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ラオス:労働力不足で縫製産業は縮小

ラオス縫製産業協会は労働力不足により縫製産業が縮小していると発表した。

ビエンチャンで3月25日に開催された縫製産業協会の年次会で、2003年から2011年にかけて縫製産業は拡大を続けてきたが、2012年以降は規模を縮小しつつあると同協会のXaybandith Rasphone会長は述べた。

「労働力不足の問題は新規投資家がラオスへの関心を失い、代わりにカンボジア、ベトナム、ミャンマーといった近隣国に資本を移動させることに繋がっています」とXaybandith会長は述べた。

「縫製分野ではほとんどの労働者に経験がなく、現場で仕事を学ばなければならない、そして従業員の多くが責任を負いたがらないという労働力の未熟練の問題も抱えています」と同会長は付け加えた。

多数の労働者がまだ安易な気持ちで仕事をしており、現代の産業、技術に則した考え方を身につけられていない。

また、労働力不足のもうひとつの原因は、今日、サービス産業など他の職業の選択の余地があることだとXaybandith会長は指摘する。

現在、ラオス国内には92の縫製工場が存在するが、2014年と比較すると6工場減少している。92工場のうち60工場が輸出用製品を生産している。

60の輸出志向工場のうち、ラオス人のみが所有しているのは12工場に過ぎない。10工場は合弁、38 工場は外国人が所有しているとXaybandith会長は話す。

2015年の縫製製品輸出額は1億7420万米ドルで、2014年と比較すると7.25%の減少であった。

製品のほとんどがEU諸国、米国、カナダ、日本、他のアセアン諸国に輸出されている。

縫製産業協会は、縫製分野の発展のため、労働者誘致政策を作成するよう、会員と政府機関の協力を呼びかけた。

縫製産業協会は会員企業と熱心に取り組み、政府からの支援も受けていたが、縫製産業の持続可能性を向上させるには様々な局面からの改善が必要であるとXaybandith会長は述べた。

現在のラオスの経済成長、貿易相手国の経済の好転、地域経済統合は縫製産業によい影響を与えるとXaybandith会長は考えている。

「製造、縫製企業に縫製産業協会への入会を呼びかけ、縫製分野への新たな投資家の誘致に努めたい」と会長は述べた。

縫製産業協会は縫製製品の国内市場への供給も促進し、輸入を減少させ、そして競争が激化する中で企業を支援する政策とメカニズムの構築にも努めたいとしている。


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最終更新:2016年04月01日

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