしている。

「我々にはこのようなスキルが必要であり、すべてのカンボジア人が参加することを望んでいます。労働者らも自らのスキルを埋めていくために、変わる必要があります。トレーニングは英語で行われますが、クメール語にも翻訳する予定にしています。」とGMACのLy Tek Heng運営マネージャーは述べた。

この研究所の目的についてTek Heng氏は、地元民に国際的なバイヤーからの仕事を受けるためのスキルや処理能力をつけさせ、工場内における最低の地位から脱却する準備することであると述べた。

「我々の中には監督者や労働者は多くいるのですが、中間管理職はほとんどいません。」と彼は言った。

GMAC月報によるとCGTIは9月までに機能を整え、アパレル産業の様々な分野において、基本的な縫製クラスからハイレベルな専門知識やパターンメーキングまで、すべてのレベルの労働者にサービスを提供することを目指す。

GMACのVan Sou Ieng会長は、「CGTIはアパレル・履物生産工場における人材ニーズを満たし、管理職やその他熟練作業を外国人労働者に依存している状況を改善するのに役立つでしょう。」との見通しを示した

GMACのニュースレターは、ほとんどの工場の経営者や幹部はカンボジア人ではなく、このポジションに必要なスキルを持つ人材をローカルで見つけることが難しいため、多くの場合は中国、台湾、シンガポール、韓国から招いていることを明らかにした。

GMACは最初の研修コースを2017年4月に開始することとしている。

GMACによると、大半のカンボジア工場では低い生産性に苦しんでおり、最高レベルの工場でその生産性は65%に届く水準であるのに対し、いくつかの工場では35%程度である。

国際労働機関(ILO)は、生産性の下落やインフラコストの上昇によりカンボジアのアパレル産業は、ライバルのベトナム、バングラデシュやミャンマーと競争する際に不利な立場に追い込まれているとした。

この新しい研究所のニュースは、GMACの上級役員が今年の年初来8か月間で70以上の工場が閉鎖された一方で、新規開業はわずか20であったことを明らかにした翌日に公表された。

この閉鎖はカンボジアに対する履物や衣料品のバイヤーからの注文が約30%も減少したことによるものであるが、影響はそれだけではなく、労働時間の減少も引き起こしている。

「私は政治の状況がビジネス、経営者と投資家の双方に影響を与えていると思います。国が政治に不安定性を抱えている場合、そこに投資を行うことは難しく、特にバイヤーから懸念が示されています。」とTek Heng氏は述べた。

「政治的な問題、違法なデモや、ベトナム、バングラデシュ、ミャンマー、カンボジアなど他のアパレル製品・履物輸出国との競争は、投資家にカンボジアに対する投資を思いとどまらせており、バイヤーにもカンボジアに発注することを躊躇させています。」

GMACは、今回の研究所新設が工場のコスト削減や生産性向上に寄与することを期待している。

「この新しい研究所において、より良い仕事をもたらすような教育を提供することにより、生産性低下の流れが逆転することを願っています。」とGMACのKen Loo書記長は述べた。

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最終更新:2016年08月30日10:35

カンボジア:政情不安の中でのアパレル工場閉鎖

カンボジアの政治情勢不安は、70以上の工場の閉鎖強行と受注急落という、アパレル・履物製品産業が生産ニーズに合う代替国を頼らざるを得ない状況に追いやったと、カンボジア縫製業協会(GMAC)の高官が8月22日に語った。

8月22日にプノンペンで開催された第6回カンボジア国際縫製アパレル産業展示会・機械産業フェアの前の記者会見において、GMACのオペレーションマネージャーLy Tek Heng氏は今年初めの8カ月の気にかかる状況を語った。

「政治情勢は、事業経営者と投資家両方のビジネスに影響を与えると考えています。一つの国が政情不安定を抱えていると、投資をするのも難しくなり、特にバイヤーからの懸念が出ます。違法なデモや、ベトナム、バングラデシュ、ミャンマーなど他のアパレル・履物製品輸出国との競争といった政治問題は、投資家にカンボジアへの投資を思いとどまらせ、バイヤーにカンボジアからの製品発注を渋らせています」と彼は述べた。

今年初めの8カ月で70以上の工場が閉鎖されたが、新規開業したのはわずか20のみだったと彼は話した。これは、バイヤーからのカンボジア製の履物製品とアパレル製品の受注がほぼ30%落ちたことになり、閉鎖だけでなく労働者の勤務時間の大幅削減も余儀なくされた。

受注減少は、アパレルや靴を作るための機械の受注減少に至るなど、この産業中に連鎖反応をもたらしたと、このフェアを主催したChan Chao InternationalのAkai Linは警鐘を鳴らした。

「ここ数年、製造用機械の需要は多かったが、現在は工場閉鎖により若干減少し、発注前に政治情勢が改善するのをバイヤーが待つようになっています」と彼は警告した。

商業省のSoeng Sophary報道官はそのニュースを軽視し、工場閉鎖は産業が危機に瀕していることを意味しているわけではないと、クメールタイムズに話した。彼女は、来る米国の大統領選挙や、国民の半数以上がEU離脱に投票した最近のイギリス国民投票、電気代の高騰などを理由に、工場閉鎖を国際的な不安定さのせいにしている。

「カンボジアはアパレル輸出に依存した小さな国であり、我々の米国やイギリスへの輸出市場志向によって海外の懸案から影響を受けやすいのです。工場閉鎖は、EUや米国の需要変化によるものでしょう。海外の景気の波がカンボジアに打撃を与えているのです。しかし、海外からの打撃だけではなく、国内からでもあり、投資家は低い操業費で利益を得ようとしています。そのため、もし他国の操業費がカンボジアより低ければ、投資家はそれらの国へ向かうでしょう。我々は電気代と労働費という警戒すべき課題を抱えているのです」とSophary氏は述べた。

彼女は、産業が苦難に陥っているのかどうかを判断するには早すぎるとし、70の閉鎖した工場が20の開業した工場と比べられる必要はあり、それはより大きく重要なことだろうと強調した。

アパレル産業の課題を示唆するGMACの出したバイヤー発注30%低下という数字と対照的に、回復の予測をする商業省が出した直近の数字が公表された。商業省は、今年第1四半期のアパレル・履物輸出の合計が20億米ドルと、39.1%増加したと述べた。

EUは、製品で7億1780万米ドルを占める最も大きな市場で、その後に4億1920万米ドルの米国、4170万米ドルのカナダが続く。

2015年、この産業での総輸出金額は699工場で63億米ドルであり、工場数73の2014年を超える7.6%の成長だった。

 

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最終更新:2016年08月27日06:03

カンボジア:搾取されるアパレル縫製工場労働者の抗議

労働組合連合(NTUC)のメンバーである100人超のアパレル縫製工場労働者は8月16日、プノンペンにある労働省の外で、解雇された3人の同僚の再雇用とメンバーの労働環境についての不満解決を要求するために抗議を行った。

首都のPor Sen Chey区にあるGreen Tree (Cam)縫製工場からの労働者たちは、8月12日から工場の前で抗議活動を行っているが、武装した男たちから威嚇されたのちの8月16日、労働省は彼らの訴えを受け取ったと、NTUCのFar Sally議長は説明した。

「8月15日、労働者に対する闘争が起こっていましたが、彼らがどこから来たのか、また憲兵なのか工場警備なのかどうか分かりません」と彼は話した。

8月16日に労働省の代表に労働者から手渡された手紙では、3人の解雇された労働者は復職させるべきと述べ、Green Tree (Cam)に対処してほしい問題が強調されていた。

「我々は会社に、労働者が小休憩を取る許可を求めやすくすること、労働契約を12カ月まで伸ばすこと、理由なく労働者を辞めさせないこと、労働組合に反して差別をしないこと、残業1時間ごとに2000リエル(0.5米ドル)の食事代を追加すること、残業の強制を終わらせること、そして抗議の間の給料も支払うことなどを求めます」と手紙に書かれていた。

3人の解雇された労働者の一人である電気工のMeasChim氏はクメールタイムズに対し、なぜ自分が解雇されたのか分からないと話した。

「私は仕事で間違ったことなど何もしていませんが、会社は私を辞めさせ、雇用契約が終わったと主張したのです。私には理解できません。そしてそれがここへ抗議に来た理由です」と彼は述べた。

彼は、同僚の電気工であるSornRethy氏と工場の縫製工員であるOng Mun氏を、職に戻ろうとしている他の2人として名を挙げた。彼は、工場の労働者は武装した男たちが来る前の3日間は平和的に抗議しており、その武装した男たちは1カ月前に工場へ姿を現したが抗議には近づくことがなかったのだが、月曜日に集会を解散したと話した。

8月16日に工場の代表の女性に電話で連絡を取ると、その女性は名乗るのを拒否したが、論争はすでに解決したと主張した。

「我々はすでに全労働者と問題を解決しており、彼らは明日より通常通り働き始めます。そのため、記者は待つべきです。私が労働省の前で実際に労働者が抗議したのか確認します」と、電話を切る前に彼女は話した。

労働省の労働争議解決委員会副書記Vong Sovann氏は、このケースは調査すべきだと述べた。「私は職員たちに、労働者たちの要求の最初の確認の前にこの件に取り組むよう言いました。しかし、そのような状況はまだ確認できていません」と彼は述べ、それ以上のコメントは拒んだ。

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最終更新:2016年08月20日06:02

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