インドシナニュース

2013年を振り返って--アパレル生産国の勝ち組と負け組

<勝ち組>

ミャンマー

欧米諸国の経済制裁解除とともに、中国に代わる安価な調達先を模索する企業による、ミャンマー衣料産業への関心の高まりが見られる。ミャンマーはインフラや需要に対する生産能力の整備で遅れがあるものの、SMARTミャンマーと呼ばれるヨーロッパの支援で今年始められた新しいプロジェクトは、株主向けにヨーロッパ視察旅行や優良企業向けに模範企業や評価の認識などの基本的な訓練を提供し、生産能力を確保し、技能を高めようとするものである。29の欧米のアパレル企業での主要な調達担当者への最近の調査結果を見ると、回答者の47%がミャンマーをトップ3に入れていた。

 

ベトナム

商工省のデータによれば、ベトナムでは、輸出が急増し、年初からの9ヶ月間で繊維製品輸出は18%増加の132億米ドルに達した。米国が依然としてベトナムの最大の輸出市場で、輸出金額は9.2%増加の64億ドル、続くEU市場は14%増加の19億8000万米ドルである。最近のあるレポートによると、2030年までには中国が米国を抜いてベトナムの最大の貿易相手国になると予想され、昨年1年間の中国への輸出は33%成長し、この方向で進んでいる。ベトナムから日本を除くアジアへの輸出は2013年から2020年までの期間に1年あたり平均15%上昇すると予想される。

 

<負け組>

カンボジア

GapやH&Mなどのアパレル小売業に商品を供給するカンボジアのSL縫製加工での問題は、今年数カ月間にわたって継続し、いまだ解決の見通しは立っていない。労働条件と新任マネージャー解任を巡って3カ月のストライキが発生し、動揺や生産の混乱を引き起こした。フルタイムの労働者の最低賃金は5月に1カ月あたり80米ドルまで引き上げられたが、アジア最低賃金連盟は、それでも、新しい基準金額はカンボジア人の労働者と家族の生活の基本的需要をカバーするのに必要とする274ドルの月間生活賃金の4分の1でしかないと言う。カンボジアの現地労働組合は1カ月あたり89~150ドルまで賃金の引き上げを求めている。

 



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最終更新:2013年12月16日

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