インドシナニュース

ベトナム:インドからの糸、布地調達に期待

ベトナムの縫製産業は急速に発展しているが、綿など原材料の国内供給が限定されているためバランスに欠いた発展となっている、インドがベトナム企業に高品質の糸や布地を安価に供給してくれるよう期待しているとベトナム繊維協会(VITAS)のTruong Van Cam副会長は述べた。

ホーチミン市でインド総領事館が開催した「繊維産業におけるインド・ベトナム間協力:ともに成長するパートナー」と題された会合で、Cam副会長は、ベトナム国内での原材料供給が増えなければ、ベトナムは自由貿易協定による便益を最大限に活用することができないと述べた。

K Srikar Reddy総領事は、ベトナムとの事業に関心を持つインドの投資家は増えつつあると述べた。ベトナム国内のニュースサイトによると、インドは現在ベトナムで176の海外直接投資(FDI)事業に関与しており、投資額は総額で81400万米ドルに達し、ベトナムにおいて第28位の投資国となっている。

2017年のインドからベトナムへの繊維・アパレル輸出は前年比44%増の42900億米ドル、ベトナムからインドへの輸出は前年比42%増の17800万米ドルであった。両国は2020年までに二国間貿易額を150億米ドルまで増加させることを目標としている。



ベトナム ジャンル:
最終更新:2018年04月19日13:39

ベトナム:島精機がSaigonTexで最新の縫製機材を展示

日本の大手自動裁断機メーカー島精機は、ベトナムで開催されるサイゴン繊維・アパレル産業展示会(SaigonTex2018)のhall A1stand 1A­1で最新の裁断機と3Dデザインシステムを展示する。ベトナムの縫製産業で大きな影響力を持つSaigonTex411日から14日までホーチミン市で開催される。

島精機はPCAM182積層式自動裁断機(NC裁断機)を展示する。高速、効率的で生産性の高いPCAMの積層式裁断機は2インチまでの布地等が裁断でき、ターボファンオプションで空気圧の変動を防ぎ、安定した裁断が可能となっている。また、ナイフ研磨システムで毎回鋭利で強靭な刃を実現している。

強靭な部品により刃の動きのレスポンスも早く、デニムのような厚い生地でもより正確な裁断が可能となった。PCAMはアパレル、繊維分野の他にも様々な工業用用途での活用が想定されている。

島精機はSaigonTexSDSONE APEX3コンピュータデザインシステムも展示する予定。

APEX3はパターンメーキング、グレーディング、マーキングから裁断まで、スムーズで効率的な作業フローを実現する。デモンストレーション用の新しいPGMソフトウェアで、新しい機能やより直感的なユーザーインターフェイスを実現するためのメニューレイアウトを体験することができる。こうした変更により平均で40%高い生産性を実現している。

効率的な「オートマーキングプレミアム」ソフトウェアとバーコード作成機能で効率的なマーカー作成とピックアップが可能となっている。APEX3では生地の正確なチェックに利用できる3Dバーチャルサンプルで、写実的な画像での製品シミュレーションが可能である。バーチャルサンプルにより、サンプル作成プロセスでのプレゼンテーション品質を向上させると同時に、実際のサンプル作成を最小限にすることができ、時間、原材料、コストの短縮にもつながる。APEX3は横編み、丸編み、織物、パイル織り、プリント、工業デザインをはじめとする様々な繊維産業におけるデザインとシミュレーションを支援する。



ベトナム ジャンル:
最終更新:2018年04月04日19:53

ベトナム:新TPPは繊維・アパレル産業に利益をもたらす

包括的および先進的な環太平洋パートナーシップ協定(CPTPP)は、これまでのTPPで作られた開放市場へのコミットメントは変わらず、ベトナムの繊維・アパレル製品、食品・飲料産業に利益をもたらすと期待されている。しかし、利益はTPPの場合よりも低くなる。

ドナルド・トランプ米大統領は昨年選出された後、TPPから撤退した。

日本は、ベトナムの繊維・アパレル産業で年間2番目の輸出市場であり、年間成長率は23%である。ベトナムからの衣料品輸入量は、中国からの衣料品輸入量(6%対65%)よりもはるかに少ない。しかし、ベトナムの新聞によると、中国の輸入が減少傾向にあるのに対して、日本の輸入は特恵関税のため上昇しているという。

CPTPPは生産と輸出を増やす機会がTPPほどではなく魅力に劣るが、それでも、輸出の多様化のレベルを上げることが期待されている。

世界銀行はCPTPPがベトナムの国内総生産が2030年までに1.1%増加するのを助け、CPTPP諸国への輸出高はベトナムの輸出総額の25%になると推定している。

このうち、食品・飲料、履物、繊維・衣類などのベトナムの重要な事業分野は、輸出高がそれぞれ101億米ドル、69億米ドル、5億米ドル増加すると見込まれる。



ベトナム ジャンル:
最終更新:2018年03月26日17:27

インドネシア:2017年の縫製輸出は5%増加

インドネシア縫製協会(API)によると、2012年から2016年にかけてインドネシアの縫製輸出は停滞していたが、世界での縫製需要の減少にも関わらず、2017年の輸出額は前年比で5%増加した。しかし、米国と日本への輸出は2017年それぞれ2%減少し、EUへの輸出も3%減少した。

最近統計を発表したインドネシア縫製協会のAde Sudrajat会長は、これら地域での減少は東南アジアおよび中東での繊維需要の増加により相殺されたと説明した。

米国は依然としてインドネシアの最大市場であり、輸出額のおよそ36%が米国への輸出である。23%の中東、13%EUが米国に続く。

インドネシア経済を報じるサイトは、安定した経済により投資が増えた繊維セクターの競争力は全般的に改善したと報じている。

数年前にはジャワ島西部、バンテン州で最低賃金が急激に上昇したため、多くの繊維工場がジャワ島中部へと移転した。ジャワ島中部地方は現在でも比較的安価な生産環境となっている。

インドネシア投資調整庁(BKPM)の統計によると、20171月から9月までに、インドネシアの繊維産業には前年を大きく上回るおよそ75900万米ドルの投資がなされた。

ベトナムとは異なり、インドネシアはEUとの自由貿易協定を締結していないため、インドネシア繊維産業の競争力強化のために政府はEUとの協議を進めるべきであるとSudrajat会長は述べた。



インドネシア ジャンル:
最終更新:2018年01月11日12:03

ミャンマー:3月に繊維産業展示会開催

東南アジアで2番目に大きな国であるミャンマーで、繊維・アパレル産業展示会Myanmar Gar-Tex 2018が開催される。第2回目となるこの国際展示会では、328日から30日にヤンゴンのRose Garden Hotelを会場に、ミャンマーの繊維・アパレル産業についての会議と展示が行われる。この展示会は ネットワーキングの機会となるとともに、新たなビジネスチャンスや新規マーケットへの参入機会をもたらすものとして期待されている。

この展示会を主催するのはMinh Vi Exhibition and Advertisement Services Co., Ltd VEAS)で、ミャンマー工業省、ベトナム繊維協会、ミャンマー縫製業協会、ミャンマー繊維製造業協会、縫製エンジニア協会、Smartミャンマーの後援を受けている。

展示会には世界から80社以上、3500名以上の業界関係者が参加すると予測されている。この展示会は国際的ブランドにとってもミャンマーの繊維・アパレル市場に参入する理想的なプラットフォームであり、参加企業の今後のビジネス展開へのチャンスとなり得る。この展示会はミャンマー企業と国外の繊維・縫製関連企業をつなぐプラットフォームとなり、ビジネス展開や情報交換、ドイツ、イタリア、スイス、韓国、マレーシア、ベトナム、タイ、中国、台湾、インドネシア、日本、インド、パキスタンといった国々での新技術や先進技術、製品に触れる機会になると期待されている。

Myanmar Gar-Tex Expo 2018は、国内外の企業にとって業界の意思決定者や同業者とビジネスネットワークを構築するまたとない機会となる。展示会では様々なテーマのセミナーが開催され、縫製産業の成長、外国投資企業に対する政府の支援政策、繊維・アパレル産業を対象とした輸出入に関する特別税制、繊維・アパレル産業の現況や将来のチャンス、ミャンマーでの事業の始め方などについて、国内外から招聘された専門家が講演することになっている。

 

ミャンマー ジャンル:
最終更新:2018年01月03日06:02

カンボジア:民間セクターに全産業最低賃金への懸念が広がる

カンボジア企業連盟のSok Lor会長によると、カンボジアの民間セクター企業は全産業最低賃金法案により先行きに懸念を感じているという。Lor会長は最近、国民社会保障制度と縫製労働者を対象としたさらに高額な最低賃金を含む新労働法により、企業は困難に直面しているとの意見を表明したばかり。

政府は縫製産業のみを対象としない新たな最低賃金法の制定を計画しており、労働省も同様の法案を2017年末までに閣僚会議に提出する予定であるという。

カンボジア国内の新聞報道によると、労働者の賃金を上げるべきでないということは政治的に正しくない上、新たな法律は大衆主義的な政府の政策によるものであるが、賃金は生産性に連動すべきであるとLor会長は述べたという。

民間セクターはどのような状況になっても結局政府の決定に抗うことはできない、とも彼は加えた。

労働者の権利擁護団体CentralMoeun Tola会長は、全産業最低賃金が採用されるのであれば、経営者側の生産性や利益といった観点よりも、生活費の上昇を反映したものとなるべきだろうと述べた。



カンボジア ジャンル:
最終更新:2017年12月01日06:01

ベトナム:TPP離脱でも米国の繊維・アパレル・製靴メーカーはベトナムに関心

米国の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)離脱以降も、米国の縫製、繊維、製靴メーカーはベトナムへの投資機会を探っている。アメリカアパレル履物協会(AAFA)のNate Herman 上級副社長によると、品質、価格と納期の遵守といったベトナムの強みに米国企業は魅力を感じているという。

ベトナムの報道機関の取材に対し、Herman副社長は、ベトナムは米国への輸出の伸びにおいては貿易協定が無いにもかかわらず競合他国を上回っていると指摘し、繊維・アパレル・縫製・製靴企業のベトナムから米国への輸出はTPPが無くとも今後も伸びていくだろうと述べた。

直近の12ヶ月で、ベトナムから米国への縫製・繊維製品輸出は8.74%、履物類の輸出は11.83%伸びている。ベトナムは中国に次いで第2位の輸出国となっている。

2017年1月から8月にかけて、ベトナムから米国への輸出額は301億6000万ドルに達し、米国の輸入総額の1.99%を占める。この期間にベトナムは米国に22億ドル以上の関税を支払っており、米国での関税率が最も高い15ヶ国の中でも2番目に多い。

アメリカアパレル履物協会と在ベトナムアメリカ商工会議所(AmCham Vietnam)は10月下旬、ホーチミン市で製品安全やコンプライアンスに関するワークショップなどのイベントを開催した。

全米綿協会(CCI)もベトナム繊維・アパレル協会と協力の上、Cotton Day 2017のイベントを開催した。ベトナム国内で米国産の綿を利用する12工場への投資申請も認められた。

しかし、貿易赤字削減のため製品安全に関する規制が強化されるなどして、米国への輸出はいずれ困難に直面するだろうと予測する専門家もいる。

ベトナム ジャンル:
最終更新:2017年11月13日12:03

ベトナム:2017年繊維・アパレル輸出は300億米ドルを超える可能性

ベトナム繊維協会(VITAS)は、2017年繊維・アパレル輸出は目標額の300億米ドルを超える可能性があると述べた。同協会によると、繊維・アパレル産業では今年、現在まで20億米ドルを超える投資が行われているという。1月から7月までの輸出額は170億米ドルであった。しかし、新たな問題も浮上している。

ベトナムの繊維・アパレル産業では今年は大規模な海外直接投資案件は少なく、3年前とは大きく状況が異なる。しかし、海外投資案件では事業拡張が目立つとベトナム国内の英語オンライン新聞は報じている。

商工省は海外市場でのベトナム製品に対する関税が高まりつつあると注意を促している。 例えばインドではエラストマーフィラメント糸の関税が35−45%に達する。

韓国資本のLong Thai Yu Yarnは5000万米ドルを投じてドンナイ省Long Khanh工業団地の工場を拡張する予定である。ブルネイ資本のTrillions Enterpriseはロンアン省のTan Duc工業団地の染色・織物工場を拡張すべく、5ヘクタールの追加を申請している。

台湾のFar Easternは4億8580万米ドルの資本追加を行い、操業開始から2年でBau Bang工業団地への総投資額は7億6000万米ドルとなった。

ベトナム企業も投資を拡大させつつあり、Bao Minh Textileはナムディン省の縫製工場の建設に7500万米ドルを投資した。2018年3月の操業開始を予定している。

現在、企業は関税の完全撤廃を期待してはいないが、ベトナムが世界的規模の縫製輸出国であることに変わりはないとベトナム繊維協会のVu Duc Giang会長は話す。

環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に加え、ベトナムの繊維・アパレル産業はEU、韓国や日本との自由貿易協定の恩恵も享受することができると繊維協会は指摘する。現在、EUでのベトナム繊維・縫製製品の市場シェアは3%にとどまる。

ベトナム ジャンル:
最終更新:2017年11月10日12:01

ミャンマー:最低賃金は関係者会合で決定

政府、労働者、労働組合代表者、企業関係者、非政府組織からなる関係者会合がミャンマーの最低賃金を決定する。2015年9月1日に施行された最低賃金法は、無経験の新規労働者の賃金を規定している。

労働者側は現在の日額最低賃金3600チャットを4500チャットへ引き上げるよう要求している。前回の見直しが2015年9月に行われた際の要求額は日額5600チャットであった。3600チャットは要求額と比較するとずっと低い。

しかし、政府との協議ののち、最低賃金は4000から4800チャットの間で決定されると推測されている。

最低賃金の制定はここ数年、ミャンマー縫製産業の負担となってきた。2013年の最低賃金法制定以来、最低賃金を巡る労使の駆け引きが続いている。

ミャンマー ジャンル:
最終更新:2017年10月18日14:32

ミャンマー:アパレル製品が輸出品目で第2位

ミャンマーは今年4月から9月初めにアパレル製品輸出額で10億米ドル以上を稼ぎ、衣料品は輸出部門で第2位の品目となった。アパレル製品は日本、ヨーロッパ、韓国、中国、米国に輸出され、2016〜17年度には20億米ドル相当の収益を得ると見積もられている。

ミャンマーの新聞によると、ミャンマーのアパレル生産は、加工賃(CMP)契約から製品売買(FOB)契約への転換に努めている。

ミャンマーには400以上の縫製工場があり、30万人以上の労働力を擁する。

» 続きを読む

ミャンマー ジャンル:
最終更新:2017年10月11日13:56

«前のニュース || 1 | 2 | 3 |...| 14 | 15 | 16 || 次のニュース»
このページのトップへ戻る