インドシナニュース

ベトナム:環境にやさしい繊維産業を目指す

繊維・アパレル産業はベトナムの主要輸出産業の一つであるが、高レベルの温室効果ガス排出も生み出してもいる。

57日にハノイで開催された会議にて、ベトナム繊維協会(VITAS)Trương Văn Cẩm副会長によって声明が出された。

Cẩm氏によると、同産業は2017年と2018年にそれぞれ317億米ドルと360億米ドルの輸出売上高を上げた。今年、同業界は輸出売上高の目標額を400億米ドルに設定した。

しかし、同産業はまた高レベルの温室効果ガス排出をしている。この分野は繊維産業の評判に影響を与える多くの社会的および環境的問題に直面している、とCẩm氏は加えた。

世界野生生物基金(WWF)とVITASは、201810月以来、「水質管理とエネルギーの持続可能性の改善によるベトナムの繊維産業のグリーン化」を連携・実施してきた。

同プロジェクトは、ベトナムの繊維・アパレル産業を、低コストの製造業および低環境基準産業から持続可能で環境に責任のある製造業に変えることを目的としている。

また、ベトナムの繊維・アパレル産業を変革するというビジョンも持っている。 社会的、経済的、そして保全的な利益を国にもたらすために、産業界の関与と環境ガバナンスへの影響を通じてこの目的を達成すると見られている。

WWFによる持続可能な開発プログラムのマネージャーであるHoàng Việt氏は、世界の多くの有名ブランドが環境および社会的基準を強化した生産方法に変えたことで、環境の持続可能性を世界の消費者が目指していたと語った。

それゆえ、今のところ繊維産業が生産方法を変えなければ、ベトナムはその競争力と機会を失うであろう、とViệt氏は語った。

実際、繊維産業は今日最も環境に影響を与えている。 集中的な水の抽出、廃水の使用と排出、および水の加熱と蒸気生成のための高エネルギー消費は、水資源と温室効果ガス排出量に大きな影響を与える可能性がある。

工場や工業団地は、排水処理のための設備に投資するための財源などのさまざまな理由から、依然として放水に関する国内基準を満たすのに多くの困難に直面している。

加えて、既存の水資源および廃水資源の管理方針および規制は非常に複雑であり、実施は限られている。 これは、企業がよりクリーンな技術や製造方法に投資する際の障害となり、環境規制を順守することが困難になる可能性がある。

この問題に対処するために、天然資源・環境省のLê Thị Minh Ánh氏は、環境保護法を改正する方向性を共有した。

同省は、投資プロジェクトの審査基準の見直しを検討するよう国に要請する。見直し要請内容は以下の通り:環境に影響を与えるリスクのレベルに応じて投資プロジェクトを配分する、 統制を強化するメカニズム、これらの条件下での環境ライセンスを統合する。



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最終更新:2019年05月13日10:50

カンボジア:労働者らの人権の状況を懸念する国際企業ら

アパレル業界の国際企業グループは、国内の労働と人権の状況について懸念を表明している。

52日、ナイキ、アディダス、リーバイストラウスを含むグループ は、国の労働と人権の後退に関するEUの懸念に耳を傾けるように彼の政府に訴えているフンセン首相に書簡を送った。

「カンボジアの労働と人権の状況がカンボジアの貿易嗜好を脅かす危険性があることを懸念しています」...「この手紙の署名者の多くはこれまで政府との複数の経路を通じてこれらの懸念を提起してきました。

今日まで、私たちはその手紙に対する返事を受け取っていません。カンボジアの労働者とカンボジア経済全体に明るい未来を約束するために、ご連絡をお待ちしております」

カンボジアでのアパレル産業の成功は、国際労働機関(ILO)によって設定された高い労働基準を、この国が採用し、順守したこととと密接に関係していると記している。

「多国間繊維取決(MFA)が段階的に廃止されたとき、カンボジアの繊維産業は生き残れないという懸念がありましたが、ヨーロッパ、カナダ、香港、アメリカの企業はカンボジアから買い続け、ILOの実施するBetter Factories CambodiaBFC)プログラムを政府が具体化していきました」

書簡では、カンボジアのサプライヤーとのグループの取り組みが昨年カンボジアから輸出されたアパレル製品、履物、旅行用品の総額95億米ドルに貢献したと述べている。今日、アパレル製品、履物、旅行用品の輸出は、カンボジアの国内総生産の3分の1以上を占めており、これがカンボジアの総輸出額の半分に相当する、と付け加えている。

2月に、欧州委員会では、「武器以外すべて(EBA)」取引スキームの下での、カンボジアから欧州連合市場への優先的アクセスの停止を招く可能性があるプロセスがはじまった。EUは、2017年の主要野党、カンボジア国民救助党(CNRP)の解散を含む、国内の民主化後退を懸念している。

1月、米国の上院議員Ted Cruz氏とChris Coons氏は、2019年カンボジア貿易法を導入したが、これは、カンボジアが一般特恵関税制度(GSP)のスキームの下で受ける優遇措置を見直すことを米国政府に要求するものである。

カンボジアには約1200のアパレルおよび履物の工場があり、そこで働く労働者の80%が女性である。

It Samheng労働大臣によると、カンボジアは最高最低賃金に関してアセアンで5番目にランクされている。カンボジアでは、アパレル産業の最低賃金は現在月額182米ドルに設定されている。

BFCの最新の報告によると、アパレル産業の未成年労働者の数は、2014年の74件から昨年の10件に急減している。BFCは、これは、労働省とカンボジア縫製製造業者協会(GMAC)の関与なしには実現できなかったと述べた。



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最終更新:2019年05月12日14:31

カンボジア:2000人を超える工場労働者が負傷

労働省と職業訓練協会の国家社会保障基金(NSSF)の報告によると、昨年、カンボジア全域で約1700件の交通事故が発生し、約2000人の工場労働者が負傷した。

58日に発表された報告は1894人の工場労働者が交通事故に巻き込まれたと述べた。 このうち40人が死亡、3492人が重傷、1505人が軽傷を負った。

1692件の交通事故の具体的な内容は、1565件のバイク事故、27件の自動車事故、18件のトラック事故、12件のトゥクトゥク事故が発生したと述べている。

自転車事故は19件、歩行者が巻き込まれた事故は86件発生した。ある工場労働者は電車により怪我をした。

報告によると、工場労働者を巻き込んだ事故の40%の原因は過度なスピード違反であるという。

また、事故のうちの24%は不注意な追い越しの結果であり、17%は交通ルールを尊重しなかったことによるもので、技術的な問題は18%を占めている。

NSSFの政策局長Heng Sophanarith氏は、交通事故に巻き込まれた労働者数は2017年と比較して49%減少したと述べた。

報告書によれば、この期間中にカンボジア中の17の工場で少なくとも2109人の労働者が失神した。

Sophanarith氏によると、これらの数値はワーキンググループが失神事件の原因解明、工場の状態改善の対策を講じるための調査訪問よって得られた。

同氏は、労働者の失神が起こった工場は2017年と比較して5工場減ったが、失神した労働者の数は506人増加し、32%の増加となった、と述べた。

Sophanarith氏によると、大半の事件は1人か2人の労働者のみ失神したことから始まったが、これは周囲を怖がらせ、大量失神につながった。

NSSFOuk Samvithyea局長は、カンボジア経済は成長し続け、アパレル・履物産業も含め、国内外の投資家が多大な貢献をしたと述べた。

同氏は、これがカンボジア全土で仕事を生み出したと述べた。

「この発展に伴い、カンボジア政府は労働者の健康を考慮に入れました。職務上の事故、失神および交通事故などの多くの課題に直面しています」と同氏は語った。

カンボジア労働連盟のAth Thorn会長は、同報告書には労働者が今も直面している問題を解決する必要があると示されていると述べた。

「増減にかかわらず、数字は小さくありません。その数は大きく、そして警告しています。 私たちは失神や交通事故死者数を減らすための措置を取る必要があります」と同氏は述べた。

労働職業訓練省のスポークスマン、Heng Sour氏は、タイヤの爆発や操縦不良により多くの事故が発生したため、NSSFは交通安全教育を強化し、関係者と協力して車両に関する技術的問題を監視すると述べた。

工場での失神に関しては、「換気を良くし、臭いの強い原料を適切に保管することが重要です」と述べた。



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最終更新:2019年05月10日11:17

ベトナム:繊維・アパレル輸出、4ヶ月で9.8%上昇

商工省によると、ベトナムは今年の最初の4ヶ月間にアパレル製品や織物の輸出で94億米ドル以上の収益をあげた。

4月単月では、7.1%伸びて、製品売りで23億米ドルと急上昇した。

1月から4月までの間、ベトナムのアパレルや織物の最大の輸入国は、アメリカ、日本、欧州連合、韓国だった。

同省によると、売上高の急増は主に市場の強い需要によるもので、今年の最初の6ヶ月間、あるいは年間を通してさえも多くの注文が出されている。

ベトナムのアパレル製品と繊維製品の輸出高は、2019年には400億米ドルに達すると見込まれている。

ベトナムは繊維製品に関して世界5大輸出国の一つであり、2018年のアパレルおよび織物の輸出高が340億ドルを超え、2017年から16.6%増加した。

しかし同協会によると、ベトナムは昨年、129億米ドル以上の13.5%増の布地輸入に費やさなければならず、地元の布地の大部分はまだ国の主要衣料品輸出市場の品質要件を満たしていないという。



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最終更新:2019年05月09日19:24

ベトナム:世界の有名ブランドの製造者に

ベトナムの繊維・アパレル部門は、自由貿易協定(FTA)を利用して世界的に市場シェアを拡大し、「世界の有名ブランドの製造業者」になると、貿易投資当局が述べた。

ホーチミン市投資貿易促進センター(ITPC)所長Pham Thiet Hoa氏は、国内生産製品のサプライチェーンが改善され、ベトナムがより多くのFTAに加盟したため、ベトナムから製品を調達する海外バイヤーが増えていると言う。また、競争的な労働コストと優遇政策は、引き続きベトナムが同セクターの投資家にとって理想的な投資先となるのに役立つだろうと述べる。

環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)への参加は、同国にとって長期的な利益となり、カナダ、メキシコ、ニュージーランド、オーストラリアをはじめとする多くの国で、繊維・アパレル部門の市場シェア拡大に役立つだろう。

また、EU・ベトナム自由貿易協定(EVFTA)も、中長期的にプラスの効果をもたらすことが期待される。EVFTAの法的審査は完了し、加盟国の承認手続きが進められている。6月にはベトナム国会で承認される見通しだ。

EUは、ベトナムの繊維・アパレル部門の第2位の輸出市場で、繊維・アパレル製品に適用される関税の40%以上が、EVFTAが発効すれば、0%に引き下げられる見通しだ。

FTAは、ベトナムが繊維・アパレル産業のバリューチェーンを高める上で重要な役割を果たしています。企業の海外直接投資について、これまでに約175億米ドルがこの産業に投資されています」とHoa氏は述べる。

先週香港で開催されたGlobal Sources Fashion showには、衣類、織物、工芸品、ファッションアクセサリーにおける30以上の主要なベトナムのメーカーが商品を展示した。出展者の多くは、ベトナム繊維協会(VITAS)、ベトナム繊維公団(Vinatex)、ホーチミン市の手工芸・木材産業協会のメンバーである。ベトナムの輸出業者らは、今回の見本市で、AuchanBest BuyCarrefour, Fossil、香港ディズニーランド、K-Swiss, Li & FungMarks & SpencerQuiksilverSwarovskiTargetTescoなどの、主要バイヤーからの輸出注文を増やすとみられている。

Global Sources Fashion Groupの社長Livia Yip氏によると、このイベントは業界の発展、また国際的なデザイン交流を促進し、デザイナーにとって買い手・売り手にアプローチするためのプラットフォームを提供するという。

展示会に参加した出展者のBui Thi My Hanh氏によると、ベトナムの出展者の多くはマーケティングスキルや輸出市場に関する情報を欠いているという。

「このイベントを十分に活用するには、出展者が効果的な出展者になるようITPCの訓練を受ける必要があります」とHanh氏は言う。同氏は、ITPCは、海外の貿易関係者と輸出業者をつなぐ架け橋として機能し、国内の輸出業者が輸出市場をよりよく理解できるようにすべきだ、と指摘する。

ベトナムの出展企業は、進行中の米中貿易戦争の影響で、中国からベトナムへの受注が増えることも予想しているという。

「ベトナムの繊維企業は今年、受注に前向きな兆候を見せています。多くの企業は、2019年の上半期だけでなく、通年ですでに注文を受けています」とVITASVu Duc Giang会長は述べた。

昨年、同業界の輸出額は360億米ドルで、前年比16%増となり、ベトナムは世界三大繊維・アパレル輸出国の一つとなった。繊維・アパレル部門は今年、輸出目標を前年比11%増の400億米ドルに設定した。業界は、2025年までに600億米ドル以上の輸出を目標としている。



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最終更新:2019年05月09日10:56

ベトナム:電子商取引プラットフォームにおける貿易促進を優先事項に

商工省傘下のベトナム貿易振興庁のVu Ba Phu局長(以下Phu)は、ベトナムが自由貿易協定を活用するための貿易振興戦略について「税関(Hải Quan)」紙(以下HQ)に語った。

 

HQ:貿易促進活動がベトナムの輸出売上高に与える影響についてどう考えていますか?

Phu:最近では、全国貿易促進プログラム、国家ブランドプログラム、および企業の能力向上および企業への情報提供を目的としたその他の活動を含む、多数の貿易促進活動が行われています。これらの活動は、ベトナム企業、特に資源の限られた中小企業(SME)の輸出売上高を押し上げました。

毎年、中小企業の能力向上、製品開発、ブランド・製品デザインのトレーニングコースが全国各地で数多く開催されています。

また、貿易活動の促進および市場拡大に向けたスキルを養うための企業向けのトレーニングコースも毎年多数開催されています。

国家予算および民間部門からの投資を含む貿易促進活動への投資総額は年間4000億ベトナムドン(1700万米ドル)から5000億ベトナムドン(2130万米ドル)に達し、輸出売上高は10%増加しました。貿易促進活動は生産的に行われてきたということです。

 

HQ:一部の人は企業による展示会参加は効率性を証明していないと言う人もいます。 どう思いますか?

Phu:この件に関しては慎重に検討されていないと思います。展示会参加を選択した企業は、商工省の厳しい基準を満たす必要があります。たとえば、企業は輸出売上高の基準や優秀なスタッフがいる、などの基準を満たす必要があります。

展示会でどれだけの契約が締結されているかについての公式の数字はありませんが、企業が市場や顧客にアプローチし、製品を紹介し、パートナーと契約を結ぶ機会を持てることは否定できません。

 

HQ:専門家は、ベトナムの貿易促進活動への投資は十分な輸出可能性に達していないと述べていますが、それに関してはどう思いますか?

Phu:貿易促進に割り当てられた国家予算は、他国のそれよりも低いままです。

ベトナムの貿易促進予算は、マレーシアとタイの配分の0.11%と低く、日本と韓国の何百倍も低いのです。それは、ベトナム経済が苦戦しており、日本や韓国より発展が遅れているからです。

企業や業界団体を更に支援するには、今後、より多くの国家予算が貿易促進に配分されるべきだと思います。

 

HQ:貿易促進活動、特に輸出促進の優先事項は何ですか?

Phu:ベトナムが締結した自由貿易協定の可能性を最大限に引き出し、グローバル貿易によってもたらされる課題を克服し、持続可能な方法で輸出活動を発展させるためには、開発に4つの方向性があります。

第一に、輸出促進における情報技術と電子商取引の適用を促進することです。

第二に、輸出促進における国際協力の強化です。 国内の企業や協会、特に中小企業のパートナーを探すことです。 私たちは、貿易相手との持続可能なネットワークを維持するために中小企業や協会の支援に焦点を当てます。

第三に、市場コンサルタントサービスを改善し、企業に貿易機会を提供するチャネルを作り出し、それをベトナムの代表機関、省の貿易促進機関、輸出入局、地方貿易促進機関および企業や協会との貿易取引を結びつける効果的なチャネルにすることです。

そして最後に、貿易促進は国内外の市場でローカルブランドを築き、発展させ、保護することを同時に行われなければなりません。 こうすることで、企業は価値を高め、輸出高を維持する機会が与えられるのです。

 

HQ:電子商取引による輸出促進の役割は何ですか?

Phu:電子商取引とデジタル化は世界貿易のトレンドです。

2030年には、ベトナムの電子商取引、デジタル商取引、デジタル経済の成長率は、2003年と比較して約600倍も急増すると予測されています。

電子商取引およびデジタル経済プラットフォームでの輸出促進は、企業支援のための商工省の優先事項の1つです。

同省は、電子商取引プラットフォームでの貿易促進に関するスキル、能力、および知識を向上させるために企業を支援していきます。

同省はまた、アマゾン、アリババ、グーグルなどの世界的な電子商取引サービスプロバイダーと繋がり、それらのサービスプロバイダーはビジネス全体の支援、および特に中小企業の輸出促進活動に電子商取引ツールを適用における支援をするためにベトナムに参入します。

 

HQ:政府機関の努力以外に、より効果的な貿易促進を目指す企業へ向けたメッセージは何でしょうか?

Phu:企業自体がプロモーションにおいて積極的な役割を果たす必要があります。 政府は、国内の貿易促進プログラムの枠組み内ですべての貿易促進活動を網羅することはできません。

企業は、貿易促進活動への投資を政府と共有するだけでなく、持続可能な輸出を確保するために、市場を模索し、グローバル市場で自社ブランドを維持し、発展させる必要があります。

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最終更新:2019年05月08日11:13

ベトナム:日本のアパレル、レディス・アパレルメーカーの頂点を目指す

日本のカジュアルアパレル会社Stripe Internationalは、今年度末までにベトナムの女性向けアパレルのトップセラーとなると見込まれている。

同社は、競合他社のユニクロや良品計画が登場する前に、ベトナムでの事業を拡大する計画。具体的には、2019年度中にHCMCやダナンを含む、ハノイ以外のより多くの都市に店舗をオープンする。今年度中にベトナム中で23店舗を開店する予定。

「小都市が発展すると、オフィスがやってくる。それが私たちのグループが新しい店舗の出店の場所となる」とStripe Vietnamの代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)である張替勉氏は日経アジアレビューに述べた。

Stripe2017年にベトナムのアパレル企業NEM Groupを買収し、地元の人々、特に20代から40代のNEMブランドの働く女性の間で人気を博した。

同社は、ベトナムでの売上高が前年同期比30%増の4640万ドル、長期的には国内売上高が7,060万ドル、営業利益率が25%となることを目指している。

Stripe Internationalだけが、ベトナムでゲームを展開することを計画している唯一の日本のアパレル・ブランドではない。昨年、ユニクロは今秋、ホーチミン市に最初の店舗をオープンする計画を発表し、今月初めにスタッフを募集し始めた。

家庭用品とアパレルチェーンの無印良品は来年初めにホーチミン市に最初の販売店舗をオープンする予定。

ドイツの調査会社Statistaによると、ベトナムのファッション売上は2017年から2222年の間に年間22.5%増加し、2022年までに年間98800万米ドルに達すると予測されている。

ベトナムでのファッション部門からの売上は2017年には48600万米ドル、2018年には55700万米ドルに達し、今年は66100万米ドルに達するという。



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最終更新:2019年05月07日05:53

ベトナム:多数の労働者が懸念する地域別最低賃金

ベトナム労働総同盟(VGCL)の労働関係省のLê Đình Quảng副局長は、労働者の賃金と労働組合の役割についてどのように交渉するか、Kinh tế & Đô thị紙に語った。

 

Kinh tế & Đô thị紙:最近の最低賃金の引上げは労働者の生活を改善したと思いますか。

Quảng副局長:国家賃金審議会、ベトナム労働総同盟(VGCL)および雇用主は、ベトナムにおける労働者の、年間の地域別最低賃金引き上げについて政府に助言しました。今年、国家賃金審議会は5.3%の賃金引き上げを提案しています。賃金引き上げは何百万人もの労働者の生活を改善するのに役立つでしょう。しかし、ベトナムの労働者は一般的に、提案された賃金引き上げによってもなお多くの困難に直面しています。VGCLが実施した調査によると、多くの労働者の給与は日々の経費を賄うことで手一杯です。生活を少し楽にするためにより多くの収入が必要なら、残業しなければなりません。VGCLが今年初めに実施した調査によると、大部分の企業は、労働者の賃金を月1825万ベトナムドンまで引き上げるため、政令141号に厳密に従っていました。大きな祝日には、雇用者、労働組合、政府機関が労働者に餞別を贈っていました。ですが、特に皮革・履物、繊維、養殖業の労働者の場合、給与だけでは毎月の支出を賄えていません。

 

Kinh tế & Đô thị紙:一部の雇用主は、政府の提案よりも多くの賃金をすでに支払っているため、政府が設定した最低賃金を気にしないと公言しています。そのような主張にはどのように対応しますか。

Quảng副局長:実際には、ほとんどの労働者の月収は、政府が設定した公式の最低賃金引き上げによって提案された額よりも高い水準にあります。もちろん、ベトナムのすべての雇用主は、労働者のために社会保険料を支払うべきです。我々の調査や労働組合からの報告によれば、すべての企業は政令第141号に従って従業員の月給を設定しています。ですが、政府が設定した5.3%の地域別最低賃金引き上げは、労働者とその家族の最低生活条件を満たすには十分ではありません。この増加でも、彼らの最低要件の約9495%だけにしか届きません。2019年には、国家賃金審議会が来年の最低賃金引き上げについて交渉すると予想されています。提案された賃金引上げは最低生活条件を満たすべきですが、実際にはそのような目標は達成されていません。交渉中、最低賃金の引き上げ幅については多くの意見があります。例えば、2018年に国家賃金審議会の技術チームは、食料品は48%、非食料品は52%の増加に基づくべきであると提案しました。一方、VGCLはそれぞれ45%55%の増加を提案しました。全国賃金審議会の提案とVGCLの提案との差は約30万ベトナムドンであり、結果として、VGCLは省政府に対し、各機関が独自の調査を実施し、今後の昇給額をどの程度にすべきか提案するよう要請しました。雇用主との折衝もあるので、最低賃金だけが収入源ではありません。最低賃金は、すべての当事者が最終決定に至る前に交渉する最低の水準です。そしてもちろん、賃金交渉の過程で、労働組合はとても重要な役割を担います。

 

Kinh tế & Đô thị紙:賃金値上げ交渉では、労働者はどうすればいいのでしょうか。

Quảng副局長:第一に、彼らは労働市場、労働力、賃金体系についての十分な知識を持つべきです。昇給交渉は雇用主と労働者の間で行われます。私の考えとしては、すべての労働者は自分のスキルレベルと能力を知るべきです。今は市場経済の中で生活していますから、労働組合の支援も受け、大きなものから草の根レベルまで、労働者は交渉の場を広げることに慣れ、最善の取引を確保する必要があるでしょう。

 

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最終更新:2019年05月06日06:10

ラオス:マックスマーラ、デザイン剽窃を否定

高級ファッションブランドのマックスマーラは、辺境少数民族グループの伝統衣装のデザインを盗用したとして非難されており、当該ブランドがどのようにデザインパターンのアイデアを創作しているのか、その背後にある倫理についての議論が炎上している。

マックスマーラはこの論争について沈黙を破り、The New Dailyに、最近のリゾートウエアコレクションで特集された「装飾」は、Omaの民族独自の職人技のものと「全く似つかない」と語った。

ラオス北部、ベトナム北西部、中国南部の山岳地帯に住むその小さな農業グループの権利を主張する活動家たちは、イタリアの当該ファッションブランドが、伝統的なデザインを盗んでいると非難している。権利擁護団体である伝統芸術民族学センター(TAEC)の共同ディレクター、Tara Gujadhur氏は、Omaの手作り織物は、地域社会にとって誇りと文化的重要性の源だと述べた。

「(デザインが)量産服にプリントされたのは胸が張り裂ける思いです」とGujadhur氏は述べる。

Oma族は職人として知られており、硬貨やポンポンで装飾された色彩豊かな衣服やスカーフを丹念に縫い込む。独特のハンド刺繍やステッチ、赤のデザインがOmaの代表的な装飾である。

TAECがマックスマーラを ‘Weekend Max Mara’リゾートラインのためにコピーしたと非難したのは、このような特徴的なパターンが見られたためである。コレクションにはコットン素材のポプリンのドレスが含まれており、小売価格は827米ドル。

Nanam村のKhampheng Loma村長によると、Omaの人々はこのデザインを葬儀などの重要な文化的・地域的イベントに利用したという。

「私たちの祖父母はこれらの伝統を両親に伝え、そして両親が私たちに伝えました。私たちはOmaの人間であり、伝統的な服を作ったり着たりして文化を守っています」とLoma氏は言う。

Omaはそのデザインを商標登録していないため、マックスマーラのデザインが違法であるとはTAECは主張していないが、非倫理的であると主張している。

「どのような規模の会社であっても、承認・合意・対価なしに、オリジナルではないデザインの販売から利益を得ることは、確実に間違っている」とフェイスブック上でシェアされていたマックスマーラ宛の書簡の中でTAECは述べている。

TAECはマックスマーラに対し、その衣料品を店舗から撤去し、デザインを盗用しないことを公約し、衣料品の販売で得られたすべての収益を少数民族の知的所有権を擁護する団体に寄付するよう働きかけている。

ラオス内外で議論が巻き起こり、5000人以上がTAECの要求を支持する署名をした。しかし、マックスマーラはThe New Dailyへの声明で、TAECOmaの人々のために行動しているのかという疑問を提起した。

「弊社はその装飾がOmaの伝統工芸の一部であるという可能性を全く認知しておらず、絶対的に誠実であると表明します。TAECは、Omaグループの代表ではないことを認めており、係争中のデザインの使用が違法であるとは主張していません」とマックスマーラは声明で述べた。

しかしTAECは「剽窃された人が不当だと感じるかどうかにかかわらず、剽窃自体が間違っているのです」と主張した。

地元英語ニュースのThe Laotian Times紙に掲載された記事の中では、TAECがデザイン盗用と主張する考え方と、Omaの人々の考え方との違いが指摘されている。

「私たちが一緒に働いている職人たちは、隔離された地域に住んでいるため、彼らの生活は知的所有権の問題とは全く無縁です。我々は、これが重要な長期的プロセスであると認識しており、彼らと議論を続けていきます」という、Omaの女性と緊密に協力しているTAECThongkhoun Soutthivilay氏の発言が伝えられている。

TAECは、企業の不正行為を看過することは「チェックなしの危険性」であり、企業が自らの権利を守るための教育や資源を持たない人々から、アイデアや仕事を奪うことを阻止するための監視が必要だという。

「これは、発展途上国のコミュニティや文化が共有する伝統的な創造的作品は、西洋の個々の 「芸術家」 が現代のデザインに与えているような保護を受けるに値しない、というメッセージを伝えている」と同紙は報じている。

Luang PrabangにあるTAECのミュージアムショップでは、ラオスの30以上のコミュニティと協力し、Oma族の衣料品が販売されている。

The Laotian Times紙では、TAECのショップの収益の50%は直接職人らに還元されていると報じている。



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最終更新:2019年05月04日07:55

マレーシア:いつまでも大切にしたい祈りの衣服(後)

(前編より)

 

デザイン革新

同社は預言者ムハンマドの妻であるSiti Khadijahにちなんで名付けられたブランド名で、ベール、ハンドソックス、ジュバ、アクセサリーなど、メッカ巡礼者の快適さのための様々なアパレル製品も製造している。

Telekung Siti Khadijahは革新的で特許取得済みの顔の部分に特徴のある製品として有名で、額の裏地はどんな顔の形状やサイズにもぴったり合うように縫い付けられている。この機能は伸縮性のある素材でできており、祈りの際に着用すると快適である。

この技術革新における最初の革新は、綿、紡績ポリエステルなどの上質な素材とセランゴール州のバンダル バル バンギの生産工場でのPadzilah氏と彼女のチームによる考え抜かれた研究と設計プロセスの使用によって可能になった。

しかしこの革新により、Siti Khadijah社は偽造品製造者の標的となった。

「私たちは従業員による私たちのためのテレクンの開発という大変な仕事を価値を置いています。それが、私たちのブランドとデザインがマレーシアの知的財産公社の下、商標登録され特許を取得している理由です」と、著名なブランド賞や女性起業家50賞を含む数多くの賞を受賞しているPadzilah氏は述べた。

不幸なことに、彼女のブランドを守るための努力をしたことで、Siti Khadijah社はテレクンのような普段着を売り込んで調子に乗り過ぎた日和見主義者と批判された。

「テレクンをブランド服に変えたので、私たちは否定的な発言を受けました。私たちのコレクションに色や装飾を加えることでも批判されました。それはブランド服を着ることに対する誇りではありません。私の意図することは私の根底の考えに遡ります。私の意図の要素と努力でテレクンを着用者から大事にされる衣服に変えることでした。

例えば、テレクンの色は祈りへの興味を促すためのものです。色の目的は祈りながら他人の注意を引くことではありません。 例えば、母親は娘にカラフルで可愛らしいテレクンを身に着けさせることによって子供を祈りに促しやすくなるでしょう。 それは、購入者がその服を購入する際の自身の意図であるだけです」と彼女は述べた。

 

SRIKANDI技術大学

Siti Khadijah社は、持続可能なファッションと熟練した労働力を持ち、地元の人々だけでテクノロジーとデザインや生地の品質を向上させることへのコミットメントを継続すると決意している。

「私の夫Aminuddin Md Nasir4人の子供が何年にもわたって事業に加わり営み続けたことでより有意義になりました。Siti Khadijahブランドが10年前に始めたときには1日わずか200個にすぎない生産量であったのに対して、現在では1日に2000個のテレクンを生産しているなんて私はいまだに信じられません。仕立ての高いスキルを持つ地元の労働力の欠如など、私が過去に直面していた生産上の問題を考えたことは、セランゴール州のシャー・アラムにSlangkandi技術大学を設立するきっかけになりました。

アカデミーは、特に私たち自身の間の社会経済の強化という私のビジョンとうまく調和しています。Siti Khadijahがテレクンのようなベーシックな衣服が世界中のイスラム教徒のライフスタイルを維持していくのを見たいと思っています」とPadzilah氏は述べた。

マレーシア ジャンル:
最終更新:2019年05月03日12:01

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