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カンボジア縫製業者協会(GMAC)と労働組合、最低賃金の問題解決の道見えず

カンボジア縫製業者協会(GMAC)と労働組合は、賃金討論で互いに妥協する必要があると社会福祉省の労働争議解決委員会副書記Vong Sovann氏は言う。

賃金交渉を監督している職員は、1カ月あたり61USドルの既存の最低賃金は非常に低く、縫製労働者は賃金における引き上げを求めているが、ほとんどの工場の経営者には、この引き上げは許容できないとプノンペン・ポストは報じた。

直近の交渉では、組合側は120米ドルから100米ドルまで彼らの要求を引き下げたが、カンボジア縫製業者協会(GMAC)側は6米ドルの上昇を認めるだけで、交渉は物別れに終わったとSovann氏は述べた。

再び、今週の政府との会合で、カンボジア縫製業者協会(GMAC)は既存の賃金体系で認められている健康手当を除くことで、70米ドルか75米ドルに引きあげるオファーを提示した。

Sovann氏は、ことによると組合側は要求を90米ドルまで抑えることも考えており、カンボジア縫製業者協会(GMAC)側は70米ドル以上まで認めそうだと示唆した。

しかしながら、カンボジア縫製業者協会(GMAC)総書記Ken Loo氏は、縫製工場経営者側には1ヶ月あたり90米ドルを支払う余裕がなく、次期交渉の目処もたたず、解決への道は見えないと言う。

その間、カンボジア衣料労働者民主組合連合代表Ath Thorn氏は、組合では要求を100米ドル未満に下げることはできてないという意思を明確に表明し、この要求が認められないなら、労働者はストライキに訴えるとした。

100米ドルという金額は生活費の上昇から出てきたもので、労働者が生活するにはどうしても満たす必要があると彼は言う。

また、最近プノンペンで開催した2日のアジア最低賃金会合でも、カンボジアの縫製産業での最低賃金について議論した。

会議に参加した、インドをベースとするNew Trade Union Initiative総書記Ashim Roy氏は、100USドルへの引き上げはカンボジアから衣料品の調達をする会社に悪影響を与えることはないと言う。

バイヤーがバングラデシュに移ることもないし、ミャンマーが衣料産業を発展させるにはまだ3、4年くらいはかかるだろうと彼は付け足した。

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最終更新:2013年03月12日

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