インドシナニュース

タイ:「黒いTシャツは今朝すべて売り切れました」

プミポン・アドゥンヤデート国王の崩御後、政府が国民に1年間の服喪を要請したことを受け、タイ国民はこぞって黒い服を買っている。そのため黒い服への需要は高まり、売り切れも出ていると報道されている。

全国の商店で黒い服が店頭に並べられている。

「卸から黒い服を仕入れるのが少し遅かったため、今のところ出ているものしかありません」と市場の売り子Piyada Sripiachaiは話す。明るい色の衣類は店の奥に隠してあるという。

「黒いTシャツは今朝すべて売り切れました。今日の午後はもう白いシャツしかありません」と別の売り子Pornthep Charoenkulsakも話す。

白、そして灰色などの暗い色も黒に次ぐ服喪の色とされている。

「原材料が通常の注文分にも足りないので、仕事に影響が出ています」とバンコクのある工場はdpaに話した。

「黒と白の素材への高い需要は衣類用だけでなく、装飾用でも必要とされているからです」とThai Textile Industry Public Companyは説明する。同社では国王の肖像を装飾するための黒い布地の注文が急増している。

国家的に追悼の気持ちが高まるにつれ、報道によると、黒い服を着ない人が批判されるという事態も起こっている。

政府高官は国民に対し冷静な対応と黒い服を買うことのできない人への理解を求めた。

「黒や白の服を着ることができない人は黒いリボンやタイのような喪章をつけることもできます」と政府のSansern Kaewkamnerd報道官が述べたとバンコクポストは報じている。

最新の動向としては、喪服を買えない国民に対し、国営銀行が800万着の黒いTシャツを配布するという計画をSomchai Sujjapongse財務事務次官が17日に地元メディアに語ったという。

Somchai次官は、これは低収入者支援という政府の方針に沿ったものだと述べた。

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最終更新:2016年10月21日00:00

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