インドシナニュース

中国製衣料品が、輸出用のメイド・イン・ベトナム製品に

偽ラベルを用いて、中国の質の粗悪な衣料品が輸出用のベトナム製品になっている。これらの製品は非常によく売れている。

ハノイでは、Hang Dau、Chua Boc、Ton Duc Thang、Bach Mai、Ngoc Lam、Hai Ba Trungなどの通り沿いの店は、「メイド・イン・ベトナム」の衣料品、つまり、輸出向け製品を売っている。これらの製品は、Zara、Mango、H&M、F21のような有名なブランドというラベルがついているが、販売価格は、高級店舗や、ParksonやVincomのようなショッピングセンターで売っているZara、Mango、H&M、F21の半額に満たない。

Chua Boc通りに面した「メイド・イン・ベトナム」店の店主は言う。これらZara、Mango、H&Mなどの服は「本物」で、ベトナムで生産されているが、これらの会社のウェブサイトの類似製品または海外店より非常に安く売られている。理由は、これらの製品には小さな不良があって、輸出されなかったためであるということである。

実は、「メイド・イン・ベトナム」製品は全くMango、Zara、F21、H&Mなどの「本物」の製品にそっくりである。そして、デザインも更新される。本物の製品さえ、模造製品ほど多様なデザインを持たない。若干のデザインは、MangoとH&M、その他のデザインの間で混ぜられる。

実際のところ、Zara、Mango、F21、H&Mのような有名なファッション・ブランドの「メイド・イン・ベトナム」製品は、客先の注文により、ベッティン、タンロン、ベトナム・ブラザーズのようないろいろなベトナム縫製会社によって生産される高品質の製品である。時代遅れの製品または不良品は返品され、ベトナム市場で売られている。

しかし、厳しい製造工程で、地元の縫製会社は、これらの不良製品を市場に出して売ることは許されない。さらに、地元市場の「不良製品」の量は、ショールームの中の本物の製品とハイエンドの商業センターよりはるかに多い。先進の生産ラインがこれだけ多くの不良製品を作り出すということはあり得るのだろうか?

Hang Bong通りのHoang Linhは、Hang Dieu通りに面したメイド・イン・ベトナムの店で、VND250,000(13米ドル)でセーターを買ったと言った。売り手の説明では、これはZaraの不良製品であり、生産メーカーがラベルを切って、国内市場に出しているとのことであった。しかし、数日後に、彼女は、まったく同じセーターをNga Tu So市場の店で見つけた。このセーターもZaraのラベルがついているが、それは「メイド・イン・チャイナ」であり、価格は半額以下だった。

「近年、ベトナム製の衣料品は上質なので、私はベトナム衣料店で家族全員に服を買います。しかし、多くの店が、顧客の支持を逆手取って、偽造ベトナム製品を売っています。」とLinhは不平を言う。

ベトナム製衣料品の数店によれば、ベトナム製品謳っている商品の中には、中国の衣類製品や小さな民間縫製業者によって生産される粗悪品が混じっていると言う。店主らは、有名ブランドのラベルに困っている。ラベルは、ハノイHang Bo通りの衣料付属品店で通常1枚当たりVND 400-500で売られている。しかし、これらのラベルは、本物のラベルとは少し異なる。

多くのラベル業者はHa DongとCo Nhueで製造して、最低200枚の注文から受ける用意があり、価格は200枚当たりわずかVND40,000– 50,000(2.0-2.5米ドル)である。有名ブランドのラベルが欲しければ、ラベル製作者にサンプルを渡せば、5- 7日待てば出来上がる。

ベトナム ジャンル:
最終更新:2012年12月05日14:00

ベトナム繊維業界が市場拡大のチャンスを逃さないためには

環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉の最後のラウンドは最終ステージを迎えている。締結されれば、ベトナムの消費者は、チリ、ニュージーランド、シンガポール、ブルネイ(創立メンバー)と交渉の過程にある米国、オーストラリア、日本などからの輸入時の税制優遇措置より関税が削減されることから、少なくない恩恵に与れる。

輸出面では、ベトナムがある種の分野で、TPPの国々に輸出する際、輸入関税が0となり、当該品目は利益を得る。ベトナム商工省国際貿易政策諮問委員会会長Tran Huu Huynh氏によれば、開発途上国独自の規則に従い、原産保証の問題に関する交渉を克服した場合、繊維、履物などの製品で、ベトナムはTPP市場で多くの利点を持つことになる。

TPPに参加国に繊維、衣料、皮革、履物などを輸出する際は優遇税率を享受するために、基本原則の一つは、使用する原料は輸出国またはTPPのメンバー国で生産されているということである。「もし我々が原材料を生産でき、その後、最終製品への生産までできれば、 もちろん、外貨建ての上に回収できる付加価値の量は、他国の材料を買いに行くより、ずっといいわけです。その時点で価格競争力要因は、自国で材料を生産する国と比較にならないわけです。」とGarmex Saigon株式会社会長 Le Quang Hung氏は分析する。TPPの前に、日越、韓越など一連の経済連携協定は、いずれも、税制上の優遇措置を最大限に享受したい場合は、完成時の原材料の比率に縛られるのである。

しかし、それだけではなく、繊維や靴履物事業では、織物染色の分野のためのインフラ投資したいときに言うと、一部の地方自治体は、投資プロジェクトを「丁重」に拒否すると言う。

靴業界の長年の専門家によれば、もっともことだが、地方は環境汚染の恐れに対して懸念を持っているので、結局のところ、これが本当にインフラ部門への投資のための巨大な障害となっている。Hao Duong社の問題はまだ非常に新しく、このような例、それ以上は、その結果を探す必要はありません。しかし、これは繊維産業や履物業界がこの問題を解決しなければ、すべての原材料の供給源にもなり得る問題はどうなるだろうか?

Le Quang Hung氏によると、唯一の国家レベルでの「救済」が上記の問題を解決可能と言う。「もはや、国がそのような繊維や皮革業界に特化した、特定の業種の設置場所を計画するときがやってきました。もう今やらなければ、貿易協定から効率化を引き出すことは困難となります。」とHung氏は強調して語った。

 

ベトナム ジャンル:
最終更新:2012年12月05日06:00

イオン、ベトナム国内企業とPB製品生産で協力

日本のイオン・グループは、ベトナムでの小売需要に応え、グループの世界流通網に乗せるプライベート・ブランド製品の生産でベトナム企業と協力する。

イオンが特に関心を持っているのは、繊維製品、履物、プラスチック製品といったベトナムが強みを持つ輸出品だ。

ホーチミン市師範大学の学生への奨学金授与式にあたってイオン・ベトナム社の西峠泰男社長が明らかにした。

今回ホーチミン市師範大学と社会人文科学大学の日本語学科の学生60人が、1人600万ドンの奨学金を受け取っている。

 

ベトナム ジャンル:
最終更新:2012年12月04日14:00

外国直接投資、ベトナム繊維業界の織布・染色分野への機会を探る

次々と、世界的に知られている繊維メーカーが、紡績・織布・染色の分野や繊維材料製造分野への投資機会を探るために訪れている。

2012年11月、10社近くに昇る企業がベトナム繊維公団(Vinatex)あるいは公団傘下の関連会社と繊維製品の原料を生産する合弁会社の設立の問題でベトナムを訪問した。

それらは、Texhong(中国)、東レインターナショナル、三井物産(日本)、Lenzing(オーストリア)、Sunrise繊維有限公司(中国)などのように、国家の繊維産業が発展したときから、繊維、糸、織物の製造に特化していた大企業ばかりである。

したがって、環太平洋連携協定(TPP)及びその他の自由貿易協定(FTA)から優遇措置を享受するために材料生産分野への外国直接投資(FDI)誘致の可能性についての、この業界の専門家の予測が徐々に具体化されている。

2012年11月5日、最初に設立された合弁繊維事業は、Thien Nam Sunrise Textile JSCである。これはSunrise繊維有限公司(中国)、ビンユーン省に本社を持つティエン•ナム投資開発株式会社の間の合弁会社である。

Thien Nam Sunrise Textile JSCの設立後、双方は、ナムディン省のBao Minh工業団地に、月産100万mの布帛生産能力と月産300トンのニット地生産能力を持つ生産工場建設に2400万米ドル投資する。

予定では、プロジェクトは来年早々開始、2014年に操業を開始することが期待される。特に、工場の全体の生産ラインと設備は中国側のSunrise社から準備することになっている。

一方、中国の繊維紡織業界でその競争力が十指のうちの1つに数えられるTexhong社は、

外資100%、もしくは、ベトナム側との合弁会社の形で、ベトナムで第3工場の建設を検討するためにベトナム繊維公団(Vinatex)と話し合いを持ったところである。Texhong社は、これまで、ベトナムですでに2つの繊維工場(クアンニン省及びドンナイ省所在)を持っている。

先週末のベトナム繊維公団(Vinatex)との打合せで、東レ・インターナショナルと三井物産(日本)は、2つの投資オプションを開始した。あるいは、繊維公団と協力して原材料生産の新規投資プロジェクトを実行するか、または既存のプロジェクトを拡大するかである。いずれにせよ、ベトナム繊維公団(Vinatex)あるいは傘下企業とのこの2社の投資プロジェクトは、2013年には開始され、2015年には製品を発表できるようになると予想される。

Lenzingグループ(オーストリア)がベトナム繊維公団(Vinatex)と生産システムへの投資プロジェクトを実施し、ベトナムでの木材パルプとビスコース繊維の高品質商品の製造を示唆した。

Lenzingの材料部門部長Michael E. Mayer氏は、ベトナムはLenzingが75年間オーストリアで行ってきた垂直生産モデルを展開するのに理想的な場所であり、条件が揃っているとした。

「成功した場合、この協力は、Lenzingにとって有益であるばかりでなく、ベトナムの紡績・織布の業界にとっても合理的な価格で、高品質の繊維を使用する機会を提供できます。」とMichael E. Mayer氏は強調した。

外国人投資家は、この時点で原材料生産の投資に関連した問題を投げかけ、ベトナムに来る理由は何だろうか?ベトナム繊維公団(Vinatex)社長Tran Quang Nghi氏によると、主な動機は、ベトナムが積極的にTPP交渉やEUとの自由貿易協定(FTA)に参加していることから来ている。交渉が成功した場合は、TPPは2015年には有効になり、その場合、国内の材料を使用して生産した繊維製品の輸出は関税0%を享受できる。ここに多くの外国人投資家が材料プロジェクトに投資したい理由が潜む。

専門家によると、欧州市場での一般特恵関税制度(GSP)(2014年1月1日に施行される)と日越経済連携協定(VJEPA)の特恵およびTPP交渉は、繊維産業が市場を拡大する絶好の機会である。この機会は、生産のための原材料ソースを自国でコントロールできるようになればなるほど、有効性が増す。

 

 

ベトナム ジャンル:
最終更新:2012年12月04日06:00

ベトナムからヨーロッパへの繊維供給能力の向上のために

11月23日、ホーチミン市で、ベトナム縫製刺繍協会は、ベトナムの企業に有効、原料供給及びFOB生産(原材料、半製品の購入による製品の生産、販売)の能力向上のビジネス・モデルを構築のためのセミナーを開催した。

セミナーでは、発展途上国輸入促進センター(CBIオランダ)とシンガポール・テキスタイル&ファッション連盟からの専門家が、欧州連合(EU)市場の特性や構造についての情報を提供し、同時に、ベトナム企業のための効果的なFOB生産モデルを提案した。

オランダCBI組織上級顧問B. Dhyana Van Der Pols女史によると、欧州の輸入業者は、現在、欧州企業の多くが興味を持っている中国やベトナムからの従来からの仕入に加えて、それ以外の繊維製品のサプライヤーを探している。

しかし、現時点では欧州市場へ輸出される繊維製品は低レベルで、中心は量産品で、製品の付加価値は低く、巨大な競争圧力の下にある。

したがって、欧州からの顧客を誘致するために、ベトナム繊維輸出企業は商品を多様化するほかに、生産と需要と競争力を向上させるために積極的に変化していくことが必要となる。

ベトナム ジャンル:
最終更新:2012年12月03日14:00

イオン、アセアン市場の拡大に目を向ける

Aeon Thana Sinsap(タイ)は、積極的なビジネス展開を自国タイ及び周辺諸国で計画している。

イオンはアセアン地域での拡大のための拠点としてタイを見ている。

Aeon Thana Sinsapは、カンボジア、ベトナム、ラオス、ミャンマーに融資サービスを提供、安全な分割払い購入ローンから始める、と、4月からタイに赴任した社長鈴木順一氏は言う。

拡大を進めるため、100%所有のカンボジア子会社の資本も来年増やすと彼は言った。

イオンはカンボジアに1つしか支店を持っていないが、ローン成長は近年2桁経済成長を背景に毎月平均10%と強力である。

わずか10ヶ月のカンボジア支店は6月現在、6000名の顧客基盤を持ち、年末までに10,000名を超えると予測される。

「これまでの海外支店拡大の経験から、通常の成長率に基づく予想として、採算が取れるまで、3年かかると思っていましたが、カンボジア支店の場合、どうやら2年で住みそうです。」と鈴木氏は言う。

カンボジアの後、イオンはもう一つの全額出資子会社Aeon Microfinance(ミャンマー)の資本を増強する。

イオンは、1年間駐在員事務所で割賦購入方式ローンを展開したのち、先月子会社を設立した。

また、先月、イオンはもう一つの完全子会社Aeon Leasing Service(Lao)を準備し、来年からラオスで営業を開始する。

ベトナムでは、その子会社は2年間2つの支店を営業し、2014年に採算が取れることになる。

グレーター・メコン地域に拡大するために、イオン・グループの経営戦略で2006年から2009年まででAeon Thana Sinsapに準備させたと鈴木氏は言った。

また、グループの小売事業部門であるイオン・モールは、グループの金融ビジネスを支えるために地域に拡大する予定である。

イオン・ブランドの下のショッピングセンターは、2014年にカンボジアでオープンし、その後クレジットカードを導入する。

クレジットカードは、他の地域の市場でも展開すると鈴木氏は言う。

「Aeon Thana Sinsapの収益性は、2014-15年くらいから急速によくなるはずです。」と彼は言う。

タイでは、今年10%の成長を目標としているが、総未払負債はおよそ460億バーツである。

同社も、中から高所得者層の市場セグメントの強い成長を見込んで「電子マネー」を提供する予定である。

タイ証券取引所では、Aeon Thana Sinsap の株式は、昨日、取引高663万バーツ、1.25バーツの下落の株価67.50バーツで閉じた。

 

タイ ジャンル:
最終更新:2012年12月03日06:00

ベトナム:2012年11月7日から2012年11月15日までの繊維原材料輸入実績例

今週、綿輸入価格は、前週とは逆行し、平均輸入単価1,671~2,152USD/tで推移している。そのうち、ブラジルからの綿輸入価格は、対前週比1.0%下降し、2,152USD/tである。パキスタン1.2%下降、1,686USD/t、フランス4.4%下降、1,810USD/t、ギリシア7.8%下降、1,714USD/tである。逆に、アメリカからの綿輸入価格は、対前週比1.3%上昇し、1,988USD/tである。タンザニア3.0%上昇、1,814USD/t、コートジボアール4.8%上昇、1,896SD/t、オーストラリア13.2%上昇、2,122USD/t。

その他の国からの綿花の輸入価格は以下の通り。インド1,671USD/t、ジンバブエ1,940USD/t、ザンビア1,855USD/t、ブルガリア1,847USD/t、セネガル1,880USD/t、ケニア1,875USD/t。対2011年同期比で、綿花の輸入価格は21.1-58.9%下落している。

一方で、ポリエステル糸(コード:54023300)の輸入価格は、各市場とも対前週比で10%以上高騰しており、2.08~6.03USD/kgで推移している。そのうち、台湾からの輸入ポリエステル糸の価格は、対前週比11.5%上昇、2.95USD/kgである。中国からの輸入価格は、対前週比11.8%上昇、2.08USD/kgである。その他の市場からの輸入価格は以下の通り。インドネシア2.41USD/kg、香港6.03USD/kg、韓国10.4USD/kgである。対2011年同期比で、上記の市場の輸入価格は、1.8-20.5%下降している。

綿100%、生地巾56/58inch(コード:52091900) のインドネシアからの輸入価格は下降し、7.55USD/mで、日本からの輸入価格は7.96USD/m(CPTタンソンニャット(HCMC))である。

ポリエステル100%、生地巾57 inch(コード:55129900)の中国からの輸入価格は0.44USD/m、香港からの輸入価格は0.76USD/m、(CIFハイフォン)である。

ナイロン82%、スパンデックス18%、生地巾58/62inch(コード:52091100)の台湾からの輸入価格は、3.3USD/yd、中国からの輸入価格は4.09USD/yd(C&Fカットライ(HCMC))である。

ポリエステル95%、スパンデックス5%、生地巾58/60inch(コード:58063999)の中国からの輸入価格は、2.25USD/yd、台湾からの輸入価格は2.3USD/yd(C&Fカットライ(HCMC))である。

綿98%、スパンデックス2%(コード:52091900)の香港からの輸入価格は、1.88USD/m、パキスタンからの輸入価格は2.19USD/m、中国からの輸入価格は2.34USD/m(CIFハイフォン)である。

 

ベトナム ジャンル:
最終更新:2012年12月02日06:00

韓国・慶北視察団と直接商談

2012年11月28日、ハノイのグランド・プラザ・ホテルにてベトナム企業各社は韓国・慶北地域からの視察団と直接商談した。これは、在越韓国大使館がKOTRAと共催したプログラムである。

韓国・慶北地域から13社は、産業用建設機械、電気·電子機器、化粧品、機能性食品などを扱う企業である。ベトナム企業は取扱い製品を予め登録しており、韓国企業との直接商談し、双方向での流通協力の機会を探ったり、商業契約や協力覚書に調印したりした。

数ある韓国企業の中おいて、Dae Yang工業有限会社は、毛布、シーツ枕、マットレス、ぬいぐるみなどの製造に使用される再生ポリエステル繊維の生産に特化したメーカーである。同社は、月間500トン生産し、アメリカ、日本、ヨーロッパに輸出している。今回はDae Yang工業が、初めてベトナム市場に接し、ベトナムにて再生ポリエステル繊維を輸入する客先を見つけたいと考えている。

再生ポリエステル繊維は、通常のポリエステル繊維よりも価格が約40%安いという利点がある。ベトナム企業の中には、HeraやCamelliaなど高級ブランドの毛布、シーツ、枕などを生産していることを知ると、近い将来、ベトナム繊維公団との関係を介して、これらのブランドとの取引ができることを楽しみにしているという。

ベトナム ジャンル:
最終更新:2012年12月01日14:00

外国直接投資(FDI)、ベトナム繊維業界に流れ込む

繊維産業は来年外国投資が増加しつづけるが、投資家は原材料生産案件ではなく、縫製工場に集中するとベトナム繊維協会(Vitas)は言う。

ベトナム繊維協会(Vitas)副会長Le Van Dao氏によれば、台湾、香港、韓国が依然としてベトナム繊維産業最大の投資家であると言う。台湾の投資各社の中にはベトナムへの投資を拡大する計画があるとも彼は言う。たとえば、南部ドンナイ省Nhon Trach工業団地に工場を持つEclat Textile Co.は、ニットウェアの年間およそ300万~350万点の布帛・ニット製品を生産できる工場を250万米ドルで買う予定である。

Eclat社はまた、約400万米ドルを投資して、年間250万点の生産能力がある新しい縫製工場を建てる予定もある。

もう一つの台湾の投資企業Makalot Garment Co.は、北部ハイズーン省に工場を持っているが、中国工場の経費上昇を削減したいという動きの中で、600万米ドル投じて、ベトナムでの生産を増やす計画である。

北朝鮮の企業はクワ耕作に投資することに対する関心を示し、養蚕と繊維生産を計画している。同社は設備と技術に投資する一方で、ベトナム側のパートナーは施設と人的資源を提供することになっていると同社は言う。

アパレル産業への外国投資が増えていくのは良い兆しであるが、逆に、ベトナムは織布・染色工場の発展のためにいかなる支援も受けていないことを意味するとベトナム繊維協会(Vitas)は言う。

ベトナムは、毎年アパレルの分野で必要な材料の80%までを現在輸入に頼っている。シャツやジーンズや他の基本的な衣類を作る際に必要となる綿や繊維や他の材料のうち国内の会社が供給できるのは30~50%だけである。

輸入材料の価格が今年30~40%も高騰し、メーカー各社は苦境に立たされている。

生地を国内手配したいという要望の一部に応ずるために、ベトナム繊維公団(Vinatex)とベトナム石油ガス公団(PetroVietnam)は、Dinh Vu繊維生産工場を北部ハイフォン市に建設した。国内と国外の投資家を引きつけようとして、工業団地内に織布工場と染色工場など4工場を建設する。

産業貿易省も、2015年までに南部ドンナイ省に素材及び染色工場エリアを開発する予定である。

 

 

ベトナム ジャンル:
最終更新:2012年12月01日06:00

カンボジアの伝統的絹織物工芸、存亡の危機

ちょっと以前には、プノンペン郊外15キロのメコン川の川中島であるKoh Dachへの訪問客は、そこで聞く音と光景にしばしば心打たれたものである。地元の職人によって作られ陳列された工芸品の中で、カチャカチャという、安定した、ほとんどリズミカルな鼓動とともには、織工が機を織る光景が見られた。絹糸の間を前後に通っているシャトルの音が、日常生活に浸透したほとんど音楽的なバックグラウンドを作っていた。

しかし、現在では、もうめったに耳にすることはない。

「みんな、機織りをやめました」と、地元に住む35才のChan Thaさんは言う。「絹織物ではお金を儲けることができないので、農業に転業した人もいますし、町へ出稼ぎに出た人もいます。」

国際金融公社(IFC)からのレポートによると、カンボジアではごく少量の繭しか取れないため、従来から織工たちは近隣諸国から生糸を輸入して、スカーフや他の製品を作って、販売し、生計を立てていかざるをえなかった。しかし、輸入費用が上昇し、職人の利益は目減りする一方なため、この伝統的な産業から多くの者が離脱をはじめた。

実際、非常に多くの人がこの産業を離れているので、業界ごと消えてなくなる懸念は深刻である。この伝統産業になくてはならない援助を与えようとしているプログラムもあるのだが、専門家は問題が複雑なものであると言う。カンボジアの絹織物の存続は決して確実でなく、現在の軌道をこのまま進むならば、プレ・アンコール時代にまで遡る伝統工芸は未来永劫失われることになる。

 

カンボジアでの絹生産は、幾世紀の歴史を持ち、カンボジアの文化的アイデンティティに不可欠な部分と見る人たちも多い。

カンボジアの織工たちはもともと中国からのもたらされた生糸を使っていた、とメーカーや織工を支援し絹織物の販売促進する協会でもあるクメール・シルク村副事務局長Ke Munny氏はEconomics Today紙に語った。12世紀前半に建設されたアンコールワット以前から、カンボジアの絹織物は作られており、絹を纏った女性の浮き彫りのイメージは寺院の壁を優雅に引き立てている。

 

カンボジア ジャンル:
最終更新:2012年11月30日14:00

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