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カンボジア:『クロマープリンセス』、王国の象徴的なスカーフの保存を熱望

彼女の顔は掲示板、SNS、テレビ、映画などどこでも見かけることがあり、Helping Kantha Bopha Hospitalsの支援キャンペーンやUSAIDが資金提供するカンボジア人身売買対策(CTIP)プロジェクトも支持している。
『クロマープリンセス』として知られるMean Sonytaさんは、有名なセレブであり、ビッグブランドの広告塔であり、USAID CTIPの親善大使でもある。過密スケジュールであっても、彼女のカンボジアの国民的スカーフであるクロマーへの愛情は、彼女が社会的事業を通してこの象徴的な衣類を保存するためにさらに多くの時間を費やすということを意味している。
「最初は、クメール文化とアイデンティティに関連した自分のプロジェクトを始めたかったかっただけなんです。それはすべてクメール新年である3月下旬に始まりました。私は、ヘアバンド、衣服、その他の基本的に仕立て屋でないと作れないものにクロマーを使用することを考えました。私は、友人やファンからクロマーの服の販売を強く勧められるまで、クロマーの布地をファッションウェアに変えることなど考えたことはありませんでした」とMean Sonytaさんは述べた。
28歳のセレブは、クロマー生地でいっぱいのワークショップにて、その努力を始めた動機はカンボジアで作られた商品が不足しているからである、とThe Postに語った。
「アンコール遺跡やカンボジアの他の観光地に何度か行きましたが、そこで見たものを見て恥ずかしくなりました。そこにはタイ、ベトナム、中国から輸入されたお土産や展示品が展示されていました。輸入品にアンコールワットのロゴと共に『カンボジア製』と書かれていたのです。私は売り手にそれらは本当にカンボジア製か尋ねたところ、彼らはそれらは輸入品だと認めました」とSonytaさんは回想した。
「私たちが自分で始めなければ、誰も私たちを助けてはくれないということを皆に伝えたいのです。ほとんどの人は、地元の商品に見える製品を輸入しています。カンボジア人が海外に移住して仕事をしている事が根本的な原因です。多くの人々が引き続き輸入製品を販売するなら、カンボジアの製造業の雇用は減少していきます」と彼女は述べた。
現代のカンボジア社会で減少し続けているクロマーを見て、Sonytaさんと彼女の母親は、今でも国の象徴的な衣服を編み続けているカンボジアのコミュニティを探し始めた。
「母と私はクロマー織りの村を求めて多くの州を訪ねました。人々が教えてくれた今もクロマー織りが作られている場所の手がかりを得れば、どこへでも向かいました。しかし残念ながら、私たちが到着したとき村の人々は既にクロマー織りをやめていました」とSonytaさんは言った。
数か月の探索の後、彼らはBanteay Meanchey州Phnom Srok地区のPaoy Snuol村に到着した。そこで二人は機織りの音で迎えられた。
「Paoy Snuol村は、Banteay Meanchey州でクロマーを作っている女性が今も残る唯一の村です。彼女たちは今も強く在り、クロマー織りの伝統を続けていることを私は非常に誇りに思っています。クロマー製品は市場であまり人気はありませんが、彼らは織機りを諦めずに遠く離れたその場所で仕事をしていたのです」と彼女は語った。
彼女たちが生計維持のために奮闘している姿を見て、女優であるSonytaさんは村を選び、20人の織工グループをSlanhコミュニティと名付けた。彼女は彼女のオンラインストアSlanh Houseで商品を生産・販売している。
Sonytaさんはオンラインで製品を販売した後、2017年2月の彼女の誕生日に、プノンペンのBoeng Keng Kang IにあるSlanh House(『愛の家』の意)と名付けた店に投資した。
「最初にオンライン販売を始めたのは、BKK1にショップを開く前です。最も重要なことは、クロマー市場を復活させたいと思っていることです。最近ではクロマーを使用する人がどんどん減ってきているので、私は日常的にクロマーをファッションに取り入れることにしました。人々が手織りのクロマーという遺産を評価し続けることを強く望んでいます」と彼女は語った。
彼女の店では、カンボジアの生地を用いた財布、スカーフ、ヘッドスカーフ、靴下、さらにはハンモックまで、あらゆるものに加工されている。
この店では、クロマー風の普段着やイブニングドレスも販売している。価格はデザインと生地による。Sonytaさんは、なぜ一部の人々は彼女の製品の価格が高いと思うかには十分な理由があると述べた。
「衣料品の背景を知らずに価格が高いと言う顧客もいます。手作りのクロマーを売るのは難しいのです。彼女たちの家族を支援するために販売される手作りのクロマーを作るには2日かかります。地元の市場に売られている製品に比べてなぜそんなに高価なのかと聞かれますが、手作りであるか安価な製品であるかに関係なく、それは品質に依存するのです、と言います”」彼女は述べた。
過去3年間、Slanhコミュニティと協力して、Sonytaさんは、彼女の家がクロマー生地の在庫の山で埋もれていても、織工たちには織りをやめるように言ったことはないと言う。
「私はクロマーの小さな市場を作り、3年以上続けました。私がクロマーを買わず、その収入を織工のコミュニティに返さなければ、伝統は消えてしまいます。織工は生き残れません。彼らの調理鍋は食べ物でいっぱいにしなければなりませんし、子供たちが学校に行くのにはお金が必要です。私たちは、人が何をするか強制することはできませんが、私は人々が国の文化や財産を大切にすることを望んでいます」と語った。

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最終更新:2019年08月30日05:44

カンボジア:プノンペンで繊維産業展示会開催

カンボジア国際機械産業見本市(CIMIF)およびプノンペンのKoh Pich コンベンションホールで開幕したカンボジア国際繊維および衣料品産業展(CTG)で200社以上のメーカーが製品を展示している。

82225日に開催されるこの博覧会には、15か国の出展者が集まり、幅広い革新的な製品と汎用ソリューションが展示されている。

CIMIFは、カンボジアで最も包括的な展示会であり、プラスチック、包装、印刷、農業、自動車部品および付属品、工作機械、ハードウェアおよび工具、エネルギーおよび電気工学、照明を網羅している。

一方、CTGは、繊維およびアパレル産業に特化したカンボジアで唯一の見本市であり、繊維機械および付属品、アパレル機械および付属品、繊維、生地、糸などの産業のすべての重要な側面を特色としている。

多数の質の高い国際的な出展者により、訪問者は、このワンストップのビジネス取引イベントを通じて、必要な製品の最適なサプライヤーを簡単に見つけることができる、と工業・工芸省のSun Senghout次官は言う。

「このイベントを開催する主な目的は、産業の発展を促進し、外国投資家をカンボジアに引き付けることです。特に、新しいビジネスパートナーシップを通じてメーカーが機械を改善する機会を創出しようとしています」とSenghout氏はイベントのオープニングスピーチで述べた。

「起業家は最新の技術と機械について学びます。この知識は、彼らの成長と拡大に役立ちます」と彼は言う。

カンボジアのアパレル製造者協会のJohn Cha,委員は、GMACは生産性を向上させ競争力を高めるために利用可能な最新の機械や技術に投資するようメンバー工場に常に奨励していると語った。

「今年の展示会は、業界にとって重要な時期です。人件費の上昇、生産性の欠如、Industry 4.0の結果としてのデジタル化と自動化といったいくつかの課題に私たちは直面しています。最先端の技術を採用することにより、生産性と品質を向上させ、バイヤーやその他のネットワークとシームレスに通信できます。市場に迅速に対応し、競争力を高めることができます」

展示会は工業・手工芸省、カンボジア商工会議所、GMAC、およびYorkers Trade and Marketing Service Co Ltdによって共催され、今年で8回目となる。



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最終更新:2019年08月24日13:44

カンボジア:縫製業協会(GMAC)、EUに失職者の考慮を訴える

812日に発表予定の声明で、カンボジア縫製業協会(GMAC)は、EUによるカンボジアの「武器以外すべて(EBA)貿易優遇措置」の撤回は、75万人の労働者および300万世帯に損害を与えると述べた。

The Post紙が11日に確認したGMACの声明は、2月にEUによって最初に制定されたEBA撤回手続きに基づいて規定された6か月の監視と関与を終了するため、欧州委員会の立法者によって設定された。

EUは、今後3か月後でカンボジアのEBAステイタスに関する最終決定を行い、その後、結論を示す報告書を提出する予定である。

GMACは再び、該当産業へのEBA特恵撤回はアパレル、履物、および旅行用品の労働力全体に大きな失業の打撃をもたらすため、EUの立法者、役人、およびEUのすべての利害関係者に貧困撲滅と持続可能な開発を目的とするEBAプログラムの役割を果たせないとを訴えたいと願っている。

それはまた、GMACおよびその労働力にとっても悲しく残念な結果であり、カンボジアだけでなく、他国の同産業でも労働コンプライアンスを監視する国際労働機関(ILO)の役割を大きく前進させてきた」と GMACの声明は述べている。

カンボジア国内の580のアパレル、履物、旅行用品製造企業を代表するGMACは、2001年以来カンボジアはEBAから大きな利益を得ていると述べた。

声明では、EBAを通じて提供された譲歩案は何百万人ものカンボジア人を貧困から救い出し、カンボジアの経済的・社会的発展に大きく貢献したと述べた。

カンボジアからEUへの輸出は、昨年53億ユーロ(58億米ドル)であり、95%以上がEBA該当製品であった。このうち、40億ユーロは繊維・アパレル製品であり、EBAが撤回された場合、最も大きな打撃を受ける可能性のある2つの産業である。

GMACは、同団体は国内および国際的な労働要件の遵守に関して工場を精査する国連のILOを歓迎した最初の団体であることも強調した。

また、カンボジアからの国際的なブランドの調達と協力し、コンプライアンスの記録を改善し、労働コンプライアンスとサプライチェーンのデューデリジェンスに関する国際的な公開審査をサポートし続けるとも述べた。

GMACは、EUの懸念に積極的に対応し、法律およびILO基準に則った我々の産業の進捗とコンプライアンス記録を実証し、EBAの利点を引き続き輸出に付与すべきであると判断するための裏付けとなる証拠を提出した」と同声明は述べている。

カンボジア駐在EU大使George Edgar氏は、今月初め、EU委員会が3ヵ月以内に結論をカンボジアと共有し、カンボジアが決定を下す1ヵ月前に返答することを発表したと述べた。

3か月以内に、EU委員会はこれらの結論をカンボジア当局と共有し、カンボジア当局は1か月以内に返答予定です。それに続き、EBA貿易制度の下で王国の選好の一部またはすべてを停止するかどうかの決定がEU委員会によって行われます」と81日、Edgar氏は述べた。

労働者運動集団連盟(CUMW)Pav Sina会長は、労働者、労働組合員、および同プログラムの恩恵を享受しているその他の人々は、EUがカンボジアのEBAアクセスを維持することを望んでいると述べた。

EBAの撤回は、カンボジアの雇用ネットワークに大きな影響を与えるでしょう。それゆえ、私はEUがこの状態を考慮し、カンボジアのためにEBAを存続することを願っています」とSina会長は述べた。

同氏は、EU2月当初にEBA撤回手続きを開始するよう促した3つの懸念事項、すなわち政治的自由、人権、労働権を確認したと述べた。

「確認したことの一つとして、例えば労働部門では、政府が組合指導者に対する告発を取りやめるというEUの要件を順守し、改善を要求されていた労働組合法の変更を行ったことなどがあります」とSina会長は述べた。

しかしSina会長は、政府は政治的自由と人権に関する懸念への対処を含む他のEUの要件に対応する必要があると述べ、これらの分野で進展が見られれば、EUはカンボジアのEBAアクセスの存続を検討するだろうと述べた。

政治アナリストのEm Sovannara氏は、カンボジアのEBAアクセスを存続する鍵を握っているのはカンボジア政府であることをEUが明らかにしたと述べた。

しかし、彼は政府がEUの懸念点であるカンボジアの人権問題の状況に対応したとは思っていないと述べた存続Sovannara氏は、裁判所監督下で現在進行中のカンボジア求国党(CNRP)Kem Sokha党首の自宅軟禁およびCNRP活動家の逮捕だけが状況を悪化させていると述べた。

「政府はEBAの維持を望んでいますが、国際的な要求に応える十分な行動を見てはいません。EBAはそれらの要件に対応しないと存続できません」と述べた。



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最終更新:2019年08月20日08:56

カンボジア:投資の機が熟した履物業界

国際労働機関(ILO)が発表した、カンボジアの繊維・アパレル・履物(GTF)産業に関する調査報告によると、同国の履物産業は、過去五年間に大幅な成長を遂げた繊維産業よりも投資・生産機会が拡大する見通しだ。

報告によれば、カンボジアの履物産業は近年、繊維産業よりも急速に成長しており、2016年の履物輸出国上位10カ国に初めてカンボジアが加わったという。2013年から昨年の間に、カンボジアの繊維・アパレル・履物(GTF)産業輸出総額に占める履物産業のシェアは4.4%増加した一方で、アパレル産業のシェアは10%近く減少したという。

「このことは、履物産業がカンボジアに投資と生産の新たな機会を提供し、さらなる研究を呼び込むかどうかという問題を提起する」と報告は発表している。

2015年から2017年にかけて、履物の世界輸出額は減少したが、同期間のカンボジアでの生産は年平均27%と着実に増加した。カンボジアは引き続き履物輸出国の上位10カ国を維持しており、昨年の輸出額は10億米ドルを超え、2017年から19%増加している。同国の履物の主な輸出市場はEU46%)、米国(17%)、日本(12%)、カナダ(5%)となっている。英国、ドイツ、フランスが、EU域内でのカンボジア製履物の主な輸入国である。

現在の免税措置により、EUと米国はカンボジアにとって非常に重要な輸出先であり続けるだろうし、インタビューによると、カンボジアの労働者と経営者は履物産業の将来における利益と注文に自信があるようだとILOは述べている。

カンボジアの履物生産における主要な競合国はベトナムとインドネシアである。3カ国の最低賃金は同程度だ。カンボジアの最低月給は182米ドルだが、ベトナムでは171米ドルから180米ドル、インドネシアでは193米ドルから272米ドルと幅がある。

商業省のデータによると、昨年は繊維・アパレル・履物(GTF)部門の労働者の約14.5%112,589人)が履物産業に携わっており、そのうちの87%が女性で、アパレル産業よりも2%高かった。

カンボジア国立銀行の2018年の報告書によると、同国の繊維・履物の輸出総額は100億米ドルで、2017年の80億米ドルから24%増加したという。労働者団体連合のPav Sina会長も、カンボジアの履物産業は衣料産業よりも需要が高いため投資の機会が多いと指摘した。同氏は、EUにおける「武器以外すべて」(EBA)を維持できれば、これらの産業はさらに強化されるだろうと述べた。

「履物製品は主にヨーロッパ、アメリカ、日本市場に輸出されていますが、カンボジアでの生産はまだ限られています。EBAを取り巻く不確実性は、履物産業における投資家のカンボジアへの投資を妨げる可能性があります」と彼は言った。

 

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最終更新:2019年08月19日05:50

カンボジア:アパレル工場労働者の通勤トラック事故で2人が死亡、31人が負傷

スヴァイリーン州のSvay Teab地区で730日、交通事故があり、2人のアパレル工場労働者が死亡し、31人が負傷した。

労働省によれば、労働者らの通勤用トラックが走行中に転倒する事故が午前7時ごろに発生したという。

「トラックには33人の作業員が乗車しており、トラックが転倒したときに全員が負傷し、うち2人が入院中に死亡した」と、同省は声明した。

さらに、地方自治体と地方の国家社会保障基金職員が事故現場に行き、労働者らを救助し、病院に搬送したことを付け加えた。

亡くなった2人の労働者は、Rorn SreyounさんとKong Chanthyさんで、You Li Internationalの工場で働いていた。

15人の労働者がChi Pou紹介病院で治療を受け、さらに重傷を負った16人の労働者が州病院でさらに治療を受けている。

「死亡した労働者の家族に哀悼の意を送る」と同省は述べ、社会保障基金(NSSF)を通じて労働者とその家族を支援し続けることを付け加えた。

現在、州立病院で治療を受けている負傷した労働者の一人は匿名で、運転手がオートバイ運転手を避けようとしたときに転倒したと語った。

「運転手はとても不注意で、私たちの命のことなど知ったことじゃなかったんです。あのときの運転はスピードの出しすぎでした」と彼女は言った。「トラック運転助手なのに、今日は彼が運転してたんです。彼が運転することを前もって知っていたら、私はトラックに乗り込まなかったですよ」

彼女はトラックのすべての労働者が彼に減速するように頼んだが聞かなかったと付け加えた。

「私は重傷を負ったり、人生を変える怪我を負ったりしなかったのは幸運です」と彼女は付け加えた。

労働運動共同体連合会長のPav Sina氏は、利害関係者に対し、交通事故の発生を防止するための法律以外の新しいメカニズムを見つけるよう求めた。

2人の労働者が死亡し、他の多くの労働者が負傷したため、私はこの事故について非常にショックを受けました」とSina氏は述べた。「ただ黙って、労働者らを事故に遭わせ続けるべきではありません」

先週発行された社会保障基金(NSSF)の報告によると、今年1月から6月にかけて766件の交通事故が発生し、24人の労働者が死亡、944人が負傷し、うち159人が重傷を負った。

報告書によれば、「事故の種類は、トラック関連の20件、オートバイ関連の705件、トゥクトゥク関連の6件、自転車関連の6件、歩行者関連29件」となっている。

昨年同期間に、縫製労働者を含む815件の事故があり、16人の労働者が死亡し、882人が負傷した。

 

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最終更新:2019年08月04日16:54

カンボジア:現在の港湾における車両規制をめぐる議論

公共事業運輸省と国家警察の高官らは、シアヌークビルとプノンペンの各自治港における車両技術検査にかかる現行規制を正当化した。しかしカンボジア縫製製造業者協会(GMAC)は、この規制が縫製部門に悪影響を与えてると懸念を表明している。

Sun Chanthol公共事業運輸大臣は、検査を通過できなかった車両や有効な運転免許証を保有していない運転者に対し、港への進入を禁止した。GMACは政府に対し、カンボジアトラック協会に対する規制を一時的に緩和するよう求める声明を71日に発表した。

GMAC会員の多くは、原材料や最終製品を輸入する際、長蛇の列に並ばなければなりませんでした。これにより商品を予定通りに配送できず、金銭損失と購入業者からの信頼喪失を引き起こしています」と声明は述べている。

GMACKen Loo事務局長は、公共事業運輸省での記者会見後、記者団に対し、今回の検査で港湾から多数のトラック輸送会社が出てきた、と言った。これにより、衣料品工場との間の物資輸送が混乱したという。

「トラック運送会社は深刻な影響を受けました。彼らは罰金を科せられるのを恐れて、工場に品物を受け入れません。工場は購入業者に対して責任を持たなければなりません。工場で損失が発生した場合、誰が責任を負うのでしょうか?[一部の]工場のオーナーは泣き叫んでいます」と彼は言った。

トラック運送会社のオーナーであるChhay氏は、検査官はしばしば多くのドライバーが支払うことが不可能な金額を要求すると主張する。

「タンクローリーは警察の罰金を恐れて港には行きません。警察はすべての瑕疵を見つけます。そして彼らは数百ドルを要求します。こんな風に人を調べるというのは、カンボジア人や縫製工場の労働者を虐待しているようなものです」とChhay氏は言う。

公共事業運輸省の州運輸長官であるSeng Chhuon氏は記者会見で、ほとんどの車両は技術基準を満たしていると述べた。技術基準を満たしていない大型トラックは少なく、一部の運転手が検査に協力しなかったため、混乱が起きたという。彼は当局の汚職疑惑を一蹴した。

「企業の所有者たちは我々当局が、彼らを罰金に科し、金銭を奪うと述べています。表に示された金額として、すべての罰金は公開されていることを確認させていただきたいのですが」

Hoem Yan副長官は記者会見で、同省はプノンペンとシアヌークビルの各自治区の港にて、15日以内に合計1954台のトラックを検査したことを明らかにした。Yan副長官によると、全体の11%を占める約300台のトラックが交通法規に違反し、透明性のある方法で道路交通法に基づき罰金を科されたという。

「物資の輸送遅延については、混雑を避けるようにしています。当局がすべての人の安全のために法を執行していることを述べたい。車両の技術検査を怠れば、さらに損失が増えるのです」と彼は述べた。

Yan副長官によると、罰金は法律に従って、15000カンボジアリエルから125000カンボジアリエル(3.75~31.25米ドル)、であり、有効な運転免許証またはナンバープレートを持っていない場合は80万カンボジアリエルまで科される。その上で、「検査の結果は良好で、交通事故も減らせます」と話した。「批判のいくつかは誤りです。私はそれらすべてに反論します」と彼は言った。



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最終更新:2019年07月10日12:03

カンボジア:400人を越えるアパレル労働者が抗議

71日、カンダル州Ang Snuol地区のアパレル工場Now Corp工場労働者400人以上が同工場に対し「公正な補償」を訴える抗議を行う。

626日、Now Corpが注文不足による2か月間の操業中断後、労働者は再び仕事に戻ったが、工場が事前通知なく労働者たちの契約解除を行う予定だったことが明らかになっただけであった。

Now Corpは各労働者に補償金の支払いを申し出たが、400人を超える労働者はその申し出が低すぎると考え受取を拒否した。

627日、労働者と地方自治体の代表はこの問題に取り組むために集まった。彼らは解決策を見つけるために71日に工場オーナーと面会することに同意した。

補償を受け入れなかった労働者の一人であるKhen Sophornさん(31)は、Now Corp2ヶ月間操業を中断し、水曜日に労働再開するよう労働者に伝えたことを認めた。

工場は労働者の役職毎に割り当てるのではなく、勤続年数は関係なく、彼らの契約を終了させるために320米ドルから450米ドルの間の補償金を一人一人に申し出た。

「突然の発表後、一部の労働者は補償を受け入れましたたが、私を含む他の労働者は保障金が低すぎると感じたため同意しませんでした。問題は工場が私達のための仕事を見つけられなかったことです。私たちは退職したわけではありません。私は個人的にはむしろ働き続けたいと思っています。工場が私たちを解雇しようとしているのなら、彼らは法律を遵守すべきです。私たちは法で定められた金額が欲しいのです」と630SophornさんはThe Post紙に語った。

一部の労働者によって韓国人と確認された工場オーナーはコメントには応じなかった。

「労働者のための仕事を見つけられず、提供された補償金の受取要求を受け入れなかったから労働者を契約解除するのは非常に不合理です。一部の労働者は、法律に従った保障が与えられれば、より高い給付金が得られることを認識していました。工場が労働者にそのような補償を与えるのは公平ではありません」とクメール労働組合連合のMom Seak氏は述べた。

Now Corpの労働者を代表する労働者友好連合連盟(WFUF)Seang Sambath会長は、顧客からの発注の欠如が業務停止の理由であると述べた。

Sambath会長はNow Corpに責任を取るように促した。

「会社が責任をとらなければ、労働者の状況は悲惨なものになるでしょう。オーナーには逃げないで欲しいのです。月曜日には、我々は他の解決策を見つけるための交渉する予定です」と語った。

630日、省のThol Neang労働局長は、工場が操業を継続するのか停止するのか確信が持てないと語った。

「会社が破産宣言するかどうかはまだ不明です。オーナーは前回の会議に欠席したため、月曜日に招待されました。この会議で次のステップを決定します」とThe Post紙に語った。

Neang労働局長は、保障額が320米ドルから450米ドルが適切かどうかを確かめられなかった。決定するためには各労働者の契約の見直しを行わなければならないと強調した。

Now Corp2006年に設立され、現在約1400人の労働者を雇用していると一部の労働者は述べた。製品のほとんどは米国に輸出されている。



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最終更新:2019年07月06日12:14

カンボジア:2000人を超える工場労働者が負傷

労働省と職業訓練協会の国家社会保障基金(NSSF)の報告によると、昨年、カンボジア全域で約1700件の交通事故が発生し、約2000人の工場労働者が負傷した。

58日に発表された報告は1894人の工場労働者が交通事故に巻き込まれたと述べた。 このうち40人が死亡、3492人が重傷、1505人が軽傷を負った。

1692件の交通事故の具体的な内容は、1565件のバイク事故、27件の自動車事故、18件のトラック事故、12件のトゥクトゥク事故が発生したと述べている。

自転車事故は19件、歩行者が巻き込まれた事故は86件発生した。ある工場労働者は電車により怪我をした。

報告によると、工場労働者を巻き込んだ事故の40%の原因は過度なスピード違反であるという。

また、事故のうちの24%は不注意な追い越しの結果であり、17%は交通ルールを尊重しなかったことによるもので、技術的な問題は18%を占めている。

NSSFの政策局長Heng Sophanarith氏は、交通事故に巻き込まれた労働者数は2017年と比較して49%減少したと述べた。

報告書によれば、この期間中にカンボジア中の17の工場で少なくとも2109人の労働者が失神した。

Sophanarith氏によると、これらの数値はワーキンググループが失神事件の原因解明、工場の状態改善の対策を講じるための調査訪問よって得られた。

同氏は、労働者の失神が起こった工場は2017年と比較して5工場減ったが、失神した労働者の数は506人増加し、32%の増加となった、と述べた。

Sophanarith氏によると、大半の事件は1人か2人の労働者のみ失神したことから始まったが、これは周囲を怖がらせ、大量失神につながった。

NSSFOuk Samvithyea局長は、カンボジア経済は成長し続け、アパレル・履物産業も含め、国内外の投資家が多大な貢献をしたと述べた。

同氏は、これがカンボジア全土で仕事を生み出したと述べた。

「この発展に伴い、カンボジア政府は労働者の健康を考慮に入れました。職務上の事故、失神および交通事故などの多くの課題に直面しています」と同氏は語った。

カンボジア労働連盟のAth Thorn会長は、同報告書には労働者が今も直面している問題を解決する必要があると示されていると述べた。

「増減にかかわらず、数字は小さくありません。その数は大きく、そして警告しています。 私たちは失神や交通事故死者数を減らすための措置を取る必要があります」と同氏は述べた。

労働職業訓練省のスポークスマン、Heng Sour氏は、タイヤの爆発や操縦不良により多くの事故が発生したため、NSSFは交通安全教育を強化し、関係者と協力して車両に関する技術的問題を監視すると述べた。

工場での失神に関しては、「換気を良くし、臭いの強い原料を適切に保管することが重要です」と述べた。



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最終更新:2019年05月10日11:17

カンボジア:アディダス、「武器以外全て(EBA)」制度撤回を懸念

スポーツウェア大手のアディダスによると、EUは貿易政策における人権規定と「武器以外全て(EBA)」制度撤回の可能性の影響との均衡を保つべきだと述べている。

EU代表団は先週、内相のSar Kheng氏と会合を開いた。

アディダスの呼びかけは、EU代表団による2日間のカンボジア訪問後の欧州委員会として行われ、懸念点に関して「持続的で具体的な進展」を望んでいると述べた。

322日にThe Postが受けた報告によれば、アディダスはカンボジアで人権と公民権侵害に関する懸念点に対処するというEUの目的に同意したが、合意を停止するいかなる決定も「そのような撤退における経済的、社会的および人権への影響を徹底的に考慮すべきである」と述べた。

アディダスは、カンボジアのアパレル・履物の最大のバイヤーの1つであり、その製品の24%がイギリスで製造されていると述べた。そのサプライヤーは7万人以上の労働者を雇用しており、その90%は女性であった。

同社は、人権・市民権の状況を改善するため、根拠に基づいて状況を見直すプロセス、ならびに当局および利害関係者との関わりを歓迎したと述べた。

「貿易特恵撤回という決定の場合、欧州委員会は人権侵害と公民権侵害に密接に関連している特定の産業を対象とすることを検討すべきです。その大きな業績ゆえ、アパレル・履物産業は除外されるべきです」と同社は語った。

アディダスは、EUは人権規範と条約を支持し、カンボジアにおける雇用創出と貧困緩和を支援する貿易特恵制度によってもたらされる経済的恩恵との均衡を保つことにおいて困難な選択に直面していると語った。

EBA貿易特恵の撤回が提案された場合、カンボジアの「貧困者の利益のための経済成長促進」が危険にさらされる可能性があり、貧困緩和への努力を抑制し、社会の最も脆弱な人々の人権の充足を制限してしまう。

最終的にEBAが撤回されるならば、関税適用はアパレル製品12%、本革履物8%、合皮履物17%になるだろう、とアディダスは述べた。

「これはアディダスとその小売業者によって吸収することはできません。自動的に資金調達におけるさらなる投資の再配分に繋がります」と警告した。

アディダスは、EBA貿易特恵の撤回で、カンボジアに引き続き貿易特恵を享受する他の後発開発途上国および途上国の競争力において極めて大きな不利益になると述べた。

カンボジアの新しい最低賃金がベトナムのような他の発展途上国の最低賃金を超えている中、カンボジアはすでに他の国々に対してその競争上の優位性を失ってしまった。

欧州委員会は先月正式に12ヶ月のEBA撤退プロセスを開始した。先週、EU代表団は政府との対話と関与の継続を求めるレビューとモニタリングのプロセスの一環としてカンボジアを訪問した。

代表団は、今回の訪問はモニタリングと評価期間中の協議の最初の機会であると述べた声明を発表した。

「欧州委員会とEEASEUの外交欧州対外行動局)は、EBAの関与の下で懸念のあるすべての分野で持続的かつ具体的な進展を見たいと思い、EBAの恩恵を受け続けるために必要な行動を早急にとるようカンボジアに期待する」 と述べた。



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最終更新:2019年03月27日14:54

カンボジア:W&D社の労働争議、話し合いで解決せず

カンボジアのアパレル生産工場W&D社の代表者と約1000人の解雇された労働者との間の話し合いは、労働および職業訓練省の立会のもと開かれたが、3ヶ月の労働争議を終結させる決議を見出せなかった、と319日、同省高官のHem Hoeurn氏は述べた。

労働者の代表は工場の所有者に解雇された職員を無条件に元の位置に戻すよう要求したが、所有者は法的な枠組みに触れながら、労働者側が仲裁評議会の命令に従わず、最終的にプノンペン市裁判所の命令に従わなかったとして労働者側を非難した、とHem Hoeurn氏はThe Post紙に語った

会社側は、裁判所の決定に従うべきだと主張する。

「交渉の間、両当事者はそれぞれの立場に固執したため、会議は合意なしに終了しました。とても残念でした。結果に関係なく、同省はこの問題の進展を円滑化し、労働争議の解決策を模索します」とHoeurn氏は述べた。

 

年金の補償なし

会議で許可された6人の労働者代表のうちの1人であるSaing Chanry氏はその後The Post紙に、工場の代理人は彼らを労働者の真の代表者と見なさないと語った。

「工場は、我々(代表者)が抗議運動に参加するように(労働者に)促したと述べましたが、それは真実ではありません。我々は全員が労働者で、誰も代表者として行動する人はいませんでした。前回のデモでは、工場に年金補償を要求しました。

「しかし、労働省と仲裁評議会からの専門家からの説明を聞いた後で、我々は工場が無条件に私たちを元の位置に戻すことを望むだけです」とChanry氏は述べた。

1104人の解雇された工場労働者のうち100人以上が工場の前で抗議を続け、職場に戻すよう要求していると彼女は述べた。

W&Dカンボジアの弁護士Taing Meng氏は319日にThe Post紙に対し、法の範囲外では何も要求しないよう労働者に知らせようとしたと語った。

「工場が法律に従っていることを労働者らに知らせ、説明しようとしてきました。また、工場がカンボジアの法律に準拠しているため、法律で認められていない要求は認められません」と彼は述べました。

W&Dカンボジアとその労働者との間の紛争は、労働者が年金の補償およびその他の手当を要求した抗議の後、1224日に始まった。

しかし、工場は昨年921日付けの労働省指令443に矛盾していると主張し、会社に6月と12月に年2回の年金の補償を求めていると主張し、彼らの要求を拒絶した。



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最終更新:2019年03月22日11:03

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