インドシナニュース

ベトナムの縫製工場は日本頼り

ベトナム繊維公団(Vinatex)によると、日本の輸入注文がこれから年末にかけて増加することを、アパレル衣料や履物輸出業者は望んでいる。

予想は、米国、欧州連合と日本を含む世界のいくつかの主要な市場で中国製品の需要が最近極端に落ちていることによると同社は言う。

オンワード社の日本輸出用ブランド製品を製造するために、ザーディン繊維(Giditex)は最近日本の田村駒の協力で新しい生産設備を導入した。

9月下旬に、同社は、既存の4つの日本企業と来年の契約増の可能性を議論するために街道を持った。取引先は、エプロン、田村駒、富樫縫製、ヤマトヤの4社である。

同社会長Bui The Kich氏によれば、ドンナイ縫製(Donagamex)はVinatexの系列で、日本の顧客の代表の訪問を受けました。

先月末に、同社は輸出額が5000万米ドルに達し、そのうち2400万米ドルが日本からの注文によるものだった。大部分の主要な輸入市場が注文を減らす中、満足すべき結果であると、Kich氏は言う。

ジャケット、オーバーコート、ジーンズ、ショート・パンツを含む主要な製品で、同社はこの9ヶ月間に日本向け輸出比率を14パーセントまで成長させたとバックザン縫製(Bagarco)の代表は、投資紙(英語名”Vietnam Investment Review”紙)に語った。

今年の年間目標約9000万米ドルの総取引高の18%を日本市場への輸出で埋めようとしているので、日本から注文は少しも取り溢さないつもりだと代表は言う。

今年は契約をとるのがとても難しかったが、中国で注文を断られた日本の企業を引きつけようとあらゆる機会を探っている、とベトナム皮革・履物協会副局長 Nguyen Thi Tong女史は言う。

「日本市場には非常に厳しい基準があって、流通システムも複雑で、取引を進めていくには高い経費を必要とするので、すべての企業がこの機会を掴むことができるというわけではありません。」と、フックイン・シューズ(Phuc Yen Shoes Co.)の輸出入担当Nguyen Chi Toan氏は言う。

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最終更新:2012年10月30日06:00

ベトナム縫製工場は減速を余儀なくされる

縫製工場と生地メーカーはいずれも、注文不足と資金調達の問題で今年の残り2ヶ月も困難に立ち向かい続けるだろう、と業界関係者は昨日ホーチミン市のセミナーで発言した。

ベトナム繊維協会(VITAS)、ベトナム投資開発銀行(BIDV)、及び、Dun&Bradstreet社(D&B)によって共同で開催された繊維産業助成セミナーでは、各企業が困難を乗り越え、資金とともに新たな顧客を見つける方法を模索する試みだった。

繊維製品の輸出は、今年は9ヶ月で7.3%と、対前年比で控えめな成長水準で、輸出額は112億ドルに昇る。これは、国全体の輸出成長18.6%と比べるとずいぶんと引けを取る。

EU市場の需要は過去数ヶ月間に大きく落ち、輸出注文は対昨年同期比でもかなり減少したとVitas副会長兼総書記のDang Phuong Dung女史は言う。

縫製工場や生地メーカーは資金の調達が難しいと知り、仕事を外注化するほうに向かっているとDung女史は言う。

ベトナム投資開発銀行(BIDV)の調査によると、1000万ドル以上の売上をもつ会社の100パーセントが、調査すると、生産拡大のための投資に中期あるいは長期のローンを必要とすると答えた。

繊維産業が直面している他の問題にもセミナーで焦点が当てられた。

廉価な労働コストというのは、来たる将来、この国の繊維産業の競争力の要因とはならないとDung女史は言う。

「我々は、労働生産性を上げるために、設備と技術にもっとお金をつぎ込むことによって本当の競争力を増す方策を取らなければなりません」と彼女は言う。

しかし、企業が投資するには銀行の融資を受けるのは簡単でないと彼女は言う。加えて、金利はここ数ヵ月落ちたけれども、他の国と比較するとまだまだ高いと言う。

「さらに、輸入材料にばかりたより、外注を使っていけば、費用対効果は上がらず、国内企業は付加価値をあげられず、産業自体の競争力がなくなっていくことになります」と彼女は危惧する。

「さらにまた、財務省が提案している275日の現在の納税猶予期間の規則がなくなるならば、縫製工場はさらに多くの財政難に立ち向かわなければなりません」とDung女史は言う。

現行法では、輸出向け商品の生産の原料を輸入する企業は、輸入税支払について、275日の猶予期間を与えられている。

しかし、財務省は最近、税務管理法の改訂草案を提出し、通関手続き前に税を支払うか、信用機関から保証を提示して初めて企業が275日の猶予期間を確保することができるように変更しようとしている。

保証作業というのも、時間がかかるうえに、資産を抵当に入れたり、一時的に銀行口座凍結させられたりするので、輸出者は二の足を踏みます、とDung女史は言う。

ベトナム繊維協会は他のビジネス協会とともに政府に草案を再考するように請願に動きます、とDung女史は続ける。

今後数ヶ月の繊維製品輸出の展望に関して、Dung女史は、米国市場は明るい見通しが予想されるが、EUは一向に回復の兆しを見せない、と言う。ベトナムが会員資格を手に入れ、調印した世界貿易機関や多くの自由貿易協定は、新しい市場にアクセスする良い機会を提供すると彼女は考えている。

「しかし、繊維産業は、原料及び厳しい原産国規則を満たすことに関する問題を解決しなければなりません。そうでないと、自由貿易協定(FTA)によってもたらされた機会を利用することができません」と彼女は言う。

繊維産業には発展して、国際市場でその存在を拡大する可能性がまだあるとD&Bベトナム社社長Nguyen Ngoc Hung氏は言う。

在越米国商工会議所事務局長Herb Cochran氏は、適切な製品を作るために消費者のニーズを研究する必要があると助言する。

また、セミナーの席でベトナム投資開発銀行(BIDV)法人商品副部長Dau Tri Dung氏は、同銀行は顧客の資金調達を援助するために、いくつかの輸出サポート・プログラムを提供する、と述べた。

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最終更新:2012年10月24日06:00

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