インドシナニュース

マレーシア:生地及び衣料品輸出を2020年までに倍増

新しいレポートによると、マレーシアの生地と衣料品輸出は、2011年に強く前進したが、今後2020年までに年間75億米ドルと現在から倍増させる計画が組まれている。

2011年に、マレーシアの生地及び衣料品輸出は、大幅な28.4%増加、38億米ドルに達したとTextile Outlook Internationalの最新版は言う。

このうち、生地輸出は33.5%増、25億米ドルまで成長し、全繊維製品輸出の65.3%のシェアを占めている一方、衣料品は19.8%増、 13億米ドルに達し、全繊維製品輸出の34.7%の割当を占める。

2011年に達成できた強い前進が、今後の輸出の強い上昇傾向の始まりとなることをマレーシア繊維産業界は望んでいる。

こうした希望は政府が繊維産業を更に発展させたいという計画に基づいており、それは、マレーシア経済一般と同調して、ハイテク及び高付加価値製品に対する関心に繋がっている。

これらの計画は、近年の他の産業界の急成長にもかかわらず、マレーシア政府がいまだ繊維産業を可能性ある産業と考えているという事実を反映している。

また、マレーシアは外国人投資家にとって特に魅力的な場所である。マレーシア政府はビジネスに対し支持を示し、関与を示し、そして、会社が成長を成し遂げて利益を生み出す機会がある良好な環境を確立するという方針を実行していく。

繊維産業の新しい発展領域は、国の第3産業マスタープランの中で指定され、推進されることになった。

これらの領域には、産業資材やホーム・テキスタイル、機能性素材、民族調素材とハイエンド素材や衣類を含む。

加えて、デザイン・ハウス、ファッション・センター、特殊染色・仕上げ施設などキーとなるサポート施設とサービスにより大きな力点を入れる計画がある。

レポート『マレーシア繊維産業の展望』は、Textile Outlook Internationalの158号に掲載された。

 

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最終更新:2012年11月14日14:00

ベトナムでの国際会議は信用の証拠

ベトナム繊維公団(VINATEX)Vu Duc Giang会長は、ハノイで最近開かれた国際繊維製品製造業者連合会(ITMF)年次会議(テーマ「繊維工業のための挑戦–現在と未来」)に参加する一方で、繊維製品輸出の進捗についてメディアに語った。

 

---ベトナムは、今年、ITMF年次会議を主催しました。この会議の国内縫製産業の発展についての重要性は?

 

<Mr.Giang>ベトナムは政情が安定しているために大きな国際ビジネスに信用があります、そして、これが投資を促し、縫製産業に革新をもたらしています。

原料輸入を100%からの60-65%へ減らし、工賃仕事からFOB契約に切り換えていくことで、外国のパートナーとの協力を拡大する機会ももたらしました。

これらの業績の結果、ITMFは今年の年次総会のホスト国にベトナムを選びました。それは、国内縫製と繊維業界の勝利、もっと言えば、ベトナム産業界の勝利と考えられます。

 

---柱となる産業に海外直接投資を引きつけるためにどんな方策が取られていますか?

 

<Mr.Giang>今年の会議はベトナムの企業が投資と生産サポートを呼びかける絶好のチャンスだった一方で、世界中の企業と経験を共有しました。

この前の土曜日に、中国紡織工業連合会と会合を持ち、両国の協会同士で8つの戦略的な問題を議論しました。会議で、ベトナムもこの基幹産業で外国の織物メーカーから、特にレベルの高い製品の方へ投資を訴えました。

 

---どんな目標が縫製産業に設定されていますか?

 

<Mr.Giang>9月現在、衣料品輸出は126億米ドルに達しました。そして、2012年の目標は、昨年のおよそ7.7-8%増の170億ドルに設定されています。しかし、進展していますが、それでもまだ世界中で多くの繊維企業からは程遠いです。

今年のITMF会議は、2020-30年の方へ向けて、ベトナムが2013-15年の期間に設定されるゴールを達成するための発射台で、原料と核となる製品の生産のための促進剤を提供しました。それは、糸から織布、染色、縫製へのバリューチェーンを含んでいます。

生産拡大と対外投資に刺激をあたえ、2014-15年と2025-30年で年間成長が速まることになっています。

労働者の雇用創出計画と社会保障とに生産の歩調を合わせながら、繊維産業は来年輸出を200億~210億ドルまで増やす目標を決めました。2015年度の縫製輸出の250億米ドルとう目標は達成可能です。

来年1月に、ベトナム繊維協会は、中国でファッション・デザイナーの国際会議に参加します。ベトナムはアジア・ファッション連盟に加わる6番目のメンバーで、2017-20年の期間には3番目あるいは2番目の衣料品輸出大国になろうとします。

 

---衣料品と繊維工業のための大きな試練とは何でしょうか?

 

<Mr.Giang>私は、すべての産業には独自の試練があり、繊維産業もこの例外ではないと思います。

それらの試練を克服するためには、4つの重要問題に取り組まなければなりません。

第1に、特に我々の核となる製品については、長期の目標と戦略が策定されなければなりません。繊維-織布-染色というプロセスと中間からハイレベルの製品が、これらの目標に含まれます。

第2の課題は、市場の発展と歩調を合わせながら、同時に、国内および外国直接投資企業のために安定した長期のメカニズムを作製するために、議会、政府と省庁に対する提言が必要になります。

次に、我々は、地域に雇用を、企業に安定性に提供する長期の投資計画に対して投資に有利な条件をつくる必要があります。ベトナム繊維公団(Vinatex)は、たとえば、多くの地域と力を合わせ、綿と資材用作物を植える地域を計画しました。

最後に、生産と平行して、我々は自社製品とブランドを世界市場に導入しなければなりません。繊維産業は、2020年までにベトナムのブランドを5~7%世界市場に浸透させたいと思います。

 

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最終更新:2012年11月14日06:00

ベトナムから中国への繊維製品輸出が20%以上伸びる

サウジアラビア、香港、カナダなどともに、中国はベトナム繊維製品にとって新しい市場の一つである。これらの市場へのベトナム繊維製品輸出金額の伸びは、従来市場と比べて、高い水準にある。

推計では、10月のベトナム繊維製品の中国への輸出金額は2500万米ドルで、対前月比で18%、対昨年同期比で5%増加している。今年10ヶ月間のベトナムから中国への輸出額は1億8000万米ドル以上で、対2011年同期比で20%伸びた。

今年10ヶ月間、ベトナムから中国への輸出品目構成は安定し、昨年とほぼ同様である。そのうち、成長が目覚ましいのは、ジャケット、パンツ、Tシャツ、子供服、ショートパンツ、スーツ、セーターなどである。ジャケットの輸出金額は5200万米ドルで、対2011年同期比で11%増加しており、輸出金額が最も高い品目となっており、ベトナム繊維製品の輸出金額の中で大きな割合を占める。

以上からして、ベトナムから中国への繊維製品の輸出構成は今年度かなり上出来であるが、ベトナムの生産・輸出能力からすると、この輸出金額はまだ限定的と言わねばならない。ほぼすべての品目で輸出が大きく伸びているが、とくに、中国が生産・輸出は強いとされている品目でも伸びているのは注目に値する。このことは、ベトナム繊維製品が品質・生産性ともに進歩を続けていることの証左である。「世界の工場」と称される国へ同種の製品の輸出を伸ばしているということは、ベトナム繊維製品は中国市場だけでなく、世界市場でも十分競争できる力を有している証拠に他ならない。

 

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最終更新:2012年11月13日14:00

ミャンマー:タイ国境の工業団地で縫製工場が操業開始

Kayin州に最近設立された工業団地で新しい縫製工場が操業開始すると、ヤンゴンの工業団地への圧力を軽減することができ、というのも、仕事がなければ、出稼ぎするしかない地元の人々にとっても朗報であると業界専門家は言う。

UMH Garment IndustriesのオーナーU Myint Htay氏の名をとって名づけられたUMH-3工場が11月6日、Hpa-anで操業開始した。

「多くの工場がヤンゴンにあります。それで、ヤンゴンは労働力が集中しています。でも、これは社会問題を生じます。U Myint Htay氏は、ここに工場を建てることに同意してくれました。」とミャンマー縫製業者協会(MGMA)の議長U Myint Soe氏は言う。

「工場は、何千もの求人募集を出せます。ミャンマーは、2015年にアセアン経済共同体(ASEAN Economic Community)への加盟に備えなければなりません」

「地方には良質の労働力があるので、国境近くで縫製工場が稼働するとなるとヤンゴンの工業団地もうかうかしていられないと思います。労働者は、自分の故郷で同じ賃金を得られるならば、出稼ぎに出る必要はありませんし、政府は労働者から税収を得られます」と彼は付け加えた。

UMHは、すでにヤンゴンに2つの工場を持つ。ヤンゴン地方のShwe Pyi Thar郡区のUMH-1とヤンゴン地方のPyinma Pin工業団地のUMH-2である。UMH-3は、Hpa-an初の工場で、150人の労働者を雇用しており、2月からその150名を郡区に建てられたミャンマー母子福祉協会で職業訓練を経験していた。

UMH-3工場の面積はおよそ8haで、もう一つの工場は20haで、現在、工事中である。

「私は、UMH-3からUMH-9まで工場をここで建てます」とUMH-3のための開会式でU Myint Htay氏は言った。

Kayin州担当大臣U Zaw Min氏は言う。「ここの主な仕事は農業です。ですが、農業では食べていけません。大部分の若者は、仕事を見つけるために、海外に行きます。Kayin州に産業を起こすのは地元の人々に大きなチャンスを与えます。つまり、生計を立てるためにもはや家を出る必要はありません。」

Hpa-an工業団地は2011年12月に設立され、U Zaw Min氏が設立の式典に出席した。

「工業団地は、街や空港に近く、Thanlwin川と、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマー、バングラデシュとインドを繋ぐことになる東西回廊沿線にも近い」と彼は2011年12月7日にミャンマー・タイムズに話した。

「この工業団地は、東アジアと東南アジアに繋ぐだけではなく、南アジアも繋ぎます」と彼は言う。

工業団地はHpa-anから11kmで、最近タイとの往来が再開されたMyawaddy-Mae Sot国境貿易地域にも近い。

 

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最終更新:2012年11月13日06:00

ベトナム-イタリア・ファッション・ウイーク

ベトナム-イタリアの協力関係40周年を記念して、昨日(11月4日)、ベトナム-イタリア・ファッション・ウイークがハノイで開幕した。

ベトナム-イタリア・ファッション・ショー(主催:在越イタリア大使館)は2国間の一連の文化交流イベントの中でも抜きんでた活動である。プログラムは両国の建築のユニークさをハイライトで紹介し、デザイナーNguyen Cao Bang Tamはイタリアのピサの斜塔とベトナムの一柱寺に触発された、印象的なファッション・コレクション「タイムライン」を披露した。

ベトナム-イタリア・ファッションショーは、デザイナーDo Trinh Hoai Namが、ファッション言語による感触の挿話モナリザから触発された「モナリザ」コレクションを通じてレオナルド·ダ·ヴィンチの有名な作品を紹介する。

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最終更新:2012年11月12日14:00

インドネシア市場を睨むタイのアパレル

自国のますます息苦しい競争の中で、縫製会社は海外に目を向け、特にアセアン域内で、インドネシア市場は最も明るい見通しが立っていると、カシコーン・リサーチ(Kasikorn Research)は昨日言った。

貿易でインドネシア経済は順調に成長し、衣類に可処分所得や購買力が上がり衣類にお金をかけられるようになった。過去4、5年、この市場での衣類の売上に見られる安定した成長においても、これは特に明らかであるし、これは、タイからの衣類の輸入と歩調を合わせている。

 

インドネシアの繊維産業への海外直接投資の金額は、増加し続けた。2015年のアセアン経済統合は、豊富な労働人口と競争力ある人件費のおかげで、必然的にますます外国直接投資(FDI)を引き込む。

急速な都市化、アパレル製品に対するはっきりとした需要、似たものを求めるファッション嗜好のために、インドネシアのアパレル市場にはチャンスが存在する。また、消費力の伸びは、豊かな都市でアパレル・ショップを出すタイ人への機会を提供する。

カシコーン・リサーチ(Kasikorn Research)はインドネシアへのタイの衣服輸出が伸び、今年は43%伸び、800万米ドル(2億4600万バーツ)に達すると予想され、これは、インドネシアの高い経済成長とタイのアパレル輸出業者とショッピングセンター投資家による努力のおかげで、アセアン経済共同体(AEC)が2015年に実施されるまで、着実に増加すると見られる。

タイの衣類の売上高が、タイ製品の品質と評判で、110億ドルのインドネシアの衣類市場において簡単に増大することができるとしても、他のタイのブランドもインドネシアに入ることを簡単にしているため、タイの企業家はいくつかの挑戦を認めなければならない。これらの間に、ここを生産拠点とする他の外国のアパレル業者との競争もある。これが、インドネシアのタイのアパレル会社のための大きな挑戦である。

ここにセットアップしようとする熱心なタイのアパレル会社は、ころころ変わる現地の規制と厳しい労働法に、注意を払わなければならない。もう一つの要因は、インドネシアの工員の縫製技術は通常、概ねよいけれども、インドネシアの衣服労働者の中には複雑な仕事がうまくない者もいる場合がある。インドネシアへの増加したFDIは、近い将来、労働者不足も引き起こすかもしれないと、研究機関は言う。

これから数年にわたるAECへの移行は、タイの衣服製作者がインドネシアの市場に参入する良い機会を提供するだろうが、その後は競争が激化すると見られる。

 

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最終更新:2012年11月12日06:00

ベトナム:2012年10月23日から2012年11月1日までの繊維原材料輸入実績例

今週、綿輸入価格は、前週とは逆に、各市場とも下降し、平均輸入単価1,615~2,142USD/tで推移している。そのうち、ブラジルからの綿輸入価格は、対前月比1.1%下降、対2011年同期比35.5%下降し、2,142USD/tである。アメリカからは対前月比0.3%下降、対2011年同期比26.9%下降、1,923USD/tである。オーストラリアからの輸入綿価格は対前週比8.9%下降、対2011年同期比30.7%下降し、1,750USD/tである。トーゴとシンガポールからの輸入価格は対前週比0.2-1.6%下降、1,824-1,900USD/tで変動している。その他の市場からの綿花の輸入価格は以下の通り。パキスタン1,780USD/t、インド1,778USD/t、タンザニア1,788USD/t、マリ1,970USD/t、コートジボアール1,885USD/t、ベニン1,907USD/tである。

ポリエステル糸(コード:54023300)の価格は、綿価格とは逆の動きで、1.76~4.0USD/kgで推移している。そのうち、中国からの輸入ポリエステル糸の価格は、対前週比5.2%下降、対前年同期比27.4%下降、1.81USD/kgである。韓国からの輸入ポリエステル糸の価格は、対前週比2.9%下降、対2011年同期比7.9%下降し、5.0USD/kgである。逆に、台湾からの輸入価格は、対前週比0.6%上昇し、2.28USD/kgである。その他の市場からの輸入価格は以下の通り。インド1.76USD/kg、タイ2.08USD/kg、マレーシア2.09USD/kg、インドネシア2.75USD/kgである。

綿100%、生地巾58/59inch(コード:52091900) の中国からの輸入価格は下降し、2.32USD/mで、タイからの輸入価格は2.66USD/m(CIFカットライ(HCMC))である。

ポリエステル100%、生地巾58 inch(コード:54075200)の中国からの輸入価格は下降し0.75USD/yd、韓国からの輸入価格は2.29USD/yd、(C&Fカットライ(HCMC))である。

ポリエステル80%、綿20%、生地巾57/58inch(コード:54076900)の韓国からの輸入価格は、1.01USD/yd、中国からの輸入価格は1.24USD/yd(CIFハイフォン)である。

ポリエステル95%、スパンデックス5%、生地巾58/60inch(コード:60041090)の中国からの輸入価格は、0.85USD/yd、韓国からの輸入価格は1.2USD/yd(CIFカットライ(HCMC))である。

 

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最終更新:2012年11月11日06:00

中国・天虹(Texhong)グループ、ベトナム繊維業界との協力関係を強化

2012年11月6日朝、天虹(Texhong)グループの代表取締役会長は、ベトナム繊維公団を訪問し、協力のための投資機会を探った。

天虹(Texhong)グループは1997年に設立され、活動の中心領域は紡績と織布である。 100万錘の紡績と1000台の織機を擁し、昨年の天虹(Texhong)の売上高は12億米ドルである。2013年3月までに、天虹(Texhong)はさらに25万錘拡張し、合計125万錘までに達する。

天虹(Texhong)は現在、ベトナムでの複数の案件に投資している。ドンナイ省にて40万錘の規模で、クアンニン省で投資案件に追加投資を実施し、紡績・織布の分野でVINATEXと協力していきたいとしている。

ベトナム繊維公団(Vinatex)取締役会会長Vu Duc Giang氏は、ベトナムの繊維製品輸出市場は、自由貿易協定の影響により拡大していく予定であると語った。したがって、ベトナムの繊維産業・縫製業は、特に、紡績、織布、仕上げの分野では、投資家には可能性を秘めた、魅力的な投資先である。衣料製造業の国内外の需要を満たすために、ベトナム繊維産業は、紡績、織布、レベルの高いデニム生地に投資する外国投資家を奨励している。

 

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最終更新:2012年11月10日14:00

ベトナム繊維業界、EU市場の危機に苦しむ

EU市場への輸出注文は2013年も改善の方向に向かいそうになく、企業は来年の輸出注文についても不安に苛まれている。

2012年、バクザン(Bac Gaing)縫製株式会社傘下のルクナム(Luc Nam)縫製工場は対2011年比でEU向け輸出の注文が10%減少した。工場長Nguyen Van Thien氏によれば、EU向け輸出加工はおよそ30万-40万米ドル目減りした。

ベトナム企業は、欧州市場に長年の顧客を持っていたが、経済危機のため、EU向けの出荷注文を減らされている。この状況は2012年年初より現在まで至り、とくに深刻さはここ数ヶ月さらに顕著になってきている。2012年9月の欧州向けの繊維製品の注文は2012年8月より8%減少している。

ベトナム繊維協会の統計データによれば、10ヶ月間のEU向け繊維製品の出荷額は、21億米ドルで、対2011年同期比で5%減少している。2012年の輸出目標に到達できないだけでなく、各企業は2013年に注文が取れるかどうかも心配している。

アメリカ及びEU向けを主力市場としている、TNG投資商業株式会社は、対前年同期比で12%輸出注文が減少している。この状況のため、同社の9ヶ月の売上は18.2%減少している。TNG社社長Nguyen Van Thoi氏によれば、業界他社の多くも同様に輸出のための「風土」は維持しているにもかかわらず、EU及び米国市場の脆弱ぶりが酷いために、どうやっても売上は影響を免れない。

さらに、心配なのはEU地域の危機が通貨ユーロの変動、ユーロ安の状況を招いている点である。そうした中、EU向けのベトナム繊維製品はユーロでの支払いを受けるが、多くのベトナム企業は中国やタイ、台湾などの業者に原材料費用をUSドルで支払しなければならない。支払時の差額と為替の目減りが多くの企業の利益を圧迫する。

EUでの繊維製品の消費力の低下について、欧州トップ小売グループの一つカジノ・グループのグローバル購買部長Alice Baey女史によれば、欧州の経済危機は繊維製品の販売でも顕著になっている。EU域内の多くの国の市場では、小売店は在庫処分に必死で新規の入荷を制限している。

Nguyen Van Thien氏によれば、EUの顧客は元来渋くはないが、昨年に比べて、輸出価格は、高くはできず、一方で、電気代、水道代、人件費など生産原価は上昇している。こうした背景の中で、輸出目標に影響が出ないよう、ルクナム工場は輸出市場の組替を進めた。それによれば、日本やアメリカ、さらに、とくに韓国の顧客を同工場では手厚く扱うようにした。それにより、2012年の同工場の輸出金額は目標の1000-1100万米ドルに達することができる。

EU市場は2013年中の回復は難しいが、ほとんどの繊維輸出企業が、EUを含む世界経済が年末に向け安定し、来年の注文が回復することを希望している。

 

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最終更新:2012年11月10日06:00

ベトナム・中国の合弁織布・染色事業が設立へ

ティエンナム繊維·投資開発JSC(ベトナム)とサンライズ・テキスタイル有限会社(中国・嵊州)との間の合弁事業ティエンナム・サンライズ(Thien Nam Sunrise)織布染色株式会社が、2012年11月5日にホーチミン市で調印された。

プロジェクトは投資総額2400万米ドルで、総面積は、7.5ha。予定では、2013年末に稼働に入り、月産1万メートルの布帛、300トンのニット製品を生産する規模となる。ティエンナム・サンライズの合弁事業は繊維と織物染色の分野において世界の先進的な技術を導入し、ナムディン省のバオミン工業区にてサプライ・チェーンを形成、ベトナム繊維・衣料産業の生産能力増強に貢献し、輸出と国内消費用に高級繊維製品を生産する。操業が開始されると、1500名の地元の労働者の雇用が創出され、ナムディン省の社会経済の発展に貢献することになる。

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最終更新:2012年11月09日14:00

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