インドシナニュース

ベトナム繊維業界、EU市場の危機に苦しむ

EU市場への輸出注文は2013年も改善の方向に向かいそうになく、企業は来年の輸出注文についても不安に苛まれている。

2012年、バクザン(Bac Gaing)縫製株式会社傘下のルクナム(Luc Nam)縫製工場は対2011年比でEU向け輸出の注文が10%減少した。工場長Nguyen Van Thien氏によれば、EU向け輸出加工はおよそ30万-40万米ドル目減りした。

ベトナム企業は、欧州市場に長年の顧客を持っていたが、経済危機のため、EU向けの出荷注文を減らされている。この状況は2012年年初より現在まで至り、とくに深刻さはここ数ヶ月さらに顕著になってきている。2012年9月の欧州向けの繊維製品の注文は2012年8月より8%減少している。

ベトナム繊維協会の統計データによれば、10ヶ月間のEU向け繊維製品の出荷額は、21億米ドルで、対2011年同期比で5%減少している。2012年の輸出目標に到達できないだけでなく、各企業は2013年に注文が取れるかどうかも心配している。

アメリカ及びEU向けを主力市場としている、TNG投資商業株式会社は、対前年同期比で12%輸出注文が減少している。この状況のため、同社の9ヶ月の売上は18.2%減少している。TNG社社長Nguyen Van Thoi氏によれば、業界他社の多くも同様に輸出のための「風土」は維持しているにもかかわらず、EU及び米国市場の脆弱ぶりが酷いために、どうやっても売上は影響を免れない。

さらに、心配なのはEU地域の危機が通貨ユーロの変動、ユーロ安の状況を招いている点である。そうした中、EU向けのベトナム繊維製品はユーロでの支払いを受けるが、多くのベトナム企業は中国やタイ、台湾などの業者に原材料費用をUSドルで支払しなければならない。支払時の差額と為替の目減りが多くの企業の利益を圧迫する。

EUでの繊維製品の消費力の低下について、欧州トップ小売グループの一つカジノ・グループのグローバル購買部長Alice Baey女史によれば、欧州の経済危機は繊維製品の販売でも顕著になっている。EU域内の多くの国の市場では、小売店は在庫処分に必死で新規の入荷を制限している。

Nguyen Van Thien氏によれば、EUの顧客は元来渋くはないが、昨年に比べて、輸出価格は、高くはできず、一方で、電気代、水道代、人件費など生産原価は上昇している。こうした背景の中で、輸出目標に影響が出ないよう、ルクナム工場は輸出市場の組替を進めた。それによれば、日本やアメリカ、さらに、とくに韓国の顧客を同工場では手厚く扱うようにした。それにより、2012年の同工場の輸出金額は目標の1000-1100万米ドルに達することができる。

EU市場は2013年中の回復は難しいが、ほとんどの繊維輸出企業が、EUを含む世界経済が年末に向け安定し、来年の注文が回復することを希望している。

 

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最終更新:2012年11月10日06:00

ベトナムの水着(Cat.359/659-S)のアメリカ市場における占有率は上昇中

アメリカ商務省の統計データによれば、2012年上半期の我が国の水着の輸入は、対昨年同期比で、数量ベースでは1.36%減少しているものの、金額ベースでは4.09%増加し、20700kg、6億200万USDで、価格は対昨年比平均2.8%上昇の28.95USD/kgとなった。
2012年、ベトナムとカンボジアはアメリカ市場への水着の輸出の伸びが非常に大きな2ヶ国で、対昨年比それぞれ10.92%、38%と伸びている。中国は2.54%ほどの伸びに留まった。他の国々は昨年の輸出額を維持できないばかりか、20%以上も下回っている。
本年度上半期のベトナムとカンボジアの水着製品がアメリカ市場で強く成長している原因の一つはこの2つの市場からのアメリカへの製品輸入の価格が2010年から現在までの長い間かなり安いためである。具体的には、本年度上半期のベトナムからアメリカのCat.359/659-Sの輸入価格は平均で18.80USD/kgで、これは2011年には18.68USD、2010年には18.87USDだった。同様に、カンボジアからアメリカのCat.359/659-Sの輸入価格は平均で20.50USD/kgで、これも安定しており、2011年には20.59USD、2010年には19.38USDだった。さらに、ベトナムとカンボジアの輸入価格は、中国の32USD/kg、インドネシア25USD/kg、メキシコ50USD/kgなどと比べてもかなり魅力的で、これらの国々の今年8ヶ月の価格は昨年以前と比べると上昇している。
アメリカ市場でのベトナムとカンボジアの水着製品の占有率は、2012年には強く伸びた。
*現在のアメリカでのベトナム製品Cat.359/659-Sの占有率は12.78%で、これは2011年には11.99%で、2010年には10.83%だった。
*現在のアメリカでのカンボジア製品Cat.359/659-Sの占有率は12.07%で、これは急速に伸び、2011年には8.45%で、2010年には7.88%だった。
一方で、中国、バングラデシュ、メキシコなどからは減少している。

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最終更新:2012年09月13日06:00

ナムディン繊維(Natexco)、株式化後の市場の安定性を維持

  株式化の手続き後、ゆっくりとしかし着実に進める目的で、ナムディン繊維総株式会社(Natexco)は、まず、安定した発展を維持し、伝統的文化の価値を継承し、ナムディンの繊維産業の長い歴史を引き継ぐことができている。

  ホアトー繊維株式総会社の「親会社-子会社」モデルを参考にし、このモデルと新規制に従って資本の転換を簡略化することで、Natexcoは短時間で株式化を実現できた。Natexcoは、すでに10の株式化された子会社を持ち、外部資金の調達しながら、毎年平均2つの株式子会社を設立できる。ほとんどの企業は、外部資金80%、国の資本20%の状態である。

  管理体制については、Natexcoは唯一の出資者の代理人を通じて間接的な関与をするだけで、会社の運営全体を担うのは、それぞれの株式会社の取締役会です。

  そのような風通しのいい仕組みによって、各子会社が自主的に運営・生産計画を立てることで、効率が上がり、Nam Dinh繊維株式会社は毎月平均150万メートルの生地を生産し、今年上半期に、第5縫製は、対前年同期比約10%増の250億ドンの売上を達成した。Natexcoは、2012年の配当15%を目指している。

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最終更新:2012年08月16日06:00

オーストラリアのウール業界の企業、ベトナムへの投資機会を探る

  ホーチミン市投資貿易促進センター(ITPC)のお知らせによれば、オーストラリアのAWI(オーストラリア・ウール・イノベーション)社は2013年中にベトナムでウールの生産工場を建設する計画を打ち出した。加えて、AWI社はベトナムでのサプライ・チェーン作りの意向も出している。

  AWI社以外に、オーストラリアからはAWI社傘下のウールマーク社も、ベトナムでのサプライ・チェーン確立を目的として「加入段階のベトナム」プロジェクトを実現するパートナーを探している。それによれば、今後2012年末までに製糸工場を3-4社、ニット織布工場を12-15社選び出す。プロジェクトは2014年に完成予定。

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最終更新:2012年08月15日06:00

中国への繊維輸出は今年大幅に上昇

今年年初から7ヶ月の中国への生地製品とアパレル製品の輸出売上高は対前年同期比で、41%増加、1億米ドル以上に達した、とベトナム繊維協会が報告した。
原糸の輸出売上高も27%増加し2億8900万ドルに達した。

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最終更新:2012年08月10日06:00

アメリカ向け繊維、靴・皮革製品輸出大きく伸びる

    2012年年初から7ヶ月のベトナムからアメリカ市場向けの繊維、靴・皮革製品輸出が対昨年同期比で17.8%伸び、101億ドルに達し、輸出全体の17.5%を占めるに至った。輸出金額の大きな品目は繊維製品、靴・皮革製品、水産物、傘、カバン、コーヒーなどである。

    具体的には、7ヶ月で繊維製品はアメリカ向け輸出金額のうち40億ドル以上を占める。履物は12億4000万ドルで、対2011年同期比で19%近く伸びている。水産物の輸出金額は6億6000万ドル近くで、ベトナムは、数量で最大の水産物供給国、金額では第5位となっている。

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最終更新:2012年08月09日06:00

ナイキ、靴生産のベトナムへの依存度を高める

米国のスポーツウェア会社ナイキは定期報告の中で生産拠点としてベトナムへの依存度を高めると述べた。

ナイキは、現在、ベトナムで41パーセント、中国で32パーセントおよびインドネシアで25パーセント作られている。

2012年の財政年度中に、ナイキは製造をわずかにベトナムとインドネシアの方へシフトする一方、中国生産を若干後退させるとしている。残りわずかの同社の製品は、アルゼンチン、ブラジル、インドおよびメキシコで作られる、とオレゴン州ポートランドの本社で火曜日に報告した。

靴の製造拠点は他国であっても、売上の42パーセントは米国の販売から発生する。

同社は、北米市場の売上が2012年度に17パーセント急上昇したと言う。販売についてはさらに中国大陸で18パーセントおよび新興市場で26パーセント成長した、と報告は述べた。

同社はオレゴン州ビーヴァートンに本社を構え、約7,000人を雇用している。昨年、人員は38,000から44,000に上昇したと報告は述べた。

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最終更新:2012年08月02日06:00

Vinatex傘下の売上トップ10繊維企業

ベトナム繊維公団(Vinatex)及び業界の一部の企業の報告によれば、売上トップの繊維企業はベッティン縫製総株式会社で、2011年の売上は3兆3550億VNDで、利益は1510億VNDに達する。トップ10の残りの9社は順番にニアベ縫製総株式会社(NBC)、タンコン紡績投資商業株式会社(TCG)、ハノイ繊維総株式会社(Hanosimex)、ソンホン縫製会社、ホアトー繊維総会社、マイ10株式総会社(Garco10)、TNG投資商業株式会社(TNG)、ドンナイ縫製総株式会社(Donagamex)及びサイゴン縫製生産商業株式会社(Garmex Saigon)である。

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最終更新:2012年07月31日06:00

Lien Anh繊維・皮革資材センター、再開

   7月20日、Lien Anh繊維・皮革資材センター(ビンユーン省ジーアン町)が3年間の活動停止後、再開する。現在、Lien Anh有限会社はイタリアから皮革資材を供給する会社20社をリストアップしている。

   Lien Anh繊維・皮革資材センターは総面積16ha以上に、1兆VND以上かけて建設され、2009年の半ばから活動していた。センターが再開することで、輸出用及び国内消費用の製品生産に使われる各種資材を供給できるようになり、ホーチミン市、ビンユーン省、ドンナイ省などの繊維メーカー、靴・皮革製品メーカーには非常に有益な援助となる。

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最終更新:2012年07月19日06:00

繊維資材輸入に55億USD近くを支出

     ベトナム繊維協会(Vitas)の統計によれば、2012年上半期、繊維業界は輸出用の生産及び国内消費のため、資材輸入に55億USD近くを支出した。うち、綿花の輸入には4億4000万USD、対2011年比29.87%減、糸には6億8300万USD、14%減、生地には34億USD、0.02%減、他の資材には9億1300万USDである。上半期を通じて、対2011年比5.87%減だった。

    上半期の各種糸など含めた繊維製品の輸出は75億USD、うち二次製品は66億USDで対2011年同期比で11%増、国の全輸出品のうちの13%ほどを占めている。現在、各企業は第3四半期までの計画を終え、第4四半期の契約交渉を続けている。

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最終更新:2012年06月29日06:00

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