インドシナニュース

ベトナム:皮革・履物産業がEU向けの輸出を拡大

ベトナムの皮革・履物製品の輸出業者はEU・ベトナム自由貿易協定の原産地規則を遵守し、EUの貿易障壁とアンチ・ダンピング措置に対抗する準備をしなければならないと、17日、ホーチミン市で開かれたセミナーで講演者は語った。

この講習会は2019年のEV-FTA施行時に輸出業者がメリットを享受できるよう、商工省と欧州貿易政策・投資支援プロジェクト(EU-MUTRAP)が開催した。

ベトナム皮革・履物・ハンドバッグ協会(Lefaso)の副会長兼総書記のPhan Thi Thanh Xuan氏によると、EV-FTAにより関税率が引き下がり、その他の貿易障壁も撤廃されるため、輸出量は増加する見込みであるという。

しかしながらベトナムの皮革・履物製品メーカーや輸出業者は同時に、困難にも立ち向かわなければならない。EUの要件を満たすには、ベトナムの事業は技術と生産過程を改善し品質の高さを確保しなければならないのである。

国内の皮革・履物メーカーのほとんどが外国資本であるため、地域主体の企業は市場シェアを増やすために競争力を高めなければならなくなる。

EV-FTAを最大限に活用するためには、輸出業者はEV-FTAの原産地規則を遵守しなければならないと商工省輸出・輸入局原産地課のVuong Duc Anh次長は説明した。

EV-FTAの原産地規則を守らなければ、輸出業者は関税率0%のメリットを享受することはできません。」とAnh氏はViet Nam Newsに対して語った。

EU-MUTRAPの専門家であるSanggeeta Khorana教授によると、EUの貿易障壁とアンチ・ダンピング措置の対象となったベトナム企業は、補助金を受けていないことを証明しなければならないという。

欧州委員会の貿易総局は、情報不十分と判断した場合、アンチ・ダンピング調査をいつでも開始し公式調査を行うことができる。

ベトナム皮革・履物製品の今年9ヶ月の輸出額は131億米ドルとなり、昨年同時期と比較して11.4%増加した。

Lefasoによると、ベトナムは昨年、中国・インドに続く世界第3位の履物製品生産国であった。

EV-FTA2019年に施行され、アセアンの最もダイナミックな生産拠点であるベトナムを、世界最大規模の市場であるEUに結びつける。EUGDP18兆米ドルを超え、世界の総GDP22%を占めるほか、人口も5億人を超える。

EV-FTA協定が施行されれば、EUはベトナム製品に課せられたタリフラインの85.6%の輸入関税を免除する。

7年後には、ベトナム製品のEU関税の99%が撤廃する。

協定施行後7年間、ベトナムの織物、履物、魚介製品(ツナ缶とフィッシュボールを除く)には輸入関税が課せられない。

昨年末時点で、ベトナムの皮革・履物製品のEUに対する輸出は50億米ドル近くに到達しており、EUはアメリカに次ぐ、ベトナムにとって第二の皮革・履物製品輸入者であった。

これは、EUのベトナムに対する一般特恵関税制度(GSP)が施行され、13-14%だった関税が3-4%に引き下げられてから2年間経過した結果である。

ここ数年、自由貿易協定の交渉と導入に関してベトナムは最も活動的な国の一つになっている。

EUはベトナムにとって2番目に大きなの輸出市場であるが、ベトナムはEUにとって11番目に大きな輸入相手国である。

ベトナムにはおよそ900のヨーロッパ企業が投資を行なっており、ヨーロッパのビジネスコミュニティとしては東南アジア最大となっている。



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最終更新:2017年11月23日06:00

ベトナム:eコマース市場の将来は明るい Shopee VNディレクターインタビュー(後)

(前編より)

インターネットやスマートフォンの普及率が米国や中国に比べてまだまだ低い東南アジアにおいて、Shopeeのビジネスはどのような状況にありますか?またこの地域におけるベトナム市場の貢献度はどの程度でしょうか?

中国はeコマース向けビジネスであるため、少し例外的です。この地域の中でベトナムは、インターネットと携帯電話の普及率が高い国の一つですが、ベトナムのオンライン小売売上高は、総小売売上高の3%にしか過ぎません。世界平均では約7%、中国は約14%です。従って明らかに、ベトナム市場には多くの可能性があります。

またベトナムには、豊富な若年層、消費水準の上昇、スマートフォンやインターネットの普及など、成長の素地があります。こうした要素を考慮すると、eコマースはベトナムにおいて間違いなく非常に有望な業界なのです。

 

貴社では2018年について、どのようなプランを立てていますか?貴社では零細、中小企業からなるサイトの販売者をどのようにサポートしていく予定でいますか?

来年我々は多くの改善を行うつもりでいます。例えば売り手サイドで言うと、売り手が自力で、そしてより効率的に我々の提供するツールを利用できるようにすることがその一つです。具体的に我々は、売り手が有料広告を出せるようにしようとしています。また、ベトナムには実店舗での販売者がまだたくさんいるため、オンライン上にある様々な手順書や資料を見るだけで、eコマースに出店できる方法が分かるプログラムを提供しようと考えています。

買い手サイドからすると、最適な価格と、短納期または適時に商品を受け取ることができるような優れた配送サービスを提供してもらうため、より多くの売り手に参加してもらう必要があります。

我々は率先して、実店舗の販売者にオンラインに出店してもらうよう話をしています。そのために我々がやっていることは、非常に小さな販売者に着目し、そうした販売者を発展させてより大きな売り手に導くことであり、既にそうした取り組みに着手しています。一方で我々が実行しなければならない最も重要な課題は、市場に対してShopeeのようなオンラインショッピングプラットフォームを利用する売り手をどのように獲得するのかを啓蒙していくことです。来年、売り手が参入するのを支援する一連の手順書とビデオを作成する予定としています。これは、プラットフォームの使い方、売り買いの方法、写真の撮影法、売り手サービスのアップロード方法などを教える必要があるためです。プラットフォーム上で十分に販売できるようにするためには多くのことが必要です。

 

ベトナムにおけるeコマースは、来年どのようになっていると考えていますか? 市場での新しいトレンドはどのようになっているでしょうか?

私はベトナムにおけるeコマースの将来について非常に肯定的です。今後10年間で驚異的な成長が見られるでしょう。現時点ではオンライン小売売上高の割合はまだ低いですが、スマートフォンの普及、豊富な若年層など、多くの成長素地があるため、市場は急速に発展するでしょう。だから我々はベトナムのeコマース市場について非常に肯定的なのです。

我々は電子決済にも注視しています。ベトナムではCOD(代金引換)払いが非常に活発であり、今後ベトナムでどのような電子決済手段が発展していくかまだ不透明です。消費者行動を変えることは非常に難しく、今のところクレジットカードでの購入率は、まだ非常に低い水準です。クレジットカード決済への移行が起こりつつあるという兆候も見えますが、電子決済やモバイルウォレットへの移行もあり、我々はまだ市場の成り行きを監視している段階です。



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最終更新:2017年11月18日12:04

ベトナム:eコマース市場の将来は明るい Shopee VNディレクターインタビュー(前)

オンラインショッピングプラットフォームのShopeeは最近、その親会社であるSea Limited社がニューヨーク証券取引所に上場したことを発表した。ベトナムニュース紙ではShopee VietnamPine Kyawマネージングディレクターにインタビューし、ニューヨーク証券取引所上場およびベトナムにおける開発計画について聞いた。

 

貴社がベトナムに進出して2年が経過しました。会社の現状と、Shopee2年前からどのような変化を遂げてきたのか、お聞かせ頂けますか?

我々にとってこの2年間は、ベトナムだけでなくその他地域においても、eコマースサイトとして大きな成功を遂げた期間でした。すべての国や地域において、我々のビジネスは非常に順調に推移しています。全市場を合計すると、GMV(総取引額)で30億米ドル、5000万回以上のダウンロードを達成しました。特にベトナムでは、500万ダウンロードと延べ35万の販売者に取引して頂きました。

ベトナムは潜在能力の高い国の一つで、素晴らしい成果を上げています。私はそれが市場規模の拡大に負うところも大きいと考えています。当社の成長は期待値を大きく上回っており、過去2年間の成果に非常に満足しています。私は2025年までに、ベトナムのeコマース市場が17億米ドルから76億米ドルに成長すると考えています。そのためすべての市場参加者には多くの商機があり、この市場における成長の大きな波に乗ることが我々の目標です。

Shopeeの強みは、他のプラットフォームがデスクトップPCでのサービスを多く提供する中で、携帯電話を中心とした収益体制を構築したことです。一般的な消費者にとっては、このことは単純な違いに過ぎませんが、企業側からすると、全体の戦略、供給面、機能面で大きな違いがあります。我々は最初に携帯電話に注力しましたが、そのことが我々のサービスを差別化させ、結果として携帯電話による便利で、スムーズなユーザー操作を実現することができました。

我々が誇るもう一つの強みは、単なる売り買いのプラットフォームではなく、ソーシャルネットワークと連携したサイトであることです。このためにShopeeでは豊富な機能が提供されています。例えばユーザーは、販売者をInstagramFacebookで簡単にチェックし、フォローすることができます。また我々は多くの宣伝活動を行っており、歌手のSơn Tùng M-TP氏もブランド大使として参加しています。

 

親会社であるSea Limitedは、最近ニューヨーク証券取引所に上場しました。この上場によって、ベトナムやこの地域に対する貴社の投資活動に変化はありますか?

SEA社のIPOは創立者が目標としていたことでしたから、このことは自然な流れでした。我々はIPOによっていくつかメリットを享受することができますが、その1つが投資のためのより多くのお金を得られることです。

ベトナムにおいては、具体的なサービス提供能力の面でメリットがもたらされるでしょう。例えば我々は従業員を倍増させることを計画しており、また従業員数が増えるのに伴って新しいオフィスに投資したいと考えています。もちろんそれにより、ベトナムやその他の国において、商品を改善し、売り手と買い手の関係性を深め、全体としてのShopeeの認知度を高めることが可能となります。

またベトナムでは、歌手のSơn Tùng M-TP氏によるTVコマーシャルを全国的に放映しています。2年以上にわたり、我々はほぼ安定した製品供給体制を構築してきました。そして今、取り組むべき次の課題は認知度です。この地域全体において、我々のプラットフォームに対する認知度を高めるために、マーケティングに多額の投資をしているのです。

 

(後編につづく)



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最終更新:2017年11月18日08:46

ベトナム:ホーチミン市にて、400社が参加し繊維展示会(VTG2017)が開催

ホーチミン市で1122日から25日にかけて第17回目となるベトナムでも最大規模の繊維・縫製展示会が開催される。14カ国・地域から400もの企業が集まり、最新技術や機材を展示する。

ベトナム国際繊維・縫製産業展示会とベトナム国際繊維・アパレルアクセサリー展示会(VTG2017)がサイゴン展示会議場(SECC)開催される。

展示者の多くは中国本土、ドイツ、香港、インド、日本、マレーシア、シンガポール、スイス、韓国、台湾、タイ、トルコ、ウズベキスタン、ベトナム等の企業である。

今年1月から7月の間、ベトナムでは2193000万米ドル相当の外国直接投資事業が発生した。前年同期からの増加率は52%で、2011年以来最大の増加率であった。

1月から6月までにベトナムの繊維・アパレル産業では1458000万米ドルを輸出しており、輸出額も前年同期を11.3%と大きく上回る。

展示会の期間中には数々のセミナーが開催される。ベトナムはどのように自由貿易協定国と対応すべきか、第4産業革命の影響、変化の多い今日の市場動向などのテーマに注目が集まる。



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最終更新:2017年11月17日11:54

ベトナム:ハノイでスペインブランドZaraが開店

モデルやファッショニスタなど数百人のゲストが見守る中、スペインのファッション小売企業InditexのブランドZara 118日、ハノイでオープンした。Zaraの衣料品、アクセサリーを扱う同店は世界最大のファーストファッション企業Inditex のベトナム第2号店である。第1号店は昨年9月にホーチミン市に開店している。

Vincom Ba Trieu Shopping Centreの店舗は45000平米以上あり、3階にわたり紳士服、婦人服、子供服を展開している。

ハノイ店はInditexが展開する世界4500店の環境性能の高い店舗のひとつである。通常の店舗と比較すると電力消費は2割以上少なく、水の消費も4割少ない。革新的な技術システムの採用により、これら店舗では電力、水の消費が抑えられている。

ハノイ店では在庫管理に無線IDタグ(RFID)を採用しており、素早い商品の補充が可能となっている。

Forbes社による”The World’s Most Valuable Brands”Zara20175月時点でのブランド価値113億ドル、51位と評価されている。

Forbesによると、Inditex Group の主力ブランドZara93ヶ国に2200以上の店舗を展開する。Zaraは新商品開発力に定評があり、通常は店舗展開まで6ヶ月かかるところ、開発から店舗展開まで2週間で行うことができる。

Zaraの最大市場はスペインで436店舗、そして中国(193店舗)、フランス(129店舗)、イタリア、日本(それぞれ100店舗)が続く。20171月時点で、米国内では78店舗が展開している。



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最終更新:2017年11月15日12:03

ベトナム:ハノイでクラフトフェア2017を開催

119日から13日にかけて、ハノイでベトナムクラフトフェア2017CraftViet)が開催される。

このイベントには24省・都市から250のブースが出展し、Chu DauBat Trangの陶器、Dong Hoの絵画と刺繍織物など、代表的な工芸品を展示する。

このフェアは手工芸事業を拡張するための投資誘致、文化ツーリズムや農村交易の振興、手工芸の保全・開発、新たな農村振興政策に基づく国のアイデンティティの確立などを目的として開催される。

加えて、貿易促進、工芸産品の市場拡大と付加価値向上も目的としている。

今年のフェアにはベトナムの茶産地も出展する。北部タイグエン省、ソンラ省の著名な茶生産者や加工業者が参加し、最上級のお茶とともに、お茶を楽しむ文化も紹介する。

ベトナム農業貿易振興センターのDao Van Hoセンター長は、不正を防ぎ、出展製品の水準を確保するために、フェアの実施委員会は出店者に品質確保を求めていると述べた。

加えて、実施委員会は農業・農村開発省や各地の品質管理機関に協力を求め、出展製品の品質管理を行うことを予定している。

農業・農村開発省が企画したこのフェアはハノイ市のCau GiayHoang Quoc Viet通りNo.489 Exhibition Fair, Economic Transaction and Commercial Areaで開催される。



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最終更新:2017年11月03日12:03

ベトナム:香港ファッションショーでベトナム製品を紹介

ベトナム製品を購買する海外バイヤーの数が増えるに伴い、国内で生産される衣料品のサプライチェーンが急速に改善され、さらに多くの企業が自由貿易協定に参加するようになっている。

若くてスキルの高い労働力が利用できることもまた、海外バイヤーを惹きつける要因となっている、とホーチミン市投資貿易促進センター(ITPC)のPhm Thiết Hòa所長は、ベトナムニュース誌の最近のインタビューにおいて述べた。

Hòa所長は、香港で1027日から31日まで開催されたB2Bファッション・トレードショーについて言及した。ショーではアパレル関連企業から高級衣料品、織物、製品やサービスが展示された。

アパレル製品、繊維、ファッションアクセサリーおよび関連産業に従事する27のベトナム主要メーカーも、このGlobal Sources Fashion Showにおいて製品を紹介した。

ITPCはその使命の一環として、ホーチミン市のビジネスを支援し、ベトナムへの外国人投資を誘致するために、ベトナムの展示ブースのほとんどをサポートしている。

「ベトナムは、海外バイヤーにとってより魅力的なアパレル供給源になっています。台湾、香港、シンガポールなど、ますます多くの多国籍企業が、完成品だけでなく、繊維、織物、糸、プラスチック、印刷物やその他アクセサリーなどを調達しています。彼らはベトナムにおける生産能力を拡大し、税制優遇やその他メリットを享受するために生産拠点をベトナムに移そうとしています。」とHòaディレクターは述べた。

このファッションショーに先立ち、ITPCは香港のB2Bメディア企業であるGlobal Sources社と協力し、企業の専門性を高め、バイヤー・サプライヤー間のコミュニケーションを促進するための、効果的なB2B輸出マーケティングをテーマとしたワークショップを開催した。

Global Sources 社のVũ Ngc Khiêm代表は次のように述べた。「ITPCと協力し、ラベルやタグ、芯材から繊維、ファッションバッグ、帽子、キャップ、宝飾品まで、糸や織物、完成品のワンストップな調達プラットフォームを創設しました。これによりバイヤーは遠隔においても調達を行うことができます。」

Khiêm代表によると、ベトナムからの出展企業は生産能力を向上させてきており、市場を拡大して新しいビジネスパートナーを探し出すことによって、輸出を伸ばそうとしている。

ベトナム製のアパレル製品は中国サプライヤーの代替になり得るが、その高い価格競争力も重要なポイントだ、と彼は続けた。

「我々のトレードショーの目的は、バイヤーがその場で最高品質のベトナム製品を提供可能な輸出業者と出会い、商談を行うのを支援することです。」

「我々は多くの輸出注文がベトナムに向かっているのを目撃しましたが、これは中国が高付加価値産業にシフトしているからだけではなく、ベトナムのメーカーがFOB輸出における新たな能力を強化しており、もはやコスト優位性だけでなく製品の差別化と優れたサービスを通じてライバルと競争できるようになっているからです。」とKhiêm代表はベトナムニュース誌に対して述べた。

Khiêm代表によると、多くのベトナム製品がファッションパレードや新市場展示館で紹介された。

主要バイヤー、デザイナーや購買の専門家が読み、評価する信頼性の高いコラムの「Analysy's Choice」も、こうした製品の多くに注目したという。

ベトナム繊維公団(Vinatex)のPhm Minh Hươngディレクターは、次のように述べた。

VinatexGlobal SourcesB2B見本市に出展したのは3回目です。Vinatexでは少量から大量生産まで、幅広い生産規模の商品をバイヤーに提供することを目指しています。また、織物からニット製品まで、ワンストップでの商品供給を我々の開発したODMサービスとともに提供致します。」

「垂直統合された生産体制の下での当社の材料供給能力は、バイヤーに好印象を与えています。」と彼女は言った。「このトレードショーは、我々にとって新規顧客との協業やグローバルなトレンドをつかむ絶好の機会であるだけでなく、バイヤーがこの便利なイベントを通じて、ベトナムにある当社グループや他の技術力の高いメーカーについて学ぶチャンスでもあります。我々はショーの前に既に数人のバイヤーと直接会いましたが、商品供給についての議論をさらに深めるために再び会って話をする予定としています。」

4日間のトレードショーではベトナム、中国、韓国、インド、フィリピンから、1800ブースにおいてアクセサリー、織物、アパレル品が出展された。

このイベントは、米国、EU、香港、日本などの150の国や地域から12000人以上のバイヤーを迎えることとなった。

会場で行われるファッションパレードにおいては、トートバッグ、バッグ、ジュエリーなど、ベトナムで作られた多くの製品が紹介される。このトレードショーは、バイヤーがあらゆる種類のアパレル製品、繊維、ラベル、ブラカップやファッションアクセサリーなどを提供するベトナムのメーカーを見つけることができる、ユニークなワンストップの商談の場を提供している。

その他注目すべきとして、講演会プログラム、ファッションパレードやトレンドフォーラムなどがFashion Snoops社とPantone社によって開催された。

Global SourcesB2Bメディア企業であり、統合されたオンラインおよびオフラインサービスを使った大手の世界貿易促進企業である。ベトナムにおいてもGlobal Sourcesは、オフラインイベントを通じてバイヤーとサプライヤーのマッチングを支援している。



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最終更新:2017年11月01日06:01

ベトナム:ファッション・ウィークに国内外のデザイナーが参加

10月31日から11月3日にかけてハノイで開催されるベトナム・インターナショナル・ファッション・ウィーク(VIFW)では、デザイナーのNguyen Cong Tri氏がオープニングを務める。

実行委員を代表するMultimedia Company社のLe Thu Trang社長は先日、この情報が正しいということを認めたが、Tri氏のコレクション詳細についてはショー当日まで明らかにされないという。

Tri氏は5年間連続でVIFWのオープニングを務めており、2014年にはアジア・クチュール・フェデレーションに参加する初のベトナム人デザイナーとなった。彼の新コレクションは毎年、VIFWで暖かく迎えられている。

またTri氏は世界中のファッションイベントにも参加しており、今年、歌手のリアナやケイティ・ペリーがTri氏デザインの衣装で雑誌やステージに登場している。Tri氏の作品はベトナムのファッション業界を世界中で普及させる原動力であると考えられている。

今年のVIFWでは、レバノンのTony Ward、フランスのAtelier Chardon Savard Fashion Academy、コロンビアのJorge Duque、韓国のA.AV and D.gnakなど、国際的なファッションデザイナーが複数登場する予定だ。

Tri氏の他にベトナム・ファッションウィークに参加するベトナム人デザイナーは、Thuy Nguyen、Nguyen Tien Truyen、Le Ha(Canifaブランド)、May Cortazi(Eva De Eva)、Phoenix Vブランド、Sandy Doan(21six)、Hoang Quyen(Tiny Inkブランド)、Claret Giang Le、Cory Tranなどである。

VVIFW Fall/Winter 2017はベトナム国際コンベンション センターで開催される。

チャンティエンプラザ脇の歩道はベスト・オブ・ストリート・スタイルとして、モデルやファッショニスタがお気に入りの洋服を披露するキャットウォークになる。

プロジェクト・ランナウェイ・ベトナム2015の勝者であるTruyen氏は、材料処理に特に強みを持つ、若くクリエイティブなデザイナーとして知られている。

Truyen氏は「ユーザーフレンドリーで毎日の暮らしに取り込みやすい」デザインの既製服コレクションを発表する予定だ。このコレクションでは、クラシックなデザインに現代的な機能が取り込まれる。

「独立したデザイナーとしてファッションイベントに参加するのはこれが初めてとなります。」

「初めての経験ですが、キャリアアップのチャンスになると考えています。」と同氏は述べた。

 

代表作品

10月28日、国際コンベンションセンターではベトナムの有名ファッションブランドIvy Modaのデザイナーによるファッションショー『セルフ・ポートレイト』がVIFWに先立ち開催された。ショーのプロダクション・ディレクターPham Hoang Linh氏によると、秋冬コレクションとして80のデザインが発表されたという。

ショーには、Kikki Le、ミス・ベトナム2014のKy Duyen、ベトナム・ネクスト・トップ・モデル2011の勝者Hoang Thuy、ザ・フェイス2016コンテストの勝者Phi Phuong Anh、女優Hoang Thuy Linhなどのトップモデルが参加した。またべトナム・ネクスト・トップ・モデルの審査員やモデルのThanh Hang、Xuan Lan、Vo Hoang Yenなどもイベントに出席した。

デザインには木の葉柄などの芸術的なものが含まれるが、着やすいものになっている。

本イベントには、Marchesa、Roberto Cavalli、Ralph Russo、Zuhair Muradなどの有名ブランドともコラボレーションしているイラストレーターEris Tran氏が協力している。また同氏は、サッカー選手メッシーの妻のウェディングドレスを製作するデザイナーにも参加した。

Ivy ModaのLe Ngoc Linh氏は、今年のコレクションでは人々が衣服を通じて自らのパーソナリティーを強調できるようにしたいと語った。

「私たちのファッションショーを通じて、全てのお客様が今シーズンのトレンドを知り、自分にあったデザインを選べるようにしたいのです。」

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最終更新:2017年10月31日11:54

ベトナム:アパレル付属資材業者らが技術革新を披露

1027日にHCM市で開催された「トリムテクノロジーデー」には、400人以上の繊維・アパレル産業の業者、実務担当者、マーチャンダイザーらが参加した。

このイベントは、Avery DennisionGunzetalFreudenbergVilene Internationalという付属資材サプライヤー3社がベトナムで初めて開催した。 その目的は、小売業者、ブランド所有者、アパレルバイヤーおよび工場からの専門家のためのネットワーキングを促進するためのプラットフォームを提供することだった。

アパレル製品の付属資材に焦点を当てた一連のセミナーや展示会を開催した。

技術開発とファッショントレンドにおける最新の創造性と革新性、技術ノウハウ、品質、性能、付属資材の機能が紹介された。

このイベントはこれまで、香港で12回、中国で7回、米国で1回、台湾で1回開催されている。

将来、トリムテクノロジーデーの成果は新興市場を探求し、業界に新たな洞察力とインスピレーションをもたらすだろう。



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最終更新:2017年10月30日12:01

ベトナム:アパレル産業は新しい糸を紡ぐべき

ベトナムの繊維・アパレル業界において原材料や補助材料を輸入に頼り続けていることが、国が締結した数々の自由貿易協定の恩恵を享受するのに障害となるだろう、と業界関係者は述べた。

またそのことは、業界の競争優位性を妨げる要因となると続けた。

商工省(MoIT)の2016年報告書によると、昨年はアパレル産業で使用される綿の99%に当たる103万トン、約17億米ドル相当が輸入されており、前年比数量で2%、価格で2.5%も増加した。

2016年の糸輸入高も、数量は8.8%増の86100トン、金額は5.9%増の16億米ドルとなった。また生地の輸入は、前年比で3.2%増の105億米ドルにも達した。

 

弱い国内供給能力

現在ベトナムでは国内の綿花需要量の0.3%、糸需要の40%しか供給できないため、残りは主に米国、中国、台湾から輸入されている。

逆説的なことであるが、ベトナムのアパレル産業は、国内糸生産量140万トンのうち70%以上を輸出する一方で、中国、韓国、台湾から年間約10万トンもの高品質繊維を輸入している。

MoITによると、業界では毎年繊維・アパレル輸出によって何百億米ドルも稼ぐものの、原材料の輸入に稼ぎの半分以上を費やしているため、その利益はわずか20億米ドル以下にしか過ぎないという。

MoITのポータルサイトにおいて輸出入局のTrn Thanh Hi副局長は、アパレル産業が国内生産した原材料や補助材料ではなく輸入に依存しているため、ベトナムの国際競争力と付加価値が大幅に削がれていると指摘した。

国内の繊維会社では毎年約28億メートル相当の生地を生産しており、国内総需要の30%を満たすが、ベトナムではなおも年間61億メートルについて、環太平洋戦略的経済連携協定、EU・ベトナム自由貿易協定、日本・ベトナム経済連携協定のような主要なFTAに参加していない国からも輸入しなければならない。

補助材料についても、ミシン糸、綿シート、ボタン、ジッパー、包装ラベルなどの生産設備はベトナムにあるものの、国内需要を満たせる品質のものはほとんどないため、大量に輸入する必要があるという。

ベトナム繊維協会(VITAS)の2016年報告書によると、アパレル業界はサプライチェーンの中で最も付加価値の低いセグメントとして位置付けられており、輸出の70%は外国企業の一部業務の下請作業、20%は完成品の直接販売、2.9%が自社デザインによる製品販売、そしてわずか1%がオリジナルブランドでの販売となっている。

 

中間工程作業に甘んじる

ベトナム綿紡績協会(VCOSA)会長のNguyn Văn Tun会長は、2016年ホーチミン市で開催されたベトナム繊維サミットにおいて、ベトナムのアパレル産業は例えば糸や最終製品の生産といった生産性が高い工程の中間部分につなぎ止められており、織物やその他の素材の生産は衰えつつあると述べた。

業界の年間成長率を約8%とすると、2025年までに必要な繊維は180億メートルに倍増することになるが、国内生産に対する投資をしなければ、ベトナムはその内の150億メートルを輸入せざるを得ないだろうとTun会長は述べた。

彼はまた、ベトナムでは750万の紡錘によって糸の年間生産量は約130万トンあるが、そのうち80万トン以上が中国、トルコの2大市場に輸出されていると指摘した。

 

窮地に陥る産業

さらに悪いことに、多くの国々ではベトナムからの貿易に対し、防衛措置を強化してきた。商工省(MoITによると、2007年以降ベトナムの糸や撚糸の輸出についてトルコ、EU、インド、ブラジルから7件の訴訟を受けており、そのうち5件のアンチダンピング、1件の補助金規定違反、1件のセーフガード措置となっている。

そのため、綿花価格がまだ比較的高いのもあって、ベトナム糸の約80%が中国に輸出されているが、この国は安定した市場ではない。ひとたび中国が倉庫にある1100万トンの綿を放出すると決定すれば、ベトナムのこの国における市場シェアは大幅に縮小するだろうと、ベトナム綿紡績協会(VCOSAは分析している。

 

サポート産業

一部の市場関係者は、ベトナムの繊維・アパレル産業は、サポート産業の発展を通じてその生産性と現地生産比率を継続的に高めることができるだろうと指摘した。

VITASVũ Đc Giang会長は数ヶ月前にベトナム通信社に対し、FTAは成長の原動力となるが、繊維・アパレル産業はそれに備えて行かなければならないと述べた。

Giang会長は、第4次産業革命が近づく中、国内企業は染色工程に投資し、堅実な人材育成戦略を実行し、国内での統合されたバリューチェーンの構築に重点を置くべきと提言した。

VinatexHoàng V Dũng副会長は、20178月のVinatexとベトナム石油・ガスグループの会合において、行政が繊維業界団体と協力して原材料や完成品の購買・生産プロセスにおける適切な方針を定めるべきだと述べた。

MoITによると、2017年上半期の繊維・衣料品の輸出額は、こうした問題にもかかわらず2016年同期比で11.3%増の1455000万米ドルに達したという。

しかし業界関係者は、上半期のような売上高の伸びは長くは続かないだろうと述べている。

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最終更新:2017年10月26日06:05

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