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カンボジア:縫製労働者の集団昏倒事件が発生、1週間で400人が倒れる

先週、カンボジア各地の4つの工場で400人近い労働者が昏倒する事態が発生した。去る7月2日には、プノンペンのQuint Major International社の工場で1日に38人の労働者が意識を失っている。

労働省の記録によると、2014年には24工場で1800人以上が倒れているとWomen’s Wear Daily (WWD)誌は報道している。

2011年にピークを迎えた集団昏倒の現象は未だカンボジア縫製産業の謎となっている。国際労働機関(ILO)の専門家は最近、この現象は複合的な理由により起こっていると結論付けた。劣悪な栄養状態、工場内の換気不足と空気の滞留、そして心因性の病気などがその理由である。

「労働者の衛生状態改善のために大規模な啓蒙キャンペーンを行っています。また、工場に対しても労働環境改善、化学物質の扱い方についての教育を行っています」とカンボジア縫製業協会のKaing Monika副会長はWWD誌に語った。

「これは労働者教育の問題であると同時に、労働法遵守の問題でもあります」とMonika副会長は話す。

カンボジアの60億米ドル規模の縫製産業では全国で数十万人が労働者として雇用されている。

「新たな目標を達成するよう強制されているので、プレッシャーを感じています。ある日には400着の割り当てがあり、それはつまり1時間に40着を仕上げなければないということです」と先月QMI工場で倒れた35歳の労働者SophanaはWWD誌に語った。彼女は以前の目標は1日200着であったとも話した。

関連したニュースとしては、バングラデシュの警察は2013年にダッカで発生したラナプラザ崩壊事件に関連したとする41人を殺人罪で告訴した。この事件では1100人以上が死亡している。ビルの所有者Sohel Rana、その両親と少なくとも十数人の政府職員が殺人罪に問われている。この告訴により、死刑判決が下ることもありうる。

バングラデシュは中国に続き世界第2位の縫製製品輸出国であり、2014年7月から2015年3月までに186億3000万ドル相当の縫製製品を輸出している。

 

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最終更新:2015年08月20日14:03

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