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ホーチミン市の繊維企業、FOB形式の取引にシフト

各企業は、加工賃商売に代えて、原材料を購入し、製品売りの商売をする傾向にある。

2013年は、ホーチミン市の繊維企業には有利な年と考えられている。現時点で、多くの企業は、米国、欧州、日本市場から十分な受注を得て、生産を安定させ、製品を輸出している。しかし、繊維産業の利益予想では、生産コストが上昇し、輸出価格の引き上げが困難であるため、前年比50%の利益減のおそれがある。このような状況では、ホーチミン市のアパレル企業が、困難を克服し、生産能力を開発し、労働者のための安定した雇用を創出するために様々な解決策を探している。

 

利益の上がるFOB取引へ

ホーチミン市繊維・編物・刺繍協会によると、市場は回復の兆しを見せているため、ホーチミン市の繊維企業の生産と輸出は、2012年に比べて楽観の兆しを見せている。各企業は年間を通じて安定した生産注文を持ち、多くの企業が、生産能力に限りがあるために多くの注文を受けられずにいる。

しかし、それ以外にも、企業はすなわち3つの問題に直面している。小さな注文に対して、熾烈な価格競争、電気・輸送・原材料などの経費の増加や保険料などのコストの増大、労働者の生活の困難に対して、企業は労働者を維持するために賃金を維持する必要があることなどである。

したがって、どの繊維企業にとっても生産開発とともに明確になったことは、従業員の世話をする必要があるということである。労働者なしで受注を増やす生産計画を行うことは不可能であって、実際には企業はまだ5〜7%の労働力が不足し、新入社員を募集するのは困難を伴う。

従業員の定着を図るともに、ホーチミン市の多くの繊維企業が自らの方向性を見いだしてきだした。目先の解決策は、すなわち、加工商売に代えて、材料を購入し、製品を生産し、販売するFOB型の商売の割合を高めることである。

こうしたやり方で運営しているホーチミン市の繊維業界の先進的企業サイゴン縫製生産・商業株式会社(Garmex Saigon)社長Nguyen An氏は言う。現在のサイゴン縫製生産・商業株式会社(Garmex Saigon)の生産能力は、50ライン、4000名を擁し、仮に加工商売なら、わずか1500万米ドルの売上しか上がらないが、FOB形式なら売上高は 5500万~6000万米ドルに上がる。FOB商売から収益が上がり、利益が増大し、労働者の収入も増加する。そうして、労働者は企業のために懸命に働くことができる。

「FOB契約を行う際には、加工賃は労働者の給与をカバーするだけです。けれども、労働者の賃金を高めようと思えば、FOB契約を行う必要があります。加工契約は元を取るだけで、利益はありません​。利益を得たければ、FOB契約をするしかありません。そして、FOB契約をしようと思えば、サンプル展開とサンプル生産に販売スタッフ・チームの2つの要素が必要となります。」とNguyen An氏は言う。

 

TPPを見据えてのFOBへの業態転換

今年は、欧州市場は比較的安定しており、残り2つの市場、米国市場と日本市場は増加傾向にある。この機を利して、多くの繊維企業はまたプロモーションを促進し、振興策を強化し、国際繊維産業展示会を通じて、各市場を理解している。同時に、各企業は、高品質でリーズナブルな価格の商品を提供するためにベトナム国内市場の開拓を強化し、継続的な生産を維持し、労働者のための安定した雇用を創出することに狙いを定めている。

サイゴン2縫製株式会社副社長Nguyen Huu Toan氏は、同社では現在輸出が70%を占め、30%が国内販売用であると述べた。輸出市場での経験が十分にあるので、国内市場へ製品を出す場合にサイゴン2は非常に有利であると言う。

2013年に開発のための解決策を見つけるだけでなく、ホーチミン市の繊維企業は、環太平洋経済連携協定(TPP)戦略やいくつか他の貿易協定が2015年から有効になるようになった際の、ベトナム繊維産​​業の強みを活かそうとしている。現在、ホーチミン市繊維協会の支援を受けて、市の繊維企業は、現在の条件および長期の条件に一致するように生産能力を開発し、刷新しているところである。

ホーチミン市繊維・編物・刺繍協会会長Pham Xuan Hong氏は言う。「効果的であるためには、利益を得るためには、FOB契約の割合を増加させなければなりません。難しくてもFOB契約をやってこそ、はじめて利益が出ます。長期的には、環太平洋経済連携協定(TPP)の新協定や欧州に関する協定などの準備をすることで、繊維協会は、各企業に対して、互いの経験を交換し、協力をし合うことを奨励し、原材料や他の条件の準備を整えて、FOB商売をうまく行い、今後の貿易協定のための準備を行うようにしています。」

いまだに多くの困難があるが、法人税の免除、優遇、猶予や融資金利の低下などの中小企業のための国の支援の方針に沿って、本年度年初数ヶ月における繊維産業には明るい兆しが見られ、各企業が、今年や今後のベトナム繊維産業の発展を信じ、期待することができる。

 

 

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最終更新:2013年04月10日06:00

ベトナム縫製業界、第3四半期まで受注済み

商工省下の輸出入部によれば、ベトナムの繊維産業は、現在、今年第2四半期及び第3四半期の受注段階で、生産と輸出の見通しに関して楽観的なようである。

しかしながら、国内消費は低調なままで、2月の大人用の衣類の販売が1億4920万点と、1月の数字から19%下がっているが、この2ヶ月の総売上高は3億6700万に達し、対昨年同期比で0.7%上昇した。

一方で、繊維産業の輸出収入は28億4000万米ドルで、1年前と比べて38.4%増加した。

今後数ヶ月、商工省は、企業向けには受注過剰の解決にあたりながら、消費者需要を満たすために配送ネットワークを広げるのに焦点を合わせるだろう。

さらに、商工省は現代のテクノロジーを駆使し、コスト削減を睨んで、現地の原材料と設備を活用するために、すべての資材の価格をオンラインで閲覧できるシステムを作り上げようとしている。

 

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最終更新:2013年03月11日06:00

ベトナム人デザイナーLe Thanh Phuong、米国でのファッション・ショーへ参加

ベトナム人デザイナーLe Thanh Phuongは、30セットのアオザイとともに2013年1月25-27日にニューヨーク市で開催されるファッション・ショーへ参加する。

ショーは、アメリカ自然史博物館で行われる2013年アジア旧正月プログラムの一環で、

伝統的なアオザイの様々なスタイルを紹介するとベトナム文化教育研究所(IVCE)所長Tran Thang氏は言う。

ベトナム文化教育研究所(IVCE)はこのイベントの開催に意欲的で、このプログラムの同じく一環としてドンホー版画の展示も行う。

ニューヨークでベトナムの芸術が一般大衆に紹介されるのは大いに意義のあることであるとはThang氏の言。

同研究所は2000年にニューヨークに設立され、昨年10月から12月にかけて、ニューヨーク、ワシントン、カリフォルニアの大学でベトナムの映画を紹介していた。

 

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最終更新:2013年01月19日14:00

ベトナム繊維産業の新たなチャンス

環太平洋パートナーシップ協定(TPP)は、2015年に実施されることになっている。

ベトナム繊維協会(VITAS)上級相談役Le Quoc An氏は、ベトナムが14ラウンドの交渉に臨み、次のラウンドに備えていると述べた。

ベトナムが環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に参加すると、およそ1,000本の輸入関税は17.3%から0%に削減される一方で、輸出成長が7%から15%まで伸びる。

繊維産業の米国市場への輸出は2012年には76億米ドルだが、2020年までにおよそ220億米ドルに達すると見られる。

いろいろな国から約10社が、近日中に、ベトナムに工場を建設する予定になっている。

 

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最終更新:2012年11月27日14:00

環太平洋連携協定(TPP)によるベトナムの利益は360億ドル

推計によると、環太平洋連携協定(TPP)は、ベトナムの2025年の国内総生産(GDP)の15.5%に相当する360億ドルをもたらすことになる。

環太平洋連携協定(TPP)には、参加国首脳が交渉中であるが、ベトナムも、貿易·投資の自由化を促進するための努力し、この契約を完了するとの決意を再確認した。

ベトナムの主要輸出品目である、繊維、皮革、履物、魚介類、木材などは、米国市場への参入しようとするとかなりの免税または減税となる。

 

米国で9月10日に行われた第14回環太平洋連携協定(TPP)交渉に発表した声明では、各国首脳部は自信を表明し、13ラウンドの交渉を通じて現在までの進捗状況を照らすと、環太平洋連携協定(TPP)を完了させるという目標は手元にあり、アジア太平洋地域全体の自由貿易のための有望な未来を切り開くことになる。各国首脳部は、相手国ができるだけ早くこの協定の恩恵を受けることができるよう交渉過程を早期に完了するための努力することを約束した。

環太平洋連携協定(TPP)は、ブルネイ、チリ、ニュージーランド、シンガポールの5ヶ国がパートナー国間の貿易·投資を強化し、技術革新と経済成長を促進、雇用を維持し、創出することを目的として2005年に署名した。現在、ベトナム、アメリカ、オーストラリア、マレーシア、ペルーが参加する交渉を進めている。

バージニア州で行われている交渉において、関係国は、貿易上の技術的障壁、原産地規則、電子商取引、知的財産権などの問題を議論した。

環太平洋連携協定(TPP)は輸出を後押しし、国の競争力を向上させるという飛躍を期待されている。交渉が成功すれば、まず、ベトナムの主要輸出品目である繊維、皮革、履物、魚介類、家具などが、米国やオーストラリアや他の締結国の市場へ参入する際、税の免除あるいは大幅に軽減される。

米国の専門家の推計によると、環太平洋連携協定(TPP)はベトナムの2025年の国内総生産(GDP)の15.5%に相当する360億ドルをもたらすことになるとされているが、これは協定に参加している国の中で最も高い。

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最終更新:2012年11月07日14:00

努力の甲斐あり、2013年第1四半期にはベトナム繊維企業にもオーダーあり

新市場にて、ベトナムの繊維製品はデビューし、輸入業者に受け入れられ、大型受注を受けている。

ベトナム繊維公団からの情報では、9月の終わりまでに、ベトナムの繊維や衣料の輸出は対2011年同期比で、7.4%増加、126億米ドルに達した。

2012年の輸出目標、170億から175億米ドルから、繊維業界各企業は、より多くの注文を見つけ、生産コストを節約し、顧客を維持しようとしています。

加えて、米国、日本、EUのような従来市場以外にも、新たな市場を切り開こうと、各繊維企業や躍起になっている。

ベトナム繊維公団によれば、パキスタン、アンゴラ、カナダ、パナマ、韓国など新市場にて、ベトナムの繊維製品はデビューし、輸入業者に受け入れられ、大型受注を受けている。第4四半期に入ると、繊維の輸出市場は、多くの前向きな回復の兆しが見えそうである。

米国への輸出は増加し、日本への輸出金額は、9月に20%の成長を達成しており、おそらく日本はEUを追い抜いて、ベトナムにとって第2位の大きな繊維アパレル輸入市場となる。

税関総局からのデータがそれを示して、9月末までに、米国市場への繊維製品の輸出は前年同期比8%増、56億米ドルに達した。 EUは5.6%減少し18.1億米ドルで、日本への輸出は、同期間に18.7%増、14.5億米ドルに達し、韓国向けは対2011年比で18.5%増、7.48億米ドルに達した。

通例では、第4四半期は繊維製品の輸出のピーク時期である。ティエンフォン新聞はベトナム繊維公団(VINATEX)の副社長Le TienTruong氏の言葉を引用し、大企業は今年度末までの十分な注文を持っていると報じた。多くの企業は、2013年第1四半期までの注文も契約したという。

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最終更新:2012年10月29日14:00

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