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2019年01月 のニュース一覧

香港ファッションウィーク、米国の関税引き上げの中で縮小(後)

(前編より)

 

とはいえ、大当たりした出展者もいた。プリントTシャツと製品染めパンツを製造する中国の福建省にあるShishi Greenlander Garment Co.のセールスマネージャーRong Mao Cai氏は「良いバイヤー数人に会いました」と述べている。

今年で20年になる彼の工場は150人の労働者がいて、ヨーロッパ、南アメリカ、アジアの顧客の大部分だと彼は言う。米国には多くの顧客がいない。「関税は小売業者と消費者にとって大きな問題だと思います」と彼は言った。彼が話している間、メキシコからのバイヤーが彼のアパレルコレクションをじっくり見るために立ち寄った。

上海に近いJiaxing Kailisilk KnittingのビジネスマネージャOliver Huang氏がこの展示会に参加したのは今回が7回目である。米国のバイヤーは少なく、ヨーロッパと中東からの顧客が多いと述べた。しかし、彼は今年は例年より動きが悪いと感じた。

彼の家族のセーター工場には約400人の労働者がいて、ここ数年は安定している。仕事のほとんどはヨーロッパ向け。35%は米国の顧客との取引である。

中国が世界最大のセーター生産国であるため、大量購入者でない場合、セーター調達は移行が難しい事業の1つである。「自社のセーター発注の納期は、LDP(上陸税払い)条件で70日です」と彼は言った。卸売価格はポリエステルセーターの5ドルからカシミアコートの60ドルまで幅がある。「バングラデシュで注文をした場合、リードタイムは120日です。彼らは少ロット注文は受けないのです」

Vivian Fan氏と彼女の中国の会社Zhejiang Serand Mido輸出入有限公司がレギンスとスポーツ用トップスを展示するためにこの展示会に参加したのは初めてだった。通常、この60名規模のスポーツウェア会社は、中国の広州で開催される大きな広州交易会に参加する。

同社の多彩な3Dプリントのレギンスに魅了されるバイヤーもいたが、セールスマネージャーは参加者の少なさにがっかりしていた。彼女は8年目の会社を米国以外にもビジネス展開したいと望んでいた。「当社の顧客の約80%が米国の顧客です。我々は企業間プラットフォームAlibabaを通して彼らと出会いました」と彼女は言った。「私たちは最低100点から注文を受けます。生地をストックしているのでサイズ混在でもかまいません」卸売価格は5ドルから9ドル。

インドからの数少ない出展者の1人は、ムンバイにある株式会社Only For U Designs PvtのオーナーであるAkshat Bubnaだった。彼は家族経営の工場で作られたカラフルなチュニックトップスを見せてくれた。「私はここ5年間この展示会に来ています」と彼は言った。「今年は客足が悪いですね。もっと出展者が少ないと、参加者はいなくなりますよ。リゾートウェア専用のゾーンが欲しいところだね」



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最終更新:2019年01月29日16:27

香港ファッションウィーク、米国の関税引き上げの中で縮小(前)

香港ファッションウィークは今年、米国のバイヤーが中国の工場への発注に慎重になっているため、重苦しい空気が立ち込めていた。

これはまた、114日から17日まで香港会議展示センターで開催された2019年秋冬のトレードショーイベントやファッションフェアに参加している企業の数にも反映されている。今年は11カ国からわずか1400のブース出展で、これは昨年と同じだが、2年前の1515ブース出展からは減少した。毎年出展しているインド企業約25社が、イベントに出席するための補助金が間に合わなかったために、今年不参加となった。

米国のバイヤーは以前ほどなかったが、ヨーロッパ、インドネシア、オーストラリアからの参加者が多く、スパンコールを施したイブニングガウン、セーター、ビーズのハンドバッグ、デニム、子供服などを抱えて、歩き回る人で広大なホールはいっぱいになっていた。過去数年間、このイベントでは2つの大ホールを埋めていた。

イベント主催の香港貿易発展評議会のBenjamin Chau 副理事長氏は、出展者は米中間で進行中の貿易紛争、および調達および小売モデルの急速な変化からの不確実性に直面していると述べた。

最近、米国は、中国からの輸入品のうち2000億米ドルに10%の関税を課し、それをさらに2570億米ドルまで拡大すると威嚇している。彼はアパレル各社に、新興国市場によってもたらされる機会をつかみ、デザイン品質を改善することによって競争力を維持するように促した。

香港貿易発展評議会のを務めるアパレル諮問委員会会長Laurence Leung氏およびその他の関係者は、中国製品に対する米国の関税が中国の工場への発注におけるバイヤーの信頼水準に影響を及ぼしていることを認めた。

「現時点では、ベトナムと中国からの調達において、両者のバランスが取れているかもしれませんが」とLeung氏は言う。「これはあっという間に変わります。バイヤーらは中国から出ていきます。幸いにして、中国の通貨が昨年7%以上下落したので、そのほうが好都合なのです」

婦人服、紳士服、子供服、下着、水着、イブニングウェア、ハンドバッグ、靴、アクセサリー、布地、ボタン、ラベルの見本市として毎年1月と7月に開催される香港ファッションウィークは今回で第50回目を迎えた。

昨年は、このイベントに、スタイリッシュで仕立てられた企業向け制服ファッションが独自ゾーンで展示され、好評を博した。今年も、ファッショナブルなスポーツウェア、サーマルウェア、ブライダルおよびイブニングウェア、カジュアルウェア、水着セクションと同様に、このゾーンは戻ってきた。



(後編につづく)



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最終更新:2019年01月29日13:46

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