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紡績工場がベトナム繊維業界を救う

Phu Hung綿糸工場の建設が今月、中部トゥアティエン-フエ省Phu Bai工業団地で始まる。

2530億ベトナム・ドン(1200万米ドル)の総投資で、来年8月に2万1600錘の年間処理能力の工場が稼働を始める予定である。

完成すると、工場では200人の労働者の雇用を創出し、1月あたり240トンの平均生産量で100%の綿糸を生産する。

ベトナム繊維公団(Vinatex)によると、クワンナム省、ダナン市、トゥアティエン-フエ省を含む中部地域のための衣料産業に関する開発戦略は、首相と商工省の承認を得ている。

中部地域は国の繊維工業の製造拠点であり、様々な自由貿易協定が署名されると、この工場がこの地域の競争力維持の助けとなる、とベトナム繊維公団(Vinatex)副社長Le Tien Truong氏は言い、工場は国家の業界基準を設定すると付け加える。

また、ベトナム繊維産業の原動力として、ベトナム繊維公団(Vinatex)は日本の伊藤忠グループとの合弁事業を形成し、繊維業界のサポート産業を展開する。

ベトナム繊維公団(Vinatex)によると、両社は北部ナムディン省Bao Minh工業団地に1億2000万ドルで繊維生産工場を建設する協定を結んだ。工場は年間5万錘の年間生産能力を持つ。

ベトナム繊維公団(Vinatex)と伊藤忠グループの両社は現在、法制面の調整段階にあり、今年度末に工場建設を開始する計画中である。

昨年来、複数の外国の繊維、紡績、織布のメーカーが、織布や染色や資材生産における投資機会を求めにベトナムに来ているとTruong氏は言う。

香港の天虹グループ、日本の東レ・インターグループや三井、オーストリアのLenzingグループ、中国のSunrise社などのような大会社がベトナム繊維公団(Vinatex)との合弁事業を形成への関心を示したと彼は言い足す。

先月末には、香港拠点のアパレル製造会社、TALグループが、同社にとってベトナムでの第2のプロジェクトとして、約2億米ドル相当の紡績から製品まで一貫生産工場への投資を進める計画を明らかにした。

この香港のメーカーは最初2004年に北部タイビン省のPhuc Khanh 工業団地に4000万ドルかけて繊維工場を作り、ベトナム市場に進出した。

伝えられるところによれば、ベトナムは、今年前半に繊維輸出から対前年比16.8%増の80億米ドル近くを稼ぎ、そのうち、9億8100万米ドルが紡績からの収入で対昨年比11.9%増加している。

しかしながら、ベトナムでは原料輸入に約54億米ドルを費やし、これは対昨年比で21.1%増加している。

ベトナム繊維業界は世界の投資家にアピールし、繊維製品の現地生産拡大を望んでいると専門家は言う。

 

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最終更新:2013年07月29日

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