インドシナニュース

東南アジアでのエコフレンドリーなデザインによる伝統文化や手法の保存の試み(後)

(前編より)

タイのチエンマイ県ではインディゴ染めが、多くの若手デザイナーがそのデザインに取り込んだことにより復活した。

ベトナムではFashion4freedomが、ベトナム独自の環境に優しい倫理的な手法によって高級品を制作している地元職人と協業している。その結果、ハイエンドの国際市場向けに様々な衣料品、アクセサリー、靴を生み出すことに成功している。

ラオスではOck Pop Tokが、人々と文化に焦点を当てたソーシャルビジネスを行っている。英国人のJoanna Smith氏とラオス人のVeomanee Douangdala氏が2000年に設立したこのベンチャー企業は、同国において最も重要な繊維・アパレル職人向け機関の1つとなっている。

「我々がOck Pop Tokを開始した際には、本当の意味でエシカルファッションが何であるかを知りませんでした」とDouangdala氏は言った。「我々は何か人と違ったものを作りたいと考えていただけだったのですが、この国のアパレル製品の伝統を保存しつつも、海外市場において伝統的製品の経済的価値を生み出すことに主眼が移りました。我々は、ラオスの文化や伝統に忠実でありながら、現代的な製品を作りたいと考えています。」

すべての製品はハンドメイドで、原材料は国内調達である。また75人の従業員がフルタイムで雇用されており、400人の製織職人がOck Pop TokVillage Weaver Projectsの指揮のもと、全国で働いているという。

「ラオスは人口の少ない小さな国ですが、多様な文化を持っています。我々は49の民族グループと100を超えるサブグループを傘下に擁しており、各グループには独自の文化、言語、織物文化があります。それらは各民族グループにとってのアイデンティティの一部となっているのです。」とDouangdala氏は言った。また各民族グループは、デザインにさまざまな色や技法を取り入れていると続けた。「ラオスには、織り、アップリケ、バティック、刺繍など、さまざまなアパレル製品の伝統があります。」

エシカルファッションの動きが拡大するにつれ、ほとんど忘れ去られていたクリエイティブな民族グループが、古来より伝わる伝統を現代に蘇らせることへの期待が高まってきている。

「我々が出会った、伝統技法によって製品を制作をする人々の多くが、各製品に対する愛着や喜びを示し、その想いがどのように優れた製品を生み出すのかを強調しました。」とO'Malley氏は言った。「それはまた、人間同士のつながりをも生み出します。プロセスについてもっと良く知れば、衣料品を作る人々やその製品に、より大きな尊敬の念を抱くようになるのです。」



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最終更新:2017年10月14日

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