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ベトナム:主要市場への繊維輸出、伸びる

ベトナムの今年上半期の繊維製品の輸出は、米国、EU、日本、韓国などのような主要市場向けで強い上昇が見られ、対前年比14.5%増加した、とベトナム繊維公団(Vinatex)が報告した。

ベトナム繊維公団(Vinatex)副社長兼ベトナム繊維協会(Vitas)副会長Le Tien Truong氏は、今年1月-6月の繊維製品輸出から約89億米ドルを生み出したと述べた。

米国市場向けは39億4000万米ドルと最大で、44.8%を占め、対昨年同期比で12%増加した。

一方、EUと日本と韓国向けの輸出はそれぞれ12億9000万米ドル、11億米ドル、6億6000万米ドルに達した。

Truong氏によると、これらの結果は、輸入市場の成長率と比べて高いだけでなく、全世界の繊維市場と比較しても、かなり高い。

米国が今年上半期の繊維製品輸入金額は合計520億米ドルで、対昨年比わずか3%増であり、EUと日本と韓国は、それぞれ1240億米ドルで8.5%、208億米ドルで9.8%、57億8000万米ドルで4.5%である。

Truong氏によれば、ベトナム繊維製品の輸出のこうした成長は世界市場におけるベトナム製品の競争力を、特に米国、EU、日本、韓国で示したと言う。

米国市場に関して、ベトナムの化学繊維輸出が対昨年同期比で14.5%増加した。 そのうえ、EUへの繊維輸出は同市場の景気回復とベトナム企業の努力でさらに市場に入り込むのに成功している。

ベトナム繊維公団(Vinatex)は、日本へのベトナム製アパレル製品の輸出がEU向けに並ぶと予測している。一方で、韓国はベトナムの第4の繊維製品市場となっており、ベトナムとしては韓国市場への輸出を10億米ドル以上まで伸ばすことを目標としている。

今年上半期の結果と現在の好調から、ベトナムは今年195億米ドルの輸出目標を達成することができるとTruong氏は言う。

輸出と対照的に、国内繊維市場は、上半期の成長が9.5%と過去3年間で最低の上昇率で、あまり向上していない。

ベトナム繊維企業各社は、環太平洋経済連携協定(TPP)を期待しており、批准されると、特に米国向けは、繊維製品の輸入関税が現行の16-32%から0%まで下げられるため、輸出が大幅に増えると予想している。

ベトナム繊維公団(Vinatex)の上半期の売上は、対前年比11%増の20兆227億ベトナム・ドン(約9億6000万米ドル)で、国内の売上は11%上昇し、全体の約半分を占める。

現在、ベトナム繊維公団(Vinatex)傘下企業で売上成長率が伸びているのは、Viet Tien縫製35%、Binh Minh 縫製18%、Vinatex Danang縫製59%、Chien Thang縫製25%、Tan Chau縫製49%、Hoa Tho繊維40%、Ha Noi繊維39%、Dong Phuongニット76%などである。

 

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最終更新:2013年07月16日

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