インドシナニュース

ベトナム:首相、裾野産業育成推進ための主要措置を披露

Nguyen Xuan Phuc首相は、ベトナムの裾野産業を強化するための重要な施策の一つとして、国内の民間企業の役割を強調した。

同首相は1219日の会議で演説し、ベトナムのビジネスが供給と生産とバリューチェーンに参加するという願望を持つ必要があると述べた。

首相はこの他にも、人的資源の開発を進め、科学技術を適用していくことを強調した。

ベトナムの裾野産業の生産能力が向上し、アパレル製品および履物で4045%、9人乗り以下の自動車製造で1015%、ICT製品で15%、ハイテク製品で5%までの国内調達が可能となったと述べた。

しかし、先導的な分野が原動力となっていないなど、多くの欠点が残り、優先産業の多くは目標を達成できていない。これは、民間分野の能力を高めるための強力な政策が欠如しているためである。

首相はまた、ベトナムの裾野産業の発展を妨げている要因として、優秀な人材と技術水準が地域平均より低いことを指摘した。

さらに、国内企業と外国企業との間の連携がかなり弱く、外国人投資家は国内サプライヤー活用に積極的でない。

首相は、投資家らの生産拠点移転志向をベトナムが積極的に利用し、ベトナムを多国籍企業の製造拠点に変えていきたいという希望を表明した。

会議を締めくくりには、Phuc首相は商工省に他の関連省庁と協力して産業開発支援センターを建設するよう要請し、同時に国家銀行に優先支援産業を発展させるための融資インセンティブを導入するよう要請した。

一方、財務省には、裾野産業を促進し、部品の製造コストを削減するために、税制改善の課題を課した。

商工省が発表したデータによると、裾野産業の企業は現在製造業の全ビジネスのわずか4.5%しか占めておらず、生産能力もかなり限られている。



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最終更新:2018年12月22日13:58

ベトナム:水のリスク報告書が発表

ベトナム繊維協会(VITAS)と世界自然保護基金(WWF)は、1128日にホーチミン市にてベトナムの繊維・アパレル産業の水のリスク報告書を発表し、メコン地域の水リスク評価ツールを開始した。

ベトナムの繊維・アパレル産業は水とエネルギーに大きく依存しているため、持続可能な発展を促進し、国家経済に貢献し、環境目標を達成するための取り組みが必要であるとWWFVan Ngoc Thinh氏は言う。

この2つの報告書とツールは、今後の繊維・アパレル企業の発展を支援すると期待されている。

報告書「ベトナムにおける繊維・アパレル産業:水のリスクと解決策」では、水資源の管理と改善、持続可能なエネルギーの利用を促進する一方で、産業の関係機関間の連携を促進するためのWWF12の勧告が掲載されている。

繊維・アパレル産業はベトナム経済の重要な分野の1つであり、水の需要が高い産業、特に織物の加工や染色にも使用されている。

水管理と産業利用を改善するために、排水処理設備への投資を増やし、排水処理設備や技術の財源が不足している工場や工業団地の問題を取り除く必要があるとの調査結果がある。

ベトナム繊維協会(VITAS)によると、ベトナムは中国、インド、バングラデシュに続いて世界の繊維輸出国の4位に位置づけられている。

2018年上半期には、ベトナムの繊維・アパレル産業の輸出総額は165億米ドルとなり、前年同期比17%増となった。

今年この産業に流入した外国直接投資(FDI)は28億米ドルで、これまでの直接投資額累計では175億米ドルに達した。韓国、日本、中国が最大の投資家である。



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最終更新:2018年12月03日13:46

ベトナム:アパレル業界に好機をもたらす新規自由貿易協定(FTA)

近日署名予定の環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP:新TPPTPP11)およびEU-ベトナム自由貿易協定(EVFTA)のような自由貿易協定(FTA)はアパレル業界の市場の多様化および製品輸出において非常に効果的である。

 

多次元のインパクト

CPTPPは国会で承認されており、CPTPP実施はビジネスにおいて良策であるとベトナム繊維公団(Vinatex)専務Cao Huu Hieu氏は述べた。しかし、米国は関与していないため市場規模はそれほど大きくはない。この合意により、ベトナムのアパレル産業は成長しているが、高水準では変化していない。

実際、参加国の規模は大きくない。カナダのようなある種の新しい市場の規模は小さいが、ベトナム繊維はこれらの市場で強みを発揮している。したがって、CPTPPにより、繊維・アパレル企業が市場開拓し、ベトナム製品の市場と輸出の多様化を期待されている。

中国のCPTPPへの参加表明は非公開ではあるが、生産量や価値の両方において世界トップアパレル輸出国である中国がCPTPPに参加すれば、ベトナムやCPTPP加盟国の国々にとっても激しい競争になるだろう、とCao Huu Hieu氏は述べた。中国製品は衣類から糸、繊維製品まで非常に多様である。

したがって、中国がCPTPPに加盟すれば、国内アパレル企業にとっては難しい戦いになるだろう。

EVFTAにおいて、欧州連合(EU)は米国に次いでベトナムの繊維および衣料品の第2位の市場であり、常に比較的高い成長率(毎年7~10)を保持しているとCao Huu Hieu氏は言う。したがって、EVFTA加盟時には、ベトナムのアパレル産業は多くの税制優遇措置を享受できる。

EVFTAは、ベトナム-韓国自由貿易協定(VKFTA)と同様の効果をもたらすと期待されている。具体的には、2018年にはベトナムのアパレル産業は韓国市場で20%以上の驚異的な成長を見せている。

現在、同市場ではベトナム製品成長率34.46%から中国製品成長率36.45%に到達する準備をしているが、ベトナムは現在の成長率では本年度には韓国市場において中国を追い越す可能性が高い。

EVFTA発効後、ベトナム企業は同協定によって享受出来る機会をうまく活用し、他国市場、特に中国のCPTPP加盟の見返りにEU市場を独占できるようになることを望んでいます」とVinatexCao Huu Hieuは言う。

 

人的資源 - 重要な要素

近日加盟予定のFTAを活用するために、Vinatex社傘下の多くの企業は、労働生産性を高め輸出製品の競争力を向上させるために、現代の機械設備と技術に投資してきた。一方、彼らは、ハノイ繊維・服飾・ファッションカレッジをハノイ繊維・服飾・ファッション大学に昇格し人的資源に投資する案を政府に提案し、承認された。

大学はアパレル産業の人材育成の場となることが期待されている。大学の開発オリエンテーションでは、Vinatex社は第4次産業革命期の企業経営、工場管理、企業統治の分野において、第4次産業革命の考え方にアプローチするよう学生トレーニングに求めた。

また、同グループは、機械設備を直接操作する労働者を対象に、近代的な作業設備で働く労働者のスキル向上を目的とする短期研修の定期的な開催も提案した、とVinatexCao Huu Hieu氏は述べている。

4次産業革命は必然的なルールであり、企業にはそれに立ち向かい、機械や設備に投資し、十分な労働力を持たせる必要がある。この問題は繊維産業だけで解決されるものではなく、労働者向け職業訓練を指導するためには政府と省庁との調整が必要である。

したがって、 ホーチミン市繊維・衣料・刺繍協会(AGTEKPham Xuan Hong会長は、AGTEKと商工省とホーチミン市の貿易促進センターはVinatex社とともにシンガポールのトレーニングセンターと連携し、投資分野のスキル向上訓練を含む新技術の適用と運用に関する管理職および技術職員向けトレーニングコースを開設した。



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最終更新:2018年11月27日14:44

ベトナム:Bao Minh Textile、北部ナムディン省に工場新設

Bao Minh Textile株式会社は、1030日にベトナム北部ナムディンのBao Minh 工業団地に繊維工場を設立した。

工場敷地面積10万平方米以上を擁するこの工場は、2017年初頭に建設され、総投資額は17000億(7300万米ドル)を超える。

完成すると、この工場はベトナムを代表するの織物生産工場の1つになる。

この新工場には、製織、染色、仕上げの各スペース、倉庫、発電設備、事務所など、バランスの取れた多彩な設備が揃っている。

工場は、FongsToyotaOtshoff-SingeingLaferStaubliGollerなどの有名ブランドの最先端装置と技術を使用。

Bao Minh Textileは毎年世界中の主要ファッションブランド向けに3500万メートル以上の高品質の織物を提供している。

同社では、年間売上高は2018-2020年にわたり毎年1.1兆ベトナムドン(4700万米ドル)以上、2020年以降はVND2.1兆ベトナムドン(約9000万米ドル)と見積っている。地元には800名以上の雇用を生み出すと見られている。



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最終更新:2018年10月31日17:33

ベトナム:インドとのアパレル業界での協力関係の促進

在ベトナム・インド大使Parvathaneni Harish氏は、2020年までに二国間貿易額を150億米ドルに引き上げるための努力の一環として、繊維・アパレル業界におけるベトナム-インド間における協力関係の強化は重要な優先事項の一つである、と述べた。

大使は717日、展示会Source India 2018を紹介するホーチミンでのイベントにて、繊維・アパレル業界はベトナムとインド両国の社会経済開発において重要な役割を果たす伝統産業の一つであると主張した。

また大使は、衣類・繊維業界はベトナム・インド両政府が今後、二国間貿易を強化し、サプライチェーンの構築を目的とした開発と協力に優先順位を付けている産業である、と付け加えた。

現在、インドは市場で入手可能なほぼすべての種類の生地および資材を製造可能な強力な繊維・糸生産産業を所有しており、製造においては世界3大繊維製品提供国の1つである。

一方、ベトナムは世界トップ5に入るアパレル製品輸出国であり、2017年には輸出取引高310億米ドルに達している。しかし、ベトナムはこの分野において大量の資材を輸入する必要があり、2017年には輸入額190億米ドルになった、と指摘した上でベトナムはインド企業にとって有望な市場であると確信している、とも述べた。

インドの合成・レーヨン繊維輸出促進協議会の議長であるAnil Rajvanshi氏は、インドは将来大きく拡大する見通しのある世界中の衣料品業界で広く使用されている合成繊維糸から繊維資材の生産および輸出に強いと語った。

またRajvanshi氏は、インドおよびベトナムは衣料品分野のサプライチェーンにおいて共に供給しあえるが、この分野の双方向貿易は控え目であると主張した。

2017年、ベトナムは17800万米ドル分の衣料品しかインドに輸出していない中、インドからベトナムへの衣料品輸出は、2016年から44%増の42900万米ドルに達した。

インドはより近く且つ効果的なパートナーシップを構築するためにベトナム企業の貿易促進およびビジネス交流活動への積極的な参加を求める中、当分野の貿易の協力関係の促進および向上のため、来たるべき時にベトナムへ10億米ドルの資材を輸出するという目標を掲げた、と彼は明かした。

ベトナム繊維・アパレル協会副事務総長のNguyen Thi Tuyet Mai氏は、ベトナムは世界5大アパレル輸出国の一つにも拘わらず最大量の衣類・繊維資材を世界中から輸入している国の一つでもある、と述べた。

またMai氏は、ベトナムの衣類・繊維輸出は2018年、340億米ドルの収益の成長を見込める可能性がある。それゆえに、同分野の資材および設備類への需要もまた高まると考えられている、と述べた。

Mai氏はインドの繊維設備および技術同様に、繊維資材の品質および多様性を賞賛した。彼女は、ベトナムとインド間の衣類・繊維産業における協力関係の促進は両国の企業にとって彼らの強みと利点を最適化する道を切り拓くであろうと考えた。

Mai氏は、インドがその市場を拡大していく中で、ベトナムは生産に必要な資材、技術、および設備への需要が更に増えることから利益を得ることが出来るであろう、と述べた。

ベトナムのビジネスは、両国の製品における関税引き下げの基礎を作るため、両国政府に二国間自由貿易協定の署名およびその交渉を検討するよう提案した。



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最終更新:2018年07月25日06:01

ベトナム:2018年皮革産業拡大のきざし

ベトナム皮革・履物・ハンドバッグ協会(Lefaso)によると、同国の皮革産業はハイテク商品の製造への移行傾向の結果、中国からの受注シフトにより恩恵を受けている。

EU・ベトナム自由貿易協定(EVFTA)や包括的及び先進的な環太平洋パートナーシップ協定(CPTPP)などの協定への調印はベトナムの発展にチャンスをもたらし、特に投資を誘致しEUや括的及び先進的な環太平洋パートナーシップ協定加盟国への輸出を増大させると業界筋は話した。

ベトナム皮革・履物・ハンドバッグ協会(Lefaso)のNguyen Duc Thuan会長は、ベトナム皮革産業の輸出活動は安定的に成長しており、今年の下半期そして今後も見通しは明るいと強調した。

2018年の世界経済の見通しは楽観的で、ベトナムの主要輸出国市場であるアメリカ、EU、中国、日本、韓国の需要が2017年よりも高くなることが予想される。

中国はハイテク商品に重点を置くため衣料品や皮革の投資インセンティブを減らす方針を続けるとみられており、履物やハンドバッグの受注は自由貿易協定(FTA)の効果への期待感から、中国からベトナムへ移行が期待される。ただ、ベトナムの皮革産業は人件費の上昇、東南アジアの他の国に比べ低い生産性など、数々の問題に直面している。4次産業革命により、企業は最新の設備への投資と人員削減の傾向にあり、皮革産業企業に影響が出る模様。

皮革産業の履物の出来高は、今年度約27900万足、第3四半期は7200万足、第4四半期は8000万足が予定されている。

皮革産業の今年上半期の生産は成長を続けており、出来高は12740万足で前年より5.1%増加している。94.5億米ドルを回収し、前年同期と比べ8.4%増加した。これら商品の輸出収入は、195億米ドルに達するとみられ2017年より10%高くなることが予想される。



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最終更新:2018年07月20日12:02

ベトナム:繊維・アパレル輸出増加の促進

繊維製品の輸出高は、2018年上半期6ヶ月間で13.8%増となった。これは、年末までに345億米ドルの輸出目標達成を掲げている業界にとっての良い兆候と捉えられている。

膨大な注文と何百万人もの労働者の雇用創出にもかかわらず、業界の収益性はその可能性に合致していない。早急に目標に到達するためには、企業は生産性を上げ、製品の品質を向上させて市場における競争力を高めるべきである。

現時点では、ほとんどの国内企業が第3四半期末まで注文書にサインをしており、一部の企業は2018年末まで受注を終えている。特に、多くの企業は期限を守るために残業を増やさなければならなかった。Saigon Garment Manufacturing Trade Joint Stock Company (Garmex Saigon)Le Quang Hung取締役会長は、多くの輸出注文と年末までの厳しい生産計画のために、同社は労働時間を増やさなければならないと述べた。同社は2018年に17000億ベトナムドンの目標売上を達成したが、売上高はすでに上半期に9000億ベトナムドンと20%増加した。

Hung Yen Garment Company (Hugaco)Nguyen Xuan Duong会長によると、同社は9月末まで注文を受け、来シーズンの輸出契約を結んでいる。2018年の上半期には、生産と投資の拡大、現在の設備と機械基盤のおかげで、同社および関連会社の事業活動は肯定的な結果を達成した。関連子会社は軒並み5%から7%の伸び率を記録し、さらに中には対昨年同期比で10%以上増加した会社もある。Phong Phu CorporationPham Xuan Trinh社長は、同社が過去6ヶ月間で17500億ベトナムドンの総売上目標を達成し、雇用を創出し、約4000人の労働者に対して安定した収入を与えていると述べた。当社の輸出売上は2810万米ドルに達した。

ベトナムとEUEU-ベトナム自由貿易協定(EVFTA)の法的審査過程を完了しており、これはベトナム企業にとっても良い兆候であるととらえられている。さらに、ベトナムの多くのアパレル企業は、アメリカ、韓国、欧州連合(EU)、環太平洋パートナーシップ協定(CPTPP)加盟国を含め、今年、伝統的市場で高い成長を維持している。ベトナム繊維協会(VITAS)のTruong Van Cam副会長兼事務総長によると、最近締結された一連の自由貿易協定(FTA)がこの繊維産業を押し上げることが期待されている。ベトナムは2001年以来、アメリカ、日本、中国、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、インドと二国間貿易協定を締結し、世界貿易機関(WTO)に加盟している。

国内企業は、受注や市場拡大に多くのメリットがあるが、東南アジア地域や世界の他の国と比較して、人材と輸出価格の競争圧力のためにビジネスの効率性はあまり良くない。海外の企業との価格競争だけでなく、国内企業はベトナムに海外直接投資を行っている繊維・アパレル企業にも対処しなければならない。さらに、繊維産業は生産のための原材料を輸入に過度に依存しているため、生産コストが大幅に増加する。繊維産業をさらに困らせているのは、高度に訓練された労働者の不足し、全国の各地域における労働者の分布が不均等なことである。

国内の材料源を発展させるためには、繊維・アパレル事業と生産部門との間の調整を強化し、素材になる資源を事業者間でシフトさせることが不可欠である。アパレル原材料の国内外投資の促進は、現地生産率の上昇を促進し、製品の付加価値を高め、輸入過剰を削減する。国は、国内で高品質の原材料を生産するために、染色業および繊維産業の発展を支援するために、地域区分を大幅に修正する計画を策定すべきである。ベトナムで優れた資材が生産されなければ、繊維・アパレル産業はベトナム国内のみならず海外の消費者の品質要求を満たすことができないだろう。

ベトナム企業は、事業と企業間の繋がりと投資の結びつきを強化する必要がある。新しい設備機械を導入したり、新製品の需要を満たすために製品を多様化し、生産性を向上させることを目的として、労働者の質を向上させたりすることである。さらに、省の管理機関は、輸送コスト、非公式の慣習的費用、税務および行政手続、ならびに資本、計画および輸送インフラに関する好条件の確保に関して、適切かつ適時の政策調整を行うべきである。



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最終更新:2018年07月20日06:02

ベトナム:繊維産業は外貨獲得産業第二位

商工省によると、今年1月〜4月までの輸出額において、第一位の携帯電話とその関連品に続き、繊維・アパレル製品が第二位となった。

今年1月〜4月の繊維・アパレル製品輸出額は、年間15.7%の増額で、86億米ドルと予想されていた。

商工省によると、今年1月〜3月の繊維・アパレル製品のベトナムからの輸出先では、米国が第一位となり、その額は昨年から11.6%増加し、30.4億米ドルに上る。これはベトナムの縫製品輸出総額の47.3%を占める。

ベトナムから日本への繊維・アパレル製品の輸出額は、85544万米ドルに達し、昨年の同期間と比較し19.6%の増加で、全輸出総額の13.3%を占める。

韓国への繊維・アパレル製品輸出額は79860万米ドル、中国へは26895万米ドルとなり、2017年の同期間と比べ韓国へは14.8%、中国へは40.9%の増加である。

一方、EUへの輸出額は昨年同期間と比較し11.8%の上昇で8623万米ドル、アセアン市場へは26%の増加で22836万米ドルに達している。

今年の繊維・アパレル製品の全輸出額の目標である350億米ドルに到達するために、ベトナム繊維協会は、労働者の生産性を上げるために管理体制を再編成するとともに、労働者の作業能力を最大限に活用することを企業に要請している。

企業は米国EU、日本、韓国のような輸出市場を維持し成長させつつも、アセアン、ユーラシア経済連合、インド、中南米諸国などの他の市場を発展させること、同時に地元の流通機構との関係作りも強化することに注力すべきである。



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最終更新:2018年05月16日13:47

ベトナム:経済の期待を高める生産・輸出の急騰(後)

(前編より)



生産・輸出の急増

ベトナム計画投資省の報告によると、大型工業プロジェクトの多くが今年になって運用を開始するため、今年は国内生産高が急増し、経済成長の大幅な拡大につながるという。

例えば鉄鋼業では、Hoa Phatグループが大型の鉄鋼製造チェーンを8月に運営開始し、年間20万の出力が見込まれている。また、年間生産能力380万トンとなる第2高炉が台湾のFormosa Ha Tinh社に今年開設され、Hoa Senグループも年間生産能力35万トンの鉄板製造チェーンの運用を開始する。

石油の生産・精製に関していえば、Nghi Son RefineryPetro-chemical Plant2018年半ばに試験運用を行う予定である。1年間の生産量は各種ガソリンが560万トン、ベンゼンが213000トン、パラキシレンが68万トンである。

ADBによると、工業成長に加え、2018年から2019年にかけてはサービス業の成長も著しく、2018年の観光客数は15-20%増加、銀行貸出は17-18%成長する見通しであるという。農業も次の2年間は成長する見通しで、2018年の成長率は政府目標の2.8-3%に到達することが予測されている。

2週間以上前、HSBCがベトナムの2018年中の経済に関するレポートを発表しており、「ベトナム経済は東南アジア諸国の中でも急速に成長し続けている。FDI関連の商品輸出が主な要因となり、2017年後半には生産活動が急上昇した。それが3年間連続で6%を超える経済成長につながった。」と説明している。

HSBCの調査によると、ベトナムの企業の90%が同国の経済的展望に前向きな見通しであるという。

回答者の74%はアセアン共同体ビジョン 2025が輸出の成長を促進するだろうと回答しており、63%は包括的および先進的環太平洋連携協定(CPTPP)が貿易力を高めると回答している。

輸出政策は現状を維持すると仮定しているHSBCの予測によると、ベトナムの商品輸出は2021年から2030年に平均10%の年間成長率で増加し、サービス輸出は同時期7%の年間成長率で増加するという。結果、2030年の合計輸出高は2016年から4倍増となる7500億米ドルになる。

2018年第1四半期、ベトナム経済は7.38%成長した。工業生産は4年連続成長の11.6%と、2016年(5.1%)や2015年(9.3%)同時期の成長率よりも高い結果となっている。

工業成長の70%を占める生産・加工セクターの成長率は、2017年(7.8%)、2016年(9.1%)、2015年(9.5%)同時期よりも格段に高い13.9%となった。経済の要である電気生産・配給は、昨年同時期の9.4%よりも高い10.5%となった。

スペインFocusEconomics のベトナム・シニア・エコノミストによると、今年第一四半期の力強い成長がベトナムの今年一年を通した成長の土台になるだろうと述べた。

「民間部門の急速な高まりに支えられた堅調な国内需要や、観光活動の高まりも成長を促進させるでしょう。」とAhmed 氏は述べ、需要の高まりが2月中の新規発注や製造生産量の増加につながったと説明した。

「新規発注は27か月連続で増加し、その増加率は過去10か月間で最高でした。国外市場の需要の高まりが新規の輸出発注の増加につながりました。諸企業は購買活動を強化し、成長を下支えするために在庫レベルを引き上げました。」と同氏は述べた。



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最終更新:2018年05月01日18:42

ベトナム:経済の期待を高める生産・輸出の急騰(前)

現地生産・輸出の継続的な上昇に支えられ、ベトナムでは今年一年を通じて期待以上の成長が見込まれており、近隣諸国と比較しても最も高い経済成長率となる見込みである。

およそ1ヶ月前、日本最大の繊維グループの一つである瀧定名古屋は、ベトナムのLien Phuong繊維縫製株式会社(LPTEX)と8000万米ドル規模の契約を締結した。本契約に基づき、瀧定名古屋は5年間に渡ってLPTEXから衣料品を調達する。

3年前、LPTEXは同タイプの服地を生産する循環型の生産施設に対し、3000万米ドルの投資を行っている。

LPTEXの販売部長Vu Quang Anh氏によると、こうした現代的な施設に多額の投資を行ったのはベトナム国内では同社が初であるという。これが要因の一つとなり、収益性の高い協力契約を瀧定名古屋と契約するに至った。

在ベトナム外資企業協会によると、ベトナム国内で生産量・輸出額共に好成績を出しているのはLPTEXだけではないという。

「輸出量も高まっており、国内生産は回復しつつあります。この傾向は今後も継続すると予測されており、経済はさらに好調になることが見込まれています。」協会のNguyen Mai会長は述べた。



国際機関の予測も前向き

国際通貨基金(IMF)は1週間以上前、ベトナムの今年の成長見込みが6.6%2019年の成長見込みが6.5%となると予測する『20184月世界経済予測』を発表した。昨年7月に発表した『世界経済予測』における2018年の成長予測は5.2%であった。

最新のレポートで注目すべき点は、ベトナムの2018-2019年の成長率がアジア平均(2018年:5.6%2019年:5.5%)の成長予測よりもかなり高く、インドネシア(2018年:5.6%2019年:5.6%)、マレーシア(2018年:5.3%2019年:5.0%)、シンガポール(2018年:2.9%2019年:2.7%)、タイ(2018年:3.9%2019年:3.8%)などの近隣諸国と比較しても総じて高いことである。

これに先立ってアジア開発銀行(ADB)は『アジア開発予測2018』を発表し、外国直接投資の増加、頑強な輸出成長率、農業の強化、国内需要の高まりなどを背景として、昨年は6.81%であったベトナムのGDPが、今年は7.1%に急増し、2019年は6.9%に落ち着く見込みであることを予測している。

「マクロ経済の好調もあって2018年には経済が急成長し、地域の中でも最も成長著しくなることが予測されています。」とADBベトナム担当部長のEric Sidgwick氏は述べた。「生産・輸出の拡大、国内消費の増加、外国直接投資や国内企業による積極的な投資、農業セクターの向上などが要因となり、ベトナム経済は力強く成長するでしょう。」

2018年の実質GDP6.6%に急成長するなど、短期的なベトナム経済の展望が好調であり続けることを示すレポートが先週ASEAN+3 マクロ経済リサーチオフィスから発表された。

また2週間前、ムーディーズ・インベスターズ・サービスはベトナムを「B1-ポジティブ」に格付けした。ムーディーズはベトナム経済の強みを強調しつつ、ベトナムの今年のGDPが少なくとも6.7%成長することを予測している。これは、「安定」とされる「B」ランクのそのほか経済の成長率3.6%2倍となる数字である。

ムーディーズによると、ベトナムのこうした著しい成長は、国内消費の増加やインフラ開発に対するベトナム政府の積極的な投資が主な要因となっているという。



(後編につづく)



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最終更新:2018年05月01日18:40

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