インドシナニュース

ベトナム:来年度の最低賃金、5.3%増

国家賃金評議会が813日、基本給の増額に合意したため、最低賃金の引き上げに向け一歩前進した。

評議会は昨年に比べ5%以上の引き上げを検討していると強調した。

各月労働者1人当たり16万~20万ベトナム・ドン(6.88.6米ドル)の引き上げとなる。

これは、現時点で地域別最低賃金の最低の引き上げ幅となっている。

この最低賃金の改定は最終承認のため政府に提出される予定である。

地域別最低賃金の引き上げは、2017年は7.3%伸び18万~25万ベトナム・ドン(7.710.7米ドル)2018年は6.5%伸び18万~23万ベトナム・ドン(7.79.9米ドル)であった。

この最低賃金の改定は813日、ハイフォン市北部で開かれた評議会の3回目の会合の後決定され、議長は、労働傷病兵社会省の次官兼国家賃金評議会議長のDoãn Mậu Diệp氏が務めた。

ベトナム商工会議所(VCCI)の担当者、企業の代表者、ベトナム労働総連合(VGCL)の代表者、従業員の代表者が会合に出席した。

ベトナムの4つの地域について月給の最低賃金が決められた。第1地域は418万ベトナム・ドン(180米ドル)、第2地域は371万ベトナム・ドン(160米ドル)、第3地域は325万ベトナム・ドン(140米ドル)、第4地域は292万ベトナム・ドン(126米ドル)。

1地域はハノイとホーチミン市の中心部、第2地域はハノイとホーチミン市の郊外地域、カントー、ダナン、ハイフォンの中心部、第3地域は地方都市とバクニン省、バクザン省、ハイズオン省、ヴィンフック省が含まれ、残りが第4地域となる。

Diệp氏は数回に及ぶ議論の末に引き上げ率5.3%を採用し、この数字は妥当だとの見解を示した。

「毎年4%の価格低下を補填でき、労働者へのささやかな実質的昇給も保証できる範囲となっています」とDiệp氏は述べ、企業も許容できる範囲だと付け加えた。

ベトナム労働総連合(VGCL)のMai Đức Chính副総長も引き上げは妥当だと話した。

Chính氏は、2018年の地域別最低賃金は最低生活水準の約9294%に相当すると述べた。

だが、十分に試算すると、インフレ分を相殺し堅実で確実な昇給を労働者に保証するためには、地域別最低賃金は毎年7%上昇する必要があるとChính氏は指摘した。

また、2019年の引き上げは5.3%にとどまり、2020年の地域別最低賃金の調整圧力が懸念されると述べた。



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最終更新:2018年08月15日13:09

ベトナム:米国人高級品デザイナーが見るファッション界の輝かしい未来(後)

(前編より)

 

Torres氏の2つの支店は、ホーチミン市とハノイにある。どちらも顧客はベトナム人だか、各市で消費者行動は異なる。

「ハノイのほとんどの男性がファッションに関して教養があり洗練され、製品に気に配るのに対し、サイゴンの男性は典型的かつ無計画、保守的でありながら遊び好きで、素早くファッション・アイテムの購入を決めます」と彼は話す。

それぞれ長所と短所があり、これを活かして、Torres氏はハノイに主力店舗を置き、ホーチミン市により多くのコレクションを導入することを決めた。

彼は、自身のブランドの他にGolden Dragonという名の取引業を営み、世界中の最高級ブランドのファッション・アイテム製造を手助けしている。

「両事業がたくさんの課題をもたらしますが、私は“衣服病”であり、これが私の仕事を楽しくしてくれます。私には他の方法はありえません。それぞれの事業に、独自の原動力があります。取引業で最高の購入者やデザイナーたちと共に仕事をする一方、私のブランドを訪れる顧客とは直接、取引をします。私は多くの洞察を得たり、ファッション業界における一巡を見ています」と述べた。

次の冒険的事業として、Torres氏はウィメンズ・コレクションを立ち上げ、香港やタイを含む世界市場にまで彼のブランドを拡大する予定である。

「私は正しい方法で首尾よく、自身のブランドをベトナムから海外へ進出する初のメンズウェア・ブランドにしたいのです」と述べ、ベトナムが東南アジア最大のファッション中心地になる潜在能力がある、と加えた。

「ベトナムの中でも特にホーチミン市が、一年中いつでもファッションに関心を持つDNAを持っています。 ベトナム人は地元製品を誇りに思う傾向があり、品質さえ良ければ地元品を買います。これは、シンガポールでは見られないことです。シンガポール人は海外での買い物を楽しむのです」と話す。

Torres氏はベトナム人はセンスが良いと感じていて、彼の現地の友人はいつも、何が似合って何がより良いか分かっているという。

「ベトナムには、私が訪れたことがある多くの国々とは異なる特別なDNAがあり、これが私を長年ここに留まらせているのです」と彼は述べ、ベトナムのファッションがやがてバンコクを抜くことを予言した。

話は変わるが、ベトナムのファッション業界の中でも特に繊維業を後押しする効果的計画をベトナム政府が発案するだろうとTorres氏は期待している。

彼は、国際的企業がベトナムへ投資し、彼らの良質な生地が彼らの国へ返送される一方で、Torres氏と彼の友人は海外でのみ良質な生地を見つけることができ、それがどれも高価なのは皮肉である、と指摘した。



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最終更新:2018年08月14日12:04

ベトナム:米国人高級品デザイナーが見るファッション界の輝かしい未来(前)

ベトナムで有名な高級品デザイナーの1人であるLuis Antonio Torres氏は、ベトナムが東南アジア最大のファッション中心地になることができる、と信じている。

自身のベトナムの高級品ブランドを世界的に売り出したいTorres氏は、アメリカ生まれ。アパレル製造会社で働いていたとき、アパレル製品の外注と調達をするための出張で17年前に初めてベトナムへ来た。

「後に仕事を辞めホーチミン市のファッション業界で自身のキャリアを始めたことは、ビジネス上の決定でした。この街は、中国やタイと同様な方法で発展する大きな可能性を秘めています」と彼はベトナム・ニュースに述べた。

「ベトナムは当時、ファッション市場の先駆けで、それは今も変わっていません」と彼は述べ、ファッション製造業にいた彼の経験がベトナムのファッション産業における彼の利点となった、と付け加えた。

「最近Antonio de Torresと商標を変えた私自身のブランドは、特注品および既製品のメンズウェアを販売しています」

たとえパートナーが広告のモデルのようでも、アジア文化に根差した多くのベトナム男性は着飾る必要性を感じないと、Torres氏は気づいた。

しかしながら、ベトナムは急激に変化している国であり、裕福な実業家は懇親会には正装が求められると承知している。

Torres氏は彼らを輝かせる手伝いをしている。

「私たちは顧客に、彼らが“優雅に”教育された男性であり、着飾ることがいかに大切かを強調します」と述べ、スーツや軽いブレザーの着方がたくさんあることを付け加えた。

「顧客に完璧な服を作るには、彼らのライフスタイルやキャリア、旅行習慣について問いかけることが大切です」と彼は言い、高温多湿の気候のため、生地には特に気を付けていると言う。

「品質が極めて重要なのです。高級ブランドのほとんどは品質を売っているのではなく、素晴らしい生地に素晴らしいデザインを使用した品質はそこそこの品のブランド名を売っているのです。高級品の原動力は変わりました。私が知っている高級品とは、簡単に入手できないものであるべきなのです」と彼は話す。

そのことを念頭に置いて、Torres氏は顧客に「品質こそが高級品の原点」だと理解してもらうことを目指している。

「特注品は、個別化された高級品の極みです」と彼は述べたが、ベトナムにおける最高級ブランドは出来合いの紳士服を届けることで、特定客のために作られる特注品ではない、とも言う。

彼の服が、彼のブランドと他とを大きく区別している。

特注品は、完成品が出来上がるまで2-3か月掛かり、デザイナーは顧客と共に様々な段階を経ていく必要がある。

Torres氏は顧客と服装のアイデアを出し合い、寸法を測り、型紙を作り、顧客に試してもらい、サイズがぴったりと合うようサンプルを作る。これらの後で、仮縫いを繰り返す。



(後編につづく)



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最終更新:2018年08月14日06:00

ベトナム:eコマース規制違反ウェブサイトのリスト公表へ

商工省(MoIT)は、オンライン取引の法令に違反しているeコマースウェブサイトとモバイルアプリケーションのリストを公表する計画を発表した。

問題となっているウェブサイトを運営する個人と団体の詳細も公表を予定している。

ベトナム情報技術電子商取引庁 (Vecita)Ðặng Hoàng Hải所長は、過去数年にわたり、ソーシャル・ネットワークの利用は急増し、オンラインビジネスの新たな形態が出現している。

新たなオンラインビジネス形態の経営課題を解決するため、eコマースウェブサイトとモバイルアプリケーションの運営に関する政令のドラフトを整備したのはこうした理由による。

Hải氏は、現在の政令52/2013/NÐ-CPeコマース取引に関する規制を規定しているが、商工部の報告によれば、制令には不十分な点がいくつかある。

政令のドラフトによると、eコマースウェブサイトはMoITへの登録が必要になると見られている。

部分的または全体的に次のような活動を提供するeコマースウェブサイトには、商品の売買またはサービスの提供、契約とサービス条項に沿った商品やサービスの表示や紹介、支払い、アフターサービスなどが含まれる。

そのため、インターネットで商品の販売や紹介、サービスの提供をするほとんどのウェブサイトはeコマースウェブサイトと見なされ、法の規定に沿い商工省(MoITへ登録または通知しなければならない。

政令のドラフトでは、eコマースウェブサイトとモバイルアプリケーションを利用する団体と個人は、猟銃、ショットガン、競技用凶器、たばこ、葉巻、その他たばこ関連完成品、全ての種類のアルコール、希少動物の取引が禁止され、eコマースウェブサイトから禁止商品を削除しなければならない。

さらに、eコマースウェブサイトの運営者は、偽造品、密輸品、知的所有権に違反している製品やサービスに関する情報をブロックし削除する技術的解決法を持たなければならない。



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最終更新:2018年08月08日12:08

ベトナム:Vinatex、ハノイにファッションセンター開設

ベトナム繊維公団(Vinatex)は、ハノイにこの度ビナテックス・ファッションセンターを開設した。

ビナテックス・ファッションセンター所長NguyễnXuânHương氏によれば、このセンターには、同グループ傘下のViệtTiếnHòaThọNhàBèViệtThắngTânPhúPhongPhúKicoViệtKiênLamerTâmKy などの、年齢、年齢、関心、目的が異なる60以上の有名なファッションブランドが集まっている。

総面積2500平方メートル以上の6階建ての建物は、近代的な建築様式を持ち、快適でスタイリッシュなショッピング環境を提供している。

製品のグループは、フロアごとに分かれ、1階、2階、3階は紳士用衣料、4階は子供服、5階、6階が婦人用衣料及びリネン類となっている。各フロアは、わかりやすいようにブランドごとに分かれている。

オープニングの機会に、ビナテックス・ファッションセンターではViệtTiếnKhănViệtKico製品を50%、 HanosimexTânHàSángLamerKG製品を40%、 ThiênPhúcThắngLợiブランドを30%、それぞれ割引して提供している。

センター所在地は25 Bà Triệu Street, Hoàn Kiếm District, Hà Nội



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最終更新:2018年08月02日12:41

ベトナム:PVTex、生産再開に向け、An Phat社と契約締結

An Phát Holdings JSCAPH)とAn Sơn Textile Fiber JSCPetrovietnam Petrochemical and Textile Fiber Joint Stock CompanyPVTex)と、ポリエステル繊維工場で製造されたテクスチャード加工糸(DTY)を処理する契約を締結した。

この契約の署名は、ポリエステル繊維工場でフィラメント工場のDTY回転ラインを開始するために開催された。目標は、第4四半期末までにこれらの生産ラインすべてを稼働させることである。

PVTexAPHは、427日にポリエステル繊維の製造と取引に関する覚書を締結した。

これは、商工省の下で行われている12の損害賠償プロジェクトの1つである。

今年4月にはDTYスピニングラインの運転が再開された。3ヶ月後、生産ラインは現在良好に稼働しており、好調な販売をしている商業用DTY 500トン以上を生産している。



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最終更新:2018年07月31日12:02

ベトナム:インドで開催の糸展示会に国内企業が注目

インド最大規模の人工糸展示会「Source India 2018」はベトナムの繊維企業にビジネス関係の構築と強化を図るチャンスが期待されると、717日ホーチミン市で行われた会合でインドとベトナムの親善大使Shri P. Harish氏が述べた。

このイベントは92123日インドのスーラトで開催される。合成繊維とレーヨン輸出促進協議会によると、人工糸の国際的な供給業者約200社と繊維・アパレル産業の国際的バイヤー200人の来場が予測される。

2017年のインドからベトナムへの綿、糸、製織用糸、その他の織物材料の輸出は約55000万米ドルであったとHarish氏は話した。

Harish氏によると、インドの繊維企業はベトナムの繊維製品需要を満たすことが可能であり、ベトナムへの材料の輸出を増やすようインド輸出促進協議会を促している。

さらに、「アパレル産業における幅広い供給母体を持つというベトナムの戦略的目標を満たすであろうし、1社もしくは1グループの供給業者に過剰に頼る必要もない」と付け加えた。

インド政府によると、2017年のインドからベトナムへの繊維・アパレル製品の総輸出額は、2016年から44%伸び42900万米ドルに達した。

2017年のベトナムからインドへの繊維・アパレル製品輸出は、2016年と比べ42%伸び17800万米ドルであった。

ベトナム繊維協会 (VITAS)のNguyễn Thị Tuyết Mai事務局長補は、ベトナムはインドから糸や材料、テクノロジーを大量に輸入している。2国間自由貿易協定の締結とインドからの材料用の保税倉庫をベトナムに整備することは、インドとベトナムの貿易を改善するだろうと意欲を見せた。

ベトナムは2017年、繊維製品を約310億米ドル輸出し、繊維資材を約190億米ドル輸入した。



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最終更新:2018年07月23日10:38

ベトナム:繊維産業の次世代のリーダーたち(後)

(前編より)

 

Thân Đức Việt

VN:ベトナムの繊維・アパレル業界をどう評価しますか?

Thân Đức Việt氏(以下VIET):Garco 10は典型的なアパレル生産メーカーです。当社の第1四半期の輸出は昨年よりもプラスの動向を示しました。

年初からの注文件数は非常に安定しています。以前は、3ヶ月前に注文を受けていました。

しかし、8月に納品予定のオーダーをアメリカ、欧州、日本など世界の大手輸入業者から昨年12月から受けました。市場の動向は比較的良好です。

輸出額や事業成果の面では、2017年ほど良くはありません。注文件数は増加しているものの、輸出価格は上昇していません。

第二に、企業間の激しい労働力獲得競争が存在しています。労働者のための良い政策を持っておらず、財源が不十分で透明で効果的な経営をしていない企業は、苦労する可能性があります。

 

VN:現在の激しい競争の中で、良い労働力を確保するために企業は何をすべきですか?

VIET:労働力獲得競争は、部分的に内部問題です。企業が十分に強くなければ、労働者は離れる可能性があります。

もう一つの重要な要素は、労働法と福祉を改正する必要があることです。

すべての国が最良の利益をもたらすことを望んでいますが、ベトナムでは年間賃金の上昇は、Garco 10のような企業に多くのプレッシャーをもたらしました。一般的に輸出価格は過去10年間で上昇していません。私たちの計算によると、生産性は倍増し、給与はほぼ3倍になりました。

2に、生産性の上昇に伴い、現在の高い社会保険料と同時に最低賃金が上昇していることが、当社にとって大きな圧力となっています。

賃金の上昇は生産性に匹敵せず、企業はそれに対処することが困難になるでしょう。

私たちは、優れた管理システムと最新の機械、そして労働者のためのトレーニングスクールを備えた業界リーダーです。しかし、圧力が高まるにつれて、企業は苦しむ可能性があります。

ここ3年間で最低賃金が30%増加したにもかかわらず、労働者に高い賃金を支払っているため、これは私たちにとって最大のプレッシャーの1つです。

最低賃金の上昇はまた、社会保険料支払いの増額につながります。現在、Garco 1022%、労働者は社会保険料の10%を拠出しています。

給与の引き上げが考慮されなければ、人材成長は後退するでしょう。労働法を現状に順応させる必要があります。毎年の最低賃金の引き上げと研究計画を慎重に見直す必要があります。

3年前、社会保険基金への私たちは、550億ベトナムドン拠出しました。今では1000億ベトナムドンまでになっています。

追加労働時間を11.5時間未満、月30時間、年間300時間に制限する労働法は、中国と日本が年間800時間までとしているのに対し、非常に不合理です。

労働者はピーク時に残業をして、顧客にタイムリーに納品する必要があります。したがって、ピーク時に月間30時間の余分な勤務時間を確保することはできません。

 

VN:第4次産業革命はどのように繊維・アパレル産業に影響を与えますか?

VIET:繊維産業の存続にとって不可欠です。クリーンでグリーンな工場の話は世界共通の傾向です。 顧客は、労働者の権利の保護、繊維・アパレル企業の労働条件や社会政策だけではなく、グリーン開発や環境保護のためのスマートな工場も評価基準に挙げています。こうしたことが、受注に必要となるならば、Garco 10は他の企業と比較しても特に有利になるでしょう。これらは比較的新しいコンセプトで、ベトナムではこのような活動に取り組んでいる企業もありますが、多くの企業はまだです。

我々は、現在、これらの基準に取り組みながら、労働者の権利も保護しています。

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最終更新:2018年07月19日12:00

ベトナム:繊維産業の次世代のリーダーたち(前)

繊維・アパレル業界は、今後12年間で最も高い成長率を誇る分野と見られてきた。しかし、世界の貿易政策の変化や第4次産業革命の勃発により、この分野の企業は課題に直面している。ベトナム・ニュースの記者は、商工省の輸出入部副部長であるTrần Thanh Hải氏とGarment 10 Corporation Joint Stock CompanyGarco 10)の副社長を務めるThân Đức Việt氏に直面している課題についてにインタビューを行った。

 

Trần Thanh Hải

ベトナム・ニュース(以下VN):2018年のアパレル産業と繊維産業のチャンスと課題は何ですか?

Trần Thanh Hải氏(以下HAI):世界経済は多くの潜在的に不確実な要素を抱えていますが、繊維産業は、経済全般、特に輸出活動に大きな貢献をしてきました。この部門は依然として受注の増加と輸出の増加により良好な伸びを示しており、これは繊維・アパレル産業にとってよい傾向となっています。

しかし、長期的には課題があります。 現在、この部門は主に下請仕事に注力しています。糸、織物、製織、染色などの素材の輸入に大きく依存しています。また、繊維製品やアパレルの高付加価値化をもたらすマーケティングも弱いです。

政府は今、自由貿易協定(FTA)を利用しての支援に重点的に取り組んでいます。特に、厳しい原産地規則を必要とする環太平洋パートナーシップ協定(CPTPP)です。他方で、政府は、グローバルな流通チェーンに加わることができる大きなブランド名の構築に集中してきました。これらは、当社のアパレル会社が優先している課題です。

 

VN:政府は輸出を促進するためにどのような政策を講ずるべきでしょうか?

HAI:現在の生産能力では、輸出規模は限界に近い。長期的かつ持続可能な方法で輸出需要を満たすためには、より多くの投資が必要です。さらに、輸出を拡大するためには、当然のことながら、さらなる優遇措置のある市場または自由貿易協定(FTA)のある市場を持つべきです。私たちは依然としてCPTPPEU-ベトナム自由貿易協定(EVFTA)などの繊維製品にとって非常に重要ないくつかの合意を締結しています。これらの協定はいまだにすべて実施前段階です。将来的に実施されることが期待されています。

 

VN:第4次産業革命は繊維・アパレル産業にどのような影響がありますか?

HAI:多くの労働者を必要とする繊維・アパレル産業の場合、これは大きな影響を与えます。第4次産業革命が完全に進むと、労働者の数は余ります。問題は、繊維・アパレル企業は組織を再編成し、生産段階でどのように技術成果を適用すべきかを知る必要があるということです。

労働者は、より洗練された機械を操作するために知識を向上させる必要があります。すべての機械は従業員によって操作されるべきです。しかし、第4次産業革命時代には、現在より高いレベルの操作が必要です。

 

VN:ベトナムの繊維・アパレル産業は、世界の貿易政策の変化に伴い引き続き競争力を維持することができますか?

HAI:ベトナムの繊維・アパレル産業の競争力は比較的高いです。したがって、我々は依然として高い輸出の伸びを維持しています。長期的には、高い輸出を維持するために克服すべき問題に直面するでしょう。

現地企業は経営能力を向上させるべきです。企業がより熾烈な市場でより大きな規模で設備を操業する管理能力を持たず、より新しい技術を必要とする場合、競争が中断したり停止したりする可能性があります。

 

(後編につづく)



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最終更新:2018年07月19日05:56

ベトナム:ホーチミン市にて第20回国際靴皮革展示会開催

20国際靴皮革展示会11ホーチミン市で始まり、さまざまな靴用の刻印やなめしに使用する機械やテクノロジー、化学薬品、革や他の素材、靴の部品や小物、完成品が展示されている。

本展示会の出展者は26の国と地域から700以上あり、ブラジル、中国、香港、インド、イタリア、韓国、マレーシア、パキスタン、台湾などホスト国のベトナムのほかに16のパビリオンがある。

インドの革製品輸出協議会は、30を超える会員企業と出展し製品を宣伝している。

イタリア貿易促進部とイタリア履物・皮革・なめし機械製造者協会(ASSOMAC)が主催するパビリオンは、デザイナー、革製品製造用機械設備の製造者、革製品、革と履物製造用化学薬品で構成され、26のイタリア企業が参加している。

ホーチミン市イタリア貿易促進事務所所長Paolo Lemma氏は、ほとんどの参加企業はサプライヤーや代理店、駐在員事務所をすでにベトナムにもっていると話した。

Paolo Lemma氏によると参加企業は、この新興市場でのさらなる機会とベトナム企業との提携を模索しているとのこと。

「ベトナムはイタリア企業にとって重要な市場となった」。

ベトナムの履物と革産業への機械設備の輸出は昨年、3000万ユーロ(3549万米ドル)を超え2倍になったとPaolo Lemma氏は述べた。

バッグや履物産業向けCNC切断機納入業者のComelzで極東エリア担当マネージャーを務めるFabrizio Bellagamba氏は、ベトナムでの同社機械の売上は昨年40%増加し、すべての市場と比較して最高の伸びであったと話した。

ASSOMACの委員長Gabriella Marchioni Bocca氏は、過去23年、他にはない能力を持つイタリア企業が、ベトナムの革と履物産業の発展に貢献してきたと述べ次のように語った。

「イタリア企業の強みは製品の質だけでなく顧客の要求に応える柔軟性である。これは、イタリア企業の市場での競争力を増す」

展示会は第7地区のサイゴン展示会議場(SECCで国際靴皮革製品展示会やベトナム国際ミシン展も同時に3日間開催される。

革と履物製品はベトナムの主要な輸出品であり、昨年の輸出額は179.3億米ドルに達した。

今年の輸出額は195億米ドルもしくはそれ以上の増加が見込まれる。



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最終更新:2018年07月14日09:08

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