インドシナニュース

ベトナムからの履物輸出、一般特恵関税制度により急増

今年上半期のベトナムの履物輸出金額は、対昨年同期比21.9%増加し、48億米ドルに達した。

今年1月からベトナム輸出業者に対して適用された欧州連合(EU)の一般特恵関税制度(GSP)により輸出が急増した。

同期間に米国、日本、ベルギー、ドイツといった従来市場への履物輸出の金額は急増し、チリ、ギリシャ、ポーランドといった一部の他の市場への輸出高も激増した。こうした新規ビジネスの開拓による注文の増加で、2014年の業界の輸出目標110億米ドルは達成できる見込みとなった。

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最終更新:2014年07月14日18:51

ベトナム:TPP協定、履物業界は歓迎

ベトナムの履物輸出業者は、従来の輸入業者から受け取った多数の受注品を完納するために時間と闘っている。

注文の増加は、ベトナム履物業界が環太平洋経済連携(TPP)協定締結後に生じる多くの恩恵をすでに享受し始めていることを示している。

しかしベトナム皮革履物協会(Lefaso)は、履物輸出業者がこの機会を最大限に活用したいなら、市場と製品に関して何が利点なのかを認識する必要があると警告している。国内履物メーカーの多くは、TPPの加盟国の要求に従って、優れたデザインを備えた高品質の製品を提供することができない。

ホーチミン市に本社を置くVinh Thong 履物会社最高責任者Nguyen Quoc Tuan氏は、彼の会社は今年10月までの注文を受け、期限通りに受注品を完納するためにフル操業していると述べた。

同社は今年、ヨーロッパへ輸出する靴やサンダルを300万足製造することを目標としている。同社は現在、年間計画の90%に達している。

Lien Phat履物会社取締役Truong Thuy Lien女史は、同社が年末までの受注があると「投資」紙に語った。この冬物の受注は、4月から8月までで80万足に達した。

受注の増加は、差し迫ったTPP協定やベトナム―EU自由貿易協定、ベトナム―ベラルーシ・カザフスタン・ロシアの関税同盟の積極的な影響の結果であると、彼女は考えている。

Lien女史によると、将来的にベトナム履物業界は近隣諸国から多くの恩恵を享受することになる。これはすでに、世界的な生産業者が中国からベトナムへ生産基地をシフトしていることにつながっている。

実際に、EU、日本、米国からの輸入業者は、発注をベトナムへ移し、彼らの要件を満たす適格な履物メーカーを探し始めた。これらの契約が正式に締結された場合、輸入業者らはすぐに受注を増やすと見られている。

商工省軽工業部長Phan Chi Dung氏は、台湾と中国本土の企業が国内の原料生産の開発に投資するため、ベトナムに資本を注ぎ込んでいると述べた。「国内の生産業者がこれをフルに活用しないと、彼らはチャンスを失うことになるでしょう。」と彼は語った。

Dung氏によると、ベトナムがWTOのメンバーであることから、すべての輸出方針は輸入業者によって厳重に監視される。

ベトナムは、人材の育成、研究開発、技術の紹介、工業地帯での環境汚染の対処に支援することができる。

ベトナム皮革履物協会(Lefaso)副会長Diep Thanh Kiet氏は、この機会を十分に活用するためには、国内の輸出業者は各輸入業者の特性を十分に認識する必要があると言った。

Kiet氏によると、例えば、国内の輸出業者が米国に輸出したければ、年間1.5億足以上の履物生産能力に焦点を当てなければならない。EU市場の輸出業者はヨーロッパの様々な地域間のデザインの違いにもっと注意を払わなければならない。一方、日本は非常に高品質の製品を必要としている。

 

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最終更新:2014年07月11日10:59

海外アパレル企業、ベトナムTPP参加で投資促進に期待

ベトナムの環太平洋経済連携協定(TPP)参加にあたり、それによってもたらされる潜在的な利益を求めて、ベトナム繊維・衣料部門への海外投資が急速に増加している。

「財政時報」誌は、中国本土、香港、台湾、日本、米国、韓国などの企業は既に、同部門に多額の投資を行っていると報じた。

TPPに加盟することにより、最も恩恵を受ける産業は、繊維・衣料部門だと言われている。例えば、原材料を自国内またはTPP加盟国で調達した場合、これらの原材料で製造された製品が加盟国に輸出される際には、関税がかからなくなる。ベトナム繊維協会(VITAS)副会長Le Tien Truong氏によれば、同国の繊維・衣料の輸出においては、その輸出先の約60%がTPP加盟国だという。

またアナリストらは、ベトナムがTPPに参加することによって、ベトナム製衣料の平均税率が現行の17~18%から非課税になるのではないかと予測している。

これが現実になれば、2013年に86億米ドルだった対米輸出の輸出高は、20年には3倍の200億米ドルにまで達する可能性がある。

現在、多くの海外企業がベトナムの繊維・衣料産業へ投資を行っており、同部門への投資にますます関心が高まっている。

韓国のDong-IL社は今年6月、ドンナイ省のLong Thanh 地区に、5200万米ドル規模の製糸工場の建設を開始した。同工場は2015年半ばの稼働を目指しており、年間の繊維生産能力は9000トンを見込んでいる。

一方、ホーチミン市では、台湾Sheicoグループ傘下のForever Glorious社が、高級スポーツウェアの染織と製造を行う5000万米ドル規模の生産チェーンを設立すると発表した。

また市当局は今年3月、中国Shenzhou International社傘下のGain Lucky社に投資許可書を発行し、ファッション・デザインと衣料品生産を行う、1億4000万米ドル規模の産業複合施設の建設を許可した。同社では、ナイキやアディダス、プーマなど大手ブランド製品の製造を行っている。

さらに同3月には香港のEsqualグループが、ベトナム北部のホアビン省に2500万米ドル規模の衣料品工場を竣工した。

さらにベトナム北部のナムディン省は先ごろ、中国の江蘇裕綸紡織集団に対して投資許可書を発行し、同省Bao Minh工業団地に6800万米ドル規模の染織と製糸を行う工場の建設を許可した。

新たな投資のほか、既に投資を行っている海外のアパレル企業もまた、その多くが投資量を増やしビジネスを拡大している。

ベトナム繊維協会(VITAS)副書記Dang Phuong Dung女史は、繊維・衣料部門へ流入する大量の海外投資について触れた後、集中投資、経験、技術、労働力など、染織部門で慢性的に続いている問題について指摘した。

アナリストらは、繊維・衣料産業への海外投資が増加するにつれ、ベトナム政府はTPP交渉を早急にまとめようとするのではないかと予測している。またTPPへの参加は、同産業の発展につながるだけでなく、関連産業や、ひいては経済全体の発展をもたらす可能性があるとし、明白な利点として雇用の創出などを挙げた。

 

 

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最終更新:2014年07月10日10:55

べトナム:皮革製品の安全基準見直し

ベトナム皮革・履物協会(VLFA)はこのほど、同産業における製品の品質と安全基準の見直しを行い、生産レベルの向上を目指す計画を明らかにした。

計画の目的は、メーカーがこれまで以上に質の高い製品を生産できるよう、その基準を提示することと、海外の企業と対等な条件で戦うことのできる環境を作り出すことである。

VLFA 会長のPhan Thi Thanh Xuan女史は、ベトナム商工省が発行する広報紙において、ベトナムの皮革製品・履物産業は、その原材料を輸入に大きく依存しているにも関わらず、危険な化学物質の取り扱いに関しては、いまだに独自の管理基準を有していないことを指摘した。

VLFAによれば、同産業では年間22万~25万トンの皮革を使用し、うち約10万トンが国内企業からの供給によるものだという。

Xuan女史は、皮革製品や履物の製造に使用する原材料について、それらの検査を専門的に行うことのできる試験センターは、現在のところベトナムに数カ所しかないと話す。従って、履物メーカーは、輸出の条件を満たすために、自社で原材料や製品の検査を行わなければならない。

Thuong Dinh履物会社のNguyen Bich Thuy女史は、同社では大量注文を受けた場合、製造を開始する前に、製品のサンプルを海外の検査機関へ送ると言う。その後、検査結果が顧客の条件に合致しないものだった場合には、原材料の変更を行う。

またLadoda皮革製品製造・サービス・貿易会社の社員は、製品検査に使用する薬品などに、年間1万ドルを費やすと言う。

「皮革製品に使用される化学物質の取り扱いにおいて、それらを管理するシステムが存在しないということは、ベトナムのメーカーが、相手や状態によって基準を変更する、いわゆる『ダブル・スタンダード』を用いているとみなされてしまうのでは」とベトナム皮革・履物研究所所長Nguyen Hai Trung氏は話す。

これまでのところ、ベトナムに輸入される皮革製品や履物類に、大きな輸入障壁は課されていない。従って今後、関税撤廃を掲げる主な貿易協定にベトナムが加盟することになれば、ベトナムのメーカーは、国内の市場シェアを失う可能性も含め、さらに大きな課題に直面することになるだろう。

ベトナム商工省の科学技術局局長Nguyen Dinh Hiep氏は、現在、皮革製品や履物類を扱うベトナム企業の多くが海外企業の委託先となっており、国際基準を満たすよう求められていると話す。

また同氏は、ベトナム政府や技術的障害によって要求される一連の基準は、同国に輸入される原材料や製品について、今後これらを管理する能力を高めるために必要なものなのだと強調した。

欧州(EU)では2007年以降、「欧州化学品規制(REACH)」を施行し、化学物質がもたらす危険性から人間の健康と環境を保護するよう努めている。同規制は同時に、EUにおける化学産業の競争力を高めることにもつながった。

だがHiep氏は、このように基準の見直しを行う場合には、それが国内の企業にどのような影響を与えるのか、またそれに対して各企業がどのように適応するのかを観察することが重要だと話す。

ベトナムの皮革製品・履物産業は同国の主導産業であり、2008年に約47億ドルだった輸出高は、今年96億ドルにまで上る見通しだ。

 

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最終更新:2014年07月05日16:17

ベトナムからの皮革製品輸出、120億ドルを超す勢い

皮革履物及び鞄の輸出は今年120億ドルを上回り、目標を達成することが期待されていると、ベトナム皮革履物協会(Lefaso)が述べた。

Lefaso副会長Diep Thanh Kiet氏によると、昨年は104億ドル相当あり主要輸出品リストで第3位を占めた。「履物が14%以上、カバンが18%以上増加し、今年の上半期の輸出は非常に良好でした。」と彼は述べた。

しかしKiet氏と他何人かは昨日のホーチミン市でのセミナーで、小規模生産や裾野産業の開発不良、熟練労働者の不足が皮革産業の成長を持続不可能にしているという点で意見は一致している。

皮革産業は昨年42億ドル相当の革などの原材料を輸入し、それは総輸出収入の40%を占めている、とベトナム皮革履物協会(Lefaso)、ベトナム商工会議所(VCCI)、VPBank主催のセミナーでKiet氏は語った。

履物とカバンの生産に必要な革は70%までを、主に韓国、台湾、イタリア、タイから輸入している。

中国との問題が皮革産業に影響を及ぼしているかどうかを尋ねると、Kiet氏は、中国からの革の輸入はわずか6~7%で、影響はとても少ないと答えた。

国内で供給できるのは生地など原材料のわずか40%で、ベトナムは昨年主に中国から生地などの原材料を輸入するために30億ドル以上を費やした。

しかし、ベトナムが交渉を進めている自由貿易協定(FTA)の恩恵を受けるために、中国からベトナムへ輸入される生地などの生産シフトは増加傾向にある。

今後数年間で国内生産は50%以上を供給できるようになり、残りは台湾、タイ、インドネシアから調達することができると、彼は言った。

中国と比べて低い生産コスト、国内および海外市場での高い需要、今後の環太平洋経済連携協定(TPP)からの利益により、皮革産業は発展の大きな可能性を持ち続けていると、ベトナム商工会議所(VCCI)総書記Pham Thi Thu Hang博士は言う。

発展の機会から利益を得るために、企業は労働者の技術向上に焦点を当て、輸出市場を多様化し、国内市場にもっと注意を払うべきだと彼女は述べた。

企業はまた、競争優位性に基づいて組織を再構築、設計機能を強化、ブランドを構築し、エネルギー消費量を削減するための技術や環境を保護するための技術を向上させる必要があるとも彼女は言う。

最も重要なのは、企業が原料に焦点を絞ってサプライチェーンの開発に専念すべきだと、代表者は言う。

Kiet氏は、政府が皮革産業の主要材料である革なめしの工業団地の建設にもっと積極的であるべきだと述べた。

商工省軽工業部部長Phan Chi Dung氏は、履物業界の開発計画の下で、政府は生産における国内調達率を2015年までに60~65%、2020年までには75〜80%高めたがっていると述べた。

目標が実現されるのは難しいと彼は認めたが、EUやTPPとの自由貿易協定(FTA)の調印が目標への後押しとなることが期待されている。

ベトナムの皮革履物業界には812社の企業があるという。

 

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最終更新:2014年06月26日06:00

ベトナム:履物製品の輸出、堅調な伸び

ベトナム商工省によると、今年1月から5月までの靴・履物製品の輸出額は、前年同月比17.8 %増の37億6000万米ドルだった。

この時期に好調な伸びを見せたことにより、同産業では120億ドルという年間の輸出目標を十分達成する見通しとなった。

1~5月期の主な輸出先は、依然として米国、日本および英国で、輸出額はそれぞれ9億4600万ドル、1億9200万ドル、1億7000万ドルだった。続く4位はドイツで1億5000万ドル。

ベトナム皮革・靴組合(Lefaso)によると、靴・履物製品の輸出は、競争力の育成、一般特恵関税制度(GSP)の導入、間近に迫った環太平洋経済連携協定(TPP)の締結などによって、大きく成長することが期待されている。同組合は、国内の靴・履物メーカーに対して、新しい技術を取り入れて品質や生産性を向上させるよう呼びかけている。

 

待ち受ける課題

ベトナム企業にとって、TPPの導入が数多くの面でプラスになることは間違いない。だが多くのフットウェア企業が、締結を前に、いくつかの障害に直面している。

「投資」紙によれば、履物メーカーAn Thinh社とDo Ba社の2社を経営するTran Ngoc Anh社長は、同社製品の60~65 %はEU諸国へ、残りの35~40 %はTPP非加盟のその他の国へ輸出しているという。同氏は「これを機に米国市場に進出しTPPを効果的に利用したいと思っていますが、規制が足枷になり簡単にはいきません」と話す。

TPP参加に備えて責任を負っているのはメーカーだけではない。原料の供給業者もまた重要な役割を担っている。というのもTPPでは、一定の割合で自国原産の原料を使用しなければならないという決まりがあるからだ。従って、TPPのメリットを最大限に活用するには、原料を十分に調達できるだけの供給業者を国内でそろえなければならない。

高品質で、さらにTPP加盟国の要求を満たすデザインの製品を製造できるメーカーはベトナムには少ないと、履物メーカーMinh Dieu社社長Le Quang Doan氏は言う。しかし資金が不足していることから、国内の履物メーカーは、顧客から注文を受けるまでの間、先行投資でこれらの改善を目指さなければならない。

ホーチミン市皮革・靴組合・組合長のNguyen Van Khanh氏は、TPPによって生じるあらゆる機会を利用するために、生産拡大と技術革新にさらなる投資を行うようメーカー各社に呼びかけている。

貿易業界の専門家によると、今後は、貿易促進のための公告掲載や国際見本市への出展、税金、貸付、生産スペースに対する国家の優遇措置などに対しても、よりいっそうの企業努力が必要ということである。

 

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最終更新:2014年06月16日06:00

ベトナム繊維産業への資金流入続く

すでにいくつかの大型新規案件があるにもかかわらず、繊維産業は国内外の投資家から膨大な額の資金を引き続き引き出しているので、その魅力は変わっていないようだ。ベトナム経済ニュースが5月28日に報告した。

ベトナム綿布紡績協会によると、2014年6月半ばに、中国の江陰市振新毛紡有限公司は、同社の羊毛生産プロジェクトに関心を示すパートナー探しのために、ベトナム綿布紡績協会の協力を得て、ベトナム企業との会合を開催する予定である。

この案件は、年間5000~20000錘の紡績能力と800~2000トンの推定繊維生産能力を持つ生産ラインへの投資を計画している。江陰振新毛紡毛紡有限公司は、基本的に機械と生産技術をサポートし500万米ドル以上相当の資本を提供する。

以前、外国人投資家からの一連の大規模案件も繊維産業で実行されている。例えば、天虹集団(香港)傘下のTexhong Ngan Long科学技術有限会社は、第1期を開始し、約400万ドルの総投資資本を誇る生地生産工場の第2期に着手した。

京紡グループ (韓国)傘下のKyung Bang Vietnam有限会社もまた、4000万ドルの投資資金で別の生地生産工場(第1期)を実施する。

同じく国内の投資家は投資規模の面で劣っておらず、繊維部門で機会をつかんだ。今年の5月初旬にセンチュリー繊維株式会社は、新工場である総投資額3,390万ドルのTrang Bang工場第3期の起工式を行った。この工場は稼働し始めると、毎年POY15000トンとDTY糸15000トンを追加供給する予定である。

ベトナム繊維公団(Vinatex)は、年間30000錘の容量を持つBa Don町のQuang Phuc地区の繊維製造工場への投資するため、クアンビン省人民委員会の許可を受けている。Vinatexはまた、砂地の中の綿花栽培地域から繋がるQuang Ninh区Gia Ninh地区に別の繊維工場を建設調査をするため、クアンビン省の人民委員会との覚書に調印した。Tay Bac Quan Hau工業団地で高級生地生産のため、糸・編立・染色の複合施設に投資する。

繊維業界に流入し続ける資本は、明らかに環太平洋パートナーシップ(TPP)の原産国の必須要件の影響による。その結果、TPP市場―特に日本や米国のようなベトナム繊維産業の従来市場に商品を輸出する際に特恵関税を享受するためには、ベトナムの繊維製品は国産化の一定の比率を満たす必要がある。

さらに、ベトナムは世界のトップ繊維輸出国に位置づけられているが、下流部分(縫製)が上流部(材料)よりもはるかに速く発展しているので、業界自体が不均等発展を遂げている。したがって、上流部の発展に集中し生産のための材料源を求めて積極的になることが、ベトナム繊維産業の持続的発展のための必修条件である。

過去数年間、繊維産業の案件数が増えるとともに、国内生地調達が大幅に向上しており、ベトナムは生地製品で貿易黒字を出した。今年の年初4ヶ月でベトナムの繊維輸出は7億7000万米ドルに達しており、輸入はおよそ4億9000万米ドルで2億8000万米ドルの貿易黒字を出した。

 

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最終更新:2014年06月09日12:24

ベトナム中部にて5000万ドルの靴工場建設へ

中部クワンガイ省ベトナム・シンガポール工業団地でKing Riches Footwear Viet Nam社の輸出向け靴工場建設の起工式が6月2日行われた。

工場は、敷地面積25.39haで、3000-5000万米ドルかけて建設され、2015年5月までに稼働を開始する。

Kingmaker Footwearグループの子会社King Riches社は1999年にビンズーン省ベトナム・シンガポール工業団地で最初の工場を開いた。

クワンガイ省の工場はベトナムでの5番目の工場となり、昨年より計画された。クワンガイ省のベトナム・シンガポール工業団地は7つの投資家から8つの案件、投資金額にして2億米ドルを引き出している。

 

 

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最終更新:2014年06月04日17:09

ベトナム:国産繊維原料が輸出促進の力に

衣料品の競争力を向上させようとベトナム国内企業が生産を拡大しているため、国産の繊維原料の供給が近年増加している。

ベトナム繊維協会(Vitas)によれば、国内企業は国内向けアパレル生産用の繊維原料の生産を拡大し、繊維原料の輸入を削減しようと、多くの大規模プロジェクトが進行中であると「投資」紙は報じた。

総資本金185億ベトナム・ドン(880万米ドル)のNha Trang繊維株式会社は、昨年80億ベトナム・ドン(380万米ドル)を投資して、年間1万6000トンの生産能力のある繊維生産に着手したと同社会長Pham Xuan Trinh氏は語った。

この投資によって、同社は前年より1000億ベトナム・ドン(476万米ドル)高い、1兆3040億ベトナム・ドン(6200万米ドル)の売上を昨年上げた。

税引前利益は、前年比50億ベトナム・ドン(238,000米ドル)増加し、450億ベトナム・ドン(210万米ドル)に達したと彼は言及した。

今月、Century合成繊維株式会社は、タイニン省Trang Bang工業団地で、総投資額3390万ドルの繊維生産プロジェクトを開始した。

同社は2015年の第3四半期から工場を運転させる計画であり、工場は2016年の第1四半期からはフル稼働で、毎年5万トンの延伸加工糸を生産すると同社会長Dang Trieu Hoa氏は述べた。

この工場が稼働すれば、同社が環太平洋経済連携協定(TPP)を活用するのに十分な繊維製品を確保できるだろう。

また、これにより同社は繊維染色の分野へ生産を拡大し、他社との協業でサプライチェーンを完成できるだろうとHoa氏は言う。

トゥアティエン=フエ省に位置するPhu Nam繊維株式会社は今年も投資を続け、3万錘以上生産量を増やすと述べた。

昨年、同社は国内および海外市場へ繊維を供給するために3万錘を確保していた。

ベトナム繊維協会(Vitas)は、国内の繊維製品の増加が輸入を減少させ、さらには輸出につながっていると言及した。

同協会は、主に繊維を含むベトナムの原料および副資材製品の輸出は、昨年20億米ドルまで増加したと言い足した。今年の年初4ヶ月で、輸出は8億ドルに達した。

国内の繊維企業は毎年国内消費のために、台湾、韓国、インドから13億米ドル相当の繊維原料を輸入している。

一方、ベトナム国内の繊維業界には、約630の生地メーカーなど3700社があり、国内の繊維需要の40%を供給している。

したがい、国内繊維市場は外国企業にとっては今もまだ将来性のある市場であるとベトナム繊維協会(Vitas)は主張する。

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最終更新:2014年06月04日06:00

FTAで対ベトナム投資に弾み

外国企業がベトナムへの投資に乗り出している。自由貿易協定(FTA)の合意により、今後、新たな経済的機会が生まれる可能性があるからだ。ベトナムは、現在、環太平洋経済連携協定(TPP)、欧越自由貿易協定、韓越自由貿易協定、アセアン+ 6などの自由貿易協定の交渉を行っているが、妥結されれば、企業にとってビジネスチャンスの拡大につながる可能性がある。

数ある経済部門の中でも特に、繊維部門、食品部門、畜産部門、エネルギー部門が注目を集めている。

ベトナム繊維公団(Vinatex)社長Tran Quang Nghi氏によれば、中国、日本、韓国、オーストリア、台湾などの海外企業十数社が、ベトナムでの織布工場や染色工場の建設を計画している。

同氏によると、海外企業は、TPPに先がけて、アパレル産業への投資の機会を探っているという。締結されれば、ベトナムからTPP加盟国へ輸出する場合、関税が免除される。

中国の天虹集団は、事業の拡大を狙い、3億米ドルを投じてベトナムに織布工場を建設している。建設地はクアンニン省で、5月に稼働予定。

江蘇裕綸紡織も、ナムディン省にあるBao Minh工業団地に、6億8000万ドルの投資額で製織工場と染色工場を建設する投資証明書を取得した。

ホーチミン市では、台湾のForever Glorious社が、高級スポーツ水着の製造に5000万ドルを投じると公表した。中国のGain Lucky社も、高級衣料のデザインと製造に1億4000万ドルを投資する予定。

農業部門もまた、外国資本の関心を集めている。

フランス企業約20社が先月ベトナムを訪問し、機械分野への投資の機会を探るとともに、畜産分野における技術について視察した。

ベトナム畜産協会会長Nguyen Dang Vang氏によると、フランス企業は未開拓の市場を活用し、そこで利益を得るつもりだという。畜産部門の成長が続く中、FTA協定によって、今後、畜産物の市場はさらに解放されることが見込まれている。

一方、日系企業は最先端技術に目を向けている。双日の常務執行役員、加藤英明氏は、食品、エネルギー、エレクトロニクスの分野において、ベトナム国内で3-4の工業団地に投資するつもりだと述べた。

中央経済管理研究所副所長Vo Tri Thanh氏は、ベトナムが海外資本から得る利益の中には、海外の最先端技術や経営技術も含まれていると話した。

しかしながら、経済の中心を担ってきたのは地元企業であり、ベトナム企業は合理的な開発戦略を持って、海外企業と連携しながら、自らの競争力を養うべきだと同氏はいう。

これに対し、ベトナム商工会議所は、ベトナム企業が海外企業との競争力に敗れると、海外企業による業務の「下請け」先となる可能性があると懸念を示した。

 

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最終更新:2014年05月23日06:00

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