インドシナニュース

2013年1月のベトナムの繊維輸出金額は13億米ドルで、対2012年同期比で16%増加

以前予想した通り、ベトナムの繊維製品輸出は年末にかけて回復した。統計データによれば、11月のベトナムの繊維製品輸出金額は12億4800万米ドルで、対昨年同期比で8%増加している。

11月のベトナムの繊維輸出は、主にアメリカ市場、韓国市場向け輸出が対前月比で減少したため、EU、カナダ、ロシア市場への輸出が大きく増加し、日本向けの輸出はわずかの増加にとどまったが、全体で7.1%減少した。

l  ベトナムからアメリカ向けの繊維の輸出は、対前月比で12%以上減少したが、対前年同期比では6.53%増加し、5億6160万米ドルである。

l  ベトナムから韓国向けの繊維製品の輸出は、対前月比で44%以上減少したが、対前年同期比では25%増加し、8780万米ドルである。

さらには、ベトナムからEU市場への繊維製品の輸出も回復し、成長率では年初から最高を記録している。今月、ベトナムからEU市場向けの繊維製品の輸出は、対前月比で28%、対昨年同期比で4.37%増加し、2億2270万米ドルである。同時に、ベトナムからロシア市場への繊維製品の輸出は、対前月比で93%、対昨年同期比で15%増加し、1240万米ドルである。EU及びロシア市場が回復し、日本向けの増加はそれほどでもなく、対前月比で1.25%増加、対昨年同期比で11.3%伸び、売上は1億7300万である。

そのため、11月末でのベトナムからの輸出金額は137億3000万米ドルで、対2011年同期比では7.8%増加している。そのうち、ベトナムから、主要5市場への輸出金額は以下の通り。アメリカ向け輸出68億米ドル、8%増加。EU向け輸出21億6000万米ドル、5%減少。日本向け輸出18億米ドル、17%増加。韓国向け輸出9億9400万米ドル、21%増加。カナダ向け輸出2億8500万米ドル、17%増加。

現時点で、各企業は2012年最後の注文を完了させ、2013年の注文に取り掛かり始めている。原材料の輸入は大きく増加している。これは今年度2度目の波で(1回目は5月ごろで、生地輸入の金額は7億700万米ドル)、ベトナムの11月の原料用生地の輸入金額は非常に高いレベルである6億7700万米ドルに達し、対昨年同期比で16%増加である。この結果から、2013年年初のベトナムの繊維輸出金額は大きく伸びるものと見られる。2013年1月のベトナムの繊維製品の輸出金額は13億米ドルに達し、対2012年同期比で16%増加するものと推測される。

 

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最終更新:2012年12月22日09:00

ベトナム繊維公団(Vinatex)、証券会社と銀行から資本を引き揚げ

ドンア繊維株式会社の持ち株を売った後に、ベトナム繊維公団(Vinatex)は、サイゴン・クワンガイ・ビール及びザラム縫製設備株式会社の資本を引き揚げる。

これらの2つの会社のベトナム繊維公団(Vinatex)の持ち株は、2012年12月28日にホーチミン市証券取引所(STC)とハノイ証券取引所(HNX)を通して競売にかけられる。

サイゴン・クワンガイ・ビールのすべての株式の販売は、公団が中核事業、つまり、繊維事業において投資資金が不足しているので、ベトナム繊維公団(Vinatex)にとっては必須の任務の1つである。1株10,000ドンの開始価格で、合計1,666,667枚の株を引き受ける投資家はすぐに表れるとVinatexは見ている。

そのうえ、公団は1株170,000ドンの開始価格で、ザラム縫製設備株式会社の額面10,000ドンの株を、20,700株競売にかける。

経済学者Pham Chi Lan女史によると、現在の市況で素早く元手を回収するには、株式を安値で売るしかない。そのため、投資の引き上げは、国の資本を維持したままで行うのは難しい。決定したといえども、非中心的な投資分野からの出資金の引き上げはベトナム繊維公団(Vinatex)だけでなく多くの他の公団も困難に直面している。

ベトナム繊維公団(Vinatex)副社長Le Tien Truong氏は、国の資本維持の目標は非中核事業部門から公団の投資の引き上げに困難を引き起こしていると認めた。2012年5月末までで、ドンア繊維の1,484,550株は1株20,000ドンの開始価格で競売にかけられ、ベトナム繊維公団(Vinatex)は、残りの659,550株を次の月(2012年6月)に売りだすとされている。

Truong氏によると、他の経済グループと比較すると、ベトナム繊維公団(Vinatex)の非中核事業への投資比率は非常に低く、全体の資本ほぼ4兆ドンのうちのわずか2590億ドンである。ベトナム繊維公団(Vinatex)は、4社に100%出資、13社に50%以上出資、48社に50%未満の出資をしている。

サイゴン・クワンガイ・ビール及びザラム縫製設備株式会社の株を売却した後、ベトナム繊維公団(Vinatex)は、2013年には、1つの証券会社、7つの銀行と残りの分野で資本を引き揚げる。この計画は、株式市場と銀行及び金融分野での不利な条件の流れの中で困難に直面すると言われている。

「首相によって発行された政府決定 No 929/QD-TTgに基づいて承認された国営企業(SOE)再構築計画の下で、ベトナム繊維公団(Vinatex)は2015年12月31日前にすべての資金を非中核事業から引き揚げなければなりません。」とTruong氏は言う。

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最終更新:2012年12月21日06:00

ビナテックス、国内市場での繊維製品の消費を促進

2012年12月14日、ベトナム祖国戦線は「ベトナム人はベトナム製品を優先的に使用しよう」キャンペーンの実施についての3年間の総括会議を開催した。副首相Hoang Trung Hai氏が出席し、会議を指示した。

会議のスピーチで、副首相は、運営委員会、地方の担当部署、マスメディア、さらには、各企業の3年間のキャンペーンの成果を高く評価した。キャンペーン実施の3年はベトナムでも世界でも経済困難の3年であったにもかかわらず、7.5%までのインフレ制御、為替レートの安定、輸出の伸び、輸入超過の減少など初期の結果はキャンペーンの動きが徐々に社会経済や人々や企業の生活の中に浸透していったことを伺わせた。副首相は、キャンペーンがベトナムの持続的経済発展の戦略的なタスクの1つとなり、日に日により多くの効果を生み出すことを望んでいる。これを実現するために、さらに消費者への宣伝を強化し、国内市場の研究と発展の方法を見つけるよう企業を説得しながら、継続的にサービスの質を向上させ、消費者に常にベトナム製品を満足させることが必要である。

会議では、ベトナム繊維公団は、ベトナム祖国戦線より「ベトナム人はベトナム製品を優先的に使用しよう」キャンペーンの実施の優秀な業績に対して表彰を受けた。ベトナム繊維公団は、長年にわたり国内市場を活用するための開発·投資計画に焦点を当てている。 2001年、ベトナム繊維公団はVinatexmartを設立、以来、小売スーパー販売網を展開、主力商品は公団内外の企業の生産した国内市場向け縫製品である。近年では、Vinatexmartの販売網は投資を拡大し、2012年末現在で全国24の省や市に82店舗を展開し、各地域へのベトナム縫製品の浸透に重要な役割を果たしている。Vinatexmartのチェーン展開以外では、マイ10、ニアベ、ベッティン、ドックザン、ハノシメクス、フォンフーなどが、積極的に自社で直営店、代理店などのショップを展開し、全国の各省市、津々浦々4000箇所近くにネットワークは広がっている。

国内の消費者にベトナム製品を提供することを目指し、ベトナム繊維公団はまた毎年2回のファッション・フェアを開催している。9月にホーチミン市で開かれるフェアには300ブース、12月にハノイで開かれるフェアには400ブースが参加しており、重心はベトナム・ブランドのファッション製品である。これは、ベトナム繊維公団がこれまで数年間、また今後数年間にわたって行うキャンペーンの活動への対応の最も顕著な活動として見ることができるかもしれない。上記のイベントと並行して、ベトナム繊維公団は、事業の収束、毎年恒例の春夏、秋冬のファッションウィークを開催し、公団内外の企業から、新しいデザイン、応用性の高い、高品質で、リーズナブルな価格のファッション製品を集め、ベトナムのファッションに対する消費者の視点を徐々に変えていっている。

ベトナムのファッション製品を消費者への販売促進に加えて、ベトナム繊維公団では、国内企業各社、グループや大企業への製品の相互使用を働きかけている。2012年11月、商工省傘下の公団や総会社間での製品の相互使用についての協力提携プログラムの中で、繊維公団は、商工省の立会いの下、以下の9つの覚書に署名した。ベトナム石油•ガス公団、ベトナム国営石油公団、ベトナム石炭鉱物産業公団、ベトナム電力公団、ベトナム国立化学公団、ハノイ飲料公団、ベトナム製紙公団などである。

ベトナム繊維公団は、長年の国内売上高の伸びは、常に平均で15-20%に達している。 2012年には、困難な経済状況を前に、ベトナム繊維公団の国内売上はほぼ10%の成長を達成した。国内市場で5000億ドン(約2500万米ドル)の売上高を上げると見られる企業は以下の通り。フォンフー繊維総株式会社、ベッティン縫製総株式会社、ベッタン繊維総株式会社、ナムディン繊維総株式会社、ベトナム繊維ファッション貿易一人有限会社、ニアベ縫製総株式会社、マイ10総株式会社などである。

キャンペーンの効果をさらに上げるために、総括会議では、副社長Pham Duy Hanh氏は、公団を代表して、政府のみならず、運営委員会に多くの解決策を提案した。中でも、市場管理、偽造防止、品質不良、知的財産の保護と消費者の強化に重点を置き、具体的には、世界貿易機関(WTO)の規定に従い、繊維産業を含む補助的産業を支援するための政策の施行、ブランド製品を広告し、流通ネットワークを構築するためのプログラムを支援する政策、国が地方で投資したが、まだ完全に開拓されていない卸市場地域での2-3年の使用料免除許可規定の実施などである。

 

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最終更新:2012年12月20日06:00

ベトナムのジーンズ輸出、14.4%伸びる

ベトナムの2012年11ヶ月のジーンズの輸出は1420万点、金額1億2130万米ドルで、対2011年同期比で数量ベース9.9%、金額ベース14.4%の増加である。輸出市場は、全体として順調で、対2011年同期比で、増加している。2012年11ヶ月のジーンズの輸出価格は、対2011年同期比で4.1%上昇、FOB単価は8.52米ドルである。

統計データによれば、ベトナムの2012年11ヶ月のジーンズの輸出は1420万点、金額1億2130万米ドルで、対2011年同期比で数量ベース9.9%、金額ベース14.4%の増加である。輸出市場は、全体として順調で、対2011年同期比で、増加している。

ベトナムの2012年10ヶ月間のジーンズの輸出は、アメリカ、日本、欧州でいずれも伸びており、対2011年同期比で11.4-54.2%増加している。

ジーンズの輸出は、アメリカ市場向けが引き続き最大で、2012年10ヶ月間のこの品目の全出荷額の59.8%を占めるが、数量は856万点、金額は6230米ドルで、対2011年同期比で、数量ベース9.8%、金額ベース11.4%増加している。

日本へのジーンズ輸出は、この市場が安定していて、各社が品質やスタイルを向上させ、価格競争力がついてきているため、かなりの伸びを見せている。そのため、2012年10ヶ月間のジーンズの輸出は、数量99万9000点、金額1270万米ドルで、対昨年同期比で、数量ベース47%、金額ベース54.2%増加している。

経済危機の影響を受けながらも、EU市場へのジーンズの輸出はかなり伸び、対2011年同期比で、数量5.3%、金額35.3%増加し、数量は56万6800点、金額410万米ドルである。この品目のEUへの輸出を増加させるには、戦略を練り直し、あらゆる機会を使い、クリエーティブな要求に応える必要がある。

マレーシア及び韓国市場へのジーンズの輸出金額は、対2011年10ヶ月間で、27%増加し、それぞれ276万米ドル及び275万米ドルである。

この他に、対2011年同期比で輸出金額が大きく伸びているが、金額がまだ小さいのは、ロシア、メキシコ、チリ、パナマ、ウルグアイ、ブラジルなどである。

2012年11ヶ月のベトナムからの輸出価格は対前年同期比で4.1%上昇、平均FOB価格8.52米ドルに達している。

2012年10ヶ月のアメリカ向けのジーンズの輸出価格は、FOB価格7.89米ドルで、対前年同期比で3.0%上昇しているが、対2011年同期比では1.7%下降している。2012年10月だけをとると、この市場向けの輸出価格は、FOB価格は7.66米ドルで、対昨年同期比で1.4%上昇している。

さらに、2012年10ヶ月の台湾向けのジーンズの輸出価格は、アメリカ向けと同傾向で、FOB価格15.78米ドルで、対前月比10.5%上昇、対2011年同期比で、3.9%上昇している。2012年10月単月では、FOB価格14.8米ドルで、対2011年同期比で1.7%上昇している。

他に、マレーシア、EU及び韓国市場向けのジーンズの輸出価格は、対2011年同期比でそれぞれ16.1、28.5、34.1%上昇し、FOB価格でそれぞれ13.76米ドル、7.35米ドル、11.12米ドルである。

2012年10月の日本向けのジーンズ輸出単価は下がり、FOB価格は10.49米ドルで、対前月比で18.1%下降、対前年同期比で28.8%下降している。2012年10ヶ月の日本向けのジーンズの輸出価格は、対2011年同期比で4.8%上昇、平均FOB価格12.77米ドルに達している。

 

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最終更新:2012年12月19日06:00

ベトナム繊維産業、170億米ドルの輸出目標を達成できず

ベトナム繊維業界は今年設定された170億米ドルの輸出目標を成し遂げることができるかどうか疑わしいとベトナム繊維協会(Vitas)は発表した。

11月のベトナムの繊維輸出金額は、対前月比で3.4%下がり、13億米ドルとなった。

そのため、11月までのベトナムの輸出総額は137億8000万米ドルとなり、年間目標の170億米ドルを達成するのは疑わしいとベトナム繊維協会(Vitas)副会長Pham Xuan Hong氏は述べた。

今年主要市場にてベトナムからの輸出の大きな後退が見られたとベトナム繊維協会(Vitas)当局者は言う。EUへの輸出は昨年と比較しておよそ15%下落し、この傾向は来年も続きそうであるとベトナム・ニュースは報告した。

収益低下のもう一つの理由は、顧客がコスト削減のため高級ゾーンから中級ゾーンへ製品の焦点を移したことである。

従来市場に頼らず、新規顧客の開拓が必要で、日本、韓国、米国以外の国での機会を調査することに集中しなければならないことをベトナム繊維協会(Vitas)は示唆した。

こうして、協会は繊維輸出の増大をトルコなどの中東やアフリカや中国を念頭に置いており、2013年には業界での売上増を見込んでいる。

さらに、日本のバイヤーの中には、日本への輸出に積極的なベトナム・メーカーとの契約を結ぶところが増えている。

一方、商工省はタイやマレーシアや香港との貿易促進プログラムを立ち上げ、国内会社のこれらの市場への輸出を援助する構えでいる。

 

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最終更新:2012年12月18日14:00

ミャンマーのプリント業界も縫製業界の隆盛を追い駆ける

ミャンマーの縫製業は新しい対外投資の助けを借りて成長する準備をしているところだが、国内のプリント産業は問題に直面している。

電気や熟練労働者や塗料の不足は、染色業界に不利な条件をつけていると関係者は言う。

「縫製業界に大きな期待が寄せられる中、私には工場を拡張する計画がありますが、電気や労働力や染料が十分ではなく不足しているという問題に直面しています。」とHlaing郡区A Plus Three Silk Screen Painting社オーナーのU Kyaw Kyaw氏は言う。

現在では、プリント工程に使われる染料は、中国やタイや日本から輸入される。小規模の会社は15-60kg(33~132ポンド)の缶を買うことができないので、代わりに5ポンド(およそ2.3kg)の箱を買うと彼は言う。

「箱の染料は、食品で使われるある種の粉と混ぜ合わせられます。ほとんどは中国製です。」と言い、偽の粉だと衣類が駄目になることがあると言い添えた。

生産される衣料の80%は輸出または国内販売の前に染色が必要になると彼は言う。「我々のほとんどの注文は、シャツに花柄を入れてほしいと望む女性からです。輸出注文を得ることができるように、品質には気を使っていますし、対昨年同期比で25%も伸びています。国内市場のシャツのプリント価格はK250で、輸出用シャツはK200です。ロットが大きいので、輸出市場を向けのシャツのプリントは安いのです。輸出注文は少なくとも8000pcs以上であるのに対し、国内注文はおよそ1000または1500ほどです。」

マレーシアの染色工場で3年間働いた経験を持つ染色工場長Ko Nyan Sint Aung氏は、ミャンマーでのプリントが大部分は手仕事であるが、仕事の品質は外国製品に引けを取らないと言う。

「染料が上質で、労働者が熟練であるなら、もっと多くの輸出契約を取れます」とし、会社の活動が確実に予定通りに進むように電力供給が安定する必要もあると付け加えた。

しかし、Golden Third Silk Painting工場の工場長U Min Naing氏は、日本の縫製工場から注文を受け、日本から輸入される染料を使っていると言う。

「1つのデザインで20,000着以上のシャツの注文を得たので、今年の注文はおよそ30%増加していると思われます。一方で、国内の注文は、300~600着のシャツが中心です。」と言い、業界が競争価格について交渉できる同業組合がなかったと付け加えた。

染色会社は、ミャンマー縫製業者協会のメンバーではないと彼は言う。

「我々は、縫製業界に頼っています。もっと多くの輸出注文がもらえるよう、縫製業界が益々発達しつづけることを希望します。」と彼は付け加えた。

 

ミャンマー ジャンル:
最終更新:2012年12月18日06:00

海外市場のコスト節減にベトナム企業は慎重に対処すべし

中国からベトナムに注文を移動する傾向がはっきりしているので、2013年の繊維企業の輸出注文は不足することはないという見通しである。

フランス市場のスーパーで販売するパートナー向けに12-13歳の子供用のショートパンツ約50万の加工契約を受けたLT縫製(ホーチミン市ビンタン区)の社長は悲しそうに言う。

「比較的付加価値の低い製品のため、縫製の技術は難しくありませんが、もちろん加工賃は低いです。しかし、この契約が取れないと、約300名の縫製工は仕事がありません。」この注文の金額を聞いたわけではないが、推測するに、LT縫製が請け負う、この契約単価はおよそ50セント(つまり、総額で約25万米ドル)であろう。この金額では、HT縫製社長は「おいしく」もなく、経費をカバーするのがいっぱいで、利益はほとんどない。彼によれば、客先が馴染であるということもあって、断るに断れない状況である。

縫製業界だけでなく、PL靴製造社(ビンユーン省)社長TL女史もまた、現在は多くの顧客が高付加価値製品でなく、中級もしくは低価格の商品を出してくるので、困難を極めると言う。

「世界各国の消費傾向が出費削減に向かっているので、衣類や靴などの消費財の生産用の資材も必然的にコストを最大限に切り詰めることになります。」とTL女史は言う。彼女の会社自体が現在受けている30万点の婦人靴も加工賃は、単価で1.2-1.3米ドルである。

「以前だったら、この手の靴は、素材は本革であって合皮ではなく、いくつかの付属がついていたとすれば、今年は付属もなく、そのため、単価はずいぶんと安くなります」と彼女は打ち明ける。

繊維の専門家によると、もっとも「やりやすい」アメリカ市場でも「実利的」な傾向は顕著である。日本市場だけが、欧州市場のように大きく下落はしないが、多くの顧客が単純な製品を注文し、原材料のコストは以前と比べて10-15%低い。

中国からベトナムに注文を移動する傾向がはっきりしているので、2013年の繊維企業の輸出注文は不足することはないという見通しである。問題は、各企業がそれぞれの規模に応じて、生産能力だけでなく財務能力にも合った注文をどうやって選択するということである。

「けれども、もし事情によって、仕事を確保するために契約をとらなければならなくても、

各社は慎重に計算し選択する必要があります。多くのバイヤーが国内の輸出業者にわざと低価格を押し付け、全体の価格を下げようとする場合は別ですが。」と業界のベテラン専門家がアドバイスする。

一方、各社の計算では、生産コストは、昨年に比べて15-20%増加している。

「人件費からの電気、ガス、輸送費、輸出入手続き費用、銀行金利などに至るまで生産に関わるすべての費用は、非常に高いレベルにあります。」生産コストがこのように上昇すると、2013年に受注の際に単価を前年比で平均5%上昇できても、企業が現在負担しているコストの「穴埋め」にはならない。

 

 

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最終更新:2012年12月17日14:00

フン・セン首相がカンボジア労働者の労働条件改善を訴えるも、組合は懐疑的

フン・セン首相は、国外の出稼ぎ労働者が労働不足に直面しているカンボジアに帰ってくるよう、公共事業省に縫製工場の労働条件改善を迫った。

2009年に30万人だったカンボジアの繊維産業に従事者は、現在、約600の工場で約50万人が働いている。しかし、これと同じくらいの多くの労働者が、タイ、マレーシア、韓国、日本など海外で働いていると考えられている。

繊維産業の成長というのは、海外出稼ぎ労働者が工場に帰って来くることを意味すると、フン・セン首相は述べた。

「労働者が本当に不足しているのです。」とフン・セン首相は公共事業省他省の幹部へのスピーチにおいて発言した。「利益があるところに、労働者は行きます。労働者に他の場所より安い賃金で働くことを強制するのはできません。」

労働活動家は繊維産業の障害になっている問題への首相の認識を歓迎したが、事態の改善には懐疑的なままであると言う。

「我々は、首相が取り上げた問題が真実になるかどうかについて見極めたいのです。」とカンボジア労働組合連盟指導者Rong Chhun氏は言った。末端の役人がフン・センの要請を聞き入れるかどうか疑わしいと彼は言う。

地域法律教育センターの労働プログラムの指導者Moeun Tola氏は、NGOが長い間工場での問題に取り組んできた中で、フン・センの発言は驚くべきであると言う。フン・セン首相の要請が実行されるなら、そして、彼がちょうど政治目的のためにスピーチをしていないならば、「問題を解決することができると思います。」とMoeun Tola氏は言う。

労働条件や賃金を改善すれば、カンボジアは、同様に海外に労働者を出しているミャンマーのように労働者を引き付けることができると彼は言う。

自分と自分の家族のために、カンボジア人は自身の国で働かなければならないと、タイの漁船に乗って奴隷制度を逃れた労働運動家Prum Vannak氏は言う。

「今日、たとえ生活がかつかつの月給わずか100ドル~200ドルだとしても、私はカンボジアで働きます。というのは、海外で働くことはカンボジアで働くほどよくないことを思い出すからです。」と彼は言う。海外出稼ぎ労働者は、奴隷状態にされたり、警察に逮捕されたり、雇い主に虐待されたりする危険性や直面すると彼は言う。

その縫製業が女性ばかりを雇用するので、カンボジアは重工業の投資家を引きつけることができないと、自由貿易連盟理事長Chea Mony氏は言う。繊維産業は相変わらずで、労働者の労働条件は劣悪なままで、労働争議が続き、生産に関してできるだけコストをかけたくないと考える雇用主からの圧力はなくならないということである。

「首相のスピーチは意味がありません」と彼は言った。

 

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最終更新:2012年12月17日06:00

ベトナム:2012年11月27日から2012年12月06日までの繊維原材料輸入実績例

今週、綿輸入価格は、前週より若干下降し、平均輸入単価1,678~2,374USD/tで推移している。そのうち、ブラジルからの綿輸入価格は、対前週比0.5%下降、対前年同期比で19.7%下降し、2,103USD/tである。イギリスからの輸入価格は0.4%下降、1,852USD/t、アルゼンチン0.9%下降、1,678USD/t、セネガル2.5%下降、1,930USD/tである。

タンザニア、カメルーンといった一部の市場は、対前週比では変動はない。これらの市場では、対前年同期比で7.5-26.9%下降している。その他の国からの綿花の輸入価格は以下の通り。マリ1,960USD/t、ベニン1,885USD/t、ドイツ1,940USD/t、ブルガリア1,680USD/t、スペイン1,857USD/t、モザンビーク1,792USD/t、南アフリカ1,840USD/t、インド1,760USD/t、アメリカ1,874USD/t、コートジボアール1,863USD/t。

一方で、ポリエステル糸(コード:54023300)の輸入価格は、各市場とも、綿と同様に、対前週比で下降しており、0.61~3.18USD/kgで推移している。そのうち、タイからの輸入ポリエステル糸の価格は、対前週比6.7%下降し、0.68USD/kgである。台湾からの輸入価格は、対前週比13.6%下降、2.52USD/kgである。インドからの輸入価格は、対前週比22.7%下降、1.06USD/kgである。ただし、ベルギーとアメリカからの輸入価格は対前週比で変動がなく、それぞれ0.61USD/kgと0.62USD/kgである。これらの市場の輸入価格は対前年同期比で9.4-24%下降している。その他の市場からの輸入価格は以下の通り。中国2.13USD/kg、インドネシア2.14USD/kg、日本3.18USD/kgである。

綿100%、生地巾51/53inch(コード:60005220) の香港からの輸入価格は下降し、2.57USD/mで、台湾からの輸入価格は3.27USD/m(CIFカットライ(HCMC))である。

ポリエステル100%、生地巾58/60 inch(コード:54076900)の台湾からの輸入価格は0.64USD/m、韓国からの輸入価格は0.77USD/m、(CIFハイフォン)である。

綿98%、スパンデックス2%、生地巾56/58 inch(コード:52083900)の中国からの輸入価格は、1.96USD/m、韓国からの輸入価格は、3.35USD/m(CIFハイフォン)である。

ポリエステル89%、スパンデックス11%(コード:60063190)の中国からの輸入価格は、2.31USD/m、台湾からの輸入価格は2.56USD/m(CIカットライ(HCMC))である。

 

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最終更新:2012年12月16日12:35

ホーチミン市、日本市場への輸出促進

12月12日に、ホーチミン市投資貿易促進センターは、日本市場への輸出を促進するシンポジウムを開催した。これは、一連の新しい受注や輸出市場を探すビジネス支援プログラムの一環のイベントである。

シンポジウムでは、専門家が日本市場への輸出を推進するために、ビジネス取引上の知識とスキルを提供した。

日本は大規模な市場とみなされ、競争のレベルは非常に厳しく、輸入品のための税制度、規制や基準に加えて、人々の健康と安全を確保するために輸入前の製品の受入品質検査にも対応しなければならない。

とくに、各企業は日本農林規格(JAS)のシステムについて理解する必要がある。というのも、このシステムは自主基準であるが、飲料品、農産物、水産物、農林水産物の加工品など広く適用されるためである。

しかし、多くのベトナム企業がこの市場で成功しているという事実は、市場を理解するだけでなく、情報を捉え、評価し、参入戦略を適切に調整しているだけでなく、日本の市場や法律システムを理解しているためである。

My Lang Consultant社副会長である秋利美記雄氏は、2011年から2012年にかけて、日本企業は、生産コストの削減と新市場開拓のために東南アジアへ投資をシフトする傾向があると述べた。具体的には、多くの大規模な食品業界(サッポロビール、日清フーズ、キューピー、エースコック...)、輸出向けメーカー(繊維、金属加工、プラスチック、電気部品)、IT関連、中小企業向けの管理部門サービス(会計、人材、不動産など)である。

 

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最終更新:2012年12月15日14:00

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