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中国からベトナムへ投資の波が寄せる

ベトナムの繊維会社は、環太平洋経済連携協定(TPP)がいったん署名されると中国がベトナムへの投資を増し、そうなると、よりすごいライバルが出現することになると警告した。

ベトナム最大の繊維グループであるベトナム繊維公団(Vinatex)の幹部によれば、中国はいつも非常に「すばしっこく」投資機会を求めると言う。彼らは、ベトナムが環太平洋経済連携協定(TPP)の枠組みの中で最大の輸出市場である米国市場に輸出関税なしで輸出できるかもしれないと聞いたかもしれない。

 

2013年に登録される中国のプロジェクトは増加する

ベトナム繊維公団(Vinatex)の幹部は、新しい中国の投資の波の大半はアパレル産業で見られ、織布や染色事業の案件は少数にとどまると予測している。これにより、環太平洋経済連携協定(TPP)が実現すると、ベトナム企業はより厳しい競争に晒されることになるだろう。

ベトナム繊維産業は中国からの原料輸入をほぼ100%頼っているので、競争力の弱いベトナム繊維企業には、悪い知らせである。

ベトナム繊維公団(Vinatex)は2015年までに繊維産業を発展させる戦略に従っているが、それは、グループの能力を強化して、環太平洋経済連携協定(TPP)に備えるために競争力を向上させることを目指している。

幹部社員によると、複数の中国企業が織布と染色の分野でベトナム繊維公団(Vinatex)との協力を仄めかしてるという。

それにもかかわらず、その分野での案件開発は、非常に難しい。この種の案件は環境汚染を引き起こす可能性があり、地方当局に歓迎されないためである。これまで、ベトナム繊維公団(Vinatex)と中国の投資家の間の協力案件は全く実現していない。

事実上、ベトナムは、アパレル生産の分野より織布と染色の分野にて外国投資案件を見たいと思っている。しかしながら、それはまだ投資を誘致できていない。

その間、サウス・チャイナ・モーニング・ポストの2013年5月下旬に発表された記事では、天虹紡績社長洪天祝氏の言葉を引用し、同社がベトナムへの投資拡大を計画していると伝えた。

この中国企業の社長は、中国へのベトナムの繊維輸出が現在関税を免除されていると述べた。さらに、ベトナムから米国への繊維輸出も関税が0となれば、追加されるグループ生産能力は有り余るわけではない。

ベトナムでは染色と織布の分野で生産する企業が少ないので、ここでビジネスを展開すれば多くのチャンスに巡りあえると彼は言う。

また、サウス・チャイナ・モーニング・ポストによると、Pacific Textilesは、2013年にベトナムで1億8000万ドル相当の合弁事業を始める予定でいる。パートナーは香港のCrystal  Groupである。

2012年に、いくつかの中国と香港の染色及び織布事業の案件がベトナムで開始された。11月、ベトナムのThien Nam投資開発株式会社と中国のSunriseは合弁事業の契約書にサインし、2013年末までにThien Nam Sunriseが操業を開始する予定である。

香港のある有限会社は、2012年7月にクワンニン省Mong Cai市のHai Yen工業団地にて繊維工場の開業式を行った。

税関総局によると、2013年の年初からの4ヶ月で、ベトナムは50億ドル相当の繊維製品を輸出したが、これは対昨年同期比で18%増しである。

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最終更新:2013年07月01日

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