インドシナニュース

ベトナムの今年上半期のアパレル輸出93.8億ドル超

2014年上半期(1~6月)におけるベトナム・アパレル製品の輸出高は、前年同期比で19.8%増の93億8000万米ドル超となった。これはこの期間の同国輸出額全体の13.2%を占める。

ベトナム税関総局が22日にホームページで発表した最新の統計データによれば、同国の輸出高は6月単体で、前月比22.4%増の18億9000万米ドル超だった。これは今年1月、アパレル製品の輸出高が携帯電話および携帯電話向けアクセサリーを上回り、同国輸出高の第1位となって以降初めてのことである。

同局によれば、当該の半年間におけるベトナム・アパレル製品の最大の市場は米国で、輸出高は前年同期比15.8%増の45億7000万米ドル。これはベトナムのアパレル製品市場全体の48.7%を占める。

一方、米国に次ぐ第2の市場は欧州連合(EU)で、輸出高は前年同期比27.7%増の14億9000万米ドル。これはベトナムのアパレル製品市場全体の15.9%を占める。

ベトナムではここ数年、アパレル製品の輸出高が毎年、国の輸出高全体の約15%を占めてきた。この結果ベトナムは、アパレル製品を輸出する世界153の国と地域において、上位5位にランクインする国となった。

だが、いくつかの国内問題にも直面している。ベトナム商工省が発行するオンライン紙「商工ニュース」の最近の発表によれば、こうした問題には例えば、繊維製品の多くを輸入に頼っていることや、CMT形式の契約で安価な労働力に頼っていることなどが挙げられるという。

また現地専門家らの言葉を引用し、同産業が将来的に発展し安定した基盤を築くには、今後、アパレル製品の輸出業者が企画力やマーケティング力を養い、これまでのCMTから、資材を自ら調達しFOB形式の輸出向け製品の製造やOEM(相手先ブランドの製品の設計・生産)、OBM(オリジナル・ブランドの製品の設計・生産)といった事業形態に転換していくよう勧めた。こうすることで各製品の利益は増加し、原材料の調達においても、より多くの調達先が必要となってくるだろう。

さらにベトナムのアパレル企業は今後、ベトナムの民族衣装や、織物など伝統工芸品の輸出量を増やすことで、製品の多様化を図り、競争力を高めると同時に、「メイド・イン・ベトナム(ベトナム製)」というブランドの認知度を高めるべきだとしている。

 

 

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最終更新:2014年07月29日06:00

中国繊維企業の新たな投資先はベトナム

ベトナムは、2013年末以降中国繊維企業から新たな投資先と見られており、この分野の投資に参入する企業の90%が中国である、と地元メディアは報じた。

今年3月初め、北部ナムディン省は、江蘇裕綸紡織集団の6800万米ドルの出資による織布・染色工場建設に投資許可を出した、と木曜日、商工省発行のオンライン紙「商工ニュース」(Bao Cong Thuong)は報じた。

中国の香港・聯泰控股(Luenthaiホールディング)と中国・三水佳利达紡織染有限公司の2社も、ナムディン省でおよそ出資額4億万米ドルとなる投資案件を進めている。

他にも3つの中国の会社が、ホーチミン市南部で投資し事業を始める予定である。

経済学者Pham Chi Lan女史は、木曜日、商工ニュースの中で、ベトナムは経済効率の向上だけでなく、環境保護基準への適合という意味で中国企業による繊維産業への最新技術の投資を歓迎していると述べている。

2014年第1四半期の繊維産業は大きな成功を収めており、今年度の見通しは楽観的である、と商工省は木曜日地元紙「ベトナム・ニュース」で発表している。

ベトナムの1-2月の工業生産指数は平均4.9%の上昇だが、年初3ヶ月の繊維分野の成長率は20.2%と最も高い、と商工省は言う。

第1四半期のベトナムの繊維製品輸出による売上は45億米ドルであり、21.9%もの増加である、とベトナム統計総局は言う。

3月単月でも、ベトナムの繊維製品輸出による収益は16億米ドルで、これは前月から46.88%の増加である、とも報じられている。

 

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最終更新:2014年04月08日06:00

操業停止の影響を受けながらも、カンボジア繊維製品の輸出拡大中

カンボジアの最大の外貨獲得源である繊維産業は、不法に行われた激しいストライキにより、最近、生産が一時的に停止していたが、2014年年初2ヶ月の輸出高は6.5%増加したと報じられた。

3月19日、商務省は、2014年1-2月で、カンボジアの衣料品及び靴製品の輸出高は、9億9100万米ドルにのぼり、昨年同月の9億3000万米ドルより6.5%増加したと発表した。

製品のほとんどが、欧米諸国や、日本、中国、韓国などのアジア諸国に輸出されている。

カンボジアの繊維産業は、900の工場で働く600万人の労働者からなり、この国の輸出の約80%を占めている。

12月末から1月初めまでの2週間、賃上げを要求した違法な抗議活動により、全生産が停止されていた。

カンボジア衣料製造協会のオペレーションマネージャーLy Tek Heng氏は、今年初めの違法ストライキによる操業停止のため、輸出の伸び率はまだ低い、と述べた。

「政府が、違法なストライキに対して厳しい措置をとれば、将来的にこの産業は、さらなる成長をとげるだろう。」とも主張している。

先週、8つの野党系労働組合連合が、労働者の最低賃金レベルの160米ドルまでの引上げと、1月初めの激しい抗議行動により逮捕された21人の拘留者の釈放を求めて、4月17日から22日まで自宅待機のストライキを実施すると発表した。

労働者運動共同連合代表Pav Sina氏は、この8つの労働組合には10万人以上の労働者の組合員がいると述べている。

現在、縫製産業労働者の最低賃金は100米ドルである。

3月12日、労働大臣Ith Samheng氏は、少数の労働組合が違法なストライキを実施した場合、政府は繊維産業の安全を確保するため、厳しい法的処置をとることになるだろう、と警告した。

 

 

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最終更新:2014年04月01日06:00

カンボジア:2014年の賃上げに関し、三者協議

11月26日の記者声明によると、カンボジアの労働省、衣料生産業者及び労働組合は、12月に縫製労働者のために2014年の最低賃金の引き上げについて話し合うことになった。

「会合は12月16日に行います。」と労働省は発表した。「労働省は、2014年の賃金引き上げについて三者からなる委員会にて議論するためにすべての縫製労働者に平穏を呼びかけます。」

賃金引き上げは来年の1月から実施にもかかわらず、金額は設定されていない。

現在、縫製労働者の最低賃金は、5米ドルの健康手当を含む80米ドルである。低賃金のためこの東南アジアの国ではストライキが頻発している。

4つの労働組合が、今週、カンボジア衣料製造協会(GMAC)に労働者の最低賃金を1カ月あたり154米ドルまで引き上げを要求しており、さもなければ、全国規模のストライキを行うと牽制している。

「1カ月あたり154米ドルへの最低賃金の引き上げを要求します。」と組合は火曜日にカンボジア衣料製造協会(GMAC)会長Van Sou Ieng氏に送った共同書簡で述べている。

衣料産業はカンボジア最大の外貨獲得手段で、国の輸出合計の約80%を占めている。繊維産業には、約500の工場があり、約510,600人の労働者が働いている。

商務省の報告では、カンボジアは今年の10カ月間で46億6000万米ドル相当の衣類製品を輸出し、これは対前年比22%増加している。

 

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最終更新:2013年12月04日13:15

ベトナム繊維産業、2013年の輸出金額目標達成確実

2013年、ベトナムはおそらく繊維輸出により、ベトナム繊維協会(Vitas)が設定した年間190億米ドルの目標を凌いで200億米ドルを稼ぐだろう。

ベトナム繊維協会(Vitas)副会長Pham Xuan Hong氏によると、今年の生産と経営には多くの困難が伴ったにもかかわらず、繊維産業は、今年年初から10カ月で輸出金額100億ドルを超えた2つの産業のうちの1つとなった。

金曜日に統計総局事務所が発表した最新のデータでは、繊維輸出は2013年年初から10カ月で前年同月比18.7%増の148億米ドルに達したと示されている。

Hong氏は、繊維産業が政府の輸出促進政策と繊維各社の努力により、年間輸出額で15%以上の成長率を達成する見込みと述べた。

さらに、輸出製品の国産化比率は前年の20-30%から40-50%まで増加した。

ベトナムが環太平洋経済連携協定(TPP)に合流すると、現状の輸入原材料は、繊維製品輸出時の関税メリットの阻害となると協会は言う。

しかしながら、専門家は、ベトナムの繊維生産各社は、バングラデシュやインドやカンボジアなどの他国のライバルと輸出価格においても競争しなければならないが、ベトナムはこれらの国々より給与が高額になっていると言う。

また、ベトナムの繊維生産各社は同地域の他国との競争のため繊維2次製品生産のための原材料の調達で苦労している。

ベトナム商工省によれば、米国、EU、日本、韓国がベトナム製繊維製品の主要輸入国で、これらの市場への輸出は産業全体のそれぞれ49%、15%、12%、9%を占める。

ベトナムには約4,000の縫製工場があり、約250万人の労働者を雇用している。

 

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最終更新:2013年11月05日06:00

カンボジアの労働組合、縫製労働者らにデモへの不参加を呼びかける

カンボジアの労働組合のリーダーは、フン・セン首相の与党の勝利となった7月の選挙の結果に反発する野党が来週計画している民衆デモに縫製労働者が参加しないよう呼びかけた。

「衣料産業の全労働者は、平静を保ち、来週、野党が計画する抗議に参加しないでいただきたい。」とカンボジア全国労働組合同盟委員会会長Som Aun氏は記者に語った。

「今度の抗議に参加しないことで、カンボジア政府は治安を維持できます。」と彼は言う。

衣料産業はカンボジア最大の外貨獲得手段で、約500の工場で約51万600人の労働者を雇用している。

野党カンボジア救国党(CNRP)は首都プノンペンの自由公園で市に対して2万~5万人参加の抗議を10月23日から3日間の行うよう要求した。

そのうち、約2万人が要望書提出のためにプノンペンの国連事務所といくつかの外国大使館に行進することになっている。

しかしながら、プノンペン市のスポークスマンLong Dimanche氏によれば、市は自由公園の最大収容能力1万人までしか許容できないと言う。

デモ行進は許可されないでしょうと彼は言う。

カンボジア救国党(CNRP)の議員Ho Vann氏は、野党はあくまで要求に執着しており、2万~5万人は自由公園に結集し、そのうちの約2万人は国連事務所と大使館に陳情の行進をするでしょうと言う。

「私たちの陳情は、7月の選挙紛争の後のカンボジア政局の危機ついて国連の介入を求めるものです。」と彼は新華社に語った。

抗議の初日である10月23日は、1991年パリ平和条約調印の記念日でもあって、デモ参加者は、要望書提出のために国連事務所まで行進すると彼は言う。10月24日と25日には、フランス、日本、合衆国、中国、インドネシア、イギリス、オーストラリアなどの大使館に行進する。

カンボジアでは、7月28日に総選挙が実施された。公式結果は、フン・セン首相の与党が勝利を収めたが、カンボジア救国党(CNRP)は、投票に際して、大規模な不正が行われたとして結果の受け入れを拒否している。

9月24日、与党の68人の議員を包むカンボジア議会は、野党議員55人が委員会をボイコットしたにもかかわらず、フン・セン首相主導の下で新政府組閣に投票した。

カンボジア救国党(CNRP)党首サム・レンシー氏は、新政府は違憲として、フン・セン首相主導の政府を認めないと表明した。

しかしながら、フン・セン首相は、新政府がノロドム・シハモニ国王に認知された「合法」的な政府だと主張している。

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最終更新:2013年10月26日09:56

カンボジア:今年8月まででアパレル製品輸出21%増

カンボジアの最大の外貨獲得手段である衣料産業は今年8カ月で36億5000万米ドルの輸出額を記録し、対昨年同期の30億1000万米ドルから21%上昇したと商務省は金曜日に発表した。

カンボジアのアパレル製品は主に米国や欧州諸国に販売され、他には、カナダ、日本、韓国、中国などへも輸出されると同省の報告書は述べる。

衣料産業は国の輸出総額の約80%を占める。

現在、カンボジアの繊維産業には、約500の工場で約51万600人の労働者が従事し、労働者の毎月の最低賃金は80米ドルである。

2012年、この貧しい東南アジアの国は、衣類輸出で46億米ドルを稼ぎ出した。

 

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最終更新:2013年10月01日18:45

ベトナム:中国からの生地輸入増加

2013年9月中旬の時点で、ベトナムの繊維産業は56億米ドル以上を生地輸入に充て、そのうち中国からの輸入が34億米ドル以上を占めたとベトナム税関総局は報告した。

同期間中、ベトナム繊維産業全体では、アパレル製品の輸出金額が、対昨年同期比で16.9%増の122億ドル以上に達した。しかし、また、生産のための原料輸入も増え、そのほとんどは、中国や韓国や台湾からのものによると報告書には記された。

今年現時点までで、ベトナム繊維産業は、綿花輸入に8億1700万米ドル以上を費やし、そのうち、3億100万ドルは中国綿である。

中国からの織物輸入はこの数年間急激に増加し、2011年におよそ28億ドル、2012年には30億ドル以上に達した。

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最終更新:2013年09月30日00:15

ベトナムからEUへの輸出、増加に期待

EUへのベトナムの輸出は市場が回復傾向にあり、今後上昇し続けると予想されると経済学者らは述べている。

国営ベトナム通信社は、過去7ヶ月間のベトナムとEU間の相互貿易は、対前年比23.5%増加し、190億ドルに達したと報じた。ベトナムは135億ドルの貿易黒字を享受している。

この数ヶ月間、ドイツ、英国、オランダなどの欧州諸国が、ベトナムからの輸入を増加させている。

繊維製品(0.7%減)や水産品(10.73%減)などの品目でEUへの輸出の減少が報じられたが、輸出製品は競争力があるだけでなく、相互にメリットがあるとして、ベトナムとEUの貿易はまだまだ伸びる余地があると経済学者らは言う。

ベトナムは、EUからの主に機械、設備、材料、化学、鉄鋼を輸入する。ベトナムはEU市場へ、主に衣類や繊維製品、履物、コーヒー、木材製品などを出荷する。

ベトナム製品は、一般関税優遇制度(GSP)のおかげで、EU市場での有利な位置にある。

EU駐越大使兼代表部部長Franz Jessen氏によると、ベトナム製品のEU市場への輸出の力強い成長は、一般関税優遇制度(GSP)が一因となっているという。

現在ベトナムの履物製品の約49%は、一般関税優遇制度(GSP)で特恵関税の恩恵を受けている。

2014年以降、多くのベトナム製品が、新しい一般関税優遇制度(GSP)のルールで利益を得ることが期待される。

今後は、ベトナム製品のEU市場への参入は、両者間の自由貿易協定とともに大きく改善されると予想され、交渉は2014年には完了すると期待されている。

 

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最終更新:2013年08月22日10:44

ベトナムのTPP加盟の最大の難関は輸入原料

専門家によると、今年度中に決着がつくかもしれない環太平洋経済連携協定(TPP)に関して、輸入原料への依存がベトナムの衣料産業への最大の難関と見られる。

TPPの原産地規則は、輸入時に免税措置を受けるにはTPP加盟国で生産された原糸を使用して生地を生産する必要がある。

ベトナムの繊維産業は諸外国からの輸入原料に頼っており、多くは、中国を含むTPP非加盟国である。

ベトナム繊維協会(Vitas)によると、2012年に、国内の消費と輸出のための繊維産業の生産で使用される原料と付属類の総輸入価額は、113億米ドルに達した。そのうち、輸入綿は、8億7500万米ドル(需要の98%相当)である。原糸や縫製糸は14億米ドル(54%)、生地は70億米ドル(88%)以上で、付属類は、20億米ドル以上である。

今年の最初の7ヶ月で、繊維産業は繊維製品の輸出から、対昨年同期比16.3%増加の96億3600万米ドルの外貨を得る一方で、輸入原料には、18.2%増しの76億4600万ドルを払った。

綿の輸入だけで、6億8000万米ドル(30%増)かかり、生地については47億米ドル(18.8%増)以上、その他の材料については13億米ドル(18. 2%増)以上、糸については8億5700万ドル(7.5%増)かかっている。

ベトナム製の原料を強化する取組はうまくいっていない。輸入品より高い価格で販売されることが多く、納期も長い。また、織布や染色への投資も、環境影響に関する心配のため、多くの地方で歓迎されていない。

TPP交渉の19回目のラウンドは8月末にブルネイで予定されている。米国は、ベトナム製繊維製品の最大の輸入国であり、繊維産業全体の輸出取引高の約50%を占めており、交渉に参加する11ヶ国の1つである。

現在、米国市場へ輸出されるベトナム製品は17.3%から32%までの関税がかかっているが、TPP協定が制定されると、この料率はゼロまで低下する。

米国へのベトナム製繊維製品輸出は現在の7%から12-13%まで増加すると予想され、2025年までに年間約300億米ドルを得ると見られる。その時までには、米国市場については、ベトナムの繊維製品輸出総額のシェアが現在の50%から55%まで上がるだろう。

ベトナムは米国市場で8%のシェアを持ち、中国に次ぎ2番目の繊維製品輸出国である。

ベトナムの繊維会社は、TPP交渉者が、ベトナムがマレーシアとメキシコと共に非TPP加盟国からの原料を輸入しても、米国輸入時に免税されることに同意すると予想される。

TPP交渉に参加の11ヶ国は、オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポール、アメリカとベトナムである。

 

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最終更新:2013年08月20日14:00

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