インドシナニュース

ベトナム:持続可能な繊維・アパレル産業のためのスマート生産

持続可能な発展のためのスマート生産についてのワークショップがベトナム繊維協会(VITAS)の主催により、ハノイで7月13日に開催された。

このイベントは、2016年2月7日に第15回韓国・ベトナム経済委員会で覚書が交わされた、韓国とベトナムの協力プログラムの一環として開催された。

このワークショップはデジタル時代、第4次産業革命におけるベトナムの繊維企業の能力を上げ、競争力を高めることを目的としている。

ベトナム企業にとっては韓国の第一人者と対面し、染色、スマート生地マネジメントシステム、デジタル技術への転換やファッション産業の3Dデザイン、繊維・アパレル産業における持続可能な開発トレンド等について助言を得る良い機会となった。

ベトナム繊維協会のVu Duc Giang会長は、韓国はベトナムのアパレル製品の第4位の輸出先であり、2016年の輸出額は22億8000万米ドルに上ったと述べた。

また、ベトナムは韓国から縫製産業用の多量の布地や原材料を輸入している。

繊維協会のTruong Van Cam副会長は、協会は会員企業に対し現在進行しつつある第4次産業革命の流れに乗ったスマート生産を目指し、生産設備の更新を勧めていると述べた。

縫製産業においてはスマート生産導入で生産性向上、生産量増大、生産コスト削減、人員管理の効率化、より良い労働環境などにつながることが期待されているとCam副会長は述べた。

近い将来、第4次産業革命は急速に進むであろうと予測されている。労働集約的な産業はその機会を逃さず、転換による困難に立ち向かうべきだと説明がなされた。

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最終更新:2017年07月19日12:00

ベトナム:アパレル製品、履物のオーストラリア市場進出可能性

ベトナムのアパレル製品、ハンドバッグ、革製履物のオーストラリア市場への輸出可能性を紹介する会議がハノイ市で7月10日に開催された。

ハノイ投資・貿易・観光促進機関とオーストラリア国際会議・展示会グループ(IEC)が共催したこの会議には、オーストラリア、ニュージーランドに高い輸出可能性があるとされる繊維・アパレル、製靴、ファッション企業や組織の関係者60名が以上参加した。

会議ではまず東南アジア諸国の繊維・アパレル製品市場の現況、オーストラリア、ニュージーランドへのアパレル製品、皮革製品の輸出可能性についての説明が行われた。

ハノイ投資促進機関のNguyen Mai Anh副代表は、この会合はベトナムの輸出企業がオーストラリア側関係者とのつながりを強化し、オーストラリア市場でベトナム製品を広げるための良い機会となるだろうと述べた。

一方、IECのJulia Holt代表は、オーストラリアの人口は米国やヨーロッパより少ないものの高い購買力があり、ベトナムはオーストラリアへの履物輸出国としては第2位であり、輸出額は3200万豪ドル(約2400万米ドル)に達すると述べた。

また、オーストラリア輸入企業の要求基準に適合するためにベトナム企業には国際的な基準の遵守が求められるとも述べた。

ベトナム税関総局の統計によると、2017年第1四半期、ベトナム・オーストラリア間の貿易額は13億5000万米ドルに達した。ベトナムからオーストラリアへの輸出額は6億8700万米ドルで前年同期比8.3%増、オーストラリアからの輸入額は6億6500万米ドルで18.6%減であった。

2017年第1四半期、ベトナムからオーストラリアへの履物類の輸出額は5000万米ドル、前年比24.6%増、縫製・繊維製品の輸出額は4200万米ドル、13.6%増であった。

 

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最終更新:2017年07月15日20:11

ベトナム:国内ファッションブランドが外国競合ブランドとの激しい競争に直面

ベトナムでは外国のファスト・ファッションブランドの流入が地元小売業者の市場シェアに対する脅威となっており、その地位を維持するためには変化を余儀なくされていると「投資」紙が報じている。

シャネル、ジョヴァンニ、サルヴァトーレフェラガモ、ヴェルサーチ、バーバリー、トップショップ、マンゴ、ザラなど、高級ブランドからファストファッションまで、多くのファッションブランドがベトナムに参入しており、ベトナムは世界のファッション業界で注目を浴びつつあると、ベトナムで多数のファッション番組を制作しているMultimedia株式会社Le Thi Quynh Trang社長は述べた。H&Mとユニクロもベトナム市場への参入を計画している。

「ベトナムの消費者需要は今ブランドにとって参入に熟した時期になっています。」

H&Mは数日後に、ホーチミン市に最初の店舗を開店する予定だ。スウェーデンに本部を置く同社は、ベトナムが今後鍵となる5つの市場の一つであると説明している。

ベトナムには市場シェアの60%以上を占める、外国のファッションブランドが200近くある。ジョルダーノやボッシーニなどの中間層、そしてマンゴ、ドルチェアンドガッバーナ、トップショップ、ギャップ、バナナリパブリック、トミーフィルフィガーなどの高級層が最も大きな売り上げを見せている。

 

競争への圧力

国内ブランドFociは1999年に設立され中間階級の顧客をターゲットに急速に成長してきたが、2014年には店舗を次々と閉店させた。

FociブランドのオーナーであるNguyen Tam繊維・縫製のNgo Thi Bau社長は、ホーチミン市での日本スタイルのレストランチェーンの開設にシフトしている。同氏によると、高い地代に加え、中国から輸入される安い服や模造品によって生じた売り上げの低下が理由でFociを諦めなければならなかったという。

NinomaxxやN&Mなどのブランドを持つViet Fashion株式会社は、戦略的な発展を続けている。現在国内に62店舗を展開しており、今後店舗数をさらに増加する予定だ。

しかしながら、内部の事情に通じた人々によると、Ninomaxxはその地位を外国競合企業に奪われるかもしれないという。コスト関連の問題に加え、最新のファッション流行や販促方法の変更についていくことができず、ベトナム企業は苦戦しているのだ。

ザラは2016年9月8日のホーチミン市Vincom Dong Khoiショッピングモールの店舗開店初日に55億ベトナム・ドン(約24.2万米ドル)の売り上げを記録した。

これはベトナム人消費者の興味が外国のファストファッションに向けられていることを反映しており、国内ブランドには変化へのプレッシャーがかけられていると「投資」紙が報じている。

 

余儀なき変化

ベトナムブランドの中でも、Canifaは手頃なファッションブランドとして、国内における優れた成長率と店舗数と供に台頭してきている。特にターゲット市場を同じくすることから、ザラ、H&M、ユニクロの存在がCanifaに変化を余儀なくさせている。

Canifaは大規模ショッピングモールや大きな地方や都市の理想的な場所を中心に店舗数を96にまで増やしている。同企業の強みは工場がベトナム国内にあることで、デザイン、生産から販売までの時間削減に貢献している。

TNG投資貿易株式会社のNguyen Van Thoi社長は、H&M、ザラ、ユニクロのベトナムへの進出はベトナムブランドにとってデザインを進化させるチャンスになるが、同時に大きな挑戦にもなると述べた。

TNGはかつて、ウォルマート、ザラ、リーヴァイス、ギャップ、カルバンクライン、プーマなどのアパレルを受注生産していた。しかしながら同社はこれを取りやめ、TNGブランドの製品の販売に専念することを決断している。TNGの店舗は今年約100にまで増加すると見込まれているという。

決め手は消費者の好みにいかについていくかということで、ベトナム企業にはプロフェッショナルなデザイナーが必要である。TNGは市場の需要を部分的に満足させており、市場シェアを獲得したという。

TNG製品は他社に負けない価格で販売されており、この点においては外国ブランドに優っているとThoi氏は述べた。

 

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最終更新:2017年07月07日06:14

ベトナム:縫製産業の輸出は好調、しかし先行きはまだ不透明

ベトナムの縫製繊維産業の今年上半期の輸出は前年比11.3%の伸びで145億8000万米ドルに達した。しかし、業界専門家はこの成長は安定したものとは言えないと話す。

ベトナム繊維公団(Vinatex)のLe Tien Truong副会長は、不安定な世界経済の中、この結果は縫製産業関係者の努力の賜物であると述べた。

米国、EU、日本といった主要市場の今年前半の繊維製品需要は徐々に減少したものの、ベトナムからこうした市場への縫製製品輸出は堅調な伸びを見せたとTruong副会長は話す。

米国への輸出額は前年比およそ9%増の60億米ドル、EUは8%増の23億米ドル、日本は12%増の15億米ドルであったという。

ベトナムは縫製製品輸出で競合国を上回る伸びを記録した。Trade Mapによると、中国は前年比5%以上の減少、バングラデシュは3.5%の減少、インドネシアも5%の減少であった。

しかし、米国のドナルド・トランプ大統領の保護主義的な貿易政策と、米国の連邦準備銀行の利率変動は安定した輸出の伸びに対する脅威となりうる。2016年のように、ベトナムの競合国が国内通貨をさらに引き下げ輸出促進を行う可能性があるとTruong副会長は話す。

ベトナム縫製産業の最大の障壁は他国、特に低コスト大規模生産の中国製品との競争であり、ベトナム企業は品質、価格、納品時期についての要求事項が厳しい世界的なサプライチェーンに参入する必要がある。

繊維産業の大きな問題点は企業への適切な指導がなく、国内企業の長期的な発展に繋がっていないことである。加えて、国内企業と海外資本企業の非健全な競争も問題点の一つである。

熟練労働者の不足、製品開発、資本へのアクセスやマーケティングの限界、外国語による障壁、高い原材料費もまた問題点として挙げられる。

縫製産業は関係省庁がODM(相手先ブランドでの設計製造)方式や、情報技術分野の訓練プログラムを提供し、さらに雇用創出、最低賃金や為替レートなどにわたる論理的な政策を策定する必要があると提言している。

企業が低金利ローンを得るための環境整備や、不法に輸入された物品の排除も国内の繊維産業支援のための重要な課題である。

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最終更新:2017年07月06日10:10

ベトナム:消費者のeコマースへの不満は多い

ベトナムのeコマースは世界で最も急速に発展を続けているが、ベトナム人消費者の不満は多い。

ニールセンはベトナムのeコマース市場は今年22%拡大し、2020年までに13.2%拡大すると予測している。

ベトナムeコマース協会(VECOM)によると、国内のeコマース分野は今後5年で100億米ドル規模まで拡大する見込みという。

しかし、ベトナム人消費者は要求水準が高く、価格、製品情報や認証に対する不満も多く、消費者の信頼を得るには企業努力が必要である。

ベトナム、マレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピンの5000のウェブサイトで3万件以上のレビューを調査したiPriceとTrusted Companyの調査によると、ベトナム人消費者はeコマースに対する信頼が最も低く、オンラインショッピングに費やす金額も最も低いことがわかった。

ベトナム人消費者は「偽造商品」に対する不満が最も高く、その割合はベトナムに次いで不満の多いタイよりも15%高かった。タイの偽造商品の流通量は世界第4位である。

ベトナム人消費者のeコマースサイトへの不満で次の多いのが製品の価格であった。セールを積極的に探しているのにもかかわらず、ベトナム人はeコマースサイトの商品は高すぎると感じている。

80%の消費者が代金引替払いを選択するベトナムでは注文のキャンセル率も調査対象国中で一番高い。30%もの商品が製品の不備を理由に受け取りを拒否されている。

オンラインで製品を購入することに対する懸念では共通するシンガポールやインドネシア等の東南アジア諸国の消費者とは異なり、ベトナム人消費者からの問い合わせで最も多いのは製品の認証(店舗住所)と在庫確認である。フィードバック用フォームを使った商品への問い合わせも多いと判明している。

すべての東南アジア諸国を対象とした同調査で、ベトナムでの消費者による評価は5段階中平均3.7となっている。評価システムを導入しているのは大手企業のみで、そうした企業を使ったショッピング体験は比較的良いものであることが背景にあるとしている。

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最終更新:2017年07月04日11:52

ベトナム:アパレル産業に欠ける「サプライヤーの力」

国内・国際市場共に低迷が予測されているにもかかわらず、ベトナムの最大の繊維企業グループであるVinatexは今年、増益を目標に掲げている。

6月29日に開催された年次総会においてベトナム繊維公団(Vinatex)は、今年の税引前利益の合計が7490億ベトナムドン(3300万米ドル)となり、対前年9.6%増となる見込みであると発表した。総収入は16兆ベトナムドンとなり、昨年より3.1%減となることが予測されている。

親会社だけでも、今年の収益が1.8兆ベトナムドン、税引前利益が3459億ベトナムドンと、対前年ベースでそれぞれ37.9%、22%増加している。

同グループは今年6%の配当を支払う見込みである。

昨年は、アメリカ、EU、日本など主要市場における輸入成長率が低く、ベトナムのアパレル産業にとっては厳しい年となった。

VinatexのLe Tien Truong社長によると、イギリスのEU離脱国民投票やアメリカ大統領選挙もベトナムのアパレル輸出にマイナスの影響を与えたという。

昨年の年間アパレル輸入高はアメリカで4.8%減少し、日本では1.7%、韓国でも4%減少したと同氏は述べた。

加えて、主要繊維輸出国で(約10%の)大幅な通貨切下げをおこなった一方、ベトナムドンの値下がりはわずか1%に留まり、ベトナムの繊維製品が強豪国と比較して高額になってしまった。

環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)によってもたらされる利益を見通してベトナムでの生産に投資した外国投資企業の多くは、発注量を減らし、自社工場に戻ってしまっている。

ベトナム企業における、新規顧客や代替の注文獲得に対するプレッシャーは多大なものであるとTruong氏は述べた。

こうした問題にもかかわらず、ベトナムの繊維輸出は2016年、アパレル輸出国の中でも最多となる5.42%の伸びを見せた。

アメリカ(5.03%)、EU(5.78%)、日本(4.9%)など、主要市場における伸び率は前向きなままであった。

Vinatexは、2016年の総収入を対前年1.1%増となる16.5兆ベトナムドン以上、税引前利益を0.9%増となる6835億ベトナムドンと報じている。

 

積極性のなさ

Truong氏はまた、ベトナム繊維企業の欠点・弱みとして積極性の無さをあげ、新規顧客や市場の開拓に積極的でないと説明した。

地元企業は大手顧客に直接コンタクトすることなく、主に仲介エージェントを通して契約している。

さらに重要なこととして、ベトナム企業はバイヤーの決定に「サプライヤーの力」を働かせることができず、他のサプライヤーに簡単に取って代わられてしまうと同氏は付け加えた。

コーポレート・ガバナンスや地元メーカー間のビジネス上のつながりの弱さもまた、国際市場におけるベトナムの力を弱めている。

Truong氏はVinatexの前半期の実績が「2016年と同等」と説明したが、具体的な数字に関しては挙げなかった。

Vinatexは商工省に対し、300億米ドルの売上高に相当する10%の輸出成長率を今年登録している。

グループにおける国の持ち株を減らし続け、ゆくゆくはVinatexを国家資本投資公社(SCIC)または新設委員会に変えていくことに政府は同意していると同氏は述べた。— VNS

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最終更新:2017年07月04日07:52

ベトナム:ビンズン省で2万人の新規雇用需要

6月25日に開催されたビンズン省での求人イベントで省内の企業が2万人以上の求人を登録した。

省の職業紹介センターのNguyen Thanh Phuong副所長によると、60社以上から2万2964人の求人があり、そのうち2万1540人が未熟練労働者、およそ1400人が熟練労働者という内訳であった。

ビンズン省人民委員会によると、2017年の上半期、省は求人イベントを8回開催し、1276社、5万5528人が参加した。そのうち4万2000人以上が求人相談を受け、2300人がそれを機に企業から採用された。

2017年はじめ以降、省では2万5690人以上の新規雇用が発生しており、これは今年の新規雇用数目標である4万5000人のおよそ57%となる。

近年、国内外からの投資が増加していることから、ビンズン省での労働力需要も上昇することが予測されている。

Leading Star Viet Nam Garment株式会社の代表によると、海外取引先からの発注増加により、同社は月額給与およそ700-1000万ベトナム・ドン(308-440米ドル)の熟練労働者60人を雇用する必要があるという。

加えて、同社の従業員は現行法により試用期間中も給与の21%が支給されるほか、給与1か月分のボーナスもある。さらに同社では1日2食が提供され、給食を希望しない場合は食費として1食7000ベトナム・ドンを受け取ることもできる。

日本のサンエスグループの100%子会社であるWonderful Sai Gon Electrics Company Limitedは、未熟練労働者200人と上級職46人を募集している。上級職は電子工学、電子機械工学、電気産業、自動電源等の学位が求められる。

ビンズン省納税報告書によると、2017年上半期には2327社の新企業が生まれ、総資本額は25兆ベトナム・ドンに及ぶ。国内投資による企業は2240社、資本額15兆ベトナム・ドン、海外投資による企業は83社、資本額10兆ベトナム・ドンで、前年比で企業数は45.1%増、資本額は89.4%の伸びであった。

 

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最終更新:2017年07月03日12:04

ベトナム:首相がVinatexに改革を勧告

Nguyen Xuan Phuc首相はベトナム繊維公団(Vinatex)に対し、生産とビジネス開発に関する抜本的な改革を推進するよう勧告した。

首相によるこのメッセージは、6月20日にMai Tien Dung官房長官が率いる検討部会によってVinatexに伝えられた。

Dung長官はハノイで開催されたVinatexとの検討会において、Vinatexでは多くの改革を断行し、技術、経営管理、そして8万人の労働者の雇用に一定の成果を上げてきたと述べた。しかしVinatexは2016年以降、輸出市場において苦戦を強いられている。

Dung長官は、Vinatexでは生産やビジネス、特に輸出に一層注力して繊維・アパレル産業の国内総生産(GDP)の成長に寄与し、最新技術の利用や市場開発に取り組まねばならないとした。さらにVinatexは、プロジェクト投資と効率性の改善を加速させるべきだと続けた。

政府官房のウェブサイトChinhphu.vnではDung長官の次の発言を掲載した。「繊維・アパレル産業において製糸や衣料品の領域ではうまく機能しているものの、サポート産業や染色などにおいて問題を抱えています。そのため業界ではなお針、糸やボタンの輸入に頼らざるを得ません。」

「Vinatexでは総投資額が5兆ベトナムドン規模のプロジェクトを加速させ、効率的な事業運営を目指し、低採算で資本損失を引き起こすプロジェクトを止める必要があります。」

Vinatex はまた、Nha Be Garment社やViet Tien Garment社など、株式化の後に生産やビジネス、特に輸出において大幅な発展を遂げた多くの繊維・アパレル企業の事例に鑑み、配下の繊維・アパレル企業の株式化(equitization)を加速させることが求められている。

ベトナムの衣料品は、米国、EU、日本、韓国などの厳しい要求水準を持つ主要な輸出市場に参入してきた。しかし国内のアパレル企業は、中国、ロシア、インド、ASEAN諸国を含む従来の輸出市場の改革にも着手すべきである。

首相はまた繊維・アパレル産業に対し、生産技術を改革して加工の代替となる、より付加価値の高いバリューチェーンを構築するよう求めた。Dung長官によると、この業界では生産と企業経営に対して新しい技術を導入してきたが、さらに産業革命4.0に即した技術を採用すべきであるという。

また最後に、Vinatexでは内部管理制度改革を実行し、マネージャーの給与をそれほど高くしない一方で、従業員の給料を低くしないようにすべきと求められている。

加えて首相はVinatexグループと商工省に対し、生産に必要な原材料の輸入に有利な条件を生みだすような行政改革を提案するよう求めた。

検討部会においてVinatexのTran Quang Nghi会長は、今年上半期の総輸出額が10.6%増の142億米ドルに達したと明らかにした。

彼は今年下半期も輸出額は安定的に推移するとの見通しを示し、通年の輸出額は前年比10.9%増の313億米ドルとなるとした。この数字はVinatexの輸出額予想の278億米ドルよりも高い金額となっている。

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最終更新:2017年06月27日06:03

ベトナム:国際金融公社(IFC)が繊維工場の資源効率性向上を支援

世界銀行グループの国際金融公社(IFC)の支援により、ベトナムの繊維企業は水、エネルギー消費量を20%以上も節約することができた。

この情報は6月21日にホーチミン市で開催された資源効率性の向上プログラムの評価ワークショップで発表された。

持続可能な生産プロジェクトはVF GroupおよびTarget Groupに納品する全国の28企業・工場で過去18か月にわたり実施された。多くの工場が裁断、縫製、染色、プリント、洗浄の作業段階を担当している。

990万ドル規模のこのプロジェクトは資源効率性向上のための対策をとることで、節水、省エネルギー、化学物質利用の減少によりベトナム企業が1500万米ドルも節約することに貢献してきた。

このプロジェクトによる提言をすべて実施し、さらに2600万米ドルかけて新機材を導入することで、対象企業は今後2年間で水280万立方メートルを節約し、グリーンハウスガスの排出を年間56万2000トン減らすことができると想定されている。

IFCのKyle Kelhoferベトナム・カンボジア・ラオス事務所長は、このプロジェクト第一段階の成果は資源の節約により経済的に効果的だと証明されたと述べた。

ベトナム経済と繊維産業が急速に成長する中、繊維産業での資源効率性を改善するための方策はベトナムの民間セクターの持続可能な発展にとって非常に重要であるとKelhofer事務所長は述べた。

IFCは資源効率性の高い持続可能な発展を支援するとともに、ベトナムの工場の生産コスト削減にも協力する意向であるという。

IFCは他にも世界的なブランドと協力し、ベトナム国内の生産工場でのプログラム実施を呼びかけていくという。

繊維産業はベトナム第2位の外貨収入源であり、年間270億米ドル以上もの輸出額を記録している。

 

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最終更新:2017年06月26日12:23

ベトナム:ホーチミン市には繊維工業団地はもはや増設不要

ホーチミン市人民委員会は、計画投資省に対し、同市にこれ以上繊維工業団地を建設しないよう求めた。

同委員会は、同市の既存の工業団地で十分繊維企業を収容することができるので、もうこれ以上大型繊維工業団地の建設は必要ないと述べた。

ホーチミン市では、ファッションデザイン、アパレル材料、副資材のセンター建設を計画していると語っていた。

ホーチミン市には現在23の工業団地と輸出加工区があり、そのうち17区域は複数の部門で運営されている。

ほとんどの繊維企業は、タントゥアン(Tân Thuận)及びリンチュン(Linh Trung)輸出加工区やタントゥイヒエップ(Tân Thới Hiệp)、タンビン(Tân Bình)、タンタオ(Tân Tạo)、西クチ(Tây Bắc Củ Chi)、ドンナム(Đông Nam)の各工業団地に位置している。

小規模の繊維および染色企業は、レミンスアン(Lê Minh Xuân)およびヒェップフック(Hiệp Phước)工業団地に所在している。

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最終更新:2017年06月16日13:37

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