インドシナニュース

ベトナム:伝統衣装「アオザイ」―ベトナム文化のシンボル

ベトナムの伝統衣装はただの衣服ではなく、ベトナムの美しい文化である。ベトナムの人々の人生に対する姿勢を伝え、ベトナムのアイデンティティと精神を表現している。

国の歴史を通し、ベトナムの人々は、文化の伝統、規律、家族の永続性と価値を守るため、常に外国からの侵入に対抗してきたように見える。アオザイはベトナム芸術の素晴らしい産物である。優雅な美しさと構造に加え、祖先の「正しい振る舞い」についての隠された意味を教えてきた。アオザイはベトナムのアイデンティティと精神が創りだしたものでもあるのだ。

中国に支配されていた1000年以上の間、そしてフランス植民地であったほぼ100年の間、東洋(中国)と西洋(フランス)の2つの強力な文化にさらされたが、アオザイは全ての困難を切り抜け、女性のシンボルであり、ベトナムの人々の誇りである「国民の衣装」となった。アオザイはベトナム女性の「国民の魂」だといえるだろう。

ベトナム女性の伝統的な衣装であるアオザイは、2枚の布が身体を抱き包むような構造で、立襟を持ち、丈は膝まである。腰部からスリットが入っており、あでやかで、肌を露出するわけではなく、若い女性の身体のラインを引き立たせるだけだ。「ベトナムの女性がいる場所には、ベトナムの伝統衣装がある。」と言われる。ただの伝統的な衣服というわけではなく、ベトナムの人々の姿勢、精神を語る文化である。言い換えると、ベトナム女性の「国民の精神」なのである。

1960年代後半から70年代初期にかけて、ミニスカート、裾の広がったズボンといった、若者のヒッピースタイルに習った近代的なファッショントレンドを取り入れるため、ミニアオザイが登場し、すぐに流行した。上衣のスカート部分は短く、タイトに縫われ、膝丈であった。上部はゆったりとしていて、ウェスト部分は絞られていなかった。しかし、体のカーブに沿った形は残った。襟は3cm低くなり、肩の部分はラグラン型でカットされ、胸部と袖の間隔が狭まった。同時に、下衣のパンツは非常に長く、裾幅は60cmになった。これ以降1990年代にかけては、パンツと上衣が同じ色をしたものなど、ときおり革新的なものも現れたが、人気にはならず、伝統的なスタイルからあまり離れることはなかった。

ベトナムでは、伝統衣装は年齢を問わず着用される。正式な場や、国民の休日、結婚式、新年、卒業式、または重要なコンテストではアオザイを着るのが通例となった。特別なイベントの際や、テレビ番組に出演するとき、ベトナムの女性は常に「アオザイ」を着るのは、単純に、自分の美しさが引き立てられるからだ。一方で、ベトナムの衣装が世界中でベトナムのイメージアップに貢献したのも事実だ。

国内の衣装コンテストであるミス・ベトナムに登場しただけでなく、ベトナムの伝統衣装は世界中で披露された。2001年5月6日、アオザイは初めてフランスのトゥール市に紹介され、およそ300人のベトナム文化のファンが出席した。アオザイはベトナムの無形文化遺産として認識されている。

ベトナムで開催される国際的なイベントでも、例えば2006年にハノイで開かれたAPEC首脳会議には、各国の首脳がベトナムの伝統衣装を着て出席した。2007年のミス・アースでは、ベトナムの独特な衣装に魅了された、様々な国から参加した女性達が、ホーチミン市で「アオザイ」に身をつつみ、ヤシの葉の菅笠をかぶり、晴れやかに登場する場面もあった。また、2009年に開催されたミス・レディと、他にも様々なイベントに登場しています。

現代のベトナムの伝統衣装はよりスリムに、タイトにデザインされている。首から足首まで体の前後に伸びている2枚の布は、ゆったりとしたパンツを包み、裾は地面すれすれまで伸びている。美しい衣装を作るため、衣装を仕立てる人は、それぞれの人の寸法を知る必要がある。また、衣装は一着ずつ、店で人の手で縫われなければならない。伝統衣装用の材料は豊富で多様であり、生地のサンプルから組み合わされ、多くの場合、線や模様で装飾される。

近年では、「アオザイ」にも様々な革新があり、現代ファッションの要素と民族文化が交わり、世界のファッション・ウィーク、正式な、非公式のお祭りや、国内外を問わず、美人コンテストでも独特なパフォーマンスを創り出している。Minh HanhやSy Hoang、Vo Viet Chung、La Hangといった多くのベトナムのファッションデザイナーは、世界市場で活躍し、Sのような形をした、親愛なるベトナムの文化のシンボルである伝統衣装が、世界で有名になるのに貢献している。

» 続きを読む

ベトナム ジャンル:
最終更新:2015年06月20日05:54

ベトナム:デザイナーVo Viet Chung、新作アオザイをニューヨークで披露

ベトナムの有名デザイナーVo Viet Chungの、西洋風の新作アオザイのコレクションがニューヨークのファッションイベントで披露される。

Vo Viet Chungは最近「ニューヨーク、アイ・ラブ・ユー」という2015春夏新作アオザイのコレクションを発表した。このコレクションの中では、オートクチュールの例に倣い、その豪奢で劇場風のファッションによって創造力を最高レベルで表現している。

「ニューヨーク、アイ・ラブ・ユー」は30アイテムから成り、ほとんどが裸体の色合いで、素材はレースからシフォンまで使用。Vo Viet Chungは、ルネサンス後のバロック様式にヒントを得て、手刺繍に極限までの注意を払っている。

コレクションの写真撮影の舞台には、ニューヨークのタイムズスクエアが選ばれ、美人モデルのAngelica Kotliarが参加している。Vo Viet Chungは、この9月、世界中から100名のファッションデザイナーが集まるGala Fashion TVに招待され、「ニューヨーク、アイ・ラブ・ユー」を紹介することにもなった。コレクションはこのFashion TVのモデルらにより紹介される。

Vo Viet Chungは、ベトナムのファッション産業の発展に貢献したとされ、国の文化・スポーツ・観光省から賛辞を贈られた。

 

写真はこちらの原文ページから

» 続きを読む

ベトナム ジャンル:
最終更新:2015年06月07日15:02

ベトナム:ムオン族の民族衣装

ムオン族の民族衣装については女性の独特な衣装について語られることが多いが、一方で男性の衣装もまたユニークだ。男性の衣装の特徴としては、伝統的に、丸首のシャツ、丈長の上着、ズボン、スカーフなどが挙げられる。

男性は4枚の身頃から成る、丸首のシャツを着用することが多い。シャツは前開きで、ポケットが2つ付いている。これらの衣服は通常、綿や絹などで作られており、肩に置く布には蓮の葉が用いられる。上着にはボタンがあり、ポケットが3つ付いている。2つは蓋付きのポケットで、前見頃の2本の尾のような部分の裏にある。もう1つは小さなポケットで胸の部分にあり、左肩へと続いている。特別な行事には、紫か黄色の絹のシャツを着て、その上に式服の丈長の白い上着を着用する。

ズボンはくるぶし丈のワイドパンツで、藍染めの生地で作られている。最近では腰帯を作るようになったが、これは以前、腰紐を使用していたときに感じていた腰回りの苦しさを解消するためのものである。一昔前までは、ムオン族の男性も「ズボン用の手拭い」と呼ばれる腰紐を使用していた。

年配者は通常、髪に布を巻く。布は手拭いのようなもので、これで頭を覆い襟首の辺りに結び目を作って、ピンで髪に固定する。さらに、別の短い手拭いで頭の後ろから額までを覆い、健康的に見えかつユニークな、角のような2つの結び目を作る。

祭が来ると、ムオン族の男性は新しい衣装を着る。男性の正装は絹で作られることが多く、色は紫、緑あるいは黄色である。他にも水玉模様の紫のスカーフや、紫に変化するダークブルーの絹の腰帯、黒い絹の上着などが挙げられる。上着はハイネックで、右脇の下にボタンがあり、スリットが入っている。

一方で女性は、普段着に「pắn」と呼ばれる短いシャツを着る。これは丈の短い長袖のブラウスのようなもので、その丈はキン族の民族衣装のブラウスよりも短い。一昔前までは茶色と白の2色しかなかったが、今ではさまざまな色がある。

女性の民族衣装は黒くて丈が長い。白または茶色の長袖のシャツの前面にはボタンが1列に並んでいる。頭には白または藍色の頭巾を巻く。ムオン族の民族衣装の特徴には、衣装の裾や腰帯に施された刺繍が挙げられる。刺繍の図案をデザインしたり、衣装の色と合わせたりするには技術や芸術的な才能が必要とされる。

こうした衣装のほとんどは、生地を織って染色し、装飾を施すまですべて手作業である。またスカートには、非常に丹念な染色技術が施されており、色落ちも少なく、見事な光沢を放っている。女性は通常、自分たちのスカートをピンクや赤、緑などに染め、これに紐を花結びにした細工を施す。ムオン族の女性は、民族衣装とは女性の衣服において大切な役割を果たすものだと強く信じている。というのも、こうした衣装は、女性の腰から下を隠すだけでなく胸の辺りも覆ってくれるからだ。さらにスカートの上に巻く腰帯は、ムオン族の女性が装飾や刺繍を施す唯一の部分で、伝統的な芸術を今に伝える大切なものである。

ムオン族の民族衣装は、例えばイヤリングやブローチ、ネックレス、ブレスレット、帯飾りなど数多くの宝飾品を身に着けることで、さらにユニークで独特なものとなる。特にシルバーのものなど、これらの宝飾品は通常、高価なものと考えられており、普段は大切に保管されている。そして特別な行事や祭、結婚式などで身に着ける。

シルバーのネックレスは、ムオン族の民族衣装をとても美しく見せることがあり、女性にとっては欠かせないものである。ムオン族には2種類のネックレスがあり、1つは「lam ba」と呼ばれる平らな形のもので、もう1つは「lam」と呼ばれる丸い形をしたものである。ムオン族の女性は、大小のリングと呼ばれる2重のリングを身に着けることが多い。また富裕層は今なお、「puon khau」と呼ばれるチェーンやビーズを身に着けている。

» 続きを読む

ベトナム ジャンル:
最終更新:2015年05月23日19:01

ベトナム:バックカン省の銭ヤオ族、独特で美しい女性の民族衣装

バックカン省の銭ヤオ族の女性は、その丹念に作り上げられた、色鮮やかで素晴らしい民族衣装で広く知られている。

銭ヤオ族の民族衣装で最もよく知られている特徴には、染色技術と装飾の2点が挙げられる。これらの特徴は美しい衣装を作る上で欠かせない要素と考えられており、さらに白と藍色の組み合わせもまた、銭ヤオ族のファッションに独特な特色を生み出している。

布地を織る工程には、ヘンプ(麻)を集め、その後、集めたヘンプを冷水に何時間も浸すという作業がある。銭ヤオ族の女性は、シンプルで伝統的な織機を使って布地を織る。布地のサイズは、長さ約40 cm、幅約30 cmのものが最も標準的だ。

銭ヤオ族はバティックの技術を使って布地を染める。バティックとは古くから伝わる染色技法である。染色工程において布地の模様となる部分を溶かした蝋で防染し、その部分が染められないため模様が描き出される。使用する道具は、溶かした蝋を入れる銅製の筆のようなもの、三角形のプレス、小さな竹製の筒などである。蝋が固まったら、藍染めで何度も布地を染め、その後、沸騰した湯に浸して蝋を溶かす。すると蝋で防染された箇所の模様が、藍色を背景に明るい色で描き出される。

銭ヤオ族は刺繍の技術が非常に優れており、またランニングステッチを好んで取り入れる。ランニングステッチの模様は、上から見るとどのような模様なのかがよく分かる。こうした模様には、八芒星、十字、動物、花、植物などがある。また好んで使われる色は黒と白だ。

銭ヤオ族のファッションには、アクセサリーも欠かせない。銀や金属でできたビーズや、硬貨などが衣装のボタンや装飾品として使われる。銭ヤオ族の女性は時に数キロもの宝飾品一式を身にまとうことがあるが、それはとても嬉しいことなのだという。

民族衣装一式には、上着、シャツ、ロング丈のワンピース、腰紐、頭飾り、金や銀でできた数多くのアクセサリーなどが挙げられる。ベトナムのYao族が暮らす大きなコミュニティーの中で、こうした衣装を身に着けるのは銭ヤオ族の女性だけなのだという。

女性の頭飾りの色は通常白く、長さは約1.2~1.5メートルだ。また四角い形に被ることが多い。頭飾りを被るとき、女性はたいてい髪を高い位置で留め、その髪を少し手前に引く。布地には銀の装飾が施され、衣装の下や背面にネックレスのようにして着用する。銀の装飾は、頭飾りや腰紐の布などにも縫い付けられる。

ベトナムの他の少数民族同様、銭ヤオ族の少女たちもまた幼い頃から織物や裁縫を学ぶ。女性は結婚するとき、1年を過ごすのに十分な数の衣類を1人で作らなければならないのだという。一方で両親は数多くの宝飾品を娘に与える。これらの宝飾品は家宝として扱われ、その後、次世代へと引き継がれていく。

 

□ヤオ族□

ヤオ族(ミエン族)はベトナムの少数民族で、Mien Yao語族あるいはMun Yao語族に属している。ベトナムのヤオ族の各名称は、それぞれの民族衣装の装飾の色に因んで名付けられてきた。例えば、赤ヤオ族、黒ヤオ族、銭ヤオ族(硬貨を装飾に使っていることから)などが挙げられる。ヤオ族は、ベトナム北部の山岳地域一帯に広く分布しており、主にホアビン省、ソンラ省、ディエンビエン省、ライチャウ省、ラオカイ省、トゥエンクアン省、タイグエン省、イエンバイ省、ハザン省、バックカン省などの各地域で暮らしている。

» 続きを読む

ベトナム ジャンル:
最終更新:2015年05月16日06:01

ベトナム:タイ族のファッション、ユニークな藍染め

タイ族の女性はたいてい藍染めの綿織物を使用する。従ってタイ族が着る衣服の色は、その多くが藍色だ。女性はまた頭飾りを被ったり、5つボタンの民族衣装を着用したりする。この衣装を着るときには、腰紐を結び、ネックレスやブレスレットのような銀のアクセサリーを身に着ける。

タイ族の民族衣装には、模様はほとんどない藍染の綿が使われる。錦織がいつタイ族の生活の一部となったのかについては、だれも確かなことは知らない。だがタイ族が織る美しく鮮やかな錦織は遠い昔から人々に知られている。

錦織に使われる主な糸は、藍染の綿糸や絹糸である。今日では、絹の価格が高いことから、ウールが代替として使用されている。錦織の工程は、完全に手作業である。鮮やかで美しい錦の織物はどれも、タイ族の女性による職人技と忍耐の賜物なのである。こうした織物は、掛け布団や赤ちゃんの抱っこ紐、敷布、また特に民族衣装などを作るのに使用される。

タイ族の男性の民族衣装には、一般的な一揃えとして、ヒダのないズボンや、5つボタンで襟首の立ったシャツなどが挙げられる。また別のデザインのシャツもあり、このシャツは丈が長く、前身頃の長さは男性の膝丈ほどもある。男性はまた4つボタンのシャツを着用することもあり、このシャツは、ボタンや襟の低い丸首、前身頃の2つのポケットなど、細部のデザインが際立っている。祭事など特別な日に、タイ族の男性は白いシャツを着ることが多く、こうした理由から彼らはよく白タイ族と呼ばれている。またこれによって通常藍色のシャツを着るヌン族との違いを明らかにしている。

一方、タイ族の女性の伝統的な衣装は、5つボタンの上衣に長ズボンである。そして腰紐を結び、頭飾りを被って、麻布の履物を履く。腰紐は単色に染められた長い綿布で、この色が衣装全体を優雅に見せている。特別な日には、上衣の下に白いシャツも着用する。以前はタイ族の女性もこうした民族衣装を頻繁に着たものだが、今日ではズボンの方が好まれている。女性用のズボンは、基本的に男性用と同じデザインである。頭飾りについては、ベト族の女性が被るものとかなり似ている。

タイ族は、自らの衣服にあまり刺繍や装飾を施さない。主に藍染の布地を使い、白いシャツを上衣や上着の下に着用する。そしてこの2点が、タイ族のファッションにおける最もユニークな特徴である。だが錦織に関しては、タイ族だけの独自の模様を編み出している。掛け布団や祭壇を覆う布では、織物の模様に天国や地球(掛け布団にはさらに縁飾りが施されている)、神々を守るさまざまな人など宗教に関する内容や、普段の生活を描写した植物や動物などを描くことが多い。四角形や長方形の形をした模様では、これらの形は正確に上部と下部に分けられている。これらの模様は、最も広く知られた特徴とされており、この特徴はタイ族の織物でしか目にすることができない。

 

◁ タイ族 ▷

ベトナムの人口の大多数を占めるベト族に次ぐ第2の民族で、国内に約170万人が暮らしている。そのほとんどが、カオバン省、ランソン省、バッカン省、タイグエン省、クアンニン省などベトナム北部に集中している。

タイ族の村は通常、山の麓にあり、村の名前は山や原野、川などにちなんで名付けられることが多い。それぞれの川の周辺には約15~20世帯が生活している。タイ族は肥沃な土地に住み、ほとんどの場合、米の栽培を中心に農業を営んでいる。

 

原文ページに写真あり

» 続きを読む

ベトナム ジャンル:
最終更新:2015年04月24日05:53

ベトナム国際ファッションウィーク開幕

ホーチミン市1区のジェムセンターにおいて、12月1日に第1回ベトナム国際ファッションウィークが開幕した。ホーチミン市のデザイナーCong TriのNO.8と題されたオートクチュールコレクションの発表会が開幕イベントとなった。

ベトナム国際ファッションウィーク2014の期間中、国際的に著名なデザイナーであるAntonio Grimaldi、Livia Stoianova、Yassen Samouilov、Zio Song、Roj Singhakul、 Tsolmandakh Munkhuuら、そして国内デザイナーを代表してCong Tri、Adrian Anh Tuan、Chung Thanh Phong、Hoang Hai、 Hoang Minh Ha、 Le Thanh Hoa、Vo Thi Li Lamらの17のファッションショーが開催される。タイのISSUE、フランスのOATVといった著名ブランドも期間中にショーを行う。

ファッションウィークはデザイナーらの実験的な創作を奨励、評価し、他の才能ある前衛デザイナーらとの競演により彼ら自身の創作の可能性を広げる契機となる。

このイベントはFIDe Fashion Weeks、Multimedia Joint Stock Companyとアジアクチュール連盟が共催し、ACFとフランスのファッション専門学校Atelier Chardon Savardが後援している。イベントは12月6日まで開催される。

» 続きを読む

ベトナム ジャンル:
最終更新:2014年12月05日14:00

ベトナム:デザイナーVo Viet Chungが国際的な賞を受賞

ベトナム人デザイナーVo Viet Chungは最近アメリカのカリフォルニア州で発表された第7回Leonardo Simpson’s 10 Best Dressedにおいて、アジアから唯一の受賞者となった。

Chungのデザインは流行への確かな目と確立した独特のスタイルで世界各地の有名イベントやテレビ番組を飾ってきた。

彼はグラマラスかつエレガントで洗練された作品で知られるが、これは古典的、伝統的なベトナムのデザインとダイナミックで生き生きとした現代の文化の融合から産まれたものである。

2013年にベトナム環境保護基金はVo Viet Chungをブルーオーシャンワールドプロジェクトの責任者に任命した。彼はまた、ベトナムミスオーシャンビューティーコンテストの創始者でもある。

彼は年間ベストデザイナー賞を複数回受賞している。

選考基準はファッション評論家と主要なファッション雑誌の記者による、ロンドン、ミラノ、パリ、ニューヨークでの4回の国際的なショーの評価に基づいている。

Leonard Simpsonは国際的に著名なファッション制作会社Fashion Forwardの創業者として知られており、スタイル性の高いファッションショーの制作、テレビ番組やブロードウェイ方式のショーの制作に20年以上の歴史を持つ。

 

» 続きを読む

ベトナム ジャンル:
最終更新:2014年11月28日14:00

ベトナム国際ファッションウィーク開催

ホーチミン市で12月1日から6日にかけて国際ファッションウィークが開催される。期間中、多数の世界的有名デザイナーを含むアジアや世界のデザイナーがコレクション発表会を行う。

今回のイベントでは、イタリアのAntonio Grimaldi、フランスのLivia Stoianova やYassen Samouiloyといった有名デザイナーの作品がショーで発表される。

アジアクチュール連盟の総裁で、著名な紳士服デザイナーでもある韓国のZio Songが閉会のショーを行う。

シンガポールのFrederick LeeとベトナムのNguyen Cong Tri、招聘デザイナーである日本の廣川玉枝(SOMARTA)、タイのRoi Singhakul(ISSUE)、モンゴルのTsolmandakh Munkhuu (Tsolo Munkh)も最新のコレクションを発表する。

このイベントを企画したFIDe Fashion WeekのFrank Cintamani会長は、今回のファッションウィークがベトナムの若い才能ある新進デザイナーを世界に紹介する機会となることを願う、またこのイベントがベトナムのファッション産業が新たな高みへ飛躍する転機となることを希望すると語った。

Adrian Anh Tuan、Chung Thanh Phong、Thanh Ngaら8人の才能あるデザイナーがベトナムを代表する。

Multimedia Joint Stock Companyの創業者であるLe Thi Quynh Trang氏は、「このイベントはベトナムの比類ない才能あるデザイナーを紹介するまたとない機会となります。こうした真に国際的な発表の場で、ベトナム人デザイナーの芸術性と技量への認識がさらに高まるでしょう。」と話す。

ACFのEmily Hwang副社長は、近年のベトナムの急激な成長と拡大と、国内ファッション産業の発展により、ベトナムはデザイナーらにとって非常に魅力ある市場となっていると話す。

ファッションウィークはFIDe Fashion WeekとMultimedia Joint Stock Companyにより企画され、ACFとフランスの服飾専門学校Atelier Chardon Savardが後援している。

イベントは12月6日まで開催される。

 

» 続きを読む

ベトナム ジャンル:
最終更新:2014年11月14日06:00

ベトナム人デザイナー、ローマでコレクション披露

ベトナム人デザイナーDo Trinh Hoai Namは8月23日にローマでのショーでベトナムの自然景観と平和への献身から着想を得た作品40点を紹介した。

40点の作品のコレクションは、美しく、平和な、愛すべき国のイメージとベトナムの海の美をイタリアの観衆らに訴えかけた。

そのうちの20点は環大西洋コレクションで、優しい海の波、サンゴの生き生きとした色、真珠の純粋な美など、海から着想を得る一方で、もう片方のコレクション「金色の羽」は、鳩の愛、平和、幸福といった象徴的な意味を特徴とした。

訪問期間中、デザイナーら一行はイタリアの名門ファッションブランドと交流する機会を得て、イタリアの生産施設や多くのショールームを訪問した。

Namはヨーロッパの外国企業の協力を仰ぎながら、ヨーロッパの有名ブランド向けに製品の調達、生産技術の移転、販売代理店の開設などを行うと見られる。

デザイナーDo Trinh Hoai Namは、20年間以上のファッション産業の経験を持つ。彼は2004年のベトナム・ファッション・グランプリの1等で、第5回ベトナム・ファッション・コンペのトップ3のうちの一人である。

» 続きを読む

ベトナム ジャンル:
最終更新:2014年09月09日14:00

ベトナム:Nha Xaシルク―伝統技術を守る村

ベトナム北部Ha Nam省Duy Tien県Moc Nam町Nha Xa村は、絹の機織りと絹布でよく知られている。

Nha Xaシルクの製品は、ハノイのVan Phuc村に次いで、多くの地域や都市で手に入れることが出来る。生産や市場の先行きにおいて、とても大きな難問に直面しているなか、村人たちは自らの伝統技術を守ろうと多大な努力をしている。

村の技術の先駆者は陳朝の有能な大将Tran Khanh Duであるという言い伝えがある。

紅河を渡る旅の途中で、彼は村人たちに川の魚を捕まえて飼う方法やクワの実の植え方やカイコの育て方や絹の織り方を教えた。そしてそれから、Nha Xa村の機織り技術は世代から世代へと伝承されていった。

村人たちは大きな変化を経験した。村全体で200もの機織り機をもち、各々の家庭では最大稼働で4〜5本の機織り機を持った。

機織りを専門とする工場も含めて、多くの大規模な工場は何十もの機織り機を持ち、高品質の製品を生産して、ハノイ、フエ、ダナン、ホーチミン市へ供給し、ラオスやタイへ輸出した。

とりわけ、村の各家庭では簡単に色あせない完璧な色を保てるように、絹の染色にあたって温度調整や色の調合のコツを独自に持っていた。

染められた布地は、伝統的な日向干しではなく、機械を使って洗い、乾燥された。

村のHoat Ha工房オーナーPhan Thi Ha女史は、近年の不安定な市場のために、周囲を含めた工房は、市場を見つけ製品を販売するのにとても大きな困難に直面していると言う。顧客の需要に合わせるために、タッサー、サテン、リネンといった高品質の難しい製品を作ることとなった。

この技術は数百の家庭に職を提供することとなり、村の発展だけでなく、Lanh Tri、Chuyen Ngoai、Hoa Mac、Dong Vanといった近隣地域にも発展をもたらした。幾度もの浮き沈みにも関わらず、製品を国内市場だけでなく海外市場にも紹介したいと常に願う村人たちによって、技術は伝承され続けている。

» 続きを読む

ベトナム ジャンル:
最終更新:2014年05月05日08:42

このページのトップへ戻る