インドシナニュース

ベトナム:一村一品運動へ20億ドル投入

517日、ベトナム農業農村開発省(MARD)は、およそ45兆ベトナムドン(約20億米ドル)をかけて行う、ベトナム版一村一品運動「OCOPOne Commune, One Product)運動」を開始した。

費用は国家予算、企業、組合、金融機関、投資信託によって調達される。

新農村開発の中央管理局によれば、OCOP運動は国力と国内価値を高めることを重視した農村経済開発運動であり、20162020の新農村開発に関する全国向け企画の実行部分に寄与している。新農村開発の中央管理局によれば、OCOP運動は国力と国内価値を高めることを重視した農村経済開発運動であり、20162020の新農村開発に関する全国向け企画の実行部分に寄与している。

これは、国内でも国外でも競争力のある質の高い製品とサービスを生産・提供することを目的としており、組合や中小企業に特権が与えられている。また、地域の収入を上げ、20162020年に目指す新型農村地域の全国基準に達することが期待される。ベトナム農業農村開発省によれば、6010の企業、組合、労働団体、登録事業者は、6つの産業分野で4823製品を生産している。

具体的には、食品2584製品、飲料1041製品、薬草231製品、繊維・アパレル186製品、土産物(置物など)580製品、農村観光事業201製品である。しかし、品質基準を満たし登録されているのはたった1086製品、知的財産保護の登録がされているのはたった695製品である。

4月下旬には、63市省中60市省が地域版OCOP運動の骨組みを作成し、すでに企画内容を提出した30市省と他28市省が承認前の内容確認段階にある。

農業農村開発省のTran Thanh Nam副大臣は、同省が中央から地域レベルまで当運動の管理組織を編成すること、2020年までに現在ある製品の少なくとも50%を標準化すること、810の文化・観光村モデルを開発すること、全ての会社や組合がこの運動へ参加するよう呼びかけることを行っていくつもりだ、と述べている。

さらに同省は、500の中小企業や組合団体を運動へ参加するように奨励し、OCOP製品の取引や宣伝販売を強化し、さらに1,200の国家管理役員や会社、組合団体の経営者らに、研修の機会を与える予定だ。

同時に、経済域にあるいくつかの市や省を選び、この運動を試験運用する予定だ。



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最終更新:2018年05月24日12:03

ベトナム:国内企業向けに海外流通ネットワーク参入のための支援

「ベトナム企業の海外流通ネットワーク参入への支援」研修会が58日にハノイで開催され、北部地域から180の輸出業者が参加した。

この研修会は、商工省、タイのセントラル・グループ、日系のイオングループ、フランスにある世界最大規模の食品卸売市場ランジス公益市場の共催で実施された。

これは「2020年までのベトナム企業、海外流通システムへの直接参入の促進」という政府による企画の一環で、ベトナム地元企業が海外消費者に自社製品を直接届けることができるような、新しい輸出経路の確立を支援する試みである。

具体的には、企業に対して、商品基準と品質、様々な海外市場への輸出入手続きの管理に関する一連の研修会の提供が行われる。

研修会では、セントラル・グループとイオングループの代表らが、ベトナム企業と海外流通業者を繋げる企画として実施予定の活動に関する最新情報を、参加企業に報告した。

イオン・トップバリュ・ベトナムの塩谷雄一郎社長は、ベトナム地元企業に対して、海外流通経路を通して販売する前に、自社商品に更なる価値を加えるべきだと述べた。さらに、企業は商品自体の真の価値には関与しない低価格や人件費削減に注力しすぎるべきではない、と助言した。

塩谷社長は、イオン・トップバリュは、イオンベトナム小売店や日本のイオン系列店舗で販売することができる、ベトナム製商品を多く作ることに注力してきたと述べた。

研修会の後には、企業はセントラル・グループ、イオングループ、ランジス公益市場の購買担当との商談機会が提供される。

企画の効果的な実施のために、商工省は国営組織、貿易支援代理店、地元政府、地元企業、地元流通業者の密接な協力体制を呼びかけている。

さらに、商工省は2011年からEUとアジアでベトナム製商品週間イベントを開催するために、複数の海外流通業者と提携をしてきた。

昨年には、商工省がセントラル・グループ・ベトナムとBig Cと協力して、2回目となるベトナム製商品週間が7月にタイで開催された。タイやその他のASEAN国への輸出を狙い、手工芸品、縫製品や織物、ライチ、ドラゴンフルーツ、サツマイモなどの農作物といった、豊富な種類のベトナム製商品が紹介された。このイベントには、ベトナムの首相Nguyen Xuan Phucも出席した。



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最終更新:2018年05月14日13:05

ベトナム:繊維・アパレル企業は付加価値の向上に注力を

412日に開催された縫製バリューチェーンに関する会議において、ベトナムの繊維・アパレル企業が成長を維持し続けるためには技術とバリューチェーンにより一層の注意を払う必要があるとの意見が表明された。

エコノミストのTran Du Lich氏は、ベトナムは世界の繊維・縫製輸出国上位5ヶ国に入っており、今年の輸出額は昨年を40億米ドル上回る350億米ドルに到達するだろうと述べた。

ベトナム繊維協会のLe Quoc An前会長は、ベトナムは50歳以下が人口の65%を占める、若い労働力が豊富な国であり、そのため労働者も新技術に適応しやすいと述べた。

ベトナムはさまざまな国と自由貿易協定(FTA)を締結しており、また現在交渉中の貿易協定もあることから、ベトナム製品の海外における競争力は上昇しつつある。しかし、マレーシアや中国といった国と比較すると、ベトナムの生産性は比較的低い。その要因としては、ベトナムではまだ非効率な裁断・縫製請負式の生産が大半を占めており、縫製企業は顧客が支給する布地やデザイン、仕様に従う労働力を提供するのみであり、付加価値が低いことが挙げられるとAn前会長は述べた。

さらに、企業は研究、生産、マーケティングの面でテクノロジー4.0を取り入れ、新技術や技法を採用し、単純作業から脱却し、より高い付加価値を目指すべきだとAn前会長は述べた。

「今後10年間で、現在人間が行なっている作業を機械が行うようになることが予測される中、バリューチェーンの改善は繊維・アパレル産業の成長を維持するための最善の方策のひとつだ」

企業は新技術を取り入れるため、人員の訓練にも資力を分配する必要があるとAn前会長は述べた。

さらに、類似した業態の企業はより大規模な受注を得られるよう協力し、バリューチェーン内の企業は生産、マーケティング、物流がより容易に連携できるよう繋がりを深めるべきであろうとも付け加えた。

こうしたパートナーを選定する際には、企業は相互の品質や戦略的ゴールにも注目し、相互に信頼し合う必要がある。

ホーチミン市縫製・繊維・刺繍・編物協会のPham Xuan Hong会長は、政府は自由貿易協定の調印や海外企業のベトナムへの投資の際の手続きの簡素化、新技術の導入などで縫製・繊維産業の発展をひきつづき支援して欲しいとの意見を表明した。



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最終更新:2018年04月20日06:01

ベトナム:持続可能な生産を目指す繊維・アパレル産業

ホーチミン市で411日に開催されたワークショップにおいて、ベトナムの繊維・アパレル産業の競争力向上のためには環境に優しい、低汚染でエネルギー効率の高い生産法の確立が必要であることが確認された。繊維・アパレル産業のエネルギー支出は毎年30億米ドルに上る。

ベトナム繊維協会のVu Duc Giang会長は、ベトナムの繊維・アパレル産業は価格、生産、コスト、環境安全と労働衛生の面で圧力を受けていると話す。

しかし企業が社会的責任を遵守することはベトナムが調印している自由貿易協定にも明記されていると彼は強調した。

Tal Apparel Limitedの染色工場のJoerg Bauersachs社長は、2009年以降、同社工場では省エネ技術を採用しており、排出を26%、生産にかかる水の量を36%節約したと述べた。

米国国際開発庁(USAID)の総合成長プロジェクトベトナム事務所のNguyen Thanh Ha代表は、問題はどのように排出と排水を減らすかだと述べた。

企業は生産過程において排出、排水、水質管理の面で国際的な基準に達するよう改善を行う必要があることを強調した。

USAIDはベトナム商工省と協力の上、縫製・繊維産業の省エネ環境の向上に取り組んでいる。その一環として、企業が省エネ対策を行うための借り入れの支援などを行なっている。

商工省のHoang Van Tam氏によると、持続可能な縫製・繊維企業の組織が20186月に発足予定となっている。この組織は企業が生産環境を改善し、汚染物質を排除するための支援を行う予定という。



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最終更新:2018年04月18日11:54

ベトナム:自由貿易協定で繊維・アパレル企業は輸出市場を多様化

ベトナム繊維協会のVu Duc Giang会長は、ベトナムがこれまでに調印した、あるいは今後調印予定の自由貿易協定(FTA)は、国内企業が輸出市場を多様化することに役立っていると述べた。

ベトナムは繊維・アパレル製品を米国、EU、日本、韓国に輸出しているが、これら従来からの市場に加え、ベトナム企業は中国やロシアといった新たな市場にも輸出を拡大しつつある。こうした新たな市場への輸出額は総計で20億米ドル、各国への輸出額は5億米ドルを超えることが予測されているという。

国内の繊維・アパレル企業の多くが2018年の第2、第3四半期までの受注を受けている状態だとGiang会長は述べた。

繊維・アパレル産業は30億米ドル以上もの糸、10億米ドル近くの布地、4億米ドル相当の縫製資材類を輸出している。

Giang会長はまた、第4次産業革命は技術投資に関する業界の意識を変えたと指摘した。

繊維・アパレル企業は品質向上のため、人材育成と技術の活用により注力するようになった。

付加価値のより高い生産形態、例えばODMOriginal Design Manufacturer、自社デザイン製造)やOBMOriginal Brand Manufacturer、自社ブランド製造)への移行もベトナムが世界市場の中での地位を保つために役立つとGiang会長は述べた。

新技術への投資に加え、Phong Phu株式会社Garment-10株式会社などの大企業は海外へのオンライン販売にも乗り出している。

外国の顧客へ製品を直接送付するのは安価で早い方法だと考えられているとPhong Phu株式会社Doan Anh Dao マーケティング・販売代表は述べた。

2017年、繊維・アパレル産業は前年を10.23%上回る輸出額312億米ドルを達成した。

同年のベトナムから主要市場への輸出額の伸びは米国が7.2%EU9.23%、日本が6.1%、韓国が11.8%、ロシアが56%であった。

2018年第1四半期の成長率は7%と予測されている。繊維・アパレル産業は2018年末までに輸出額350億米ドルの達成を目標としている。



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最終更新:2018年04月10日11:40

ベトナム:繊維産業、2018年の成長目標は10%

ベトナムの繊維・アパレル産業は、世界市場では大きな課題があるが、2018年に10%の成長を目指しているとベトナム繊維公団のLe Tien Truong社長は語った。

この目標を達成するために、業界では製品の品​​質を改善し、納期を合理的な価格で確保して競争力を強化する。

テクノロジーの使用は、ITベースの管理および労働者のスキル工場のみならず、自動化の推進がを高めるために強化される。

Hung Yen Garment CorporateNguyen Xuan Duong会長は、輸出価格が下落し、生産コストが増加する一方で、繊維産業が直面する課題を強調した。

Duong氏によると、企業はより生産的になり、経営を改革するための措置を講ずる必要がある。

ベトナムの繊維・アパレル産業は、中国、ミャンマー、カンボジアを中心に、2018年に大きな挑戦と激しい競争に直面することが予想される。

今年上半期の輸出額は、前年同期比22.3%増の43億ドルだった。



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最終更新:2018年03月15日10:54

ベトナム:ビンズン省、2018年2月の求人数は2万人以上に

ベトナム南部ビンズン省の職業斡旋センターによると、同省では旧正月(テト)の休暇前後で500社以上が20,803名の求人を登録したという。

全求人のおよそ80%にあたる16,785人が未熟練労働者の求人で、残りが熟練労働者となる。ほとんどの求人が運輸、建設、事務、履物、縫製・繊維、電子、木材輸出といった分野となっている。

メディアでの広告に加え、省は求職者と企業のマッチングのための就職活動フロアを設けることを計画している。

就職斡旋センターのNguen Thanh Phuong次長によると、テト休暇期間の求人増に加え、多くの労働者が休暇後に転職することから、2月は省の労働力需要が上昇するという。

テトの休暇後、陰暦17日にあたる222日に復職した労働者は25%に過ぎないが、この割合は昨年より5%上昇した。省内の工業団地でも40%程度と見られる。

南部の主要経済圏に位置するビンズン省はベトナムでも有数の産業拠点となっている。

現在、ビンズン省には総面積は12790ヘクタールに達する29箇所の工業団地があり、そのうち26箇所が稼働している。2020年までには工業団地は34箇所、総面積15000ヘクタールとなる予定である。

2017年、ビンズン省には25億米ドル以上の直接外国投資(FDI)がもたらされた。これは前年実績の125%増、目標額を79%上回る結果であった。直接外国投資の80%がすでに支出済みで、この結果も前年までの平均78%を上回っている。

ビンズオン省は2018年には14億米ドルの外国投資誘致を目標としている。



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最終更新:2018年03月01日05:56

ベトナム:Viet Tien Garmentは2020年までに輸出額10億ドルを目指す

ベトナムの縫製繊維産業大手のViet Tien Garment JSC Bui Van Tien社長は、2020年まで平均年率10%の成長と輸出額10億米ドルの達成という目標を設定したことを発表した。

この目標を達成するため、同社は投資プロジェクトの効率化、投資の拡大とグリーンプロダクションへの転換を図るという。

同社は新たな生産技術、特に自動化と事務管理に関する技術への投資を進めることを計画している。

人材訓練の拡大に加え、Viet Tienは先進的な労働管理を実現し、給与水準を上げ、旧正月の賞与支給、貧困状態の労働者への支援を通し、労働者の生活環境を改善する。

同社は生産性を向上させ、節約を奨励し、商品の付加価値を上げ、労働者の給与を引き上げ、労働環境を改善するため、競争キャンペーンを実施する予定。

Viet Tienはブランドの構築と小売経路の開発に注力し、多国籍企業への進化を図る。

昨年、Viet Tienは前年比11.4%増となる141000億ベトナム・ドン(62710万米ドル)を売り上げた。そのうち、親会社の売り上げが前年比12%増の82900万ベトナム・ドン(36860万米ドル)、子会社が前年比1.5%増の7940億ベトナム・ドン(3510万米ドル)であった。

輸出高は87100万米ドルと予測されていたが、税引前利益は6950億ベトナム・ドン(3070万米ドル)にも達し、 そのうち日本市場の売り上げが32%、米国市場が22%EU市場が17%であった。

労働者の平均収入は前年比1.7%増の890億ベトナム・ドン(393.3米ドル)であった。



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最終更新:2018年02月20日11:37

ベトナム:外資系企業、靴製品の輸出市場を制する

皮革や靴製品を扱う外資系企業は両業界を合わせて総輸出高において8割を占め、輸出取引高において地元企業をしのぎ始めている。

外資系企業は今年6月には業界における輸出高の81.3%を占めた。地元企業が占める割合はわずか18.7%であった。不均衡は今後も続く見込みだ。

商工省(MoIT)の統計によれば、皮革や靴製品はベトナムの輸出の原動力となる製品群の一つであり、年平均9.7%の成長を遂げ、国の総輸出高の8-10%を占めている。

業界は2015年に148.8億米ドル、対前年比で15.8%増と近年目覚ましい成長を遂げている。

今年6月までに両業界の総輸出高は79.4億米ドルに達し、内63.4億米ドルは靴業界のものであった。

ベトナムは特にEU諸国や韓国との自由貿易協定(FTA)や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の恩恵を通して、現在皮革や靴製品業界を発展させる大きなチャンスを迎えている。

TPPが発効されれば、ベトナムは他のTPPの加盟各国で製造・輸入された原料を使用した場合、靴製品を輸出するにあたり最終的には関税ゼロの特恵関税の恩恵を受けることができる。

ベトナム革靴協会(Lefaso)会長のNguyen Duc Thuan氏は、ベトナムの皮革・靴製品は輸入投入原料に大きく依存していると述べる。

地元企業はFTAの恩恵を十分に利用することに関して困難さに直面している。外資系企業はベトナム国内における靴製造において、材料を加工する工場を建設する際に特別な待遇を受けている一方、地元企業は許可を得る必要があるためだ。

さらにThuan氏よれば、国内企業は国内における製品販売でも世界中のよく知られているブランドとの厳しい競争にさらされるなど障害に直面している。

商工省軽工業局長のTruong Thi Thu Ha氏によれば、同省は裾野産業やサービス部門の発展を促進することを目的とした皮革・靴業界のネットワークにを形成することを目標として、2025年の開発計画の調整と2035年に向けた展望を承認した。

ベトナムは皮革や靴製品の輸出を通して今年170億米ドルの収入を見込んでいる。

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最終更新:2016年07月29日12:04

ベトナム:縫製企業支援の覚書が交わされる

ホーチミン市縫製・繊維・刺繍・編物協会(Agtex)とTUV SUD Vietnamは5月25日、ベトナム縫製輸出企業の世界市場への進出を支援するための覚書を締結した。

この覚書により、ベトナム企業は製品検査や管理システム認証の面でTUV SUDの支援を受けることができるようになる。

AgtexのPham Xuan Hong会長は、国際的に多様な製品安全基準や品質基準が存在する中、この覚書による支援は縫製企業にとって心強いものであると述べた。

TUV SUD VietnamのSathish Kumar Somuraj会長は、ベトナムは米国、EU、日本や韓国といった主要市場と数々の自由貿易協定(FTAs)を締結していると指摘した。

こうした自由貿易協定はベトナムの輸出企業にとってチャンスであるが、同時に国内生産者が製品の品質や安全基準を遵守することが条件となる。

TUV SUDは国際的な検査・認証機関で、検査、管理システム評価と認証サービスの分野で40年以上の歴史を持つ。

TUV SUDのベトナム支社は2006年に設立された。

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最終更新:2016年05月26日13:57

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